ilovaevenlofna
DOODLE笑料罢了,n家五人组的文啦数学就是恶鬼 最近的yugo格外胆小,不管是alban还是sonny,只要拍一下他的肩膀就能让他一个激灵,早上也早早起床,不等fulgur敲门就洗漱收拾好去学校,晚上也等到很晚才回家,那时几乎连fulgur都坐在火炉边睡着了。
sonny已经作为警察开始工作,alban也在上高中,yugo平常都是跟着alban一起去上学,alban把他送到学校,然后再走上五分钟去高中。
现在是晚上七点半,热了又热的晚饭已经凉透,两个小时前就应该回家的yugo到现在都没出现,四个人围在桌子前,桌子上摆着一盘uki新烤的小蛋糕,alban正拿着裱花袋无聊的试着做装饰,fulgur面前的酒一次又一次斟满,现在又空了,sonny抱着手机给兴味盎然的alban拍照,准备用作明天的屏保和同事们炫耀可爱的弟弟。
1716sonny已经作为警察开始工作,alban也在上高中,yugo平常都是跟着alban一起去上学,alban把他送到学校,然后再走上五分钟去高中。
现在是晚上七点半,热了又热的晚饭已经凉透,两个小时前就应该回家的yugo到现在都没出现,四个人围在桌子前,桌子上摆着一盘uki新烤的小蛋糕,alban正拿着裱花袋无聊的试着做装饰,fulgur面前的酒一次又一次斟满,现在又空了,sonny抱着手机给兴味盎然的alban拍照,准备用作明天的屏保和同事们炫耀可爱的弟弟。
おもち
TRAININGPsyBorg。二人とも学生の学パロ。最後の登校日はホームルームと終業式があるだけで午前のうちに学校が終わった。短い春休みにも課題は出されていて、朝より重い鞄を持って俺は登校したのとは違う道を帰っていた。
隣には俺の手を掴んで離さない浮奇が拗ねた顔をして歩いてる。
「課題は早めに終わらせておこう。浮奇も一緒にやるだろう? おまえ一人じゃ真っ白のまま新学期が始まりそうだし」
「……ん」
「春休みはどこかに出かけるか? この間行きたいって言っていたカフェとか、あと浮奇が見つけてくれた綺麗な本屋にも行きたい。一緒に来てくれるか?」
「……うん、行く。……行くけど」
「……大丈夫だよ、きっと同じクラスになれる。春休みの間中そんな顔で過ごすなんてもったいない」
1941隣には俺の手を掴んで離さない浮奇が拗ねた顔をして歩いてる。
「課題は早めに終わらせておこう。浮奇も一緒にやるだろう? おまえ一人じゃ真っ白のまま新学期が始まりそうだし」
「……ん」
「春休みはどこかに出かけるか? この間行きたいって言っていたカフェとか、あと浮奇が見つけてくれた綺麗な本屋にも行きたい。一緒に来てくれるか?」
「……うん、行く。……行くけど」
「……大丈夫だよ、きっと同じクラスになれる。春休みの間中そんな顔で過ごすなんてもったいない」
途綺*
DONE🐏🔮//愛の理由を教えて相手のことを好き過ぎて喧嘩にならない話。惚気話に巻き込まれる不憫な🗡がいます。
甘さを控えた爽やかな味を舌で味わって、鼻に抜ける香りを堪能しながらゆっくりと飲み下す。もう何度も味わって覚えているのに、今夜も格段に美味しかった。
「浮奇、なんて言った?」
うっとりと酔いしれる浮奇を現実に戻すように、隣に座ったショウトが肩を掴んで揺らしてくる。行き慣れたバーであり一緒にいるのが昔馴染みとあって、やや飲みすぎている自覚のある頭がつられて揺れて浮奇は眉を顰めた。
「揺らさないで、吐く。」
「飲みすぎなんだよ!」
相変わらず良くも悪くも騒がしい友人は、なぜだか複雑な顔をしている。これ以上揺らされる前にと、浮奇はグラスを置いて向き直った。
「ふーふーちゃんを好きすぎて喧嘩にならないんだよね、って言ったの。」
2172「浮奇、なんて言った?」
うっとりと酔いしれる浮奇を現実に戻すように、隣に座ったショウトが肩を掴んで揺らしてくる。行き慣れたバーであり一緒にいるのが昔馴染みとあって、やや飲みすぎている自覚のある頭がつられて揺れて浮奇は眉を顰めた。
「揺らさないで、吐く。」
「飲みすぎなんだよ!」
相変わらず良くも悪くも騒がしい友人は、なぜだか複雑な顔をしている。これ以上揺らされる前にと、浮奇はグラスを置いて向き直った。
「ふーふーちゃんを好きすぎて喧嘩にならないんだよね、って言ったの。」
m00n_SeeP
DONE少し不思議なお話でシリアスな話にしたかったけれどどうしてもシリアスは難しいという罠。さいぼぐ風味ただの妄想
電気羊は甘い夢を見るか?こんばんは、今日の月は良い三日月ですねぇ。まるで笑っているかのように。おや、ここの店はハジメテ?ええ、ええ、この薄暗い地区ではお見かけしない格好良さ。おっと、お待ちください。全く興味が無さそうですねえ…困ったなあ。今日は世界に一つしかない物をようやっと並べられるようになったんです。お客様はタイミングが良い。どうです?興味が出ましたでしょう?さあどうぞ中へ。
ーーーいってらっしゃいませ。
ーーおや、珍しい。こんなところにお客様が。来るつもりは無かった?なるほど表の者が大変失礼なことを。けれどウチを見る価値は有るかと。きっと貴方にとって忘れられない物と出会えるはず。どうぞ店内をご覧になって。ーーー色々な物があるでしょう?今日はとっておきを仕入れたんです。まだ販売できる状態ではありませんが…はい?ああ、はい、はい、表の者は購入できるとは一言も言っていなかったでしょう?ふふふ、冗談ですよ。貴方がもし気に入って直ぐにでも持ち帰りたいとご購入頂けるのであれば、急ピッチで調整いたしましょう。
3515ーーーいってらっしゃいませ。
