俳優
さなか
MEMO時代劇俳優×若手俳優の芸能パロ石乙。以前投稿したものの同設定の続き
芸能パロ石乙(なんか……成り行きでとんでもないことになっちゃったな)
石流から渡された予備のヘルメットを受け取り、それを被ってからバイクに跨がった石流の後ろに同じように座った。「しっかり掴まってろよ」と言われて、石流の背中にぎゅっと抱きついたけれど、石流の背筋も胸筋と同じくしっかりしているが柔らかさもあった。
(まさか……龍さんの家に泊まらせてもらうことになるなんて……いや、でも、ご家族もいるだろうし、ふたりきりとかにはならないから大丈夫かな…)
むしろこんな夜中に転がり込んで本当にご迷惑じゃないんだろうか。そんなことを気にする乙骨を尻目に、バイクは走り出した。
確かに石流の言ったとおり、自宅は今日の撮影現場から近いようで、10分くらいでとあるマンションに着き、そのまま地下駐車場に入っていった。ここってかなり高級なタワマンでは?と思いつつ、バイクの駐車場で停車してエンジンを止めた。
4774石流から渡された予備のヘルメットを受け取り、それを被ってからバイクに跨がった石流の後ろに同じように座った。「しっかり掴まってろよ」と言われて、石流の背中にぎゅっと抱きついたけれど、石流の背筋も胸筋と同じくしっかりしているが柔らかさもあった。
(まさか……龍さんの家に泊まらせてもらうことになるなんて……いや、でも、ご家族もいるだろうし、ふたりきりとかにはならないから大丈夫かな…)
むしろこんな夜中に転がり込んで本当にご迷惑じゃないんだろうか。そんなことを気にする乙骨を尻目に、バイクは走り出した。
確かに石流の言ったとおり、自宅は今日の撮影現場から近いようで、10分くらいでとあるマンションに着き、そのまま地下駐車場に入っていった。ここってかなり高級なタワマンでは?と思いつつ、バイクの駐車場で停車してエンジンを止めた。
さなか
MEMO時代劇俳優×若手俳優の芸能パロ石乙。以前投稿したものと同設定の続き。
芸能パロ石乙 薄暗い廃ビルの中、抉れて鉄骨が露出した壁に配管が壊れたのか水の滴る床──という、現場のセット。
目の前には頭と肩から血を流し、荒い息をしているスーツの青年──という、演技をしている乙骨。
その彼に向かって、自分は深刻な表情で、決められた台詞を口にする。
『てめぇ……どうして俺のことなんか庇った?』
乙骨に屈み込んで様子を伺えば、乙骨はハッと笑って台詞を返してきた。
『…っ、当然、でしょう…?あんただって、俺にとっては、護るべき……市民なんだ、から……』
『……バカヤロウ』
その言葉を受けて、石流がクシャリと表情を歪めてそう返す。それから少し見つめ合ったところで、監督から「カット!」の声が掛かった。
石流が張っていた気を緩めれば、乙骨も少し無理な体勢だったので、よっと身体を起こした。監督やスタッフの方を見れば、モニターで先程撮影した映像を確認しているようで、少ししてから「よし、OK!」と声が掛かった。
3240目の前には頭と肩から血を流し、荒い息をしているスーツの青年──という、演技をしている乙骨。
その彼に向かって、自分は深刻な表情で、決められた台詞を口にする。
『てめぇ……どうして俺のことなんか庇った?』
乙骨に屈み込んで様子を伺えば、乙骨はハッと笑って台詞を返してきた。
『…っ、当然、でしょう…?あんただって、俺にとっては、護るべき……市民なんだ、から……』
『……バカヤロウ』
その言葉を受けて、石流がクシャリと表情を歪めてそう返す。それから少し見つめ合ったところで、監督から「カット!」の声が掛かった。
石流が張っていた気を緩めれば、乙骨も少し無理な体勢だったので、よっと身体を起こした。監督やスタッフの方を見れば、モニターで先程撮影した映像を確認しているようで、少ししてから「よし、OK!」と声が掛かった。
