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    bell39399

    @bell39399

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    bell39399

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    ゴウセルたんはエレインちゃんとは酔っ払ったバンを支え合った仲なんですよね🥰
    多分七つの大罪イチ色んなキャラとからんでるわ色欲!

    #バンエレ誕2024

    きゅぴん☆その26!「バン……」
    「バン!」
     ゴウセルとエレインは思わず同時にバンを呼ぶ。しかしその声音はまったく異なる。ゴウセルは心配そうに、エレインのは喜色を含んで。同時でありながら余りの違いに、顔を見合わせ吹き出した。
    「やっぱり宴会は、素の姿で楽しまにゃ♪」

     バンの提案はゴウセルによって村人に伝えられてやや当惑ぎみ、あるいは喜びをもって受け入れられた。
    「でもみんな割と大きいから、このまんま元の姿に戻ったらお家が壊れちゃう」
     という訳で、外で仕切り直しとなった。寒くもなく、風も穏やか空は晴天、おあつらえ向きの月夜である。
    「でも他から見られて大丈夫なの?」
     エレインが心配すると「外から魔神の姿は見えない仕組みだから大丈夫」とゴウセルが保証した。
    「便利だな〜♪ エグい魔力をうまくつかいやがる♬」
    「褒めてるんだよね?」
    「ああ、もちろんだ♪」
    「では、一時的に結界の一部を解くね」
     キュピン☆ とゴウセルがいつものポーズを取ると、人間の姿をしていた村人達は、瞬く間に異形の、もとい本来の姿に戻った。ゴウセルの言っていた通り、聖戦で何度も見た――もしくはそれ以前にも――、赤色や灰色の魔神たちだ。
    「おおみんなでっけぇ♪ 壮観だな♪」
     呆れ笑いするバンに、エレインがそっと寄り添う。
    「大丈夫か、エレイン」
    「私はバンが大丈夫かなって思ったのよ」
    「こいつらはあん時のデブじゃねぇからな。その理由で種族ごと憎んでたら俺は、人間も片端から殺さなきゃなんなくなるっつーの♬」
    「もう、嫌な例えするわね!」
    「カッカッ♬」
     二人のそばに、さっきまで元気いっぱいだった魔神の坊やが様子を伺うかのようにそっと近寄ってきた。周りの村人もこちらを見ている。
    「お前、さっき絵をくれたガキか?」
     男の子は嬉しそうに頷く。男の子、と言ってももうバンよりずっと大きい。だがバンとエレインが知っている、今まで見たことのある魔神と比べ、明らかに子供である事は容姿でわかる。
    「魔神族も子供は小さいのね! いえ、大きいけど」
     エレインが感心してそういうと「生まれてから姿があんまり変わらねぇのは多分妖精くらいだぜ」と苦笑した。
    「んじゃまお前ら! 飲み直しだぜ〜♬」
    「ダメよもう! 飲み過ぎです!!」

    のみすぎはダメだぞ☆
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    bell39399

    DOODLE遡って読んでくださってる方もいらっしゃるようで本当にありがとうございます!うれしいうれしい😆♥💕🎶
    さてバンエレちゃんは不思議な村に来たようですね!(すっとぼけ)

    所で今回のタイトル(?)の元ネタわかった人はお友達です。
    山奥の村で〜バンとエレインが出会った〜 その22! 丘を超えた先に、唐突に集落らしきものが見えた。大きな岩のモニュメントのようなものが目立つが、それ以外は何の変哲もない村に見える。
    「それにしてもこんな恐ろしく何もねぇ、山奥でよく暮らすよな♪」
    「そう? 森に囲まれたいい場所じゃない」
     エレインの言葉にそれもそうか、とバンは思い直す。そもそも《なにもない度合い》からいうとベンウィックもどっこいだ、と気づいてしまいむしょうに可笑しくなってきた。
    「人間にとっては確かに不便かもしれないわね」
     そんな事にも気がつくようになったのよ! と薄い胸を張るエレインを、バンは考えるより先に抱きしめて頬ずりした。
     ともかく鳥から頼まれた用事もある。二人はじゃれ合いつつ村に入ると、人懐こい笑顔を浮かべた村人が集まってきた。が、なんとも奇妙な雰囲気だ。まず、笑顔ではあるが異様に無口である。バンとエレインの表情は自然と険しくなった。
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