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    最終回

    shiki_poi

    DONEたまには片思いを。虎徹←バニーです。最終回後かなぁ。急に暗渠って言いたくなった。ブラタ○リ見たくなった。どちらでもありそうですが、虎兎の心意気で……。
    [虎兎]暗渠の恋 本日最後の仕事は二人別々の場所で、となっていた。僕がゴールドで虎徹さんはシルバー。だが層は違うものの、先日訪れて気に入ったブロンズのバーの近くだったことに気付いて、今晩は夕食を摂りがてら飲もうということになった。

     まだ雪もちらつく季節だし、店の中で待ち合わせても良かったのだが、場所がうろ覚えだなどと言い出した彼を待ち、連れ立って行くことにした。
     ブロンズへ降りて賑やかな通りから一本入り、待ち合わせに指定したショウウィンドウの隣に立って中を覗いたりしながらしばし待つ。ゴールドに比べると明かりも何となく少なくて、僕がほとんど普段のままの姿で立っていても目立たないみたいで嬉しい。
     ふと顔をあげると、隣のビルとの間に橋が見えた。薄暗い街灯に照らされたそれは、大きくもないが明らかに欄干で、こんなところに川があったろうかと脳内の地図をひっくり返していると、その橋の向こうに「おおい」と手を挙げながら待ち人がやって来るのが見えた。
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    ゆき📚

    DONE【sngk】【ジェリーフィッシュが解ける頃】Ⅷ
    今回で一応最終回という風になっております。
    決めたら早いよ会社員、純粋猪突だ大学生、なんやかんやはなんやかんやです!な感じなっています。
    こんなに続くと思って無かったし書いている間に本編はえらい事になってて、いやはや…
    相変わらず諸々雑な感じですが
    大丈夫、どんなものでもどんとこい!な方よかったら読んでやってください
    【ジェリーフィッシュが解ける頃】Ⅷ 「約束です。どんな形でもいいから守ってくださいね」
     そう言って笑ったあいつは結局俺を置いていった。
     初めからわかっていた結末なのに変わる事無く迎えたその事実に心はひどく冷え込んだ。
     みんなそうだと思って
     その考えは違うとすぐに否定し
     誰を責めればいいと思って
     誰を責める事などできない事だと言い聞かす。
     「約束ですよ」
     どうして俺を置いていく、置いて行かないでくれ
     
     *******
     
     「あれ?リヴァイさん?」
     自分の名前を呼ぶ声に顔を横に向ければ見慣れた人物と目が合って「やっぱりリヴァイさんだ」と改めて確認すると笑顔を向けてきた。
     「おぉペトラじゃないか」
     「どうしたんですか?あ、待ち合わせですか?」
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    ゆき📚

    DONE【血界】【行き先は自由】Ⅳ
    なんだかんだでのそのそ書いていました。一応今回で最終回、という形です。
    最後の最後でわちゃわちゃしている感じ半端ない。尻切れトンボもいい所だぜ!!
    初っ端に虫の話が出てます。苦手な方はご注意を。
    相変わらず設定とか諸々雑です。書きたいように書いてます。
    大丈夫、どんなものでもどんとこい!という心の拾い方がいらっしゃたらよかったら読んでやってください。
    【行き先は自由】Ⅳ 子供の頃の記憶、思い出というにはひどくおぼろげなもの、
     自分がいくつの頃合だったかも曖昧なくらい。
     暖かくて、上着を羽織る事無く外にいても気持ちのいい風を受けていたのは覚えている。
     太陽の日差しが歩く道を左右に伸びた樹々の葉の隙間から照らす。
     空を隠すように茂る葉の形に影を作り出して道を模様づけているのを眺めているとふと目に止まったのは死んだバッタが動いている様子だった。
     そのバッタが死んでいるとすぐにわかったのはカラダが横向きになっていたから、違和感を覚えたのはそんな体勢でそれが動いていたから
     立ち止まってじーっと見て、それは死んだバッタが動いるのではない。動かしている者がいるという事を認識した。
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    kisaragi_hotaru

    MAIKINGガンマトとハドポプが混在している世界線のマトポプ(師弟愛)のお話です。
    ガンマトの事後要素が少しだけあります。直接的な描写はありません。
    今回はハドポプ要素はありません。
    ダイ大原作最終回と獄炎のネタバレを含んでおりますので、閲覧の際には十分にご注意くださいませ。
    捏造と妄想の産物です。いわゆる、何でも許せる人向け、となっております。あしからず。
    大魔道士のカミングアウト 1 「……は?」

     そう広くはない洞窟内にその声は大きく響いた。あまりにも間の抜けたそれは僅かな余韻を残したが、空気に完全に溶け込んで消えるまで時間はそうかからなかった。弟子の視線から逃れるようにマトリフは顔を背けた。なんというタイミングの悪さだと嘆いたところで、もう遅い。この弟子は察しが良い。なんせ人間にしては長い生涯において唯一の、最初で最後の、自慢の弟子だ。

     「え、師匠……うそだろ……?」

     そんな今や世間では二代目大魔道士と呼ばれている弟子――ポップの驚愕の色がありありと浮かぶ台詞に、うそだ、とすぐさま答えられたならどんなによかったかと、マトリフは目元を片手で覆って深い溜息を吐き出した。
     ポップが息を呑む。マトリフの反応が、事実なのだと告げていたからだ。
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