ーーおや、珍しい。こんなところにお客様が。来るつもりは無かった?なるほど表の者が大変失礼なことを。けれどウチを見る価値は有るかと。きっと貴方にとって忘れられない物と出会えるはず。どうぞ店内をご覧になって。ーーー色々な物があるでしょう?今日はとっておきを仕入れたんです。まだ販売できる状態ではありませんが…はい?ああ、はい、はい、表の者は購入できるとは一言も言っていなかったでしょう?ふふふ、冗談ですよ。貴方がもし気に入って直ぐにでも持ち帰りたいとご購入頂けるのであれば、急ピッチで調整いたしましょう。
おもち
TRAININGPsyBorg。いつも通りのんびりいちゃついてるだけのさいぼぐです。リビングのソファーを窓の近くに移動させたのは、日当たりの良いその場所で愛犬がよく日向ぼっこをしていたからだった。大きな体がバターのように溶けて心地よさそうに眠る姿は見るたびに頬が緩んでしまう可愛らしい光景で、俺も彼と同じ陽だまりの中に入ってのんびりした時間を過ごしたいと思ったのだ。
昼食後、二階の仕事部屋でキリのいいところまで事務作業を終わらせた俺は、休憩のために読みかけの本を持って階段を下りた。昨日まで天気が崩れていて窓の外は薄暗かったけれど、今日は久しぶりの晴天だった。この天気なら愛犬が例の場所で日向ぼっこをしているだろうと予想してリビングに入り、ソファーの肘掛けからはみ出たゆらゆら揺れる焦茶色のしっぽと、背もたれに寄りかかる紫色のふわふわの髪の毛を見つけ、俺はぴたりと足を止めた。
3068昼食後、二階の仕事部屋でキリのいいところまで事務作業を終わらせた俺は、休憩のために読みかけの本を持って階段を下りた。昨日まで天気が崩れていて窓の外は薄暗かったけれど、今日は久しぶりの晴天だった。この天気なら愛犬が例の場所で日向ぼっこをしているだろうと予想してリビングに入り、ソファーの肘掛けからはみ出たゆらゆら揺れる焦茶色のしっぽと、背もたれに寄りかかる紫色のふわふわの髪の毛を見つけ、俺はぴたりと足を止めた。
しろ🐾
DONE🐑🔮「自分のうっとりとした顔が迫ってくるのはなかなかにキツい」「うっとりなんかしてない!」・二人が入れ替わった(ように見える)話の続き
・同棲してる
・三部作の予定
ありえない時間にアラームがなった。止めてすぐ二度寝しようと伸ばした手が視界に入って、何でこんなに早く鳴らしているのかを思い出した。
「そうだった……俺いまふぅふぅちゃんなんだった」
そう言う声はちょっと鼻が詰まっている気がするもの、聞き慣れた彼のもので、まだ戻ってないのかとこめかみを軽く押さえた。
全然寝足りない身体を起こして、アラームアプリを落としてみると、ポップアップで動画が立ち上がったままになっていた。眠くなるまで、と、彼の動画で話し方や挨拶の仕方を見ていて、そのまま寝落ちちゃったみたいだ。
昨夜コラボをやってから翌朝にまた配信するなんて、早起きになれてない身体にはきつすぎる。
起きてるか、と寝室を覗きにきたふぅふぅちゃんに頷くと、「散歩に行ってくる」と言われたので手を振って見送る。準備に手間取ることを考えるとギリギリの時間での起床だった。
4139「そうだった……俺いまふぅふぅちゃんなんだった」
そう言う声はちょっと鼻が詰まっている気がするもの、聞き慣れた彼のもので、まだ戻ってないのかとこめかみを軽く押さえた。
全然寝足りない身体を起こして、アラームアプリを落としてみると、ポップアップで動画が立ち上がったままになっていた。眠くなるまで、と、彼の動画で話し方や挨拶の仕方を見ていて、そのまま寝落ちちゃったみたいだ。
昨夜コラボをやってから翌朝にまた配信するなんて、早起きになれてない身体にはきつすぎる。
起きてるか、と寝室を覗きにきたふぅふぅちゃんに頷くと、「散歩に行ってくる」と言われたので手を振って見送る。準備に手間取ることを考えるとギリギリの時間での起床だった。
𝓪𝓶𝓾
DONE形のない贈り物:🐑🔮ふーふーちゃんHBD!!!!
みんなに祝われて、嫌そうで楽しそうなふーふーちゃん。
来年も同じようにみんなでお祝いできますように……
形のない贈り物 予定していた3つの日本時間に合わせた配信が終わり、残すは雑談配信のみとなった。
立て続けに配信したせいで、体が凝り固まっている気がする。
椅子から立ち上がって伸びをした後、配信部屋のドアを開けると、階段に配信開始までにはなかった飾り付けがされているのに気が付いた。
バルーンやガーランドが赤と黒とシルバーで統一されている空間はもう芸術のようなもので、俺の目はこんなサプライズを準備してくれた浮奇を探してきょろきょろする。
ちらりと各部屋を覗いていくが、リビングや浮奇のお気に入りのサンルームにもいないし、ダイニングにも姿はない。
とりあえず配信後の喉の渇きを潤そうと、冷蔵庫の前に立ち扉を開けようとすると、そこには封筒が張り付けられていた。
3409立て続けに配信したせいで、体が凝り固まっている気がする。
椅子から立ち上がって伸びをした後、配信部屋のドアを開けると、階段に配信開始までにはなかった飾り付けがされているのに気が付いた。
バルーンやガーランドが赤と黒とシルバーで統一されている空間はもう芸術のようなもので、俺の目はこんなサプライズを準備してくれた浮奇を探してきょろきょろする。
ちらりと各部屋を覗いていくが、リビングや浮奇のお気に入りのサンルームにもいないし、ダイニングにも姿はない。
とりあえず配信後の喉の渇きを潤そうと、冷蔵庫の前に立ち扉を開けようとすると、そこには封筒が張り付けられていた。
𝓪𝓶𝓾
DONEれいみんと突発的に始まったぼんでーリレー小説……ついに今日、日の目を見る時が来ました。
れいみん→amuの順番で書いてます⭐
🐑🔮です!
