プロポーズ
mm_666_mm
DOODLE【たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ】また遊んできました!
緑:レイ
紫:しーさん
赤:こしばさん
橙:トケゲさん
です!
後半五枚は、全員指輪がラス1になってしまったので「眼鏡の草食系奥手ショートヘア男」に向かってのプロポーズ大会でした。
面白かったです!! 10
kakeru1206_MH
MOURNINGイチョウのお話が書きたくて書いていたやつなんですけど、書き始めたの2021年の12月9日ですって……もう書き上がる気がしないので途中だけど供養。
このあとプロポーズに繋がるはずでした。
イチョウのやつ ふわりふわりと、鮮やかな黄色が宙を舞う。同じ色の絨毯に寝転がって、のんびりと空を見上げるハンターの上に、一枚、また一枚と降り注ぐ。
「ふわぁ」
風はかなり冷たくなってきてはいるものの、今日は太陽が優しく輝いているので凍えるほどではなく、更に共に横になるガルクとアイルーのふわふわの毛並みに包まれているので温かい。ついでに今日は持参したベリオロスの毛皮がある。寒冷地に好んで生息する氷牙竜の毛皮は、体の上に置いているだけで暖を生んだ。
「眠たくなっちゃうね」
のんびりと視界を飛んでいったヒトダマドリを見送って、ハンターは瞼を閉じた。このまま眠ってしまいたいような心地良い陽気ではあるが、流石にそれはまずいということは心得ている。なんと言ってもここは、狩り場のど真ん中なのである。大型モンスターの気配は近くには無く、小型のモンスターたちも今は落ち着いてはいるものの、眠ってしまうのは問題がある。
5178「ふわぁ」
風はかなり冷たくなってきてはいるものの、今日は太陽が優しく輝いているので凍えるほどではなく、更に共に横になるガルクとアイルーのふわふわの毛並みに包まれているので温かい。ついでに今日は持参したベリオロスの毛皮がある。寒冷地に好んで生息する氷牙竜の毛皮は、体の上に置いているだけで暖を生んだ。
「眠たくなっちゃうね」
のんびりと視界を飛んでいったヒトダマドリを見送って、ハンターは瞼を閉じた。このまま眠ってしまいたいような心地良い陽気ではあるが、流石にそれはまずいということは心得ている。なんと言ってもここは、狩り場のど真ん中なのである。大型モンスターの気配は近くには無く、小型のモンスターたちも今は落ち着いてはいるものの、眠ってしまうのは問題がある。
mm_666_mm
DOODLE【たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ】で遊んできました!その1部ログスクショ!
青:みやまさん
赤:おいもさん
緑:まみさん
紫:レイ
です。
後半4枚は2回戦後にカードを全部見ながら並べて遊んだやつです。
若干の下ネタ注意。 9
tomoki_kocho
DONEじゃにえじぷち、桐ケ谷BDカウントダウン企画に寄せたお祝い漫画3Pです。X年後、付き合ってる桐唯ベースの桐ケ谷と母の会話。お祝いが高じて誕生日というよりプロポーズなお話になってます💦色々と捏造激しい点はご容赦下さい。 3
kazusa_sgm
DONE若→(←)流星♀恋情はあるけど若の伝える言葉がアレなので良い感じのプロポーズが出るまでずっと採点する流星♀。
でも成立する時は若が思っても無いタイミングで受け入れられるんだろうな~とは思う。
kazane_2ndbell
DONEマフィア煌魅。最後に少しエッッな匂わせあり。波止場のネタをあれこれ組み合わせて作った作品。※魅津が説得という名の公開プロポーズやらかした後の世界線の煌魅です。パスは皆さんがお使いのいつもの。 3041わかな
