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    肉体関係

    (*ΦωΦ*)

    DOODLEむしゃくしゃしてるときに猫とハムスターの動画見て癒やされむしゃくしゃしているうちにメモ帳に現れたなにか。なんですかこれは
    朝起きたらハムスターになっていた!しかも兄ちゃんは猫に!なみつひか。最後唐突の肉体関係ありそうなぐだぐだオマケつき。

    なにこれ(呆れ)
    ねこ猫ハムはむ 何か、温かいものに包み込まれている。
     七時までには起きられるよう整えた体内時計きっかり、徐々に覚醒していく意識がそのことに気が付いた。
     毛足の長い上等な毛布のようであり、それそのものが熱を発しているかのように温かい。そして呼吸のような空気の揺らぎ。のしかかられているような、というより確実に何かがのしかかっている重み。
     心地よい温もりが光の意識を甘い暗がりに連れ戻そうとする。抗うことは困難であると思われたが、「こんなふわふわの毛布、ここにあったっけ?」という疑問が光を現実に引き戻した。
     富士山麓、フットボールフロンティアインターナショナル日本代表選手団の宿舎。基本は布団一枚でも過ごせる気温であるものの早朝は冷え込むため用意されてはいるが、アレルギー等を考慮してか綿素材のブランケットなのだ。毛足の長い毛布があるとすれば監督の部屋だが、あくまでも噂である。(高級布団メーカーのアクリル毛布を監督の部屋に運び込む子分の姿が目撃されており、しばらくして出てきた彼が寒そうに二の腕をさすっていたことから、冷房をガンガンに効かせた部屋で高級毛布に包まって寝ているのではないかとかなり真実に近そうな噂が囁かれている) 
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    karrruko

    DONE【ご注意ください】

    ・レノフィですが、話の根底に400年前にオズ←フィの失恋・ファ←フィの失恋・ファ←レノの現在進行形で恋なのか愛なのかわからない感情があります。

    ・性行為の描写そのものはないですが、レノフィは肉体関係持っているのでその手の会話が出てきます。この話の中ではキスだけをします

    ・クックロビンがフィガロを苦手としている捏造と、ククカナ二人きりの際の話し方を捏造があります
    神様のわがまま(現在編)


    「フィガロ、珍しいもの持ってるね!」

     先日良い酒を教えて貰ったお礼代わりにと秘蔵の石をシャイロックに見せた途端、ソファに転がっていたムルがわあっとバーカウンターに寄ってきた。

    「やっぱり! ボルダのエメラルドだ。思い出が溜まれば溜まるほど、オパールみたいにきらきらぴかぴか光を放つ綺麗な石」
    「そう。だけど、今のこれは抜け殻だ。きみやシャイロックみたいな通人以外には、ただのガラス片にしか見えない。価値あるものが一夜にして無に帰すなんて、恋の終わりみたいでロマンチックだろ?」
    「少しお借りしてもよろしいですか、フィガロ様」
    「いいよ。どうぞ」

     シャイロックは真っ白な手巾を掌に敷いて、くすんだ緑の石を丁重に載せた。
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    ナナシ/ムメイ

    DOODLEこれだけチェンゲ。竜馬タワー合流後、最後の真ゲッター発進前くらい。早乙女博士の謎言い分となんなんこの人らの気持ちを解消したかった。
    ドラマCDや設定資料の類を一切知らずに本編だけで書いている。
    竜隼ではあるし物理的に距離が近いが、恋愛とか肉体関係とかは無い。

    ざっと書き終えてからまた弁慶に同じ役回りさせてる事に気付いたのは素直に謝りたい。
    ■ 地獄の道連れは決まってる「てめえにしてはなかなか気が利いてんじゃねえか」
     薄汚れ擦り切れそうなコートを着た男はそれを手にした時、獰猛さを喉奥に含ませたような、しかし上機嫌なのだろう笑みでそう言った。十三年前と変わらない顔で。
     じゃらりと重たい音を立てる男の手首に目を落とし、隼人は内ポケットに沈む金属の重さを感じていた。

     木星がゲッター線の太陽と化し、ガニメデが地球へと迫っていた。続いた激戦に残存する戦力も限られる人類の、文字通り必死の決戦が始まる時は間近だ。これが最後の戦いになるだろう。
     せめてもの整備をとメカニック班が各機に取り付き慌ただしい格納庫は一瞬たりとも途切れない様々な音と声に満ちている。出撃するもの達もまたそれぞれに僅かな時間を過ごしていた。緊張、焦燥、そして絶望を塗り潰そうとするかのような昂揚の渦巻く中に真ゲッターロボへ搭乗する事となる彼等もいた。
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    Tonya

    MOURNING肉体関係ありの菊耀。中途半端に終わる。布団の袂に紺の着流しが昨晩脱いだなりに放ってある。それを羽織ってから雨戸を開けると、床の間に朝日が燦々と差し込んだ。土の匂いを含んだ風が首筋を吹き抜けて心地いい。庭木についた雨粒がきらきら光りながら滴る。
     背後で布団の擦れる音がする。振り返ると、耀が起き出して鬱陶しそうに乱れた髪をかき上げていた。こちらの方を見て眩しそうに目を眇める。
    「おはようございます」
    「早安」
     風呂に入りさっぱりしてから朝食をとった。もう若くはないので、昨晩いくら遅く寝たといっても定時に目が覚める。耀もそれは同じはずだが、菊を強引に食卓に座らせて手際よく朝食を作るあたり、とても云年歳と思われない。さらに習慣で朝は体を動かさないと気持ちが悪いと言って、よれた万博Tシャツに着替える。「昨夜あれほどでしたのに元気なものですね」と揶揄うと、照れもせず「誰かさんと違ってまだまだ若えあるからな」と返事を寄越して出ていく。可愛げを期待できる相手ではなかったようだ。
     番茶をすすりながら不毛の二字が浮かぶ。何が不毛といって届かない片想いほど不毛なものはない。恋に身を焦がして死ぬに至れば美談にもなろうが、生憎自分の身が滅びる 2252