独占欲
さめしば
DONE冬駿のSS リクエストより「冬居の独占欲」の話。相互フォロワー様のお誕生日祝いとして書きました。⚠️大学生同棲設定改稿 2022.12.03
オンリー・ワン、オンリー・ユー 早朝六時前、アパートの玄関先。朝帰り明けの俺を出迎えた冬居の表情は、ありありと不満げな色に満ちていた。
「……おかえりなさい」
「あー……ただいま」
できる限り静かに鍵を開けドアを閉め、そろりそろりと部屋に上がる算段だったのだが。ぬっと現れた大きな人影に思わず声を上げそうになったせいで、まだ心臓がバクバクしている。
「……起きんのはえーな。バイトも休みだろ、今日」
「別に? たまたま目が覚めちゃったので。朝ご飯の支度でもしようと思ってたところです」
事実かはたまた口から出まかせか。判断しかねて、冬居の顔をじっと眺めてみる。不機嫌そうに[[rb:睨 > ね]]め付けてくる瞳の下に滲む隈が、普段よりもやや濃いように思えた。——罪悪感の芽が、胸の奥で不意に頭をもたげる。
3834「……おかえりなさい」
「あー……ただいま」
できる限り静かに鍵を開けドアを閉め、そろりそろりと部屋に上がる算段だったのだが。ぬっと現れた大きな人影に思わず声を上げそうになったせいで、まだ心臓がバクバクしている。
「……起きんのはえーな。バイトも休みだろ、今日」
「別に? たまたま目が覚めちゃったので。朝ご飯の支度でもしようと思ってたところです」
事実かはたまた口から出まかせか。判断しかねて、冬居の顔をじっと眺めてみる。不機嫌そうに[[rb:睨 > ね]]め付けてくる瞳の下に滲む隈が、普段よりもやや濃いように思えた。——罪悪感の芽が、胸の奥で不意に頭をもたげる。
kyosukekisaragi
DONEワンライ『独占欲』独占欲とは。
けもドリくん×飼育員伏黒くんが結ばれる話。
それは即ち、愛。「伏黒、別の檻行ったでしょ。匂いついてる」
「あー……狼のところに。担当の先輩が、出張研修だから」
虎杖の指摘に、伏黒が決まり悪そうな顔をした。
「駄目だよ、彼奴伏黒のこと狙ってるもん」
虎杖は知っている。
一匹狼という表現が正にぴったりな馴れ合いを嫌う狼の獣人が、偶に手伝いで訪れる伏黒には気を許していることを。そして、伏黒はどちらかと言えば、猫より犬派であることを。
伏黒はこの獣人園に就職する際、イヌ科の担当で希望を出していたようだ。「まあ、確かにイヌ科の担当で希望は出してましたけど――」。廊下の向こうで他の職員に話を振られて、応える伏黒の声。発達した聴覚は正確に一言一句を拾い、ショックを受けた虎杖は思わず耳を塞いでしまった。つい十日程前のことである。
3476「あー……狼のところに。担当の先輩が、出張研修だから」
虎杖の指摘に、伏黒が決まり悪そうな顔をした。
「駄目だよ、彼奴伏黒のこと狙ってるもん」
虎杖は知っている。
一匹狼という表現が正にぴったりな馴れ合いを嫌う狼の獣人が、偶に手伝いで訪れる伏黒には気を許していることを。そして、伏黒はどちらかと言えば、猫より犬派であることを。
伏黒はこの獣人園に就職する際、イヌ科の担当で希望を出していたようだ。「まあ、確かにイヌ科の担当で希望は出してましたけど――」。廊下の向こうで他の職員に話を振られて、応える伏黒の声。発達した聴覚は正確に一言一句を拾い、ショックを受けた虎杖は思わず耳を塞いでしまった。つい十日程前のことである。
6__ws
DONE【再掲】付き合ってる🎈🌟🌟へと伸ばされた期待の赤い糸を次から次へと切っていく🎈の話。
独占欲どっぱーんで他人に対して容赦ない🎈です。
糸【糸屑】糸の切れ端。糸のくず。
***
「……む」
とある平日の朝。いつものように登校し下駄箱を覗いた司は少しの驚きと「またか」という意味を込めたトーンでそう呟いた。司が上履きを履いてくるのを廊下で待っていた類は、彼が手に持っていたある物を見て「おやおや」と口にし、顎に手を当てた。
「相変わらず人気者だねえ。何回目?」
「うーむ。4回目、だったか。オレを好きになる気持ちは十分理解できるが、少々申し訳ないな」
「……どうして?」
「いやそれは……」
「分かっているくせに」と類を睨みつける。満足そうに目を細めた類は司の手にある物にそっと視線を移した。それはラブレターとかいう、意中の相手に愛を伝える清らかで大切な手紙だった。
2362***
「……む」
