wombat
MAIKINGほんの少しずつ感想絵を描いています。魔法省の先輩がたと伏線考察については描きたいことが多すぎて今日やっと2枚に詰め込みました。1枚目は勢いで描いたけど、つい丁寧に描いてしまう…素早く的確な線画を書けるようになりたいです。三咲(m593)
MAIKINGアスモ&ガープ。ラフ様も少し。★2か3くらいの頃の、腐れ縁が出来上がるまで。 ようやく静かに本を読める。廊下を端まで横切って、見つけた椅子はこれ以上ない特等席だった。これならわずかな明かりでも事足りる。わずらわしいだけだった夜が、月光の下に不意に華やぐ。
手元に灯した安堵の火は、しかしわずかに揺れていただけで、向かってくる足音に吹き消された。ガープは苛立ちも隠さずに、もう一度息を吐く。見計らったようなタイミングは、後をつけていたからこそだろう。
「ここまで酒を頼んだ覚えはないが」
「困りますなあ、会場に居ていただかないと。こちらとしても警備になりません」
「それは、……すまなかった」
嫌味を盛った言い方も、彼にしてみれば当然だったかもしれない。一人抜け出してきたのは自分だ。貴族の肩書きがある以上、一歩型をはみ出せば、勝手な振る舞いにしかならない。
1488手元に灯した安堵の火は、しかしわずかに揺れていただけで、向かってくる足音に吹き消された。ガープは苛立ちも隠さずに、もう一度息を吐く。見計らったようなタイミングは、後をつけていたからこそだろう。
「ここまで酒を頼んだ覚えはないが」
「困りますなあ、会場に居ていただかないと。こちらとしても警備になりません」
「それは、……すまなかった」
嫌味を盛った言い方も、彼にしてみれば当然だったかもしれない。一人抜け出してきたのは自分だ。貴族の肩書きがある以上、一歩型をはみ出せば、勝手な振る舞いにしかならない。
111strokes111
MAIKING我々が抉った傷のひとつひとつから我々の心臓を狙う者が現れるだろう。彼らが流した血は生々しく抉った心臓はまるで柘榴のようだった。クロロレワンドロワンライ第44回「秘密」 クロードがアンヴァルに放っている密偵たちはどれもこれも芳しくない知らせを寄越してくる。エーデルガルトの目指しているもの、は分かる。平時のパルミラは緩やかな国で政治は宗教に興味を持たないし宗教も政治に興味を持たない。欲しい土地ができた時に月の光の及ぶところ全てを与える、と言う言い伝えを敢えて悪用するくらいだろうか。
ただパルミラの場合は土地とそこから得られる税収が全てなのだ。その土地に暮らす民が頭の中で何を考えていようとそこには介入しない。セイロス教の場合はそこが違う。クロードは頭の中に手を突っ込まれて掻き回されるような嫌悪感を覚える。今クロードの目の前にいる円卓会議に出席するような諸侯たちはまだましなのだ。
1618ただパルミラの場合は土地とそこから得られる税収が全てなのだ。その土地に暮らす民が頭の中で何を考えていようとそこには介入しない。セイロス教の場合はそこが違う。クロードは頭の中に手を突っ込まれて掻き回されるような嫌悪感を覚える。今クロードの目の前にいる円卓会議に出席するような諸侯たちはまだましなのだ。
ミカヅキ
MAIKING⚠️にょた化注意⚠️ 突然のヒカセンの来訪に出迎えるニャンとにょメリ様 (エスアイ)いいoppaiの日と言うことで…昨日ちょうど描いましたので、下書きですが鍵垢に載せたらくがきと同じものを、コチラでも公開します。教えてくださりありがとうございました☺️✨✨
wjnanatu
MAIKINGレスシェズ♂・シェズレスやっぱりこのifだと無双と違ってシェズレスが強めかも知れない私の中では…
さっき上げてるアタリと対になるやつのつもり
世間的には強く若く美しい大司教の寵愛を受ける元謀反人のシェズ≒「オレもお金持ちの家の猫ちゃんになってみてー」みたいな羨ましがられ方をよく知らない人たちからはされるけど
本当はちょっと…いやかなりベレスのほうが可愛がってもらっているのかもよ…というクリア後…
suzushi211
MAIKINGにょたロと夢主♀の書きかけ(名前あり)(この後延々濡れ場になる)かきかけ腕からそろりと針を抜いたアリサが、ほっとしたように息を吐く。くすんだ色の静脈血を採血管に移し分ける操作まで、いつになく落ち着いた様子なのがむしろ怪訝で、ローは眉を寄せた。採血や注射の手技は何度も練習相手になってやっているのに、この女は毎度毎度妙に肩に力が入りすぎてへたくそなままだなと思っていた。今さっきみたいな落ち着いた手技は初めて見た。
「右からも取っときます?」
「いや、もういい」
病原体の正体さえわかれば充分だし、どうせ船内のラボでできることは限られている。そんなにたくさんのサンプルはいらないだろう。
椅子に腰掛けたまま採血管とシリンジを片付けたアリサの手が、そのままてきぱきと自分の左腕に綿球を留め付けるのを見下ろしながら首を横に振る。自分で発した言葉なのに、耳の奥に聞こえる声が聞き慣れないものであることで、余計に眉間の皺が深くなる。いつもより近い距離から見上げてくるアリサが、ぱちりと瞬いた。
