みらい
DONE両片思いのK暁付き合ってません!←ここ大事!!
暁人君がモブ妖怪の嫁にされそうになる話です。
花嫁 土曜の昼下がり、珍しく伊月兄妹はお互いに予定もなく、自宅でのんびりと暇を持て余していた。
ピンポーン、インターホンの音が鳴り響く。のんびりとソファに座ったままテレビを見ていた二人は、お互いに顔を見合わせる。のんびりし過ぎて、お互いに立ち上がりたくないのだ。向かい合ったまま、片手を突き出した。
「「じゃんけん!!」
ポン
「はい、どちら様でしょうか?」
見事に一本勝負に負けた暁人は、溜息を吐きながら、玄関へと向かう。鍵を外し、扉を開ける。目の前に整った顔立ちの男性が居た。つり目が印象的な男性は質の良いスーツを身にまとい、含みのある笑みを浮かべている。
「こちら、伊月暁人様のご自宅でしょうか?」
「は、はい」
2963ピンポーン、インターホンの音が鳴り響く。のんびりとソファに座ったままテレビを見ていた二人は、お互いに顔を見合わせる。のんびりし過ぎて、お互いに立ち上がりたくないのだ。向かい合ったまま、片手を突き出した。
「「じゃんけん!!」
ポン
「はい、どちら様でしょうか?」
見事に一本勝負に負けた暁人は、溜息を吐きながら、玄関へと向かう。鍵を外し、扉を開ける。目の前に整った顔立ちの男性が居た。つり目が印象的な男性は質の良いスーツを身にまとい、含みのある笑みを浮かべている。
「こちら、伊月暁人様のご自宅でしょうか?」
「は、はい」
みらい
DONE禁煙デーってことで、K暁です。永久に「ちょっと、遅くなっちゃったな…」
夕方のセールタイムを狙って、スーパーへと買い出しに行った暁人がアジトへと戻ってきたのは、七時近い時だった。合鍵で玄関を開ける。玄関から、KKの革靴が今にでも歩き出しそうだ。リビングの明かりに忙しいと言っていたのに帰ってきたのかと、食料が詰まり、重くなったエコバックを抱えなおす。
「ただいま」
スニーカーを揃えて脱ぎ、歩き出しそうな革靴を整え、隣に並べる。スリッパを取り出し、履き替えた。先に買ってきた食料を仕舞う為に、キッチンに入り冷蔵庫を開ける。アジトの面々は頻繁に買い物に行かないのがわかる。冷蔵庫の中は空っぽだ。調味料と栄養ドリンクしかない。不健全な中身にため息が出てくる。
1459夕方のセールタイムを狙って、スーパーへと買い出しに行った暁人がアジトへと戻ってきたのは、七時近い時だった。合鍵で玄関を開ける。玄関から、KKの革靴が今にでも歩き出しそうだ。リビングの明かりに忙しいと言っていたのに帰ってきたのかと、食料が詰まり、重くなったエコバックを抱えなおす。
「ただいま」
スニーカーを揃えて脱ぎ、歩き出しそうな革靴を整え、隣に並べる。スリッパを取り出し、履き替えた。先に買ってきた食料を仕舞う為に、キッチンに入り冷蔵庫を開ける。アジトの面々は頻繁に買い物に行かないのがわかる。冷蔵庫の中は空っぽだ。調味料と栄養ドリンクしかない。不健全な中身にため息が出てくる。
鯖目ノス
PROGRESS龍神K×嫁狐暁また書いてしまいました。ですが話の流れで凛絵梨の話がメインです。捏造はなはだしいうえ結構キャラ崩壊っぽいとこもあったり。人によっては受け付けないかもしれないのでご注意ください。
思ったより長くなったので続きは近々上げます 10167
takeke_919
DONE終わりまちた。当初の予定からかけ離れるのはいつものことです(。-∀-)ポイピクの使い方これであってるのかな?って終始思ってます。
無二の目覚め負の感情──それは人が誰しも抱いている感情の一つだ。怒り、悲しみ、不安や孤独。例を挙げればキリが無い其れらは、人々が多く集まれば集まるほど、少しずつ生まれ落ちていく。
それ自体は何ら可笑しな事ではなく、仕方のない事だ。
……しかし、一人が抱くソレが僅かなモノであったとしても、積り積もればやがては大きな畝り、所謂『穢れ』へと変貌する。そういった闇深い穢れほど其処に住まう生き物や土地に悪影響を与え、良からぬ存在を招くに至るのだ。
そんな、穢れた場を浄化する為にKKと暁人の両人は今宵も駆り出されていた。
何ら難しい事はない。いつも通り、穢れに招かれた化け物共を祓い退け、後は穢れの中心たる核を浄化すれば終わる……筈だった。枯木の様に枝々を上方へと伸ばす、黒き穢れの大木を探るKKの背後に、音も無くずうるりと湧き出したのはマレビトの中でも厄介な存在──裂紅鬼だった。
4462それ自体は何ら可笑しな事ではなく、仕方のない事だ。
……しかし、一人が抱くソレが僅かなモノであったとしても、積り積もればやがては大きな畝り、所謂『穢れ』へと変貌する。そういった闇深い穢れほど其処に住まう生き物や土地に悪影響を与え、良からぬ存在を招くに至るのだ。