甘え上手な唇今日はふーふーちゃんとデートなのに少し体調が良くない。でもこのくらいだったら全然歩けるし、せっかく開けてもらったスケジュールを無駄にしたくない。
待ち合わせ場所に向かうと先に待っていたふーふーちゃんがこっちに気付いて手をふってくれた。
「おまたせふーふーちゃん」
ふーふーちゃんに近づくとこちらをじっと見た後「浮奇、今日はやめておこうか」
「え、どうして?」
ぐるぐると頭を駆け巡るのはやな事ばかり。変な格好してたかな、それとも気に障るようなことをしてしまったのかもしれない。
その言葉に俯く俺の冷たくなった頬を真っ赤な両手で包んだふーふーちゃんは、心配そうな顔で、
「顔色が悪いな、いつからだ?」
「え?」
「熱は?」
3829待ち合わせ場所に向かうと先に待っていたふーふーちゃんがこっちに気付いて手をふってくれた。
「おまたせふーふーちゃん」
ふーふーちゃんに近づくとこちらをじっと見た後「浮奇、今日はやめておこうか」
「え、どうして?」
ぐるぐると頭を駆け巡るのはやな事ばかり。変な格好してたかな、それとも気に障るようなことをしてしまったのかもしれない。
その言葉に俯く俺の冷たくなった頬を真っ赤な両手で包んだふーふーちゃんは、心配そうな顔で、
「顔色が悪いな、いつからだ?」
「え?」
「熱は?」
🍲鍋🍲
MOURNING学パロ🐑🔮、お互い好きだけどまだくっついてません。図書室でのお話。勢いの短文です。注意
・書くとき全然🇯🇵の高校しか浮かんでなかった
・🐑が3年、🔮が2年になった春くらい
この文章はこの世の何とも関係ありません 1676
𝓪𝓶𝓾
DONEリボン:🐑🔮最近眠れないゥのお話。独白みたいな感じになっちゃった。
多分一人じゃ眠れないんだと思う。
リボン最近、ちゃんと眠れないことが多い。
今日の配信後、なんとなくリビングには行きたくなくて、座ったままのゲーミングチェアをゆりかごの様にギシギシと揺らしながらツイッターを見ていた。
ファンアートや素敵な写真にいいねを押して、みんなにも見てほしいものはリツイートしていく。みんなからの愛でおれの心は溢れているのに、おれの心は一体何が不満なんだろう。
眠れない理由はいくら考えても思いつかなくて、スマホに飽きたタイミングであたりを見渡すと、棚にある黒い小さな箱が目に入ってくる。ふと思いついたようにその箱を手に取った。
その箱の中には、今までふーふーちゃんからもらったプレゼントや、花束についていたリボンが入っている。赤やピンク、オレンジ、グリーン。ラメの入ったもの、太いもの細いもの。一年でこんなにも集まるとは思っていなかったな、と箱の中のリボンをひとつづつ取り出していく。
1770今日の配信後、なんとなくリビングには行きたくなくて、座ったままのゲーミングチェアをゆりかごの様にギシギシと揺らしながらツイッターを見ていた。
ファンアートや素敵な写真にいいねを押して、みんなにも見てほしいものはリツイートしていく。みんなからの愛でおれの心は溢れているのに、おれの心は一体何が不満なんだろう。
眠れない理由はいくら考えても思いつかなくて、スマホに飽きたタイミングであたりを見渡すと、棚にある黒い小さな箱が目に入ってくる。ふと思いついたようにその箱を手に取った。
その箱の中には、今までふーふーちゃんからもらったプレゼントや、花束についていたリボンが入っている。赤やピンク、オレンジ、グリーン。ラメの入ったもの、太いもの細いもの。一年でこんなにも集まるとは思っていなかったな、と箱の中のリボンをひとつづつ取り出していく。
しろ🐾
DONE🐑🔮「……あぁ、良かった、コラボだ!」「助かった、マイクラじゃなかった!」・二人が入れ替わ(ったように見え)る話
・同棲してる
・三部作の予定
例えば、彼がくしゃみをした拍子に、持っていたコップが割れるとか、近くのゴミ箱の中身が弾けるとかを、たまに見ていたので、無意識にそういうことが起こるものなのだと、知識としては理解していた。
大変そうだな、と声をかけると、「花粉の時期はもっとひどい」とも零していたことも覚えていた。
「なるほど……?」
朝起きて歯を磨いている途中で、鏡に映っている姿が自分のものではなく、隣で寝ていた筈の恋人のものになっていると気付いたときも、慌てずに原因についてあたりをつけられたのは、そういう知識があったからかもしれない。生身の手を顔の前まで持ち上げながら、もう一度、なるほど、と呟く。それ以外に言葉が出てこないあたり、冷静なふりをしているだけで静かにパニックを起こしている可能性も大いにあった。鏡を見たときに、思いっきり口の中に残っていた歯磨き粉を飲み込んでいたし、むしろそっちだろう。
3545大変そうだな、と声をかけると、「花粉の時期はもっとひどい」とも零していたことも覚えていた。
「なるほど……?」
朝起きて歯を磨いている途中で、鏡に映っている姿が自分のものではなく、隣で寝ていた筈の恋人のものになっていると気付いたときも、慌てずに原因についてあたりをつけられたのは、そういう知識があったからかもしれない。生身の手を顔の前まで持ち上げながら、もう一度、なるほど、と呟く。それ以外に言葉が出てこないあたり、冷静なふりをしているだけで静かにパニックを起こしている可能性も大いにあった。鏡を見たときに、思いっきり口の中に残っていた歯磨き粉を飲み込んでいたし、むしろそっちだろう。
