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    mya_kon

    @mya_kon

    何かがあります

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    mya_kon

    PROGRESSここ数日、わたしが頭を悩ませている乳牛尾の搾乳をする夏です。
    最後まで全年齢にしたかったんですけど、なんかそれはダメになりそうなので、ここまでは……いやもうしばらくは全年齢なんですけど……いや最後まで致さないので全年齢のような気がするんですけど……ちょっとよく分からないので絶対セーフのとこまで流しておきます。頑張ってる、頑張ってんだ、わたし……!!!!!
    乳牛尾と搾乳する夏(してない 羊牧場の朝は早い。
     夏の今は日の出と同時に起き、羊舎に向かう。まずは羊たちを放牧地に移動させて、放牧している間に羊舎の掃除をする。
     なーんてナレーションを入れながら、俺は伸びた髪を適当に結んで玄関に向かう。昨日一昨日は涼しかったけど、今日は暑くなりそうだ。昼前には一回羊舎に戻した方がいいよなぁ。七時になれば××さんも来るから、そこで少し相談しよう。
     さー、今日も俺の羊たちは元気かな! そう思って玄関のドアを開ける。開けようとした。したんだけど、ゴン、と鈍い音がしてドアが大きく開かない。何で? 昨日までは普通に開いてたよな? てか、ゴン? 何かあるのかな。
     頭だけでも隙間を通らないかと思ったけど、無理だった。仕方ないのでポケットからスマホを出す。腕は何とか通ったのでカメラを起動して玄関前を撮影する。どうか変なものが映っていませんように、と思いながら確認すると、そこにいたのは一匹の乳牛だった。
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    mya_kon

    MOURNINGこれは言い争う夏尾の書きかけ別バージョンです……せっかく供養カテゴリーあるから流しておこう……この続きはないですね……どうするつもりだったのかは、当時のわたしも分からないです。分からないから頭から書き直したので……
    言い争う?夏尾「百のバカ、百のバカ」
    「んでだよ」
     ソファで横になっていたら、頬を膨らませた夏太郎に襲われた。馬乗りになって百之助をぽこぽこ叩いてくる夏太郎の手を掴み、顔を覗き込むと「もー!」と頭突きをされる。
     ぐりぐりと頭を頬に押し付けられながら、百之助は低く唸った。
    「百がぁ、一緒にいてくれるって言ったのにぃ」
    「言ってない」
    「俺だけ怒られたぁ」
    「そもそも食ったのお前だろ」
    「それはそうだけどぉ……」
     百之助の腹の上で大人しくなった夏太郎が唇を尖らせた。勝手に父親の柿の種を食べ尽くし、その証拠隠滅を図ろうと柿の種だけを買おうとしたところで夏太郎の父親と遭遇したのだ。
     初めは言い逃れようとしていた夏太郎だったが、結局自白し、父親からげんこつ一つで許してもらったらしい。百之助はスーパーについて夏太郎から離れて適当に店内をうろついていたので、レジ前で合流したときにそう話を聞いた。
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    mya_kon

    DONE七夕の夏尾です!なんと!こいつら!付き合っていないのである!!!!!!!!いつものことですね。はい、2022年の七夕ナイトinトーキョーは晴れそう?ギリ曇り?みたいな感じみたいです。これからも夏尾が増えていきますように👏
    君の願いが叶いますように 駅前のスーパーに入った途端、夏太郎が「あ!」と声を出したので、つられて尾形はそちらを見た。そこには大きな笹が壁にくくりつけられており、その下にはテーブルが出してあった。
     テーブルの上には色とりどりの短冊とペンが置かれていて、壁には「みんなの ねがいごとが かないますように!」と張り紙がされていた。尾形の服の裾を引っ張りながら夏太郎が笹に向かうので、仕方なしについていく。
    「何か書きましょうよ〜」
     酔っ払いの夏太郎が振り返る。顔の赤みは落ち着いてきたが、まだテンションは高い。夏太郎の頬に手の甲を当てると少し熱かった。
    「欲しいものもないのにか」
    「欲しいものと、願い事は別ですぅ」
     飲み屋での会話を思い出す。願い事が「宇宙征服」だった場合、欲しいものは「宇宙」になってしまうが、「世界平和」が願いのときに「世界」が欲しいとは言わないだろう。そういうことなんだろうな、と思うことにする。とはいえ夏太郎が宇宙が欲しいと言ってきたらどうしようか。宇宙が買えるとして、いくらぐらいかかるんだろう。
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    mya_kon

    DONE来月かんたろちゃんの誕生日だ!っていうことで、ぴくすけで配信しながら書いたものです。人がいると書くのはもくりもそうなんだけど、画面共有していると「書いてるのか書いていないのか」が丸わかりなのでいいですね……ケツ叩きになる……ありがとうございます☺️
    来月は夏太郎の誕生日「欲しいものあるのか」
     そう尾形さんに聞かれて、俺は焼き鳥の串を噛みながら固まった。欲しいもの、欲しいもの。向かいに座る尾形さんはハイボールを飲み干して、俺の分と一緒に店員さんにおかわりを注文した。
     欲しいもの……。考えながら、今食べた肉が何の肉なのかも考える。よく来る駅前の焼き鳥屋さんは、どれが注文した何の串かの説明がいつの間にかなくなった。
     いつも頼んでるものだからどれが何か分かるだろう、ということなんだと思う。ネギまとつくねはすぐに分かるけど、正直俺はどれがハツで、どれがハツモトか分かっていない。尾形さんは分かってるのかな。
    「あんま、すぐには浮かばないです」
    「そうか」
     店員さんからそれぞれハイボールを受け取り、空っぽのジョッキを渡す。今度のハイボールは少し濃いめだ。人によっては殺す気か? ってぐらい濃いものを作るんだけど、こういうのって分量決まってるもんじゃないのかな。ベテランの技と勘で作ってるのかな。
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    mya_kon

    DONEおめでとうございます!こちらがバロック聞きながら書いた夏尾です!全くそんなことは関係ないのですが、なんか好きですよ、バロック。今回の夏尾は肩に顎乗せちゃう系です。さすがに今、ここまでの満員電車はなかなか味わいませんが、まぁ、なかなか……ね……☺️
    満員電車の夏尾2本目 最悪だ。
     電車遅延と運転見合わせが重なって、振替輸送として選ばれたこの路線。いつもだって混んでるのに、今日の混み方は異常だよ。ぎゅうぎゅうというかギチギチというかミチミチというかビチビチというかもう無理じゃね? ってぐらい人が乗ってくる。俺はカバンを胸の前でしっかりと抱いて、爪先立ちになりながら電車の揺れに身を任せた。
     踵を降ろそうとしたら誰かの足があって、どうにもならない。避けたいんだけど、どこもかしこも人の足がある。最小スペースで乗り切るしかないのだ。だから俺一人の意思で倒れないように、とか無理なんだよな。
     俺が耐えたとしても、隣や後ろに立つ人がバランスを崩したら俺も道連れになるし、そうなるとまた別の人が道連れになって、それでまた別の人が……とどんどん数珠つなぎなのか玉突きなのかで倒れていく。この前はそれで一メートルぐらい移動した。頼むから急ブレーキだけはやめてくれ。
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