ジュナカル
あるばす@しょばろ垢
CAN’T MAKE※こっちは漫画投稿の際に入り切らなかった後書き的なものです。ジュナカルとジュナスーですね、はい。
安定のカントボーイ設定です( ◜ᴗ◝)
漫画描くってめっちゃ大変……(›´ω`‹ )
閲覧は成人済みの方のみ「yes」と入力してくださいませ。
あるばす@しょばろ垢
DONE※ガッツリR-18漫画が完成しました!ジュナカル&ジュナスーの描きたい所を描き殴った勢いで突っ走るセッ!!漫画です!読むにあたっての注意点が沢山あるよ!
※イマジナリースーリヤ様(捏造キャラ)注意!
※カルナさんとスーパパがカントボーイです!
※話の流れは勢いで描いたのでちぐはぐです!
以上が大丈夫!という方のみ閲覧くださいませ。
閲覧は成人済みの方のみ「yes」と入力ください。 8
あるばす@しょばろ垢
PROGRESSガッツリR-18漫画のザクザクラフ画( ◜ᴗ◝)ここから、簡単に線を描いたり……って感じかな(。。(º º(。。(º º
これは、ジュナカルと……ジュナスー(なんか新しい単語出来たな?)
成人済みの方のみ「yes」と打ち込んでくださいませ(。。(º º(。。(º º
ETK_KTE
CAN’T MAKE推定20mくらいはある人魚ナッチ水槽描きたくなくて完成を諦めてしまった…
ジンベイザメの様に泳ぐ巨大人魚に魅了された学生ジュナくんのジュナカルを描きたかったんですよね……
関東礼
DONE全年齢向けのジュオカルとジュナカルの短編をまとめましたふだんエッチなのばかり書いていてすみません
全年齢向けジュナカル、ジュオカルまとめ「夜を劇的にする貴方という方法」
生徒会長アルジュナオルタさん×生徒会長カルナさん
ドラッグストアの出入り口の横、セブンティーンアイスの自販機の前に、カルナが立っていた。アルジュナオルタが近寄っていく。彼はアルジュナの「いい人」だ。本当はカルナ一筋。けれど正攻法で口説き落とすのは恥ずかしかった。眼鏡につけたアクセサリーがちゃらちゃらとこめかみで揺れる。真夜中。お誂え向きの三日月で、乾きつつあるアスファルトが香る。新月でも、満月でも、十六夜でも、アルジュナにとってカルナとの時間は運命によって丁寧に特注されていた。後ろ手に指を組み、首を傾げる。
「こんばんは。いけないんですよ。夏休みだからといってこんな遅くに出歩いたりして。私オオカミが食べちゃいますよ」
20677生徒会長アルジュナオルタさん×生徒会長カルナさん
ドラッグストアの出入り口の横、セブンティーンアイスの自販機の前に、カルナが立っていた。アルジュナオルタが近寄っていく。彼はアルジュナの「いい人」だ。本当はカルナ一筋。けれど正攻法で口説き落とすのは恥ずかしかった。眼鏡につけたアクセサリーがちゃらちゃらとこめかみで揺れる。真夜中。お誂え向きの三日月で、乾きつつあるアスファルトが香る。新月でも、満月でも、十六夜でも、アルジュナにとってカルナとの時間は運命によって丁寧に特注されていた。後ろ手に指を組み、首を傾げる。
「こんばんは。いけないんですよ。夏休みだからといってこんな遅くに出歩いたりして。私オオカミが食べちゃいますよ」
関東礼
DOODLE既婚者アイドルのジュナカル二人が結婚してインディーズアイドルをしている話
お腹の中の国 カルナの私空間はもちろん腹の中だ。ミント色の写真館の奥に、一階から二階までを全面ガラス窓にした円柱形のビルがある。ちょうど中央で仕切り半分が美容室、もう半分をアイドルの練習スタジオにして、地獄極楽小路をきりりと見据えていた。アルジュナとは結婚している。デビュー前から入籍していた。三つ年下の彼は夫とも妻ともつかない。妻と呼びたくなるほど顔立ちが子猫に似てかわいらしく、夫と呼びたくなるほど表情が凜々しい。総じて童顔で、小粒のチョコレートに似た可憐さがあった。時折鼻や唇に齧り付いている。唇の先で吸うアルジュナの味は、やや辛みのあるバターといったところで、滑らかな肌と、ほんのりとある産毛が、いつもカルナの空腹を慰めるのだった。彼は誰にかわいいと言われても当然と受け止める。十三歳の時、十六歳のカルナにつきまとって恋人にまでなれた理由が、アルジュナのかわいさだったからだ。当然でしょう。アルジュナはいつも「~でしょう」と話す。先生のように振る舞う姿が愛しい。誰にも敬われない立場だったとして、それでも彼はきっと先生の話し方をした。欠落も欠乏も感じなかったからだ。カルナに出会うまで。
4397cah1arn
MAIKINGジュナカル。ヴァーサス時空いつも合同会議に遅れるカとそれでも真面目だからと来ることを疑わないジュ。ベタなどもなくセリフも手書き。絵が古いので悩んでいたのですが、気に入ってるので上げてしまう。中途半端 4
GSでじーえすと読む
DONEジュナカルと手羽先とえっちな唇多分現代パロです
新CMのカルナさんがめっっっちゃ美しくて狂いそう……!