そんな、穢れた場を浄化する為にKKと暁人の両人は今宵も駆り出されていた。
何ら難しい事はない。いつも通り、穢れに招かれた化け物共を祓い退け、後は穢れの中心たる核を浄化すれば終わる……筈だった。枯木の様に枝々を上方へと伸ばす、黒き穢れの大木を探るKKの背後に、音も無くずうるりと湧き出したのはマレビトの中でも厄介な存在──裂紅鬼だった。
みらい
DONEKKに八重歯生えてます。苦手な方はご注意をK暁です。
世界観はいつも通り
ありのまま『ありのまま』
自宅のように使用しているアジトのソファに座って、二人はテレビを見ていた。今日は麻里が友達のところへお泊りの為、長く一緒にいられるとリラックスしていた。何気なくつけたテレビ番組はバラエティー番組で、KKの笑いのツボにヒットしたようだ。大きく口を開け、笑っている。一緒に笑っていた暁人の視線が、ふと、KKの口元へと移動した。
「……」
「はっはっはっ」
「……」
「はっはっはーーあ”?」
ぐいっ、大きく口が開いた瞬間を見計らって、暁人の指が二本侵入する。KKの歯がよく見えるように口角を引っ張ってくる。
「はきと?」
「KKって、八重歯だよね」
何の脈拍もなしにされた行動に、呆けた声が出てしまう。無理やり引っ張られているものの、手加減しているのか、痛くはない。二本の指の隙間から八重歯が覗く。その鋭い歯に噛まれたら痛そうだと、暁人は感じた。
1039自宅のように使用しているアジトのソファに座って、二人はテレビを見ていた。今日は麻里が友達のところへお泊りの為、長く一緒にいられるとリラックスしていた。何気なくつけたテレビ番組はバラエティー番組で、KKの笑いのツボにヒットしたようだ。大きく口を開け、笑っている。一緒に笑っていた暁人の視線が、ふと、KKの口元へと移動した。
「……」
「はっはっはっ」
「……」
「はっはっはーーあ”?」
ぐいっ、大きく口が開いた瞬間を見計らって、暁人の指が二本侵入する。KKの歯がよく見えるように口角を引っ張ってくる。
「はきと?」
「KKって、八重歯だよね」
何の脈拍もなしにされた行動に、呆けた声が出てしまう。無理やり引っ張られているものの、手加減しているのか、痛くはない。二本の指の隙間から八重歯が覗く。その鋭い歯に噛まれたら痛そうだと、暁人は感じた。
みらい
DONE前に呟いたネタを化け狐に変えて書きました!が、頑張ってかいたよー
ネタ→https://twitter.com/rairai_aki/status/1530464110810259457
K暁です。
我が家のお稲荷さん「けーけー、ぼくのつがいになってよ!」
「暁人…」
この歳でまさか告られるとは思わなかった。見上げた狐の耳を生やした子供が真剣な顔でKKに告白している。気まずそうな顔をしたKKはどうしてこうなったのか、頭を抱えた。
『我が家のお稲荷さん』
木々が騒めく、空から雫が落ちてくる。天気予報で言われていた通り降り出した雨に持っていた傘を差す。草木に覆われた山の麓にある神社へと用事を済ませたKKは、長い階段を下っていく。
「ちっ、結構降ってきたな…」
キュゥーン、何処からか、か細い動物の鳴き声が聞こえてくる。今にも消えてしまいそうな、弱弱しい泣き声に動物が苦手なKKでも無視できるわけがなく。泣き声の方角へと歩き始めた。整備された道から外れ、草木生い茂る道を革靴で歩く。泥濘んだ土の上が歩きにくい。大きくなる鳴き声に近づいてきたことがわかる。
2573「暁人…」
この歳でまさか告られるとは思わなかった。見上げた狐の耳を生やした子供が真剣な顔でKKに告白している。気まずそうな顔をしたKKはどうしてこうなったのか、頭を抱えた。
『我が家のお稲荷さん』
木々が騒めく、空から雫が落ちてくる。天気予報で言われていた通り降り出した雨に持っていた傘を差す。草木に覆われた山の麓にある神社へと用事を済ませたKKは、長い階段を下っていく。
「ちっ、結構降ってきたな…」
キュゥーン、何処からか、か細い動物の鳴き声が聞こえてくる。今にも消えてしまいそうな、弱弱しい泣き声に動物が苦手なKKでも無視できるわけがなく。泣き声の方角へと歩き始めた。整備された道から外れ、草木生い茂る道を革靴で歩く。泥濘んだ土の上が歩きにくい。大きくなる鳴き声に近づいてきたことがわかる。
アカリ
DOODLEぽろっと妄想した、ED後二心同体K暁と痩術鬼が一緒にゴーストハンターしてるお話です。K暁←痩的な関係。オリジナルの妖怪と設定出てる上、痩がそこそこ普通に喋るのでご注意。ほぼギャグです。 4121okusaredango
MEMOフォロワーの雨映さんとお話してて話題にあがったK暁の猫パロのネタが湧いてきたのでとりあえずざっくりメモ。なんか、こんな感じの絵描きたい......
