イワン
プリンの角
DONE9.17第1回君の相棒ーイワンドロ【相棒ーイとたまご】
1枚目完成
2枚目ワンドロ練習(35分)
反省点
前半書きたかった構図がまとまらなかった。
もっと下書きの段階でのバランスがとれた線をかけるようにしたい。
斜め顔→正面→横顔。失敗続き
次回までに向上したい
そしてなぜ🍮を書かなかった……後悔 2
810
DONE #ディルガイワンドロワンライ【お題】犬・猫(+1.5h) luckae
⚠️ケモミミ・年齢操作
わんこディルック🔥と、
にゃんこガイア❄️の毛づくろい
※以下、反省文
❄️さんの大切なトコロ見えてないので、普通に画像をつけてツイートしたのですが、そのツイ付近から、🔥❄️垢がシャドバンを食らってしまいました…😭パッカーンがダメだった…?
今後怪しいツイートはこちらに投稿します😭
晴田🍺
DONE未婚の母となった志保の娘が降谷に会いに行く話※二人に十代の娘がいます。娘視点のお話。
使用お題:「お月見」「茫然自失」「ダイヤモンド」「残暑」
制作時間:計120分
9月のワンライワンドロに参加させていただきました。
大幅な時間超過のため、イベントタグのみお借りしました。
告白と邂逅(降志) 十四歳のとき、私は母に聞いた。
「お母さんは、どうして私を一人で産んで育てようと思ったの?」
中秋の名月の夜だった。受験勉強で疲れていた私を「お月見しない?」と、母は部屋から連れ出した。リビングの電気を消して、カーテンを大きく開け放つ。まぶしいほどの満月の光が部屋に差し込んで、ベランダに面したガラス戸の窓枠がくっきりとフローリングの床に映し出されていた。今まで何となく聞けなかったことも、今夜は聞ける気がした。
「気を悪くしないで聞いてね」
母はそう前置きをして語り始めた。
「避妊に失敗したの。それで、あなたができた」
いきなりの生々しい話に面食らう。それと同時に、母が本当の話をしても大丈夫だと判断してくれたことに背筋が伸びる。
3373「お母さんは、どうして私を一人で産んで育てようと思ったの?」
中秋の名月の夜だった。受験勉強で疲れていた私を「お月見しない?」と、母は部屋から連れ出した。リビングの電気を消して、カーテンを大きく開け放つ。まぶしいほどの満月の光が部屋に差し込んで、ベランダに面したガラス戸の窓枠がくっきりとフローリングの床に映し出されていた。今まで何となく聞けなかったことも、今夜は聞ける気がした。
「気を悪くしないで聞いてね」
母はそう前置きをして語り始めた。
「避妊に失敗したの。それで、あなたができた」
いきなりの生々しい話に面食らう。それと同時に、母が本当の話をしても大丈夫だと判断してくれたことに背筋が伸びる。
わだ3
TRAINING⚠️雄っぱいワンクッション⚠️【応援団チアリー田くん】
いぶきどうじちゃんの水着チアがはちゃめちゃに可愛かったので、とさきん学園?副応援団長さん(たぶん)にも水着チアで応援して欲しいな❤️
野球部⚾️か応援団📣の部室だと言い張りたい
そもそもアレは社会人野球チームなのか何なのか、、でも学園っていいよね、、 2
エリンギ猫
DOODLE #ディルガイワンドロワンライお題「アイス」「デート」
少しオーバーしました。
いつものどむさぶの世界線です。
甘い話「ガイア」
ゆったりとした優しい声に名を呼ばれ、伏せていた瞳を上げてみれば、光を受けて輝くカトラリーの上に乗せられた一口分のアイスクリーム。ぱくりと口に含むと、濃厚で香り高いカカオの味が広がる。
その甘さに自然と口が緩むガイアをディルックが優しい瞳で見つめていた。
「美味しい?」
「うん。……ほら」
自身の手元にある透き通った黄金色にカトラリーを差し込んで、少し多めに掬い取る。目の前に座っているディルックの口元へ差し出してやれば、嬉しそうに口元を弛めて、ガイアと同じように口を開けてみせる。
ゆっくりと迎え入れられたカトラリーを引き出して、形のいい唇が動く様を眺める。
「……ん、それも美味しい」
