Houx00 @Houx00 @Houx00色々ぽいぽいするとここちらは二次創作です。ゲームのキャラクター、公式様とは一切関係ありません。 ☆quiet follow Yell with Emoji POIPOI 41
Houx00DONE里のみんなが半分モンスターになってわちゃわちゃしながら美女と野獣ごっこしてウツハン♀がくっつく話なんでも許せる人向け【朗報】ウは二足歩行からの四足歩行狼は花を愛でる―◯●◯― ギルドからの依頼に出て、しばらくぶりの里に帰ると以前と少し様子が違った。 「ああ、おかえり!」 「ただいま戻りました」 まず、傘屋のヒナミさんが頭巾をかぶっていた。 まだ冷え込む季節だし、ずっと野外に立っているからかな…と納得して橋を渡りきると米穀屋さんもイヌカイさんも頭巾をかぶっている。 でもその先の受付を見ると、ヒノエさんは頭巾をかぶっていない。 「おかえりなさい、今回もご無事でなによりです」 「ヒノエさん、ただいま戻りました。あの…皆さん、頭巾をかぶられているのは今のカムラの流行ですか?」 「あぁ…ええと、それは……」 なにか言いにくそうに視線を彷徨わせたヒノエさんを不思議に思っていると、 15910 Houx00DONEタライに乗ってどんぶらこと里に流れ着いた子雷狼(ウにそっくり)を師弟が拾ってほのぼのする話の導入。将来的にウハ♀短編がたまに投下されたりすると思います強めの幻覚。書きたい時に書くシリーズ子雷狼拾いました❀❀❀❀ 桜舞うカムラの里で英雄はキョロキョロと辺りを見回しながら市場、茶屋、集会所を覗いてから屋根の上のウツシに声をかけた。 「教官、あの子を見ませんでしたか?」 「あの子? そういえば見てないなぁ、また集会所の受付の中にでも潜り込んでるんじゃないかい?」 「ううん、ちゃんと見たけどいなくて…」 主語が曖昧なまま会話する師弟は二人して「うーん」と首を傾げる。 英雄は同じ質問を里の民にも尋ねたが、決して地味ではない『あの子』を見た民はいなかった。 「もしかして、またタライに乗ってどこかに流れていっちゃったんじゃ…!」 慌てる英雄にウツシは首を横に振る。 「今日はずっとここで川を見てたけど、そんな様子はなかったよ」 5706 Houx00DONEハピエンウツハン♀ in 観測拠点師弟になった時点で色々諦めてるウかがみんと🦉とモブとウハ♀でわちゃわちゃ※真面目な話ではありません【注意】㌥ちゃんがウ以外に夢中(訳アリ)【注意】ぬるい暴力表現有り【朗報】犬になりたいウどうせならキミの犬になりたい ✩✩✩✩✩ エルガドを訪れてから愛弟子は変わってしまった。 これまで里という閉鎖された空間で、外に出たと言っても狩り場と里の往復。旅程で出会う人とはそこまで密に接することはない。 里も見知った人ばかり。 その中でも俺なんて、愛弟子にとっては飽き飽きするほど顔を合わせた人間だろう。 「はぁ…今日も素敵…」 悩ましいため息が聞こえ、下を覗くとアズキさんの切り盛りする茶屋の席からバハリさんの研究所を見つめる乙女がいる。 ため息の主は俺の愛弟子で視線の先には若い騎士がいた。 背筋の伸びた短髪の騎士はすらりと長い足をロンディーネさんのような衣装に包み、ファロさんと談笑する。時折、彼が笑うとファロさんの頭一つ高い場所で耳元の飾りが揺れた。 12711 Houx00DONEウは付き合ってると思い込んでてなおかつ肉体関係あるウハ♀。二人はハピエン。㌥は初恋迷子【注意】当て馬がいます。ひひん【注意】捏造が至る所にあります自然を愛する男は三千世界の鴉は殺さず懐かせて懐柔すると思う添寝ではなく朝寝だからいつものオチ花いちもんめ❀❀❀❀❀❀❀ 女の子ってもっとふわふわして柔らかいものだと思ってた。 