ilovaevenlofna
DOODLE那是一只异色瞳的鸟……fulgur的鸟鸟ukifulgur是一部人气小说的作者,他笔下鲜活的人物让无数读者为之痴迷,但是有读者注意到,fulgur的小说中经常出现一只异色瞳的鸟。
fulgur没想到会有人在签售会上向他询问这件事,但他只是微微一笑,告诉他那只鸟的名字是
uki。
回到家的fulgur疲惫的坐在书桌前,看着空荡
荡的木质支架,陷入沉睡。
那支架很漂亮,是他亲自设计的,三个像猫爬架一样的圆盘盘旋而上,用藤蔓装饰中间的支杆,圆盘上分别放着一盆紫罗兰,一只紫色水母,一只白色的绵羊,地面上还趴着一只黑色的同款绵羊。
最顶端是一个藤蔓编织的倒置的半个心形,给小鸟停留,细颈上系着一只白瓷的风铃,在顶端做了一盏紫色的淡色星星灯。
fulgur经常坐在椅子上期待着鸟儿的到来,他的窗台上时长放着一小碟小米和一杯水。fulgur慷慨的把独属于他的角落让出一分给那只漂亮的鸟儿,那盆紫罗兰也是它衔来的种子,被fulgur埋进土里,像他和uki的友谊那样生根发芽然后茁壮成长。
905fulgur没想到会有人在签售会上向他询问这件事,但他只是微微一笑,告诉他那只鸟的名字是
uki。
回到家的fulgur疲惫的坐在书桌前,看着空荡
荡的木质支架,陷入沉睡。
那支架很漂亮,是他亲自设计的,三个像猫爬架一样的圆盘盘旋而上,用藤蔓装饰中间的支杆,圆盘上分别放着一盆紫罗兰,一只紫色水母,一只白色的绵羊,地面上还趴着一只黑色的同款绵羊。
最顶端是一个藤蔓编织的倒置的半个心形,给小鸟停留,细颈上系着一只白瓷的风铃,在顶端做了一盏紫色的淡色星星灯。
fulgur经常坐在椅子上期待着鸟儿的到来,他的窗台上时长放着一小碟小米和一杯水。fulgur慷慨的把独属于他的角落让出一分给那只漂亮的鸟儿,那盆紫罗兰也是它衔来的种子,被fulgur埋进土里,像他和uki的友谊那样生根发芽然后茁壮成长。
おもち
TRAININGPsyBorg。ホワイトデーの話。絶対に直接行かないって約束をして教えてもらったのに、俺はその約束を破って彼の家に向かう電車に乗っていた。
だって、ふーふーちゃんも約束破ったもん。
バレンタインデーから一ヶ月後の今日この日を俺はものすごく楽しみにしていた。去年、彼にホワイトデーのプレゼントを強請ったら「バレンタインデーにくれなかっただろう?」と言われたから、今年はちゃんとバレンタインのプレゼントを贈ったんだ。それなのに、今日届いた郵便物の中にふーふーちゃんからのプレゼントはなかった。
俺の好きな甘いお菓子とか、キザに花束とか、可愛いアクセサリーとかでも良いなって毎日ワクワクしながら過ごしてたのに、まさかなんにもくれないなんて。お返しのためにバレンタインデーにプレゼントをしたわけじゃないけど、でもやっぱりお返しを期待していた。
3688だって、ふーふーちゃんも約束破ったもん。
バレンタインデーから一ヶ月後の今日この日を俺はものすごく楽しみにしていた。去年、彼にホワイトデーのプレゼントを強請ったら「バレンタインデーにくれなかっただろう?」と言われたから、今年はちゃんとバレンタインのプレゼントを贈ったんだ。それなのに、今日届いた郵便物の中にふーふーちゃんからのプレゼントはなかった。
俺の好きな甘いお菓子とか、キザに花束とか、可愛いアクセサリーとかでも良いなって毎日ワクワクしながら過ごしてたのに、まさかなんにもくれないなんて。お返しのためにバレンタインデーにプレゼントをしたわけじゃないけど、でもやっぱりお返しを期待していた。
𝓪𝓶𝓾
DONEあまいとこ:🐑🔮ホワイトデーの二人のお話です。
この前のシチュアンケの結果「いちごのおいしいところ」が投票数多かったので、題材はいちごになりました。
ご協力いただき、ありがとうございました♡
あまいとこ綺麗に磨き上げられたシンクで、ふーふーちゃんが何かしてる。
ふーふーちゃんがシンクを使うのは、ケトルに水を入れるときか、家じゅうにある植木のお世話をするときくらい。あぁ、あとはあったかいタオルを作るときぐらい?
彼の体のつなぎ目は、急激な気温の変化に弱い。冷え込んだ朝や凍るような夜にはホットタオル、暑くて目が覚めた朝や、暑い中外に出かけた後は冷えたタオルで、それこそこの時代では彼しか持たない唯一無二のつなぎ目のケアをしてる。
話が脱線したけれど、今はシンクで何してるかって話。
散歩はもう終わってるし、昼食もとって、何なら食後のコーヒーももうすんだんだけどな…何か洗うものなんてあったっけ?
昼食後、薄いカーテンを通り越してポカポカと暖かい日差しが差し込むリビング。そのソファの上におれはいて、ふーふーちゃんのお気に入りの窓際の椅子の横には、愛犬と愛猫が仲良く転がって日向ぼっこをしているのが見える。
2297ふーふーちゃんがシンクを使うのは、ケトルに水を入れるときか、家じゅうにある植木のお世話をするときくらい。あぁ、あとはあったかいタオルを作るときぐらい?
彼の体のつなぎ目は、急激な気温の変化に弱い。冷え込んだ朝や凍るような夜にはホットタオル、暑くて目が覚めた朝や、暑い中外に出かけた後は冷えたタオルで、それこそこの時代では彼しか持たない唯一無二のつなぎ目のケアをしてる。
話が脱線したけれど、今はシンクで何してるかって話。
散歩はもう終わってるし、昼食もとって、何なら食後のコーヒーももうすんだんだけどな…何か洗うものなんてあったっけ?
