火事
けら🔰
DOODLE変装して医師を務める🐯を見守りたい。時々家から煙が上がって見えるから火事かとご近所さんを慌てさせる。
その都度🚬が力付くで頭下げさせられての見て唖然。「そういうこと」とわかってからは確認してすぐさま撤収する粋なモブ衆。
モクモク家宅侵入(合法)する🚬は懲りずにまたやる。🐯「鍵使えよ💢」
はー妄想乙!
ll柑ll
DONE・イヌ武未満・最後の世界線捏造
・火事⚠
陽炎の向こう側① 遠くで誰かの声が聞こえる。
(ここはどこだ……)
つぶやいたつもりだったが、それは音にならなかった。
周りを見渡そうとしても、身体が言うことをきかない。諦めて見える範囲から状況を判断しようとするも、元々薄暗いのだろう部屋は、全体に靄がかかったようで数センチ先ですらよく見えない。
感じるのは座る床の冷たさと、預けた背に触れるガラスの感触、カビた空気に混ざるオイルの臭い。そして、顔や体中に走る軋むような痛みと口内に広がる鉄の味。
何から何まで不快な要素だらけのはずが、妙に懐かしく心地良い。
声が聞こえる。
「――……すか?」
何を言っているかはわからない。ただ、自分の鼓動がドクリと大きく打つのを感じた。
6316(ここはどこだ……)
つぶやいたつもりだったが、それは音にならなかった。
周りを見渡そうとしても、身体が言うことをきかない。諦めて見える範囲から状況を判断しようとするも、元々薄暗いのだろう部屋は、全体に靄がかかったようで数センチ先ですらよく見えない。
感じるのは座る床の冷たさと、預けた背に触れるガラスの感触、カビた空気に混ざるオイルの臭い。そして、顔や体中に走る軋むような痛みと口内に広がる鉄の味。
何から何まで不快な要素だらけのはずが、妙に懐かしく心地良い。
声が聞こえる。
「――……すか?」
何を言っているかはわからない。ただ、自分の鼓動がドクリと大きく打つのを感じた。
谷崎倉庫(月極)
INFOCoC6版『イルイ課 眼球発火事件』作:九畝くぜ
■エンド-A
KP:口季
HO1:先輩警官 漆瀬恵那(ここのか)
(レゾンデートル継続)
HO2:後輩警官 古柴健汰(谷崎たがね)
(Navigator、SYNC継続)
※敬称略
Natagi_Nag0
MEMO10歳の頃火事で角膜を損傷したドフラミンゴ(記憶なし)と、資産家クロコダイル(記憶あり)の話。浅島さんの鰐ドフイラストとネタがとっても素敵だったので。
ネタメモ程度の文です。
🐊🦩「ッぁ、」
カツン、とつま先が普段は物がないはずの場所で突っ掛かり危うく転倒しそうになる。幸い、咄嗟に本棚に手をついたおかげで転ばずに済んだが。ドフラミンゴは小さくため息を吐いて、迷惑そうに眉を顰めながら屈み込んで足元に落ちている何かに手を添えて、その物体を手触りに確認する。
「…はあ、全く…誰がこんなところに」
本の山が積まれている、しかも1冊ではなく10冊ほど積まれての山だ。
いつも朝本の整理をしてくれる品出しのアルバイトはとてもマメで、この様なミスはしないはず。だとすればこの本屋に来た客の誰かが悪戯にこの様な場所へ本を積み上げていったのだろう。わざわざ会計横の出入り口前に。
「クソガキどもが…」
おそらくこれは近所に住む子供達の仕業だ。無邪気ながらの悪魔の様な所業、色がぼんやりと浮かび上がるくらいしか視界に写せないドフラミンゴに対する悪戯の発想は。陰湿で子供っぽくて呆れてため息しか溢せない。
3901カツン、とつま先が普段は物がないはずの場所で突っ掛かり危うく転倒しそうになる。幸い、咄嗟に本棚に手をついたおかげで転ばずに済んだが。ドフラミンゴは小さくため息を吐いて、迷惑そうに眉を顰めながら屈み込んで足元に落ちている何かに手を添えて、その物体を手触りに確認する。
「…はあ、全く…誰がこんなところに」
本の山が積まれている、しかも1冊ではなく10冊ほど積まれての山だ。
いつも朝本の整理をしてくれる品出しのアルバイトはとてもマメで、この様なミスはしないはず。だとすればこの本屋に来た客の誰かが悪戯にこの様な場所へ本を積み上げていったのだろう。わざわざ会計横の出入り口前に。