「泊まっていかないの?」 「うーん…今日はいいです。あっ、明日の朝練遅れないでくださいね。じゃあ私はこれで。おやすみなさい、教官」 『送っていくよ』の一言も言わせてくれない愛弟子はさっさと着物を着込むとあっさり我が家を出ていった。 残された俺はと言うと乱れた敷布の上で置いてけぼり、下着も着けず掛布で隠したまま、湿った布団に座って静かな玄関を見つめる。そこには愛弟子の影すらもうないのに、さっきまで自分の抱いていた存在は幻だったんじゃないかと思った。 「今日は、じゃなくていつもでしょ」 それでも、寝そべってすがった敷布に色濃く残った彼女の香りがする。こんな布団で独り寝なんて、なんてひどいんだ俺の愛弟子は。 5647 Houx00DONEかがみんと年齢詐称彼女の話年の差師弟に(自分はそういう趣味はないな…)って思ってたかがみんがめちゃくちゃ化粧の上手な逆サバ女子に騙されていい感じになってからなんやかんやで錯乱してほしい(その時点でもう大好き状態で後戻りは出来ないものとする)話です※うっすら背景にウハ♀がいるしウは出る 4985 Houx00DONEタイツを破るとか破らないとかなウハ♀※事後描写(?)ぽいのはあります※色々捏造してる※付き合ってる※付き合ってる結局、なにしても可愛いから ❀❀❀❀ 猛き炎と仰々しいあだ名で呼ばれる英雄も一人の乙女。 乙女はここのところ、数は減ったもののグロテスクな赤い寄生獣も蝶々に見えるほど浮かれていた。それというのも、恋い焦がれた恩師と紆余曲折と狩り場で生死の境を彷徨いかねない修羅場を乗り越えて恋仲になり今が春。 逢瀬のたびに目を合わせ、手を繋ぎ、唇を重ねて…と、ゆっくりと進んでいた段階も行き着くところまで行き着いて、春も春。文字通り花開いて春真っ盛り。 そんなある日、恋しい男に王都に一緒に出かけないかと誘われ、乙女は張り切って約束の半日前から準備をした。待ち合わせ場所に現れたいつもと雰囲気の違う乙女の姿にウツシは照れながらも手を繋ぐ。ウツシもカガミにアドバイスを受けて王都に馴染む出で立ちを一揃えしていた。 4515 Houx00DONE借金師弟の足攻めちょっとだけ大人向け(🐰よりはぬるい)猫の日に書き始めてプロポーズの日に出来たのでガータートスの真似事させましたトスといっても借金師弟のウは誰にも渡さない男だと思います※付き合ってない借金師弟のにゃんにゃん事件「お呼びでしょうかニャ、ご主人さま♡」 「うん、呼んだよ。呼ばれてすぐ男の部屋を訪ねる子に育てた覚えはないんだけどね」 呼び鈴を鳴らすと中から扉が開き、それに合わせてポーズをとる。すると首元の首輪がチリンと鳴り、はちみつたっぷりの瞳と目が合った瞬間にすべてを悟って私は踵を返した。 「ごめんなさい、間違えました」 「そうだね、なにから間違えたかわかる?」 「こ、この部屋に来たことです…」 「そう、このあるばいとを選んだことだよ」 「ひえ」 話は噛み合わず、すぐに腕を取られ部屋に引きずり込まれてパタンと目の前で閉じられた扉は無情にも鍵までかけられる。その視界の隅で腰につけた無邪気な尻尾がふよんと揺れて。その瞬間、私は気ままな宅配猫から深窓の囚われ猫になった。 6012 Houx00DONE“色々すっ飛ばしている子供”がかがみんと仲良くしてる話ウハ♀前提だけど主役そこじゃない🧸 3 Houx00MOURNINGお兄様呼びウハ♀が書きたくて以前書いてポイピクに投げて隠してたやつを多少読みやすくして供養ずっとお兄様、なにがなんでもお兄様(たまに教官)すれ違うところで終わってるけどみんなに後押しされてなんだかんだくっつく感じでしたいつか続き書きたい(*'ω'*) 10 Houx00DONEタイトルそのままですゼロ距離付き合ってない師弟がずっとイチャイチャしてるだけウハ♀ゼロ距離師弟が拠点を騒がす話❀❀❀ カムラからやってきた師弟は二度見するほど仲がいい。 