chokomoo
DOODLEラーヒュン(⚠️裸注意一応r18)ポイピク、R18設定にしてるとワンクッションにならない💦
ワンクッションとR18同時置きにしたいんだけども…
パス制にするしかない?
リアクションありがとうございます!
SKR
MOURNING「本命」 ラーヒュン ワンライ 2025.01.26. 恋人同士という状況にヒュンケルは舞い上がっていた。
体を求められればすぐさま承諾の返事をした。
宿を取り、ラーハルトと二人、大きなベッドの前でいよいよ、というとき。
「身を清めてくるが、準備はしておく方がいいか?」
ヒュンケルは丁寧に相手の要望を伺おうとしたのだが。
「え?」
ラーハルトは怪訝そうに目を眇めた。
「だから、後ろの準備だ。すぐに突っ込みたがる者もいれば、自分で開きたがる者もいたからな。統計的には前者が多かったが、おまえはどちらがいい?」
みるみる顔を強張らせたラーハルトが低く問うてくる。
「……聞くが、ヒュンケル。おまえ今までどれほどの人数を相手にしてきた?」
数えたことなどないが。
「百人くらいだろうか」
3598体を求められればすぐさま承諾の返事をした。
宿を取り、ラーハルトと二人、大きなベッドの前でいよいよ、というとき。
「身を清めてくるが、準備はしておく方がいいか?」
ヒュンケルは丁寧に相手の要望を伺おうとしたのだが。
「え?」
ラーハルトは怪訝そうに目を眇めた。
「だから、後ろの準備だ。すぐに突っ込みたがる者もいれば、自分で開きたがる者もいたからな。統計的には前者が多かったが、おまえはどちらがいい?」
みるみる顔を強張らせたラーハルトが低く問うてくる。
「……聞くが、ヒュンケル。おまえ今までどれほどの人数を相手にしてきた?」
数えたことなどないが。
「百人くらいだろうか」
そうこ
DONE #LH1dr1wrお題「転職」所要時間70分程度
踊り子に転職したヒュンケルの話。
「朝帰り」と何となく繋がってますが単体でも読めます。
サラッとダーマ神殿がある世界線の話です。
転職 夜も更け賑わう酒場、その出入口近くでラーハルトは1人静かに杯を傾けていた。
ちらりと一際騒がしい一団を見やる。人数は5人、その中で小太りの中年男がリーダー格のようで、話しているのはほぼその男だった。
思い思いに過ごす人々の音の中に、唐突にギターの音色が鳴り響く。
客達は驚き音の元を見ると、そこにはそれぞれ楽器を携えた楽団がいた。
静寂に包まれた酒場に、そっとギターが弾かれ旋律が始まる。追従して増える音色は古くから伝わる楽器がほとんどで、どこか郷愁を誘う音だ。
悪くないな、とラーハルトは思いながら杯を空けると、急に曲調が変わった。
ゆったりした音楽から一変、アップテンポの明るい音は酒場に相応しく、踊り子の参入に更に盛り上がりを見せた。
2524ちらりと一際騒がしい一団を見やる。人数は5人、その中で小太りの中年男がリーダー格のようで、話しているのはほぼその男だった。
思い思いに過ごす人々の音の中に、唐突にギターの音色が鳴り響く。
客達は驚き音の元を見ると、そこにはそれぞれ楽器を携えた楽団がいた。
静寂に包まれた酒場に、そっとギターが弾かれ旋律が始まる。追従して増える音色は古くから伝わる楽器がほとんどで、どこか郷愁を誘う音だ。
悪くないな、とラーハルトは思いながら杯を空けると、急に曲調が変わった。
ゆったりした音楽から一変、アップテンポの明るい音は酒場に相応しく、踊り子の参入に更に盛り上がりを見せた。
SKR
DOODLE「お風呂」 ラーヒュン ワンライ 2025.01.15. 念願かなって、ラーハルトがスイートハート・ヒュンケルと一つ屋根の下で暮らし始めてから早数年。毎日がバラ色であった。
