ROM
DONE大人になった二人がイースターを楽しむ話。ほのぼの。多分色々あって元の関係性に戻れた二人です。4月20日の大人萌目「今日は復活祭らしいね目金君」
「ええ、そうですね」
「僕らは信仰という面ではあまり縁がないイベントだけど、この日ならではのイースターエッグは見ててとても華やかだよね」
「最近はイースターエッグのオブジェを置くところも増えましたからね」
「アメリカやヨーロッパ諸国では、イースターメニューと称して卵を使った料理をこの日に食べるそうだよ。日本ではまだ普及し切っていない行事ではあるけれど、いずれ卵料理を楽しむ日として親しまれる事があるかもしれないよね」
「……えっと、萌先生」
「何だい目金君?」
「言いたいことがあるなら素直に言えばどうです?」
「……」
「__っ、イースターバニーに因んでウサ耳を付ける目金君が見てみたいです!」
1392「ええ、そうですね」
「僕らは信仰という面ではあまり縁がないイベントだけど、この日ならではのイースターエッグは見ててとても華やかだよね」
「最近はイースターエッグのオブジェを置くところも増えましたからね」
「アメリカやヨーロッパ諸国では、イースターメニューと称して卵を使った料理をこの日に食べるそうだよ。日本ではまだ普及し切っていない行事ではあるけれど、いずれ卵料理を楽しむ日として親しまれる事があるかもしれないよね」
「……えっと、萌先生」
「何だい目金君?」
「言いたいことがあるなら素直に言えばどうです?」
「……」
「__っ、イースターバニーに因んでウサ耳を付ける目金君が見てみたいです!」
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DONEいつもの萌目の大人になった話。短めの会話文が二つ入っています。小ネタまとめ[花見酒 後日談]
「萌先生ってお酒弱いんですか?」
「違うんだよ聞いて」
「ただ体質について尋ねただけなのですが」
「あの日の僕は疲れていたんだ。絶対に約束した日に目金君と花見酒をするんだって、そう決意して必死に頑張ったんだよ!そしたらさあ……」
「浮かれてハイペースでお酒で呑んで、呑まれたと」
「ううう、ほろ酔い目金君見たかった……」
「萌先生、酔っ払った時にもそれ言っていましたよね。……昔の僕に言うならまだしも、よく大人になった僕にそんな劣情を抱けるものですね」
「だって……って、え?ちょっと待って。もしかして目金君、僕のことショタコンか何かだと思ってないかい?」
「まあ、はい。僕のことをよく『小さくて可愛い』って言ってましたし」
3073「萌先生ってお酒弱いんですか?」
「違うんだよ聞いて」
「ただ体質について尋ねただけなのですが」
「あの日の僕は疲れていたんだ。絶対に約束した日に目金君と花見酒をするんだって、そう決意して必死に頑張ったんだよ!そしたらさあ……」
「浮かれてハイペースでお酒で呑んで、呑まれたと」
「ううう、ほろ酔い目金君見たかった……」
「萌先生、酔っ払った時にもそれ言っていましたよね。……昔の僕に言うならまだしも、よく大人になった僕にそんな劣情を抱けるものですね」
「だって……って、え?ちょっと待って。もしかして目金君、僕のことショタコンか何かだと思ってないかい?」
「まあ、はい。僕のことをよく『小さくて可愛い』って言ってましたし」
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DONE大人になったいつもの二人の話。前作の花見酒(https://poipiku.com/4531595/11615433.html)を読むとわかりやすいですが、高校卒業と同時に別れて大人になって元鞘におさまった二人と認識して貰えたら大丈夫だと思います。いつもの彼らの一つの顛末「ねえ目金君、僕らも寄りを戻してそれなりの月日が経ったからさ。今後の事について真面目に話したいと思うんだけど、良いかな」
「……僕は別に構いませんが」
「あー、最初に言っておくけど別れ話とか距離を置くとかそういう話をするつもりは一切無いからね。だからそんな悲しそうな顔しないで。ほら、笑って笑って」