昼食後、薄いカーテンを通り越してポカポカと暖かい日差しが差し込むリビング。そのソファの上におれはいて、ふーふーちゃんのお気に入りの窓際の椅子の横には、愛犬と愛猫が仲良く転がって日向ぼっこをしているのが見える。
しろ🐾
DONE🐏🔮「気持ち悪かったなら、悪かった」「えっ、きもちわるいのかな」「俺に聞かないでくれ…」冬眠するさいぼぐの続き
https://poipiku.com/5397800/8432647.html
三題噺お題:夜空、言葉、傘
https://mayoi.tokyo/switch/switch2.html
傘は君が持ってね 夜の散歩が好きだ。猫の遺伝子がそういう気分にさせるのか、元々そういう性格なのか、朝が早いのよりも、夜が遅い方が好きだった。どの季節でも、夜の方が良い匂いがする気がする。最近は春が近いから、寒すぎず暑すぎずで服を選ぶのが楽しくもなってくる。
最近よく一緒に飲みに行く人が、近くにいると言うので、チャットで喋りながら街の方に向かうまでは、気分は上々といっても良かった。
「……最悪なんだけど」
人通りの多いところまでついてすぐに、ザァッと周りで音がし始めて、冷たい雨が降りかかる。
急いで近くのお店の出入り口の傍に避難をさせてもらう。少しだけひさしがついていて、身を小さくしていれば雨は当たらなかった。
背後を見ると、ショーウィンドーの中には最近発売されたというハードカバーがいくつか並んでいた。
2044最近よく一緒に飲みに行く人が、近くにいると言うので、チャットで喋りながら街の方に向かうまでは、気分は上々といっても良かった。
「……最悪なんだけど」
人通りの多いところまでついてすぐに、ザァッと周りで音がし始めて、冷たい雨が降りかかる。
急いで近くのお店の出入り口の傍に避難をさせてもらう。少しだけひさしがついていて、身を小さくしていれば雨は当たらなかった。
背後を見ると、ショーウィンドーの中には最近発売されたというハードカバーがいくつか並んでいた。
途綺*
DONE🐑🔮//君に届けたい言葉🔮のポストへ差出人不明のラブレターが届く話。
ポストの中に、見慣れない手紙を見つけた。
中身を読まずともゴミ箱行きと分かるような見慣れた紙や封筒に混じって、濃い紫色の封筒がポストの中でひときわ強く存在を主張している。誰かに手紙を送ると言われた覚えもなく、浮奇は首を傾げつつ封筒を取り上げた。
住所と宛名はシールに印字されているため筆跡で判断することは難しく、裏側へひっくり返してみても差出人の名前はない。けれど、切手に押されたスタンプの住所には見覚えがあるし、隅っこに小さく特徴的なタトゥーを模したサインが書かれている。加えてサインの横に、これまた特徴的な筆跡で「Love Letter」と綴ってあり、浮奇はもう吹き出さずにはいられなかった。
ラブレターとは大体の場合は見た目では分からないようにするのが一般的であり、実際に今まで何度か受け取ったものはそうだろうなと予感させる渡し方はされても何の変哲もない封筒だった。つまり浮奇は人生で初めて、ラブレターと名付けられたラブレターを受け取ったことになる。
1596中身を読まずともゴミ箱行きと分かるような見慣れた紙や封筒に混じって、濃い紫色の封筒がポストの中でひときわ強く存在を主張している。誰かに手紙を送ると言われた覚えもなく、浮奇は首を傾げつつ封筒を取り上げた。
住所と宛名はシールに印字されているため筆跡で判断することは難しく、裏側へひっくり返してみても差出人の名前はない。けれど、切手に押されたスタンプの住所には見覚えがあるし、隅っこに小さく特徴的なタトゥーを模したサインが書かれている。加えてサインの横に、これまた特徴的な筆跡で「Love Letter」と綴ってあり、浮奇はもう吹き出さずにはいられなかった。
ラブレターとは大体の場合は見た目では分からないようにするのが一般的であり、実際に今まで何度か受け取ったものはそうだろうなと予感させる渡し方はされても何の変哲もない封筒だった。つまり浮奇は人生で初めて、ラブレターと名付けられたラブレターを受け取ったことになる。
しろ🐾
DONE🐑🔮冬眠をする🐻と🐈ワンドロの練習に加筆
お題『君を教えて』https://shindanmaker.com/978430
君を教えて 毎年毎年、寒くて憂鬱なだけだった冬が、最近好きになってきた。
一月に入って、三度目の買い出しから帰ってきて、家の主の為に貯蔵庫に日持ちのする食べ物を仕舞っていく。
「浮奇、帰ってきてたのか」
「ただいま、ふぅふぅちゃん」
のそりと自分の部屋から顔を出した家の主とは、何年か前に勤めていたカフェで会った人だった。コーヒーショップなのに、種類の少ないハーブティばかり頼むから、ちょっとだけ気になっていた。彼が読んでいる本が面白そうで、つい横目に見ていたら、目が合ってしまって、そこから時々話すようになった。
や、半分嘘かも。
顔と身体が格好良かったからちらちら見てたっていうのも、ちょっと――結構、ある。
「燻製も、木の実も、大体いるものは揃ったと思うよ」
2702一月に入って、三度目の買い出しから帰ってきて、家の主の為に貯蔵庫に日持ちのする食べ物を仕舞っていく。
「浮奇、帰ってきてたのか」
「ただいま、ふぅふぅちゃん」
のそりと自分の部屋から顔を出した家の主とは、何年か前に勤めていたカフェで会った人だった。コーヒーショップなのに、種類の少ないハーブティばかり頼むから、ちょっとだけ気になっていた。彼が読んでいる本が面白そうで、つい横目に見ていたら、目が合ってしまって、そこから時々話すようになった。
や、半分嘘かも。
顔と身体が格好良かったからちらちら見てたっていうのも、ちょっと――結構、ある。
「燻製も、木の実も、大体いるものは揃ったと思うよ」
途綺*
DONE🐑🔮//優しい瞳に満ちる狼男の🐑の話。ドッゴがたくさん出てきます。作中の🐑はほとんど狼です。
ふーふーちゃんには月に一度、
どこかへ出掛ける『特別な夜』がある。
定期的に訪れるその夜は彼曰く、義肢のメンテナンスを依頼しているらしい。欠かさずに行くドッゴの夜の散歩を俺に任せて、いつも日が昇る頃にようやく帰ってくる。家の周りはあまり人の気配も多くない穏やかで治安の良い地域なのに、彼は絶対に俺が夜に独りで出歩くことは許してくれない。だから散歩を頼まれる『特別な夜』は、俺とドッゴの束の間のデートとして楽しんでいる。
