カキツバタ
Rahen_0323
MOURNING支部に投稿していた作品の再掲です。一応二話目まで書いていたものの他のシリーズ作り過ぎで続きを書く目処が立たないので一旦再掲と供養させてください。申し訳ねえ。カキツバタがテラパゴスの技で幼児化する話です。ブルベチャンプズメインです。捏造妄想自己解釈激しめ。なんでも許せる方向けです。
支部で続きを望まれるコメントを沢山頂いたので完成させたい気持ちはあるんですけどね……暫く無理と思われます。無念。 6013
インターネット伝書鳩
DOODLE無事自分との解釈違いが発生したのでしぶのは削除。しばらくこっちに保管おくのでログ残したいワーは保存しといてください。
捏造具体例
・シャガさんの子供の存在と性別と名前
・後継者選びの理由
・カキツバタのてもちの由来
・ショタツバタ
・SVにおけるアイリスの存在と関係性
・マントの由来
・例の事件で両親が死んだ概念
・例の事件の規模が某ぽけじぇねのそれ
・ブルベリ入学の経緯
ほぼ全部です! 16735
Rahen_0323
MAIKING記憶喪失カキツバタその5。久しぶりの更新なのに短めだしあんまり進展はしてません。捏造妄想自己解釈過多、未来if要素があります。名無しのモブが出てそこそこ喋ります。なんでも許せる方向け。シリーズなので「残花を手に」の1〜4を先に読むことをオススメします。
残花を手に 5なるべく人目を避けて到着したリーグ部の部室。授業が無いのとテラリウムドームが封鎖されているのもあって、そこには多数の部員が集まっていた。
「えーっと、皆おはよう!」
「あ、スグリ先輩にアカマツせんぱ……」
「!! カキツバタ先輩!!」
アカマツが挨拶すると全員がこちらを見て、直ぐにカキツバタの姿にも気付く。
呼ばれた本人はビクリと肩を震わせた。そんな彼の様子には気付いていないようで、皆安心したように駆け寄ってくる。
「ツバっさん!よかった、目が覚めたんですね!」
「怪我とかは!?」
「出歩いて大丈夫なんですか!?」
「あのスグリくん……さっき凄い勢いでタロちゃん呼んでたけど、なにかトラブルでも……?」
「ねえ、スグリ先輩、カキツバタ先輩!ドームは大丈夫だよね!?」
3062「えーっと、皆おはよう!」
「あ、スグリ先輩にアカマツせんぱ……」
「!! カキツバタ先輩!!」
アカマツが挨拶すると全員がこちらを見て、直ぐにカキツバタの姿にも気付く。
呼ばれた本人はビクリと肩を震わせた。そんな彼の様子には気付いていないようで、皆安心したように駆け寄ってくる。
「ツバっさん!よかった、目が覚めたんですね!」
「怪我とかは!?」
「出歩いて大丈夫なんですか!?」
「あのスグリくん……さっき凄い勢いでタロちゃん呼んでたけど、なにかトラブルでも……?」
「ねえ、スグリ先輩、カキツバタ先輩!ドームは大丈夫だよね!?」
インターネット伝書鳩
PROGRESSうおおお進捗!進捗!プレイヤーサイドからわかる理由を引っこ抜いた上でのオーガポン事情真因開示はこんな感じになるのか!?と心配になってきたぜ!※みんなほんのりよくないよね!の視点で書いてるしカキツバタの言動が悪辣すぎるしスグリの短所評が容赦ないです。 3450
Rahen_0323
DONEカキツバタとアイリスとバトルの話。もとい卒業。ネタバレ、捏造、妄想、自己解釈注意。特に捏造妄想が激しいです。
kktbtの日参加作品12作目です!1〜11作目と繋がりは無いので単体で読めます!
kktbtの日最終日が来てしまいましたね……本当に毎日投稿してうるさかったかと思いますがとても楽しかったです。ありがとうございました。今後も勝手に暴れ狂いますのでよろしくお願いします。
祝辞あの長いようで短い冒険から、二年近くの時間が経った。
僕ハルトはブルーベリー学園での交換留学を終え、進級して未来を見据えて、友人達の卒業も見送って。
二年。当たり前だが、その時間によりまた新たな生徒の卒業が学園とオレンジアカデミー共に決まった。
ゼイユとネリネさんは先んじて。次にペパーや、オルティガくん達一部スター団。タロちゃんやカキツバタ先輩達ブルーベリー学園現三年生。知ってる人から知らない人まで、沢山の生徒が門出を祝われる。
……そう、カキツバタ先輩。僕が『ツバっさん』と呼び慕う、あの三回留年生。
どういう風の吹き回しか、彼もまた卒業することが決まったのだ。
それが報された時の友人達の驚きようといったら。混乱のあまり何度も何度も事実確認をする人も居た。微妙に失礼だけど、まあ気持ちは分かる。
12328僕ハルトはブルーベリー学園での交換留学を終え、進級して未来を見据えて、友人達の卒業も見送って。
二年。当たり前だが、その時間によりまた新たな生徒の卒業が学園とオレンジアカデミー共に決まった。
ゼイユとネリネさんは先んじて。次にペパーや、オルティガくん達一部スター団。タロちゃんやカキツバタ先輩達ブルーベリー学園現三年生。知ってる人から知らない人まで、沢山の生徒が門出を祝われる。
……そう、カキツバタ先輩。僕が『ツバっさん』と呼び慕う、あの三回留年生。
どういう風の吹き回しか、彼もまた卒業することが決まったのだ。
それが報された時の友人達の驚きようといったら。混乱のあまり何度も何度も事実確認をする人も居た。微妙に失礼だけど、まあ気持ちは分かる。
Rahen_0323
DONEカキツバタとシャガと進級。もとい本気で言われたら逆らえないし逆らう気も無い話。ネタバレ、捏造、妄想、自己解釈注意。ジジイと孫がずっと不穏な空気なのでお気を付けて。
kktbtの日参加作品11作目です!1〜10作目と繋がりは無いので単体で読めます!いよいよ明日が最終日ですね……あっという間だなあ
明暗ブルーベリー学園校舎の一角。所謂相談室の役割を一応担っている部屋にて。
平常運転で粗雑に座るオイラ、カキツバタの真正面には、同じ白髪と金眼……だが似ていると言うには体格も面構えも違い過ぎる祖父、シャガが鎮座していた。
「……………………」
「……………………」
腕を組み背筋をしっかり伸ばしている祖父と、背凭れに寄り掛かり足を組む行儀良くする気の無い孫。他人が見れば随分おかしく映るかもしれない。
まあ今この場に居るのはオイラ達二人だけなので、「似てないね」なんて不名誉な指摘を受けることもありゃしないが。
「…………久しいな、カキツバタ」
「…………遠路はるばるご苦労様ですわ、当主サマ」
「……………………」
「……………………」
3021平常運転で粗雑に座るオイラ、カキツバタの真正面には、同じ白髪と金眼……だが似ていると言うには体格も面構えも違い過ぎる祖父、シャガが鎮座していた。
「……………………」
「……………………」
腕を組み背筋をしっかり伸ばしている祖父と、背凭れに寄り掛かり足を組む行儀良くする気の無い孫。他人が見れば随分おかしく映るかもしれない。
まあ今この場に居るのはオイラ達二人だけなので、「似てないね」なんて不名誉な指摘を受けることもありゃしないが。
「…………久しいな、カキツバタ」
「…………遠路はるばるご苦労様ですわ、当主サマ」
「……………………」
「……………………」
Rahen_0323
DONEカキツバタとホームウェイ組と嫉妬の話。ボタンちゃんの出番が少なくなってしまった。タイトルは「からすきぼし」と読みます。ネタバレ、捏造、妄想、自己解釈注意。
kktbtの日参加作品10作目です!1〜9作目と繋がりは無いので単体で読めます!段々終わりが近づいてきましたね
唐鋤星今日はオレ、ペパーとダチのネモが初めてブルーベリー学園へ行く日だ。