ガイアが食べているシャーベットに使われている果実と同じ赤い瞳をゆるりと眇めてディルックが微笑む。どうやら育ちが良く舌の肥えたディルックのお眼鏡に叶ったようだ。
1582ゆったりとした優しい声に名を呼ばれ、伏せていた瞳を上げてみれば、光を受けて輝くカトラリーの上に乗せられた一口分のアイスクリーム。ぱくりと口に含むと、濃厚で香り高いカカオの味が広がる。
その甘さに自然と口が緩むガイアをディルックが優しい瞳で見つめていた。
「美味しい?」
「うん。……ほら」
自身の手元にある透き通った黄金色にカトラリーを差し込んで、少し多めに掬い取る。目の前に座っているディルックの口元へ差し出してやれば、嬉しそうに口元を弛めて、ガイアと同じように口を開けてみせる。
ゆっくりと迎え入れられたカトラリーを引き出して、形のいい唇が動く様を眺める。
「……ん、それも美味しい」
ガイアが食べているシャーベットに使われている果実と同じ赤い瞳をゆるりと眇めてディルックが微笑む。どうやら育ちが良く舌の肥えたディルックのお眼鏡に叶ったようだ。
エリンギ猫
DOODLEDom/Subの生産ラインにあるので、念のため注意。風邪ひいた🔥と看病する❄️ですです
#ディルガイワンドロワンライ
『体調不良』柔らかな陽射しの射し込む執務室の中、ガイアは昨日上げられていた部下達からの報告書へ目を通していた。魔物の巣が新たに三つ確認されたこと、どれも未だ活発に活動をしている訳では無いこと。
それから、近頃悪さをしていた宝盗団の一員を捕縛したこと。
それらの報告書へ羽根ペンで確認済みのサインを書き込んでいると、何やらバサバサと鳥類の羽ばたく音が耳を打つ。鳩にしてはやけに力強い羽音に背後の窓を振り返れば、見慣れた猛禽類がジッとガイアを見つめていた。
「ヴァネッサ……?どうしたんだ?」
ディルックの愛鳥であるヴァネッサの訪問に驚き、目を丸くしながら窓を開いてやれば、器用に飛び跳ねて窓枠へ足をかけてクルルと喉を鳴らす。
2125それから、近頃悪さをしていた宝盗団の一員を捕縛したこと。
それらの報告書へ羽根ペンで確認済みのサインを書き込んでいると、何やらバサバサと鳥類の羽ばたく音が耳を打つ。鳩にしてはやけに力強い羽音に背後の窓を振り返れば、見慣れた猛禽類がジッとガイアを見つめていた。
「ヴァネッサ……?どうしたんだ?」
ディルックの愛鳥であるヴァネッサの訪問に驚き、目を丸くしながら窓を開いてやれば、器用に飛び跳ねて窓枠へ足をかけてクルルと喉を鳴らす。
greynoneko
DOODLE宝石再開で久々に買ったアフタの厚さがかつての半分くらいしかない。そして再開待ってたけど内容が容赦ない。一万年後から始まるのかと思ってたらそんな事はなかった。かっちゃんは少年から青年になると頭の蝶々の形状が変わるんですね。轟君を一番後ろで待ってるのがなんか意外だけどいいですね。
今日兵長描けてないんだけど兵長の新しいワンドロさんに参加できたらいいなー 3
MMogu4410
DONEすわ受けワンライワンドロお題「雨」
荒諏訪
#rightsw_draw
雨 朝のテレビではそんな事は言っていなかった。
それを示すようにずっと向こうのおそらく隣町のあたりの空は綺麗に晴れて日が差しているのが見える。
もちろん全国的に梅雨入りを宣言された昨今、降水確率の云々関わらず折り畳み傘はカバンの中に入っている。けれども通り雨(というには豪雨だが)ごときで傘を濡らすのはなんとなく心情に反した。
そういう訳で、線路下の歩行者用トンネルでただただ遠くの晴れ間を眺めて通り雨が過ぎるのを待っていた。
流れ込む水流はとめどなく流れて、気に入りの靴もつま先から濡れ始めてじきに靴下も浸水するだろう。人通りなどありはしないが、道を塞がないようにしながら携帯を見ていると「よお」と声を掛けられた。
960それを示すようにずっと向こうのおそらく隣町のあたりの空は綺麗に晴れて日が差しているのが見える。
もちろん全国的に梅雨入りを宣言された昨今、降水確率の云々関わらず折り畳み傘はカバンの中に入っている。けれども通り雨(というには豪雨だが)ごときで傘を濡らすのはなんとなく心情に反した。
