チュン
🐰🐯
DONE【安ピク】『中指からアイ・ラブ・ユー♡』
Day.2 5/5
谷のしらべ2展示作品です。
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10戦目★眠れぬうさぎの寝かしつけ――ねぇ、知ってるかい?こころのSOSって、自分以外の人にしか見えないんだよ。
青葉の香りを乗せた新風がピンク色の花冠をそよがせる。
「わぁ、ありがとうスナフキン!」
「役に立てたなら良かった。じゃあ僕は街の方へ降りてくるよ。おみやげ、期待してても良いよ?」
「スナフキンのおみやげはいつも見た事のないものばかりだから楽しみだわ!」
「もしかしてあのキラキラのケーキ?」
「ふふ、さぁ、どうだろうね?」
都会的なこのムーミン谷のスナフキンであるピクはフランクな笑みを浮かべ軽い足取りでムーミン達の元から去っていった。
「良かったわね、ムーミン。スナフキンがここを通らなかったら大変な事になってたわ」
「ぼくたちが知らない事なんでも知ってるし、どんな事もでも助けてくれるし、見た事のない形の車だって乗れちゃうなんて、やっぱりスナフキンはすごいや!」
3979青葉の香りを乗せた新風がピンク色の花冠をそよがせる。
「わぁ、ありがとうスナフキン!」
「役に立てたなら良かった。じゃあ僕は街の方へ降りてくるよ。おみやげ、期待してても良いよ?」
「スナフキンのおみやげはいつも見た事のないものばかりだから楽しみだわ!」
「もしかしてあのキラキラのケーキ?」
「ふふ、さぁ、どうだろうね?」
都会的なこのムーミン谷のスナフキンであるピクはフランクな笑みを浮かべ軽い足取りでムーミン達の元から去っていった。
「良かったわね、ムーミン。スナフキンがここを通らなかったら大変な事になってたわ」
「ぼくたちが知らない事なんでも知ってるし、どんな事もでも助けてくれるし、見た事のない形の車だって乗れちゃうなんて、やっぱりスナフキンはすごいや!」
🐰🐯
DONE【安ピク】『中指からアイ・ラブ・ユー♡』
Day.2 4/5
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9戦目★結局は似た者同士なのさ大塚は安原を尊敬している。
スナフキンにしては野性的で雄々しいが不思議と下賎さは感じない、寧ろそのワイルドさがアダルティで際立った魅力がある。
頼もしさを感じる広い背中に腕まくりで露になった筋張った腕、歌劇スターに劣らない華やかな顔立ち。ノリが軽い分多少ヘタレでも大塚にとってはそれすらも愛嬌の範囲内である。
言うなれば新にとっての旧の様な存在が大塚にとっての安原なのだ。
尊敬で目指すべき存在である安原。だがそんな大塚にもひとつだけ安原に言いたい事があった。
「安原さん、僕は安原さんの事をかっこいいと思ってますし、尊敬してます」
「ありがとな。でもどうした急に」
安原の隣に座った大塚が唐突にそんな事を言う。
そんな二人の間を通った柔らかな風を受け、短い若草がそよそよと靡く。
3297スナフキンにしては野性的で雄々しいが不思議と下賎さは感じない、寧ろそのワイルドさがアダルティで際立った魅力がある。
頼もしさを感じる広い背中に腕まくりで露になった筋張った腕、歌劇スターに劣らない華やかな顔立ち。ノリが軽い分多少ヘタレでも大塚にとってはそれすらも愛嬌の範囲内である。
言うなれば新にとっての旧の様な存在が大塚にとっての安原なのだ。
尊敬で目指すべき存在である安原。だがそんな大塚にもひとつだけ安原に言いたい事があった。
「安原さん、僕は安原さんの事をかっこいいと思ってますし、尊敬してます」
「ありがとな。でもどうした急に」
安原の隣に座った大塚が唐突にそんな事を言う。
そんな二人の間を通った柔らかな風を受け、短い若草がそよそよと靡く。
🐰🐯
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Day.2 3/5
