kanzashiki
MAIKING尻を叩け~~~!!!!!!!!!!!!!!!絶対に描きあげるぞ自分!!他のかきかけも忘れるなよ自分!!!
たぶん兎弁と陸陸と六空です たぶん……
この時点じゃ何描いてるんだかわからんな……すべては服が思いつかないせいです(怒)
P.S.
線画までこぎ着けた……えらい……!!
これ影宅パロなんです……だから兎陸六のお顔が差分行きになるのが今からつらい~~😭 6
haya~se~
MAIKING五夏五リバwebオンリーに展示していた漫画です。途中まで&リバ味0ですが甘酸っぱいふたりを描いてみましたので生暖かい目で見てやってください😌💗
続きはちょいちょい追加していきます。
🐢です。。。
※2022.10.24追加 9
マトリ
MAIKING転生月島の娘として転生鯉登が生まれてしまった世界線月島の奥さんはいごちゃんです
前世で月鯉はありません
ここからどうにかして尾鯉に持っていきたい
転生したら娘だった「彼女」が産まれた時のことを、色々な意味で俺も妻も恐らく一生忘れられないだろう。
産まれたばかりの小さないのちを一目見た妻は、初産にやつれた顔を可哀想なくらい蒼白にして俺と「娘」の顔を見比べた。
何かを言いたいように見えるが言葉にならなかったらしい。無理もない。
産まれたばかりでも違いの見える色の濃い肌、きりりと寄せられた眉は生え揃ったら何だか特徴的な形になりそうだ。
手に手を取って逃げ出してきた、北の海に浮かぶ島にしか係累のいない俺たちとは似ても似つかない容貌。
立ち合いの末の出産だったため取り違えも考えにくい。とすれば自分の不貞を疑われているという考えに至るしかない。
そんな訳がないのに。
震える肩を抱いて、出来るだけ優しく穏やかに、安心させられるように
2358産まれたばかりの小さないのちを一目見た妻は、初産にやつれた顔を可哀想なくらい蒼白にして俺と「娘」の顔を見比べた。
何かを言いたいように見えるが言葉にならなかったらしい。無理もない。
産まれたばかりでも違いの見える色の濃い肌、きりりと寄せられた眉は生え揃ったら何だか特徴的な形になりそうだ。
手に手を取って逃げ出してきた、北の海に浮かぶ島にしか係累のいない俺たちとは似ても似つかない容貌。
立ち合いの末の出産だったため取り違えも考えにくい。とすれば自分の不貞を疑われているという考えに至るしかない。
そんな訳がないのに。
震える肩を抱いて、出来るだけ優しく穏やかに、安心させられるように
ti_zuke_ki1111
MAIKING和解後仲良いけど友達止まりのサマ→イチ外堀を埋める為にジロとサブロと仲良くしてるけど、それをイチが、サマがジロかサブロの事が好きなのだと勘違いする話
タイトル考えるの面倒い最近の俺は調子が良い。
「お疲れ様です!」
「おう山田!お疲れさん!今日もありがとうな〜、助かったよ!」
「こちらこそ!また困ったことがあったら呼んでください!」
「ああ!頼りにしてるぜ!」
「任せてください!」
今日の依頼は中学の頃働いていた建築現場で知り合った現場監督からの依頼だった。
彼は当時20歳になるかなるかの年頃だったが、建設する際の足場を組む事を専門とした建築会社に就職し、今や現場監督に出世している。
そんな彼から、納期が近くに若手が休んでしまい、その代打の依頼をされていた。
明日から若手が復帰するらしいので今日限りの依頼だ。
彼は現場が足りなくなった時にちょくちょく萬屋を使ってもらう常連だ。
「山田、今からみんなで飲み行くがお前も行くよな?」
1677「お疲れ様です!」
「おう山田!お疲れさん!今日もありがとうな〜、助かったよ!」
「こちらこそ!また困ったことがあったら呼んでください!」
「ああ!頼りにしてるぜ!」
「任せてください!」