そういう訳で、線路下の歩行者用トンネルでただただ遠くの晴れ間を眺めて通り雨が過ぎるのを待っていた。
流れ込む水流はとめどなく流れて、気に入りの靴もつま先から濡れ始めてじきに靴下も浸水するだろう。人通りなどありはしないが、道を塞がないようにしながら携帯を見ていると「よお」と声を掛けられた。
むゆむゆ
DONE瓶入りちいこワンダショちいこいワンダショを延々眺めていたい…という限界オタク感情に浸っていたら類のサイドストーリーで既出だったことを思い出して「か、神代先輩…」てなった
限界オタクのお気持ちがゲーム本編ですでに実装されてることってあるんだ…
エリンギ猫
DONE #ディルガイワンドロワンライ+30m
Dom/Subユニバース
Domのディルック
Switchのガイア
pixivで上げているシリーズの設定です。初めて参加するのでルールを間違えてたらすみません。
その隣に雲一つない快晴の中、柔らかく射し込む陽の光がステンドガラスを輝かせている。まるで神からの祝福のように降り注ぐ色とりどりの光を受けて、透き通ったヴェールがきらりきらりと瞬く。
「風神――バルバトス様の祝福があらんことを」
厳かに語られた神父の言葉に、涙を滲ませた純白の女性がふわりと微笑む。幸せなのだと、その顔を見ただけで分かるほどに、満ち足りた表情だった。
その小さな顎に掛けられた指先が緊張のせいか、はたまた感動のせいか、微かに震えていて、ガイアは思わず目を細めて笑みを浮かべた。そっと合わせられた唇はすぐに離され、それに合わせて周りから一斉に祝福の野次が飛ぶ。
2人は照れ臭そうに笑い合い、そうして額を擦り寄せてもう一度唇を重ね合わせた。それがあまりにも幸せそうで、ほんの少しだけ、羨ましくて。ガイアはチラリと横目に自身の隣を伺うと、宝石のように赤い双眸と視線が絡み合う。徐に伸びてきた温かな手のひらが、ガイアの膝に置かれた手を柔らかく握り、はんの少しだけ身を寄せあった。
2929「風神――バルバトス様の祝福があらんことを」
厳かに語られた神父の言葉に、涙を滲ませた純白の女性がふわりと微笑む。幸せなのだと、その顔を見ただけで分かるほどに、満ち足りた表情だった。
その小さな顎に掛けられた指先が緊張のせいか、はたまた感動のせいか、微かに震えていて、ガイアは思わず目を細めて笑みを浮かべた。そっと合わせられた唇はすぐに離され、それに合わせて周りから一斉に祝福の野次が飛ぶ。
2人は照れ臭そうに笑い合い、そうして額を擦り寄せてもう一度唇を重ね合わせた。それがあまりにも幸せそうで、ほんの少しだけ、羨ましくて。ガイアはチラリと横目に自身の隣を伺うと、宝石のように赤い双眸と視線が絡み合う。徐に伸びてきた温かな手のひらが、ガイアの膝に置かれた手を柔らかく握り、はんの少しだけ身を寄せあった。
東間の保管庫
PAST兎折本のサンプルページだったもの。【お茶を一緒に】
それまでは、たいしたことのない人だと思っていたけれどそれは撤回せざるを得ない、と思う
アカデミーの一件以来、イワン・カレリンという人に興味が出て、評価を変えた。出動の度に見切れたりすることしかしないと思っていたけれど、よくよく注意して見ていれば、逃げ遅れた人の誘導や避難をしていたり、さりげなく他のヒーローたちをフォローしていたり。能力は派手ではないけれど、その働きぶりは感心できた。出動の度に物を壊す相棒に頭を痛めることが多いバーナビーから見れば、物を壊さないと言うだけで称賛に値するのだが。
イワンと話す事が増えたてから、外見とは相反する性格にも驚いた。見た目は今時の若者なのに、大人しくて礼儀正しい。ジャパンが好きだと言う事を虎徹から聞いていたが、その影響もあるだろう。口数が少なく決して前に出しゃばる方ではない。いつも一歩さがって、そこにいる。
3103それまでは、たいしたことのない人だと思っていたけれどそれは撤回せざるを得ない、と思う