「クソガキどもが…」
おそらくこれは近所に住む子供達の仕業だ。無邪気ながらの悪魔の様な所業、色がぼんやりと浮かび上がるくらいしか視界に写せないドフラミンゴに対する悪戯の発想は。陰湿で子供っぽくて呆れてため息しか溢せない。
␣わ␣
DOODLE九相図ファイヤーってトンチキでありつつめちゃめちゃ良い台詞だなっておにいたん的には命の使い所だからああして魂を燃やし尽くそうという火事場のクソ力でもあり 火そのものがおにいたん自身の生き様のようでもあり
今日めずらしくわりと真面目な方向のオタク話をして、おにいたんのことさっぱりわからないけどだからこそ噛めば噛むほど味が溢れてオイシイ…オイシイ…ってことだな 知ってた
こなもの。
DONE迷界リセット(🚖🎲)※迷界のホテルが火事でリセット、ループする前提のタクルー文章です。
(※何でもいい人向け)(※自宅設定強め)(※死描写あり)
我が家のタクルーが仲良くなったキッカケ、かもしれないお話です。
迷界リセット(🚖🎲)「タクシーさん、どこ行くの??」
住人達が寝静まる深夜。ホテルの正面扉をソッと開けたタクシーに、後ろから声を掛けてきたのは、頭に大きなルーレット盤を乗せたルーレット小僧だった。
急に声を掛けられ、タクシーは思わずドキリとしてしまう。別にやましいことをしている訳ではない。ただ、これから──。
「……ちょっと、風に当たってくるだけですよ」
ルーレット小僧の真ん丸の黒い瞳が、タクシーをジッと見据えていた。タクシーはその視線から逃れるように、扉の先へ一歩踏み出す。
生暖かい風が好きだなんて、タクシーさんって変わってるね♪
そう言いながら、ルーレット小僧はタクシーの足元をついてくる。おいおい、勘弁してくれよ…とタクシーが帽子を取って髪をかき上げると、それを見たルーレット小僧は、ちょっと悪い感じがして、そっちの方がモテそうじゃない?♪と言った。冗談はよしてくれ…と言う様に、タクシーは目深に帽子を被り直す。
6095住人達が寝静まる深夜。ホテルの正面扉をソッと開けたタクシーに、後ろから声を掛けてきたのは、頭に大きなルーレット盤を乗せたルーレット小僧だった。
急に声を掛けられ、タクシーは思わずドキリとしてしまう。別にやましいことをしている訳ではない。ただ、これから──。
「……ちょっと、風に当たってくるだけですよ」
ルーレット小僧の真ん丸の黒い瞳が、タクシーをジッと見据えていた。タクシーはその視線から逃れるように、扉の先へ一歩踏み出す。
生暖かい風が好きだなんて、タクシーさんって変わってるね♪
そう言いながら、ルーレット小僧はタクシーの足元をついてくる。おいおい、勘弁してくれよ…とタクシーが帽子を取って髪をかき上げると、それを見たルーレット小僧は、ちょっと悪い感じがして、そっちの方がモテそうじゃない?♪と言った。冗談はよしてくれ…と言う様に、タクシーは目深に帽子を被り直す。
inoino4545
DOODLE(ディーヴァ自キャラ過去妄想絵)欧州の紛争で母を亡くし、ストリートチルドレンとなったメラン9歳の姿。首に掛けているのは母親の形見であるロケットのペンダント。
顔の火傷は爆撃による火事によって付いてしまった。(注意:全て完全妄想です。) 2
r_r_q
MEMOシムズ4のキャラ設定スクショなのでワンクッションティーン切♀と若者ファで兄妹で暮らしてる。
兄妹のせいか仲いいです。
ちなみにコンロの床が焦げてるのはファが火事を起こしたからです。
面白いからそのままにしてますが本人はトラウマになっててかわいそう 12
Si__Vales_Valeo
DONE今更ですが、聖杯戦線第九戦のポカぐだ♀ です。ブレス吐かれてこんなこと考えてました。
※火とか火事とか今しんどいな……の方はどうかそっ閉じされてください……大丈夫。読みたいな。と思っていただけるタイミングでお読みいただけるとうれしいです。