今日の依頼は中学の頃働いていた建築現場で知り合った現場監督からの依頼だった。
彼は当時20歳になるかなるかの年頃だったが、建設する際の足場を組む事を専門とした建築会社に就職し、今や現場監督に出世している。
そんな彼から、納期が近くに若手が休んでしまい、その代打の依頼をされていた。
明日から若手が復帰するらしいので今日限りの依頼だ。
彼は現場が足りなくなった時にちょくちょく萬屋を使ってもらう常連だ。
「山田、今からみんなで飲み行くがお前も行くよな?」
111strokes111
MAIKING見てくれのよさと尊大さを足して二で割れば当時のクロード=フォン=リーガンが出来上がる。当時の彼はそれくらい幼かったクロロレワンドロワンライ第35回「キンセンカ」 寮生活も二度目となれば慣れたものだ。入学式の前にローレンツは既に荷物が運び込まれているという部屋へ直行し荷解きをした。初めての寮生活に戸惑っている学生がいたら手伝ってやろうと廊下に出るとさっそく隣室から何かが崩れる音がした。
「何か手伝えることはあるか?」
扉を開けると崩れた棚の中身を前に棚板を持って茫然としている主の姿が目に入った。滑らかな褐色の肌に癖のある焦茶の髪、そして遠目に見た時も強く印象に残った緑の瞳。一方的に顔と名前を知っているだけのクロード=フォン=リーガンだ。
「適当に棚板を留めたせいでこのザマだ。驚かせて申し訳ない。クロード=フォン=リーガンだ」
板を持ち変え褐色の右手を差し出してくる。そっと握ると手のひらに胼胝があると分かった。人好きのする笑顔を浮かべているがそれも後数秒だろう。
1590「何か手伝えることはあるか?」
扉を開けると崩れた棚の中身を前に棚板を持って茫然としている主の姿が目に入った。滑らかな褐色の肌に癖のある焦茶の髪、そして遠目に見た時も強く印象に残った緑の瞳。一方的に顔と名前を知っているだけのクロード=フォン=リーガンだ。
「適当に棚板を留めたせいでこのザマだ。驚かせて申し訳ない。クロード=フォン=リーガンだ」
板を持ち変え褐色の右手を差し出してくる。そっと握ると手のひらに胼胝があると分かった。人好きのする笑顔を浮かべているがそれも後数秒だろう。
9293Kaku
MAIKING続き。この話、私にしては珍しく着地点が決まってなくて、自分でも先が判らず書き進めています。え?兄上、こんな奴だった??なけなしのwonder 2 魏無羨のスマホに連絡を入れ、事の次第を説明した後、近くのコンビニで一日分の下着と歯ブラシ、それと弁当を買った。
あの様子では少なくとも丸一日は食事をしていまい。栄養のあるものをと、焼き肉弁当に伸びた手を、そういえばあの人は肉食をしなかったと、消化の良さそうな総菜や量を調節しやすいおにぎりなどへと滑らせる——もちろん前世での記憶で、今はどうかも判らないが。
——そういや、「あの時」もこんな風だったな。
やはりこうなるのかと、江澄はお決まりのデジャヴに苦笑した。
前世で藍曦臣が閉関した時。断食が長期にわたり、さすがに高為の仙師であっても命にかかわるのではという頃、自分は今みたいに魏無羨に呼び出され藍曦臣の様子を見に行かされたのだ。
4567あの様子では少なくとも丸一日は食事をしていまい。栄養のあるものをと、焼き肉弁当に伸びた手を、そういえばあの人は肉食をしなかったと、消化の良さそうな総菜や量を調節しやすいおにぎりなどへと滑らせる——もちろん前世での記憶で、今はどうかも判らないが。
——そういや、「あの時」もこんな風だったな。
やはりこうなるのかと、江澄はお決まりのデジャヴに苦笑した。
前世で藍曦臣が閉関した時。断食が長期にわたり、さすがに高為の仙師であっても命にかかわるのではという頃、自分は今みたいに魏無羨に呼び出され藍曦臣の様子を見に行かされたのだ。