アカデミーの一件以来、イワン・カレリンという人に興味が出て、評価を変えた。出動の度に見切れたりすることしかしないと思っていたけれど、よくよく注意して見ていれば、逃げ遅れた人の誘導や避難をしていたり、さりげなく他のヒーローたちをフォローしていたり。能力は派手ではないけれど、その働きぶりは感心できた。出動の度に物を壊す相棒に頭を痛めることが多いバーナビーから見れば、物を壊さないと言うだけで称賛に値するのだが。
イワンと話す事が増えたてから、外見とは相反する性格にも驚いた。見た目は今時の若者なのに、大人しくて礼儀正しい。ジャパンが好きだと言う事を虎徹から聞いていたが、その影響もあるだろう。口数が少なく決して前に出しゃばる方ではない。いつも一歩さがって、そこにいる。
東間の保管庫
PASTイワンはなんとなく、甘い物が好きかな、と思いまして。兎→折紙な感じです。餌付け甘いものが好きとか、そう言う話はした事がなかったけれど、差し入れで持っていく菓子を嬉しそうに食べている姿が好きだった。
だから、暇があれば菓子屋を覗いたり調べたりするうちに、何となく自分も好きになったような気がして、自宅用にシュークリームを買ってみる。幾つか種類があるうちのクッキーシューが気になって、普通のパイシューではなくて固い方を選んだ。
自宅に帰ってきて、濃い目のコーヒーを入れながらPCを起動する。買ってきたシュークリームを小皿に移して、コーヒーカップを持って、一人掛けのソファに座りメールをチェックする。
コーヒーを一口すすり、シュークリームをかじった。
「あ、おいしい」
甘すぎないカスタードがぎっしり詰まっていて、クッキーシューも香ばしくて美味しい。最近買ったシュークリームでは一番おいしかもしれない。
1496だから、暇があれば菓子屋を覗いたり調べたりするうちに、何となく自分も好きになったような気がして、自宅用にシュークリームを買ってみる。幾つか種類があるうちのクッキーシューが気になって、普通のパイシューではなくて固い方を選んだ。
自宅に帰ってきて、濃い目のコーヒーを入れながらPCを起動する。買ってきたシュークリームを小皿に移して、コーヒーカップを持って、一人掛けのソファに座りメールをチェックする。
コーヒーを一口すすり、シュークリームをかじった。
「あ、おいしい」
甘すぎないカスタードがぎっしり詰まっていて、クッキーシューも香ばしくて美味しい。最近買ったシュークリームでは一番おいしかもしれない。
東間の保管庫
PASTなんとなく、こんなバニーちゃんもいいかなぁ、と。Dear SWEET「これ、貰いものだけどさ」
ちょうど15時頃で休憩にコーヒーでも飲もうかと席を立った時、外から戻ってきた虎徹にそう言われて手渡された小袋を困った顔で受け取った。
「なんですか、これ」
「オジサン、甘いものが苦手でね。バニーちゃんにあげる」
「はぁ?」
「それ、おいしいらしいから」
それだけ言うとヒラヒラ手を振ってまた出て行ってしまった虎徹に呆れた視線を送り、かさりと紙袋を開けた。手にした時にひんやりすると思っていたのだが、中身を見てバーナビーは溜息をつく。
保冷剤が一個入った紙袋の中身はプリンだった。店の名前は聞いたことがない。小さな器にクリーム色のラッピングがされているプリンをどうしようかと思案に暮れる。
甘いものが全く駄目というわけではないが、得意でもない。せっかく虎徹がくれたものだから捨てるのも嫌だし。かといって2個あるプリンを一人で食べるのもなんとなく気が進まない。
2158ちょうど15時頃で休憩にコーヒーでも飲もうかと席を立った時、外から戻ってきた虎徹にそう言われて手渡された小袋を困った顔で受け取った。
「なんですか、これ」
「オジサン、甘いものが苦手でね。バニーちゃんにあげる」
「はぁ?」
「それ、おいしいらしいから」
それだけ言うとヒラヒラ手を振ってまた出て行ってしまった虎徹に呆れた視線を送り、かさりと紙袋を開けた。手にした時にひんやりすると思っていたのだが、中身を見てバーナビーは溜息をつく。
保冷剤が一個入った紙袋の中身はプリンだった。店の名前は聞いたことがない。小さな器にクリーム色のラッピングがされているプリンをどうしようかと思案に暮れる。