とある平日の朝。いつものように登校し下駄箱を覗いた司は少しの驚きと「またか」という意味を込めたトーンでそう呟いた。司が上履きを履いてくるのを廊下で待っていた類は、彼が手に持っていたある物を見て「おやおや」と口にし、顎に手を当てた。
「相変わらず人気者だねえ。何回目?」
「うーむ。4回目、だったか。オレを好きになる気持ちは十分理解できるが、少々申し訳ないな」
「……どうして?」
「いやそれは……」
「分かっているくせに」と類を睨みつける。満足そうに目を細めた類は司の手にある物にそっと視線を移した。それはラブレターとかいう、意中の相手に愛を伝える清らかで大切な手紙だった。
スピ
MOURNING公式B3PBに狂った産物です(B3が高校時代の話)⚠️9割が捏造/自己満/キャラ崩壊
独占欲強めなB3P
【高校時代からWeek3に至るまで】今日はBFとのデートの日だ。路地裏に集合して暫く経つが…アイツまだ来ねぇのか
B「Pico」
P「お、やっと来たか 随分遅いじゃねぇ…」
B「…どうだ?この服」
P「お前、その格好…」
B「へへっ俺、お前と同じような服着たくてな!似合うか?」
そう言って嬉しそうに見せてきた。
俺と同じ赤い髪色に、Pと書かれたシャツの上にジャケットを着ている
似合わないわけないだろ
相変わらず可愛いやつだな
P「あぁ、似合ってる 流石"俺のBF"だぜ」
B「俺のって…そんなこと言われると照れるな…」
P「そうだB、俺と一緒に配信しないか?」
B「え 俺は良いんだがPicoは良いのか?」
P「良いも何も、俺から誘ってんだぞ?それに、お前とデートしてることリスナーに自慢してぇんだよ」
1742B「Pico」
P「お、やっと来たか 随分遅いじゃねぇ…」
B「…どうだ?この服」
P「お前、その格好…」
B「へへっ俺、お前と同じような服着たくてな!似合うか?」
そう言って嬉しそうに見せてきた。
俺と同じ赤い髪色に、Pと書かれたシャツの上にジャケットを着ている
似合わないわけないだろ
相変わらず可愛いやつだな
P「あぁ、似合ってる 流石"俺のBF"だぜ」
B「俺のって…そんなこと言われると照れるな…」
P「そうだB、俺と一緒に配信しないか?」
B「え 俺は良いんだがPicoは良いのか?」
P「良いも何も、俺から誘ってんだぞ?それに、お前とデートしてることリスナーに自慢してぇんだよ」
tmtchicken
DOODLE「そういうのを人間たちは恋って呼ぶんだよ」(西ロマ)※事後表現
※読みづらい
独占欲と肉欲にかられたり相手がそこにいるだけで満ち足りたりする感情に振り回されてほしい 清書しようと思ったんですけど原稿が優先だと途中で目が覚めました 4
あまや
REHABILISSS/日和と凪砂⚠︎日和が失恋しています(相手の明記なし)
独占欲…のようななにかの話
アフタヌーンティーでもどう?と日和くんに誘われて、久方ぶりに門をくぐった巴家のガゼボでクロスを敷いたテーブルにバスケットを広げた。お抱えのシェフが作ってくれたサンドウィッチとスコーン、それからレモンや桃のタルトやマカロン。二人でお茶をするときに私が大好きなチョコレートの小さなパフェが入っているのは日和くんのスマートな気遣いだ。可愛らしくてきらきらしたスイーツたち。小さいながらもデザインも凝っていて見ているだけでも飽きないそれは食べるのが勿体無く感じるほどだ。
「ふられちゃった」
日和くんが紅茶を淹れながら静かにそう呟いた。ふわりとフルーツの甘い香りが漂う。さっぱりとして瑞々しいそれは、初夏の陽気にぴったりだ。
1513「ふられちゃった」
日和くんが紅茶を淹れながら静かにそう呟いた。ふわりとフルーツの甘い香りが漂う。さっぱりとして瑞々しいそれは、初夏の陽気にぴったりだ。
pwagtm
DOODLEセフレな雲→虎気持ちいーからしてるだけスタンスの🐯に、1回独占欲抑えられなくなって首にキスマークつけたらめちゃくちゃに怒られて、以降は首にふれるだけで牽制されるようになってしまった悲しみの☁️さん
たぶん懲りずにまた付けて「ばれるからやめろ!」って言われて「ばらしてーんだよ」て開き直るやつ(ももはちにはとっくにバレてる) 3
triste_273
DONEハデスwebオンリー エアSS。タナトス×ザグレウスで、「独占欲(嫉妬)に駆られるタナトス(もしくはザグレウス)」
リクエストありがとう御座いました!