一度は我が目を疑って、二度目は「はぁ」「ほぉ…」と皆がなんとも言えない感想を述べる。師弟と思えぬほど距離は近く、エルガドの常識では考えられないことを簡単に口にする。 その一つ目がウツシが観測拠点に来てすぐのことだ。 まず狩人の乙女の部屋に招かれていた彼がルームサービスから歓迎の紅茶を振る舞われ、慣れないティーカップに悪戦苦闘しているところにフィオレーネが声をかけた。 「カムラよりの客人に部屋を用意した。観測拠点という性質上、簡素なものにはなるが寝泊まりするぶんには問題ないかと思う。なにか要望があれば私や船員に伝えてもらえば出来得る限り希望に応えよう」 5880 Houx00DONE里に瓦版があるとしたら…のウハ♀瓦版というか、平和すぎてほぼゴシップ誌と化した瓦版に狙われる師弟の話※付き合ってない※里民のノリが軽い瓦版にすっぱ抜かれる師弟の話 ❀ すこし前までは古龍や数多のモンスターの襲来に砦を往復していたのが嘘のように、桜は満開、黒煙も景気よく上がる長閑で活気ある里は皆が待ち望んだカムラの姿だ。 ただ、ここに里の往来をうろつきながらため息をつく人物が一人。 「はぁ~…」 帯に矢立をぶら下げた男は仲睦まじい米穀屋夫婦、屋根の上で睡眠を貪るゼンチ、ガルクの頭を撫でるイヌカイ、縁台で団子を次々と平らげるヒノエ、主婦と談笑するカゲロウを見渡す。 「こう平和だと商売は上がったりだ」 有事にはそれぞれ、物資の準備や怪我人の治療、ガルクの派遣、里守として前線に赴き、ハンターの物資を調達…と、走り回っていた人々はのんびりおっとりと陽だまりの中で過ごしていた。 5082 Houx00DONEIQ低めのウハ♀ハピエン※教官がだいぶチョロい※ゆるい投薬、拘束有り※ゆるい下ネタ有り※えっちくはないです卒業式のあとは結婚式❀ これまでのあらすじ 迫りくる災禍から外の人間を遮断して五十年。そもそもの立地もあり、古き良き風習、価値観をいまだに引きずるカムラの里。 婚姻についても純潔の花嫁を良しとし「清い身体でないと嫁に行けない」とまで繰り返す年寄りたちに囲まれ、下の世代にも脈々とその教えは受け継がれていた。 そして里で年寄りと長く過ごし純粋なウツシも例にはもれず。彼もまた、幼い頃から知り、慈しみ育てた可愛い可愛い教え子の婚姻に夢を見ていた。 「愛弟子もお嫁に行くまで清い身体でいようね」 兄とも父とも師匠ともつかない顔でまだ幼い猛き炎に言い聞かせ、年頃になると安易に近寄る男を笑顔で虫払いし、クエストにまで着いてくる。どこで見ているのか、いつ聞いているのか、何を調べているのか猛き炎に接近する男はことごとくウツシが遠ざけた。 5299 Houx00DONE酔っ払いは何度書いても楽しいからハッピーエンドウツハン♀注意点↓ほぼモブ視点下心の塊モブなので救いがほぼない相変わらず竹輪より筒抜け里(ほぼ監視)当て馬と大虎と狼の話❀ 「『キミは若いから。親愛や憧れと恋を錯覚してるだけだよ』なんて言うんですよ」 「それはひどいな…」 胸の谷間に気を取られ、うわの空の内心を隠し神妙な顔を装って頷くオレの前で、この里の英雄はぐい呑みを煽った。すると首まで桃色に染めて『ひっく…』としゃっくりなのか泣き声なのかわからない声を上げる。 「もうずっと大好きって言ってるのに、いつもそうやって子供扱いして!」 「そうかそうか、ツラいよな。わかるぜ…その気持ち」 頷くふりで見下ろした胸元は顔や首と同じほんのりと赤い。