人間などという惰弱な種族は大嫌いだったはずが、それが相手がヒュンケルとなると、痛がっていたら撫でてやろうと思うし、寒がっていたら温めてやろうと思うのだ。儚さが庇護欲をそそる。しかしながら、いざ戦いとなるとビシバシに闘気で焼き尽くしてくるという苛烈さ。脆いくせに強い、その危なっかしいギャップも堪らない。まさに魅力のデパート。唯一無二。
勇者ダイが雄々しい獅子のようでおもわず平伏したくなるタイプだとしたら、ヒュンケルは鋭い目付きなのに触ればモチフワの柔らかい猫のようでおもわず揉みたくなるタイプ。事実揉んでいる。まさに猫かわいがり。でも猫よりかわいい。
3798人間などという惰弱な種族は大嫌いだったはずが、それが相手がヒュンケルとなると、痛がっていたら撫でてやろうと思うし、寒がっていたら温めてやろうと思うのだ。儚さが庇護欲をそそる。しかしながら、いざ戦いとなるとビシバシに闘気で焼き尽くしてくるという苛烈さ。脆いくせに強い、その危なっかしいギャップも堪らない。まさに魅力のデパート。唯一無二。
勇者ダイが雄々しい獅子のようでおもわず平伏したくなるタイプだとしたら、ヒュンケルは鋭い目付きなのに触ればモチフワの柔らかい猫のようでおもわず揉みたくなるタイプ。事実揉んでいる。まさに猫かわいがり。でも猫よりかわいい。
SKR
DOODLE「誘う」 ラーヒュン ワンライ 2025.01.12. ヒュンケルの人生のほとんどは、砦にいるか、旅をしているかだった。否応無く、そうであった。
物心つけば魔王軍に居た。アバンに会ってからは程なく放浪に出た。軍団長になるまでは闇の修行に明け暮れた。大魔王が討たれてからはラーハルトと共に消えた勇者を探す旅をした。
すべての行動が、必要に迫られてのことであった。
そして、勇者の帰還がなされた今。
ヒュンケルは一人暮らしをしていた。
仕事は、パプニカ復興のための労働に従事しているが、それは四六時中を費やせる役務でもない。空き時間を自由に過ごせといわれても、どこに行って何をしても良いなど生まれて初めてだった。自由度が高すぎて困る。
すべきことは、特にない。
2693物心つけば魔王軍に居た。アバンに会ってからは程なく放浪に出た。軍団長になるまでは闇の修行に明け暮れた。大魔王が討たれてからはラーハルトと共に消えた勇者を探す旅をした。
すべての行動が、必要に迫られてのことであった。
そして、勇者の帰還がなされた今。
ヒュンケルは一人暮らしをしていた。
仕事は、パプニカ復興のための労働に従事しているが、それは四六時中を費やせる役務でもない。空き時間を自由に過ごせといわれても、どこに行って何をしても良いなど生まれて初めてだった。自由度が高すぎて困る。
すべきことは、特にない。
そうこ
DONE #LH1dr1wrお題「初夢」所要時間2時間半程度
どんなに良い夢でも場所でも、愛する者がいなければ意味が無い。
謎のモンスターはナスビナーラです。
そこはかとなく5要素がありますがあまり関係はないです。
初夢 ヒュンケルは一人森の中で一匹の魔物を追いかけていた。
その魔物の風体は見た目はヒュンケルの身長の半分ほどの巨大な茄子だが、ツルのような手足が生えている。見たことも聞いたこともないその魔物は、導くように軽快に森を駆けている。
どれだけ追いかけたかわからくなった頃、ようやく目的地にたどり着いたのか、謎の魔物は足を止めた。
目の前には崖のような山がそびえ立っていた。山頂は雲に隠れ、全貌が見えない。
「さぁ、この山を登るんだ!」
突然頭上から声が響く。
ヘルコンドルだ。いつの間にかそこにいたのだろう、とヒュンケルは疑問に思うがそれよりも気になることがあった。
「登ると、何があるんだ」
「この山を登れば、光の国があるぞ!」
2488その魔物の風体は見た目はヒュンケルの身長の半分ほどの巨大な茄子だが、ツルのような手足が生えている。見たことも聞いたこともないその魔物は、導くように軽快に森を駆けている。