どうにも少し前に学園で特別講師?なる制度が動き出したようで。既にパルデアの教師やジムリーダー、四天王、トップチャンピオンまでお呼ばれしていて。その中「生徒同士の交流もどうか」と話が纏まり、オレ達が親友のハルトの推薦で選ばれたらしい。
その中には勿論ボタンも居たが、一先ずオレとネモに来て欲しいとのことだ。大恩人であり一番の親友の頼みなので当然断る理由は無い。単位も貰えるって話だし、意気揚々イッシュ地方ブルーベリー学園へと飛び立った。
「ペパー!ネモ!ようこそ、ブルーベリー学園へ!」
到着すると早速ハルトが歓迎してくれた。まるでここも自分の母校だといった振る舞いに、ホッとしたような寂しいような。
4673どうにも少し前に学園で特別講師?なる制度が動き出したようで。既にパルデアの教師やジムリーダー、四天王、トップチャンピオンまでお呼ばれしていて。その中「生徒同士の交流もどうか」と話が纏まり、オレ達が親友のハルトの推薦で選ばれたらしい。
その中には勿論ボタンも居たが、一先ずオレとネモに来て欲しいとのことだ。大恩人であり一番の親友の頼みなので当然断る理由は無い。単位も貰えるって話だし、意気揚々イッシュ地方ブルーベリー学園へと飛び立った。
「ペパー!ネモ!ようこそ、ブルーベリー学園へ!」
到着すると早速ハルトが歓迎してくれた。まるでここも自分の母校だといった振る舞いに、ホッとしたような寂しいような。
Rahen_0323
DOODLEカキツバタのヒスイ入り番外編その4です。番外編のボリュームじゃなくなる予感がしてきました。以前書いた「置き去った男」と繋がる話です。そちらの1〜7と一緒に読むことをオススメします。それとシリーズなので「漂流譚」1〜3も先に読むことを推奨します。
なんでも許せる方向け。2話目より仲良くなってる人とか初対面カットしてる人が居たりします。全部書いたら本当とんでもない長さになりそうなので……
漂流譚 4オイラがヒスイ地方に迷い込んでから、数日。
あの後コンゴウ団、シンジュ団、ギンガ団のことやこの地の詳細を伝えられ、それからオイラの処遇も教えられた。
『本来なら得体の知れない余所者をおいそれと受け入れるわけにはいかないが……アンタの境遇は、ショウやあの人と何処か似ている。それにそのショウがお前を助けてやりたいみたいだからな。一先ずこのコンゴウ団リーダーのセキとギンガ団調査隊隊長シマボシを責任者として、暫くは村に置いといてやる』
『怪我が良くなったら勿論働いてもらいます。この村に滞在したいのであればの話ですが……とにかく先ずはゆっくり休んで傷を癒してください。細かい部分はまた後ほど』
どうにも、ショウと"あの人"とやらの助けに繋がるかも、という理由らしいが。それでも叩き出されることは無いようなのでホッとした。
4854あの後コンゴウ団、シンジュ団、ギンガ団のことやこの地の詳細を伝えられ、それからオイラの処遇も教えられた。
『本来なら得体の知れない余所者をおいそれと受け入れるわけにはいかないが……アンタの境遇は、ショウやあの人と何処か似ている。それにそのショウがお前を助けてやりたいみたいだからな。一先ずこのコンゴウ団リーダーのセキとギンガ団調査隊隊長シマボシを責任者として、暫くは村に置いといてやる』
『怪我が良くなったら勿論働いてもらいます。この村に滞在したいのであればの話ですが……とにかく先ずはゆっくり休んで傷を癒してください。細かい部分はまた後ほど』
どうにも、ショウと"あの人"とやらの助けに繋がるかも、という理由らしいが。それでも叩き出されることは無いようなのでホッとした。
Rahen_0323
DONEカキツバタとシアノとブライア。とテラスタル。三人がこういう関係だったらいいなって話。ネタバレ、捏造、妄想、自己解釈注意。カキツバタ一年時の過去捏造が激しいです。あと過去一短いです。kktbtの日参加作品9作目です!1〜8作目と繋がりは無いので単体で読めます!
表裏一体少し前に出来たブルーベリー学園に入学して、ブルベリーグのチャンピオンになった。
箱庭の中、仮初の頂点に立った自分、カキツバタはどうにも実感の無さというか釈然としなさを覚えながらも、とりあえずそれっぽくやっていて。
「まだ一年生なのに」「最速で駆け上がった」と変に持ち上げられて辟易していたある日、ブライアという先生と校長であるシアノ先生に呼び出され学園内にある研究室へ向かった。
「よく来てくれたね、カキツバタくん!」
「待ってたよー」
「…………どうも」
到着すると随分歓迎された。
研究一筋、興味優先といった形の人間である二人はあまり得意じゃない。この二人に招かれるなんてどうせロクなことではないのだ。
入学して間も無い身でありながらとうに思い知っていた為、とりあえず警戒しながら近づく。
2170箱庭の中、仮初の頂点に立った自分、カキツバタはどうにも実感の無さというか釈然としなさを覚えながらも、とりあえずそれっぽくやっていて。
「まだ一年生なのに」「最速で駆け上がった」と変に持ち上げられて辟易していたある日、ブライアという先生と校長であるシアノ先生に呼び出され学園内にある研究室へ向かった。
「よく来てくれたね、カキツバタくん!」
「待ってたよー」
「…………どうも」
到着すると随分歓迎された。
研究一筋、興味優先といった形の人間である二人はあまり得意じゃない。この二人に招かれるなんてどうせロクなことではないのだ。
入学して間も無い身でありながらとうに思い知っていた為、とりあえず警戒しながら近づく。
Rahen_0323
DOODLEカキツバタのヒスイ入り番外編その3です。今回はカキツバタ失踪時の現代サイドです。地獄です。番外編だから許されると思った。思うな。以前書いた「置き去った男」の1〜7と一緒に読むことをオススメします。
なんでも許せる方向け。マジで誰も幸せじゃないです。カキツバタがフカマルといちゃいちゃしてる間にこうなってたのかと思うとお前早よ戻れやって思いますよね。私も思います。
漂流譚 3交換留学生にしてチャンピオンだったハルトがブルーベリー学園を去り、少し経ったある日。
「ふわあ……おはよー……」
「おはようスグリ!」
「おはようございます、スグリくん!」
進級試験が無事に終わり、学園全員の進級と卒業が決まって、またなんてことない平和な一日が始まったと俺は暢気にリーグ部へ顔を出した。
色々、本当に色々あったけど、ハルトや皆のお陰で幸せな日常が帰ってきた。この部屋を訪れる度に思い出していた罪悪感は最早薄れ、皆とも普通に笑い合えるようになった。
俺は本当に恵まれてる幸せ者だ。甘えだと何処か自虐的な自分が言うけれど、その甘えを皆は受け入れてくれた。だったらもう迷うことは無くて。
「スグリくん、ちょっとバトルのことで相談があるんだけど……」
5439「ふわあ……おはよー……」
「おはようスグリ!」
「おはようございます、スグリくん!」
進級試験が無事に終わり、学園全員の進級と卒業が決まって、またなんてことない平和な一日が始まったと俺は暢気にリーグ部へ顔を出した。
色々、本当に色々あったけど、ハルトや皆のお陰で幸せな日常が帰ってきた。この部屋を訪れる度に思い出していた罪悪感は最早薄れ、皆とも普通に笑い合えるようになった。
俺は本当に恵まれてる幸せ者だ。甘えだと何処か自虐的な自分が言うけれど、その甘えを皆は受け入れてくれた。だったらもう迷うことは無くて。
「スグリくん、ちょっとバトルのことで相談があるんだけど……」
Rahen_0323
DONEカキツバタとハッサクと子供。もとい最強の話。二人が喋ってるだけです。ネタバレ、捏造、妄想、自己解釈注意。kktbtの日参加作品8作目です!1〜7作目と繋がりは無いので単体で読めます!