「ぅえっ、萌せんせっ!分かりました、分かりましたからっ。頰を撫で回すのはやめて下さいっ!」
「はは、ごめんごめん。……さて、気も解れたところで話を始めようか。まず最初に同居についてだけどさ」
「またその話ですか」
「当然だろう?寧ろ何でまだ家がバラバラなのかって僕は思っているからね?」
「そうは言いますが、僕達学生時代に家の行き来は頻繁にしていましたけどルームシェアもした事ないじゃないですか」
3263「……僕は別に構いませんが」
「あー、最初に言っておくけど別れ話とか距離を置くとかそういう話をするつもりは一切無いからね。だからそんな悲しそうな顔しないで。ほら、笑って笑って」
「ぅえっ、萌せんせっ!分かりました、分かりましたからっ。頰を撫で回すのはやめて下さいっ!」
「はは、ごめんごめん。……さて、気も解れたところで話を始めようか。まず最初に同居についてだけどさ」
「またその話ですか」
「当然だろう?寧ろ何でまだ家がバラバラなのかって僕は思っているからね?」
「そうは言いますが、僕達学生時代に家の行き来は頻繁にしていましたけどルームシェアもした事ないじゃないですか」
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TRAINING大人になったいつもの萌目。ずっと不穏。けどその詳細を書き記した創作物はまだ存在してません。花見酒「春だね目金君」
「春ですね萌先生」
「春といえば花見。花見といえば花見酒だよね」
「それは……少し偏った連想かと思いますが、桜を見ながらお酒を飲むという文化は古くから日本で楽しまれていますね」
「そうだね。僕らも大人になったわけだしさ。目金君と花見酒でも楽しみたいって少し前に思い至ってようやく予定が噛み合った訳だけど……」
「……いやあ、見事な葉桜ですね」
「先週はまだ五分咲きだったのに、何でこんな事に……」
「萌先生の仕事が修羅場に入り、中々時間を取れなかったからですかね」
「そうだね……ごめんね……」
「まあ僕も仕事の依頼がありましたし、今年の桜とは縁がなかったということでしょう。それにほら、まだ花をつけている桜の木も見えますよ」
1575「春ですね萌先生」
「春といえば花見。花見といえば花見酒だよね」
「それは……少し偏った連想かと思いますが、桜を見ながらお酒を飲むという文化は古くから日本で楽しまれていますね」
「そうだね。僕らも大人になったわけだしさ。目金君と花見酒でも楽しみたいって少し前に思い至ってようやく予定が噛み合った訳だけど……」
「……いやあ、見事な葉桜ですね」
「先週はまだ五分咲きだったのに、何でこんな事に……」
「萌先生の仕事が修羅場に入り、中々時間を取れなかったからですかね」
「そうだね……ごめんね……」
「まあ僕も仕事の依頼がありましたし、今年の桜とは縁がなかったということでしょう。それにほら、まだ花をつけている桜の木も見えますよ」
ROM
DONE無自覚系萌先生に纏わる会話文。萌目です無自覚萌先生[呼び名]
「目金君さあ。そろそろ僕のことも先生じゃなくって君付けで呼んでくれても良いんじゃ無いかな」
「……一応ですが、萌先生だけで無く野部流来人先生も先生呼びをさせてもらっていますが」
「ノベルは友達っていうより尊敬する先生って意識が強いだろう?けど僕らは二人きりで会う機会だって他のメンバーと比べても多い訳だし、もっと気さくに呼んでくれてもいいと思うんだけど」
「そんな急に言われましても。……漫画、君?」
「…………。そこは萌君じゃ駄目無いのかい?」
「そんなっ!?敬愛する漫画萌先生を君付けで呼んだ挙句下の名前で呼ぶだなんて!絶対に出来ません!」
「うーーーん、そこまで言うなら仕方がないか。目金君の相手へのリスペクトを忘れない精神は好きだけど、苗字呼びに変わるのは距離感あってやだなあ。やっぱり先生呼びで良いよ。今の話忘れて」
5135「目金君さあ。そろそろ僕のことも先生じゃなくって君付けで呼んでくれても良いんじゃ無いかな」
「……一応ですが、萌先生だけで無く野部流来人先生も先生呼びをさせてもらっていますが」
