原神パロ1エルフィンド「後で少し話せませんか?アレックスさん。」
そう声をかけた後、ファデュイ独自の暗号で場所を伝え離れる。
彼が僕と『同類』だと知ったのは、風花祭が終わった後だった。
エルフィンド「......これは。」
彼女達から渡されたお土産の中に混じっていた、スネージナヤの酒。
そっと手に取り傾けると、薄っすらと文字が浮かぶ。
『こっちはちゃんとやっている、手出しはするな。』
エルフィンド「...はは、見抜かれてたか。分かったよ、そう報告するさ。」
その後、フォンテーヌに戻った後に再開するとは思っていなかったが。
時は進み、夜も更けたころ。
僕は待ち合わせ場所に指定した場所で立っていた。
エルフィンド「...まさか、再開するとは思ってなかったよ。同類君。」
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