小さな燻り 冥府の王子、と聞くと多くの者は最初は恐れる事だろう。冥界の支配者、冥王ハデスの息子……父王同様に冷酷で容赦なく、無慈悲な神であろうと。
所が、実際に王子と対面すると多くの亡者は唖然とする。王子は冥王とあまりに違うからだ。確かに王子は「神の子」というのもあり、その片目は冥王と同じ漆黒の中に浮かぶ炎を宿し、両脚は常に赤々と燃え上がり、タルタロスの亡者たちは「見えざる恐怖」と呼ぶほどに武勲に長けている。
だが、人間と同じくらいの背格好、健康的な血の気を帯びた肌、艶々とした濡れ羽色の髪、朗らかで人懐っこい笑顔。何より……王子は会話を好む、それは自身と同じ冥神達だけに限らず、使用人や館を歩く「ただの亡者」とさえも、気さくに会話を試みる。その有様を「神らしくない」と父王や他の神に咎められている場面も多数目撃されているが……王子は気に留める様子はなかった。
2388所が、実際に王子と対面すると多くの亡者は唖然とする。王子は冥王とあまりに違うからだ。確かに王子は「神の子」というのもあり、その片目は冥王と同じ漆黒の中に浮かぶ炎を宿し、両脚は常に赤々と燃え上がり、タルタロスの亡者たちは「見えざる恐怖」と呼ぶほどに武勲に長けている。
だが、人間と同じくらいの背格好、健康的な血の気を帯びた肌、艶々とした濡れ羽色の髪、朗らかで人懐っこい笑顔。何より……王子は会話を好む、それは自身と同じ冥神達だけに限らず、使用人や館を歩く「ただの亡者」とさえも、気さくに会話を試みる。その有様を「神らしくない」と父王や他の神に咎められている場面も多数目撃されているが……王子は気に留める様子はなかった。
ntm_13haru
DONE互いにピアスを開ける話。独占欲。互いの証……俺が あんたのモノだという証が欲しい
そう言って大典太から差し出されたピアッサーには私の誕生石が埋め込まれていた。
「本当にいいの……?」
私が尋ねると、大典太は小さく首を縦に振った。
私は震える手でピアッサーを受け取り、大典太さんの前に膝をついた。
彼の左耳に触れると、大典太の手が私の頬に添えられた。
見上げると、熱を帯びた瞳に見つめられていた。
その視線だけで身体の奥底まで溶かされてしまいそうな気がした。
「……痛かったらすぐに教えてね」
私はそう告げると、大典太の左耳にそっとピアッサーの先端をあてがい、ゆっくりと押し込んだ。
カチッという音がして、ピアス穴が完成した。
私は恐る恐る手を離し、出来上がったばかりの小さな傷口に指先で触れた。そこは微かに血で濡れていて、温かかった。
1216そう言って大典太から差し出されたピアッサーには私の誕生石が埋め込まれていた。
「本当にいいの……?」
私が尋ねると、大典太は小さく首を縦に振った。
私は震える手でピアッサーを受け取り、大典太さんの前に膝をついた。
彼の左耳に触れると、大典太の手が私の頬に添えられた。
見上げると、熱を帯びた瞳に見つめられていた。
その視線だけで身体の奥底まで溶かされてしまいそうな気がした。
「……痛かったらすぐに教えてね」
私はそう告げると、大典太の左耳にそっとピアッサーの先端をあてがい、ゆっくりと押し込んだ。
カチッという音がして、ピアス穴が完成した。
私は恐る恐る手を離し、出来上がったばかりの小さな傷口に指先で触れた。そこは微かに血で濡れていて、温かかった。
suikomenai
DOODLE全年齢エデヒューエデらくがき※従者幼少期の姿ifとかパロディあり/1枚目はワーの幻覚再現(私が「好きって自覚持ったら主の方が独占欲強いといいな~」って言ったのが発端だった気がする) 6Riku
MEMO絵はイベント参加用のらくがき以下🍑→⚡️(🎴⚡️)妄想
閲覧注意⚠️
🍑は滅茶苦茶愛情表現下手でその癖独占欲強くて、修行中⚡️を女性との相引きを見せつけるために桑島さんに見つからないよう見張り役にしたり、👹殺隊になってから🎴🐗と仲良く幸せそうに笑ってる⚡️に腹立てて詰ってボコったり(🎴が助けに入って未遂で終わる)して歪んだ愛情をぶつけて欲しい