「ノベルは友達っていうより尊敬する先生って意識が強いだろう?けど僕らは二人きりで会う機会だって他のメンバーと比べても多い訳だし、もっと気さくに呼んでくれてもいいと思うんだけど」
「そんな急に言われましても。……漫画、君?」
「…………。そこは萌君じゃ駄目無いのかい?」
「そんなっ!?敬愛する漫画萌先生を君付けで呼んだ挙句下の名前で呼ぶだなんて!絶対に出来ません!」
「うーーーん、そこまで言うなら仕方がないか。目金君の相手へのリスペクトを忘れない精神は好きだけど、苗字呼びに変わるのは距離感あってやだなあ。やっぱり先生呼びで良いよ。今の話忘れて」
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DONEいつもの萌目が3/14を楽しむ話。ホワイトデーな萌目「ホワイトデーだよ目金君」
「『お返しは僕で』の類は結構ですからね」
「ねえ目金君の中の僕って一体どういうやつなの?」
「エロ同人のテンプレを一通り試してみたい人」
「……否定、出来ないね」
「その渋い顔は、今回はそのつもりでは無かったようですね」
「当たり前だよ!いくらこの僕といえど、相手へのお返しをする記念日に自己中心的な行動はとらないさ!」
「うっ、それは……失礼しました」
「けど、目金君が乗り気になってくれるなら来年はその方向でいってみようかなー?ねえ目金君、僕って何色のリボンが似合うと思う?」
「知りません」
「わあ、冷たいツッコミ。僕だって泣くんだからね?……さて、冗談はこれくらいにして。はい、ハッピーホワイトデー」
1508「『お返しは僕で』の類は結構ですからね」
「ねえ目金君の中の僕って一体どういうやつなの?」
「エロ同人のテンプレを一通り試してみたい人」
「……否定、出来ないね」
「その渋い顔は、今回はそのつもりでは無かったようですね」
「当たり前だよ!いくらこの僕といえど、相手へのお返しをする記念日に自己中心的な行動はとらないさ!」
「うっ、それは……失礼しました」
「けど、目金君が乗り気になってくれるなら来年はその方向でいってみようかなー?ねえ目金君、僕って何色のリボンが似合うと思う?」
「知りません」
「わあ、冷たいツッコミ。僕だって泣くんだからね?……さて、冗談はこれくらいにして。はい、ハッピーホワイトデー」
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DONEいつもの萌目の馴れ初め話。ノベル視点です。はじめましての二人秋葉名戸学園サッカー部のアジト、の上階に存在するメイド喫茶の一角にて。漫画萌と野部流来人は[シルキー・ナナ]の今後の展開について話し合うべく打ち合わせを行っていた。打ち合わせと言ってもその内容の大半は他愛ない雑談で占められており、開始30分を経過した時点で話題は既に同じサッカー部に所属する仲間達に纏わる世間話にすり替わっていた。そんな打ち合わせを模したお茶会の最中、学ラン姿の団体客がメイド喫茶に入店してきた。先頭に立つ小柄な学生は小慣れた様子だが、その後ろに続く者たちは落ち着かないのかそわそわと店の内装を見渡していた。
「おや、ここに団体のお客さんが来るなんて珍しいね」
メイド喫茶に訪れる学ラン姿の中学生(それも大人数)というあまり見かけない客人達に関心を抱いた野部流は、同じく彼らに関心を抱いているであろう萌に声をかける。だがそんな野部流の予想とは異なり、萌の眼差しは好奇心による悪戯っ気を孕んだ物ではなくアイドルを前にしたファンの様なキラキラとした光に満ち溢れていた。
7170「おや、ここに団体のお客さんが来るなんて珍しいね」
メイド喫茶に訪れる学ラン姿の中学生(それも大人数)というあまり見かけない客人達に関心を抱いた野部流は、同じく彼らに関心を抱いているであろう萌に声をかける。だがそんな野部流の予想とは異なり、萌の眼差しは好奇心による悪戯っ気を孕んだ物ではなくアイドルを前にしたファンの様なキラキラとした光に満ち溢れていた。
ROM
DONE滑り込み記念日会話文。いつもの萌目ですメイドの日- 5/10 -
「メイドの日だよ目金君」
「絶対に着ませんからね?」
「待ってもう少し話を聞いて」
「以前から言ってはいますが、僕はコスプレの類をするつもりはありませんので」