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8戦目★顔が良いにも程がある!人は外見よりも中身が大事だ、と世間は言う。
だがどれだけ中身が良くても最初に惹かれていくきっかけというのは大体が顔だという事実が覆る事は無い。
「〜〜♪」
柔らかい日差しに照らされ煌めく森に、ピクの上機嫌な鼻歌がよく馴染む。
暑過ぎず曇り過ぎず、草花もご機嫌なお散歩日和となれば鼻歌が弾むのも頷ける。ピクは軽い足取りで森の小道を散歩していた。
森の小道を抜けていくとその先では小川が流れ、その近くに見慣れたテントの頭が見える。その見慣れたテントを前にピクが軽い足取りをピタリと止めた。
見慣れたテント――安原のテントを前に、ピクは鼻歌も忍ばせるといそいそと木の影に隠れる。
――どうせなら驚かせてやろう。
驚かせた時の安原の間抜け面が見物だとニヤリと笑うピクが足音を忍ばせながら安原のテントに忍び寄る。
3065だがどれだけ中身が良くても最初に惹かれていくきっかけというのは大体が顔だという事実が覆る事は無い。
「〜〜♪」
柔らかい日差しに照らされ煌めく森に、ピクの上機嫌な鼻歌がよく馴染む。
暑過ぎず曇り過ぎず、草花もご機嫌なお散歩日和となれば鼻歌が弾むのも頷ける。ピクは軽い足取りで森の小道を散歩していた。
森の小道を抜けていくとその先では小川が流れ、その近くに見慣れたテントの頭が見える。その見慣れたテントを前にピクが軽い足取りをピタリと止めた。
見慣れたテント――安原のテントを前に、ピクは鼻歌も忍ばせるといそいそと木の影に隠れる。
――どうせなら驚かせてやろう。
驚かせた時の安原の間抜け面が見物だとニヤリと笑うピクが足音を忍ばせながら安原のテントに忍び寄る。
🐰🐯
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Day.2 2/5
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7戦目★ヒーローは都合良く助けに来るもので視界に広がるのは青い空と新緑の木々、そして削ぎ落ちた崖の断面。
「やっちゃったなーー……」
あちゃー…、と渇いた笑みを浮かべるピクは投げ飛ばされた大の字で寝転がったまま、パラパラと名残の残骸を落とす崖を見上げていた。
偶然が重なった不運だった。
踏み込んだ足元の崖が崩れ投げ出されたピクはそのまま崖の下に転げ落ちたのだ。崖の高さが数十メートルと比較的浅く、落ちた先の若葉がクッションとなってくれたお陰で大事は免れた事は不幸中の幸いである。
ピクは上体を起こし片膝を立て立ち上がろうと右足を生い茂った若葉についた。
「ぃっ……!!」
右足首を地面に着いた途端右足首に走った電撃の様な痛みにピクは顔を歪め、その場にぺたりとへたり込む。
3064「やっちゃったなーー……」
あちゃー…、と渇いた笑みを浮かべるピクは投げ飛ばされた大の字で寝転がったまま、パラパラと名残の残骸を落とす崖を見上げていた。
偶然が重なった不運だった。
踏み込んだ足元の崖が崩れ投げ出されたピクはそのまま崖の下に転げ落ちたのだ。崖の高さが数十メートルと比較的浅く、落ちた先の若葉がクッションとなってくれたお陰で大事は免れた事は不幸中の幸いである。
ピクは上体を起こし片膝を立て立ち上がろうと右足を生い茂った若葉についた。
「ぃっ……!!」
右足首を地面に着いた途端右足首に走った電撃の様な痛みにピクは顔を歪め、その場にぺたりとへたり込む。
🐰🐯
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Day.2 1/5
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6戦目★たまたま手元にあったから!ムーミン谷を出て一番近い街の歓楽通りにて、イカした帽子の男が出店の前でなにやら物色をしていた。
