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    教師

    せきしょく

    PROGRESSいい夫婦の日なので教師if五夏です!
    すけべまで書きたかったけどキリが良いので全年齢です_(:3」∠)_

    12/18の新刊ではこんな感じの二人がいちゃらぶセッするお話の他二本のスケベ話を収録したスケベオムバニスを!!!!出したいです!!!!

    進捗ヤバヤバなのでがんばります;;;;;;;;;
    入籍済みの教師if五夏がご飯食べるだけ 都内某所の高層マンション。大抵の人物は、そこが僕が借りている部屋の一室という認識でしかない。今日送ってくれた見慣れない顔の補助監督もきっとその一人だろう。僕を乗せて運転する人は何故か皆戦々恐々といった態度でハンドルを握るが、この子はどちらかといえば困惑したような表情をしていた。理由はまぁ、なんとなく解るけど。
     エントランスの前で車を降り、送ってくれたことへの感謝を伝えながらカードキーを翳せば、ピカピカに磨き上げられた自動ドアがゆっくりと開く。仰々しいそれが閉まる直前、五条さんってスキップするんだ、という補助監督の声を僕の耳が拾い思わず吹き出した。
     愛しい伴侶の待つ愛の巣に一刻も早く向かいたいと思えば、足取りも飛び跳ねるくらいに軽くなるというものだ。スーツ姿の初老の前を横切る際、ねー!と微笑みかけて右手を振る。お辞儀をした後顔を上げたコンシェルジュは、やはり困惑した表情を浮かべていた。
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    MondLicht_725

    DONE診断メーカーの「限界オタクのBL本」より
    友華の夏五のBL本は
    【題】見えない楔
    【帯】濡れた紫陽花ごしに顔も見ないで別れを告げた
    【書き出し】そういえば今日の星座占いは最下位だった。
    です

    で書いたもの。
    教祖教師夏五です。
    全部詰め込もうとすると難しいな、という話。
    【夏五】見えない楔 そういえば今日の星座占いは最下位だった。穏やかな声で告げられた内容はろくに覚えちゃいない。BGM代わりに流していたテレビで、番組もそろそろ終わりという頃に必ず始まる短いコーナー。右から左へ流していたのに、最後の部分だけをやけにはっきり覚えている。

    「本日のラッキーカラーは、紫です!」

     へぇ、じゃあ景気付けに茈でもぶっ放そうか、なんて[[rb:冗談 > ひとりごと]]を口にしながらテレビの電源を消して、時間通り、真面目に、お仕事へ出かけたのである。
     今日の目的地は隣県にある小さな寺だった。観光地の片隅にありながらも観光客もほとんど訪れない静かな古刹だ。
     境内へ続く階段の両脇にはびっしりと紫陽花が植えられていて、年に一度梅雨の時季だけ賑わうと聞いたが、今は木々の葉っぱも全て落ちてしまう肌寒い季節である。名物の紫陽花も丸裸になり、むき出しの細長い枝が四方八方に伸びているだけだ。
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