彼が帰ってくるのは夜更かし癖のある俺がまだ作業をしてる時間帯だから、シャワーを浴びた彼を捕まえて世話を焼くのが常だった。自身の世話を億劫がる彼にドライヤーかボディクリームのどちらを自分でやるかを選ばせるのは楽しみのひとつだった。俺に触れる許可を与える意味を正しく理解している彼とのちょっとした遊びでもある。
4494どこかへ出掛ける『特別な夜』がある。
定期的に訪れるその夜は彼曰く、義肢のメンテナンスを依頼しているらしい。欠かさずに行くドッゴの夜の散歩を俺に任せて、いつも日が昇る頃にようやく帰ってくる。家の周りはあまり人の気配も多くない穏やかで治安の良い地域なのに、彼は絶対に俺が夜に独りで出歩くことは許してくれない。だから散歩を頼まれる『特別な夜』は、俺とドッゴの束の間のデートとして楽しんでいる。
彼が帰ってくるのは夜更かし癖のある俺がまだ作業をしてる時間帯だから、シャワーを浴びた彼を捕まえて世話を焼くのが常だった。自身の世話を億劫がる彼にドライヤーかボディクリームのどちらを自分でやるかを選ばせるのは楽しみのひとつだった。俺に触れる許可を与える意味を正しく理解している彼とのちょっとした遊びでもある。
しろ🐾
DONE🐏🔮「おやすみ、ふぅふぅちゃん」・すごく眠い🔮と心配な🐏
・同棲してる
・物凄く暗い話
・死をほのめかす表現有
シュレーディンガーの箱庭―×日目―
「起きて、ふぅふぅちゃん」
柔らかい声に、意識が引っ張り上げられて、目を開ける。
「……また先を越されたな」
「ふふ……慣れてきたからね。負けないよ」
まだ寝癖がついた頭が寄ってきて、頬にキスをして離れていくので、身体を起こした。首を左右に傾けて固まっていた筋肉を伸ばす。
歯を磨いて、顔を洗って、キッチンでコーヒーを飲む浮奇の前で愛犬の朝食を準備をする。
浮奇が広げているハードカバーは随分と字が詰まっていて分厚い。
「難しそうな本を読んでるな」
「たまにはね」
最近の浮奇は随分と早起きをするようになった。ここのところ、いつも起こされている。それ自体は心地よくて何の不満もないが、早起きに慣れない彼が、日中眠そうにしていることが増えたのが、少しだけ心配だった。
6331「起きて、ふぅふぅちゃん」
柔らかい声に、意識が引っ張り上げられて、目を開ける。
「……また先を越されたな」
「ふふ……慣れてきたからね。負けないよ」
まだ寝癖がついた頭が寄ってきて、頬にキスをして離れていくので、身体を起こした。首を左右に傾けて固まっていた筋肉を伸ばす。
歯を磨いて、顔を洗って、キッチンでコーヒーを飲む浮奇の前で愛犬の朝食を準備をする。
浮奇が広げているハードカバーは随分と字が詰まっていて分厚い。
「難しそうな本を読んでるな」
「たまにはね」
最近の浮奇は随分と早起きをするようになった。ここのところ、いつも起こされている。それ自体は心地よくて何の不満もないが、早起きに慣れない彼が、日中眠そうにしていることが増えたのが、少しだけ心配だった。
おもち
TRAININGPsyBorg。寝坊・アイスクリーム・彼氏、がお題でした。友情出演ゆご。「浮奇から連絡来た?」
「いいや、まだ。どうせ寝坊だろうから適当に時間を潰すよ。ユーゴ、この後の予定は?」
「空いてるよ! 付き合う!」
「よし、カフェでも行こう。奢る」
「やったー!」
恋人とのデートの約束の前、昼までユーゴの買い物に付き合う予定だったけれど、昼を過ぎても浮奇と連絡が取れなかった。彼らが好む人の多いこの街が俺はあまり得意ではないからユーゴが一緒にいてくれるととても助かる。どこでも好きな場所を、と彼に店選びを頼むと、彼はあっという間に駅からあまり離れていないのに落ち着いた雰囲気で人の多くない店を探して俺をエスコートしてくれた。二人席に向かい合って座り、俺はレモネードを、ユーゴはアイスティーとショートケーキを注文する。
3475「いいや、まだ。どうせ寝坊だろうから適当に時間を潰すよ。ユーゴ、この後の予定は?」
「空いてるよ! 付き合う!」
「よし、カフェでも行こう。奢る」
「やったー!」
恋人とのデートの約束の前、昼までユーゴの買い物に付き合う予定だったけれど、昼を過ぎても浮奇と連絡が取れなかった。彼らが好む人の多いこの街が俺はあまり得意ではないからユーゴが一緒にいてくれるととても助かる。どこでも好きな場所を、と彼に店選びを頼むと、彼はあっという間に駅からあまり離れていないのに落ち着いた雰囲気で人の多くない店を探して俺をエスコートしてくれた。二人席に向かい合って座り、俺はレモネードを、ユーゴはアイスティーとショートケーキを注文する。
おもち
TRAININGPsyBorg。のんびりいちゃいちゃしてるだけ。ベッドの寝心地の良さに気がついたのはセックスをしないでただ手を繋いで眠った夜だった。いつもは目が冴えてなかなか眠れないのに、目を瞑ってからの記憶がほとんどないくらいすとんと眠りに落ちた。もちろん柔らかく心地好い布団のおかげだけでなく、俺を優しく抱き寄せてくれる彼の体温と心音の効果も大きかっただろうけど。この俺が夜と言える時間に眠って、昼になる前に自然と目が覚めるなんて。
開けられたカーテンから差し込む朝の眩しい陽の光を見つめ、まだ緩慢な動きでぽっかり空いた俺の隣のシーツをするりと撫でる。夜に感じた温もりが消えてしまった冷たさが少し寂しい。
「お、起きたなねぼすけ」
「……この時間に起きて寝坊なら、いつもの俺にはなんて思ってるの」
1983開けられたカーテンから差し込む朝の眩しい陽の光を見つめ、まだ緩慢な動きでぽっかり空いた俺の隣のシーツをするりと撫でる。夜に感じた温もりが消えてしまった冷たさが少し寂しい。
「お、起きたなねぼすけ」
「……この時間に起きて寝坊なら、いつもの俺にはなんて思ってるの」
🍲鍋🍲
DONE🐑🔮で🔮さんが飼われている人魚。横着の話です。めちゃくちゃ平和。別の話→ https://poipiku.com/5019856/7464769.html注意
・本当に何もかもが捏造
・🧜♂️🔮さんは人語を喋らない
この文章はこの世の何とも関係ありません 2450
おもち