年頃の少女が好みそうな華やかで煌びやかなアクセサリーの出店を前にそのアクセサリーとは正反対とも言える男が品の並ぶ屋台の中心で一際目を引くピンクの花飾りをじっと見ていた。
「さっきからずっと見てるね。にーちゃん、なんか買ってくかい?」
「ああ……」
家主の女店主にそう言われ、男――安原は今一度そのピンクの花飾りを見つめる。
ガーベラを模ったピンクの花飾りを見た瞬間、安原の中で憎たらしくも目が離せないあの男を思い浮かんだ。
冬の季節になり、あの男がトレードマークのピンクの花冠を被っているのをめっきり見なくなった。
安原はトレードマークのピンクの花冠の代わりに枯れ草で編んだ草冠を被り挑発じみた目で笑うあの男の顔を思い出す。
1957年頃の少女が好みそうな華やかで煌びやかなアクセサリーの出店を前にそのアクセサリーとは正反対とも言える男が品の並ぶ屋台の中心で一際目を引くピンクの花飾りをじっと見ていた。
「さっきからずっと見てるね。にーちゃん、なんか買ってくかい?」
「ああ……」
家主の女店主にそう言われ、男――安原は今一度そのピンクの花飾りを見つめる。
ガーベラを模ったピンクの花飾りを見た瞬間、安原の中で憎たらしくも目が離せないあの男を思い浮かんだ。
冬の季節になり、あの男がトレードマークのピンクの花冠を被っているのをめっきり見なくなった。
安原はトレードマークのピンクの花冠の代わりに枯れ草で編んだ草冠を被り挑発じみた目で笑うあの男の顔を思い出す。
🐰🐯
DONE【安ピク】【平新】『中指からアイ・ラブ・ユー♡』
Day.1 5/5
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5戦目★好きなもの、最初に食べるか、最後に食べるか旅人四名が集う草原には青葉の香りと花々の香り、そしてふんわり砂糖菓子の甘い香り。
「ーーーーっっっ!!!」
そんな御伽噺の一節をぶち壊したのはピクの愕然の叫びだった。
三分の一程ぽっかりと齧られた焼き菓子を前に愕然としたピクは隣で元三分の一を咀嚼する安原をキッと睨みつける。
「信じられない!一番ラズベリーが入ってるところ一口で食べたよこの男!!」
「お前が食わせたんだろうが。そもそも食べてみろってしつこかったのはそっちじゃないか?」
「遠慮ってものがあるだろう?!」
指差しなじり罵倒する、いつもの小競り合いを平と新は焼き菓子をちまちま食べながらまた始まったねとのんびり眺めていた。
――事の発端は数分前、平と新が穏やかな午後を過ごしていた頃に愛車のオープンカーと共にピクが二人に会いに来た。
3149「ーーーーっっっ!!!」
そんな御伽噺の一節をぶち壊したのはピクの愕然の叫びだった。
三分の一程ぽっかりと齧られた焼き菓子を前に愕然としたピクは隣で元三分の一を咀嚼する安原をキッと睨みつける。
「信じられない!一番ラズベリーが入ってるところ一口で食べたよこの男!!」
「お前が食わせたんだろうが。そもそも食べてみろってしつこかったのはそっちじゃないか?」
「遠慮ってものがあるだろう?!」
指差しなじり罵倒する、いつもの小競り合いを平と新は焼き菓子をちまちま食べながらまた始まったねとのんびり眺めていた。
――事の発端は数分前、平と新が穏やかな午後を過ごしていた頃に愛車のオープンカーと共にピクが二人に会いに来た。
🐰🐯
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Day.1 4/5
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4戦目★水も滴るなんとやら雨降る夜が明け、白い朝焼けがいつにも増して眩しい。
青々しい森の小道で朝から小枝に止まる小鳥達が雨が止んだと囀る横を通りすぎた二人の旅人の間で、本日一回目の小競り合いを告げるゴングが鳴った。
「君が朝に弱くて起きれないから、仕方なく僕がわざわざ起こしに来ているんじゃないか!逆に感謝して欲しいね!」