どれだけ追いかけたかわからくなった頃、ようやく目的地にたどり着いたのか、謎の魔物は足を止めた。
目の前には崖のような山がそびえ立っていた。山頂は雲に隠れ、全貌が見えない。
「さぁ、この山を登るんだ!」
突然頭上から声が響く。
ヘルコンドルだ。いつの間にかそこにいたのだろう、とヒュンケルは疑問に思うがそれよりも気になることがあった。
「登ると、何があるんだ」
「この山を登れば、光の国があるぞ!」
そうこ
DONE #LH1dr1wrお題「下心」所要時間3時間程度
原作終了後別々に暮らしているくっついていないラーヒュンの様子がおかしい話。
下心 長かったような短かったような激動の日々は終わりを告げ、今オレは新たな主君ダイ様に仕える形でパプニカの国に居を構えている。
国といっても城からはそれなりに距離があり、街とも離れている、所謂僻地に家を建ててもらった。
今は別の国に住む友にして我が想い人は、この国に来ることを出来る限り避けている。しかし、己を尋ねることくらいは許されてもいいだろう、その期待を持って不便も厭わずこの人里離れた場所を選んだ。
別に今すぐにでなくていい、どこかでオレを思い出し、会いたいと願ってくれれば。自分にこんな殊勝な願いが生まれたことに驚きつつも、そのいつかを思い描きながら日々は過ぎていった。
そして、それぞれの新しい生活がようやく落ち着きを見せてきた頃、一通の手紙が届いた。ヒュンケルからだ。
4050国といっても城からはそれなりに距離があり、街とも離れている、所謂僻地に家を建ててもらった。
今は別の国に住む友にして我が想い人は、この国に来ることを出来る限り避けている。しかし、己を尋ねることくらいは許されてもいいだろう、その期待を持って不便も厭わずこの人里離れた場所を選んだ。
別に今すぐにでなくていい、どこかでオレを思い出し、会いたいと願ってくれれば。自分にこんな殊勝な願いが生まれたことに驚きつつも、そのいつかを思い描きながら日々は過ぎていった。
そして、それぞれの新しい生活がようやく落ち着きを見せてきた頃、一通の手紙が届いた。ヒュンケルからだ。
きのこ
DONE #LH1dr1wr2024/12/28お題「下心」80分程。
なんだかよくわからない話に…。つまりラーはいつだってあわよくば的な気持ちでヒュンの世話をしていたりする事もある的な感じです。
夜のティラミスの意味は各自調べてください。 3
そうこ
DONE #LH1dr1wrお題「靴下」所要時間70分程度
クリスマスっぽいなにかの準備をするラーヒュン。全てが捏造です。
終始ほのぼのというか会話だけ。サンタブーツはロマン。
全体的にゆるふわなので深く考えずにお読みいただければ幸いです。
靴下 ラーハルトが帰宅すると、そこには奇妙な光景が広がっていた。
大量の食料と思われる包みをテーブルに広げ、なぜか靴下の片方だけを持ち、包みを持ち上げては首を傾げるヒュンケルの姿だ。
よほど集中しているのか恋人の帰宅にも気づかない様子に、少しだけ面白くないラーハルトはいつもより少し大きな声で帰宅を告げた。
案の定予測していなかった声にヒュンケルは少し肩を跳ねさせ、驚きと申し訳なさを滲ませた顔で声の主を振り返る。
「気づかなくてすまないラーハルト、おかえり」
「別に気にしてない、随分と夢中のようだが何をしている?」
明らかに気にしている声音を感じ、ヒュンケルは眉を下げつつ手の中の靴下をラーハルトに見せる。
2140大量の食料と思われる包みをテーブルに広げ、なぜか靴下の片方だけを持ち、包みを持ち上げては首を傾げるヒュンケルの姿だ。
よほど集中しているのか恋人の帰宅にも気づかない様子に、少しだけ面白くないラーハルトはいつもより少し大きな声で帰宅を告げた。
案の定予測していなかった声にヒュンケルは少し肩を跳ねさせ、驚きと申し訳なさを滲ませた顔で声の主を振り返る。