Kiss me, Kiss you キスしたい……。
薄い唇から覗く紅い舌が、指先に付いた鶏の脂とタレを舐め取った。
藤丸に教えてもらった居酒屋で、アルジュナとカルナは食事をしていた。
アルジュナの正面に座るカルナは、両手が脂で汚れるのも厭わず手羽先のから揚げに齧り付く。パリパリに揚げてスパイスの効いた甘辛いタレを絡めた、この店オススメの一品だ。当然、ビールとの相性は最高であり、追い唐辛子をしても実に美味い。
この居酒屋は鶏料理が充実しており、手羽先餃子や焼き鳥各種、特製味玉をも堪能した中で、カルナは手羽先のから揚げが気に入ったようだ。二皿目を注文して、全部食べても良いというアルジュナのお言葉に甘えてもりもりと手羽先のから揚げを食べている。
1961薄い唇から覗く紅い舌が、指先に付いた鶏の脂とタレを舐め取った。
藤丸に教えてもらった居酒屋で、アルジュナとカルナは食事をしていた。
アルジュナの正面に座るカルナは、両手が脂で汚れるのも厭わず手羽先のから揚げに齧り付く。パリパリに揚げてスパイスの効いた甘辛いタレを絡めた、この店オススメの一品だ。当然、ビールとの相性は最高であり、追い唐辛子をしても実に美味い。
この居酒屋は鶏料理が充実しており、手羽先餃子や焼き鳥各種、特製味玉をも堪能した中で、カルナは手羽先のから揚げが気に入ったようだ。二皿目を注文して、全部食べても良いというアルジュナのお言葉に甘えてもりもりと手羽先のから揚げを食べている。
GSでじーえすと読む
DONEヴァーサス時空っぽいジュナカルが放課後に寄り道してベイクドモチョモチョを買い食いする話。あんこも美味い、カスタードも美味い。
白あんとかレアだよね。
モチョモチョ「お前はベイクドモチョモチョなる菓子を知っているか?」
「なんて?」
放課後、帰り道。姉妹校の生徒会長2人が並ぶバス亭で、カルナの口から意味不明な単語が飛び出て来た。
あまりにも突拍子のない問いかけに、アルジュナは酷くマヌケな声を出してしまう。何だ、そのナントカモチョモチョとは。
「最近、話題になっている菓子のようだ。食道楽に現を抜かす兄がいるお前ならば、知っているかと思ったが」
「トゥンカロンも生ドーナツも真っ先に買って来た兄がいるのは確かだが、そんなの聞いたことないぞ。ちなみに、誰から聞いた?」
「ドゥリーヨダナだ」
『あいつ……!』
買って来た次の日には、自分流にアレンジした流行りのスイーツを作り上げた料理好きの兄の口からもきいたことがない。そもそも、情報源が怪しい。
2742「なんて?」
放課後、帰り道。姉妹校の生徒会長2人が並ぶバス亭で、カルナの口から意味不明な単語が飛び出て来た。
あまりにも突拍子のない問いかけに、アルジュナは酷くマヌケな声を出してしまう。何だ、そのナントカモチョモチョとは。
「最近、話題になっている菓子のようだ。食道楽に現を抜かす兄がいるお前ならば、知っているかと思ったが」
「トゥンカロンも生ドーナツも真っ先に買って来た兄がいるのは確かだが、そんなの聞いたことないぞ。ちなみに、誰から聞いた?」
「ドゥリーヨダナだ」
『あいつ……!』
買って来た次の日には、自分流にアレンジした流行りのスイーツを作り上げた料理好きの兄の口からもきいたことがない。そもそも、情報源が怪しい。
GSでじーえすと読む
DONE現パロで付き合っているジュナカルパフェは美味しい。
パフェ ラズベリーソース、シリアル、パンナコッタで三段の層を作り、その上にはバニラアイス。その周りを真っ赤な苺がぐるりと囲み、鮮やかな赤の合間からは純白の生クリームが顔を出す。バニラアイスの天辺にミントではなくホワイトチョコレートが飾られているのが、カルナ的には嬉しいポイントだ。