「俺が言ってるのはやり方だ!なにも耳元でフライパンを叩き鳴らす事は無いだろう?!」
「あれなら君がいかに寝起きが悪くても一瞬で目が覚めて飛び上がる。ナイスアイデアだろう?」
アプから教えてもらったんだ、と得意げに両手で拳を作りフライパンとおたまの取っ手を握りフライパンを叩き鳴らすジェスチャーを取ったピクとは対照的に安原は忘れかけた耳鳴りを思い出し苦い表情を浮かべる。
2444青々しい森の小道で朝から小枝に止まる小鳥達が雨が止んだと囀る横を通りすぎた二人の旅人の間で、本日一回目の小競り合いを告げるゴングが鳴った。
「君が朝に弱くて起きれないから、仕方なく僕がわざわざ起こしに来ているんじゃないか!逆に感謝して欲しいね!」
「俺が言ってるのはやり方だ!なにも耳元でフライパンを叩き鳴らす事は無いだろう?!」
「あれなら君がいかに寝起きが悪くても一瞬で目が覚めて飛び上がる。ナイスアイデアだろう?」
アプから教えてもらったんだ、と得意げに両手で拳を作りフライパンとおたまの取っ手を握りフライパンを叩き鳴らすジェスチャーを取ったピクとは対照的に安原は忘れかけた耳鳴りを思い出し苦い表情を浮かべる。
🐰🐯
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Day.1 3/5
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3戦目★君じゃなきゃダメなんだ総てのスナフキンの原点である原は云う――あの二人にとって小競り合いとは出会いの挨拶と同義なのだと。
「あ、白髪」
「いって?!」
おはようよりも先に髪の毛を引き抜かれた頭皮から、ブチッと明らかに余計に抜かれた音がした。
「ちょっと!いきなりなんなんだ!ていうか何本抜いた気だい?!」
「悪い、白髪と思って抜いたら思いの他抜けちまった」
「全然悪いと思ってないだろう?!」
本命の白髪一本に対して犠牲になった髪は五本。一本の白い髪と五本の太陽色の髪は安原の指から離れひらひらと風に乗ってどこかへ行った。
「白髪が目立ってたからな……歳か?」
「ちがいますーどこかの誰かさんに突っかかられて心痛が溜まってるんですー」
「ほぉ、そのどこかの誰かさんを待ちぼうけてたのは何処の誰だろうな?」
1826「あ、白髪」
「いって?!」
おはようよりも先に髪の毛を引き抜かれた頭皮から、ブチッと明らかに余計に抜かれた音がした。
「ちょっと!いきなりなんなんだ!ていうか何本抜いた気だい?!」
「悪い、白髪と思って抜いたら思いの他抜けちまった」
「全然悪いと思ってないだろう?!」
本命の白髪一本に対して犠牲になった髪は五本。一本の白い髪と五本の太陽色の髪は安原の指から離れひらひらと風に乗ってどこかへ行った。
「白髪が目立ってたからな……歳か?」
「ちがいますーどこかの誰かさんに突っかかられて心痛が溜まってるんですー」
「ほぉ、そのどこかの誰かさんを待ちぼうけてたのは何処の誰だろうな?」
🐰🐯
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Day.1 2/5
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2戦目★巻き込み事故にはご用心はらり、重力に反って落ちてきた数本の黒髪が邪魔だと安原は垂れてきた前髪をかきあげる。
「ヤースッ」
「あ?っっって?!」
変に上機嫌なピクに呼ばれ振り返った安原からパチンッと指先で弾いた気味の良い音が鳴る。
不意打ちに受けた小さな火花が弾けた様な刺激に流石の安原も驚き二歩程後ずさった。
「っピクお前っ、急になにするんだ?!」
「いやぁ、中々良い音がなりそうなおでこがあったからついつい」
「ついつい人のデコを指で弾くバカがどこにいるんだ?!」
ここにいたな!と怒りの人相で額を隠すように摩る安原の想像通りの様子を見るピクは悪戯が成功した小悪魔の様な愉悦の笑みを浮かべ満足気である。
「今日も絶好調じゃないか、君のおでこ」