PAST「好奇心プロポーズ!」(10P)2021年3月発行エスデュ本「Red×Blue」に収録した書き下ろし漫画です。
風邪を引いたエスくんをデュくんが看病します。
お手にとってくださった方ありがとうございました! 10
あきら
DONE2539プロポーズの後日談。霊幻姉がかなり喋ります。
「……あ、もしもし姉ちゃん。え?俺からかけるのそんな珍しい?いやそんな事ねえって。うん。実はさ、相談というか、報告があって…。捕まってねえよ。詐欺じゃねえって。あのさ……俺、結婚しようと思うんだけど…。うん。まだ話してない。先に姉ちゃんに話ときたいと思って。近いうちに会えねえかな。うん。ありがとう。じゃあまた」
という会話をした一週間後、俺はモブを連れて姉と待ち合わせた喫茶店へ行き、婚約者としてモブを紹介した。
姉は開口一番、
「新隆……自首しなさい」
と言ってのけた。
「茂夫くん、あなた騙されてるわよ。変なことされてない?お金貢いだりしてない?胡散臭い商売続けてるとは思ってたけどこんな若い男の子誑かすなんて……」
2518という会話をした一週間後、俺はモブを連れて姉と待ち合わせた喫茶店へ行き、婚約者としてモブを紹介した。
姉は開口一番、
「新隆……自首しなさい」
と言ってのけた。
「茂夫くん、あなた騙されてるわよ。変なことされてない?お金貢いだりしてない?胡散臭い商売続けてるとは思ってたけどこんな若い男の子誑かすなんて……」
@ay8mk5dg
DONE逃げてしまった人魚に落ち込むディルック。一方今後のことを考えていた人魚は人魚で気が滅入っており、周りから考え直すよう言われていた。自分から逃げたのに諦めきれない人魚はいつもの入江へ向かうとそこには見覚えのある赤髪があって……
人魚ディルガイパロプロポーズ編
「やっと見つけた私の蒼」
(※まだまだ続きます。この後は新婚旅行編を予定してます)
やっと見つけた私の蒼「まさかそんな先輩が失敗するなんて」
「シッッ!」
街のとある酒場にて。最近春が来たと言われており、季節外れではと何も事情を知らない部外者が突っ込みを入れればラグヴィンドに春が来たんだよ!と言われる始末。酒場のオーナーも否定せずにカウンターに立つのだからこれは秒読みだとお祝いムードが流れていた……はずだったとジンは記憶している。少なくとも数日前は。しかし、今日酒場に来れば何やらお通夜ムード満載であり、いつもは元気な先輩のピョロ毛も全く元気は無く萎れてしまっているのである。せっかくだから気が早いが祝辞でも思えば何事か?と思ってこっそり周りに聞けばまさかの展開であったのだ。
「もしかして例の青髪セクシー美人というやつか。三つ編みが可愛らしい異国の」
7686「シッッ!」
街のとある酒場にて。最近春が来たと言われており、季節外れではと何も事情を知らない部外者が突っ込みを入れればラグヴィンドに春が来たんだよ!と言われる始末。酒場のオーナーも否定せずにカウンターに立つのだからこれは秒読みだとお祝いムードが流れていた……はずだったとジンは記憶している。少なくとも数日前は。しかし、今日酒場に来れば何やらお通夜ムード満載であり、いつもは元気な先輩のピョロ毛も全く元気は無く萎れてしまっているのである。せっかくだから気が早いが祝辞でも思えば何事か?と思ってこっそり周りに聞けばまさかの展開であったのだ。
「もしかして例の青髪セクシー美人というやつか。三つ編みが可愛らしい異国の」
あきら
DONE2539のモブ霊師匠にプロポーズしてOKを貰ったものの、その後の師匠の歯切れが悪く時間だけが過ぎてゆき…。
茂夫の架空の同期が結構喋ります。
前後編まとめてpixivにアップしました!