細くて小さなスプーンでひと匙。はみ出すことも唇を汚してしまうのも気にせずに、苺とクリームを掬って口に入れると甘酸っぱい幸せが口一杯に広がった。
「美味い」
「お前は本当にパフェが好きだな」
「パフェは美味い。苺パフェも好きだが、チョコレートパフェも好きだ。プリンパフェも捨てがたい」
カルナにとって、パフェは幸せになれる食べ物である。
1214細くて小さなスプーンでひと匙。はみ出すことも唇を汚してしまうのも気にせずに、苺とクリームを掬って口に入れると甘酸っぱい幸せが口一杯に広がった。
「美味い」
「お前は本当にパフェが好きだな」
「パフェは美味い。苺パフェも好きだが、チョコレートパフェも好きだ。プリンパフェも捨てがたい」
カルナにとって、パフェは幸せになれる食べ物である。
yu0621ha
TRAINING味わえ私の為の花/ジュナカル 死ネタ味わえ私の為の花/ジュナカル 死ネタ 「私がお前に殺されたら、お前はどんな顔をするのか」
特異点での人の死に立ち会いながら、アルジュナはふと思ったのだ。
私の死体に触れるカルナは、果てしてどんな顔をするのだろう?
出来るのなら、あの大戦の瞬間のカルナが勝ち自分が死んでしまった瞬間がいい。
考えると胸に空いた穴がざわめく、ソコにはそうなっているカルナが飼われていたスペースだ。
最近お役御免と顕在化する事も減ったから、こういった想起が直接胸の奥にダイレクトに落ちて困る。
カルナ、お前だったらどうしただろう?と、ワンターン置いて冷めた頃に咀嚼した物が調理もされずに目の前に出される。
私はソレをどう食べたいかから考えないとならないのは正直辟易すると同時に、私が何かを再定義する事になる。
724特異点での人の死に立ち会いながら、アルジュナはふと思ったのだ。
私の死体に触れるカルナは、果てしてどんな顔をするのだろう?
出来るのなら、あの大戦の瞬間のカルナが勝ち自分が死んでしまった瞬間がいい。
考えると胸に空いた穴がざわめく、ソコにはそうなっているカルナが飼われていたスペースだ。
最近お役御免と顕在化する事も減ったから、こういった想起が直接胸の奥にダイレクトに落ちて困る。
カルナ、お前だったらどうしただろう?と、ワンターン置いて冷めた頃に咀嚼した物が調理もされずに目の前に出される。
私はソレをどう食べたいかから考えないとならないのは正直辟易すると同時に、私が何かを再定義する事になる。
むつ🍎
MOURNING<※これからあるジュナくんの筆おろしをするジュナカルのラクガキです。>カ「怖いか?」
ア「そんなことはないです!ただ…」
カ「うん?どうした」
ア「カルナに優しくできるか不安で」
カ「そうか、流石はアルジュナやる気満タンといったところか。期待しているぞ」
ア「?!」
関東礼
PROGRESS10月新刊に収録するサキュバスカルナさんのジュナカル、改稿しましたこの話のサンプルはここまで
10月新刊改稿 完璧な日没を済ました空が薄手のジャケットを着た肩へ懐かしそうに接し、幅の広い影を生んでいた。カルナにはさいしょ、それが誰かわからなかった。若い男だ。後ろ姿では年齢は曖昧になるが、膝から腿にかけての発条が入っているかのような力強さでおおよそ察した。柔和な凜々しさに浸りきり、癖のついた黒髪は僅かな明かりを吸って天使の輪を浮かべている。アルジュナだ。アパートの廊下の端、部屋の連なりとは直角に位置する階段横のひときわ狭い部屋に、カルナは住んでいる。段差を下りて外へ出ようとする際に、彼は必ず横顔を向ける筈だ。インターフォンを押す腕は衣服に隠れてもわかるほど筋が浮き彫りになっており、背中の筋肉は厚い。部屋へ響き渡るチャイムの音が耳の奥でこだました。
11297関東礼
PROGRESS10月発行予定の短編集に収録するサキュバスカルナさんのジュナカルの作業進捗ですサンプルで出せるところまで