ポカぐだ♀『炎のブレスが来ます!マスター!逃げてくださいッ!』
『逃げるって言っても……!』
シャドウサーヴァントと組み合う最中、テスカトリポカはカルデア支給の通信機からの少女たちの緊迫した声を聞いた。
ぎりりと奥歯を噛み締め、組み合っていた敵兵を薙ぎ倒した。背後に控えていたシャドウサーヴァントをも巻き込み、ひと息に周囲の敵を一掃させる。
安全を確認し数百メートル先に展開していた右陣へと目を凝らした。彼らはシャドウサーヴァントや円環に囲まれて身動きがとれなくなっていた。突破口を探っているようだが、敵陣の層が厚い。自軍のサーヴァントたちの背後にオレンジ色の頭を見とめ、舌打ちを落とした。
最初から胸騒ぎがしたのだ。彼は眉間に皺を寄せ表情を険しくした。
2903『逃げるって言っても……!』
シャドウサーヴァントと組み合う最中、テスカトリポカはカルデア支給の通信機からの少女たちの緊迫した声を聞いた。
ぎりりと奥歯を噛み締め、組み合っていた敵兵を薙ぎ倒した。背後に控えていたシャドウサーヴァントをも巻き込み、ひと息に周囲の敵を一掃させる。
安全を確認し数百メートル先に展開していた右陣へと目を凝らした。彼らはシャドウサーヴァントや円環に囲まれて身動きがとれなくなっていた。突破口を探っているようだが、敵陣の層が厚い。自軍のサーヴァントたちの背後にオレンジ色の頭を見とめ、舌打ちを落とした。
最初から胸騒ぎがしたのだ。彼は眉間に皺を寄せ表情を険しくした。
オーマイ
DONE夏OSGfes!開催おめでとうございます🙌💖尾杉スペースがこんなにギュウギュウですと妖精達が夏を刺激して大火事になると思うのですが大丈夫なんでしょうか🔥🌊❓
内容
昔描いた尾→杉マンガのリメイク 5枚
描き下ろしパロ 3枚のアホギャグ詰め合わせです!
パスワード制→パスワード中止しました!
マロ→https://onl.bz/6LYtedE
一言でも頂けますととっても嬉しいです🍹 11
海森みも🌴
MOURNINGニュースを見てて思い付いた、えどうら前提でエドガワとコウトウが会話してる漫画。時事ネタなのでワンクッションです。
火事がおきたら体の一部が火傷状態になってしまうという設定がありまして、普通の火事なら大した傷にもならずちょっと痒いくらいで済むのですが、3度も同じ箇所をやられちゃあね、という話です。
aya.t
DOODLEツィッターにあげたお話火事の前の薪さんは両親に愛されて何の憂いもなく 賢くて可愛くて。 真っ直ぐに 楽しい事も幸せも目をキラキラさせて受け入れていただろうなと。あと あの世界観だと薪さんご幼少のみぎりにはスパム握りは日本ではまだ一般的じゃ無かった気がして🤣
perfect day「お寝坊さん。もう起きて。」
お母さんの声。 まだ眠くて。お母さんが開けたカーテンから"こんにちは"してきたお日様から逃げるように お布団に潜り込む。
「又 本 読みながら夜更かししたのね。暗い中で読むと目が悪くなるわよ。」
読みながら眠ってしまって手から滑り落ちた本。お母さんがそれを拾いながら呆れた声で僕を嗜める。‥だって 丁度ホームズが‥。
「いいお天気だからお花見しに出かけようって お父さんが。」
今日は土曜日⁈ お父さんがいる!
「お父さん、今日はお仕事しなくていいの?一緒にお出かけできるの⁈」
現金にも跳ね起きた僕にお母さんが笑う。
「今日はお仕事無しですって。一日中 つよしと一緒にいられるって お父さん つよしが起きてくるの待ってるわよ。お弁当持ってお花見に行こうって。」
1701お母さんの声。 まだ眠くて。お母さんが開けたカーテンから"こんにちは"してきたお日様から逃げるように お布団に潜り込む。
「又 本 読みながら夜更かししたのね。暗い中で読むと目が悪くなるわよ。」
読みながら眠ってしまって手から滑り落ちた本。お母さんがそれを拾いながら呆れた声で僕を嗜める。‥だって 丁度ホームズが‥。
「いいお天気だからお花見しに出かけようって お父さんが。」
今日は土曜日⁈ お父さんがいる!