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20912076
結婚するのやめましょうか「霊幻新隆さん、僕と結婚してください」
そう言って僕は師匠の座る椅子の前に跪いて指輪の入った箱を見せながら、家の食卓で一世一代のプロポーズをした。師匠はびっくりし過ぎて椅子から転げ落ちて尻もちをついてしまった。
「だ、大丈夫ですか…?」
「な……おま……なん……なんて……」
「霊幻師匠とずっと一緒にいたいです。僕と結婚してください」
師匠と同じように床に膝をつき、わなわなと震える師匠の手を握りながら僕はもう一度プロポーズの言葉を言う。
この人のことだから、きっと最初は否定の言葉が入るだろうと思っていたのに、師匠の口から出た言葉は、
「俺でよければ……よろこんで……」
だったので、あまりにも嬉しくて泣きながら師匠を抱きしめたら師匠も泣きながら僕を抱きしめ返してくれた。
3623そう言って僕は師匠の座る椅子の前に跪いて指輪の入った箱を見せながら、家の食卓で一世一代のプロポーズをした。師匠はびっくりし過ぎて椅子から転げ落ちて尻もちをついてしまった。
「だ、大丈夫ですか…?」
「な……おま……なん……なんて……」
「霊幻師匠とずっと一緒にいたいです。僕と結婚してください」
師匠と同じように床に膝をつき、わなわなと震える師匠の手を握りながら僕はもう一度プロポーズの言葉を言う。
この人のことだから、きっと最初は否定の言葉が入るだろうと思っていたのに、師匠の口から出た言葉は、
「俺でよければ……よろこんで……」
だったので、あまりにも嬉しくて泣きながら師匠を抱きしめたら師匠も泣きながら僕を抱きしめ返してくれた。
なりひさ
DOODLEガンマトとプロポーズプロポーズ マトリフは口付けられた手を呆気に取られて見ていた。ガンガディアは恭しく膝をつき、マトリフの手の甲に口付けている。
「おまッ……なにやってんだ」
マトリフは焦ってる手を引くが、ガンガディアの力には敵わないので失敗に終わる。ガンガディアはマトリフの手から唇を離すと顔を上げた。
「あなたに愛を誓っている」
「だからなんで……おまっ、それ、プププ」
「プププ?」
「まさかプロポーズじゃねえだろうな?」
マトリフの声は裏返っていた。ガンガディアは魔王軍の幹部であり、マトリフにとっては敵だ。地底魔城の闘技場で戦っていた二人だが、先ほど勝敗が決まった。勝ったのはマトリフだ。するとガンガディアは負けを認めた上で、マトリフの前に跪き、手を取って口付けた。
7136「おまッ……なにやってんだ」
マトリフは焦ってる手を引くが、ガンガディアの力には敵わないので失敗に終わる。ガンガディアはマトリフの手から唇を離すと顔を上げた。
「あなたに愛を誓っている」
「だからなんで……おまっ、それ、プププ」
「プププ?」
「まさかプロポーズじゃねえだろうな?」
マトリフの声は裏返っていた。ガンガディアは魔王軍の幹部であり、マトリフにとっては敵だ。地底魔城の闘技場で戦っていた二人だが、先ほど勝敗が決まった。勝ったのはマトリフだ。するとガンガディアは負けを認めた上で、マトリフの前に跪き、手を取って口付けた。
subaru_no_iine
DONE以ぐだ♀ 書生×お嬢さん プロポーズ編・ゆるふわ土佐弁
・ゆるふわデモクラシー時代
・弟はぐだ男くん
・モブ毒父
7月に上げたものが不本意だったので書き直したら文字数が倍になりました。お互いにお互いの気にしてないことで罪の意識背負って生きてきたのつらいですね(愉悦)並べ直して本にする作業頑張ります。
もういっぺん、わろうとうせ プロポーズ「立香を……嫁に?」
十秒ほどの沈黙の後、父はようよう喘ぐように言った。
「はい、ぜひともわしに立香お嬢さんを[[rb:娶 > めと]]らいてつかあさい」
緊張した声で以蔵は応える。
しかし父に額づくその背中には、迷いも悩みもない。
何度か浅く呼吸した父は、以蔵を見据えて声を荒らげた。
「正気か?」
「正気、とはどがぁな意味でしょう」
顔を上げた以蔵の眉根は、いぶかしげに寄っている。
「お前なら……お前ほどの逸材なら、細君など選び放題じゃないか。帝大を優秀な成績で卒業した官僚なんて、どこの家でも喜んで娘を差し出すに違いない。わざわざこんなろくに笑えもしない恥晒しの嫁き遅れなんて選ばなくとも……恩か? 藤丸の家に恩を感じているからそんなことを言うのか?」
12939十秒ほどの沈黙の後、父はようよう喘ぐように言った。