🎴から離れない⚡️に嫉妬えんど
pk_3630
MAIKING平安時代AUの曦×澄♀ ⑥今回ちょっとだけセンシティブな表現があります。
江澄を絶対逃がしたくないという独占欲ゆえに宮中から江澄を攫って隠しちゃう曦臣
平安時代AU 第6話「あなたは物の怪の気に当てられたのでしばらく宮中を出ていなさい」
自分より高位の女官に突然そんなことを言われ江澄は途方に暮れた。
普通であれば実家に里帰りをすれば済む話なのだが、あの実家に戻りたくはない。入宮してから一度も帰っていないのだ。
幼い子がいる姉には悪いと思ったが、数日だけ金家の広大な屋敷の片隅に置いてもらおうと早馬で文を出すと、優しい姉は是非屋敷にいらっしゃいと快諾してくれた。姉の香がする手紙を見ると懐かしさに胸がきゅっと締め付けられてしまい、すぐに仕度をして牛車に乗った。
「姫様、一の姫様にお会いするのは左大臣家の姫君の裳着の式以来でございますね」
「ええ」
「若君も大きくおなりでしょう。お会いするのが楽しみでございますね」
3595自分より高位の女官に突然そんなことを言われ江澄は途方に暮れた。
普通であれば実家に里帰りをすれば済む話なのだが、あの実家に戻りたくはない。入宮してから一度も帰っていないのだ。
幼い子がいる姉には悪いと思ったが、数日だけ金家の広大な屋敷の片隅に置いてもらおうと早馬で文を出すと、優しい姉は是非屋敷にいらっしゃいと快諾してくれた。姉の香がする手紙を見ると懐かしさに胸がきゅっと締め付けられてしまい、すぐに仕度をして牛車に乗った。
「姫様、一の姫様にお会いするのは左大臣家の姫君の裳着の式以来でございますね」
「ええ」
「若君も大きくおなりでしょう。お会いするのが楽しみでございますね」
tsunamayotmt
CAN’T MAKE🦁👟のつもり処女作ど素人のため薄目で見ていただけたら幸いです。
なにも気づいていない油断している👟と素直な独占欲の🦁が書きたかったのですが、文章難しい…
独占欲ソファーから規則的な寝息が聞こえはじめ、
mystaとikeはshuが寝落ちしたことに気づいた。
振り返るとshuが隣に座っていたlucaに寄りかかってすやすやと寝ていた。
5人で共同生活をはじめてから暫く、shuはリビングのソファーで寝落ちすることが増えた。配信者として不規則な生活リズムを送っていることもあり、ご飯を食べた後ソファでうとうとし始めることが多い。
mystaが小声で「shuまた寝ちゃった」
ikeも「shu〜〜」と責めるように言いながらも困ったように、微笑んでいる。
voxも寝顔を見て「愛おしいな」と囁いている。
寄りかかられているlucaは、その誰よりも微笑み、寝ているshuの髪の毛を撫でる。
544mystaとikeはshuが寝落ちしたことに気づいた。
振り返るとshuが隣に座っていたlucaに寄りかかってすやすやと寝ていた。
5人で共同生活をはじめてから暫く、shuはリビングのソファーで寝落ちすることが増えた。配信者として不規則な生活リズムを送っていることもあり、ご飯を食べた後ソファでうとうとし始めることが多い。
mystaが小声で「shuまた寝ちゃった」
ikeも「shu〜〜」と責めるように言いながらも困ったように、微笑んでいる。
voxも寝顔を見て「愛おしいな」と囁いている。
寄りかかられているlucaは、その誰よりも微笑み、寝ているshuの髪の毛を撫でる。
monakaotaaka
TRAINING※肌色注意独占欲強強なの読んだら描きたくなった
執着ぶつける出勝何パターンでも読みたい
アナログ線画→アイビス人工知能着色→調整
でスマホでも一応デジタル着色できたな(ほぼアイビス様がやった)
ただ細かいとこ指で調整むずいから、せめてペンだけでも買おうかな_:(´ཀ`」 ∠):悩む 2
佳芙司(kafukafuji)