のかこ
MAIKINGはるか昔に書いた大晶にょた書きかけ。何も始まってなくて草。ケツ叩き。
大晶。後天性にょた。リハーサル室で4人それぞれが個々の練習をしている。練習してはスマホを見てまだここにいない晶からの連絡が未だ入ってこない黒曜はイラつき始めている。
スターレスは比較的設備が良くない。なので誰かが走ってくる音はこのリハーサル室にも例外なく響く。やっと来たか、と全員がドアの方を見る。黒曜が怒鳴ろうとするがその声は途中で消えた。
「おまたせー。ん?何その顔。」
扉から入ってきたのは筋肉質な、俺らが待っていた男ではない。俺よりやや背が低く、声だって高い。本来男にはないはずなのに胸が大きな膨らみをしていた。
水色の髪の女はキョトンとした顔でメンバーたちの顔を一人一人覗く。
「えっと、きみは.......」
突然の女に驚きつつも鷹見がやっと声を出す。
886スターレスは比較的設備が良くない。なので誰かが走ってくる音はこのリハーサル室にも例外なく響く。やっと来たか、と全員がドアの方を見る。黒曜が怒鳴ろうとするがその声は途中で消えた。
「おまたせー。ん?何その顔。」
扉から入ってきたのは筋肉質な、俺らが待っていた男ではない。俺よりやや背が低く、声だって高い。本来男にはないはずなのに胸が大きな膨らみをしていた。
水色の髪の女はキョトンとした顔でメンバーたちの顔を一人一人覗く。
「えっと、きみは.......」
突然の女に驚きつつも鷹見がやっと声を出す。
ChukanabeMH
MAIKING ほんの出来心だったのだ。
少女は大社跡の大型モンスターが入ってこられない場所で、メラルーと二人震えている。手には目の前のいたずらっ子から取り替えした、ジンオウガの牙でできたお守り。それをぎゅうっと握って、モンスターが通り過ぎるのを祈る。
手にしているお守りは彼女のものではない。母が一等に大切にしているものだったのだ。それが欲しいと強請った事があるのだが、母は困ったような顔をして「これだけはだめなの」と謝罪をしてきた。その時はそんなに大切なのだから仕方ない。とあきらめたのだが、母が家事をしているときに外していたお守りを見つけ――つい、持ち出してしまったのである。
行商人に見せてもらった反物よりも、たたら場の炎や加工屋の鉱石よりも輝いているそれを首にかけ、友人たちに見せてから、こっそり大社跡へと遊びに行く。
1466少女は大社跡の大型モンスターが入ってこられない場所で、メラルーと二人震えている。手には目の前のいたずらっ子から取り替えした、ジンオウガの牙でできたお守り。それをぎゅうっと握って、モンスターが通り過ぎるのを祈る。
手にしているお守りは彼女のものではない。母が一等に大切にしているものだったのだ。それが欲しいと強請った事があるのだが、母は困ったような顔をして「これだけはだめなの」と謝罪をしてきた。その時はそんなに大切なのだから仕方ない。とあきらめたのだが、母が家事をしているときに外していたお守りを見つけ――つい、持ち出してしまったのである。
行商人に見せてもらった反物よりも、たたら場の炎や加工屋の鉱石よりも輝いているそれを首にかけ、友人たちに見せてから、こっそり大社跡へと遊びに行く。
なる♣︎
MAIKINGクラゲたちと行進する星の子ちゃん完成⇒ https://twitter.com/pipinaki_8270/status/1578679614591078400?s=46&t=WfWVOVbtw4JgkRAjGD0cWA
のゆき
MAIKING主フロ軸周年話錬成中〜4本目のさじ加減に悩んでてできあがらな過ぎるから進捗晒し〜しぶ投稿時には加筆修正入ります〜しぶ投稿したらこれは消えるかも知れないし消えないかもしれない〜の巻はやく仕上げて皆様の素敵作品拝見したい… 8
