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    bell39399

    @bell39399

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    bell39399

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    Google Keepのメモに書いているんですけど、開けたら全部消えてたんですよ…一瞬何が起こったかわからなくて頭真っ白でしばらく呆けてました。何が原因かわからないよぉ!

    #バンエレ誕2024

    過去一の売上だった一夜!その10 バンが目を覚ましたあとは、酒場の客を巻き込んで大変賑やかな宴会となった。店主が国王というのは公然の秘密であるが、そこにベンウィックのバン王夫妻がお忍びの客として来ているのだから盛り上がらない訳が無い。なんと言ってもここにいる大方の客にとって、伝説の最強の騎士団・《七つの大罪》の二人と酒を飲んでいるという事実がすでに酒の肴であり、自慢できる出来事だ。
     それにしてもよくまぁ内装まで再現したもんだ♬
     ある種のノスタルジーに浸りつつエレインを膝に乗せたバンがエールを楽しんでいると、店主として忙しく働くメリオダスがカウンターの中から声をかけてきた。
    「バン、厨房入ってくれ!」
    「ハァ 何でだよ♪」
    「久々に専属コックが来てるんだから、働かせるのは当然だろ」
     その会話を聞いていた客たちは思わず真顔になった。そして滲み出るある種の期待。その顔にはこう書いてある。「まさかここでまともなメシがでてくるのか」、と。この酒場には一応フードメニューはあるが頼む者はまずいない。かろうじて注文されるものといえば、皿に盛れば提供できるナッツや干し肉だ。それすら味が怪しい時がある。
     そんなものではない、まともな飯が食えるかもしれない……?
     だが当のコックはまったく乗り気でないようだ。しかし、そこに救世主が現れた。
    「あっ、私も少しお腹すいたなァ」
     エレインである。バンはたちまち立ち上がり、カウンターを飛び越え厨房に入った。ふんわり飛んで、エレインもバンの側に着く。
    「しゃーねぇついでだ、何でも注文しやがれ♪」
     どっ、と店内が湧く。メニューに記載されているものの、誰も頼むことがなかった品が次々注文される。

     メリオダスは密かにエレインにウィンクを送り、バンの見えないところでニンマリ笑った。


    つづく!
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    bell39399

    DOODLE遡って読んでくださってる方もいらっしゃるようで本当にありがとうございます!うれしいうれしい😆♥💕🎶
    さてバンエレちゃんは不思議な村に来たようですね!(すっとぼけ)

    所で今回のタイトル(?)の元ネタわかった人はお友達です。
    山奥の村で〜バンとエレインが出会った〜 その22! 丘を超えた先に、唐突に集落らしきものが見えた。大きな岩のモニュメントのようなものが目立つが、それ以外は何の変哲もない村に見える。
    「それにしてもこんな恐ろしく何もねぇ、山奥でよく暮らすよな♪」
    「そう? 森に囲まれたいい場所じゃない」
     エレインの言葉にそれもそうか、とバンは思い直す。そもそも《なにもない度合い》からいうとベンウィックもどっこいだ、と気づいてしまいむしょうに可笑しくなってきた。
    「人間にとっては確かに不便かもしれないわね」
     そんな事にも気がつくようになったのよ! と薄い胸を張るエレインを、バンは考えるより先に抱きしめて頬ずりした。
     ともかく鳥から頼まれた用事もある。二人はじゃれ合いつつ村に入ると、人懐こい笑顔を浮かべた村人が集まってきた。が、なんとも奇妙な雰囲気だ。まず、笑顔ではあるが異様に無口である。バンとエレインの表情は自然と険しくなった。
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