甘いものが全く駄目というわけではないが、得意でもない。せっかく虎徹がくれたものだから捨てるのも嫌だし。かといって2個あるプリンを一人で食べるのもなんとなく気が進まない。
東間の保管庫
PASTおじさん視点考察最近、相棒の様子がちょっとおかしい。
妙にそわそわしたり、急に押し黙ったり、窓の外を見て溜息をついたり。かと思えば、顔を真っ赤にして俯いてしまったり。
最初の頃は何が起こっているのか、皆目見当もつかなかった。働きすぎて、とうとう壊れたのかと思って心配してしばらく様子を見ていたが、どうも原因はアレらしい。
まさか、そんな。
何となく、そうなのかなぁと思いながら、それとなく見ていれば、あまりにあからさまで開いた口がふさがらなくなる。本人は気が付いているのか、それとも隠しているつもりなのか解らないが、傍から見ればバレバレで。あれで気がついていないと言うなら相当な鈍感で、隠しているつもりならどんだけ演技が下手なんだよ、と唸ってしまう。
1613妙にそわそわしたり、急に押し黙ったり、窓の外を見て溜息をついたり。かと思えば、顔を真っ赤にして俯いてしまったり。
最初の頃は何が起こっているのか、皆目見当もつかなかった。働きすぎて、とうとう壊れたのかと思って心配してしばらく様子を見ていたが、どうも原因はアレらしい。
まさか、そんな。
何となく、そうなのかなぁと思いながら、それとなく見ていれば、あまりにあからさまで開いた口がふさがらなくなる。本人は気が付いているのか、それとも隠しているつもりなのか解らないが、傍から見ればバレバレで。あれで気がついていないと言うなら相当な鈍感で、隠しているつもりならどんだけ演技が下手なんだよ、と唸ってしまう。
東間の保管庫
PAST勢いに任せたまま書いてみました。触れるジャスティスタワーの上階から見た時は、空は綺麗に晴れていた。夏らしく濃い青をしていて、イワンは目を細める。
外はきっと暑いだろう。
随分と向こうに大きな入道雲が出ていて、それがさらに夏っぽくて、窓に手を当てた。ひんやりしたガラスの感触が気持ちがいい。
ぺたりと掌を押し付けていると、トレーニングルームから顔を出した虎徹に呼ばれる。
「はい、行きます!」
もう一度だけ空を見て、イワンは小走りで虎徹の所に向かった。
「ほれ、これがトレーニングメニューだと」
「あ、ありがとうございます」
「だいぶハードそうなメニューだな。大丈夫か?」
「…はい」
わしゃっと虎徹に頭を撫でられてイワンは恥ずかしくなって俯く。
エドワードの一件があってから、イワンはそれまであまり積極的ではなかったトレーニングの量を増やした。トレーナーに相談しながら、少しずつ負荷をかけて行くメニューは、イワンの状態を見ながら変化していく。これで3回目の変更で、だんだんと厳しくなってきた。それでも虎鉄やアントニオたちに比べれば可愛いものだ。
5348外はきっと暑いだろう。
随分と向こうに大きな入道雲が出ていて、それがさらに夏っぽくて、窓に手を当てた。ひんやりしたガラスの感触が気持ちがいい。
ぺたりと掌を押し付けていると、トレーニングルームから顔を出した虎徹に呼ばれる。
「はい、行きます!」
もう一度だけ空を見て、イワンは小走りで虎徹の所に向かった。
「ほれ、これがトレーニングメニューだと」
「あ、ありがとうございます」
「だいぶハードそうなメニューだな。大丈夫か?」
「…はい」
わしゃっと虎徹に頭を撫でられてイワンは恥ずかしくなって俯く。
エドワードの一件があってから、イワンはそれまであまり積極的ではなかったトレーニングの量を増やした。トレーナーに相談しながら、少しずつ負荷をかけて行くメニューは、イワンの状態を見ながら変化していく。これで3回目の変更で、だんだんと厳しくなってきた。それでも虎鉄やアントニオたちに比べれば可愛いものだ。
東間の保管庫
PAST勢いのまま書いてしまった兎折です。このふたりが一緒に並んでいるところが好きなんですよ。小動物系少年蒸し暑い日が続き、出動の度に体力も気力も奪われていくような気がする。体を休めたいと思うことはあるけれど、事件が起これば出動しなければならない。