竜と竜とその少年も、小生にとっては等しくただの子供だった。
小生、ハッサクと似たようにドラゴン使いの一族……それも直系の血を継いで産まれた彼と初めて会ったのは、お互い幾つの頃だったか。
『カキツバタ。彼がハッサク殿だ』
『こんにちはですよ、カキツバタくん。初めまして。ハッサクと言います』
『…………初めまして。カキツバタです』
人見知りなのか、オドオドと祖父のズボンを小さな手で握り締める様子は見た目通り幼くて。それでも失礼をしまいと礼儀正しく挨拶する姿がいじらしくて。
手を差し出せば握手に応じてくれた柔らかく温かい存在が本当に『子供』なのだと。
当時は教師になるよりずっと前で、あまり子供と触れ合ってきていなかったが……漠然と『守りたい、守らなければ』と感じた。
4208小生、ハッサクと似たようにドラゴン使いの一族……それも直系の血を継いで産まれた彼と初めて会ったのは、お互い幾つの頃だったか。
『カキツバタ。彼がハッサク殿だ』
『こんにちはですよ、カキツバタくん。初めまして。ハッサクと言います』
『…………初めまして。カキツバタです』
人見知りなのか、オドオドと祖父のズボンを小さな手で握り締める様子は見た目通り幼くて。それでも失礼をしまいと礼儀正しく挨拶する姿がいじらしくて。
手を差し出せば握手に応じてくれた柔らかく温かい存在が本当に『子供』なのだと。
当時は教師になるよりずっと前で、あまり子供と触れ合ってきていなかったが……漠然と『守りたい、守らなければ』と感じた。
Rahen_0323
DONEカキツバタとアカマツと氷。カキツバタ殆ど喋りません。ネタバレ、捏造、妄想、自己解釈注意。BW2の氷漬け事件についての妄想が含まれ、体調不良や怪我の匂わせもあります。kktbtの日参加作品7作目です!1〜6作目と繋がりは無いので単体でも読めます!
ほのおとこおり朝のブルーベリー学園、リーグ部。
今日は授業が無いから部室は既に賑わっていて、オレ……アカマツは嬉しくなりながら挨拶した。
「皆おはよー!」
「あ、おはようアカマツ!」
「おはよー」
もうすっかり以前の楽しい空気に戻ってて、あちこちから返事が。やっぱりリーグ部はこうでなきゃな!
「アカマツくん!おはよう!」
「ハルト!おはよ!今日も強火に元気そうだね!」
「まあね」
そこへオレ達の仲間でありブルベリーグチャンピオンであるハルトが駆け寄って来る。
今日も変わらず穏やかに笑う彼は、「あ、来て早々悪いんだけど」と手を合わせてきた。
「ごめんアカマツくん!ちょっとお願いがあって!」
「いいよ!なんでも言って!」
「……助かるけど、せめて聞いてから頷いた方が……」
4541今日は授業が無いから部室は既に賑わっていて、オレ……アカマツは嬉しくなりながら挨拶した。
「皆おはよー!」
「あ、おはようアカマツ!」
「おはよー」
もうすっかり以前の楽しい空気に戻ってて、あちこちから返事が。やっぱりリーグ部はこうでなきゃな!
「アカマツくん!おはよう!」
「ハルト!おはよ!今日も強火に元気そうだね!」
「まあね」
そこへオレ達の仲間でありブルベリーグチャンピオンであるハルトが駆け寄って来る。
今日も変わらず穏やかに笑う彼は、「あ、来て早々悪いんだけど」と手を合わせてきた。
「ごめんアカマツくん!ちょっとお願いがあって!」
「いいよ!なんでも言って!」
「……助かるけど、せめて聞いてから頷いた方が……」
Rahen_0323
DONEカキツバタとネリネと進路。ただ喋ってるだけです。ネタバレ、捏造、妄想、自己解釈注意。kktbtの日参加作品6作目です!1〜5作目と繋がりは無いので単体で読めます!もう残り期間も半分ですか……早いですね……この調子で走り続けたいと思います。
部長と会長放課後。日が沈み出し、生徒が殆ど皆部屋へ引き揚げた時間帯のリーグ部。
たった二人残っていたオイラ、カキツバタとブルベリーグ四天王仲間のネリネは、各々の業務を熟しているところだった。
「はぁ〜〜〜っ、終わらねえ」
「仕事を溜め込んだカキツバタの自業自得」
「塩ー」
オイラはとうとうタロに激怒された為、溜まりに溜まったリーグ部長の仕事を。ネリネは生徒会の会議にて出た議題についての調査と纏めを直々に。お互い期限に余裕が無く、残業仲間としてポツポツ話す程度の口数で格闘していた。
尤もネリネにとって仕事は苦ではないらしいが。全く以って理解出来ねえや。将来ワーカホリックになっちまうんでねえの?ネリネだけでなくタロとかも。
4698たった二人残っていたオイラ、カキツバタとブルベリーグ四天王仲間のネリネは、各々の業務を熟しているところだった。
「はぁ〜〜〜っ、終わらねえ」
「仕事を溜め込んだカキツバタの自業自得」
「塩ー」
オイラはとうとうタロに激怒された為、溜まりに溜まったリーグ部長の仕事を。ネリネは生徒会の会議にて出た議題についての調査と纏めを直々に。お互い期限に余裕が無く、残業仲間としてポツポツ話す程度の口数で格闘していた。
尤もネリネにとって仕事は苦ではないらしいが。全く以って理解出来ねえや。将来ワーカホリックになっちまうんでねえの?ネリネだけでなくタロとかも。
Rahen_0323
DOODLE絶対握手したいオモダカさんvs嫌な予感がするので嫌なカキツバタの話です。修羅場確定演出。ギャグです。CPではありません。クソ重執着です。ネタバレ捏造妄想自己解釈注意。
パルデア四天王のグローブは絶対特注品でサイズの確認必要だろうなあ。オモダカさん直々に測ってると嬉しい。ちなみにこの話の前にネモやハルトも漏れなく握手されてますね。オモダカさんのなりふり構わないパワフルなスタイル、とても好きです 4373
Rahen_0323
DONEカキツバタとタロとライバル。ネタバレ、捏造、妄想、自己解釈注意。特に捏造と自己解釈が激しいです。嫌なモブも出たりします。CPではありません。kktbtの日参加作品5作目です!1〜4作目と繋がりは無いので単体でも読めます!
好敵手と書いてある日のブルーベリー学園、放課後。
私タロは、今日の仕事を済ませようとリーグ部部室へ向かっていた。
「はぁーっ…………」
ただ、週末な為に疲れも溜まっていてあまりご機嫌とも言えず、『どうせまたあの部長は授業も仕事もサボってるんだろうな』と溜め息を零しながら静かに廊下を進んでいて。
そんな時だった。一つの教室から、楽しそうと言うには少々品の無い笑い声が聞こえたのは。
「ねー聞いた?カキツバタくん、今日もアオイちゃんとバトルしてたんだって!」
「聞いた聞いたー!ていうか私観戦してたよ!」
「マジで?羨ましー」
「……………………」
興味というか、シンプルに内容が気になり足を止めた。
盗み聞きなんてそれこそ行儀が悪いけど、でもなんだか、カキツバタとアオイさんのポケモン勝負が話題に出てるのが引っ掛かって。
6827私タロは、今日の仕事を済ませようとリーグ部部室へ向かっていた。
「はぁーっ…………」
ただ、週末な為に疲れも溜まっていてあまりご機嫌とも言えず、『どうせまたあの部長は授業も仕事もサボってるんだろうな』と溜め息を零しながら静かに廊下を進んでいて。
そんな時だった。一つの教室から、楽しそうと言うには少々品の無い笑い声が聞こえたのは。
「ねー聞いた?カキツバタくん、今日もアオイちゃんとバトルしてたんだって!」
「聞いた聞いたー!ていうか私観戦してたよ!」
「マジで?羨ましー」
「……………………」
興味というか、シンプルに内容が気になり足を止めた。
盗み聞きなんてそれこそ行儀が悪いけど、でもなんだか、カキツバタとアオイさんのポケモン勝負が話題に出てるのが引っ掛かって。
Rahen_0323
DONEカキツバタとゼイユと幼児化。ブライア先生は安定の戦犯です。ネタバレ、捏造、妄想、自己解釈、年齢操作注意。幼児化によってチヤホヤされる描写はありますがCPではありません。kktbtの日参加作品4作目です!1〜3作目と特に繋がりは無いので単体でも読めます!