「大丈夫、分かっているさ。コスプレも猫耳も断られ続けているんだから、流石に僕だって学んでいるよ。僕が言いたいのはそういう話じゃなくてね」
「?」
「__ヴィクトリアン、クラシカル、ミニスカ、フレンチ。この中でどれが一番僕に似合うと思う?」
「馬鹿なのですか?」
「仕方が無いじゃないか!目金君が着てくれないんだから!」
「僕のせいにしないで下さいよ」
「目金君が着てくれないのなら僕が着るしかない。どうせ着るのなら僕に一番似合うスタイルを選びたい。ほら、理屈は通っているだろう?」
1070「メイドの日だよ目金君」
「絶対に着ませんからね?」
「待ってもう少し話を聞いて」
「以前から言ってはいますが、僕はコスプレの類をするつもりはありませんので」
「大丈夫、分かっているさ。コスプレも猫耳も断られ続けているんだから、流石に僕だって学んでいるよ。僕が言いたいのはそういう話じゃなくてね」
「?」
「__ヴィクトリアン、クラシカル、ミニスカ、フレンチ。この中でどれが一番僕に似合うと思う?」
「馬鹿なのですか?」
「仕方が無いじゃないか!目金君が着てくれないんだから!」
「僕のせいにしないで下さいよ」
「目金君が着てくれないのなら僕が着るしかない。どうせ着るのなら僕に一番似合うスタイルを選びたい。ほら、理屈は通っているだろう?」
ROM
DONEhnst有り難う(大人萌目)日はとうに落ち月が暗闇を照らす夜更け頃。普段は利用者で賑わっている商店街も誰一人として歩いておらず、その路地裏に入り口を構えるゲームセンターも不気味なまでに静まり返っていた。
そんな人気の無いゲームセンターの奥にあるメガネハッカーズのアジトで一人、漫画萌は原稿を描き進めていた。このアジトには昼夜問わず誰かしら居るのが普通なのだが、今は時折訪れるゲーム制作や仕事の依頼が入っていないオフの期間である。この『アジトに誰一人訪れないオフ期間』という絶好の機会を利用し、萌はアジトを期間限定の原稿作業部屋として活用していた。
普段はリーダーである目金が愛用しているソファに座り、机に置かれたノートパソコンに液タブを接続してデジタル原稿を仕上げていく。今萌が作成している原稿は製本する予定の無い、精々ネットの海に流すだけの作品で、言わば萌の趣味で描いている品物だ。その為〆切の類はなく、今の様な時間にゆとりがある時期にのんびりと描き進めているのであった。
4300そんな人気の無いゲームセンターの奥にあるメガネハッカーズのアジトで一人、漫画萌は原稿を描き進めていた。このアジトには昼夜問わず誰かしら居るのが普通なのだが、今は時折訪れるゲーム制作や仕事の依頼が入っていないオフの期間である。この『アジトに誰一人訪れないオフ期間』という絶好の機会を利用し、萌はアジトを期間限定の原稿作業部屋として活用していた。
普段はリーダーである目金が愛用しているソファに座り、机に置かれたノートパソコンに液タブを接続してデジタル原稿を仕上げていく。今萌が作成している原稿は製本する予定の無い、精々ネットの海に流すだけの作品で、言わば萌の趣味で描いている品物だ。その為〆切の類はなく、今の様な時間にゆとりがある時期にのんびりと描き進めているのであった。
ROM
DONE某スピンオフに脳を焼かれた産物です。ほnsトありがとう(萌目)「目金くん、僕らは何時になったらこの地獄から抜け出せると思う?」
「カンヅメ地獄からの脱出迄あと14ページです。頑張りましょう萌先生!」
「アハハ、目金くんは元気だなあ」
描いて消して、また描いて。不意に浮かんだ細かな表現を描き足して、気に入らない部分を直していく。
そんな途方もない作業を繰り返して早数日。またしても皆と予定が合わず秋葉名戸の仲間達にアシスタントを頼めなかった萌は、他校生でありながら幾度もこの地獄に付き合ってくれている目金と二人体制で原稿を描き進めていた。
厳しい練習の合間を縫って秋葉名戸サッカー部のアジトへ遊びに来る目金は、他校の生徒である事を皆に忘れさせる程にアジトのメンバーとして馴染んでおり、その中でも特に自分は目金と交流を育んでいると萌は自負していた。
2890「カンヅメ地獄からの脱出迄あと14ページです。頑張りましょう萌先生!」