「お父さん、今日はお仕事しなくていいの?一緒にお出かけできるの⁈」
現金にも跳ね起きた僕にお母さんが笑う。
「今日はお仕事無しですって。一日中 つよしと一緒にいられるって お父さん つよしが起きてくるの待ってるわよ。お弁当持ってお花見に行こうって。」
七奈(一歩)
TRAINING千堂 武士今35巻。読めば読むほど熱が上がってきて定期的に放出しないと身が持たない。で、千堂さん描いてみたけどやっぱり似ない。もっと頑張る。ところでこの人、単身火事現場に乗り込んでって何をしようというのか(28巻の)
32honeymoon
DONEEND,6K→死亡、暁→生存。あの日に起こった全てを無かったことにする、救いの無い世界を描いたバッドエンドルート。
その力で火事に巻き込まれた過去さえも書き換えた麻里は、Kとの唯一の繋がりだったパスケースを焼き捨てる。
麻里の手で改竄された記憶を頼りに生きる暁。戻らなかった相棒は今も暁の中で永遠の眠りについている。切り離されたふたりのせつないおはなし。
takamura_lmw
DONE102話がくる前にやっておかねばならなかった賞味期限40分のさめしし(友愛)。フルスロットルで何もかもを捏造しました。皿と火事のコマとか。あと私の性癖である「他意のない同衾」も入ってます。
朝が来る 会場を出た途端、獅子神が頽れた。
それを予想していた村雨はすぐに支えに入ったが、二十キロもウエイト差があってはひとたまりもない。早々によろけ出したのを、渋谷がひょいと代わった。
「村雨くん、足腰鍛えた方がいいんじゃない?」
「必要十分の筋力はある。この男がデカすぎるだけだ」
「それはそうかもしれないけどさ」
うわ言のように獅子神が「わりぃ……」と呟いた。がくりと俯いた顔を覗き込んで、顔色を確かめる。幾分青ざめてはいるが、目の焦点はきちんと合っている。何か話せ、と喋らせても、呂律が回らないということもない。本当に頑丈な男だった。
梅野が廊下の奥に視線を送って言った。
「一応銀行(こちら)で用意した医者が待機していますが」
6994それを予想していた村雨はすぐに支えに入ったが、二十キロもウエイト差があってはひとたまりもない。早々によろけ出したのを、渋谷がひょいと代わった。
「村雨くん、足腰鍛えた方がいいんじゃない?」
「必要十分の筋力はある。この男がデカすぎるだけだ」
「それはそうかもしれないけどさ」
うわ言のように獅子神が「わりぃ……」と呟いた。がくりと俯いた顔を覗き込んで、顔色を確かめる。幾分青ざめてはいるが、目の焦点はきちんと合っている。何か話せ、と喋らせても、呂律が回らないということもない。本当に頑丈な男だった。
梅野が廊下の奥に視線を送って言った。
「一応銀行(こちら)で用意した医者が待機していますが」
ゆげ💢
DOODLE今回ばかりは対岸の火事、燃えるわ燃えるわ。まあキャラに泥を塗る声優はクソだから早々に切るべきだ。声優の本分を忘れたやつに続投とかふざけんじゃねえよ。変わりはいくらでもいる。人間嫌いに拍車をかける出来事だったなぁ52mng
DONE火事未発生赤音生存軸イヌココ20歳になって再度赤音を迎えに行ったココくんがあっさり振られてしまい、励ますイヌピーとのお話です。
赤音に振られたココくん ずび、ずび、と隣を歩く九井は鼻を鳴らし、それをBGMにして空を見上げる。
九井が赤音を好きなことくらい、見ていれば分かったことだが、まさか小学生の時に大人になったら結婚して欲しいなんてプロポーズまでしていたとは知らなかった。
今年の誕生日はやけに嬉しそうにしていたと思っていたが"赤音をお嫁さんに迎えに行く"なんて言い出すとは思わなかった。浮かれた様子で「1日って赤音さん家いる?」と連絡が来た時、こんな現実を突きつけられるとは思ってもいなかったなぁ。
「どっか遊びに行くか?」
「うっ、ぐっ……うぅ……」
「そういや最近バイクのカスタムしたんだぜ」
「うぅ、イヌピー……」
「エンジン音がでかくなったから聞いてけよ」
3862九井が赤音を好きなことくらい、見ていれば分かったことだが、まさか小学生の時に大人になったら結婚して欲しいなんてプロポーズまでしていたとは知らなかった。