「はい、ぜひともわしに立香お嬢さんを[[rb:娶 > めと]]らいてつかあさい」
緊張した声で以蔵は応える。
しかし父に額づくその背中には、迷いも悩みもない。
何度か浅く呼吸した父は、以蔵を見据えて声を荒らげた。
「正気か?」
「正気、とはどがぁな意味でしょう」
顔を上げた以蔵の眉根は、いぶかしげに寄っている。
「お前なら……お前ほどの逸材なら、細君など選び放題じゃないか。帝大を優秀な成績で卒業した官僚なんて、どこの家でも喜んで娘を差し出すに違いない。わざわざこんなろくに笑えもしない恥晒しの嫁き遅れなんて選ばなくとも……恩か? 藤丸の家に恩を感じているからそんなことを言うのか?」
阿良鬼
PASTグエスレプロポーズ記念日だったので、記念の日に書いたグエスレ小話に入れた話も載せとこブルースターの花言葉は…一応現パロでもいける文章を目指しました
恋人設定
-----------------
俺達が恋人になって数年一昨日から俺達は旅行に来ていた
今日はスレッタにプロポーズするためブルースターの花が咲き乱れる花畑に来ていた
この花畑でプロポーズして成功すると幸せな夫婦生活が送れるという伝承がある
なので日中はカップルでごった返すっと聞いた
出来れば2人きりで過ごしたかったのでスレッタに昨日
「スレッタさえ良ければ日の出前に花畑に行って朝焼けの花畑を見に行かないか?」
と言ったロマンチックな事が好きな彼女は
「早朝の花畑見て見たいです!」
っと少し興奮気味でokをしてくれた
そして今スレッタと花畑の舗装された白タイルの道を歩く
924恋人設定
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俺達が恋人になって数年一昨日から俺達は旅行に来ていた
今日はスレッタにプロポーズするためブルースターの花が咲き乱れる花畑に来ていた
この花畑でプロポーズして成功すると幸せな夫婦生活が送れるという伝承がある
なので日中はカップルでごった返すっと聞いた
出来れば2人きりで過ごしたかったのでスレッタに昨日
「スレッタさえ良ければ日の出前に花畑に行って朝焼けの花畑を見に行かないか?」
と言ったロマンチックな事が好きな彼女は
「早朝の花畑見て見たいです!」
っと少し興奮気味でokをしてくれた
そして今スレッタと花畑の舗装された白タイルの道を歩く
raixxx_3am
DONEプロポーズ(あましの)Stand by you. ――「電車乗ったからあと15分くらいで着く。遅くなってごめんな」
すぐさま送信ボタンを押そうとしたところで、ふいに手を止めて続く文言を書き足す。
――「話あるから、起きて待っててほしい」
すっかり慣れたもんだけど、メールって本当に便利だ。文字だけでなら、こんな些細な一言を打ち込むだけでみっともなく指が震えてるだなんてことがちっともばれないんだから。
ドアのすぐ側にもたれ掛かったまま、すっかり見慣れてしまった車窓からの景色と手元のスマホの画面を交互にぼんやりと眺めていれば、ちらちらと輝く画面は新しいメッセージの到着を教えてくれる。
――「お疲れさま、楽しかった? まだ起きてるからだいじょぶだよ、待ってるね」
7698すぐさま送信ボタンを押そうとしたところで、ふいに手を止めて続く文言を書き足す。
――「話あるから、起きて待っててほしい」
すっかり慣れたもんだけど、メールって本当に便利だ。文字だけでなら、こんな些細な一言を打ち込むだけでみっともなく指が震えてるだなんてことがちっともばれないんだから。
ドアのすぐ側にもたれ掛かったまま、すっかり見慣れてしまった車窓からの景色と手元のスマホの画面を交互にぼんやりと眺めていれば、ちらちらと輝く画面は新しいメッセージの到着を教えてくれる。
――「お疲れさま、楽しかった? まだ起きてるからだいじょぶだよ、待ってるね」
mimimimibdmi
PASTいただいたお題「プロポーズするアロルク」で書いたSSです。プロポーズ・オン・ザ・ラブソファ エリントンの僕の家に滞在するとき、アーロンはだいたいソファを定位置にしている。ソファは父さんとこの家で二人暮らしをしていた頃からずっとリビングにあるものだ。正直だいぶ古びている。脚はガタガタいうし、表生地は毛羽立っていてゴワゴワだ。でも僕は、父さんとの幸せな思い出が詰まったこのソファを気に入っている。これに座って一緒にバスケの試合をテレビ観戦したり、古い映画を毛布にくるまって見たり、カードゲームもやったっけ。壊れるまで、手放すつもりはない。壊すつもりもないけれど。