万華鏡暮らしのかわいい悪魔 完璧な日没を済ました空が薄手のジャケットを着た肩へ懐かしそうに接し、幅の広い影を生んでいた。カルナにはさいしょ、それが誰かわからなかった。若い男だ。後ろ姿では年齢は曖昧になるが、膝から腿にかけての発条が入っているかのような力強さでおおよそ察した。凜々しさの種類も―三十歳を超えた青年には特有の迫力が宿る―まだ柔和で、癖のついた黒髪は僅かな明かりを吸って天使の輪を浮かべている。はっと思い出した。アルジュナだ。四つ年下の従弟がカルナの部屋の前に立っている。褐色の指がインターフォンのボタンを押した。その後しばらくじっと動かなかったから、もう一度ボタンに指を伸ばすと思ったけれど、彼は物言わずドアを見つめ、アパートの階段を廊下の向こう側からおり始めた。カルナがそっと後ろについていき、見下ろすと、アルジュナが一歩道へ踏み出した途端、雨が降り出した。九月生まれの、まだ十九歳の従弟は、六月の雨ののろまな銀糸を振り切って走り出した。会社から帰ってきたばかりのカルナの鞄の中には、バーバリーチェックの折り畳み傘が入っている。鍵をあけ帰る部屋の傘立てに、モスグリーンのラインのプリントされた物が一本。差し出せば良かった。思って、祈るようにカルナは躊躇った。昔、彼を襲ったことがある。しかし、彼は彼に会いに来た。ドアを開け内側から施錠する仕草に、アルジュナの見たかっただろう光景が重なった。カルナが顔を出すのを期待していた筈だ。その通り。本当はもうキッチンで夕食を作っている時間だった。五歳のアルジュナがカルナの髪みたいと言ったとうもろこしのひげを切り、皮を剥き小さな身を芯から外している筈だった。全部彼の顔を見ないままやる。うがいの合間に洗面台の鏡に視線をやれば、舌がじんと疼いた。ウォールナット材の枠に囲まれた真四角の反射面に、カルナの模様がひりひり光っている。薄い舌は生き物の肉にぴったりとはり付くよう細やかにひらつき、神経が通っている。そいつはアルジュナをとてもよく覚えている。白熱灯によって青みを帯びた黄色に変わった光が、カルナの口内に侵入し、粘膜をつやめかせた。模様は口を開きすぎた彼が発した溜息に従弟の名前に含まれるものと同じ音を見つけて痺れ、熱をもつ。そいつはアルジュナを愛している。いや、愛してなんかいない。
13761cah1arn
MOURNINGジュナカル。カさんの髪の毛を逆に描いてしまった。リーマンジュと花屋のカさん。
今口説き落としているところ、ジュの視線の先にはカさんに一方的に行為を向けてた野郎がいて見せつけてる。
aman0itohaki
DONEセーフティセックスがしたい⚡くんVS. したくない☀さんのジュナカルです カルデア軸めちゃくちゃ下品だけど全年齢です
営みのためのハウトゥー「いいか。二十一世紀にはセーフティセックスという概念がある」
「セーフティセックス……」
ああ、と神妙な顔でアルジュナが頷くので、カルナも神妙な顔で頷いた。ベッドに座ったカルナの前にアルジュナが立って、まるで教師のように振る舞っている。セーフティセックス。安全な性交。言葉面でおおまかな意味は理解できるものの、具体的な行動までは想像できない。アルジュナは懐から小さな包みを取り出した。ラミネートのようなつるつるした表面の包装は、リング状に膨らみが見える。
「これはコンドームという。ゴム、と言ってもいい」
「ゴム。誰からもらってきた」
「支給を希望するなら医務室まで」
アルジュナはここで言葉を切り、小さく咳払いした。「ここまではいいか?」とカルナの顔を覗き込んだ。カルナは「ああ」と頷いて、口を開きかけたところでアルジュナが「私とおまえが次の段階に進む上で、これは重要なことだ」と畳みかけた。
1355「セーフティセックス……」