「アハハ、目金くんは元気だなあ」
描いて消して、また描いて。不意に浮かんだ細かな表現を描き足して、気に入らない部分を直していく。
そんな途方もない作業を繰り返して早数日。またしても皆と予定が合わず秋葉名戸の仲間達にアシスタントを頼めなかった萌は、他校生でありながら幾度もこの地獄に付き合ってくれている目金と二人体制で原稿を描き進めていた。
厳しい練習の合間を縫って秋葉名戸サッカー部のアジトへ遊びに来る目金は、他校の生徒である事を皆に忘れさせる程にアジトのメンバーとして馴染んでおり、その中でも特に自分は目金と交流を育んでいると萌は自負していた。
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REHABILI「嘘はまことになりえるか」https://poipiku.com/4531595/9469370.htmlの萌目の2/22ネタです。22日から二日経ちましたが勿体無い精神で上げました猫の日「……えっと、つまり。漫画君は猫耳姿の僕を見たいのですか?」
「今日は2月22日だろう?猫の日に因んだイベント事をこう言う形で楽しむのも、恋人がいるものならではの体験だと思うよ」
2/22。2という数字を猫の鳴き声と準えて猫の日と呼ばれているこの日。そのイベントに乗じてインターネット上では猫をモチーフとしたキャラクターや猫耳姿のキャラクターが描かれたイラストが数多く投稿されている。そして、猫耳を付けた自撮り写真が数多く投稿され、接客系のサービス業に勤めている女性達が猫耳姿になるのもこの日ならではの光景だろう。
古のオタクを自負する萌にとって、猫耳とは萌えの象徴であり、身に付けたものの可愛さを最大限までに引き出すチートアイテムである。そんな最強の装備である猫耳を恋人にも身につけて欲しいと考えるのは自然な流れの筈だ。けれど、あくまでそれは普通の恋人同士ならの話。萌と目金の間に結ばれたこの関係は、あくまで友として萌と恋人のごっこ遊びに興じる目金と、目金に恋慕する萌という酷く歪な物であった。
2283「今日は2月22日だろう?猫の日に因んだイベント事をこう言う形で楽しむのも、恋人がいるものならではの体験だと思うよ」
2/22。2という数字を猫の鳴き声と準えて猫の日と呼ばれているこの日。そのイベントに乗じてインターネット上では猫をモチーフとしたキャラクターや猫耳姿のキャラクターが描かれたイラストが数多く投稿されている。そして、猫耳を付けた自撮り写真が数多く投稿され、接客系のサービス業に勤めている女性達が猫耳姿になるのもこの日ならではの光景だろう。
古のオタクを自負する萌にとって、猫耳とは萌えの象徴であり、身に付けたものの可愛さを最大限までに引き出すチートアイテムである。そんな最強の装備である猫耳を恋人にも身につけて欲しいと考えるのは自然な流れの筈だ。けれど、あくまでそれは普通の恋人同士ならの話。萌と目金の間に結ばれたこの関係は、あくまで友として萌と恋人のごっこ遊びに興じる目金と、目金に恋慕する萌という酷く歪な物であった。
ROM
REHABILIいつもの萌目が2/22の記念日について話しているだけの話。2/22の萌目[ねこの日]
「2/22だね目金君」
「初めに言っておきますが、猫耳は絶対に付けませんからね」
「待って僕まだ何も言ってない」
「違うのですか?」
「違わないけど……違わないけど!」
「なら良いじゃないですか」
「良くないよ!僕は!目金君の!猫耳姿が見たいです!!!」
「叫んだところで僕の気持ちは変わりませんよ」
「うう、目金君が意地悪だ……」
「僕からしてみれば、記念日にかこつけて恥ずかしい思いをさせてくるパートナーの方が余程意地悪だと思いますがね」
「……僕が猫耳を付けたら目金君も付けてくれる?」
「どうぞお一人で」
[温泉マークの日]
「調べてみたんだけど今日は温泉マークの日でもあるらしいね」
「へえ、どういう由来なのですか?」
1369「2/22だね目金君」
「初めに言っておきますが、猫耳は絶対に付けませんからね」
「待って僕まだ何も言ってない」
「違うのですか?」
「違わないけど……違わないけど!」