その艷やかな肌やふっくらと膨らんだ胸、際どくさらけ出された太ももはとても子供とは思えないのに、奇特な男もいたもんだと感心する。 それと同時にその類稀なる奇特さに感謝もした。 7013 Houx00DONE師弟でお見合いをする話竜人姉妹と長老はこっそり覗いてたりするこのあとめちゃくちゃ仲良くお茶菓子食べた!お屋敷はおてて繋いで出られたそうですお見合い師弟 元々、お見合いには乗り気じゃなかった。結婚だって今は考えてないし、まだまだハンターとして活躍していたい。そもそもハンターという職種は家を空けがちだし、毎回の仕事が命がけだ。手強くないモンスター相手でも道すがら虫の毒で命を落とすこともある。足場の悪い狩り場なら奈落に落ちてそのままなんてことも。 そんな危険な生業に就いている私が結婚らしい結婚どころか畳の上で死ぬなんて無理に決まってる。ハンター同士ならまだわかるけど…。 ううん。なにより長年好きだった人への失恋の痛手はまだ完全には癒えてない。 その人にどうやら想い人がいるらしい、と里中の噂になって、娯楽の少ない里では相手は誰だと里娘や市場の人たちが大騒ぎしていたから嫌でも耳に入ってきた。その出処不明の噂が気になってはいたけれど、本人に聞く勇気もないし、詳しく聞きたい噂でもなかったのでそれ以上は知ろうとしなかった。 6412 Houx00DONE一人二役する師範と子愛弟子お面をつけた師範を全くの別人だと思って二度目の初恋をかっさらわれる子愛弟子の話標的変更!逃走するジンオウガを捕獲せよ! その日は里がざわざわしていて、大人たちは忙しそうに里の中を走り回っていた。 「砦の近くでモンスターが出た」 「百竜夜行まではいかなくとも数頭が確認されている」 「警備に回るものは急げ」 「ハンターに連絡は? そういえば、ウツシが今なら里にいる」 頭上で交わされる会話は半分も理解出来なかったけれど、ウツシにぃにの名前は聞き取れた。そこに集会所から出てきたミノトねぇねを見つけて私は彼女の服を引っ張る。 「ミノトねぇね、なにかあったの?」 「案ずることはありません。すぐにハンター様が向かいます」 「あんず…?」 ミノトねぇねの言葉は難しいからいつもよくわからない。でも淡々と喋るミノトねぇねは他の大人たちよりも落ち着いてみえた。それだけで私もすこし安心した気分になる。 4508 Houx00DONEもうひとりの教官のその後の話お話してたら書けそうな気がしたのでこれで終わります注意点↓アル教官が結構怒られてる里民は英雄に過保護 1687 Houx00DONEアル教官とウツハン♀ウツハン付き合ってる愛弟子に入れ知恵するアル教官 1731 Houx00DONE人に化けて愛弟子になったハクメンコンモウと教官の話ウツハン♀後日談がいつか出るかもしれません 6995 Houx00DONEそんな幻覚を見たんです子愛弟子・いつものハッピーエンドうさぎさんになるまでにブチブチ髪の毛千切られてそう 3400 Houx00SPUR MEたぬき愛弟子短編・イベント小話まとめ投下後、随時追加されますたぬき愛弟子短編・イベント小話まとめ2人の日常 朝早くにウツシさんの家を訪ねると、一体何時から起きているのか。 身支度をすっかり整えたその人はまだ眠そうな黄色いオトモたちのそばで、腕立て伏せに勤しんでいた。 「愛弟子?さあ、里にいなかったら狩りにでも出たか…ヒノエさんやミノトさんも知らないとなると、散歩にでも出たのかもしれないね」 ここに来た理由である英雄の行方を師であるこの人なら知っているだろうと思ったのに、あては外れてしまった。 「なにか火急の用なら、俺が探してキミのもとに行くように知らせておくよ」 「そうという訳じゃ…でも、そうしてもらえると助かるかも」 その会話の間も腕立て伏せをやめないウツシさんの体力は今更なのでさておき。 