2521「ヤースッ」
「あ?っっって?!」
変に上機嫌なピクに呼ばれ振り返った安原からパチンッと指先で弾いた気味の良い音が鳴る。
不意打ちに受けた小さな火花が弾けた様な刺激に流石の安原も驚き二歩程後ずさった。
「っピクお前っ、急になにするんだ?!」
「いやぁ、中々良い音がなりそうなおでこがあったからついつい」
「ついつい人のデコを指で弾くバカがどこにいるんだ?!」
ここにいたな!と怒りの人相で額を隠すように摩る安原の想像通りの様子を見るピクは悪戯が成功した小悪魔の様な愉悦の笑みを浮かべ満足気である。
「今日も絶好調じゃないか、君のおでこ」
🐰🐯
DONE【安ピク】『中指からアイ・ラブ・ユー♡』
Day.1 1/5
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1戦目★自分のものには名前を書きましょう緩やかな川のせせらぎを耳にして、今日もなんとなく平和で良かったなとのんびり感じる新は今日も今日とて連れていない模様。
釣れればラッキー、釣れなければ釣れないで別に良いのスタンスで、魚を釣ることよりも浮で描かれる水面の波紋を眺めて楽しむ事の方がメインになっている新の釣り現場にピクは出くわした。
「やあ新、調子はどうだい?」
「ピク。まあいつも通り――」
ピクの方を振り返った途端、言葉を無くした新はぱちくりと目を丸くしてじっとピクの顔を凝視する。
「どうしたんだい?僕の顔に何か付いてる?」
「………っふふ、ふふふ」
「どうして笑うんだい?!」
驚いた顔も数秒、途端に小刻みに肩を振るわせコロコロと鈴音の様に笑いだした新に次はピクの方が驚いた。
1694釣れればラッキー、釣れなければ釣れないで別に良いのスタンスで、魚を釣ることよりも浮で描かれる水面の波紋を眺めて楽しむ事の方がメインになっている新の釣り現場にピクは出くわした。
「やあ新、調子はどうだい?」
「ピク。まあいつも通り――」
ピクの方を振り返った途端、言葉を無くした新はぱちくりと目を丸くしてじっとピクの顔を凝視する。
「どうしたんだい?僕の顔に何か付いてる?」
「………っふふ、ふふふ」
「どうして笑うんだい?!」
驚いた顔も数秒、途端に小刻みに肩を振るわせコロコロと鈴音の様に笑いだした新に次はピクの方が驚いた。
310(さとう)
MEMO240812進捗
冬コートの試作中
去年よりも丈を伸ばして、シルエットも裾広がりに手直し中~
(この角度のお写真じゃわかんないね💦)
ちゅん用はもう少しシェイプしてもいいかな
おやつはピーナツ入りのおかき 2
キラライ
TRAININGフォーチュンドール本編46フォーチュンドール7章1話前回までのあらすじ
幸と将信は魂の能力者の強化講習というものに興味を持ち、それに行くことにした。そこには数人の魂の能力者がいたが、その主催があの死神のような悪魔だと知り、幸と将信は逃げようとしたものの、幸はグレーラ以外の5体の人形と、将信は自らの本体を奪われてしまう。
将信は人形の体で、行動することとなり、幸もどうにか人形達を取り戻すために情報を得ようとしていた。
うん?これ前回までのあらすじじゃないな?40話以上書いてるのにまだコツ掴めないんだよ!
幸と将信は幸の家で今後どうするか相談していた。人形達のいない家は物寂しい雰囲気で幸の気分もすぐれなかった。将信は人形達を取り戻すためにどうやってもう一度悪魔と関与し、戦うことになれば倒すことが出来るか考えた。
3319幸と将信は魂の能力者の強化講習というものに興味を持ち、それに行くことにした。そこには数人の魂の能力者がいたが、その主催があの死神のような悪魔だと知り、幸と将信は逃げようとしたものの、幸はグレーラ以外の5体の人形と、将信は自らの本体を奪われてしまう。
将信は人形の体で、行動することとなり、幸もどうにか人形達を取り戻すために情報を得ようとしていた。
うん?これ前回までのあらすじじゃないな?40話以上書いてるのにまだコツ掴めないんだよ!