TRAINING自ネタ【https://twitter.com/kafukafuji/status/1513436152392728576?s=21&t=v_il6OsipOM81EuRGw4ywQ】を自分で消化した。グランの言う「可愛い」はエマちゃんに対するものなのであって自画自賛ではないけど自分の描いた絵の小動物に囲まれてる恋人の図には独占欲ちょっと満たされてると思う。 3
namo_kabe_sysy
TRAINING800文字(前後)チャレンジ44
アル空 現パロ軸。映画とデートと独占欲の話。
44 アル空ある日の休日。二人で暮らすマンションのリビングでソファに並んで腰掛けて、ボクたちは一本の映画を鑑賞していた。
ガラステーブルの上にはからっぽになったティーカップとケーキ用の皿が二人分。途中席を離れてお茶を足そうかと思ったけれど、空が真剣に観ているものだから気を散らせたくなくてやめておいた。
映画のタイトルを見た時から、内容はすでにわかっていた。それは初めて観るものではなかったから。過去に一度、映画館で、ボクはこの作品をすでに鑑賞している。
まだ付き合う前の空と一緒に。
学生だったボクと空は、学校は同じでもクラスが違っていた。彼の存在を知ったのは合同授業の実験中で、同じグループの中で会話をしたことが始まりだった。
4046ガラステーブルの上にはからっぽになったティーカップとケーキ用の皿が二人分。途中席を離れてお茶を足そうかと思ったけれど、空が真剣に観ているものだから気を散らせたくなくてやめておいた。
映画のタイトルを見た時から、内容はすでにわかっていた。それは初めて観るものではなかったから。過去に一度、映画館で、ボクはこの作品をすでに鑑賞している。
まだ付き合う前の空と一緒に。
学生だったボクと空は、学校は同じでもクラスが違っていた。彼の存在を知ったのは合同授業の実験中で、同じグループの中で会話をしたことが始まりだった。
Warabi_mochi29
DONEワンライで投稿した彰冬。友好関係が広がることは良いとは思ってるけど、自分がいるのに自分より優先される人がいるとモヤってしまう(無自覚)独占欲が強めなアキト大好きです。 3
魚のあら
DONEsky うちの子メインはオルバ×捨て地
オルバに片思いスパイダーとスパイダーに独占欲あるミミズク
ミミズクがオルバにちょっかい出すのはスパイダーにかまって欲しいから。ちょっかい出したあとは捨て地に殺される。こっそりいる砲手。マシュと寝癖マシュ(現パロ)はリクエスト。 7
yuino8na
DONE遅くなりましたが、お題箱に頂いた「独占欲強めな五」というリクエストで書かせていただきました!卒業後、一緒に住んでる五乙です。Rではないんですけど、一応脱いでるのでポイピクに置きます🙇♀️
刻む「脱いで」
五条悟と乙骨憂太が二人で暮らす家。
帰宅した憂太を出迎えたのは、不機嫌を隠そうとしない仁王立ちの五条だ。そして、いきなりの第一声に、憂太は眉を寄せて苦笑する。
「あとで、じゃダメですか? 少し疲れたので、休みたいんですけど」
「じゃあベッドに寝れば? 勝手にひっぺがすから」
「……自分で、脱ぎます」
ベッドでなんて、ただ脱がされるだけで終わらないのが目に見えている。肩にかけていた竹刀袋を外して玄関に置くと、廊下を歩いてリビングへと入る。その間も、五条はぴったりと側についてきて決して離れない。
リビングに入ると、今度は腕を掴まれた。そのままソファへと連れていかれ、ソファに座った五条の前に立たされる。
3952五条悟と乙骨憂太が二人で暮らす家。
帰宅した憂太を出迎えたのは、不機嫌を隠そうとしない仁王立ちの五条だ。そして、いきなりの第一声に、憂太は眉を寄せて苦笑する。
「あとで、じゃダメですか? 少し疲れたので、休みたいんですけど」
「じゃあベッドに寝れば? 勝手にひっぺがすから」
「……自分で、脱ぎます」
ベッドでなんて、ただ脱がされるだけで終わらないのが目に見えている。肩にかけていた竹刀袋を外して玄関に置くと、廊下を歩いてリビングへと入る。その間も、五条はぴったりと側についてきて決して離れない。