今年の誕生日はやけに嬉しそうにしていたと思っていたが"赤音をお嫁さんに迎えに行く"なんて言い出すとは思わなかった。浮かれた様子で「1日って赤音さん家いる?」と連絡が来た時、こんな現実を突きつけられるとは思ってもいなかったなぁ。
「どっか遊びに行くか?」
「うっ、ぐっ……うぅ……」
「そういや最近バイクのカスタムしたんだぜ」
「うぅ、イヌピー……」
「エンジン音がでかくなったから聞いてけよ」
mizuyasorasora
DONE蘇州探索&オープニング画面で「ああこの世界は一度燃えたんだな」と思って衝動的に書いた水都百景録二次創作です。その後の探索で絵巻の中で放火が相次いだことが発覚しましたが自分の感情の供養にupします。一度目の世界の焼失における李白と杜甫の消滅。火事の描写とファンタジーレベルですが人体が燃える描写があります。
天の裂け目より来たる火がその大火は比喩ではなく天から降ってきたとしかいいようのないものだった。
江南では珍しく晴れ渡った空に雨の代わりに降ってきた火は、脈絡も何もなく建物や人間に燃え移り、人々を阿鼻叫喚に陥れた。
消火部隊は間に合わず、水にさえ火が燃え広がっていく。
自分の住んでいる住宅の同居人を被害が少ないらしい避難所に移動させた杜甫は、もつれる足を叱咤しながら全力で走っていた。
手遅れでなければいい、そう思いながら疾走していたその最中、
「おお子美殿、そんなに急いでどこにいく?」
燻る炎の点在する繁華街の中、探していた当の人物からかけられたいつも通りの声に驚いて蹴躓いたのだった。
途端にあはははは、と笑いながら差し伸べられた手に、こちらの気も知らないで、とキッと睨みつける。
1241江南では珍しく晴れ渡った空に雨の代わりに降ってきた火は、脈絡も何もなく建物や人間に燃え移り、人々を阿鼻叫喚に陥れた。
消火部隊は間に合わず、水にさえ火が燃え広がっていく。
自分の住んでいる住宅の同居人を被害が少ないらしい避難所に移動させた杜甫は、もつれる足を叱咤しながら全力で走っていた。
手遅れでなければいい、そう思いながら疾走していたその最中、
「おお子美殿、そんなに急いでどこにいく?」
燻る炎の点在する繁華街の中、探していた当の人物からかけられたいつも通りの声に驚いて蹴躓いたのだった。
途端にあはははは、と笑いながら差し伸べられた手に、こちらの気も知らないで、とキッと睨みつける。
銀鳩堂
PROGRESSヤンクロ第二部25.5話。後のクロウリー学園長=大鴉のディアヴァルの物語、美しき女王編の25.5話。
山火事回の前に入るべきパートです。書き忘れて山火事回を公開しちゃって、後から追加で書きました。支部に移植するときに調整します。(本文約1100文字)
ヤング・クロウリー ~始まりの物語~ 第二部25.5話「悪の女王」 妖精の森から舞い戻ったディアヴァルは、カラスの姿で村や町、城の中を飛び回り、聞き耳を立てて歩いた。
そして、スノーホワイト姫が隣国の王子に見初められて結婚することを知った。人間たちはみな、姫の結婚の発表で祝賀ムードに包まれていた。
この国は新たな王を迎えることになるのだ。隣国の王子は、姫を娶ることでこの国の王位も継承することになる。
美しい姫とりりしい王子のカップルはお似合いだ、さぞよい治世となるだろう、と人々は口々に噂するのだった。
その一方で、ハントマンが姫を殺そうとして果たせなかったことは周知の事実となり、姫本人や小人たちの証言から、姫に毒りんごを食べさせた老婆は女王の化けた姿であろうと噂されていた。
1126そして、スノーホワイト姫が隣国の王子に見初められて結婚することを知った。人間たちはみな、姫の結婚の発表で祝賀ムードに包まれていた。
この国は新たな王を迎えることになるのだ。隣国の王子は、姫を娶ることでこの国の王位も継承することになる。
美しい姫とりりしい王子のカップルはお似合いだ、さぞよい治世となるだろう、と人々は口々に噂するのだった。
その一方で、ハントマンが姫を殺そうとして果たせなかったことは周知の事実となり、姫本人や小人たちの証言から、姫に毒りんごを食べさせた老婆は女王の化けた姿であろうと噂されていた。
vonnomushi