幸と将信は幸の家で今後どうするか相談していた。人形達のいない家は物寂しい雰囲気で幸の気分もすぐれなかった。将信は人形達を取り戻すためにどうやってもう一度悪魔と関与し、戦うことになれば倒すことが出来るか考えた。
@あこ
DONE👯♀️の日8/21 6枚追加しました、やりきりました❣️❣️
8/4 2枚追加しました、それぞれ関連ないただのえろ絵です。
ラくんの騎乗位の効果音はぱちゅぱちゅってぬるい音だって決めてたんだグくんが突き上げたらばッちゅんばッちゅんって音がもう重たいんだ…❣️ 9
Dodekaakachan
DONE癖に従い本編ノレサとエジダノレのバニー描いたんですけど本当に何でも許せる人だけ見て頂ければと… 規約に従いR18描写ないですが朝チュン描写はあります、問題あれば消します 2310(さとう)
MEMO240729進捗
おもち・こもち・ちゅんのアランセーター店頭分は編み上がり~
糸始末は明日ね
次はお帽子だけど、その前に筆仕事だな
おやつはむぎかふぇさんのレモンシュガーパウンド
そして、すごい勢いで転げ落ちてしまった沼の円盤www 3
カミオ🫠
REHABILI付き合っていないふみ天💜←🧡珍しく酒に酔った💜※キスと朝チュン描写あり
なんで💜が謝っているのかなど理由はご想像にお任せします。
昔のよくあるお互い起きたら裸で受けが勘違いする話をやりたかっただけなので書きたいところだけ。続かない。 1425
キラライ
TRAININGフォーチュンドール本編45フォーチュンドール6章6話「ふふふっ、なぁにその魔女をこっちに渡してくれれば危害は加えないさ。」
「今の姉さんじゃ信用できないね。雫は渡さない。」
「そうか、ではお前たちを倒すまで。」
澪は先程まで餓者髑髏と戦っていたため万全の状態とは言い難いが、雫を守るために必死だった。朝が剣を振るうと、それを夜が大剣で受け止め、その隙を澪が攻撃をする。将信は他に敵が来ないか、警戒していた。しかし、朝は強く、2人を薙ぎ払っていく。そして、的を澪に絞り一気に攻め込んだ。将信も咄嗟に朝の足元を崩すが、朝はうまくそれを切り抜け、澪を攻撃した。固い音がする。ここまでかと思った澪が顔をあげると、そこには帽子をかぶった長髪の男性、瀬津がそこにいたのだった。
2451「今の姉さんじゃ信用できないね。雫は渡さない。」
「そうか、ではお前たちを倒すまで。」
澪は先程まで餓者髑髏と戦っていたため万全の状態とは言い難いが、雫を守るために必死だった。朝が剣を振るうと、それを夜が大剣で受け止め、その隙を澪が攻撃をする。将信は他に敵が来ないか、警戒していた。しかし、朝は強く、2人を薙ぎ払っていく。そして、的を澪に絞り一気に攻め込んだ。将信も咄嗟に朝の足元を崩すが、朝はうまくそれを切り抜け、澪を攻撃した。固い音がする。ここまでかと思った澪が顔をあげると、そこには帽子をかぶった長髪の男性、瀬津がそこにいたのだった。
キラライ
TRAININGフォーチュンドール本編44フォーチュンドール6章5話あれから3日経った。幸と将信と雫は今日も鍛錬している。そろそろ雫も武器の扱いきなれてきたころだ。しかし、以前の冬希からの不意打ちにより将信は毒を体に盛られてしまったようで、体の回復にかなり時間を要しているようだ。つまり今は人形の状態で活動している。そして、ここ3日の鍛錬には付き添いで澪と夜もいた。さすがに毎日会うことはなくても雫を狙って悪魔が来たらと思うと澪は気が気じゃなかった。夜もまた悪魔が来た時に朝の情報を手に入れるために行動を共にしている。ここにはいないが夏希も姉の情報を裏で探しているようだ。外で鍛錬をしていると幸が一つ提案する。
「ここ最近、そちらの二人がいることですし、近接戦闘の相手での練習はいかがでしょうか?」
2715「ここ最近、そちらの二人がいることですし、近接戦闘の相手での練習はいかがでしょうか?」
キラライ
TRAININGフォーチュンドール本編43フォーチュンドール6章4話魔女であるドクターに澪は質問した。悪魔となってしまった人間を戻すことが出来るのかと。ドクターは少し考えつつ自分の見解を述べた。