TRAININGPsyBorg。別れない別れ話。「別れたい」
唐突にそう伝えられて、俺は飲もうとしていたコーヒーに口をつけることなくカップをテーブルに置き、思わず「え?」と返した。聞こえなかったわけでも、聞き取れなかったわけでもない。ただ頭の中が真っ白で言われたことを理解できなかった。
「俺と別れてくれ、浮奇」
丁寧に繰り返した目の前の男は、俺の恋人のふーふーちゃんは、混乱する俺を真面目な顔でまっすぐに見つめていた。
元来彼はおしゃべりで、隙間を埋めるように言葉を繰り出すことのできる人だけれど、実際は言葉よりも彼の表情がもっと多くを語ることを知っている。だけど今は俺に見られることを分かっているからか、仮面のように作られた真剣な顔で俺のことを見つめるだけだ。
3776唐突にそう伝えられて、俺は飲もうとしていたコーヒーに口をつけることなくカップをテーブルに置き、思わず「え?」と返した。聞こえなかったわけでも、聞き取れなかったわけでもない。ただ頭の中が真っ白で言われたことを理解できなかった。
「俺と別れてくれ、浮奇」
丁寧に繰り返した目の前の男は、俺の恋人のふーふーちゃんは、混乱する俺を真面目な顔でまっすぐに見つめていた。
元来彼はおしゃべりで、隙間を埋めるように言葉を繰り出すことのできる人だけれど、実際は言葉よりも彼の表情がもっと多くを語ることを知っている。だけど今は俺に見られることを分かっているからか、仮面のように作られた真剣な顔で俺のことを見つめるだけだ。
おもち
TRAININGPsyBorg。びっくりするから結婚する前に同棲したこと教えてください。キッチンは広い方がいい。水回りは綺麗で、収納もたっぷり。寝るのは一緒がいいけど個室も絶対必要。それと、駅から遠くなくて歩いて行けるくらいの場所がいい。
希望を教えてくれと言われたから思いつくままにそう伝えた俺は、ふーふーちゃんは?と質問を返した。
散歩に行きやすい自然の多い公園が近くにあってあまり交通量の多くない場所。彼らが歩き回れるように広々としたリビングと、日当たりのいい大きな窓も欲しい。
二人の希望がまとめて叶えられる家を探すのは難しいだろうと、まだひとつも物件を見ていないのに不安が胸に広がった。ふーふーちゃんはそんな俺の心の中が見えているみたいに、優しく力強い腕で俺の肩を抱き寄せて「きっと素晴らしい家が見つけられる」と頬をくっつけた。俺はうう〜と唸って、ふーふーちゃんの腰に手を回す。
1727希望を教えてくれと言われたから思いつくままにそう伝えた俺は、ふーふーちゃんは?と質問を返した。
散歩に行きやすい自然の多い公園が近くにあってあまり交通量の多くない場所。彼らが歩き回れるように広々としたリビングと、日当たりのいい大きな窓も欲しい。
二人の希望がまとめて叶えられる家を探すのは難しいだろうと、まだひとつも物件を見ていないのに不安が胸に広がった。ふーふーちゃんはそんな俺の心の中が見えているみたいに、優しく力強い腕で俺の肩を抱き寄せて「きっと素晴らしい家が見つけられる」と頬をくっつけた。俺はうう〜と唸って、ふーふーちゃんの腰に手を回す。
おもち
TRAININGPsyBorg。かぜっぴきうきとうきばかさいぼーぐ。コンコンと硬いノックの音が聞こえてスマホを伏せた。寝返りを打ち枕に顔を埋めて目を瞑るのと同時に扉の開く音がする。
「入るよ。……寝てるか」
俺が眠っていると思って声を潜めるのが可愛くて、毛布で隠れた口元を我慢できずににやっと緩めた。足音が近づいて来てベッドが軋み、冷たい手のひらが俺の額に触れる。顔を優しく撫でる手つきにとうとう耐えられなくなり、俺は体を捻ってふーふーちゃんを見上げた。
「まだちょっと熱があるかも」
「起きてたみたいだな。調子はどうだ? またスマホをいじってた?」
俺の枕元に置かれたスマホを視線で指され、なんのこと?と口角を上げて見せる。彼はクスッと笑って俺の目元を指先でなぞった。
「ちゃんと寝て、早く元気になってくれないと」
1527「入るよ。……寝てるか」
俺が眠っていると思って声を潜めるのが可愛くて、毛布で隠れた口元を我慢できずににやっと緩めた。足音が近づいて来てベッドが軋み、冷たい手のひらが俺の額に触れる。顔を優しく撫でる手つきにとうとう耐えられなくなり、俺は体を捻ってふーふーちゃんを見上げた。
「まだちょっと熱があるかも」
「起きてたみたいだな。調子はどうだ? またスマホをいじってた?」
俺の枕元に置かれたスマホを視線で指され、なんのこと?と口角を上げて見せる。彼はクスッと笑って俺の目元を指先でなぞった。
「ちゃんと寝て、早く元気になってくれないと」
途綺*
DONE🐑🔮//貴方と紡ぐ物語🔮のために🐑が物語を書く話。ラベンダーの花言葉は「あなたを待っています」
「ふーふーちゃんにお願いがあるんだけど。」
どんよりと重たい雲が広がる昼下がり。自室で作業していたところへ紅茶を差し入れに来た浮奇からマグカップを受け取ったファルガーは彼の言葉にふたつ返事で頷いた。
「もちろん、俺が叶えられるものなら。」
「ほんと?へへ、今夜が楽しみだなあ。」
「おぉ、どんなプレイをするつもりだ?」
「えっとね...じゃなくて!真面目なお願いをしにきたの!」
ころころと変わる表情に思わず笑いながら浮奇の腕を引き寄せ膝に乗せる。最近は容易く身を任せるようになった浮奇だが、付き合いたての頃はこちらを気にしてか簡単には座りたがらなかった事を不意に思い出して、幸福感に浸りながら弧を描く目元を優しくなぞった。
5331どんよりと重たい雲が広がる昼下がり。自室で作業していたところへ紅茶を差し入れに来た浮奇からマグカップを受け取ったファルガーは彼の言葉にふたつ返事で頷いた。
「もちろん、俺が叶えられるものなら。」
「ほんと?へへ、今夜が楽しみだなあ。」
「おぉ、どんなプレイをするつもりだ?」
「えっとね...じゃなくて!真面目なお願いをしにきたの!」
ころころと変わる表情に思わず笑いながら浮奇の腕を引き寄せ膝に乗せる。最近は容易く身を任せるようになった浮奇だが、付き合いたての頃はこちらを気にしてか簡単には座りたがらなかった事を不意に思い出して、幸福感に浸りながら弧を描く目元を優しくなぞった。
おもち