本編後全員生存エンドで紆余曲折あってお付き合い後同棲を始めたK暁の世界線。K暁と猫2匹のほのぼの平和物語。
以下思いついた設定↓
KK→仕事(怪異退治)の帰りに怪我をした猫を発見。何となく既視感を覚えてお持ち帰り。そのまま飼うことに。我が子のように可愛がる。デレデレ。最近何処の馬の骨か分からない男(猫)連れてきてうちの娘(オス)はやりません状態。
暁人君→同棲人がどこからか拾ってきた猫に戸惑いながらも懸命に看病するうちに愛着が湧いてそのまま飼うことに。デレデレ。自分と同じ名前なのでたまに自分が呼ばれたのかと思って反応してしまうのがちょっと恥ずかしい。
猫1(あきと)→元野良猫。車と事故にあって右側(特に顔と腕)を負傷。倒れてるところをKKに保護されてそのまま飼われることに。怪我は治っているが後遺症で右目が少し見えずらくなっている。名前は模様が何となく嘗ての暁人君に似ているということでKKが勝手に暁人と読んでたら定着してしまった。通称あき君。飼い主大好き。最近野良猫と仲良くなって家に連れてきた。
683以下思いついた設定↓
KK→仕事(怪異退治)の帰りに怪我をした猫を発見。何となく既視感を覚えてお持ち帰り。そのまま飼うことに。我が子のように可愛がる。デレデレ。最近何処の馬の骨か分からない男(猫)連れてきてうちの娘(オス)はやりません状態。
暁人君→同棲人がどこからか拾ってきた猫に戸惑いながらも懸命に看病するうちに愛着が湧いてそのまま飼うことに。デレデレ。自分と同じ名前なのでたまに自分が呼ばれたのかと思って反応してしまうのがちょっと恥ずかしい。
猫1(あきと)→元野良猫。車と事故にあって右側(特に顔と腕)を負傷。倒れてるところをKKに保護されてそのまま飼われることに。怪我は治っているが後遺症で右目が少し見えずらくなっている。名前は模様が何となく嘗ての暁人君に似ているということでKKが勝手に暁人と読んでたら定着してしまった。通称あき君。飼い主大好き。最近野良猫と仲良くなって家に連れてきた。
みらい
DONE疲れた暁人くんのお話KK吸いしてます。
世界線はいつも通り
K暁です。
安定剤「あ”あ”ぁ”ぁ”ぁ”あ”ぁ”ぁ”ーーー」
『安定剤』
ソファにだらりと座り、テレビを見ていると、背後から暁人の悲痛な叫び声が聞こえてくる。潰れた蛙のようなだみ声に内心驚きが隠せず、びくりと肩が跳ねた。ちらりっと背後を振り返ると、書類の山が片付いたテーブルの上で険しい顔をした暁人がノートパソコンを睨みつけていた。
「(苦戦してるな…)」
一週間前に出された課題のレポートは以外にも暁人の苦手分野のようで、一向に進まず手を焼いている。ちなみに今日で三徹目だ。目元に黒い膜が見え、髪もぼさぼさで、少し髭が生えている。体毛が薄い暁人の珍しい姿に心が浮き立つ。
「あ”ーもう、何これ!!」
ぼさぼさの頭を両手でかき回し、歯を食いしばり、肘をテーブルにつく。触らぬ暁人に祟りなし。即座にテレビに視線を戻した。
1202『安定剤』
ソファにだらりと座り、テレビを見ていると、背後から暁人の悲痛な叫び声が聞こえてくる。潰れた蛙のようなだみ声に内心驚きが隠せず、びくりと肩が跳ねた。ちらりっと背後を振り返ると、書類の山が片付いたテーブルの上で険しい顔をした暁人がノートパソコンを睨みつけていた。
「(苦戦してるな…)」
一週間前に出された課題のレポートは以外にも暁人の苦手分野のようで、一向に進まず手を焼いている。ちなみに今日で三徹目だ。目元に黒い膜が見え、髪もぼさぼさで、少し髭が生えている。体毛が薄い暁人の珍しい姿に心が浮き立つ。
「あ”ーもう、何これ!!」
ぼさぼさの頭を両手でかき回し、歯を食いしばり、肘をテーブルにつく。触らぬ暁人に祟りなし。即座にテレビに視線を戻した。
みらい
DONE眼鏡かけたKKの話を書きました!K暁です!
えっちはどこかへ行きました!!