「気づかなくてすまないラーハルト、おかえり」
「別に気にしてない、随分と夢中のようだが何をしている?」
明らかに気にしている声音を感じ、ヒュンケルは眉を下げつつ手の中の靴下をラーハルトに見せる。
きのこ
DOODLE #LH1dr1wr2024/12/7お題「待ち合わせ」130分程。
https://poipiku.com/5185671/9192921.html
https://poipiku.com/5185671/9200062.html
この辺の遙か先での続きの話です。
※死ネタに関する描写になります(ネタバレ) 3
SKR
DOODLE「朝帰り」 ラーヒュン ワンライ 2024.12.04. 如何ほどの戦いになるやら分からなかったゆえ、いつ戻るとは伝えられなかった。任務は魔界の一角を根城として世の支配を企てている集団の制圧だった。主から戦力として頼まれる事はラーハルトにとって何よりも誇らしく、無論、力の限りを尽くしてきた。
そして今、まさに二ヶ月余りの遠征より凱旋し、恋人との住まいに帰り着いた。
勝利の後、パーティを解散した地からここまで休息も取らずに夜通し移動を続けた疲労は深い。我が家の玄関に立ったときには我知らず槍を杖突きながら溜息してしまったほどだ。
五体満足に生還できた安堵と、また彼の顔を見ることが出来るという期待に頬が緩み、喜び勇んでガチャと扉を開けてただいま、と、やってしまいそうになったが、しかし思い留まった。
2525そして今、まさに二ヶ月余りの遠征より凱旋し、恋人との住まいに帰り着いた。
勝利の後、パーティを解散した地からここまで休息も取らずに夜通し移動を続けた疲労は深い。我が家の玄関に立ったときには我知らず槍を杖突きながら溜息してしまったほどだ。
五体満足に生還できた安堵と、また彼の顔を見ることが出来るという期待に頬が緩み、喜び勇んでガチャと扉を開けてただいま、と、やってしまいそうになったが、しかし思い留まった。
そうこ
DONE #LH1dr1wrお題「朝帰り」
ヒュが遊び人に転職する話。
シリーズから色々とネタ拝借。橙世界線に無いものがあります。たぶんギャグです。
初投稿のため色々と至らない点もあるかと思いますが、ご容赦いただければ幸いです。
朝帰り 消えた勇者を探す道すがら、偶然見つけたその施設はどうやら転職を司る神殿だとか何とかで、望む者は職を変えることが出来るらしい。
戦士として死を迎えたヒュンケルはこれ幸いにと新たな職に就くことを喜んだが、どうにもタイミングが悪かった。
だいぶ前から道に迷いまともな休息をとれる場所もなく、食べるのもままならない状態で旅を続け、やっと見つけたのがこの施設だ。
久々のまともな寝食に無意識にテンションは上がり、そのままの勢いで新たな職について相談したものだから後先など考えるはずもなく。
魔王の脅威は過ぎ去ったがいまだ凶暴な魔物は絶えず、度々交戦は起こる。
竜の騎士に従事したオレが遅れをとる敵など存在しない、本来であれば。
3657戦士として死を迎えたヒュンケルはこれ幸いにと新たな職に就くことを喜んだが、どうにもタイミングが悪かった。
だいぶ前から道に迷いまともな休息をとれる場所もなく、食べるのもままならない状態で旅を続け、やっと見つけたのがこの施設だ。
久々のまともな寝食に無意識にテンションは上がり、そのままの勢いで新たな職について相談したものだから後先など考えるはずもなく。
魔王の脅威は過ぎ去ったがいまだ凶暴な魔物は絶えず、度々交戦は起こる。
竜の騎士に従事したオレが遅れをとる敵など存在しない、本来であれば。
きのこ
DONE #LH1dr1wr2024/11/30お題「朝帰り」100分程。
一人で囲まれてしまったらもうどうしようもない。隙をついて逃げられるほど運も良くないので、ただただ相手をするしかなかったわけで… 3
