Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    片思い

    ankounabeuktk

    DONE両片思いの潜入捜査、というリク。

    【この話に含まれるもの】
    名前のあるモブ
    別パートナー描写
    ハピエン

    しばらく小説を書いてなかったので
    リハビリを兼ねて行き当たりばったりで書いたら
    やっぱりちょっと長くなってしまいました。
    プロットって大事だなあって思いました。

    結局日和ってR18のシーンはありません。
    行き当たりばったりだ!!!ってのがわかる展開です。
    対戦よろしくお願いします。
    お伽話の続きを【オル相】 会合というのは非常に面倒臭い。勿論情報はあるに越したことはないが、それと面倒ごとに巻き込まれる心労を天秤に掛けたらどちらが下がるか。
     答えは平行線のまま、相澤は今夜他人と恋人のふりをしてとあるパーティーに参加を余儀なくされている。
     他人と恋人のふりをするのは特に何の問題もない。特にこんなパーティー会場においては、別に軽く腕を組んで時折パーソナルスペースを無視するように近づいて髪についたゴミを取るような仕草をするくらいで済む。薬物や手が早い下世話なパーティーならばもっと現場はえげつないし、品のいい恋人のふりなどはそもそも求められない。
    「今日のパートナーが君で良かったよ」
     初老の紳士は白髪を染めて隠す気はないらしい。相澤は雑踏に掻き消されるだろうに、更に周囲に聞こえないような大きさでどうもと素っ気なく返事をし、車を降りてドアを開けるとエスコートのために手を差し出す。しかしながら、紳士はその手を取ることなく車から降りた。年齢の割にしっかりとした体格、相澤とさほど変わらぬ身長の男は宙に投げ出されたままの相澤の手を自分の肘に絡めるように回させた。
    14270

    omoti_321

    DONE注意事項
    注意事項読んでふんわり苦手かもと思ったら回れ右お願いします

    類+寧々がお話しているだけ
    司とえむはお話しません
    寧々視点

    司とえむは両片思い設定
    このお話の類と寧々の間に恋愛感情はありません
    私はハッピーエンドを望んでる【もう君以外考えられない。例え君が僕を突き放そうとも、僕は君以外を愛せない。だから、どうかこの手を取ってくれないか】


    「けれども姫は、それを受け入れない・・・・・・か」
    「どうしたんだい、寧々。浮かない顔だね」
    「類。浮かないっていうか、複雑な気持ちっていうか」
    「ああ、まさか司がこんな恋愛ものを脚本する日がくるなんて・・・・・・!というところかな?」
    「類が司って呼び捨てにしてると変な感じ」
    「寧々、僕をからかうのはよしてくれ」

    話し合いの結果、次なるステップアップに繋げるために恋愛ものに関するショーにしようという話になった。皆で今まで見てきた作品の中でどんな恋愛が繰り広げられていたかを発言していく。題材がいつもと違う・・・・・・それが例え恋愛の話とはいえ、最高のショーにしたいという気持ちは変わらない。恥ずかしがって事が進まない、なんてことは何より避けたかった。かといって、多少の気恥しさが拭えないのはどうしようもない・・・・・・ごめん、皆。ある程度、話がまとまり方向性も決まったところで司が一度脚本を書き上げてくることになった。読んでみて、演じてみて違和感があったり、展開を変えた方が良いと感じたら脚本に変更を加えるという話だった。だけど、蓋を開けてみたらどうだろう。びっくりした・・・・・・という言葉で片付けていいのかわからない。それほど私は驚いた。まさか、司が。こんな脚本を書くなんて。甘く、切ない、胸が締め付けられるような痛み。
    1393

    ゆめの

    DONEエアコレでのリクエスト企画です。

    「付き合っていないけれど両片思いの浮唯 ひょんなことからデートをすることになった話」というリクエストをいただきました。

    水族館に行くのは別のフォロワーさんとの会話からヒントをいただきました。

    では、どこまでも平行線な浮唯の世界へどうぞ!

    ※本文に書くのを忘れていましたが(おバカ)、舞台は大阪の海遊館周辺です
    今は交わらない音色だけど……5月のまだ完全には覚醒しきってはいないが、強くなってきている太陽の光の下で、朝日奈唯はヴァイオリンの演奏をしていた。

    スターライトオーケストラの次回演奏会では、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を演奏する。
    ソロの箇所は十分にさらったつもりだが、やはり本番の空気に呑まれると何が起きるかわからない。
    そこで人目を意識するため、あえて人の多い場所で演奏することにした。

    ここは水族館が近くにあり、平日にも関わらず人が多く通る。
    大抵のものは唯の存在を無視するか一瞥するだけで終わるが、ときには熱心に足を止めて聞き入るものもいる。
    演奏会に比べてクラシックに詳しいものが少ないため、反応は如実に現れる。一音一音の反応を確かめながら唯はコンチェルトを弾ききった。
    3822