さなか
MEMO時代劇俳優×若手俳優の芸能パロ石乙。以前投稿したものと同設定の続き。
芸能パロ石乙 出演させてもらったドラマの打ち上げに参加した乙骨は、気がついたら自宅のベッドにいて「あれ?」となった。自分はいつどうやって帰宅したのかまったく覚えていない、昨日はドラマの関係者に挨拶ついでにしこたまお酒を飲んでしまい、打ち上げの途中から記憶が完全に途切れていた。内心こわすぎる……と思いつつ、マネージャーに連絡を取ったら、どうやらマネージャーが車で自宅まで送ってくれたらしい。
『あと、石流さんも』
「え、龍さんも一緒だったんですか!?」
『というか、憂太くんが石流さんから離れてくれなくて……ちゃんと後でお礼言って下さいね』
マネージャーにそう言われ、背中にだらだら汗を掻きながらも「はい……」と乙骨は頷いた。
3108『あと、石流さんも』
「え、龍さんも一緒だったんですか!?」
『というか、憂太くんが石流さんから離れてくれなくて……ちゃんと後でお礼言って下さいね』
マネージャーにそう言われ、背中にだらだら汗を掻きながらも「はい……」と乙骨は頷いた。
さなか
MEMO時代劇俳優×若手俳優の芸能パロ石乙。以前投稿したものと同設定の話。
しれっと石流がバツイチ子持ち(別居)なのでご注意下さい。
あと地味に続きます。
芸能パロ石乙「お疲れさまでした、かんぱーい!!!」
そんな号令と共に、カチャカチャとグラスの当たる音が響く。その日はとある刑事ドラマの打ち上げが、とあるホテルのワンフロアで行われていた。出演者だけでなく、脚本家や演出家、プロデューサーやその他、スタッフ一同が集まり、酒とビュッフェ形式の食事に舌鼓を打っていた。
出演者の一人である石流は歓談しながら関係者に挨拶して回り、その度に「よかったよ~~」と肩を叩かれた。
「まさか石流くんのあの役にあんな出番があるとはね」
「最初は乙骨くんの役のメイン回一回のみの予定だったんでしたっけ?」
「むしろあの回が急遽作った回なんだから、想定外も想定外ですよ」
演出家の確認に脚本家が笑ってそういう。
3930そんな号令と共に、カチャカチャとグラスの当たる音が響く。その日はとある刑事ドラマの打ち上げが、とあるホテルのワンフロアで行われていた。出演者だけでなく、脚本家や演出家、プロデューサーやその他、スタッフ一同が集まり、酒とビュッフェ形式の食事に舌鼓を打っていた。
出演者の一人である石流は歓談しながら関係者に挨拶して回り、その度に「よかったよ~~」と肩を叩かれた。
「まさか石流くんのあの役にあんな出番があるとはね」
「最初は乙骨くんの役のメイン回一回のみの予定だったんでしたっけ?」
「むしろあの回が急遽作った回なんだから、想定外も想定外ですよ」
演出家の確認に脚本家が笑ってそういう。
黒凪 傀
DOODLE俳優パロその3。今回はレオシル♀。ゲストはジャミルくん。女としては一切見てないけどもおもしれー女(そのままの意味)とは思っている。あとマレウス様が面白いことになるのでちょっかい出してる。
このまま周囲の胃袋を掴んでイデア(研究者兼小説家)に「リアルラノベかな…?」っていつか言って欲しい。
俳優パロシル♀愛され3運命などままならない。
そんなこと、良く知っている。
セクシーな俳優、などというランキングに興味はないのに、何故か今年もまた上位を突っ走っている。
ここ数年、トップはマレウス・ドラコニアかレオナ・キングスカラー以外の名前が刻まれたことはなかった。
幼いころは、子役として頑張っていた。売れなかったが。
可愛いだけの子供など掃いて捨てるほどいる世界だ。余程の個性でもない限り、ちょっとした才能は埋もれていく。