だけどアーロンと恋人同士になって、彼がリカルドを来訪しては僕の家に入り浸るようになってから、彼もこのソファを気に入っているのだとわかって驚いた。あまり寝心地のいいクッション性ではないと思うのだけど、ネコ科特有のだらんとしどけない寝方で全体重をソファに預けているのがアーロンのいつものポジションだ。脚が長すぎてはみ出ているのが行儀悪いけど、そこもなんだか猫っぽくて可愛い、と思う。
6041だけどアーロンと恋人同士になって、彼がリカルドを来訪しては僕の家に入り浸るようになってから、彼もこのソファを気に入っているのだとわかって驚いた。あまり寝心地のいいクッション性ではないと思うのだけど、ネコ科特有のだらんとしどけない寝方で全体重をソファに預けているのがアーロンのいつものポジションだ。脚が長すぎてはみ出ているのが行儀悪いけど、そこもなんだか猫っぽくて可愛い、と思う。
くろん
DONEサンポワンライ参加作品 お題「再会」でサン星相性の悪い酒に当たって泣き上戸になったサンポが星ちゃんに迎えに来てもらったと思ったら最終的にプロポーズの予約をすることになる話。
酒は飲んでも飲まれるな「……うぅ、う……っひ、うぇ」
星の目の前には、カウンターに突っ伏してぐずぐずと泣きぬれている青と赤のでっかい固まりがひとつ。
「……何コレ」
思わず指をさしながら振り返ると、馴染みの酒場の店主は困ったように頭を掻いた。
「いやあ、初めて仕入れた酒があったから勧めてみたんだが、どうにも合わなかったようでなぁ。ほんの二、三杯呑んだだけでこんなになっちまって」
「なんで私を呼んだの」
「だってそいつ、嬢ちゃんの名前をずっと呼んでるもんだから」
よく聞けば、ただ泣いているだけかと思ったその男は嗚咽の合間合間でうわ言のように星の名前を呟いている。
「そりゃ普通の女の子にゃとても『連れて帰ってくれ』なんて言えねぇけどよ、嬢ちゃんなら運べるだろ?」
2909星の目の前には、カウンターに突っ伏してぐずぐずと泣きぬれている青と赤のでっかい固まりがひとつ。
「……何コレ」
思わず指をさしながら振り返ると、馴染みの酒場の店主は困ったように頭を掻いた。
「いやあ、初めて仕入れた酒があったから勧めてみたんだが、どうにも合わなかったようでなぁ。ほんの二、三杯呑んだだけでこんなになっちまって」
「なんで私を呼んだの」
「だってそいつ、嬢ちゃんの名前をずっと呼んでるもんだから」
よく聞けば、ただ泣いているだけかと思ったその男は嗚咽の合間合間でうわ言のように星の名前を呟いている。
「そりゃ普通の女の子にゃとても『連れて帰ってくれ』なんて言えねぇけどよ、嬢ちゃんなら運べるだろ?」
mmbeans
INFO🐞🍊新刊サンプル/パスは数字3文字🐞くんのプロポーズチャレンジのお話です。
Will you marry me?
・B6/28ページ
・500円
MP43、スペース【D69】にて頒布します!
よろしくお願いします🫶 5
sadachbia7789
TRAINING㌔後、見合いばっかり持ち込まれ辟易して荷物回収がてらkに愚痴り来たらプロポーズされる富♀(ネタ出し)攻が婿に入るというのが癖なんだな……
棚から牡丹餅ってレベルじゃ無いぞもー嫌です、あの頑固親父!分からず屋!と半泣きでくだを巻く富永の右手には湯飲みが握られている。中身は山の風、つまり酒である。
富永は先日、最も難しい手術の一つであるグリオーマの摘出手術を成功させ、実家を継ぐ決意をしてこの村を出ていった。
「お前は婿をとってその婿に病院継がせるから、の一点張りで……!こっちのことなんか聞きやしない!いえね?分かってますよ?女の上司に付いてきてくれる人なんて少ないことくらい!でも頭ごなしに言わなくったっていいじゃないですか!」
きゃんっ!と吠える富永は半泣きである。
「俺に案があるんだが、聞いてみないか」
「聞きましょう」
どぷんどぷんとたっぷり湯飲みに山の風を注ぐ。こんなやけっぱちのように飲んでいい酒ではないが飲まないとやってられないのだ。
525富永は先日、最も難しい手術の一つであるグリオーマの摘出手術を成功させ、実家を継ぐ決意をしてこの村を出ていった。
「お前は婿をとってその婿に病院継がせるから、の一点張りで……!こっちのことなんか聞きやしない!いえね?分かってますよ?女の上司に付いてきてくれる人なんて少ないことくらい!でも頭ごなしに言わなくったっていいじゃないですか!」
きゃんっ!と吠える富永は半泣きである。
「俺に案があるんだが、聞いてみないか」