111strokes111
MAIKING語り継がれる話は過去の真実を歪め実像からかけ離れていく。本当らしさの欠如によってのみ矯正が可能となるクロロレワンドロワンライ第34回「苺」 クロードは祖父が露台で麗らかな春の陽にあたりながらフェイルノートの手入れをしているところをじっと見つめていた。角が生え握りの部分に赤く光りたまに動く球体が嵌っている物を弓と言い切ってしまって良いのだろうか。クロードはそこから疑っている。
「年が明ける今頃は指の腹でここを撫でてやると弦が張りやすくなる。季節によって場所が変わるからよく観察するように」
祖父は立ち上がってフェイルノートを足の間に挟み弓の背に生えている角としか言いようのない部分を撫でている。弦を外すと通常の弓は真っ直ぐに戻ろうとするのだが弓筈が微かに内側へ曲がったように見えた。
「早いとこ上手く扱えるようにならなきゃな」
クロードは弓の腕には自信があるがまだフェイルノートの扱いに自信がない。焦りを帯びた言葉が聞こえているかのように握りの部分に嵌め込まれている赤い球体がぐるぐると回転している。矛盾した話だがクロードは初めてフェイルノートを構えた時、受け入れられた感覚と拒絶された感覚を同時に強く味わった。父から受け継いだパルミラの血のせいかもしれない。
1610「年が明ける今頃は指の腹でここを撫でてやると弦が張りやすくなる。季節によって場所が変わるからよく観察するように」
祖父は立ち上がってフェイルノートを足の間に挟み弓の背に生えている角としか言いようのない部分を撫でている。弦を外すと通常の弓は真っ直ぐに戻ろうとするのだが弓筈が微かに内側へ曲がったように見えた。
「早いとこ上手く扱えるようにならなきゃな」
クロードは弓の腕には自信があるがまだフェイルノートの扱いに自信がない。焦りを帯びた言葉が聞こえているかのように握りの部分に嵌め込まれている赤い球体がぐるぐると回転している。矛盾した話だがクロードは初めてフェイルノートを構えた時、受け入れられた感覚と拒絶された感覚を同時に強く味わった。父から受け継いだパルミラの血のせいかもしれない。
hikagenko
MAIKING同世代親方達にお祝いしてもらった帰り道のライトくんとビューガくんの話。再録本出すときに加筆修正予定。
Twilight永遠井ライトとビューガは、並んで河原を歩いていた。
ライトの足取りは軽く、どこか楽しげだった。一方のビューガは、腕を組み機嫌が悪そうに歩いていた。
そんな二人は数十分前まで、岸家で行われたパーティーに参加していた。
夢幻ダイ主催のクリスマスパーティーに強引に誘われ参加したライトだったが、行ってみればライトのサプライズ誕生パーティーだった。
親方達からは「ライトにプレゼントってさ、難しいじゃん?」「プレゼントしがいがないよな」「好きなもの知らないしね」「まあまあ」と散々なことを言われながら、岸家御用達農場のお取り寄せ回数券をプレゼントとして渡された。全員でお金を出し合って選んだらしい。
その後、パーティーに参加したリキシン達が何故か人間界のルールで相撲大会を始めた。ビューガは1回戦第1試合で、カワタロウの張り手を避けて走り回っている最中に土俵から転げ落ちた。土俵のサイズを見誤ったらしい。
1092ライトの足取りは軽く、どこか楽しげだった。一方のビューガは、腕を組み機嫌が悪そうに歩いていた。
そんな二人は数十分前まで、岸家で行われたパーティーに参加していた。
夢幻ダイ主催のクリスマスパーティーに強引に誘われ参加したライトだったが、行ってみればライトのサプライズ誕生パーティーだった。