「なら良いじゃないですか」
「良くないよ!僕は!目金君の!猫耳姿が見たいです!!!」
「叫んだところで僕の気持ちは変わりませんよ」
「うう、目金君が意地悪だ……」
「僕からしてみれば、記念日にかこつけて恥ずかしい思いをさせてくるパートナーの方が余程意地悪だと思いますがね」
「……僕が猫耳を付けたら目金君も付けてくれる?」
「どうぞお一人で」
[温泉マークの日]
「調べてみたんだけど今日は温泉マークの日でもあるらしいね」
「へえ、どういう由来なのですか?」
ROM
DONEいつもの萌目が2/14にチョコパをする話ですバレンタインな萌目「バレンタインだよ目金君!」
「そうですね漫画君」
「14世紀頃からイタリアで恋人達のイベントとして楽しまれ、日本に於いては凡そ1950年頃から『女性が男性にチョコレートを贈る日』として定着したこの日。恋人達は愛を育み、それを尻目に独り者達は『リア充爆発しろ』と呪詛を吐く。長らくその呪詛を吐く側だったけれど今年はそうじゃ無い!僕らは恋人同士!」
「__と言うわけで。世間様に則って今日という日を楽しむべく用意して来たのがこちら、催事場で買ったチョコレート達です!」
「事前に『買いすぎたから一緒に食べよう』と聞いてはいましたが、こうして見ると凄い量ですね。これだけ沢山あると食べ切るのに数日はかかるのでは」
「まあ、5月頃まで持つチョコも混ざってるから、賞味期限が早い物から食べたら何とかなるよ。あ、そうだ目金君。催事場でこんな物も売っていてさ。開けて見てよ」
2163「そうですね漫画君」
「14世紀頃からイタリアで恋人達のイベントとして楽しまれ、日本に於いては凡そ1950年頃から『女性が男性にチョコレートを贈る日』として定着したこの日。恋人達は愛を育み、それを尻目に独り者達は『リア充爆発しろ』と呪詛を吐く。長らくその呪詛を吐く側だったけれど今年はそうじゃ無い!僕らは恋人同士!」
「__と言うわけで。世間様に則って今日という日を楽しむべく用意して来たのがこちら、催事場で買ったチョコレート達です!」
「事前に『買いすぎたから一緒に食べよう』と聞いてはいましたが、こうして見ると凄い量ですね。これだけ沢山あると食べ切るのに数日はかかるのでは」
「まあ、5月頃まで持つチョコも混ざってるから、賞味期限が早い物から食べたら何とかなるよ。あ、そうだ目金君。催事場でこんな物も売っていてさ。開けて見てよ」
ROM
REHABILIいつもの萌目。リハビリ用ねこ「目金君って猫みたいだよね」
「……何ですか急に」
「ツンツンとした素っ気ない態度を見せたかと思えば急に側に来て寄り添ってくる。その自由気ままな在り方は目金君そっくりだなあって。__思っていたんだよ。少し前までは」
「はあ」
「けれど雷門の皆んなといる時の君は素っ気ないどころか構って欲しがりの子猫みたいでさ」
「こね…っ!?」
「いやあ、びっくりしたよ。何で僕といる時とはこんなにも違うんだろうって」
「何なんですかその薄寒い例えは!というかそもそも何で漫画君が雷門での僕の振る舞いを知っているのですか」
「栗松君に頼んだのさ」
「はあ!?」
「雷門での目金君の様子を撮って来てくれたらお小遣いを上げるよーって言ったらさ、彼快く引き受けてくれたよ。『目金さんを撮るだけでお金が貰えるんでやんすか?!』って」
814「……何ですか急に」
「ツンツンとした素っ気ない態度を見せたかと思えば急に側に来て寄り添ってくる。その自由気ままな在り方は目金君そっくりだなあって。__思っていたんだよ。少し前までは」
「はあ」
「けれど雷門の皆んなといる時の君は素っ気ないどころか構って欲しがりの子猫みたいでさ」
「こね…っ!?」
「いやあ、びっくりしたよ。何で僕といる時とはこんなにも違うんだろうって」
「何なんですかその薄寒い例えは!というかそもそも何で漫画君が雷門での僕の振る舞いを知っているのですか」
「栗松君に頼んだのさ」
「はあ!?」
「雷門での目金君の様子を撮って来てくれたらお小遣いを上げるよーって言ったらさ、彼快く引き受けてくれたよ。『目金さんを撮るだけでお金が貰えるんでやんすか?!』って」
ROM