あなたに夢中『あなたに夢中』
陽が沈み、黒い空に覆われた頃、アジト内は静まり返っていた。アジトを自宅に等しい状態になっているKKは今日も帰るつもりはないようで、ソファに座り、膝の上にノートパソコン置き、作業をしている。テーブルは書類の山に支配されている為、使うことが出来ない。
「……」
一人分間隔を空け、ソファに座っている暁人は横目でチラチラと盗み見ている。どうしても、気になってしまう。それもそのはず、KKが眼鏡をかけているのだ。黒縁フレームの細身の眼鏡がKKにマッチしている。初めて見た姿に思わず、口を開け、呆けてしまったのがKKに見られていなくて良かったと、何も進んでいないレポートに目を向ける。
「……」
カタカタとキーボードをたたく音が室内に響く。余程、集中しているのか、頻繁に盗み見している暁人に気付く様子がない。
1424陽が沈み、黒い空に覆われた頃、アジト内は静まり返っていた。アジトを自宅に等しい状態になっているKKは今日も帰るつもりはないようで、ソファに座り、膝の上にノートパソコン置き、作業をしている。テーブルは書類の山に支配されている為、使うことが出来ない。
「……」
一人分間隔を空け、ソファに座っている暁人は横目でチラチラと盗み見ている。どうしても、気になってしまう。それもそのはず、KKが眼鏡をかけているのだ。黒縁フレームの細身の眼鏡がKKにマッチしている。初めて見た姿に思わず、口を開け、呆けてしまったのがKKに見られていなくて良かったと、何も進んでいないレポートに目を向ける。
「……」
カタカタとキーボードをたたく音が室内に響く。余程、集中しているのか、頻繁に盗み見している暁人に気付く様子がない。
amberheart_kak
REHABILIk暁+ヤセオトコの謎時空3P※暁人くんがふた〇り
※kkとヤセオトコが双子
※挿入はヤセオトコのみ
※k暁は恋人同士
※暁人くんはヤセオトコを“やせ”と呼んでる
※唐突に始まって唐突に終わる
※地雷ない人向け
※誤字脱字チェック軽くしかしてません
貴方は成人済みですか?(y/n) 2368
みらい
DONEGWTで、K暁、セクピスパロKKほぼ出てないし、モブいます。
皆生存してるハッピーEDで、すでに付き合ってる設定です。
こちらに移動しました。
独占欲は人一倍です「よっ、暁人!」
「おはよう!」
渋谷で起こった出来事から一か月、ようやく暁人は復学を果たすことが出来たのだ。昼前の暖かい時間に少し眠気に負けそうになりながら、ノートを広げ、いつも座る席で待っていると、突如、背中を叩かれた。横を向くと、同じ講座をよく取っていることから何気なく仲良くなった友人がそこにいた。
「やっと、復学かよ」
「うん、まあね」
友人は隣に座ると、自然にノートを手渡してきた。頼んでいなかったのにも関わらず、暁人が休んでいた一か月分の講座の内容をメモっていてくれたようだった。
「ありがとう、助かるよ」
「気にするなよ、てか、もう大丈夫なのか?入院してたって聞いたけど…」
「ああ、大丈夫、大したことないから」
1710「おはよう!」
渋谷で起こった出来事から一か月、ようやく暁人は復学を果たすことが出来たのだ。昼前の暖かい時間に少し眠気に負けそうになりながら、ノートを広げ、いつも座る席で待っていると、突如、背中を叩かれた。横を向くと、同じ講座をよく取っていることから何気なく仲良くなった友人がそこにいた。
「やっと、復学かよ」
「うん、まあね」
友人は隣に座ると、自然にノートを手渡してきた。頼んでいなかったのにも関わらず、暁人が休んでいた一か月分の講座の内容をメモっていてくれたようだった。
「ありがとう、助かるよ」
「気にするなよ、てか、もう大丈夫なのか?入院してたって聞いたけど…」
「ああ、大丈夫、大したことないから」
32honeymoon
REHABILI1日1K暁◇(ヒロダイコラボおめでとう編)タイトルとは名ばかりの、ただただ二心同体軸書きたい欲が溢れた結果がコレです。
暁人くんが例のK連れ去られ事件の後、KKの服に着替えるまでのアレコレ。
前に書いた「だって出逢ってしまったから。」の続きとなっています。
前回相互フォロ限にしてましたが読んでほしい欲が溢れてしまったので今回両方ともパス制に切り替えました→R20なので自己責任でドウゾ【Y/N】 6390
みらい
DONEバイトする暁人君がナンパされるお話です。モブ君出ます。
K暁で、世界戦はいつも通り
軽い口づけ『軽い口づけ』
「頼むよ!な、一週間だけだからさ!」
「うーん、でもな…」
「頼む!伊月しか頼めないんだよ‼」