「聞きましょう」
どぷんどぷんとたっぷり湯飲みに山の風を注ぐ。こんなやけっぱちのように飲んでいい酒ではないが飲まないとやってられないのだ。
yowailobster
DOODLE20210607 プロポーズの日だった気がする一生を頂戴 いい匂いだ。発生源はキッチンの鍋、それとソファで寛いでいる男がかかげたカップだろう。
「おかえり。君も飲む?」
「ただいま」
頷くのは予想されていたらしい。すぐさま差し出されたカップの中身は程よく温かった。自然な物と作られた物、二つの甘味に若干の辛さ。鼻に抜ける匂いは独特だけど嫌いじゃない。
「おいしい」
「ありがとう」
折角買ったから試したかったのだと彼は言った。そういえば先週何か、見慣れない枝や種らしき物をキッチンに置かせてくれと頼まれた気がする。あれがこうなるのか。
「色々変えるとまた違った風味になるそうだよ。興味はあるかな」
「ある」
「なら試してみよう。今週末は……駄目か」
そうだ、映画を見に行くと約束した。
904「おかえり。君も飲む?」
「ただいま」
頷くのは予想されていたらしい。すぐさま差し出されたカップの中身は程よく温かった。自然な物と作られた物、二つの甘味に若干の辛さ。鼻に抜ける匂いは独特だけど嫌いじゃない。
「おいしい」
「ありがとう」
折角買ったから試したかったのだと彼は言った。そういえば先週何か、見慣れない枝や種らしき物をキッチンに置かせてくれと頼まれた気がする。あれがこうなるのか。
「色々変えるとまた違った風味になるそうだよ。興味はあるかな」
「ある」
「なら試してみよう。今週末は……駄目か」
そうだ、映画を見に行くと約束した。
sari
DOODLE🌹❄️「025:銀の指輪」💍このお題ってすっごく描きづらい…❄️はファッションで指輪なんてつけなさそうだし🌹がプロポーズで贈るとしたらプラチナになると思うんだよね……ということで
↓自サイトに移しました
https://seven-souls.fool.jp/fanfic/96025.html 1825
七篠(Nanashino)
DONE「2回目のアニバーサリー」2回目の同棲記念日に、雪祈にプロポーズしようと頑張る大の話(全年齢向)
同人誌『アルカディア』収録「Drifter」からさらに数年後のイメージで書いてます。(未読でも読めます)
中途半端な完成度になってしまったので、加筆して未来の新刊に入れるかも。
(※イベント時パスワード制にしてましたが、パス外しました。ご自由にお読みください)
二回目のアニバーサリー 三十路手前のオレたちがNYのフラットで同棲しはじめてから二年目の季節がやってきて、記念日の今日はレストランで食事することになった。
一年目の記念日の時はオレ、宮本大は演奏旅行のツアー中、沢辺雪祈は依頼を受けた作曲の締切前で忙しかったので、今日が実質はじめてのアニバーサリーデイみたいなものだった。
「えーっと、今日の店はキングダムホテルの3F【ブルー・サファイア】か」
店の選択と予約は雪祈のやつに丸投げだったので、オレは今日の店については名前しか知らない。でもホテル3Fの、低層フロアにあるレストランならそこまでかしこまるような場所では無さそうだ。
本日のオレの装いはコットンのパリッとした白いシャツに、おろしたてでまだ真っ黒のデニム。それにカジュアルめの蝶ネクタイを合わせて、髪もワックスでアップに整えた。いつもと違う格好だったから練習中にバンドメンバーから「おッ。リーダー、今日は愛するユキチャンとおデートですか?」と散々いじられたけど気にしないで演奏に励んでいたオレです。
5686一年目の記念日の時はオレ、宮本大は演奏旅行のツアー中、沢辺雪祈は依頼を受けた作曲の締切前で忙しかったので、今日が実質はじめてのアニバーサリーデイみたいなものだった。
「えーっと、今日の店はキングダムホテルの3F【ブルー・サファイア】か」
店の選択と予約は雪祈のやつに丸投げだったので、オレは今日の店については名前しか知らない。でもホテル3Fの、低層フロアにあるレストランならそこまでかしこまるような場所では無さそうだ。
本日のオレの装いはコットンのパリッとした白いシャツに、おろしたてでまだ真っ黒のデニム。それにカジュアルめの蝶ネクタイを合わせて、髪もワックスでアップに整えた。いつもと違う格好だったから練習中にバンドメンバーから「おッ。リーダー、今日は愛するユキチャンとおデートですか?」と散々いじられたけど気にしないで演奏に励んでいたオレです。