リビングに入ると、今度は腕を掴まれた。そのままソファへと連れていかれ、ソファに座った五条の前に立たされる。
yuino8na
MOURNING付き合っているかどうかはともかく、ナチュラルに在学中から身体の関係がある五乙。乙が海外に行く前の話。
五が子供っぽくなったり、甘えたり、な表現があります。苦手(解釈違い)な方はご注意ください。
独占欲強めな五っていうリクエストを頂いていたのですが、全然そうならなかったので、ボツにしました…。こそっとこちらに置いておきます。
我儘『いつ来れる?』
そう五条悟が乙骨憂太にメッセージを送ったのは十日前。
自分を慕ってくれている憂太からは当然のようにすぐに返信が来た。
『今出張中なので、明日の夜なら』
『明日から三日間は僕が出張』
『ごめんなさい。三日後からはまた出張の予定が入っていて』
そんなやり取りを繰り返し、ようやく予定があったのは最初にメッセージを送った日からなんと十二日後の夜。しかもやっと時間が合ったというのに、ついさっきまた憂太からメッセージが届いた。
『伏黒君に手合わせを頼まれたので、一時間ほど遅れます』
五条の方から会いたいという意思表示をしたにも関わらず、十二日と一時間も待たされているのだ。これで不機嫌にならないはずが無い。
4066そう五条悟が乙骨憂太にメッセージを送ったのは十日前。
自分を慕ってくれている憂太からは当然のようにすぐに返信が来た。
『今出張中なので、明日の夜なら』
『明日から三日間は僕が出張』
『ごめんなさい。三日後からはまた出張の予定が入っていて』
そんなやり取りを繰り返し、ようやく予定があったのは最初にメッセージを送った日からなんと十二日後の夜。しかもやっと時間が合ったというのに、ついさっきまた憂太からメッセージが届いた。
『伏黒君に手合わせを頼まれたので、一時間ほど遅れます』
五条の方から会いたいという意思表示をしたにも関わらず、十二日と一時間も待たされているのだ。これで不機嫌にならないはずが無い。
_BeHa_
PROGRESSできてないプトオク。書いてるシリアス文章から。
プト(→)オク。健全。恋心を自覚したプトの嫉妬。独占欲。
未定「お? 意外なプレゼントだな、アミーゴ」
女性客の多い人気店。昨日フラフラ立ち寄ったそこで調合して貰った、世界に一つしかない香りがシンプルな瓶に注がれる。
箱に入れて綺麗にラッピングしてもらったそれを、試合後ブースを訪ねオクタンに贈った。突然のプレゼントにも不審がられなかったのは、最近香水の話をしたおかげだろう。
「これってSNSで見たことあるぜ。『世界にただ一つの貴方だけの香りを』ってヤツだろ?……アンタ香水とかつけるのか?」
「お前に影響されて、たまたま寄ってみたんだ」
自分用……というより、贈り物目的だったが、オクタンのイメージを説明するのは気恥ずかしく、自分には場違いに思えた空間から一刻も早く脱出したくなった。自分をイメージした香りを調合して欲しいと伝え、調香師と相談──と言っても相槌を打つくらいだが、好きな香りか嫌いか選別しながら調合してもらった。一瓶だけ。
766女性客の多い人気店。昨日フラフラ立ち寄ったそこで調合して貰った、世界に一つしかない香りがシンプルな瓶に注がれる。
箱に入れて綺麗にラッピングしてもらったそれを、試合後ブースを訪ねオクタンに贈った。突然のプレゼントにも不審がられなかったのは、最近香水の話をしたおかげだろう。
「これってSNSで見たことあるぜ。『世界にただ一つの貴方だけの香りを』ってヤツだろ?……アンタ香水とかつけるのか?」
「お前に影響されて、たまたま寄ってみたんだ」
自分用……というより、贈り物目的だったが、オクタンのイメージを説明するのは気恥ずかしく、自分には場違いに思えた空間から一刻も早く脱出したくなった。自分をイメージした香りを調合して欲しいと伝え、調香師と相談──と言っても相槌を打つくらいだが、好きな香りか嫌いか選別しながら調合してもらった。一瓶だけ。