ああ、と神妙な顔でアルジュナが頷くので、カルナも神妙な顔で頷いた。ベッドに座ったカルナの前にアルジュナが立って、まるで教師のように振る舞っている。セーフティセックス。安全な性交。言葉面でおおまかな意味は理解できるものの、具体的な行動までは想像できない。アルジュナは懐から小さな包みを取り出した。ラミネートのようなつるつるした表面の包装は、リング状に膨らみが見える。
「これはコンドームという。ゴム、と言ってもいい」
「ゴム。誰からもらってきた」
「支給を希望するなら医務室まで」
アルジュナはここで言葉を切り、小さく咳払いした。「ここまではいいか?」とカルナの顔を覗き込んだ。カルナは「ああ」と頷いて、口を開きかけたところでアルジュナが「私とおまえが次の段階に進む上で、これは重要なことだ」と畳みかけた。
aman0itohaki
PROGRESS5月の新刊の導入部分 ラスベガス特異点でジュナカルがQPを荒稼ぎする話です今のところの含有成分:バニーガールの恰好をした☀さん あと⚡️くんのバニーガール未遂
水着剣豪七色勝負。なんだか聞いただけで頭が痛くなる響きだが、とにかくマスターはその七つある勝負に勝ち抜き、最終的には特異点の支配者たる水着獅子王から聖杯を入手する必要があるらしい。そのためにはまず、各カジノのオーナーに挑戦するための果たし状の入手。そして何より、大量のQPが必要となる。
直射日光が炎天下、頭から降り注ぐ。アメリカ、西部。砂漠のど真ん中。ラスベガスの幻影たゆたう、仮初の、享楽の都。
アルジュナはレイシフトによってそこへ降り立ち、吹き寄せる熱風に少し笑った。乾いた風だ。ドライヤーを浴びせられているような暑さに、再臨段階を一段階目に戻す。ノースリーブのシャツ姿は少々礼儀に欠けるかもしれないが、この街全体が無礼講のようなものだろう。
6150直射日光が炎天下、頭から降り注ぐ。アメリカ、西部。砂漠のど真ん中。ラスベガスの幻影たゆたう、仮初の、享楽の都。
アルジュナはレイシフトによってそこへ降り立ち、吹き寄せる熱風に少し笑った。乾いた風だ。ドライヤーを浴びせられているような暑さに、再臨段階を一段階目に戻す。ノースリーブのシャツ姿は少々礼儀に欠けるかもしれないが、この街全体が無礼講のようなものだろう。
aman0itohaki
CAN’T MAKE現パロ 一回破局したジュナカルがよりを戻すまで花屋を開くのが夢の☀️さんに資金提供を申し出た⚡️くんがフラれた数年後、花屋を開くとメールが届く話 あまあま
クリスマスまでにもう一度 元恋人のカルナが念願の花屋を始めたというメールが届いた。今年の夏のことだ。
彼は職を転々としながら(時には危ない仕事もしていたようだ)資金を貯め、ようやく貸店舗を借りることができたという。自分との別れ話もそれが原因だったから、内心憎々しくもあるが。アルジュナは未練たらたらなので、その連絡に飛び上がって食いついたのだ。彼がどういう気持ちでそれを送ったのか、想像もつかないまま。もしかしたら彼も自分に未練があるのかも、と残り香にたかるようにメールボックスを開けて、そう長くもない文を読み耽った。
住所を見ると、案外近場にその貸店舗はあった。郊外の、大通りから一本逸れた寂れた路地だ。添付されていた写真を見る限り、そこは相当古い建物だった。彼が手入れをしてよく磨き上げても、経年劣化は誤魔化せない。一階の店舗部分は小綺麗になっているが、二階の居住スペースのみすぼらしさは傍目にも明らかだった。それに影の位置からして、北向きの家屋だ。壁に嵌った大きなガラス窓は美しいが、扉の白塗りのペンキは彼が塗り直したようで不自然に明るく、他のくすんだ色彩とミスマッチに見える。白くうつくしい彼の微笑みも、日陰に覆われて不釣り合いだ。