15041 Houx00DONE隠し子がいる教官のはなし内容が内容なのでpixivから再移転しました後編もポイピクに投下予定です 13955 Houx00SPUR MEたぬき愛弟子本編まとめです愛弟子が平凡なたぬき、変化もします続きは随時更新中強めの幻覚ですたぬき愛弟子本編まとめ ウツシ教官はモテる。 顔良し、声良し、強さ良し、おまけに性格も、少し破天荒なところはあっても人格者。その性格の良さはボロボロで行き倒れていたのを拾われて、育てられた私が一番よく知ってる。 だからいくら『残念』だと揶揄されても、全員が全員すぐに引くわけじゃない。 「教官ー! 一緒におやつを……」 ほら、だから今日も闘技場で女の子をはべらせてる。 「翔蟲ってどうやって捕まえるんですか?」 「里にいる翔蟲なら比較的簡単に捕まえられるよ。脅かさないようにゆっくり近づいてごらん」 「それがなかなかうまくいかなくて。なにか好物の餌とかはないんですか?」 「そうだなぁ…。花の蜜で居着かせるのは狩り場で見たことがあるかな? だから甘い匂いは好きかもしれないね」 49080 Houx00MAIKING赤い糸が見えるようになったきょーかんのウツハン♀もだもだしながらのウツ→ハン♀詰まったので途中まで公開です切っても切れない「いっっだぁぁあ!!」 狩猟の最中。罠を仕掛けて岩場の影に待機していたら突然、頭上から悪戯好きのクルルヤックに壺を落とされた。そしてその壺が脳天を直撃した俺は絶叫をあげて頭を抱え、蹲る。 幸い頭蓋が割れることはなかったけれど、それからというものおかしなものが見え始めた。 「どう見ても、普通の糸なんだけど…」 はじめは自分の左手の小指にまとわりつく赤い糸。 そして里の面々を往々にして繋ぐ糸が何処かしこで見られた。細いもの、太いものと差はあるものの、すべて赤いその糸は人々の小指にまとわりついて、床を引きずるようについていく。 特に目立つのはスズカリさんとセンナリさん夫婦の繋がりあった太い糸だ。これは一体…。 9020 Houx00MOURNING現パロたぬき愛弟子ですたまに増えます 18674 Houx00DONEお題箱にいただいた「弟子とカゲロウさんが両想いだと勘違いして凹んでるきょーかんのコメディ」書けましたおまけ付。後半はいつもの展開になってしまった(好きだから)お気に召すと幸いです🌸 3568 Houx00MAIKINGオウガ教官のうつはん♀後編途中までですこちらの更新はゆっくりめ鏡花水月を掴む(後編)「ゴコク様の嘘つき…」 大木が絡み合い、社まで飲み込んだ岩場にある竜の巣に座り込みながら呟いた。 あの雷狼竜に会いたい一心で並べた生肉は今日も持って帰ることになりそう。これまで、渓流にいたガーグァを一箇所に追い込んで見張ってみたりもしたけれど彼は現れずじまい。あちこち駆けずり回って集めた雷光虫も効果なし。今日はゴコク様が〈大社跡に雷狼竜が出たでゲコ〉と言っていたから期待してたのに。 それと毎回、私が大社跡に行くと言うと妙に絡んでくる教官もなんなんだろう。あのとき、告白もさせてくれなかったくせに。私が雷狼竜に夢中になればなるほど、引き止めるようなことを言うなんて。 「私は愛弟子でしかないくせに」 風とモンスターの鳴き声、遠くから滝の音だけがするこの場所で一人でいると余計なことまで考えそうで…。夜の大社跡は冷えるしもう帰ろうかな、なんて夜空を見上げたときだった。 8025 Houx00DONEたぬき愛弟子と雷狼竜の話解釈はお任せしますー既存のシリーズの夢落ちと考えてもいいし、IFでもいい感じにしときましたたぬきとらいろうりゅう おおきな雷狼竜は私を巣穴に放り込む。