DOODLEDon't Starve Togetherのラクガキやり始めの頃、夜中に炉の火を消されて仲間がチャーリーに殺され、大慌てで松明を持ち、また炉をつけなきゃ!ってテンパって「明かりをつける」を選んだ結果、拠点が大火事になった大惨事があった。
あれは本当に絵にかいたような地獄だったなぁ… 3
すゆう
DOODLE勝手設定メモ(葉佩A)。ぼちぼち追加葉佩Aは無印なのでエピローグなし。
傷跡ありのこともあり自室に勝手に組み立て式シャワーを持ち込んでいる。
学生寮のため火事の危険のあるコンロや、シンク・トイレ・風呂のような水回りもなし。
それぞれ共用の食堂(自炊スペースあり)・トイレ・風呂を使用することになっている。
※その後學園案内などでキッチンスペースとトイレが書き込まれていることを知り驚愕した 3
somakusanao
DONE火事と4000万についてはなんどでも書きたいさよならかみさま 屋敷は阿鼻叫喚に包まれていた。
常ならばきれいに掃き清められている床は血で汚れ、見る影もない。火の気のない場所から炎が上がり、またたくまに燃えひろがった。広大な屋敷は人気のない山奥にある。助けを求めたところで、警察や消防が駆けつけてくるのは、早くても明日の朝だろう。どうにか扉の中に身を隠した男は必死で息を殺していた。すべてうまく行っていたはずだった。すべてはあの男がこの屋敷に来てからおかしくなった。賢かった妻は愚かな女に変わり、大人しかった娘も言うことを聞かなくなってしまった。あの男。九井一と名乗った男。
男は売れない劇団員だった。金に困っていたところを女に、いまの妻に拾われて、教祖に仕立て上げられた。シナリオはすでにできていて、男はそれを演じただけだ。
2826常ならばきれいに掃き清められている床は血で汚れ、見る影もない。火の気のない場所から炎が上がり、またたくまに燃えひろがった。広大な屋敷は人気のない山奥にある。助けを求めたところで、警察や消防が駆けつけてくるのは、早くても明日の朝だろう。どうにか扉の中に身を隠した男は必死で息を殺していた。すべてうまく行っていたはずだった。すべてはあの男がこの屋敷に来てからおかしくなった。賢かった妻は愚かな女に変わり、大人しかった娘も言うことを聞かなくなってしまった。あの男。九井一と名乗った男。
男は売れない劇団員だった。金に困っていたところを女に、いまの妻に拾われて、教祖に仕立て上げられた。シナリオはすでにできていて、男はそれを演じただけだ。
ギギ@coinupippi
DONE大分早めのココイヌバレンタイン。何故か解らないが学パロ。
ココが漫画みたいにモテる上に暴走している。
火事も起きてないし赤音さんも元気に生きている設定。
キスはチョコ味。「九井の下駄箱エグ…」
朝校門で会ったクラスメイトと談笑しながら上履きを履き替えようと、靴を脱いだ所でクラスメイトが引き攣った顔をしている。
顔を上げて自らの下駄箱を見てみれば、上靴入れの扉は開け放たれ正方形の中にはみっちりと色とりどりの包みが詰め込まれていた。
「上履きどこ行ったんだ」
その惨状に驚いた様子も無く、そこに入っていた筈の上履きは何処かとそれを気にしている。
今日はバレンタインという、普通の年頃の男女達に取っては一大イベントとも呼べる日だ。
去年は高校生になってから初めてのバレンタインであったが、九井は朝からチョコ攻めにあっていた。
それを律儀に貰えない、と謝りながら断る姿に一瞬嫉妬で苛ついていた男子達も九井偉いぞ!と色めきだったものだった。
7292朝校門で会ったクラスメイトと談笑しながら上履きを履き替えようと、靴を脱いだ所でクラスメイトが引き攣った顔をしている。
顔を上げて自らの下駄箱を見てみれば、上靴入れの扉は開け放たれ正方形の中にはみっちりと色とりどりの包みが詰め込まれていた。
「上履きどこ行ったんだ」
その惨状に驚いた様子も無く、そこに入っていた筈の上履きは何処かとそれを気にしている。
今日はバレンタインという、普通の年頃の男女達に取っては一大イベントとも呼べる日だ。
去年は高校生になってから初めてのバレンタインであったが、九井は朝からチョコ攻めにあっていた。
それを律儀に貰えない、と謝りながら断る姿に一瞬嫉妬で苛ついていた男子達も九井偉いぞ!と色めきだったものだった。