3231彼は職を転々としながら(時には危ない仕事もしていたようだ)資金を貯め、ようやく貸店舗を借りることができたという。自分との別れ話もそれが原因だったから、内心憎々しくもあるが。アルジュナは未練たらたらなので、その連絡に飛び上がって食いついたのだ。彼がどういう気持ちでそれを送ったのか、想像もつかないまま。もしかしたら彼も自分に未練があるのかも、と残り香にたかるようにメールボックスを開けて、そう長くもない文を読み耽った。
住所を見ると、案外近場にその貸店舗はあった。郊外の、大通りから一本逸れた寂れた路地だ。添付されていた写真を見る限り、そこは相当古い建物だった。彼が手入れをしてよく磨き上げても、経年劣化は誤魔化せない。一階の店舗部分は小綺麗になっているが、二階の居住スペースのみすぼらしさは傍目にも明らかだった。それに影の位置からして、北向きの家屋だ。壁に嵌った大きなガラス窓は美しいが、扉の白塗りのペンキは彼が塗り直したようで不自然に明るく、他のくすんだ色彩とミスマッチに見える。白くうつくしい彼の微笑みも、日陰に覆われて不釣り合いだ。
yotou_ga
DONEマフィアパロなジュナカル。モブめっちゃ死ぬ。コアントローをひとさじ そもそもが、土台おかしな話だったのだ。組織は長男が継ぐべきだった。彼が賭博でヘマをしていなければ、実際そうなっていただろう。次男は上に立つ男ではないのは確かだが、それでも三男とどちらがマシかと言われれば悩ましい。三男は、上に立つことができてしまう人間だった。彼自身の心を欺し切ったまま、全てを取り繕ったままで。
だからこんなことになっている。
廊下の角から身を乗り出して引き金を引いた。銃口から放たれた弾が肉を引き裂き、骨を砕き、命を殺していく。昨日まで仲間だった男たちの冥福を祈りながら、それでもカルナは一切躊躇わなかった。
両手に銃を携え、通路を行く。過越の夜のようだ。いや、あれは初子を打つのだったか。それにカルナは、血に塗れたドアの向こう側に隠れていた人間をも見逃しはしなかった。誰一人逃がしてはならない。
2571だからこんなことになっている。
廊下の角から身を乗り出して引き金を引いた。銃口から放たれた弾が肉を引き裂き、骨を砕き、命を殺していく。昨日まで仲間だった男たちの冥福を祈りながら、それでもカルナは一切躊躇わなかった。
両手に銃を携え、通路を行く。過越の夜のようだ。いや、あれは初子を打つのだったか。それにカルナは、血に塗れたドアの向こう側に隠れていた人間をも見逃しはしなかった。誰一人逃がしてはならない。
yotou_ga
DONEゆるふわ現パロ花屋時空ジュナカル爪先にブーゲンビリア「どうした、アルジュナ」
何処かふてくされた様子でこちらを見るアルジュナに、カルナは声をかけた。
花束を仕上げて、ひと段落ついたところだった。リボンをカットしたハサミを置き、手をタオルで拭う。その所作のひとつひとつをアルジュナの目が追う。
「別に、何も」
「そうは見えん」
花屋の店内には丸いスツールが一脚置かれている。本来それは、カルナが花を包んでいる間、客が座って待つためのものだ。ただそれは十七時半までの話で、それ以降は殆ど毎日、同じ男がこの場所に陣取っている。
「言わんと分からんぞ。何か不満があるなら聞こう」
カルナがそう言うと、アルジュナは胡乱な目を向けた。
「少し、苛立つだけだ」
「何に」
渋々とアルジュナが口にした言葉に、間髪入れずカルナは問いを返した。黒い瞳が作業机の花束を睨む。
2996何処かふてくされた様子でこちらを見るアルジュナに、カルナは声をかけた。
花束を仕上げて、ひと段落ついたところだった。リボンをカットしたハサミを置き、手をタオルで拭う。その所作のひとつひとつをアルジュナの目が追う。
「別に、何も」
「そうは見えん」