兄はその点人を惹き付ける不思議な魅力があった。
清廉な主人公。勇気のある子供。そんな役が良く似合った。
同じ役を求めても、自分には、そんなもの回ってこなかった。
転機は七歳の時。舞台で、怪我をした。今でも片目を断ち切るように残る傷。
8474そんなこと、良く知っている。
セクシーな俳優、などというランキングに興味はないのに、何故か今年もまた上位を突っ走っている。
ここ数年、トップはマレウス・ドラコニアかレオナ・キングスカラー以外の名前が刻まれたことはなかった。
幼いころは、子役として頑張っていた。売れなかったが。
可愛いだけの子供など掃いて捨てるほどいる世界だ。余程の個性でもない限り、ちょっとした才能は埋もれていく。
兄はその点人を惹き付ける不思議な魅力があった。
清廉な主人公。勇気のある子供。そんな役が良く似合った。
同じ役を求めても、自分には、そんなもの回ってこなかった。
転機は七歳の時。舞台で、怪我をした。今でも片目を断ち切るように残る傷。
四季(siki)
DONETwitterで英文で流していた話の日本語版。(英文は翻訳が上手くいかない言葉を削ってるので和文は表現多めです)
いつもどおりIQ低い話しかありません
・高校生AU(俳優とファン)
・年の差AU(保育士と園児)
・年の差AU(義父KDJと息子YJH)
・千夜一夜物語AU(征服王と小国の王子) 6444
黒凪 傀
DOODLEバトルシーンの息抜きに書いてた俳優パロ2ヴィルシル・マレシルな感じです。
俳優パロシル♀愛され2買い物に出た街。『ヴィル・シェーンハイトに恋人の影!?』なる見出しの広告を見上げ、シルバーは本屋の前で凍り付いていた。
モザイクが掛かっているが、この場所は良く知っている。
オーディション合格の連絡が届いたのはあの次の日。ヴィルのマネージャーからはその連絡とほぼ同時にヴィルが選び抜いたというコスメグッズがシルバーの元に届けられた。
シルバーは基本、体も顔も髪も洗う時は石鹸である。清潔であればいいのではないのか。
毎日お風呂には入っているし、ヘアオイルやら美容液やら化粧下地の必要性がいまいちわからない。
忙しい彼に迷惑が掛からないように礼を書いたメールの最後、そこまで変わるものだろうかと疑問を書いたところ、次の日にヴィル本人が来た。
4059モザイクが掛かっているが、この場所は良く知っている。
オーディション合格の連絡が届いたのはあの次の日。ヴィルのマネージャーからはその連絡とほぼ同時にヴィルが選び抜いたというコスメグッズがシルバーの元に届けられた。
シルバーは基本、体も顔も髪も洗う時は石鹸である。清潔であればいいのではないのか。
毎日お風呂には入っているし、ヘアオイルやら美容液やら化粧下地の必要性がいまいちわからない。
忙しい彼に迷惑が掛からないように礼を書いたメールの最後、そこまで変わるものだろうかと疑問を書いたところ、次の日にヴィル本人が来た。
アメジスト
MOURNING「俳優×一般人」を書いていたときに、方向が間違ってしまったとかこの先が全く浮かばないとかで「ぼつ」になったやつです。この先何とか再利用出来るものがあるかと残しておいたのですが、使えそうにないので供養します。
文面的には赤っ恥物ですが。。。恥ずかしいのでワンクッション。 2137
さなか
MEMO時代劇俳優×若手俳優の芸能パロ石乙。前に書いた話と同設定の話で、時間軸は少し前。
芸能パロ石乙「乙骨くん」
声を掛けられて振り返れば、顔見知りのスタッフだった。「お疲れさま」と言われて「お疲れさまです」と返した。
「今から休憩入るの?だったらこれ」
そう言ってそのスタッフが渡してきたのだ仕出し弁当だった。しかもふたつ。
「えっと、僕はひとつで充分ですけど、もう一つは…?」
乙骨が不思議そうにそう問えば、そのスタッフは「ああ」と頷いた。