お姉様と弟様前略。カキツバタがハルトと同じくらいの年齢になってしまった。
「前略……じゃ、ないよ!!なにがあったの!?!?」
「まーまー落ち着けやキョーダイ」
「むしろ貴方が落ち着き過ぎなんですよ!!」
戸惑う仲間に対してバカな男が高くなった声と低くなった背でへらへらするので、あたしゼイユは頭を抱え弟のスグリは真っ青な顔のままオロオロする。
ただまあ今回ばかりはフワ男に非は無いので、あたしの方から説明した。
「実は、ブライア先生が科学部と協力して新しいアイテムを開発してて…………」
「あーもう大体察した」
「ブライア先生……」
あの暴走機関車研究者が、そのアイテムの試作品を『是非試しに使ってみてくれたまえ!!』とあたしの元へ持ち込んで、嫌々スイッチを押したらなんか暴走して。
7490「前略……じゃ、ないよ!!なにがあったの!?!?」
「まーまー落ち着けやキョーダイ」
「むしろ貴方が落ち着き過ぎなんですよ!!」
戸惑う仲間に対してバカな男が高くなった声と低くなった背でへらへらするので、あたしゼイユは頭を抱え弟のスグリは真っ青な顔のままオロオロする。
ただまあ今回ばかりはフワ男に非は無いので、あたしの方から説明した。
「実は、ブライア先生が科学部と協力して新しいアイテムを開発してて…………」
「あーもう大体察した」
「ブライア先生……」
あの暴走機関車研究者が、そのアイテムの試作品を『是非試しに使ってみてくれたまえ!!』とあたしの元へ持ち込んで、嫌々スイッチを押したらなんか暴走して。
Rahen_0323
MOURNING突然の救いの無いバカ重話の供養です。短いし途中で終わります。ドラゴン一族優しくないしモブとカキツバタが結婚してるしカキツバタ全然幸せじゃないし他の皆は普通に幸せになってるしで地獄です。救いはありません。なんでも許せる方向けです。
この後皆カキツバタの状況に気付くけど遅過ぎてどうにもならなくて皆悲しいだけの本当に救いの無い話の予定でしたね。なんでそんな話を書こうとしたんだ。ごめんカキツバタ。 2679
Rahen_0323
DONEカキツバタとスグリと努力。もとい謝罪とお叱りです。ネタバレ、捏造、妄想、自己解釈注意。kktbtの日参加作品3作目です!前作前々作とは特に繋がりは無いので単体でも読めます!
主役は誰紆余曲折ありながら、俺スグリはブルーベリー学園に復学した。
幾ら強くなるのに必死だったからって、正気を失っていたからって、俺がリーグ部を荒らし回ってしまったのは事実。皆は俺の問題には無関係で、飛んだとばっちりだったろう。憎まれ恨まれても、自分が吐いた毒の数々のしっぺ返しを受けても仕方ない。覚悟は出来ていた。
その上で、リーグ部に戻り皆に真正面から頭を下げた。自分なりに誠意を込めて謝った。
結果、当然のように「許さない」と言う人も少なくなくて。
でも思ったよりは皆好意的で、向き合ってくれた。許さずとも、想像していたような暴言や暴力は無く、それどころか「もういいよ」と笑ってくれた人も多かった。
誰にも許されないと、きっと歓迎などされないと思ってたのに。謝罪行脚が終われば、部内の殆どは普通に話して接してくれた。
6558幾ら強くなるのに必死だったからって、正気を失っていたからって、俺がリーグ部を荒らし回ってしまったのは事実。皆は俺の問題には無関係で、飛んだとばっちりだったろう。憎まれ恨まれても、自分が吐いた毒の数々のしっぺ返しを受けても仕方ない。覚悟は出来ていた。
その上で、リーグ部に戻り皆に真正面から頭を下げた。自分なりに誠意を込めて謝った。
結果、当然のように「許さない」と言う人も少なくなくて。
でも思ったよりは皆好意的で、向き合ってくれた。許さずとも、想像していたような暴言や暴力は無く、それどころか「もういいよ」と笑ってくれた人も多かった。
誰にも許されないと、きっと歓迎などされないと思ってたのに。謝罪行脚が終われば、部内の殆どは普通に話して接してくれた。
Rahen_0323
DONEカキツバタとハルトとエリアゼロ。ネタバレ、捏造、妄想、自己解釈注意。特に自己解釈と捏造が激しいです。kktbtの日参加作品2作目です!前作のアオイちゃんとの話とはあんまり繋がりはありません!むしろ別世界線かもしれない。
明日も投稿できるといいなと思ってますのでまたよろしくお願いします!
古来からブルーベリー学園にあるテラリウムドーム、その一角であり最も厳しい環境を整えられている雪原、ポーラエリア。
少し用事があり、相棒のコライドンにライドして飛び込んだ僕ハルトは、大きく息を吐き出した。寒さによってそれは白み、緩い風に吹かれて消えて行く。
「いつ来ても寒いよねえ、コライドン」
「アギャア……」
「そうだね、寒いの苦手だもんね。いつもありがとう、ごめんね」
でももう少し、もう少しで着くから頑張って。そう撫でると、愛しい相方は頷いてくれた。この子は何処までも僕を信じてついて来てくれる、心の友だ。勿論他の手持ちポケモン達も、だけど。……あの人がドラゴンを愛する気持ちが、コライドンと居ると分かるような気がする。
8156少し用事があり、相棒のコライドンにライドして飛び込んだ僕ハルトは、大きく息を吐き出した。寒さによってそれは白み、緩い風に吹かれて消えて行く。
「いつ来ても寒いよねえ、コライドン」
「アギャア……」
「そうだね、寒いの苦手だもんね。いつもありがとう、ごめんね」
でももう少し、もう少しで着くから頑張って。そう撫でると、愛しい相方は頷いてくれた。この子は何処までも僕を信じてついて来てくれる、心の友だ。勿論他の手持ちポケモン達も、だけど。……あの人がドラゴンを愛する気持ちが、コライドンと居ると分かるような気がする。
Rahen_0323
DONEカキツバタとアオイとゆれないおまもり。ネタバレ、捏造、妄想、自己解釈注意。皆仲良しこよしの友達です。kktbtの日参加作品です!この時をずっと待っていました!開催ありがとうございます!
賑やかしとして沢山小説を投稿する予定なのでどうかよろしくお願いします!尚準備不足で既に慌てています!頑張ります!
