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    MEMO今まで書いた派生種の設定みたいなもの
    (どんどん追記する予定。完結済みには○)

    作者「ぱぁ」
    【八尺暁人】○
    242cmの巨体の持ち主でその見た目とは裏腹に泣き虫で、些細なことでよく泣く。普段着はシャツとジーンズだがサイズが合わず腹部や脛が露出している。靴に至っては特注品でサンダルと革靴とスニーカーだけで金が飛んだ。一時期、マレビト化した上に制御ができない時期があった。今ではKKが精神安定剤。エド曰く《彼が本気を出せば渋谷どころか東京が10日程で終わると思った方がいい》
    【合法暁人(またはチビ暁人)】○
    外見が子供にしか見えない少年。身長150センチに届かず、その上気弱でオドオドとしているためさらに幼く見え、下着に至ってはお子様パンツを穿いている(麻里が選んだ)。一見弱そうにも見えるが、キレると凶暴で嗜虐的になり、容赦がない。高校時代にいじめられていたのが原因でこのような二面性が生まれた。魔法少女マジカルサキというキャラクターが大好き。子供扱いされるのが嫌な様子でいるが、実際はいじめられたくないという恐怖心から来ており、子供扱いされるのは二の次であった。あの一件以降、恐怖心は減り子供扱いされるのも悪くないと感じている。メスガキで先生の前では甘えたがり。KK曰く「あざとかわいいってやつか?」
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    SPUR MEヨダカな暁人くん。書きたいところだけ書いてるやつ。読みたい方はご自由に
    僕は優しくされるのが嫌いだ。皆んなが僕に向ける視線は同情や哀れみといった感情ばかりで、僕のことをちゃんと見てくれる人なんて誰もいない。だから僕は一人でいることを選んだ。誰かに頼ることもしなかった。両親が死んでからは妹と二人で生きていかなければいけなかったけど、それでも妹の前では明るく振舞っていた。でも、そんな生活も長くは続かなかった。
    「いつまで逃げてるの?」
    その言葉を聞いた瞬間、胸の奥底にある冷たいものに触れた気がした。あの時からずっと心の中に巣食っていて、何度振り払っても気がつくとすぐ側にいて、何度も何度も僕の心を蝕んでいく。もう限界かもしれないと思った時、あの力が発現した。黒い泥に体を覆われて、翼を広げて飛ぶ姿を見たときは自分の体が変わってしまったことにショックを受けた。でも不思議と恐怖はなかった。このときは自分が自分でなくなったようで少し怖かったけれど、もう慣れてしまった。どうせ誰とも関わらずに生きてきたんだ、これからも一人ぼっちで生きるだけだ。醜い夜鷹のように。KKと引き離された僕は、一人ビルの屋上で佇んでいた。KKの力を使えない今、この力を使うときが来た。誰にも言えない秘密の力だけれど、今はそんなことどうだっていい。とにかくKKを探さなきゃいけないんだ。
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