今、目の前で手を合わせ、頭を下げ、頼み込んでいるのは、大学からの仲良くしている友人の一人である。講義が終わり、次の講義まで図書室で暇を潰そうとしていた暁人は、突如、友人に捕まった。「頼みごとがあるんだけど」と、真剣な趣でお願いしてくる友人を無下にできず、まあ、少しだけならと立ち話をし始めた。話の内容は、サークルの合宿の所為で行けないバイトを、明日の水曜日から一週間、代わってほしいというお願いであった。現在進行形でKKの下でバイトのような助手のような立ち位置にいる為、バイトを代わるということに抵抗はないが。
2817「頼むよ!な、一週間だけだからさ!」
「うーん、でもな…」
「頼む!伊月しか頼めないんだよ‼」
今、目の前で手を合わせ、頭を下げ、頼み込んでいるのは、大学からの仲良くしている友人の一人である。講義が終わり、次の講義まで図書室で暇を潰そうとしていた暁人は、突如、友人に捕まった。「頼みごとがあるんだけど」と、真剣な趣でお願いしてくる友人を無下にできず、まあ、少しだけならと立ち話をし始めた。話の内容は、サークルの合宿の所為で行けないバイトを、明日の水曜日から一週間、代わってほしいというお願いであった。現在進行形でKKの下でバイトのような助手のような立ち位置にいる為、バイトを代わるということに抵抗はないが。
みらい
DONEぬいぬいの続きです!K暁で、悪い顔する暁人くんです。
前→https://poipiku.com/5178582/6804761.html
ぬいぬい2「ぬいぬい」
「そうなんだね」
「ぬぬい!」
「やってる、やってる」
昼下がりのアジトに、暁人と暁ぬいが楽しそうに談笑している。「ぬい」意外の言葉を発することの出来ない式神と会話が成り立っているのは、適合者だからだろう。畳の上に胡坐をかいた暁人が暁ぬいの話を興味津々に反応している。その様子をムスッとした顔で凝視している者たちがいる。KKとおじぬいだ。
「……」
「……」
椅子に座ったまま、暁人たちへと体が向け、テーブルを指で叩いているKKと、短い腕を組んでテーブルの上に立っているおじぬいはずっと沈黙している。穴が空くのではないだろうかと思うほど、凝視しているが、視線の先の一人と一体は全く気にしていない。
「…はぁ、そんなに暇なら、この資料の調査してきて」
1126「そうなんだね」
「ぬぬい!」
「やってる、やってる」
昼下がりのアジトに、暁人と暁ぬいが楽しそうに談笑している。「ぬい」意外の言葉を発することの出来ない式神と会話が成り立っているのは、適合者だからだろう。畳の上に胡坐をかいた暁人が暁ぬいの話を興味津々に反応している。その様子をムスッとした顔で凝視している者たちがいる。KKとおじぬいだ。
「……」
「……」
椅子に座ったまま、暁人たちへと体が向け、テーブルを指で叩いているKKと、短い腕を組んでテーブルの上に立っているおじぬいはずっと沈黙している。穴が空くのではないだろうかと思うほど、凝視しているが、視線の先の一人と一体は全く気にしていない。
「…はぁ、そんなに暇なら、この資料の調査してきて」
ねこまんま
MOURNINGキスの日の話暁人視点。謎時空な上、残念ながらチューはしてない。───水の音がする
深い眠りから目覚めた暁人はぼんやりとした意識を徐々に集中させ周りに目を配る。
遥か頭上に見えるは朝を迎えた渋谷の町並みか。
足元は底が見えずひたすらに冥い。
まるで深海だな。
暁人の身体は沈んでゆくわけではなくただただ見えない水の中をゆらりゆらりと漂っている。
「あの夜」を超えてどうなったのか。記憶はまるで水で滲んでしまったように曖昧で、思い出そうとすればするほど頭の芯がじりじりと痺れた。自分に起きた出来事を把握することは諦め、今度は自分の身体に意識を向ける。
掌を見て驚いた。掌から逆さまになったカゲリエが透けて見えている。あの夜渋谷中に漂っていた何万もの幽霊の姿を思い浮かべた。
──僕は、死んだのか
1660深い眠りから目覚めた暁人はぼんやりとした意識を徐々に集中させ周りに目を配る。
遥か頭上に見えるは朝を迎えた渋谷の町並みか。
足元は底が見えずひたすらに冥い。
まるで深海だな。
暁人の身体は沈んでゆくわけではなくただただ見えない水の中をゆらりゆらりと漂っている。
「あの夜」を超えてどうなったのか。記憶はまるで水で滲んでしまったように曖昧で、思い出そうとすればするほど頭の芯がじりじりと痺れた。自分に起きた出来事を把握することは諦め、今度は自分の身体に意識を向ける。