親方達からは「ライトにプレゼントってさ、難しいじゃん?」「プレゼントしがいがないよな」「好きなもの知らないしね」「まあまあ」と散々なことを言われながら、岸家御用達農場のお取り寄せ回数券をプレゼントとして渡された。全員でお金を出し合って選んだらしい。
その後、パーティーに参加したリキシン達が何故か人間界のルールで相撲大会を始めた。ビューガは1回戦第1試合で、カワタロウの張り手を避けて走り回っている最中に土俵から転げ落ちた。土俵のサイズを見誤ったらしい。
hikagenko
MAIKING途中まで書いていたものの、アニメで🔦&🐺の出会いが描かれたり、「あ、私バトルシーン書けないや!」と思ったりして完成させることを諦めたブツ。🐺くんが実はハチャメチャに弱かったから邪悪パワーに手を出した、という妄想。
激弱ビュガくんネタ(未完)ビューガの拳は震えていた。怒りであり、屈辱であり、無様だった。
人間の怒りを含んだ声と、そのゴウリキシンの声がする。こみ上げる感情を抑えきれないビューガは、その言葉を聞き取る余裕はなかった。
だが、その次に発せられた永遠井ライトの声ははっきりと耳に入ってきた。
「ホントのことじゃない? アンタらも弱かったけど、ビューガだっけ? そいつも俺が太鼓叩くまで弱かったじゃん」
拳をさらに握り、ビューガは強く目を瞑った。
= = = = = = = = = =
ビューガは目的を果たし、ふう、と息を吐く。
「なあ、この川、食える魚なんているのか?」
まるで慣れた相手に話しかけるような声色が自分に向かって投げかけられたように感じ、ビューガは顔を上げ振り返った。
5019人間の怒りを含んだ声と、そのゴウリキシンの声がする。こみ上げる感情を抑えきれないビューガは、その言葉を聞き取る余裕はなかった。
だが、その次に発せられた永遠井ライトの声ははっきりと耳に入ってきた。
「ホントのことじゃない? アンタらも弱かったけど、ビューガだっけ? そいつも俺が太鼓叩くまで弱かったじゃん」
拳をさらに握り、ビューガは強く目を瞑った。
= = = = = = = = = =
ビューガは目的を果たし、ふう、と息を吐く。
「なあ、この川、食える魚なんているのか?」
まるで慣れた相手に話しかけるような声色が自分に向かって投げかけられたように感じ、ビューガは顔を上げ振り返った。
hikagenko
MAIKING改修されたドリフェスシステムの動作確認に駆り出された、DFプロへ入所した直後のフネ。の話の一部。
本能と 黒石勇人。一度目、風間圭吾は後方に吹っ飛んだ。二度目は膝を付きはしたが、その場からほとんど動かなかった。そして三度目、その場でしっかりと掴み取った。
風間圭吾が吹っ飛んだ後に挑んだ黒石勇人は、一度目、後方に滑りながら膝をついた。二度目以降はほぼ風間と同じだった。
風間も黒石も、辛うじて一度もソレを落とすことはなかった。説明はされていない。ただ決して落としてはいけないものだと風間は理解し、黒石は本能でそうと感じ取っていた。
今日、ふたりは初めてエールをキャッチした。
「おつかれ」
ドリフェスシステムの動作確認の手伝いを終え、ステージから袖に捌けてきた二人に声をかけたのは、三神遙人だった。
「どうだった? エール」
「…重かった、ですね。今日ですら」
576風間圭吾が吹っ飛んだ後に挑んだ黒石勇人は、一度目、後方に滑りながら膝をついた。二度目以降はほぼ風間と同じだった。
風間も黒石も、辛うじて一度もソレを落とすことはなかった。説明はされていない。ただ決して落としてはいけないものだと風間は理解し、黒石は本能でそうと感じ取っていた。
今日、ふたりは初めてエールをキャッチした。
「おつかれ」
ドリフェスシステムの動作確認の手伝いを終え、ステージから袖に捌けてきた二人に声をかけたのは、三神遙人だった。
「どうだった? エール」
「…重かった、ですね。今日ですら」