「石流さんの分」
「えっ」
「休憩一緒に入ったよね?渡しといてくれない?」
ニコニコ笑みを浮かべながらそう言ってくるスタッフは、乙骨の心情なんて丸わかりなのだろう。乙骨は「分かりました」と言って、ふたり分の弁当を抱えた。
「あの」
「うん?」
「ありがとうございます」
乙骨がそのスタッフにそう言えば、相手はニコニコ笑って「気にしないで~」と言いながらこちらに背を向けた。
2820声を掛けられて振り返れば、顔見知りのスタッフだった。「お疲れさま」と言われて「お疲れさまです」と返した。
「今から休憩入るの?だったらこれ」
そう言ってそのスタッフが渡してきたのだ仕出し弁当だった。しかもふたつ。
「えっと、僕はひとつで充分ですけど、もう一つは…?」
乙骨が不思議そうにそう問えば、そのスタッフは「ああ」と頷いた。
「石流さんの分」
「えっ」
「休憩一緒に入ったよね?渡しといてくれない?」
ニコニコ笑みを浮かべながらそう言ってくるスタッフは、乙骨の心情なんて丸わかりなのだろう。乙骨は「分かりました」と言って、ふたり分の弁当を抱えた。
「あの」
「うん?」
「ありがとうございます」
乙骨がそのスタッフにそう言えば、相手はニコニコ笑って「気にしないで~」と言いながらこちらに背を向けた。
キモオタ
MOURNING俳優ゴと一般人イくんの五悠本質表すばかりなりそもそも、僕の握手会に男が来るって時点で珍しいもんだと思った。僕の容姿は多分男女問わずに刺さるけど、やっぱ握手会なんていう直接的な場にはどうしても男性は参加しづらいようで。というかそもそも競争率が鬼高だからってのもある。今日のために気合を入れて自分の形を整えてきたファン達を見て、定型文の所々を変えながら握手を交わす笑顔マシーンと化していたところに、その子は現れた。
「こんちは! …うわーすげぇ、本物かっけー!」
勢いのまま握手オネシャス!と突き出された手は、自分より小さいとは言えまごう事なくゴツゴツとした男の手だった。手元にあった視線を上に戻すと、派手な頭にヤンチャそうな大きいツリ目の男の子。え~、珍しい。僕のファン層にいなさそう。印象に残りやすい見た目の彼に一瞬固まったが、すぐ笑顔に戻って差し出された手を取った。
6337「こんちは! …うわーすげぇ、本物かっけー!」
勢いのまま握手オネシャス!と突き出された手は、自分より小さいとは言えまごう事なくゴツゴツとした男の手だった。手元にあった視線を上に戻すと、派手な頭にヤンチャそうな大きいツリ目の男の子。え~、珍しい。僕のファン層にいなさそう。印象に残りやすい見た目の彼に一瞬固まったが、すぐ笑顔に戻って差し出された手を取った。
ですほわいとさん
DOODLEガイディルwebオンリー展示作品現パロのモデルガイアと俳優ディルックが昔の学生服を持ち出していちゃつく漫画です。
ご感想などありましたら、こちらにいただけますと励みになります!⇒https://wavebox.me/wave/14ddoajy1tqo45w8/ 8
たむたむ
DOODLE自己満の現パロ?注意ナルトがドラマ(映画?)とかの作品で
それを演じた俳優的なパロディです
幽遊白書のよしリンでポンみたいなノリです
一応カカオビ風です
傷のないオビトの顔はやっぱ違和感すごいです
あの傷かいてるときにだけ出る脳内物質があるなぁと思いました 3
めいや
DOODLE※注意※・ただのらくがきです。
・おしりが気持ち出てます
・ステでのおそろいのインナーネタ+αです
※🔥🎴俳優パロみたいな感じですが
インナー自撮りの元ネタはステの俳優さんによるものなので
(らくがき内の発言のほとんどは🔥🎴での捏造です)
苦手なにおいを感じた方は全力で閉じて下さい。
19歳以上ですか?