掌を見て驚いた。掌から逆さまになったカゲリエが透けて見えている。あの夜渋谷中に漂っていた何万もの幽霊の姿を思い浮かべた。
──僕は、死んだのか
みらい
DONE世界観はいつも通りおじぬいを題材に書きたかったので、ぬいに萌える暁人君です。
一応K暁です。
続き→https://poipiku.com/5178582/6810440.html
ぬいぬい「こんにちは」
エドから連絡を貰った暁人は暖かい昼下がりの中、アジトへと顔を出した。中にはエドとディルの二人だけで、他の面子は外へと出かけているようで、とても静かだ。外せない作業があるのか、エドはこちらを振り返りもしない。代わりにディルが「少しだけ待っていてくれ」と声をかけられ、ボディバッグを部屋の片隅に置いた。
「うーん、どうしようかな…」
遠目から見ても、まだ終わりそうにない。待っていてくれと言われたが、特にすることもなく、手元に本でもあればよかったが、生憎購入した雑誌は全て読み終わってしまっている。再び目を通すのもありだなと、テーブルへと視線を動かす。
「……」
流石に積みすぎだと三日前に片付けたはずのテーブルの上が、書類に埋もれている。書類の隙間から、空の栄養ドリンクとカップ麺が見え、肩をすくめ、溜息が出る。仕方がない、書類は後でKKがいる時にして、ゴミだけでも片付けようと空瓶を取る。
1521エドから連絡を貰った暁人は暖かい昼下がりの中、アジトへと顔を出した。中にはエドとディルの二人だけで、他の面子は外へと出かけているようで、とても静かだ。外せない作業があるのか、エドはこちらを振り返りもしない。代わりにディルが「少しだけ待っていてくれ」と声をかけられ、ボディバッグを部屋の片隅に置いた。
「うーん、どうしようかな…」
遠目から見ても、まだ終わりそうにない。待っていてくれと言われたが、特にすることもなく、手元に本でもあればよかったが、生憎購入した雑誌は全て読み終わってしまっている。再び目を通すのもありだなと、テーブルへと視線を動かす。
「……」
流石に積みすぎだと三日前に片付けたはずのテーブルの上が、書類に埋もれている。書類の隙間から、空の栄養ドリンクとカップ麺が見え、肩をすくめ、溜息が出る。仕方がない、書類は後でKKがいる時にして、ゴミだけでも片付けようと空瓶を取る。
RoM442244
DONEキスの日K暁❣️健全な初キスをお届けします。
キスの日キスの日 K暁
湯船にぽつんと浸かりながら、遠くに聞こえるテレビの音をぼんやりと聞く。鼻先には新品のシャンプーのいい匂いがする。
恋人って、付き合ってからどれくらいの期間でキスをするものなんだろう。今まで付き合った女の子たちは、申し訳ないことに自らアプローチしてくれる子たちだったから自分から、ということはなかった。だから、長くても1ヶ月だったのだ。それなのに、KKとはいわゆるお付き合いをする、という関係になってから4ヶ月が経った。忙しさも相まって時間が過ぎるのはあっという間だったので気がついたら、という感じではあった。そしてそれだけの時間を接触なく過ごしてしまうと、今更、という恥ずかしさもある。
そもそもKKがしたいかどうか、というところもネックだ。僕は……僕はしたい。唇に触れたいし、KKがどんな顔するのか気になるし、もっと言えばどんなキスをするのか気になる。して欲しいし、したい。日本にキス文化がないからこそ特別な行為だと思うし、だからしたいんだけど……でもそれって僕がしたいだけだしなぁ。
2599湯船にぽつんと浸かりながら、遠くに聞こえるテレビの音をぼんやりと聞く。鼻先には新品のシャンプーのいい匂いがする。
恋人って、付き合ってからどれくらいの期間でキスをするものなんだろう。今まで付き合った女の子たちは、申し訳ないことに自らアプローチしてくれる子たちだったから自分から、ということはなかった。だから、長くても1ヶ月だったのだ。それなのに、KKとはいわゆるお付き合いをする、という関係になってから4ヶ月が経った。忙しさも相まって時間が過ぎるのはあっという間だったので気がついたら、という感じではあった。そしてそれだけの時間を接触なく過ごしてしまうと、今更、という恥ずかしさもある。
そもそもKKがしたいかどうか、というところもネックだ。僕は……僕はしたい。唇に触れたいし、KKがどんな顔するのか気になるし、もっと言えばどんなキスをするのか気になる。して欲しいし、したい。日本にキス文化がないからこそ特別な行為だと思うし、だからしたいんだけど……でもそれって僕がしたいだけだしなぁ。
みらい
DONEキスの日には遅れてしまいましたが!K暁です。
世界観はいつもの通りです!