「結論から言うとできないね。人間が悪魔となるのも、おそらくは人間が魔女になるのとそう変わらないもんだと思うよ。魔女から戻るというケースは今までに聞いたことがないからね。」
「そうか…」
話を聞き、澪はうつむきながら返事をした。雫も朝も戻ることはない…ならどうしたらいいのか。ひとまず朝がどういう行動をとったか思い出す澪であるが、過去のことに気をとられていたためあまり覚えていない。しかし、雫に攻撃しようとしたのは確かだった。なぜ雫を狙ったのか…魔女であるからか?澪は周りに共有するように声に出しながら話を整理した。
2998「結論から言うとできないね。人間が悪魔となるのも、おそらくは人間が魔女になるのとそう変わらないもんだと思うよ。魔女から戻るというケースは今までに聞いたことがないからね。」
「そうか…」
話を聞き、澪はうつむきながら返事をした。雫も朝も戻ることはない…ならどうしたらいいのか。ひとまず朝がどういう行動をとったか思い出す澪であるが、過去のことに気をとられていたためあまり覚えていない。しかし、雫に攻撃しようとしたのは確かだった。なぜ雫を狙ったのか…魔女であるからか?澪は周りに共有するように声に出しながら話を整理した。
キラライ
TRAININGフォーチュンドール本編42フォーチュンドール6章3話クランたちがおじぃの所に戻る頃には夕方になろうとしていた。戻ってきたクラン達を見ておじいは喜び、クランもこれで魔力が戻ると思うとホッとするが、おじぃからの一言は。
「夕飯の材料がそろったわい。」
であった。まぁ、予想はできていただろうけど。その言葉に雨は再び怒りをあらわにして、おじぃを何度も殴ろうとするが、おじぃはその拳を毎回受け止める。おじぃにとって雨の拳はハイタッチも同然らしい。
「ほっほっほ、そんなに動いて、お腹も空いたじゃろ?一緒にどうじゃ?」
「騙したな!」
「雨、そんなに怒らないで?」
「これが怒らずにいられるか!」
「腹が減っては何もできぬぞ?まず腹ごしらえをして、それから技を教えよう。」
「本当に教えてくれるんだろうな?」
3219「夕飯の材料がそろったわい。」
であった。まぁ、予想はできていただろうけど。その言葉に雨は再び怒りをあらわにして、おじぃを何度も殴ろうとするが、おじぃはその拳を毎回受け止める。おじぃにとって雨の拳はハイタッチも同然らしい。
「ほっほっほ、そんなに動いて、お腹も空いたじゃろ?一緒にどうじゃ?」
「騙したな!」
「雨、そんなに怒らないで?」
「これが怒らずにいられるか!」
「腹が減っては何もできぬぞ?まず腹ごしらえをして、それから技を教えよう。」
「本当に教えてくれるんだろうな?」
キラライ
TRAININGフォーチュンドール本編41フォーチュンドール6章2話クランと雨と凛太郎は川辺を歩いていた。川はそこそこ大きく魚が泳いでおり、その魚の鱗が太陽の光に反射して川全体がキラキラとしている。
「この辺に小屋があってそこに魔女がいるようだね。」
「どんな魔女か聞いてこなかったけどねえ、悪い奴じゃねえっていうのはちょっと怪しいけどな~。」
「怖い人じゃないといいな…あっあの小屋じゃない?」
3人が歩いていると、少し開けた場所に出てきた。そこには質素な家がぽつんと立っていた。クランがその家の扉をノックし挨拶するが返事は来ない。留守なのだろうか?もう一度同じようにノックするが何も起こらない。近くに外出しているのだろうか?とクランが言うと雨が小屋の高い所に窓かついていることを確認し、バレないように覗けるかクランに確認をとった。そしてクランは雨に体を念力で浮かせてもらうと窓の中を見る。中にはちゃぶ台と、その付近に座る男がいた。つるつるの頭に目は眉毛で隠れており、口の周りには白く立派な髭を携えていた。いかにもおじいちゃんである。人が中にいることをクランが雨と凛太郎に伝えると、雨はそのおじいちゃんが何か知っているかもしれないと、小屋の扉を開けて声をかけた。おじいちゃんがゆったりと雨の方を見ると
