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    両片想い

    いと(ito_rin_mori)

    MENU9月24日 Good comic CITY 29
    今日も明日も愛しさ千倍 3 発行

    『空音』 原作軸/全年齢/文庫/42頁/両片想い未満 ¥450
    恋愛要素はほぼないです。
    空音「ずいぶん背が伸びたんじゃないか」
     何処に行ったのかと千寿郎が目的の人を探し当てれば、廊下の柱を撫でながらその人はやたらと明るい口調で手招きをしてきた。千寿郎の探し人は、兄の杏寿郎だ。久方ぶりに帰宅した兄と食事を済ませ、後片付けをして部屋に戻れば忽然と姿が消えていた。はて、湯浴みに言ったのだろうかと風呂場へ向かってみた。いつもなら必ず一声があるが、水仕事をしていて気づかなかったのだろうか。しかし、覗いてみた先では水音どころか人の気配もなく静かだった。準備しておいた寝巻きも綺麗に畳まれたままだったので、終わったわけではなさそうだった。ならば、もう一度母のところかと仏間へ移動した。しかし、開け放した障子から爽やかな風が吹くだけで兄はいなかった。それならば自室かと屋敷の奥へと歩を進めてみた。もしや、急な任務か一瞬落ち込みかけたところ、とある柱の前で目を輝かせている杏寿郎を見つけた。自分でも分かるほど、はっと晴れやかな気持ちになったあと、何故こんな所にと、千寿郎は疑問が湧いた。床の間から兄の部屋に向かう廊下ではない。しかも廊下の真ん中で、立ち止まるような場所でもない。
    2028

    yuakanegumo

    PROGRESS原作軸両片想いヴィク勇書いてます。
    冒頭だけです。(9月6日加筆)完成することを祈って😌🙏ヴィクトル、ひどいこと言ってますが、いつも通りのすれ違い平和なヴィク勇です☺️

    【あらすじ】
    両片想いヴィク勇。
    酔った勢いで身体の関係を持ってしまったことをきっかけに、
    付き合うことになった二人。
    しかし、ヴィクトルと勇利君にはお互いに言えない秘密があるようで…?
    みたいなお話です。
    舌の上にハチミツ【原作軸両片想い】「恋人」であるヴィクトル・ニキフォロフと勝生勇利には、互いに明かすことの出来ない小さな秘密があった。
     
    「ああ。後悔してるよ、クリス」
    ヴィクトル・ニキフォロフは電話口に静かな声で言った。
    「あの夜に、あんなに酔わなければって。おれだって、あんな形でユウリとセックスしなかったのに」
    その時であった――部屋の扉の、軋む音がした。はっとして振り返った男が見たものは、結ばれたばかりの「恋人」勝生勇利の姿。青年の顔色は青く、そのアーモンド色の瞳は確かにヴィクトルを映していた。男の姿が、じわり、あふれる涙に滲んでいく。
    「……ヴィクトル。やっぱり、僕と『した』こと、後悔してるんだ、」
    「違うんだ、ユウリ。これは……!」
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    花子。

    MOURNINGタイトルとは裏腹に暗め。完結まで書いてませんが一応ハピエンのつもりです。
    両片想いひよジュン♀に酒の間違いで子供が出来てしまいジュンちゃんが逃げる話。子どもも出ます、オリジナルで名前も付けてます。途中からただのプロットになります。何でも許せる人のみどうぞ。
    一年くらい前からちまちま書いてたんですけど、地の文をつける気力がなくて完成するか謎なので……
    ひだまり家族ジュンくん、こっちにおいで。
    家の集まりだか何だかで珍しく酒が入って酔っぱらったおひいさんがマンションを訪ねてきたかと思えば、やや不機嫌そうな声で私を呼ぶ。おいでって……ここ、私の部屋なんすけど。まぁこういう時は下手に逆らわないに限る。
    相当飲まされたのか、ちょっとフラフラしてる。ミネラルウォーターのペットボトルだけ持って大人しくついて行くと、そこは寝室で。
    ああ、眠いんすかねぇなんて……何の危機感も抱かずにおひいさんの後に続いてのこのこ入る。扉を閉めて振り向いた瞬間、力強く腕を引かれてベッドに引きずり込まれた。ベコッと投げ出されたペットボトルが床かどっかに当たってへこむ音がする。服の上から胸のふくらみを撫でられて、何をされようとしているのか察した私は慌てて腕を振り回す。
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    kinotokko

    MEMOめも。 相手も恐らくは同じ想いだろう事を察しているけれども、今は行動にうつさない両想い?両片想い?のアズとツラ
    a『口にすれば叶うはずの願い事』
    久しぶりにみんなで集まってアイツにも会えたけど時間は直ぐに終わりを告げる。帰ってほしくない、まだ一緒にいたい、私の想いと共にそう伝えたとしたら多分アイツは受け入れてくれる。でも、したくないのだ。私は此処でやっておきたいことがまだまだいっぱいあって、アイツは目標が彼方にあって。今はお互い時間がどれだけあっても足りないくらいで、真っ直ぐ進むアイツが好きだから、夢を現実にする為に頑張るアイツを一番応援したいから。私は今日も友人として最高の笑顔で見送る。力になれると思えたらもう迷わないから。覚悟して。驚かせてあげる。


    t『君に望まれたというだけで十分』
    多分だけど、勘違いだとすっげぇ恥ずかしいけど、オレとアイツは両想いなんじゃないかなって最近気付いたんだ。何がどうって説明はできねぇけど、なんでもないときに目が合ったときの視線が、なんか昔違うというか。久しぶりにみんなで遊んだ帰り、見送りにきてくれたハヤトたち。他のみんなはもう新幹線に乗っちまって、あとはオレの乗る新幹線が来るまであと少しで。ふと、アズサと目が合った。顔は笑っているけど少し陰りのある目もと。声を掛けようと思ったけど、気持ちを伝えちまうか迷ったけど。でもアイツはハッキリとオレとの間に『ダチ』って線を引いたから、オレは明日も夢を叶えるために全力で走る。そんで、いつか。絶対、全部掴んでみせる。
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