呪いを解きましょう 大学の講義が終わるや否や、凛子から「至急」とメッセージを受け取った暁人は、急いでアジトへ出向いた。不安で呼吸が早くなるのを感じながら、ドアを開け、中へ入いると、思っていた雰囲気でないことに頭上に?マークが浮かんでしまった。椅子に座ったKKを囲むようにエドとディル、凛子が何とも言えない呆れた表情で立っている。
「あ、あのー?」
「ごめんなさい、急に呼び出して、KKがね、へましたのよ」
リビングの入り口で困惑している暁人に気づいた凛子が、事の経緯を簡単に説明し出す。昨夜、依頼で呪いを祓いに行って、呪われて帰ってきた。以上。
「ミイラ取りがミイラになって帰ってきたのよ」
「な、なるほど…」
凄く雑な気がする。
1021「あ、あのー?」
「ごめんなさい、急に呼び出して、KKがね、へましたのよ」
リビングの入り口で困惑している暁人に気づいた凛子が、事の経緯を簡単に説明し出す。昨夜、依頼で呪いを祓いに行って、呪われて帰ってきた。以上。
「ミイラ取りがミイラになって帰ってきたのよ」
「な、なるほど…」
凄く雑な気がする。
ねこまんま
MOURNINGキスの日の話。謎時空のお話。彼の肉体を前にし、エドがボイスレコーダーを再生する。
『…というわけで僕たちは冥界のデータから彼の肉体をサルベージすることに成功した』
『あとはここに魂を結びつけるだけだ』
『とはいえ、すぐにとはいかないんだが』
『あくまでデータから構成した仮の肉体だからね、事は慎重を要する』
『ちょうど次の満月の夜、彼の肉体と魂のシンクロ率がピークに達する』
『そのタイミングで彼の身体にエーテルを注ぎ込んでやれば彼の魂は完全にこの肉体に帰って来ることができるってわけだ』
『うん?どうやってエーテルを注ぐのかって?』
『そりゃ口移しだよ』
『どうしたんだい、そんな顔をして。マウストゥマウスは人命救助の基本だろう?』
『なんだ、男同士ということを気にかけているのか』
1639『…というわけで僕たちは冥界のデータから彼の肉体をサルベージすることに成功した』
『あとはここに魂を結びつけるだけだ』
『とはいえ、すぐにとはいかないんだが』
『あくまでデータから構成した仮の肉体だからね、事は慎重を要する』
『ちょうど次の満月の夜、彼の肉体と魂のシンクロ率がピークに達する』
『そのタイミングで彼の身体にエーテルを注ぎ込んでやれば彼の魂は完全にこの肉体に帰って来ることができるってわけだ』
『うん?どうやってエーテルを注ぐのかって?』
『そりゃ口移しだよ』
『どうしたんだい、そんな顔をして。マウストゥマウスは人命救助の基本だろう?』
『なんだ、男同士ということを気にかけているのか』
ねこまんま
MOURNING暁人が痩術鬼を拾ってきちゃった話。日常話暁人が動物に好かれる質だと言うのは「あの夜」を共に過ごしてからよーくわかっていた。犬に猫、狸まで…
当然、平和な生活を取り戻してからもこれは変らない。この間なんか買い物帰りの暁人の後ろにカルガモが列を作って歩いていたのには参った。誰が撮ったのかは知らねぇがSNSでちょっとした話題になったらしい。
妖怪からも慕われている。特に猫又たちの間で暁人くんは人気者だ。新作衣装のデザインがどうたらこうたらと話しているのを聞いたことがある。
そして今暁人の腕の中でピャーピャー喚いているコイツ。大きさは小型犬、といったところか。銀色の鬣の間からはオレの小指ほどの大きさではあるが二本の角がしっかり生えている。体格の割に長い腕の先にはこれまた大きな掌。そして長く鋭い爪。
2487当然、平和な生活を取り戻してからもこれは変らない。この間なんか買い物帰りの暁人の後ろにカルガモが列を作って歩いていたのには参った。誰が撮ったのかは知らねぇがSNSでちょっとした話題になったらしい。
妖怪からも慕われている。特に猫又たちの間で暁人くんは人気者だ。新作衣装のデザインがどうたらこうたらと話しているのを聞いたことがある。
そして今暁人の腕の中でピャーピャー喚いているコイツ。大きさは小型犬、といったところか。銀色の鬣の間からはオレの小指ほどの大きさではあるが二本の角がしっかり生えている。体格の割に長い腕の先にはこれまた大きな掌。そして長く鋭い爪。
32honeymoon
MOURNING1日1K暁◇番外編ふせったーに載せた救いの無い話の続き。
あのままじゃ終われねえだろ、オレの暁人を泣かせたまま終わろうたあふてえ奴だぜ、とうちのKKが言うので、やっぱり暁人くんを救いにいって貰いました。脈絡なく短い。突然終わります。
KKに『オレから離れるな』って言わせたかっただけのお話です。たぶん。
その手を、放さないで『何度でも何度でも繰り返して
同じ日の同じ痛みを
それでもいいっておもえるから
あなたと居たあの日を
永遠に刻んでいたい』
『ー人、…暁人!おい、大丈夫かッ、暁人!!ッ』
声が、聴こえる。僕の名をよぶ、あたたかい声。
「…K…K…?」
ぼんやりと目を開ければ、霞んだ赤い月が見える。視界に被さる前髪をそっと払って、切なげに、そして僅かに安堵を含んだその声がまた、暁人、と呼んだ。
「…僕、また、やっちゃった?」
寝転がったその体制のままで、未だ髪に触れるその声の主に問いかければ、ああ、と怒ったような声音の肯定が帰ってくる。
どうやら、エーテル酔を起こしてぶっ倒れたらしい。供給と消費のバランスを良く考えろ、とあれだけ彼に言われていたのに、つい後先考えず飛び出してしまった。
1742同じ日の同じ痛みを
それでもいいっておもえるから
あなたと居たあの日を
永遠に刻んでいたい』
『ー人、…暁人!おい、大丈夫かッ、暁人!!ッ』
声が、聴こえる。僕の名をよぶ、あたたかい声。
「…K…K…?」
ぼんやりと目を開ければ、霞んだ赤い月が見える。視界に被さる前髪をそっと払って、切なげに、そして僅かに安堵を含んだその声がまた、暁人、と呼んだ。
「…僕、また、やっちゃった?」
寝転がったその体制のままで、未だ髪に触れるその声の主に問いかければ、ああ、と怒ったような声音の肯定が帰ってくる。
どうやら、エーテル酔を起こしてぶっ倒れたらしい。供給と消費のバランスを良く考えろ、とあれだけ彼に言われていたのに、つい後先考えず飛び出してしまった。
32honeymoon
TRAINING1日1K暁◇(あほねた供養編)・妊娠夢オチ。おいたはしてません今日は健全!