DONEいつもの二人の会話文です。クリスマスな萌目「12月24日だよ目金君」
「そうですね漫画君」
「僕達が恋人になって初めてのクリスマスだよね」
「正確にはイヴですが、そうですね。漫画君と出会ったのも春頃でしたしこの様な関係になったのも夏の終わり頃でしたから」
「そうなんだよ。今日という日はバレンタインもお付き合い1周年記念も経験していない僕らにとって初めての恋人らしいイベントさ」
「そんな日に何で僕達は直接顔を合わせずに通話でやり取りしてるの?!ねえ何で!?」
「健全な中学生男子が夜に二人きりで過ごせる訳がないじゃないですか」
「目金君冷静すぎるよ……」
「そう言われましても、前々からこの日に直接会うのは難しいからせめて通話越しで話しましょうって二人で決めていたのでね」
1722「そうですね漫画君」
「僕達が恋人になって初めてのクリスマスだよね」
「正確にはイヴですが、そうですね。漫画君と出会ったのも春頃でしたしこの様な関係になったのも夏の終わり頃でしたから」
「そうなんだよ。今日という日はバレンタインもお付き合い1周年記念も経験していない僕らにとって初めての恋人らしいイベントさ」
「そんな日に何で僕達は直接顔を合わせずに通話でやり取りしてるの?!ねえ何で!?」
「健全な中学生男子が夜に二人きりで過ごせる訳がないじゃないですか」
「目金君冷静すぎるよ……」
「そう言われましても、前々からこの日に直接会うのは難しいからせめて通話越しで話しましょうって二人で決めていたのでね」
ROM
MOURNING疲れた末の産物。何ですかねこれ中学生萌目が会話してるだけ「目金君とイチャイチャしたーい!」
「……は?」
「いっぱいチューしたいし、ぎゅーってハグしたいし、恋人繋ぎしてイチャイチャしたいし、溺れるようなキスがしたい!」
「取り敢えず漫画君がキスをしたくて仕方がないのは分かりました」
「何時間もずーっと一緒にいるのに恋人らしいことを一つもしてないのおかしく無い?ねえ変だよね?」
「漫画君が原稿に追われていなければおかしな状況だったでしょうね」
「ううう……目金君が冷たい」
「そう思うなら早くその原稿を完成させて下さい」
「恋人がすぐそばに居るのに黙々と原稿を描き進められる訳がないだろう!?」
「……やっぱり今日はディスコで通話するだけに留めておいた方が良かったのでは」
「やだーっ!一緒にいて!!!」
921「……は?」
「いっぱいチューしたいし、ぎゅーってハグしたいし、恋人繋ぎしてイチャイチャしたいし、溺れるようなキスがしたい!」
「取り敢えず漫画君がキスをしたくて仕方がないのは分かりました」
「何時間もずーっと一緒にいるのに恋人らしいことを一つもしてないのおかしく無い?ねえ変だよね?」
「漫画君が原稿に追われていなければおかしな状況だったでしょうね」
「ううう……目金君が冷たい」
「そう思うなら早くその原稿を完成させて下さい」
「恋人がすぐそばに居るのに黙々と原稿を描き進められる訳がないだろう!?」
「……やっぱり今日はディスコで通話するだけに留めておいた方が良かったのでは」
「やだーっ!一緒にいて!!!」
ROM
DONE恋愛感情というものがいまいち理解出来ない目金君と、そんな目金君に仮初の恋愛関係を持ち掛ける萌先生の萌目。書いている内に目金君のメンタルが人手無しを通り越して人外チックになってしまいました。ご注意下さい
※10/25 おまけ追加
嘘はまことになり得るか / 嘘をまことにする為にアニメ、漫画、ラノベ、コンシューマーゲームにPCゲーム。オタク文化を彩る素晴らしいコンテンツの数々に魅了され早数年。物心がついた頃からPCをおもちゃのように扱い、絵本感覚でディープコンテンツに触れて育ってきた目金欠流は自他ともに認める根っからのオタクであった。
ある時はロボットアニメの熱いバトルに心昂り、ある時はファンタジー小説の世界観に引き込まれ、ある時は美しく繊細な物語を紡ぐノベルゲーに涙を流す。そうやって目金は数多の作品に触れて日々を過ごし続けてきた。
しかし、これらの作品を楽しむうえで避けては通れない悩みを目金は抱えていた。その悩みというのは、作中に登場する恋愛感情が理解出来ない事であった。
