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    倫理

    りゅうひよこ

    DONE天才と名高い蔵色散人の遺作である人工知能・魏嬰。藍湛はそのAIに道ならぬ恋をしていた。元々彼は身体的な交わりに興味が薄く、恋人が肉体を持たないことを気にしていなかった。だが生物学者・莫玄羽が倫理規定を破り、蔵色散人とその夫の遺伝子を用いて人工胚から人間・魏嬰を産みだしてしまう回。🐰傾向:らぶらぶ♡ SFよくわかりません♡ 🐰スタンプもらえると喜びます♡
    科学者・藍湛×人工知能・魏嬰キッチンで湯が沸くのを待つあいだ、藍湛はひとりでに口もとがゆるむのを感じた。
    何年も思い続けてきた恋人を、はじめて抱きしめた次の朝なのだから仕方ないことだ。恋人が唇をねだってきたときの胸の高鳴りはいまだ治まることなく、藍湛の心を高揚させている。
    ポットとティーカップとマグカップをトレーに乗せて恋人のもとへ向かいかけたが、思い留まって玄関の鏡を見た。チノパンツにボタンダウンシャツというカジュアルな服装だが、襟が曲がっていないことを確かめてから寝室のドアを開けた。
    閉じたままのカーテンごしに朝陽が差し、ほのかに白く満たされた部屋へ入ると、ベッドの真ん中で白いブランケットに頭からくるまった人かげが座りこんでいるように見えた。
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    ろまん

    DONE【あとねこ/おおねこ】恋愛の類が介在しない関係を数年続けてきたある日、音子ちゃんが唐突に阿鳥に婚姻届と指輪を渡してプロポーズする話です。現世にはいない大外の存在が大きく関わっています。
    ※トゥルーエンド軸
    ※特ストの内容も反映されています
    ※一部倫理のない描写があります
    pixivにも同じものを投稿しています。
    独善的マリアージュ「君は繋ぎ止めたかったんだろう? 塚原音子」

     そう言って、今夜も大外さんはその綺麗な顔を歪めて、皮肉げに微笑んだ。



     

     いつからか恒例の待ち合わせ場所となったカフェの店内は、いつもと変わらず落ち着いた雰囲気に満ちている。
     小さく流れるジャズの洒落た音色を妨げる者は誰もおらず、聞こえてくるとすれば、マドラーがカップに触れてカチャ、と響く音くらいだ。
     時刻は午後三時を過ぎたあたり。目の前に座る人物の右側は窓から差し込むあたたかな日の光で包まれ、左側へは薄く影を落としていた。その様はまるでどこぞの美術館に収納されている絵画のような仕上がりで、思わず感嘆の吐息を漏らしてしまう。
     そんな絵画のような美しき人物――もとい阿鳥先輩は、宝石のような深い青の瞳で、ある一点を眺めたまま固まっていた。
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    ああや

    DOODLEどうかしてるさろ 下ネタあり倫理なし
    こんなんなら脳死で無限に書けますね……


    『どのCPでも 受けも、攻めだって〝可愛い!〟と思って書いた事ないから普通の?人様のと外れた?ものを書くんだろうな…』と思ってましたがこれ割と常時聞いてる深夜ラジオが全部悪い気がする(今も1時からのゲスト出演待ち)。
    とりあえずファッキュー労働ということで何卒。
    As you likeとりあえずなんというか性欲というものは厄介なものなのである。
    そしてさらに厄介なのが、同性の恋人がいる、…といえば別にそれは対して厄介なのではないが、同性だろうがなんだろうが当のその相手がちょっとアレだから厄介なのである。
    すぽ、っと盧笙は綺麗な方の手でイヤホンを取った。
    イヤホンでガンガン大音量で動画の音を聞いていたのだが、途中からガン!ガン!という金属音も玄関から何回か聞こえていた。
    何が厄介かと言うと相手は何せ大忙しのスーパースターとかいうやつで、スケジュールが不定期であり、あとこの家の鍵を何故か大量に持っていることである。
    なのでまあこういう事は向こうの深夜ラジオがある曜日にやればいい話なのだが、実際出来る限りそうしたいのだが、まあ性欲というか頭のモヤモヤ〜というか、そういうのは不定期で不意打ちで来るから困る。人間の三大欲求ってのは本当に厄介だ。
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