Jeff
DOODLEお題:「家族」現パロです
#LH1dr1wr
ワンドロワンライ参加作品
2024/11/23
Snowglobe「カタチだけだろ、そんなもの」
ラーハルトは顔も上げずに答える。
リズミカルにアンチョビを切り刻み、新鮮なチコリに乗せる。
「うん」
と、ヒュンケルはページを繰る。古書店で見つけたペーパーバックには、何かの花が挟まっている。
「それでも。クリスマスには、家に帰るんだ」
たっぷりのフルーツケーキを想像しながら、ヒュンケルは言う。
「そういうものなんだ」
たたき上げの審美眼で美術商の職を得たラーハルトと、そこそこ売れ始めた画家のヒュンケルが出会ったのは運命だった。
親の無い子供同士。
惹かれ合った二人が共に住み始めて、もう数年が経つ。
生きていける程度以上の収入と、一等地のアパルトマンと、やりがいのある仕事。
1425ラーハルトは顔も上げずに答える。
リズミカルにアンチョビを切り刻み、新鮮なチコリに乗せる。
「うん」
と、ヒュンケルはページを繰る。古書店で見つけたペーパーバックには、何かの花が挟まっている。
「それでも。クリスマスには、家に帰るんだ」
たっぷりのフルーツケーキを想像しながら、ヒュンケルは言う。
「そういうものなんだ」
たたき上げの審美眼で美術商の職を得たラーハルトと、そこそこ売れ始めた画家のヒュンケルが出会ったのは運命だった。
親の無い子供同士。
惹かれ合った二人が共に住み始めて、もう数年が経つ。
生きていける程度以上の収入と、一等地のアパルトマンと、やりがいのある仕事。
きのこ
DONE #LH1dr1wr2024/11/09お題「新食感」120分程。
はるか昔に落書き漫画っぽいのであげたネタですが、正式に。
うちのヒュンは甘噛をする設定です。
あと、先生が作ったお菓子はいわゆるグミです。 2
きのこ
DONE #LH1dr1wr2024/11/02お題「身代わり」120分程。
第64回の『酔っ払い』の続きのような感じですhttps://poipiku.com/5185671/9242786.html
多分、ヒュンは普段酒入っても他の人の前では平然としているけど、ラーと一緒のときだけ安心して泥酔しちゃう的な感じかもしれません。 3
きのこ
DONE2024/11/2~11/4開催の『もしかしたらの大冒険』の展示②です。古民家で暮らすラーヒュンシリーズです。
https://poipiku.com/5185671/9719039.html
https://poipiku.com/5185671/10516806.html
https://poipiku.com/5185671/10908168.html
※料理は某猫漫画に出てたものです。 5
きのこ
DONE2024/11/2~11/4開催の『もしかしたらの大冒険』の展示①です。古民家で暮らすラーヒュンシリーズになります。
https://poipiku.com/5185671/9719039.html
https://poipiku.com/5185671/10516806.html
https://poipiku.com/5185671/10908168.html
この辺の現パロの二人。 6
つーさん
DONEヒュン右WEBオンリー「Hyun Migi Lab」さんでのWEB展示用に、突貫でラーヒュンっぽい?SS名刺をぽちぽちしました。ただ、恋愛と言うよりは相棒とかブロマンスとかな感じなので、糖度控えめです。賑やかしになれば……。 6
あかつき
DONE2024.10.26~27開催、ヒュン右WEBオンリー「Hyun Migi Lab」用のSSです。ハロウィンパーティーにちなんで仮装パーティーのお話。(とても今更ですが)捏造設定てんこもりです。あとダイレオちゃん含みます注意。