連日の真夏日の出動に、バーナビーは息をつく。真夏でも元気な虎徹が羨ましくなる。
何年もヒーローを続けているだけあって、虎徹は暑さ気にした様子はない。
「暑いなー」と言いながら昨日も焼き肉にしようかカレーにしようか、と言っていたから、夏バテとは無縁のようだ。
そんな虎徹と正反対なバーナビーは夏バテ気味なので、食欲がない。冷製パスタとか、ゼリーは何とか食べられるが、がっつり系の食べ物にはどうも手が出ない。
先ほどもトレーニングを終えた虎徹やアントニオにランチに行こうと誘われたけれど、丁重に辞退した。虎徹がしきりに気にして顔を覗きこんできたが、ただの夏バテだと伝えると、目を丸くして笑われた。
1790連日の真夏日の出動に、バーナビーは息をつく。真夏でも元気な虎徹が羨ましくなる。
何年もヒーローを続けているだけあって、虎徹は暑さ気にした様子はない。
「暑いなー」と言いながら昨日も焼き肉にしようかカレーにしようか、と言っていたから、夏バテとは無縁のようだ。
そんな虎徹と正反対なバーナビーは夏バテ気味なので、食欲がない。冷製パスタとか、ゼリーは何とか食べられるが、がっつり系の食べ物にはどうも手が出ない。
先ほどもトレーニングを終えた虎徹やアントニオにランチに行こうと誘われたけれど、丁重に辞退した。虎徹がしきりに気にして顔を覗きこんできたが、ただの夏バテだと伝えると、目を丸くして笑われた。
ruka
DONE🔥❄️ワンライ 「ゆらめき」で書いた同じ時を刻んでの続き。
いかしきれなかった設定について書いてみたので
それに伴いワンライから裏設定を削除しました。
改めて🔥さん 誕生日おめでと🎂
このお話だけだと誕生日関係ないけれど😅
続・同じ時を刻んで 猗窩座が煉獄家に初訪問してから三ヶ月。
大学が夏休みとなったときに、高校2年生である千寿郎に請われて家庭教師をすることとなった。
と言っても、千寿郎は頭が良いので
勉強を教えるよりも、大学の話やいろんなことを聞きたがった。
その時間は猗窩座にとっても楽しいものだった。
瑠火も猗窩座がくるのは嬉しいらしく、何時行っても沢山のご馳走が出てくる。
杏寿郎の話を猗窩座とする時にとても優しい母の顔となるのが、猗窩座には何故か切なくなるほど美しく思えた。
そして
槇寿郎はというと…。
煉獄家は剣道の道場を生業としている。
その師範である槇寿郎は剣道は勿論、合気道、柔道と様々な武道に精通していた。
その中には空手も含まれていた。
と、くればすることは一つだ。
2958大学が夏休みとなったときに、高校2年生である千寿郎に請われて家庭教師をすることとなった。
と言っても、千寿郎は頭が良いので
勉強を教えるよりも、大学の話やいろんなことを聞きたがった。
その時間は猗窩座にとっても楽しいものだった。
瑠火も猗窩座がくるのは嬉しいらしく、何時行っても沢山のご馳走が出てくる。
杏寿郎の話を猗窩座とする時にとても優しい母の顔となるのが、猗窩座には何故か切なくなるほど美しく思えた。
そして
槇寿郎はというと…。
煉獄家は剣道の道場を生業としている。
その師範である槇寿郎は剣道は勿論、合気道、柔道と様々な武道に精通していた。
その中には空手も含まれていた。
と、くればすることは一つだ。
kawatany_san
DOODLEmhyk ブラカイブラカイワンドロに参加させて頂きました。お題「フード」です。
そして囚われる 視界の端にふと見慣れた色の外套を見付けた。夕暮れ時とはいえ、まだ人手もそこそこある街中で、あの男の姿をすぐに見付けることが出来たのは、触れた者しか見ることの出来ない傷の影響だ。
周囲の気配を察することができるので、ごった返しているような場所でなければ誰かとぶつかるような無様は晒さずに済んでいる。それでも視界の悪くなってきた街中で、その姿を見付けることが出来たのは自分でも少し意外だった。気配を消すことに長けているあの男が本気になれば、きっと人混みに紛れてしまうなど造作も無い。だからこそ、まるで見付けられることを望んでいるような男の行動に好奇心を刺激されて、カインは深緑の外套の消えた路地へと足を向けた。