6786「右からも取っときます?」
「いや、もういい」
病原体の正体さえわかれば充分だし、どうせ船内のラボでできることは限られている。そんなにたくさんのサンプルはいらないだろう。
椅子に腰掛けたまま採血管とシリンジを片付けたアリサの手が、そのままてきぱきと自分の左腕に綿球を留め付けるのを見下ろしながら首を横に振る。自分で発した言葉なのに、耳の奥に聞こえる声が聞き慣れないものであることで、余計に眉間の皺が深くなる。いつもより近い距離から見上げてくるアリサが、ぱちりと瞬いた。
なまず
MAIKING鬼畜仕様のオメガバパロ。灰武。蘭武、竜武どっちもあり。灰谷兄弟は光落ちしません。灰武オメガバぱろ導入部「なんだ、お前…オメガなんだ?」
背後から突然に公の場所で口にするのは憚られるようなことを言われた。
武道が驚きに振り向く間もなく大きな掌に顔を掴まれる。
後ろから抱き竦められて身体を強張らせると、一瞬うなじが総毛立った。
その後に、熱いものを押し付けられたような強烈な痛みが襲って来て、全身が痺れる。
指先まで、びりびりと熱が伝わり、うなじは燃えるように熱く熱くなった。
噛まれた。
身体の力は抜けて、その場に崩れ落ち、全身に広がった熱が身体の中心にも集まって来る。
「兄ちゃん!こんなとこで噛むなよ…」
「悪ぃ…すげぇ良い匂いで我慢できなかったわ」
「…兄ちゃん…ラトってね?!」
「りーんど…ホテル探して…後、タクシー」
3904背後から突然に公の場所で口にするのは憚られるようなことを言われた。
武道が驚きに振り向く間もなく大きな掌に顔を掴まれる。
後ろから抱き竦められて身体を強張らせると、一瞬うなじが総毛立った。
その後に、熱いものを押し付けられたような強烈な痛みが襲って来て、全身が痺れる。
指先まで、びりびりと熱が伝わり、うなじは燃えるように熱く熱くなった。
噛まれた。
身体の力は抜けて、その場に崩れ落ち、全身に広がった熱が身体の中心にも集まって来る。
「兄ちゃん!こんなとこで噛むなよ…」
「悪ぃ…すげぇ良い匂いで我慢できなかったわ」
「…兄ちゃん…ラトってね?!」
「りーんど…ホテル探して…後、タクシー」
ティアナ
MAIKINGアンケートでのスタオケ、R-18朔夜×唯。さらに変わる(朔夜の第一印象?)
眼をまたたかせ、朝日奈は輪の中でスタオケメンバーの飛び交う意見に、置いてきぼりにされていた。
「儚さ…かな?」
「陰が付き纏っているな。」
「……アンニュイ。」
朝日奈は、スタオケメンバーが総じて口にする、〝陰、暗〟に疑問符を浮かべるばかり。
皆の印象、目を閉じて浮かべてみる。
木枯らしの中、乾いた葉が舞い散る…その中の朔夜。
……違った。
朝日奈が、初めて彼に抱いたイメージは…
206眼をまたたかせ、朝日奈は輪の中でスタオケメンバーの飛び交う意見に、置いてきぼりにされていた。
「儚さ…かな?」
「陰が付き纏っているな。」
「……アンニュイ。」
朝日奈は、スタオケメンバーが総じて口にする、〝陰、暗〟に疑問符を浮かべるばかり。
皆の印象、目を閉じて浮かべてみる。
木枯らしの中、乾いた葉が舞い散る…その中の朔夜。
……違った。
朝日奈が、初めて彼に抱いたイメージは…
zeana818
MAIKING現パロ月いごのようだけど違います。月鯉です。書いたとこまでだけど読んで読んで〜勿忘草 1 ——これでいいんだ。問題ない。月島はこの数週間、何度も口の中で繰り返している。
「それはね、マリッジブルーってやつですよ、月島さん。男の人もなるんですよ。僕、業務柄何人も見てますからわかるんです」
総務部の江渡貝は、自分は未婚なのに何もかもを承知しているような物言いだ。入籍を控えて書類のやり取りがちょくちょくあるものだから、月島の顔が日に日にどんよりしてきていることに気がついたらしい。ファミリータイプの社宅に移る書類に不備があって呼び出されてしまったついでの指摘だ。こんな初歩的な記入ミスをするなんてとぷりぷり怒っている。いつもの『鬼の月島係長』だったらあり得ないと。
「マリッジブルーねえ……いや、俺はやっと結婚まで漕ぎ着けたと安堵しているとこなんだが」
9530「それはね、マリッジブルーってやつですよ、月島さん。男の人もなるんですよ。僕、業務柄何人も見てますからわかるんです」
総務部の江渡貝は、自分は未婚なのに何もかもを承知しているような物言いだ。入籍を控えて書類のやり取りがちょくちょくあるものだから、月島の顔が日に日にどんよりしてきていることに気がついたらしい。ファミリータイプの社宅に移る書類に不備があって呼び出されてしまったついでの指摘だ。こんな初歩的な記入ミスをするなんてとぷりぷり怒っている。いつもの『鬼の月島係長』だったらあり得ないと。
「マリッジブルーねえ……いや、俺はやっと結婚まで漕ぎ着けたと安堵しているとこなんだが」