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    bell39399

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    れんごくばんちゃん15にちめ

    半月たったー?!しかもあとだいたい半月?!?

    #バンエレ

    バンさんRE:BORN!15 黒くて大きなバンにもすっかり慣れたエレインだった。もとより心を読むエレインは容姿で相手を見ない。魂の色は同じ。バンはバン。何より可愛らしいところがとても《らしい》と、この姿もとても好ましいと感じたのだ。もっとも、バンを《かわいい》などというのはエレインくらいだったが。
    「でも煉獄って過酷なところなのでしょう。だって姿が変わってしまうくらいなんだもの」
     確かに大変だった。と、バンは頷く。けれども今にして思えば住めば都。何よりとても得難い出会いもあったし、メリオダスとの生活は楽しかった。煉獄の生き物もなかなか愛嬌のあるやつもいた。あんな環境でなければエレインにも見せてやりたいくらいだ。きっとエレインなら、彼らとも心が通じるだろう。
    「私は心配で堪らなかったけど、バンなら大丈夫ってディアンヌが慰めてくれたの。フフッ、その通りだったみたいね!」
    「ゴメンナ」
    「なんで? こうしてお話聞かせてくれるの、嬉しいし楽しいよ」
     エレインがかわいい笑顔でそう言ったので、バンはむしょうに嬉しくなってぎゃっぎゃと鳴いた。
    「ウフフ! 本当に可愛い。さしずめ《強欲の罪バン》ならぬ、《れんごくばんちゃん》ってところかしら!」
    「ぎ?!」
     どちらのバンも大好きよ、と、エレインはちゅっとバンの鼻面ににキスをした。
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    bell39399

    MAIKINGバンエレ水浴び一人アンソロその1(2以降があるかは謎)

    途中まで書いたやつポイ。
    一人称に直すかも。なんとなく
    それを見た時、バンは幻を見たのかと思った。もしくはまだ寝ぼけているのか。
     

     夜中、水音を聞いた気がしてふと目が覚めた。もとより熟睡することのないたちだったが、この森に来てからは妙によく眠れる。にもかかわらず、だ。それに何故か少し冷える。
     その原因に気づき、思わず自嘲した。なんの事はない、隣で寝ていたこの森の聖女がいなかっただけの事だ。
     この森も、この森である秘宝を守っているという少女も奇妙な事だらけだった。安らぎやぬくもりとは無縁の生活を送ってきたバンだったが、ここに来てからは気持ちが凪いでいる。不思議なことだが本能で警戒する必要がないと感じていた。
     エレインと名乗る妖精少女(本人曰く千年は生きているらしいが)とのやり取りも実に愉快だった。彼女はバンの他愛のない話を夢中で聞いて、四季のようにくるくると表情を変えながらバンの言葉の一つ一つにいちいち反応する。時には金色の睫毛を伏せ、時には頬を膨らませ、そして何よりよく笑った。バンは彼女の笑顔で初めて「花が綻ぶような」という形容の意味を知った。
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