2240周囲の気配を察することができるので、ごった返しているような場所でなければ誰かとぶつかるような無様は晒さずに済んでいる。それでも視界の悪くなってきた街中で、その姿を見付けることが出来たのは自分でも少し意外だった。気配を消すことに長けているあの男が本気になれば、きっと人混みに紛れてしまうなど造作も無い。だからこそ、まるで見付けられることを望んでいるような男の行動に好奇心を刺激されて、カインは深緑の外套の消えた路地へと足を向けた。
🌸すず🌸
DONE公式サイトにもプロフィール載ってるしもう隠さなくていい…よね?1期ではイワン推しでしたが、2期が始まってライアンちゃんにどっどーん!されまして描きました
全人類タイバニ2を見てくれ(ネトフリに独占されているが…)
kawatany_san
MOURNINGオーカイワンドロに参加させて頂いた小話テーマは「手紙」でした
「手紙」ひらり、と束の間宙を舞って床の上に白い何かが着地するのが視界の端に映る。
顔を向けると床に落ちたのは、白い紙きれであることが分かり、つい今しがたそこを通っていった人物の姿はすでに其処に無なかった。
他にその落とし物に気付いた者はいないようで、ゆっくりと歩いてその白い紙切れを拾いあげる。真っ白な封筒には何も記されておらず、それが逆に好奇心を刺激してくる。受け取る者によっては不気味だと感じるかもしれない差出人不明のその手紙は、落としていった人物を知っていればその内容には凡その検討はつく。
封緘の施されたその手紙を束の間眺めた後、呪文を口ずさんで躊躇いなく封を切る。小さく風を切る音と同時に、ばたばたと煩い足音が此方へと近付いてくるのを聞きながら、ゆっくりと封筒の中身を引き抜く。
1471顔を向けると床に落ちたのは、白い紙きれであることが分かり、つい今しがたそこを通っていった人物の姿はすでに其処に無なかった。
他にその落とし物に気付いた者はいないようで、ゆっくりと歩いてその白い紙切れを拾いあげる。真っ白な封筒には何も記されておらず、それが逆に好奇心を刺激してくる。受け取る者によっては不気味だと感じるかもしれない差出人不明のその手紙は、落としていった人物を知っていればその内容には凡その検討はつく。
封緘の施されたその手紙を束の間眺めた後、呪文を口ずさんで躊躇いなく封を切る。小さく風を切る音と同時に、ばたばたと煩い足音が此方へと近付いてくるのを聞きながら、ゆっくりと封筒の中身を引き抜く。
momi_ji_tr
DONEつかるいワンライ4/6陽春、桜花ときみと 柔らかく差す日差し、そよりと頬を撫でていく風が心地良くて、意識が夢うつつを彷徨う。ゆらゆらと水面を揺蕩うような、揺籠の中にでもいるような気分になりながら、うっとりと目を閉じたまま微睡みに身を委ねていた。このまま本格的に眠ってしまおうかとも思ったけれど、せっかくの今日という日を潰してしまうのは勿体無くて、重い瞼をゆっくりと持ち上げる。
ぱちぱちと数度瞬きを繰り返して、船を漕いでいた首を手で押さえながら立ち上がる。広縁に設置され、今し方まで自分が座っていた椅子が軽くぎい、と音を立てて軋んだ。
「類、起きたのか」
掃き出し窓の外、中庭から声をかけられて顔を向けると、満開の桜の木を眺めていたらしい司がこちらを見ていた。貸し出された旅館所有の浴衣を纏って、いつもより静謐さを感じられる声も心地よいな、となんとはなしにその姿を眺めてみる。
2736ぱちぱちと数度瞬きを繰り返して、船を漕いでいた首を手で押さえながら立ち上がる。広縁に設置され、今し方まで自分が座っていた椅子が軽くぎい、と音を立てて軋んだ。
「類、起きたのか」
掃き出し窓の外、中庭から声をかけられて顔を向けると、満開の桜の木を眺めていたらしい司がこちらを見ていた。貸し出された旅館所有の浴衣を纏って、いつもより静謐さを感じられる声も心地よいな、となんとはなしにその姿を眺めてみる。