まだ、くわえられたときの感触が肌にのこっている気がして震えていると、するどい爪が光る前足がせっせとあつめた木の葉で包まれた。ふかふかのそれはあたたかい。でも雷狼竜の顔がこわくて「くぅん」と鳴き声がもれた。 両親を亡くして彷徨っていたところを雷狼竜につかまってしまった。 このまま私もあのおおきな口のするどい牙でガブッと…と考えていたら、その雷狼竜は金色の背中をむけて巣穴を出ていく。 (なんで?) 起伏のはげしい崖のたかいばしょにある巣穴から下をのぞくと彼は悲鳴をあげる丸鳥を追っていた。雷狼竜と目があったときに泣き声ひとつ出せなかった私とちがってガーグァさんはすごいな、と見ていたら急に静かになる。あっ、と察して私は巣穴に顔を引っ込めた。 1773 Houx00DONE去年に上げてた話の加筆修正版です付き合ってる(ここが本題)もし干支が同じだったら愛弟子18のときに教官30だねってニコニコしてた時があったんですそんな事実はないし全部幻覚なんですけど最近はもっと離れてる可能性高いなってニコニコしてます 1802 Houx00DONE狸愛弟子と教官の話里長と子狸と教官と集会所時系列は変化前です 4324 Houx00DONE以前出した膝枕券とは別のはなし書いてあったのが出てきたので供養幼少期から現在までいつもの展開のやつ隙あらば教官のお嫁さんの座を狙う愛弟子はお家芸 4067 Houx00DONE狸愛弟子と教官の話変化後の後日譚①メーカーで小出しにしてて読みにくいと思ったのでまとめました子狸が教官に会いにいく話はメーカーであります 3436 Houx00DONE狸愛弟子と教官の話意外と重たい行き倒れの経緯(※このシリーズで重いのはここだけ)以前出してる出会い以降の子狸を拾ったときのお話 4495 Houx00DONE狸愛弟子とハクメンコンモウの話教官は会話の中にしか出てこない読まなくても本編に支障はないですハクメンコンモウは人懐っこいらしいけど、気になる相手には困惑して少し塩であってほしい幻覚 2245 Houx00DONE教官に飼われてる狸の愛弟子と教官の話ハモンさんと子狸愛弟子はじめてのおつかいハンターになってからは仲良し※狸汁は狸は一切入ってない郷土料理らしい刀を託すのは命を託す事だってなんかで見ました 2757 Houx00DONE教官からファンサがもらいたい愛弟子の話しんどい愛弟子とそんな愛弟子もちゃんと愛弟子な教官前フリ長めです愛弟子「百竜夜行は“推し活”です」「緊張し過ぎて吐きそうだ」 「そういえばお前は初めてだっけ、里守は」 「ああ、欠員が出たと聞いて志願したけどやっぱり本番は緊張するよ…」 砦の空気に震える声で言うと、隣でバリスタを調整していた里守(甲)は苦笑しながら工具をこちらに投げてよこす。汗で滑る手でそれを受け取って、俺も自分のバリスタへと向き直った。 数日前に知らせを受けていよいよ訪れた百竜夜行、しかもヌシの襲来。 予備日を含め大本命の決戦の日は、里も一段と慌ただしく砦での準備を行った。 そして僭越ながら里守の任を受けた俺は、今日初めてモンスター達と直接対峙することになる。 「俺も初めてはそうだったよ。怖くて手が震えて、標準なんて合わせられもしなかった」 3331 Houx00DONE色々限界なきょーかん(テンション的な意味で)何でも許せる人向け初めは出落ちのしんどいきょーかんで書いてたせいか、やたらいちゃついてる後半との温度差有※飲んで「覚えてない」っていう人が苦手な方には向きません※書いた人は恋ゆえのままならない嘘は肯定派好きな子に誘われたら断れないのはいくつになってもあると思います帰れなくなっちゃいました 誰かが言った。 