あなたとおまもりとある日。私アオイが交換留学先としてやって来た、ブルーベリー学園にて。
「無い!!無い、無い無い!!ウソ、どうしよう!!」
私は朝早く故にガラガラだったリーグ部の部室にて、一人鞄をひっくり返して騒いでいた。
「無い!!『ゆれないおまもり』が……無い!!なんで!?」
そう、こんなに取り乱している理由は、一つの、それでいてとても大事な物である『ゆれないおまもり』を失くしたからだ。
何度荷物を探っても幾ら自分の部屋や部室を捜索しても見当たらず、私はすっかり青褪めていた。
昨日のお昼までは確かにリュックに掛かってあった。ブルレクで撮った自撮り写真にしっかり写っていたので、それは確かだ。
だけどそれ以降が分からない。BPがある程度溜まったので引き揚げて、それから休憩がてらお昼ご飯を食べて、ライバル達と勝負して一日は終わった。そして今朝起きたらおまもりが無くなっていた。なら校舎内の何処かにある筈、と探してるのにまるで見つからない。
8458「無い!!無い、無い無い!!ウソ、どうしよう!!」
私は朝早く故にガラガラだったリーグ部の部室にて、一人鞄をひっくり返して騒いでいた。
「無い!!『ゆれないおまもり』が……無い!!なんで!?」
そう、こんなに取り乱している理由は、一つの、それでいてとても大事な物である『ゆれないおまもり』を失くしたからだ。
何度荷物を探っても幾ら自分の部屋や部室を捜索しても見当たらず、私はすっかり青褪めていた。
昨日のお昼までは確かにリュックに掛かってあった。ブルレクで撮った自撮り写真にしっかり写っていたので、それは確かだ。
だけどそれ以降が分からない。BPがある程度溜まったので引き揚げて、それから休憩がてらお昼ご飯を食べて、ライバル達と勝負して一日は終わった。そして今朝起きたらおまもりが無くなっていた。なら校舎内の何処かにある筈、と探してるのにまるで見つからない。
Rahen_0323
DOODLE前に投稿した「守護竜」の続きです。蛇足ですが「ちゃんと怒られろ〜」の気持ちで書きました。前作を先に読むことをオススメします。捏造だらけでカキツバタの頭のネジがちょっとおかしいです。自己肯定感に問題ありまくりです。あと未成年の飲酒匂わせがあったりします。なんでも許せる方向け。
そういえばポイピク投稿数、絵も合わせるとこの作品が50個目らしいです。いつもありがとうございます。今後も暴れます。 3151
poaro_zoroa
DONEリク頂いていたアイリスとカキツバタの話です。
ほのぼのかどうかはちょっと分からないですが、これが私の限界でした…。
林間学校前かその最中みたいな期間の出来事です。
ゲームのアイリスと言うより、アニメのアイリスのイメージが強くて混ざったような感じのアイリスになりました…。アイリスを履修するに当たってアニメ観直したのと、そもそもそっちのイメージの方が強かったのです。(言い訳) 7000
Rahen_0323
DOODLEカキツバタのヒスイ入りヒスイ編その2です。ややこしい。以前書いた「置き去った男」とつながる話です。そちらの1〜7と一緒に読むことをオススメします。あとこの話は2話目なので1話目から読まないとよく分からないと思います。
なんでも許せる方向け。カキツバタがドラゴンにデレデレしたりしてます。余談ですが私はずっと旅パにガブリアスを入れてるのでフカマルが可愛くて仕方ありません。その感情が割と出てるな。
漂流譚 2「カキツバタ、飯持って来たぜー」
「んぅ……」
見知らぬ場所だってのにオイラにしてはよく眠っていたところ、ふとセキさんに起こされた。
生憎あまり寝起きが良い方ではないので、ちょっとグダグダしながら目を開ける。
「やっと起きたか。疲れてるのは分かるが、もう少しサッと起きた方が時間を無駄にしないぜ?」
「しょーがねえだろぃ……朝に弱えんだもん……」
「今はもう夕刻だがな」
「頭のカテーやつ」
欠伸して頭を庇いながらゆっくり起き上がる。薬が使われたのか、痛みは少し引いていた。
……それでも現代の痛み止めと比べちゃお粗末だろうから、普通に痛いけど。こればっかりは仕方ない。
「さて!腹が減ってはってやつだぜ。約束通りイモモチを作ったからよ、食っときな」
3745「んぅ……」
見知らぬ場所だってのにオイラにしてはよく眠っていたところ、ふとセキさんに起こされた。
生憎あまり寝起きが良い方ではないので、ちょっとグダグダしながら目を開ける。
「やっと起きたか。疲れてるのは分かるが、もう少しサッと起きた方が時間を無駄にしないぜ?」
「しょーがねえだろぃ……朝に弱えんだもん……」
「今はもう夕刻だがな」
「頭のカテーやつ」
欠伸して頭を庇いながらゆっくり起き上がる。薬が使われたのか、痛みは少し引いていた。
……それでも現代の痛み止めと比べちゃお粗末だろうから、普通に痛いけど。こればっかりは仕方ない。
「さて!腹が減ってはってやつだぜ。約束通りイモモチを作ったからよ、食っときな」
Rahen_0323
DOODLE大分頭のネジが飛んでるカキツバタがなんやかんや自ら毒を飲む話です。捏造だらけ。未成年の飲酒描写が一瞬あったりします。なんでも許せる方向けです。言うほど暗くはないと思うけどカキツバタが中々イカれてるのでご注意を。多分自己肯定感に問題がありまくり。チャンピオンとかって身内側の人間にも狙われることありそうだな〜竜一族とか尚更ありそうだな〜っていう妄想ですが全然皆仲良しでもいいですよね。 3094
Rahen_0323
MOURNING押せ押せ全力投球鋼鉄メンタル主人公アオイとトラウマ持ちで結構マトモでアオイに特段そういう興味の無いカキツバタの続きです。くっつかないカキアオです。途中で終わります。前回と前々回の話から読むことをオススメします。
カキ←←←アオ要素とモブツバの香りがあります。捏造妄想自己解釈だらけ。ご注意を。
ドラゴン兄妹がかなり仲良しです。重いくらい仲良しです。兄妹は仲良くあれ〜〜〜
くっつかないカキアオ 3また次の日。交換留学終了まであと五日。
「カキツバタ先輩!!昨日はごめんなさい!!」
「いーよいーよ許す許す」
「早い!!軽い!!もっと気にして!?」
今日は部室にカキツバタ先輩が居たので秒で頭を下げたら秒で許された。
なんだこの人のこう、この、寛容さというか、危機感の無さは。ブン殴ってくれても全然良かったのに。なんで?
え、もしかして、口先だけで実は私のこと……?
「おめでたい勘違いをしてるとこ悪ぃけど、別にそういうんじゃないからな?シンプル気にしてないだけだぜぃ?」
「もうちょっと夢見させてくださいよ!!」
「見させて言い触らされたら堪ったもんじゃないし」
「言い触らしませんよ!!」
「へっへっへ。信用ならないねー」
9260「カキツバタ先輩!!昨日はごめんなさい!!」
「いーよいーよ許す許す」
「早い!!軽い!!もっと気にして!?」
今日は部室にカキツバタ先輩が居たので秒で頭を下げたら秒で許された。
なんだこの人のこう、この、寛容さというか、危機感の無さは。ブン殴ってくれても全然良かったのに。なんで?
え、もしかして、口先だけで実は私のこと……?
「おめでたい勘違いをしてるとこ悪ぃけど、別にそういうんじゃないからな?シンプル気にしてないだけだぜぃ?」
「もうちょっと夢見させてくださいよ!!」
「見させて言い触らされたら堪ったもんじゃないし」
「言い触らしませんよ!!」
「へっへっへ。信用ならないねー」
アイロ
DONE急に竜化が始まったカキツバタ原因を模索しつつ,ツが隠れてる場所にちょくちょく様子見に行くんだけど,少しずつ竜化が進行していてべそかいてるツ
翼のせいでシャツ着れないし尻尾のせいでぱんつも履けない
寒そうだけどとりあえずもふもふそうなドラゴンで良かった
…は?