Yes/No 2
pk_3630
DONE #曦澄ワンドロワンライ開催ありがとうございます。お題「誤解」お借りしました。
舞台俳優してる曦澄です。
ギャグにしようとは思ってた…
誤解「これも食え」
「いいの?」
「この仕事は身体が資本なんだ。野菜だけじゃなくて肉も食え。」
江澄は後輩である男の皿に牛肉のたたきをよそった。
後輩と言っても年齢は相手の方が上だが、芸歴は江澄の方がずっと長い。目の前の男、芸名『曦臣』は最近舞台俳優になった男で、江澄も出演する舞台の端役に起用された。見た目は文句なく一級品であり、台詞の覚えも早く演技の勘も良いのだが、仕草や間の取り方はまだ素人感が抜け切れていない。
しかし、今後もっと経験を積み演技力を磨いていけば良いライバルになるだろうと江澄は早い段階で意識していた。
もう一つ、江澄が曦臣を意識し個人的に食事に連れて行く程に目をかけているのには理由があった。
それは……
3014「いいの?」
「この仕事は身体が資本なんだ。野菜だけじゃなくて肉も食え。」
江澄は後輩である男の皿に牛肉のたたきをよそった。
後輩と言っても年齢は相手の方が上だが、芸歴は江澄の方がずっと長い。目の前の男、芸名『曦臣』は最近舞台俳優になった男で、江澄も出演する舞台の端役に起用された。見た目は文句なく一級品であり、台詞の覚えも早く演技の勘も良いのだが、仕草や間の取り方はまだ素人感が抜け切れていない。
しかし、今後もっと経験を積み演技力を磨いていけば良いライバルになるだろうと江澄は早い段階で意識していた。
もう一つ、江澄が曦臣を意識し個人的に食事に連れて行く程に目をかけているのには理由があった。
それは……
ne_kotuki
DONE要素は薄いですが、以前上げた俳優×普通のDKパロ五乙と同軸です。乙妹ちゃん視点。
⚠️妹ちゃんや5️⃣ジョさんの実家について色々捏造しています。
妹ちゃんの友人設定なモブと乙パパもちょっとですが出てきてしゃべります。
ワンドロ様より「帰省」のお題をお借りしました。 4782
hizuki_akam
DONE最後だけ長くなってしまったので、ポイピクに上げます。https://twitter.com/hizuki_akam/status/1591937979354075136?t=7pDyhtNFMhhZD_GDhT8Osg&s=19
⬆の続きです。こちらを読まないと意味がわからないと思います💦 2527
すったまご
DOODLE【カラプラさんまとめ】①レッドカーペットを歩く俳優なふたり(パロ)
②某さんちの新婚からぷ
③(最新話ネタバレ注意)感謝話でのこっそりプレゼント
④医療パロより、一応仮装してるハロウィンなふたり 4
さなか
MEMO時代劇俳優×若手俳優の芸能パロ石乙芸能パロ石乙 ジャンルがジャンルなだけに、今までの共演者は比較的年上が多かった。それでもひとたび違うジャンルのドラマに参加すれば、自分が意外と中堅の役者であったことに気付かされる。出演作見てますと、代表作を口にしてくれ、それだけでもありがたいのに、最近若い子の間で流行っていることなんかも教えてくれる。
「え、龍さんって、インスタもやってないんですか?」
最近参加した刑事ドラマで共演した彼、乙骨憂太もその1人だ。まだ若干二十歳の売り出し中の若手俳優で、演技はかなりの体当たりだがその一生懸命さに好感を抱いた。
ドラマの中ではバチバチにぶつかり合った役柄だったが、そういう役ほどオフショットで仲良しなところを見せるといいよ、なんてスタッフにいわれて、乙骨とツーショットを撮ったのがすべての始まり。最初は自分を前にガチガチに緊張していたのだが、機械音痴で上手くスマホのカメラを扱えない自分に、僕がやります!って率先して撮影したのを皮切りに、打ち解けた。後からもっと怖い人かと思ったら意外と優しいしお茶目なところもあって全然怖くなくなりました、なんて笑って言われた。まぁ仲が悪いよりはいいよな、なんてその時は思ったけれど。
1636「え、龍さんって、インスタもやってないんですか?」
最近参加した刑事ドラマで共演した彼、乙骨憂太もその1人だ。まだ若干二十歳の売り出し中の若手俳優で、演技はかなりの体当たりだがその一生懸命さに好感を抱いた。