教官に酒を飲ませるな。 アットホームなカムラの里は宴を開くことも多い。小規模なものから大規模なものまで。 でも、教官がお酒を飲むところは見たことない。 なかった。今日まで。 「俺の愛弟子はこんなに可愛くてどうするつもりなんだろうね。 薬草を詰んでても可愛い。 ハチミツが手について慌てても可愛い。 鉱脈を一生懸命掘ってても可愛い。 ヒトダマドリにつつかれてても可愛い。 挙句の果てが崖を登ってても可愛いなんて… そんな生き物がいていいのかな」 一息、早口にそう言って頭を抱えた教官がそのまま横向きにごろんと倒れ込む。 そして小さな子のように体を丸めて〈はー、可愛い…俺の愛弟子可愛い…〉そんなことを囁いた。 9626 Houx00DONE何でも許せる人向け愛弟子のことが好きすぎる教官の話溺愛系ウツ子ハン♀後ウツハン♀からのウツ子ハン♀小話 8212 Houx00DONE狸愛弟子と教官の話愛弟子が『狸』正確には『人に変化する狸』教官に拾われて、育てられて、見事、里の英雄にまでなった『狸』です。前談は文庫メーカーでいくつか落としてますわりと甘めのエピソード※付き合ってない※でもお互い大好き教官がモテるの楽しいよね!って書いた話 2729 Houx00MAIKING書きかけ随時更新中過去に行ってしまう愛弟子のウツハン♀十数年前くらい想定注意点↓ねつ造と妄想多め里の設備は独自設定であったりなかったりしますあおあらし 狩猟が大好きでいつも子供みたいにはしゃぐあの人が、ふとした時に髪の綺麗な女の人を目で追った。 だからその日から私は髪を伸ばし、いつも手入れを欠かさなかった。 「ウツシにぃに、取れた?」 子供の頃、ウツシ教官と集会所の前の広場で竹とんぼを飛ばして遊んだ。教官はその竹とんぼが桜の枝に引っかかったのを取りに行ってくれた際、集会所の二階に視線を向けた。 そしてそちらに小さく手を振ってみせる。 「ウツシにぃに?」 「えっ、ああ、ごめん。よく飛んだね! もう一度やって見せてくれる?」 すぐに竹とんぼを持って降りてきてくれた教官の袖を引いて、首を傾げた私に教官は笑顔で頭を撫でてくれたけれど。 「………………」 視線を感じて、ふと見上げた集会所の二階には人がいた。顔ははっきり見えなかった。私が見上げているのに気付いたその人は慌てて背を向けて奥へと引っ込んだから。 34822 Houx00DONE※ゾンビ化※やってることはいつものほのぼの※少し血を舐める描写有※微かに愛が重い大丈夫な方だけどうぞ騎士の十戒に「惜しみなく与えること」とあるので惜しみなく与えました。本来の騎士に詳しい人には向かない、ふわっとした騎士イメージで読める人向け教官って武士道より騎士道精神がわりとあると思ってます、忍者だけど。 10658 Houx00SPUR ME片方獣のうつはん♀味見にどうぞ後編がたまに更新されてます鏡花水月を掴む(前編) ニャア、知ってるでござるかニャ? 里に下りたジンオウガの話を。 モンスターは人間様の何倍も長生きだニャ。 中には生きるのに飽きてしばらく眠る者もいれば、生き急いで争いの中で散る者もいるニャ。そしてただ、自然の摂理に従って寿命を全うする者もいてモンスターと言ってもそれぞれでござるニャ。 変わらないのはどれも人間とは敵対し、蹴散らし、存在すら認知しない我が物顔でいるやつが多いということ。 でもその中でひっそりと、人と共存する者もいるニャ。 これはそんな変わり者の雷狼竜の話でござるニャ。 雷狼竜は無双の狩人だと聞いたことがあるニャ? 孤高で、気高く、幼体はふわふわと可愛らしいがいえば化け物だ。動きはまさに迅雷、おまけにあの雷を当てられたら普通の人間はひとたまりもないニャ。 20750 1