また、↓こちらと微妙につながっています。
https://poipiku.com/5453813/10199215.html 5884
chihomuuran
DONE20241026-27 hyun右Lab.展示用作品『夢は目覚める瞬間創られる』
8頁+あとがきみたいなの1頁
ラーヒュン、内容はR18ではありませんがそれを前提とした描写があります。 9
きのこ
DONE2024/10/26~2024/10/27開催の『ヒュン右Lab -HALLOWEEN PARTY-』の展示その②です。https://poipiku.com/5185671/9951777.htmlとhttps://poipiku.com/5185671/10053951.htmlの続きになります。 8
きのこ
DONE2024/10/26~2024/10/27開催の『ヒュン右Lab -HALLOWEEN PARTY-』の展示その①です。去年のハロウィン漫画のhttps://poipiku.com/5185671/9494008.htmlやhttps://poipiku.com/5185671/9474197.htmlあたりの続きになります。 15
きのこ
DONE #LH1dr1wr2024/10/19 お題「弁当」150分程
https://poipiku.com/5185671/9719039.html
https://poipiku.com/5185671/10516806.html
この辺の現パロの二人。
ラーはヒュンを甘やかし気味です。ヒュンはスクスクのびのび暮らしています。 4
きのこ
DOODLE #LH1dr1wr2024/10/05 お題「寄り道」100分程
ダ帰還後、ヒュンはどこぞの山奥とかで暮らしてる的なイメージです。
思考のすれ違いはしょっちゅうしてそう。ちゃんと話し合え。 3
Jeff
DOODLEお題:「ひとりじめ」たまにはスポイルされた子どものように
#LH1dr1wr
ワンドロワンライ参加作品
2024/09/15
Rosegarden 勘違いしていた。自分に、執着心などないと。
と、ヒュンケルは思う。
「この前話しただろ、やっと咲いたんだ。自信作だから――」
興奮気味に言うと、ラーハルトはあくび混じりに、
「また今度な」
今日も忙しい、と言い捨てて、いつものように出勤していった。
ラーハルトの主君であるバランの息子、希望の勇者ダイが帰ってきてから。
彼はずっとこんな調子だ。
――仕方ないだろう、生きていくための仕事は要る。
などど言い訳しているが、勿論「ダイ様」のためだ。
分かっている。ラーハルトの邪魔はしたくない。
けれど。
「今は俺の方が稼いでるぞ、結構」
ぶつくさ呟きながら、秘密の薔薇園へと向かう。
たわむれに魔界から持ち帰ったその枝は、伝説的希少種だった。
1083と、ヒュンケルは思う。
「この前話しただろ、やっと咲いたんだ。自信作だから――」
興奮気味に言うと、ラーハルトはあくび混じりに、
「また今度な」
今日も忙しい、と言い捨てて、いつものように出勤していった。
ラーハルトの主君であるバランの息子、希望の勇者ダイが帰ってきてから。
彼はずっとこんな調子だ。
――仕方ないだろう、生きていくための仕事は要る。
などど言い訳しているが、勿論「ダイ様」のためだ。
分かっている。ラーハルトの邪魔はしたくない。
けれど。
「今は俺の方が稼いでるぞ、結構」
ぶつくさ呟きながら、秘密の薔薇園へと向かう。
たわむれに魔界から持ち帰ったその枝は、伝説的希少種だった。
Jeff
DOODLEお題:「会心の一撃」謎理論と会心・必中。
#LH1dr1wr
ワンドロワンライ参加作品
2024/09/15
Metal ――どっちがやる?
