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    あずきバー

    CAN’T MAKEずっとうだうだ言ってたやつの序章的なアレを書いたのでそっと放流します…………昔より文章ド下手になってる気がして自分でめちゃわろてる
    スケープゴート・エリジウム「……やっと来ましたか。早く行きますよ、2人とも。遅れれば上から苦情が入りますからね」
    「ンなモン勝手に入れさせときゃ良いだろうが。この俺に文句言う奴は全員ブチのめしてやんよ」
    「だめだよ、そんなに怖いこと言ったら……」

    安いスプレーの落描きにまみれた路地裏で、3人は歩き始めた。





    「忘れ物は無いかしら?準備が出来たならそろそろ出ましょ」
    「……問題ない」

    青いネオンの薄明かりの中で、2人は頷きあった。





    「ねぇまだ〜?ボクちょっとコーデ微妙だから1回戻りたいんだけどぉ」
    「ちょい待ちぃな、俺の酒どこにやったかわからんねん」

    偽物の光に照らされた扉を挟んで、2人は欠伸をした。






    2XXX年。

    [[rb:【Q】 > キュー]]────そう称される化け物へと、人間が変異してしまう現象。“この国で産まれた人間にのみ”発生するその現象に対処するため、この国は他国との関わりを最大限に絶つことを決心せざるを得なかった。未知の現象による混乱に陥った国内の景気は悪化し、外交面でも不便が目立つようになった。
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