花屋の店内には丸いスツールが一脚置かれている。本来それは、カルナが花を包んでいる間、客が座って待つためのものだ。ただそれは十七時半までの話で、それ以降は殆ど毎日、同じ男がこの場所に陣取っている。
「言わんと分からんぞ。何か不満があるなら聞こう」
カルナがそう言うと、アルジュナは胡乱な目を向けた。
「少し、苛立つだけだ」
「何に」
渋々とアルジュナが口にした言葉に、間髪入れずカルナは問いを返した。黒い瞳が作業机の花束を睨む。
yotou_ga
DONEジュナカル。晴れの日と雨の日とカルナさん。転生現パロ。麦秋至 カルナは晴天が好きだ。
晴れた休日の朝はベランダに出る。そっと目を閉じ、瞼の裏に父の輝きと熱さを感じる。深く息を吸えば温められた初夏の空気が肺を充たす。二階の高さから、風にそよぐ木々の囁きを聞く。
今世では普通の大学生として生きるカルナには、勿論、人間としての父親が居る。彼のことも現世の父として尊敬している一方、この魂の最初の父親、天空に浮かぶ太陽神のことも、今も深く敬っていた。
チチチと鳥の声が耳に届く。頬に浴びる痛いほどの日の光。微かに感じるアカシヤの香り。薄らと目を開くと、差し込んだ陽光が眩しくて、ぱちぱちと瞬いた。大地を遍く見渡すスーリヤの威光が、今の世でもまた自分と共にあることを感じ、思わず口元に笑みが浮かんだ。
2284晴れた休日の朝はベランダに出る。そっと目を閉じ、瞼の裏に父の輝きと熱さを感じる。深く息を吸えば温められた初夏の空気が肺を充たす。二階の高さから、風にそよぐ木々の囁きを聞く。
今世では普通の大学生として生きるカルナには、勿論、人間としての父親が居る。彼のことも現世の父として尊敬している一方、この魂の最初の父親、天空に浮かぶ太陽神のことも、今も深く敬っていた。
チチチと鳥の声が耳に届く。頬に浴びる痛いほどの日の光。微かに感じるアカシヤの香り。薄らと目を開くと、差し込んだ陽光が眩しくて、ぱちぱちと瞬いた。大地を遍く見渡すスーリヤの威光が、今の世でもまた自分と共にあることを感じ、思わず口元に笑みが浮かんだ。
yotou_ga
REHABILIサイボーグで手足が外せるカルナさんのジュナカル。何でも許せる方向け。埋み火 カルナは生まれてすぐに捨てられた。下水を流れる水音が今も耳にこびりついている。
幸か不幸か、その夜のうちに彼は拾われた。粗末な箱に入れられ、路地裏に放置された彼を見付けたのは、国内のアンドロイド産業を牛耳る大企業の幹部であった。箱の蓋が開かれ、通りから差し込むネオンの光が、一瞬カルナの肌を照らしたが、中身が人の子だと理解した男はすぐに蓋を閉めてしまった。戸惑ったのは僅かな間で、彼は素早く箱を持ち去った。
当時世界では、アンドロイド技術や、更にはそこから派生したサイボーグの研究が盛んであった。だが一方で、被験者が極端に不足してもいた。義肢は兎も角、身体に直接機械部品を取り付けたり、脳に集積回路やらマイクロチップを埋め込むことに対し、まだ多くの人は忌避感を抱いていた。各企業は被験者を求め、日夜奔走していたのだ。
11528幸か不幸か、その夜のうちに彼は拾われた。粗末な箱に入れられ、路地裏に放置された彼を見付けたのは、国内のアンドロイド産業を牛耳る大企業の幹部であった。箱の蓋が開かれ、通りから差し込むネオンの光が、一瞬カルナの肌を照らしたが、中身が人の子だと理解した男はすぐに蓋を閉めてしまった。戸惑ったのは僅かな間で、彼は素早く箱を持ち去った。
当時世界では、アンドロイド技術や、更にはそこから派生したサイボーグの研究が盛んであった。だが一方で、被験者が極端に不足してもいた。義肢は兎も角、身体に直接機械部品を取り付けたり、脳に集積回路やらマイクロチップを埋め込むことに対し、まだ多くの人は忌避感を抱いていた。各企業は被験者を求め、日夜奔走していたのだ。