8918ある時はロボットアニメの熱いバトルに心昂り、ある時はファンタジー小説の世界観に引き込まれ、ある時は美しく繊細な物語を紡ぐノベルゲーに涙を流す。そうやって目金は数多の作品に触れて日々を過ごし続けてきた。
しかし、これらの作品を楽しむうえで避けては通れない悩みを目金は抱えていた。その悩みというのは、作中に登場する恋愛感情が理解出来ない事であった。
ROM
MOURNINGタイトル通り。原稿で疲れている萌と塩対応な目金君が脳死で会話しているだけ。付き合っている時空の萌目。会話文のみ地の文章無しです。萌目が駄弁っているだけのSS[眼鏡]
「眼鏡にぶっかけるプレイがあるけどさ」
(死んでくれないだろうか)
「あれ絶対洗うの大変だよね。あれだけはフィクションでも気になるなー。手入れ大変そーって」
「……。漫画君」
「?どうしたんだい目金君」
「僕を叱ってください……」
「え、何どうしたの!?」
[放置プレイ]
「放置プレイとかあるけどさ」
「されたいのですか?」
「わあ目が座っているね目金君。そうじゃなくてさ、あれ放置する側ってどういう気持ちになるのかな」
「というと?」
「だってあれさ、長い時間相手に触れちゃだめだし場合によってはその場からいなくならなきゃいけないだろう?」
「はあ」
「相手の傍にいて見てるのはダメなのかな。頬とか頭撫でる程度なら放置プレイの定義は保てるのかな。うーん」
1130「眼鏡にぶっかけるプレイがあるけどさ」
(死んでくれないだろうか)
「あれ絶対洗うの大変だよね。あれだけはフィクションでも気になるなー。手入れ大変そーって」
「……。漫画君」
「?どうしたんだい目金君」
「僕を叱ってください……」
「え、何どうしたの!?」
[放置プレイ]
「放置プレイとかあるけどさ」
「されたいのですか?」
「わあ目が座っているね目金君。そうじゃなくてさ、あれ放置する側ってどういう気持ちになるのかな」
「というと?」
「だってあれさ、長い時間相手に触れちゃだめだし場合によってはその場からいなくならなきゃいけないだろう?」
「はあ」
「相手の傍にいて見てるのはダメなのかな。頬とか頭撫でる程度なら放置プレイの定義は保てるのかな。うーん」
ROM
DONE追記 5/14ss1本、会話文2つ追加しました
今創作物には以下の要素が含まれます。
苦手な方はブラウザバック推奨です
・学生萌目
・オメガバース
・アルファに関する独自設定
・選民思想、差別的な表現
・メス、オスといった露骨な表現
・β×α 10598
ROM
DONE滑り込み記念日。落ち投げっぱなしの会話文オンリー萌目、豪目の順です
11/11萌目
微下ネタ注意
「ポッ○ーの日だね目金君」
「ええそうですね漫画君」
「それで言うと○ッキープレイってあるけどさ」
「タヒんで下さい」
「見切りが早いね?!まあまあ最後まで聞いてよ。アレってさ、食べ物を挿れる訳だから決して衛生的とは言えないじゃ無いか」
「……」
「それに、水分を吸ってふやけてしまう事を考慮すると前は勿論、後ろに挿れるのも受け手側にリスクがあるよね」
「…………」
「という訳で。ジャーン」
「…………本当は聞きたくもありませんが、何ですか?それ」
「見て分かるだろう?尿道ブジーだよ。キュートなチョコレート色のね♡」
「…………。ふぅー……」
「ねえせめて怒ってよクソデカため息付かないでお願い」
「……使いたいんですか?それを僕に」
1489微下ネタ注意
「ポッ○ーの日だね目金君」
「ええそうですね漫画君」
「それで言うと○ッキープレイってあるけどさ」
「タヒんで下さい」
「見切りが早いね?!まあまあ最後まで聞いてよ。アレってさ、食べ物を挿れる訳だから決して衛生的とは言えないじゃ無いか」
「……」
「それに、水分を吸ってふやけてしまう事を考慮すると前は勿論、後ろに挿れるのも受け手側にリスクがあるよね」
「…………」
「という訳で。ジャーン」
「…………本当は聞きたくもありませんが、何ですか?それ」
「見て分かるだろう?尿道ブジーだよ。キュートなチョコレート色のね♡」
「…………。ふぅー……」
「ねえせめて怒ってよクソデカため息付かないでお願い」
「……使いたいんですか?それを僕に」