・今回はED後肉体アリif世界の住人。
流石に二心同体でこのネタは無理だった。
・ウッカリつぶやいたらなかなか反響あったのでぶわ〜〜って書いた。えちなしでもそこはかとなくヤってる感のあるふたり。
夢でもいいからほしいと言って。「…KK、KK。おきて、ねえ」
「…んぁ…?」
寝入り端をゆさゆさと起こされて、薄目をあける。
そこには困った顔の暁人がぺたんと座り込んでいて。
どうした、何かあったかと尋ねてやれば、目の周りを真っ赤に腫らしてぎゅう、とオレの両手を握ってきた。
「暁人?」
「けーけー、僕、ぼく、」
不安げに言葉を詰まらせる暁人の表情がまるで不安に押し潰されそうにみえて、オレは両手を握られたまま、そっと泣きそうな目元にキスをしてやる。
少しだけほっとしたような表情を浮かべたのもつかの間、またオレの肩口に顔を埋めて、ぐしぐしと泣き出すから、これは本気で何かあったかと、さしものオレも血の気が引く。
「暁人、オマエ何が…」
「けーけー…僕、僕ッ!KKと、別れたくない…ッ」
4633「…んぁ…?」
寝入り端をゆさゆさと起こされて、薄目をあける。
そこには困った顔の暁人がぺたんと座り込んでいて。
どうした、何かあったかと尋ねてやれば、目の周りを真っ赤に腫らしてぎゅう、とオレの両手を握ってきた。
「暁人?」
「けーけー、僕、ぼく、」
不安げに言葉を詰まらせる暁人の表情がまるで不安に押し潰されそうにみえて、オレは両手を握られたまま、そっと泣きそうな目元にキスをしてやる。
少しだけほっとしたような表情を浮かべたのもつかの間、またオレの肩口に顔を埋めて、ぐしぐしと泣き出すから、これは本気で何かあったかと、さしものオレも血の気が引く。
「暁人、オマエ何が…」
「けーけー…僕、僕ッ!KKと、別れたくない…ッ」
kg4awt108
DONEマシュマロのリクで女装した暁くんのお話。ちゃんとK暁してる(はず)暁くん女装したらモブがほっとくわけないんですよ。そしてそのモブが告白してきちゃったら、Kに助けてーってなりますよね。だって旦那がもういるんですから。
「大学で男に惚れられて困ってる?」
食事が終わり、KKはリビングでゆったりと寛いでいると、暁人にそう相談された。
どうしようと涙目に訴えてくる。普通に無理だと言えば良いだけの話なのだが、お人好しの暁人は無碍には出来なかったらしい。
はぁ…とため息を付いてとりあえず説明をしてもらう。
事の発端は、大学の女装ミスコンに暁人が出場した事だった。
何故そんなものに出たと聞けば、サークルの友達に勝手にエントリーさせられたのだと。
女性の友達に助けを貰いながら出たそれは、大盛況で暁人はなんと優勝まで果たしたという。そして冒頭に話した通り、とある男にしつこく惚れただの、付き合って欲しいだの言われて困っているらしい。
いやいやとKKは首を振る。
1817食事が終わり、KKはリビングでゆったりと寛いでいると、暁人にそう相談された。
どうしようと涙目に訴えてくる。普通に無理だと言えば良いだけの話なのだが、お人好しの暁人は無碍には出来なかったらしい。
はぁ…とため息を付いてとりあえず説明をしてもらう。
事の発端は、大学の女装ミスコンに暁人が出場した事だった。
何故そんなものに出たと聞けば、サークルの友達に勝手にエントリーさせられたのだと。
女性の友達に助けを貰いながら出たそれは、大盛況で暁人はなんと優勝まで果たしたという。そして冒頭に話した通り、とある男にしつこく惚れただの、付き合って欲しいだの言われて困っているらしい。
いやいやとKKは首を振る。