Rahen_0323
DOODLEカキツバタのヒスイ入りの話です。以前完結させた「置き去った男」と繋がっています。が、度々言っている続編とはまた違います。番外編です(ややこしい)。ヒスイでの出来事を続編では細かく描写出来ないかもなあでも書きたいなあ。せや!書こ!って流れなので続くかは分かりません。テキトーに期待せず読んでね。
なんでも許せる方向け。「置き去った男」の1〜7と一緒に読まないと分からない部分もあるかもしれません。
バツン。
そんな音が耳に届いて、ふと意識が浮上した。
「んー?おー……こりゃあ、」
目を開いて直ぐに『夢でも見てんのか』と感じる。
そりゃあそうだ。オイラの最後の記憶はベッドの上での就寝で、周囲に広がる景色は暗黒ばかりだったのだから。
それどころか浮遊感があり、事実どう身体を動かしても床や壁に当たる気配が無い。
「大層な夢だこと」
現実でないと分かれば諦めるのも早かった。平常運転でへらへら笑い、楽な姿勢へ切り替える。
寝転ぶように身体を横にして、一度伸びをしてから両手を頭の後ろで組んだ。
「ふあぁ〜〜……ま、もっかい寝りゃ覚めるだろぃ……」
独り言を零しながら目を伏せる。最近進級の為にそこそこ真面目にやってきたのだ。どうせちょっと疲れているだけ…………
6673そんな音が耳に届いて、ふと意識が浮上した。
「んー?おー……こりゃあ、」
目を開いて直ぐに『夢でも見てんのか』と感じる。
そりゃあそうだ。オイラの最後の記憶はベッドの上での就寝で、周囲に広がる景色は暗黒ばかりだったのだから。
それどころか浮遊感があり、事実どう身体を動かしても床や壁に当たる気配が無い。
「大層な夢だこと」
現実でないと分かれば諦めるのも早かった。平常運転でへらへら笑い、楽な姿勢へ切り替える。
寝転ぶように身体を横にして、一度伸びをしてから両手を頭の後ろで組んだ。
「ふあぁ〜〜……ま、もっかい寝りゃ覚めるだろぃ……」
独り言を零しながら目を伏せる。最近進級の為にそこそこ真面目にやってきたのだ。どうせちょっと疲れているだけ…………
Rahen_0323
MOURNING二月だか三月だかに書こうとしてたポーラで立ち往生するカキツバタの話です。オチが浮かばなかったので途中まで。ちなみに生きてます。捏造妄想自己解釈過多。なんでも許せる方向け。
野生のポケモンなんてただでさえ予測不可だったり分からないこと多そうなのにステラとかそういう益々分からなくなる要素入れてるの、学校としては中々チャレンジし過ぎてダメなのではって偶に思ったりする。下手したら普通に人死ぬのでは? 6131
Rahen_0323
MAIKING記憶喪失カキツバタその4。準備の準備パートです。なにも憶えてなくて知らん人だらけって絶対めちゃくちゃ怖いしジジイとか特に怖いと思う。捏造妄想自己解釈過多、未来if要素があります。なんでも許せる方向け。シリーズなので「残花を手に」の1〜3を先に読むことをオススメします。
全体で2万字超えたのにこの進行度で笑ってます。これちゃんと終わるかなという漠然とした不安。
残花を手に 4アカマツは俺とタロ先輩にサンドウィッチを渡して、カキツバタには「まだ重たい物は辛いかもしれないから」と柔らかい野菜の入ったスープを出した。ねーちゃん達もそれぞれ購買や荷物から自分達の朝食を用意して、慌てて来てくれた先生も一旦戻り、ご飯を食べ始める。
「どう先輩?美味しい?」
「ん……なんかピリッとするけど、食べやすいし美味いよ」
「よかった!でも無理して食べなくていいからね!お腹いっぱいになったらハルトのコライドンにでもあげちゃっていいよ!」
「こらいどん?」
「ウチの子を残飯処理係みたいに言わないで?いや食べるだろうけど」
「アギャス!」
「ああもう呼んじゃうから。ツバっさん残すか分からないし一先ず僕のサンドウィッチをお食べ」
5146「どう先輩?美味しい?」
「ん……なんかピリッとするけど、食べやすいし美味いよ」
「よかった!でも無理して食べなくていいからね!お腹いっぱいになったらハルトのコライドンにでもあげちゃっていいよ!」
「こらいどん?」
「ウチの子を残飯処理係みたいに言わないで?いや食べるだろうけど」
「アギャス!」
「ああもう呼んじゃうから。ツバっさん残すか分からないし一先ず僕のサンドウィッチをお食べ」
Rahen_0323
MOURNING三月に書いたレポートのセーブロードを認知していなくて制御出来てない的なアオイとなんかよく分かんないけど記憶が残ってるカキツバタのカキアオループ物が書きたかったやつです。供養。ループ物好きなので隙あらば挑戦してる。プレイヤーは不在です。なんでも許せる方向け。多分この後エリアゼロとかにもカキツバタは普通について来るしなんかのきっかけでゲーム開始直後くらいにも戻ったりする。救いが無さ過ぎるな。 6249
Rahen_0323
TRAINING以前描いたキタカミ姉弟・カキツバタ・自機のイラストと本日トゥイッターにアップした落書きの再掲です。とはいえほぼカキツバタ。落書き垢にアップしたものが半分です。全部アナログ。中身の無い練習イラストが多く絵柄も定まってないのでなんでも許せる方向け。自作に関する絵もあります。
とりあえずお試しですが、問題無さそうだったら今後はここに絵も投下する……かも……? 7
Rahen_0323
DONEヒスイ帰りカキツバタ最終話です!一旦終わりです!シリーズ物なので「置き去った男」の1〜6を先に読むことをオススメします。なんでも許せる方向け。
散々言った通り続編を書く予定なので若干半端かもしれませんが許して。続編はカキツバタとオリジナルのモブがメインになる予定です。ともあれ一旦完結です!突発で始まったシリーズでしたがお付き合い頂きありがとうございました!また続編と別の話でお会いしましょう!
置き去った男 7(終)イッシュとシンオウまで赴き、そしてカキツバタの目的が果たされてパルデアに帰って来た後。
皆は直ぐにアレコレ気を遣ってくれたが、あの地で出会った皆さんの言葉を受け止め切れなかったのか、カキツバタは数日間酷く情緒不安定になってしまった。
ある時はまるで自分を痛めつけるように不自由が少し残ったらしい手足を強く握り掻き毟り、ある時は急に泣き出してしまったかと思えば気絶するように眠り。一日中ボーッとして動けない日もあった。暴れたりとか、そういったことは無かったが。
どうにかシャガさんが利用していた宿に留まってもらって様子を見続けたけれど、ポケモン達も心配している。もう一度医者に掛かった方がいいのでは。
そう俺達が考えていたタイミングだった。
5680皆は直ぐにアレコレ気を遣ってくれたが、あの地で出会った皆さんの言葉を受け止め切れなかったのか、カキツバタは数日間酷く情緒不安定になってしまった。
ある時はまるで自分を痛めつけるように不自由が少し残ったらしい手足を強く握り掻き毟り、ある時は急に泣き出してしまったかと思えば気絶するように眠り。一日中ボーッとして動けない日もあった。暴れたりとか、そういったことは無かったが。
どうにかシャガさんが利用していた宿に留まってもらって様子を見続けたけれど、ポケモン達も心配している。もう一度医者に掛かった方がいいのでは。
そう俺達が考えていたタイミングだった。
Rahen_0323
DOODLEヒスイ帰りカキツバタその6です。目的を果たすパート。シリーズ物なので「置き去った男」の1〜5を先に読むことをオススメします。捏造過多でなんでも許せる方向け。諸々ポマとは繋がり無い。
もっと身近な人に救って欲しい気持ちもあったけど今作に於ける彼にとっての全てを考えた結果ですね。次回で一旦完結ですが、呟いていた通り続編も書く予定です。ちゃんと幸せにしてあげたいし掘り下げるところ掘り下げたい感情。
置き去った男 6なんだかんだ、カキツバタと再会した日から三ヶ月以上もの時が流れた。
相変わらずの調子である元先輩は、しかし身体の方は殆ど元気で。怪我も治り一人でも歩けるくらいには回復した。病院の皆さんはそれはもう震えるほど驚いていて。
「それで、カキツバタさんはこれからどうされたいですか?」
ともあれもういつでも退院出来るだろうということで、トップが問い掛けたが。
カキツバタの答えは変わらなかった。
「ノボリさんとショウの家族と会いたい。……その後は、別になにも」
……元々「将来とか考えられない」って言うようなヤツだったけど、最早本気で楽しく生きる気すら無い様子に頭を抱えた。
何事も楽しく、じゃなかったのかよ。今が楽しけりゃいいんじゃねえのかよ。なにがお前をそうさせたんだよ。
8238相変わらずの調子である元先輩は、しかし身体の方は殆ど元気で。怪我も治り一人でも歩けるくらいには回復した。病院の皆さんはそれはもう震えるほど驚いていて。
「それで、カキツバタさんはこれからどうされたいですか?」
ともあれもういつでも退院出来るだろうということで、トップが問い掛けたが。
カキツバタの答えは変わらなかった。
「ノボリさんとショウの家族と会いたい。……その後は、別になにも」
……元々「将来とか考えられない」って言うようなヤツだったけど、最早本気で楽しく生きる気すら無い様子に頭を抱えた。
何事も楽しく、じゃなかったのかよ。今が楽しけりゃいいんじゃねえのかよ。なにがお前をそうさせたんだよ。
Rahen_0323
MOURNING以前投稿した押せ押せ全力投球鋼鉄メンタル主人公アオイとトラウマ持ちで結構マトモでアオイに特段そういう興味の無いカキツバタの続きです。くっつかないカキアオです。途中で終わります。前回の話から読むことをオススメします。
カキ←←←アオ要素と薄っすらモブツバの香りがあります。捏造妄想自己解釈だらけ。ご注意を。
とりあえず投稿しましたが次の更新がいつになるかは謎です。シリーズ抱え過ぎ問題。
くっつかないカキアオ 2翌日。交換留学終了まで残り六日。
「おはようございまーす!」
「おはよー!」
「おはようございますアオイさん!」
私は朝からリーグ部に突撃して、即カキツバタ先輩の姿を探した。
居ない。いつもは授業も仕事もサボってダラッと座ってるのに!今日に限って!昨日も出て行ったきり姿眩ましてたし!あの男は!