無言のつばぜり合いを制したのは、ヒュンケルだった。
武器も持たず、奇っ怪な扉の前に進み出る。
「待たんかヒュンケル。話を聞いていたのか」
巨大な鉄のスライムが描かれた鈍色の壁には、古代文字で呪詛が綴られている。
秘宝を求める盗っ人どもよ。
我が扉を破るは、会心の一撃のみ。
資格無き者、たちどころに鉄と成れ。
扉に挑戦した盗賊たちがそこここで、アスパラガスよろしく石化している。
ここは某国僻地、財宝伝説の眠るひなびた村。
おかしな扉が発掘されてからと言うもの、欲にかられた旅人の犠牲者が絶えない。
純朴な村民たちに懇願された国王に懇願された暇人二人が、解決に駆り出された。
先の戦いの功労者、アバンの使徒ヒュンケルと元陸戦騎ラーハルトは、すっかり便利屋扱いだ。
1092無言のつばぜり合いを制したのは、ヒュンケルだった。
武器も持たず、奇っ怪な扉の前に進み出る。
「待たんかヒュンケル。話を聞いていたのか」
巨大な鉄のスライムが描かれた鈍色の壁には、古代文字で呪詛が綴られている。
秘宝を求める盗っ人どもよ。
我が扉を破るは、会心の一撃のみ。
資格無き者、たちどころに鉄と成れ。
扉に挑戦した盗賊たちがそこここで、アスパラガスよろしく石化している。
ここは某国僻地、財宝伝説の眠るひなびた村。
おかしな扉が発掘されてからと言うもの、欲にかられた旅人の犠牲者が絶えない。
純朴な村民たちに懇願された国王に懇願された暇人二人が、解決に駆り出された。
先の戦いの功労者、アバンの使徒ヒュンケルと元陸戦騎ラーハルトは、すっかり便利屋扱いだ。
Jeff
DOODLEhyunとまもの語とlarEtranger がきゅ。
朽木を折るような異音に、ラーハルトはびくりと覚醒する。
目の前には、薄目を開けたヒュンケルの微笑。
ぐぎ。
ラーハルトはため息をついて、彼の寝言に耳を傾ける。
疲労困憊でたどり着いた宿。
二人して泥酔し、ベッドに倒れ込んだ夜だった。
ヒュンケルが突如、奇妙な言葉で話し始めた。
……まもの語だ。
モンスターたちだけが共有する、原始的ながら詩的な言語。
ラーハルトは回らない頭で、聞き取りを試みる。
くく。がぎゃ。
「なんだって?」
ぎゅ。
ヒュンケルは幸せそうに笑って、ラーハルトの頬に触れた。
ぐぐぐぎゃ。
「?」
ぐぐぐぎゃ。ががが。
ラーハルトは必死に、以前学んだ文法を思い出す。
『ねえ、君。素敵な模様だね』
968朽木を折るような異音に、ラーハルトはびくりと覚醒する。
目の前には、薄目を開けたヒュンケルの微笑。
ぐぎ。
ラーハルトはため息をついて、彼の寝言に耳を傾ける。
疲労困憊でたどり着いた宿。
二人して泥酔し、ベッドに倒れ込んだ夜だった。
ヒュンケルが突如、奇妙な言葉で話し始めた。
……まもの語だ。
モンスターたちだけが共有する、原始的ながら詩的な言語。
ラーハルトは回らない頭で、聞き取りを試みる。
くく。がぎゃ。
「なんだって?」
ぎゅ。
ヒュンケルは幸せそうに笑って、ラーハルトの頬に触れた。
ぐぐぐぎゃ。
「?」
ぐぐぐぎゃ。ががが。
ラーハルトは必死に、以前学んだ文法を思い出す。
『ねえ、君。素敵な模様だね』
きのこ
DONE #LH1dr1wr2024/08/31 お題「卵」100分程
