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    rtd26

    TRAININGつづき
    新着に乗せないをデフォルトにできんのか
    酒のやつ03この美酒は、生まれるべくしてこの土地に生まれたというのが、酒精に満ちた2人の頭が弾き出した答えだった。おそろしくグロテスクな見た目をしていたカラフルな物体も、割り開くと毒々しい色味をしていた芋も、あたかも生肉のような色合いの果肉も、何をどうしても美味かったのだ。この土地に実る食べ物は、どうやら全て美味いらしいので、それを元にもっと美味くしたものは、それはそれは美味しいと言うのが当然の帰結だと、興奮気味に喋る2人は既にキッチンを荒らし放題のまま放置し、できたつまみに買ってきた食べ物、そしてついでに希少種の酒瓶をこれでもかとリビングスペースのソファとローテーブルに運び込み、次から次へと口へ運んでいた。もはやテイスティングと言うには苦しい本数を空けているが、そんなことに構っていられなかった。全くと言っていいほど釣れない態度の恋人が、酒やつまみの旨さに随分とガードが緩んでいる。この機を逃すわけにはいかなかった。自分の店のために購入した分の封を次々と切り、上機嫌のクリプトの杯へ注いでいく。難しい顔をしてレイスの名前を出して杯を断ったのは最初の方だけで、今は進んでおかわりを求めてくるようになった。もう一押し、と言うところで、話題が逸れるということを幾度も繰り返し、やきもきするミラージュが何度も居住まいを正す中、その時は急に訪れた。小気味良い音を立てて封を開け、とくとくと瓶を通して伝わる空気の入り込む音を楽しんでいた時。
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    鍵子@GS4プレイ中

    MENUこの間Twitterで呟いたものを、葉月くんのお話にしてみました。まあ、需要がないのは自分が一番知ってますw 息をするようにだらだら妄想する女ですみません。
    1主子さんの名前はデフォルト:東雲みるくちゃん
    友情出演:姫条さん&鈴鹿さん
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    葉月くんのお話のはずが意外と姫条さんが頑張りをみせました。(私がまどかの女なので)
    葉月→1主子さん←姫条 みたいな話で葉月くんちょいリード中
    君の名は 人影まばらな放課後の教室

     先ほどまで廊下に響いていた笑い声もほとんど聞こえなくなった。
     おそらくほとんどの生徒が下校してしまったのだろう。

     「最近、あの子があいつとばっかり出掛けとるらしーわ、はぁ~凹むわ」
     「なんだよ、らしくねーなー」

     机に突っ伏してくだを巻くのは姫条まどか
     その斜め前の席で、机に腰掛け足をぶらぶらさせながら片手でバスケットボールをもてあそんでいるのが鈴鹿和馬

     定期試験前、放課後の部活動停止期間だからと言って、特段勉強をするわけなどない万年補習組の二人である。

     教室の椅子は低く、そこに背の高い姫条が座ると、その長い手足を持て余しているようにも見える。
     
     「せやかて、あない王子様オーラ出しまくり~の、キラキラ星人~みたいなヤツ相手に、オレがどない対抗できるっちゅうんや」
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    bluetiarakureha

    DONE初めて出した夢本「ビューティフルドリーマー」の続編を当時書こうと思って途中まで書いていたものです。
    2015年の作品です(怖・・・

    手塚と別れた後のヒロインと、不二がメインです。
    かなりドロドロ昼ドラやっているので、しんどかったらバックして下さいませ!
    ヒロインはデフォルト名:姫野ゆりです。
    続ビューティフルドリーマー ② もう、彼の事は乗り越えたと思っていたのに―――。

     不二の家から自宅に帰るとゆりは早々に夕飯を済ませ、お風呂に入ることにした。
     風呂は、考え事をするのに良かった。
     誰にも悟られず、一人で考えを整理することができる。

     
     国光がいなくなってから、私はずっと心に鉛を隠したままでいる。
     彼と別れた時はそれこそ、笑顔で送り出すことが出来たが、その後はひどいものだった。
     今でも手に取るように、あの時の感情を覚えている。
     幸い、高等部になっても中等部からの持ち上がりがほとんどだし、知っている友達もクラスにたくさんいたから、友人関係には悩まなくて済んだ。
     でも、みんな知ってた。―――私と国光が、別れた事を。
     当たり前だ。生徒会長で、男子テニス部の部長で、成績優秀で品行方正。その上ルックスも良い。そんな人と付き合ってたんだもの。でも別に、彼の肩書があったから私はあの人を好きになったんじゃない。全部、後から付いてきたものだ。
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    bluetiarakureha

    DONE初めて出した夢本「ビューティフルドリーマー」の続編を当時書こうと思って途中まで書いていたものです。
    2015年の作品です(怖・・・

    以前まであった夢サイトで更新していました。
    でも途中でしんどすぎて書くの止めてしまいましたwww

    手塚と別れた後のヒロインと、不二がメインです。
    かなりドロドロ昼ドラやっているので、しんどかったらバックして下さいませ!
    ヒロインはデフォルト名:姫野ゆりです。
    続ビューティフルドリーマー ①あれから、どのぐらいの月日が過ぎただろうか。
    国光がいなくなってから、私は月日を数えるのをやめた。
    でも心のどこかで指折り数えてる自分もいた。
    私は、高校三年生になった――――。




     二学期も始まり、すでに三年生は部活を引退していた。
     クラスの雰囲気は受験に向けて少し慌ただしくなってきていたが、不二もゆりもこのまま大学部への推薦を希望していたため、他校受験組に比べると比較的ゆとりがある日々だった。
     帰りのホームルームが終了すると、ゆりを迎えに来た不二がゆりのクラスに顔を出した。

    「ゆり、今日僕んち寄って行かない?」
    「これから? うん、別にいいよ」

     高等部に入ってから、ゆりは不二と付き合い始めた。
     告白は、不二からだった。入学して半年ぐらい経ってからの事だ。
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    bluetiarakureha

    DONE2014年頒布「クレバーな僕ら!青学編」より
    その①
    最初は手塚くんメイン。

    青学マネージャーはデフォルト名:姫野ゆりになってます。
    なんというか、色々THE夢小説という感じです。
    往年の夢小説感がすごいです。
    読んでてすごく恥ずかしいです。
    色々すいません。
    当時、本をお手に取って下さった方、本当にありがとうございました!
    「まずいな。随分遅れてしまった」

     そう呟きながら、手塚は校舎を出た。
     校庭で陸上部が活動しているのを横目に見ながら、小走りでテニスコートへ向かう。
     今日は生徒会執行部の集まりがあったため、手塚は部活に遅れていた。
     生徒会長として、一度きりの文化祭の開催に着手し始めていた。日程は既に決まっており、今はそこに向けてひたすら準備を進めるだけだ。そのためテニス部に合流するのがここ数日遅れ気味になっている。文化祭の開催が近づけば近づくほど、ますますそれは顕著になっていくだろう。
    手塚はそれを理解した上で、二つの役職を兼任しようと決めたのだから、何としてもやり抜きたい思いだった。
    テニス部の方は副部長の大石が仕切ってくれているからあまり心配はしていないが、ほんの少し、後ろめたさがあるのも事実だ。
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