ドラマの中ではバチバチにぶつかり合った役柄だったが、そういう役ほどオフショットで仲良しなところを見せるといいよ、なんてスタッフにいわれて、乙骨とツーショットを撮ったのがすべての始まり。最初は自分を前にガチガチに緊張していたのだが、機械音痴で上手くスマホのカメラを扱えない自分に、僕がやります!って率先して撮影したのを皮切りに、打ち解けた。後からもっと怖い人かと思ったら意外と優しいしお茶目なところもあって全然怖くなくなりました、なんて笑って言われた。まぁ仲が悪いよりはいいよな、なんてその時は思ったけれど。
逆3角
MOURNING趣味すぎた+絵が乱れてるので移動させました。ファン×有名俳優のパロふゆとら。バジトリオわちゃわちゃ感もある。トーダイのキャズトラの影響をモロに受けてしまったやつです、演技力(?)がある🐯には夢がある……+
α 12
totoro_iru
DOODLE前にtwitterで呟いた新人俳優新八くんのラジオのゲストにバンドJOY4の高杉さんと勝手にきた銀さんの話。先輩に可愛がられる後輩新八くんを書けて良かったです。
とあるラジオの文字起こし 蒸し暑い夏のラジオ局から明るい音楽が流れ始めた。徐々に音量が下がると、ハツラツとした声が話を切り出した。
「皆さんこんばんは。『メガネ放送局』のお時間です。毎週月曜日は僕、志村新八が放送しています。では、さっそく今日のゲストを紹介したいと思います。まぁ、先週ゲストを発表した時にSNSが大盛り上がりだったので皆さんご存知でしょう!今日のゲスト、JOY4の高杉晋助さんです!」
「…おう」
「高杉さん、隣の天パも紹介した方がいいですか?」
「ダメだろ。こいつ事務所の許可取らずに勝手に来ちまったんだから」
「えっ勝手に来たんですか!?せめて許可取って来てくださいよ!僕アンタのせいで怒られるの嫌ですからね!」
心底嫌そうに眉間に皺を寄せる高杉の隣で、同じJOY4メンバーの坂田銀時が座っていた。新八はスタッフブースの方を見ると、スタッフ全員が首を横に振っていた。どうやらこのまま続ける他ないらしい。新八は諦めて銀時の方に視線を向けると、銀時はニヤリと笑った。
5209「皆さんこんばんは。『メガネ放送局』のお時間です。毎週月曜日は僕、志村新八が放送しています。では、さっそく今日のゲストを紹介したいと思います。まぁ、先週ゲストを発表した時にSNSが大盛り上がりだったので皆さんご存知でしょう!今日のゲスト、JOY4の高杉晋助さんです!」
「…おう」
「高杉さん、隣の天パも紹介した方がいいですか?」
「ダメだろ。こいつ事務所の許可取らずに勝手に来ちまったんだから」
「えっ勝手に来たんですか!?せめて許可取って来てくださいよ!僕アンタのせいで怒られるの嫌ですからね!」
心底嫌そうに眉間に皺を寄せる高杉の隣で、同じJOY4メンバーの坂田銀時が座っていた。新八はスタッフブースの方を見ると、スタッフ全員が首を横に振っていた。どうやらこのまま続ける他ないらしい。新八は諦めて銀時の方に視線を向けると、銀時はニヤリと笑った。
kaerukikuti
DOODLE俳優パラレル雑文才蔵「才蔵!才!!ちょっと来てくれ!」
練習終わりの熱気と、荒い呼吸音の向こうから、練習場に顔を出した上司の呼び声が響いた。
まだ慣れない新人たちに、これからストレッチをさせ、明日のスケジュールに関しての伝達をしないとならないが、上司の様子から急ぎなのだろう。
首にかけたらタオルでいくら拭いても流れてくる汗を再度拭い、飲みかけのボトルを置いて、才蔵は同期の仲間に後を任せた。
「なんですか?何か変更でましたか?」
役者の仕事は水物だ、変更も中止もなんでもござれの世界で、こうやって急いで呼ばれていい話だった試しはない。
若い奴らの殺陣が様になってきたばかりだから、中止だけは勘弁だなとモヤモヤ考えながら練習場の外に出た才蔵だが、上司は「こっち」と打ち合わせ用の部屋に手招く。
3391練習終わりの熱気と、荒い呼吸音の向こうから、練習場に顔を出した上司の呼び声が響いた。
まだ慣れない新人たちに、これからストレッチをさせ、明日のスケジュールに関しての伝達をしないとならないが、上司の様子から急ぎなのだろう。
首にかけたらタオルでいくら拭いても流れてくる汗を再度拭い、飲みかけのボトルを置いて、才蔵は同期の仲間に後を任せた。
「なんですか?何か変更でましたか?」
役者の仕事は水物だ、変更も中止もなんでもござれの世界で、こうやって急いで呼ばれていい話だった試しはない。
若い奴らの殺陣が様になってきたばかりだから、中止だけは勘弁だなとモヤモヤ考えながら練習場の外に出た才蔵だが、上司は「こっち」と打ち合わせ用の部屋に手招く。