「カキツバタ先輩は?」
「授業だそうです」
「要はアオイから逃げたべ」
「間違い無く逃げたわね」
「ぐぬぬ………都合が悪い時だけ授業に出るなんて…………」
「まあアオイに告白される前から出席率は増えてたけどね」
腹が立つけど、でも想定内だ。
あの人はズルいし無駄に頭が回るから、私が帰るまで逃げまくってアヤフヤにすればいいとでも思ってるんだろう。
5196「おはようございまーす!」
「おはよー!」
「おはようございますアオイさん!」
私は朝からリーグ部に突撃して、即カキツバタ先輩の姿を探した。
居ない。いつもは授業も仕事もサボってダラッと座ってるのに!今日に限って!昨日も出て行ったきり姿眩ましてたし!あの男は!
「カキツバタ先輩は?」
「授業だそうです」
「要はアオイから逃げたべ」
「間違い無く逃げたわね」
「ぐぬぬ………都合が悪い時だけ授業に出るなんて…………」
「まあアオイに告白される前から出席率は増えてたけどね」
腹が立つけど、でも想定内だ。
あの人はズルいし無駄に頭が回るから、私が帰るまで逃げまくってアヤフヤにすればいいとでも思ってるんだろう。
Rahen_0323
MOURNING三月くらいに書こうとしてた名も無きパルデアリーグ職員モブと卒業後パルデアリーグに就職したカキツバタが仲良くなる話、のボツです。供養です。途中で終わります。大分構想は纏めてたけど完結まで行けなくて放置してたので投下します。モブがちょっとキモいトップ信者だったりしますが根っこは良識ある善人です。あと名も無きモブがいっぱい出ます。捏造だらけです。大分好き勝手してるのでなんでも許せる方向け。 12765
Rahen_0323
DOODLEヒスイ帰りカキツバタその5です。若干不穏パート。調子良かったので一日に二話更新しちゃいます。シリーズ物なので「置き去った男」の1〜4を先に読むことをオススメします。なんでも許せる方向け。
ヒスイ入りした時点で彼を救えるのはスグリ達じゃねえかもなと途中からずっと思ってた。全部が悲しい。早く幸せになってくれ。
置き去った男 5カキツバタの帰還から一ヶ月半が経った。
元々身体が丈夫な男だったからか医者も驚くほど怪我の治りが早く、間も無くリハビリも始まって。退院もそう遠くないだろうと、俺達は彼をサポートしながらこれからのことを本人抜きで話し合っていた。
「行方不明からの死亡扱いだったのに加え、イッシュリーグの協力もあり諸々の届け出自体についてはどうにかする手筈を整えられましたが……」
「問題は年齢の方やな。七年のブレをどう説明せいっちゅーのか。役所の人間相手とはいえ『タイムスリップしてました』は流石にマズい気ぃするわ」
「そうですかね?世界には"ときわたりポケモン"の存在も確認されてますよ?変に隠すよりも、偉い人くらいには伝えるべきでは?」
5336元々身体が丈夫な男だったからか医者も驚くほど怪我の治りが早く、間も無くリハビリも始まって。退院もそう遠くないだろうと、俺達は彼をサポートしながらこれからのことを本人抜きで話し合っていた。
「行方不明からの死亡扱いだったのに加え、イッシュリーグの協力もあり諸々の届け出自体についてはどうにかする手筈を整えられましたが……」
「問題は年齢の方やな。七年のブレをどう説明せいっちゅーのか。役所の人間相手とはいえ『タイムスリップしてました』は流石にマズい気ぃするわ」
「そうですかね?世界には"ときわたりポケモン"の存在も確認されてますよ?変に隠すよりも、偉い人くらいには伝えるべきでは?」
Rahen_0323
DOODLEヒスイ帰りカキツバタその4です。ポケモンとの再会パート。シリーズ物なので「置き去った男」の1〜3を先に読むことをオススメします。
なんでも許せる方向けです。細かいことは気にしないで読んでください。
普通にゲットしたとかタマゴから孵ったとかなら全然仲良くなれそうだけどなあ……と思いながら書いてた。皆幸せになって欲しい気持ちはある。
置き去った男 4カキツバタが帰って来てそのまま入院した日から一週間が経った。
あれからねーちゃん達も加わって、彼の体調も気にしながら七年分の積もり積もった話を毎日のように沢山した。俺達の仕事の話からリーグ部の皆が今どうしてるか、バトルについてやシンプルな世間の情勢まで。
カキツバタは特に辛そうでもなく、むしろ俺達が元気にやってたことに安心した様子で相槌を打っていた。正直元気じゃない日もいっぱいあったし、リーグ部も彼の失踪で色々起きてたんだが。その心に燻ってる希死念慮が強まりでもしたら大変なので、暗い部分はあまり語らなかった。
「カキツバタはどうしてたの?ヒスイでのこととか、話せる部分だけでも話して欲しいべ」
安定した頃を見計らって聴取も受け、過去や未来であったことをオモダカさん達に少し口にしたらしいけど。やはりというか、俺達にもリーグや警察にも全てを打ち明けるのは難しいみたいで、詳細はバトルやポケモンの話くらいしか引き出せなかった。
5507あれからねーちゃん達も加わって、彼の体調も気にしながら七年分の積もり積もった話を毎日のように沢山した。俺達の仕事の話からリーグ部の皆が今どうしてるか、バトルについてやシンプルな世間の情勢まで。
カキツバタは特に辛そうでもなく、むしろ俺達が元気にやってたことに安心した様子で相槌を打っていた。正直元気じゃない日もいっぱいあったし、リーグ部も彼の失踪で色々起きてたんだが。その心に燻ってる希死念慮が強まりでもしたら大変なので、暗い部分はあまり語らなかった。
「カキツバタはどうしてたの?ヒスイでのこととか、話せる部分だけでも話して欲しいべ」
安定した頃を見計らって聴取も受け、過去や未来であったことをオモダカさん達に少し口にしたらしいけど。やはりというか、俺達にもリーグや警察にも全てを打ち明けるのは難しいみたいで、詳細はバトルやポケモンの話くらいしか引き出せなかった。
Rahen_0323
MAIKINGカキツバタが居なくなる話五話目です。完全シリアス。ずっとハルトくんがブチギレてます。シリーズ物なので「アレは死んだ(一話)」「SOS?(二話)」「堪えた悲鳴(三話)」「円盤(四話)」から読むことをオススメします。
次回少しは進展すると思います。総文字数2万字をとうに超えているのでそろそろ進展させたい。
王者僕とスグリとアカマツくんは、タロちゃんに伝えられた住所、ソウリュウシティにあるあの先輩の実家を訪ねた。
それは随分立派なお屋敷で、それなりに驚いたけれど。まあツバっさんが実はお坊ちゃんだったという事実は些細な話だった。
「じゃあ、行くよ」
「うん」
無駄話の一つもせず、僕が先陣を切って手を伸ばし、インターホンを鳴らす。
……返ってきたのはシンとした静寂。中々応答が無かったので懲りずにもう一度押して、ついでに中まで届くよう声を張った。
「ごめんくださーい!ブルーベリー学園リーグ部チャンピオンのハルトです!カキツバタくんについてお話を伺いに来ました!」
「……………………………」
「すみませーん!誰か居ませんかー!?」
5499それは随分立派なお屋敷で、それなりに驚いたけれど。まあツバっさんが実はお坊ちゃんだったという事実は些細な話だった。