3332「この辺に小屋があってそこに魔女がいるようだね。」
「どんな魔女か聞いてこなかったけどねえ、悪い奴じゃねえっていうのはちょっと怪しいけどな~。」
「怖い人じゃないといいな…あっあの小屋じゃない?」
3人が歩いていると、少し開けた場所に出てきた。そこには質素な家がぽつんと立っていた。クランがその家の扉をノックし挨拶するが返事は来ない。留守なのだろうか?もう一度同じようにノックするが何も起こらない。近くに外出しているのだろうか?とクランが言うと雨が小屋の高い所に窓かついていることを確認し、バレないように覗けるかクランに確認をとった。そしてクランは雨に体を念力で浮かせてもらうと窓の中を見る。中にはちゃぶ台と、その付近に座る男がいた。つるつるの頭に目は眉毛で隠れており、口の周りには白く立派な髭を携えていた。いかにもおじいちゃんである。人が中にいることをクランが雨と凛太郎に伝えると、雨はそのおじいちゃんが何か知っているかもしれないと、小屋の扉を開けて声をかけた。おじいちゃんがゆったりと雨の方を見ると
キラライ
TRAININGフォーチュンドール本編40フォーチュンドール6章1話凛太郎は機嫌がよかった。数日前の研究所の事で完全に魔導書と縁を切ることが出来たためである。少しずつではあるが魔力も取り戻し、あとは何をしたらいいか考えていた。何気なく外に出て散歩していると、ふと目の前には唯が歩いているのが見えて、声をかけた。唯もそれに応え、凛太郎に近付いた。
「やっほー凛太郎さん!どこかお出かけ?」
「やぁ、唯ちゃん。なんとなく散歩していただけ、唯ちゃんはどこに行くの?」
「これから魔女の集会場に行く予定で、しずと待ち合わせしているんですよ。」
「唯ちゃん、こっちじゃないワン。」
唯の足元にはティンダロスがいて、頭を唯に擦り付けていた。唯が凛太郎に気をとられて道を間違えたかと思い、ティンダロスが修正しようとしていたのだ。唯がティンダロスを抱っこすると、ティンダロスは凛太郎を見てふふんっと自慢げにする。凛太郎はむっとするが唯の方を向き直す。すると唯は凛太郎も一緒に来ないかと誘うのだった。これに対しティンダロスは少し体を跳ね上がらせて、動揺し、凛太郎はそれを見てどや顔をする。しかし、凛太郎は魔女にされたこと考えるとちょっと気が引ける話で、でも唯と一緒に居られる時間が増えると思うと行きたい気もする、悩んでいるとティンダロスがあっち行けと言わんばかりに前足をばたばたさせる。
2564「やっほー凛太郎さん!どこかお出かけ?」
「やぁ、唯ちゃん。なんとなく散歩していただけ、唯ちゃんはどこに行くの?」
「これから魔女の集会場に行く予定で、しずと待ち合わせしているんですよ。」
「唯ちゃん、こっちじゃないワン。」
唯の足元にはティンダロスがいて、頭を唯に擦り付けていた。唯が凛太郎に気をとられて道を間違えたかと思い、ティンダロスが修正しようとしていたのだ。唯がティンダロスを抱っこすると、ティンダロスは凛太郎を見てふふんっと自慢げにする。凛太郎はむっとするが唯の方を向き直す。すると唯は凛太郎も一緒に来ないかと誘うのだった。これに対しティンダロスは少し体を跳ね上がらせて、動揺し、凛太郎はそれを見てどや顔をする。しかし、凛太郎は魔女にされたこと考えるとちょっと気が引ける話で、でも唯と一緒に居られる時間が増えると思うと行きたい気もする、悩んでいるとティンダロスがあっち行けと言わんばかりに前足をばたばたさせる。
にっつ
SPOILER6/30新刊剣道部パロぜんねず「青い春は一瞬 」 に相互のちゅんヌさんよりファンアートを描いて頂きました!終盤までのネタバレを含みますので、ワンクッションです。
かわいいぜんねずちゃん、雷一門ありがとうございました〜!!!
御本お迎えできない方も、サンプル部分のシーンも描いて下さっておりますのでぜひ!↓
https://ohaismine.booth.pm/items/3161581