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    同期

    AstRaging

    DONENotドスケベな4.0のアラミゴ決戦からのIFストーリーです。ヒカセンとエメトセルクとゼノスと。ゼノスの口調が非常にふわふわですご注意下さい!!
    色々好きなもの詰め込んで辻褄が合うようにひねってたら過去最長になってしましました。しかもどこで分割して投稿したら良いかわからん問題児に。
    ゼノスの口調が難しすぎる+下書き置いてたKeepくんが度々PCとスマホで内容同期してくれないなど色々ありました。
    異聞ーCage蒼穹に莫大なエーテルと紅蓮の闘気が幾度も交錯し、ギラバニアに響き渡るような轟音を立てて激突していた。
    アラミゴ王宮陥落の危機の一報を受けて急行した帝国軍、後に続けと叫んでいた連合軍、ギラバニアの空を焼くような戦いに気付いた面々は固唾を呑んでそれを見上げていた。
    やがて空に閃光が1つ爆発するように広がり、2つの小さな影がアラミゴ王宮に墜ちていく。2つの影は柔らかな花畑の上で落下し、ほとんど同時によろめきながら立ち上がる。
    片や冒険者は光の加護で落下を持ちこたえたが、左肩から右脇腹に掛けては軽鎧を引き裂くような袈裟懸けの切り傷が走り、鮮血を垂れ流していた。
    片やゼノスは鎧の数ヶ所が砕け破片が突き刺さった箇所からは流血し、超越者故の異能で持ちこたえたが、立っている事が奇跡という状態だった。
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    まっぴーの残念創作

    REHABILI【楽の日記 6日目/颯の闇】

    楽の日記というタイトルではありますが、今回は楽ちゃんの幼なじみで同期で兄弟弟子でもある颯ちゃんの日記です。楽が思う颯と颯が思う楽のすれ違いが書いてみたかったので。

    本編に直結している内容なので、ひとりで勝手に切なくなってしまいました。今回も暇つぶしになれば。
    楽の日記 6日目/颯の闇 私には自信があった。

     馬術も武術も読み書きも全てにおいて同期たちより卒なくこなせ何でも一番である自信。睿様や先輩方もそのように認めて下さるし、兄弟姉妹たちからは羨望の眼差しを向けられる。いつからなのか。その心地よさに慣れてしまっていたといえば否定できない。だが当然だと思った。事実私は優秀だ。否定できる者がいるか?

     しかし物心ついた頃から私の隣にいた楽は全くの正反対だった。体も小さくて自分たちより少し幼く見えた楽は何をやっても上手くできない。いつも私の後にぴったりとくっついて離れず、何をやるにも見よう見まねで私に食いついてきた。そして人よりずっと遅れて出来た時覚えた時、彼はまず私に報告をしてきたのだ。満面の笑みで。最初は鬱陶しかった。私まで不出来に見えるのではと思った。しかしそれが私の引き立て役になると気付いた時、初めて兄弟弟子としての愛情が沸いた。だからそう割り切ってからは楽の隣はとても居心地が良かった。優越感からだとわかっている。私はなんと狡い男なんだろう。
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