「じゃあ、行くよ」
「うん」
無駄話の一つもせず、僕が先陣を切って手を伸ばし、インターホンを鳴らす。
……返ってきたのはシンとした静寂。中々応答が無かったので懲りずにもう一度押して、ついでに中まで届くよう声を張った。
「ごめんくださーい!ブルーベリー学園リーグ部チャンピオンのハルトです!カキツバタくんについてお話を伺いに来ました!」
「……………………………」
「すみませーん!誰か居ませんかー!?」
Rahen_0323
DOODLEヒスイ入りして帰って来たカキツバタその3です。再会とよしよしパートです。続きは未定。シリーズなので「置き去った男」の1と2を先に読むことをオススメします。
怪我や体調不良表現があります。細かいことはあんまり気にしないで読んで欲しい。なんでも許せる方向け。
早く幸せになってくれ〜〜〜呟いてたりしてたけどアカデミーにでも行って普通に学校卒業してくれ〜〜〜
置き去った男 3カキツバタが意識を失ってしまったので、聴取だとか細かいことは後回しになり、俺は一先ず放り出してしまっていたゼロゲートでの仕事を片付けておいた。仲間達も各々の業務に戻ったらしい。
一応薬の投与でカキツバタの容体は落ち着いていたし、病室にはハルトを残したので大丈夫だとは思うが、それでもどうにも身が入らなくて。
済むとリーグまで書類と端末を取りに行き、直ぐにあの嘗ての先輩の元へと戻った。
「ハルト、カキツバタ」
「! スグリ!おかえり」
ノックを挟み静かに扉を開けば、ハルトもまたノートパソコンを立ち上げていた。訊けばハッサクさんが気を配って持って来てくれたらしい。同じリーグ職員でよかったよ、と笑ってた。
「ツバっさん、丁度起きたところなんだ。薬の影響でちょっとボーッとしてるみたいだけど」
6359一応薬の投与でカキツバタの容体は落ち着いていたし、病室にはハルトを残したので大丈夫だとは思うが、それでもどうにも身が入らなくて。
済むとリーグまで書類と端末を取りに行き、直ぐにあの嘗ての先輩の元へと戻った。
「ハルト、カキツバタ」
「! スグリ!おかえり」
ノックを挟み静かに扉を開けば、ハルトもまたノートパソコンを立ち上げていた。訊けばハッサクさんが気を配って持って来てくれたらしい。同じリーグ職員でよかったよ、と笑ってた。
「ツバっさん、丁度起きたところなんだ。薬の影響でちょっとボーッとしてるみたいだけど」
Rahen_0323
DOODLE三月頭に書いたカキツバタ中心にブルベの皆の未来ifです。短い。カキツバタは自分より上のダメな人が居たら幾らかマトモになりそうだなあということでアイリスお姉様に我儘女王になってもらいました。多分カキツバタが側に就く前から似た調子だったけど義弟が来て甘えからダメ加減がかなり増した感じだと思う。アイリスもなんとなく書類仕事とか苦手そう。割と似た者同士の義理姉弟。全部捏造です!!!! 3722
Rahen_0323
DOODLEフィジカル強いカキツバタが見てえなあと二月に書いてたやつです。とても短い。ぬるい暴力や流血があります。捏造過多。ちゃんと制裁されますが結構嫌なモブも居るのでご注意を。
実際ドラゴンと生活してるんだろうし人一人くらいなら軽々投げられそう。ジジイの遺伝子もロマンがありますよね。 2440
Rahen_0323
MAIKING記憶喪失カキツバタその3です。今回はカキツバタ視点でなんにも分からんってパート。ホラーのつもりはなかったけどちょっと怖そうなシーンがあったりします。捏造妄想自己解釈過多、未来if要素、ぬるい流血もあります。なんでも許せる方向け。シリーズなので「残花を手に」の1と2を先に読むことをオススメします。
残花を手に 3「っ、俺、責任、取るから。絶対、助ける、から」
目覚めて直ぐに見知らぬ男にそう縋られて、困らないヤツは居ない、と思う。多分。
気付けば知らない場所で寝ていて、自分の名前というものすら思い出せない異常性には早くに気付いていた。
なにも思い出せない。なにも分からない。
それでもそれが普通ではないことくらいは。
勿論彼のことも分からないので、どうすればいいのかただただ困惑して。でも、何故かどうにか宥めてあげたくて。
「あ、ツバっさん起きたんだ!気分はどう……って、スグリ?どうしたの?」
酷く狼狽して俺に抱き付く彼へと呼び掛けるそれに、ハッと現実に戻ってきた。
「スグ?なにがあったの?」
「スグリ。カキツバタが困っている。離れた方が」
4573目覚めて直ぐに見知らぬ男にそう縋られて、困らないヤツは居ない、と思う。多分。
気付けば知らない場所で寝ていて、自分の名前というものすら思い出せない異常性には早くに気付いていた。
なにも思い出せない。なにも分からない。
それでもそれが普通ではないことくらいは。
勿論彼のことも分からないので、どうすればいいのかただただ困惑して。でも、何故かどうにか宥めてあげたくて。
「あ、ツバっさん起きたんだ!気分はどう……って、スグリ?どうしたの?」
酷く狼狽して俺に抱き付く彼へと呼び掛けるそれに、ハッと現実に戻ってきた。
「スグ?なにがあったの?」
「スグリ。カキツバタが困っている。離れた方が」
Rahen_0323
DOODLEヒスイ入りしてヌルッと帰ってきたカキツバタその2です。別にシリーズ化するつもりは無かったけど書きたいので書いた。続きを出すかは分からないです。怪我や体調不良の表現があります。カキツバタが中々メンタルブレイクな目に遭ってたりします。なんでも許せる方向け。結局皆不憫だな……幸せになるんじゃなかったのかよってね……
置き去った男 2俺達は号泣して騒ぐハルトとハッサクさんをなんとか宥めて、落ち着いた頃にオモダカさんが咳払いをした。
「それで、カキツバタさん」
「あ、このまま話す感じ?いいけど」
落ち着いた、とは言うがハルトはぎゅうぎゅうカキツバタにしがみついている。しかしどの道暫くはこのままだろうと我らがトップは開口した。
「後々チリやアオキが国際警察と共に聴取に伺いますが」
「おーおーデカく出たねぃ。そんな大事になってんのか。まあ音信不通行方不明で七年だもんなあ」
「大事、どころか」
「カキツバタさん、えと、言いづらいけどもうとっくに死亡届け出されてて」
「へえーオイラ死んだのか。ウケる」
「「「かっる」」」
「死んだっていうか死んだことになってただけですよ!!ツバっさん生きてるでしょ!!生きて!!!」
5320「それで、カキツバタさん」
「あ、このまま話す感じ?いいけど」
落ち着いた、とは言うがハルトはぎゅうぎゅうカキツバタにしがみついている。しかしどの道暫くはこのままだろうと我らがトップは開口した。
「後々チリやアオキが国際警察と共に聴取に伺いますが」
「おーおーデカく出たねぃ。そんな大事になってんのか。まあ音信不通行方不明で七年だもんなあ」
「大事、どころか」
「カキツバタさん、えと、言いづらいけどもうとっくに死亡届け出されてて」
「へえーオイラ死んだのか。ウケる」
「「「かっる」」」
「死んだっていうか死んだことになってただけですよ!!ツバっさん生きてるでしょ!!生きて!!!」