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    倫理

    やさか

    DONEフェルジタの教師と生徒パロです。現パロです。3日で本作れるかチャレンジしましたが無理でした。
    ・メリバな根暗エンドです。鬱気味です。
    ・ルシフェルの行動が倫理的によくないです。ジータちゃんのSAN値ガリガリ削ります。
    ・性描写を仄めかす表現が出てきます(具体的な描写はありません)
    ・小説とは言いにくい稚拙な文章でネタ帳に近いです

    趣味満載のため何でもOKの方のみどうぞ。
    ねむり姫は王子のキスで目覚めない 彼女はふと目を覚ました。いつもの朝かと思った。しかし。
    (体が……重い)
     瞼は開いた。天井の光景がぼんやりと見えた。しかし、体が重く動かすことができずにいた。何かおかしい、そう思ったときだ。
    「ジータ!?」
     突然男性の声が聞こえた。首を動かすのも辛く、ほんの少しだけ首を動かし、目だけそちらにやる。とても整った容姿の男性がいた。……見覚えはない。
    (だ……れ?)
     その男性はベッド横にあった椅子に座っていたようだった。慌てて立ち上がり枕元にぶらさがっていたスイッチを押す。
    (あれ、病院にあるやつみたい)
     ドラマや映画で見たことがある、病院のベッドの枕元にぶら下がっているスイッチのように見えた。いわゆるナースコールというものか。
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    おとなし

    DONE「シンドバッド少年の憂鬱」の後日談、子ジャちゃん視点の話です。あと一話の予定でしたが分かれてしまいました。読んでくださっている方がおられましたらごめんなさい。
    この話単体では健全ですが後編は年齢制限が入ります。

    ※倫理的に問題のある描写を含んでいますが該当行為を推奨するものではありません。
    ジャーファル少年の憂鬱 前編 二日ほど寝込んだあいだに、雪はすっかり溶けていた。寒々しくきれいな冬の朝は、呼吸をするだけで病み上がりの肺を洗うようだ。分厚い窓ガラスの結露を手のひらで拭うと、なめらかな藍色に沈んだ寒々しい街並みを、昇りくる朝日がまばゆい白に塗り替えてゆくのが見えた。屋根の上を走る朝焼けが議事堂の尖塔を照らし、そこから落ちた影がまっすぐに商館へ伸びて来ている。次いで商館沿いの大通りを見下ろすと、ボロを着た新聞配達の子どもが尖塔の影をくぐり息を切らせて駆けていくのが視界に入る。遠目から見てもあっちのほうが上背があるけど、たぶん同い年くらい。この時間、あの子はいつも山盛りの新聞を両脇に抱えて南へ走ってゆく。普段通りの光景。私が寝込んでいた間も、街の時間は日々同じように流れていたに違いない。
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