卵は生で食べるよりも加熱したほうが良いらしいですよ。温泉卵とか良いらしいです。
先生はいつだって虎視眈々とその場を狙っていると思います。 3
SKR
DOODLE「悪夢」 ラーヒュン ワンライ 2024.08.28. ヒュンケルは両親のことも好きだったが、ひとつ上の兄のことが誰よりも好きだった。
「お兄ちゃん!」
黒々とした甲虫を捕まえて駆け寄ると、手元を覗き込んできた兄ラーハルトは、ちょっと悔しそうに褒めてくれるのだった。
「やるじゃないかヒュンケル。オレのより大きい」
「カブトムシ相撲させよう!」
遠くで両親がご飯だぞと呼んでいる、幼い日の思い出。
ちょっと田舎の、ごく普通の家の、豪勢ではなくとも何不自由ない幸せな日々で、お兄ちゃんは良き遊び相手でもあり、ライバルでもあった。大好きだった。
買い物の仕方も、風呂の沸かし方も兄ラーハルトから教わった。
お兄ちゃん、リンゴってどうやって剥いたらいい?
お兄ちゃん、走るの速すぎ、待って。
2153「お兄ちゃん!」
黒々とした甲虫を捕まえて駆け寄ると、手元を覗き込んできた兄ラーハルトは、ちょっと悔しそうに褒めてくれるのだった。
「やるじゃないかヒュンケル。オレのより大きい」
「カブトムシ相撲させよう!」
遠くで両親がご飯だぞと呼んでいる、幼い日の思い出。
ちょっと田舎の、ごく普通の家の、豪勢ではなくとも何不自由ない幸せな日々で、お兄ちゃんは良き遊び相手でもあり、ライバルでもあった。大好きだった。
買い物の仕方も、風呂の沸かし方も兄ラーハルトから教わった。
お兄ちゃん、リンゴってどうやって剥いたらいい?
お兄ちゃん、走るの速すぎ、待って。
Jeff
DOODLEお題:「涙」#LH1dr1wr
ワンドロワンライ参加作品
2024/08/25
Goddess「おおかた、偽装だ」
と、ヒュンケルがこともなげに言う。
「もしくは、科学だ。多孔質の瞳を埋め込まれている。雨をため込み、条件が揃えば水滴が漏れ出る」
今回の依頼は、涙を流す女神像の謎だ。
美しく整った街の中心にそびえる、異教の女神。
彼女の涙は凶兆であり、伝統を重んじる人々を恐怖に陥れていた。
「そんなわけだから。この樹脂でこっそり瞳をコーティングしてしまおう。彼女は二度と涙を流さない」
ヒュンケルは眉一つ動かさず、透明な液体を塗りつけている。
「それでいいのか」と、ラーハルト。
「伝承は伝承だ。迷信だとしても、意味はあるのではないか」
ヒュンケルは驚いたように、相棒を見下ろした。
759と、ヒュンケルがこともなげに言う。
「もしくは、科学だ。多孔質の瞳を埋め込まれている。雨をため込み、条件が揃えば水滴が漏れ出る」
今回の依頼は、涙を流す女神像の謎だ。
美しく整った街の中心にそびえる、異教の女神。
彼女の涙は凶兆であり、伝統を重んじる人々を恐怖に陥れていた。
「そんなわけだから。この樹脂でこっそり瞳をコーティングしてしまおう。彼女は二度と涙を流さない」
ヒュンケルは眉一つ動かさず、透明な液体を塗りつけている。
「それでいいのか」と、ラーハルト。
「伝承は伝承だ。迷信だとしても、意味はあるのではないか」
ヒュンケルは驚いたように、相棒を見下ろした。