TRAININGPsyBorg。まだ同棲してないさいぼぐ。作業BGMにしていた配信の声が止まり静かな音楽だけが流れている。画面を見れば頭を傾けた浮奇が目を瞑ってしまっていた。チャット欄が彼の名前を呼んでいるが、残念ながらそれは届かないだろう。
すぐに起きる可能性もあるからそのままただ彼の配信の音楽を聴きながら待っていたけれど、どうやら中々起きそうにない。可愛らしい寝息まで聞こえて来たから、俺は笑い声を溢してスマホを手に取った。
メッセージをひとつ、ふたつ。通知音は消しているだろうけれどバイブに気がつく可能性はあるかもしれない。少し待って、今度は電話をかけてやる。配信画面をよく見ていればピクリと彼が震え、それからゆっくりと目を開けた。俺は電話を止めて、『寝るならベッドへ』とメッセージを送った。
1456すぐに起きる可能性もあるからそのままただ彼の配信の音楽を聴きながら待っていたけれど、どうやら中々起きそうにない。可愛らしい寝息まで聞こえて来たから、俺は笑い声を溢してスマホを手に取った。
メッセージをひとつ、ふたつ。通知音は消しているだろうけれどバイブに気がつく可能性はあるかもしれない。少し待って、今度は電話をかけてやる。配信画面をよく見ていればピクリと彼が震え、それからゆっくりと目を開けた。俺は電話を止めて、『寝るならベッドへ』とメッセージを送った。
しろ🐾
DONE🐑🔮「待て……!こ、ここで開けるのか?」「俺も🐑ちゃんのやつ食べたいんだけど!」・お弁当を交換している二人の続き
・高校生パロ(日本の学校)
・バレンタインの話
明日は、水曜日(二月) コートを畳んでロッカーに入れていると、後ろから大きな声で名前を呼ばれた。
「いた!ファルガー聞いてよ!浮奇マジでぶりっこなんだよ」
「は?」
振り向くと、アルバーンと浮奇が並んでいた。それも、肩が当たるくらいの距離で横並びに立っていて、随分と、近い。
一年の頃からの友人と、二年からの友人が一緒に登校しているのをみると未だに不思議な気持ちになる。アルバーンを浮奇に紹介してすぐの頃は、お互いに探り合いながらそっと言葉を交わす感じだったのに、最近は俺よりも遠慮無く言葉を交わすようになっている気がする。……良い気分なのか、良くない気分なのかはよくわからない。
「今そこで先輩に呼び止められたんだけどさ、すっごい綺麗な声の人で。チョコ渡してもいい?って」
7554「いた!ファルガー聞いてよ!浮奇マジでぶりっこなんだよ」
「は?」
振り向くと、アルバーンと浮奇が並んでいた。それも、肩が当たるくらいの距離で横並びに立っていて、随分と、近い。
一年の頃からの友人と、二年からの友人が一緒に登校しているのをみると未だに不思議な気持ちになる。アルバーンを浮奇に紹介してすぐの頃は、お互いに探り合いながらそっと言葉を交わす感じだったのに、最近は俺よりも遠慮無く言葉を交わすようになっている気がする。……良い気分なのか、良くない気分なのかはよくわからない。
「今そこで先輩に呼び止められたんだけどさ、すっごい綺麗な声の人で。チョコ渡してもいい?って」
しろ🐾
DONE🐑🔮 「お弁当、いいなぁ」「そう、かぁ?」※🐑が料理してる
・高校生パロ(日本の学校)
・付き合ってない
・三つのお題でなんか書くやつ
・お題:アスパラガス、弟子、蒲鉾
明日は、水曜日 最近、スーパーに行くと目に留まるものが増えた気がする。前までは気にもしなかった食材を手に取って考えるようになった。
入り口を抜けて、買い物カゴを手にとり、キャベツ、にんじん、タマネギ、ピーマン、エリンギ、しいたけ、と通り過ぎて少しだけ笑いそうになる。
三ヶ月前、気まぐれに年の離れた兄によって詰められた弁当の蓋を開けた時だった。
いつも通り前の席の椅子に横向きに座っていた浮奇が、スマホから顔を上げて、心の底から羨ましそうな声を出した。
「いいなぁ!」
「そう、かぁ?」
「あ、自分で作ったの?」
「いや……」
「いいなぁ……」
ため息でも聞こえてきそうな顔で、浮奇は弁当の中身を眺めている。別にめちゃくちゃ豪華だってわけでもない、ハンバーグがメインの普通の弁当だと思ったが、言葉には出さなかった。
6034入り口を抜けて、買い物カゴを手にとり、キャベツ、にんじん、タマネギ、ピーマン、エリンギ、しいたけ、と通り過ぎて少しだけ笑いそうになる。
三ヶ月前、気まぐれに年の離れた兄によって詰められた弁当の蓋を開けた時だった。
いつも通り前の席の椅子に横向きに座っていた浮奇が、スマホから顔を上げて、心の底から羨ましそうな声を出した。
「いいなぁ!」
「そう、かぁ?」
「あ、自分で作ったの?」
「いや……」
「いいなぁ……」
ため息でも聞こえてきそうな顔で、浮奇は弁当の中身を眺めている。別にめちゃくちゃ豪華だってわけでもない、ハンバーグがメインの普通の弁当だと思ったが、言葉には出さなかった。
しろ🐾
DONE🐏🔮「彼の手脚は誰が見たって最高に格好いい」三つのお題でなんか書く練習
お題:夕空、職人、スカーフ
『朝早くても、夜遅くてもだよ』 どうしても直るつもりのないらしい頑固な寝癖は、小さなパールがついたヘアピンで抑えることにした。
少しだけ袖が膨らんだ白シャツに、白地にブルーとゴールドの柄が入ったスカーフを合わせる。シルバーのスカーフリングに、つるりとした手触りの布を通して左右のバランスを整えてから、歩きやすい靴を選んだ。
玄関を抜けて鍵をかける。顔を上げると、すぐ上にはまだ青空が見える。遠くの白い雲に、ピンクやオレンジの色が入り始めたのを眺めながら、街に向かって足を進める。まだ充分に時間があるから、バス停は通り過ぎて、そのまま、暖かい色のグラデーションがかかっていく空を見ながら歩くことにした。手に持っている鞄をぶらぶらと揺らす。
1771少しだけ袖が膨らんだ白シャツに、白地にブルーとゴールドの柄が入ったスカーフを合わせる。シルバーのスカーフリングに、つるりとした手触りの布を通して左右のバランスを整えてから、歩きやすい靴を選んだ。
玄関を抜けて鍵をかける。顔を上げると、すぐ上にはまだ青空が見える。遠くの白い雲に、ピンクやオレンジの色が入り始めたのを眺めながら、街に向かって足を進める。まだ充分に時間があるから、バス停は通り過ぎて、そのまま、暖かい色のグラデーションがかかっていく空を見ながら歩くことにした。手に持っている鞄をぶらぶらと揺らす。