shimotukeno
SPUR MEフーイル小説進捗というか実際にはこれより9600字くらい書いてるんだけどまだふわふわなのでとりあえずここまでフーイル小説ボス・ディアボロが倒されておよそ半年。ぶどうはたわわに実った房を重たげに垂れ、緑色の宝玉のようなオリーブは日々少しずつ色を変えながら収穫の時を待っている。
パンナコッタ・フーゴはアンティークの椅子に腰掛け、キーボードを叩く。集中は切らさず、しかし集中しすぎてもいけない。音楽をかけながら、傍らの気配に意識を向ける。
都会の喧噪は遠く、建物に切り取られることのない空は驚くほど広い。田舎風の大きな屋敷に広い庭、聞こえるのは風と鳥のうたばかりだ。都会で消耗する中年の憧れそうな隠居暮らしだが、これでもフーゴは任務まっただ中である。この屋敷は組織の持ち物で、任務のために住み込んでいる。
この屋敷の主寝室がフーゴの仕事部屋だが、ベッドにはつねに主が眠っている。身長一九〇センチ近く、深いブルネットの豊かな髪の持ち主、半年前、ポンペイで対峙した男。暗殺チームのメンバー、鏡のイルーゾォだ。
32341パンナコッタ・フーゴはアンティークの椅子に腰掛け、キーボードを叩く。集中は切らさず、しかし集中しすぎてもいけない。音楽をかけながら、傍らの気配に意識を向ける。
都会の喧噪は遠く、建物に切り取られることのない空は驚くほど広い。田舎風の大きな屋敷に広い庭、聞こえるのは風と鳥のうたばかりだ。都会で消耗する中年の憧れそうな隠居暮らしだが、これでもフーゴは任務まっただ中である。この屋敷は組織の持ち物で、任務のために住み込んでいる。
この屋敷の主寝室がフーゴの仕事部屋だが、ベッドにはつねに主が眠っている。身長一九〇センチ近く、深いブルネットの豊かな髪の持ち主、半年前、ポンペイで対峙した男。暗殺チームのメンバー、鏡のイルーゾォだ。
Ryu_Setsu
SPUR ME完成がいつになるかわからなくなってきたので仕上げ前を出して放置できなくします。トーンとかベタとかの仕上げ本ッッッッッッ当に苦手…………
ガープの魅力を最大限ひきだしたい……
こういうの見たい~~って気持ちと、怖い気持ち。
310mitotim
SPUR MEすなおミントネタ(R-18)が書きたかったんだけど、視点の問題で一回ボツになった原稿の供養です。クチナシさんの視点。めちゃくちゃ短いです。ハンサムさんか神視点のどっちかに変えてリトライする尻叩き用に、ボツ原稿はこちらにぽーい。
もしかしたらやっぱりクチナシさん視点でしれっと完成するかもしれないけど…手詰まりすぎて何も分からん…!
すなおミント(ボツ視点供養)「クチナシさーん、これあげるっス!」
酔っ払っているのか何なのかやけにハイなスカル団の下っ端が、開口一番にそう言うや俺の手にミントを握らせた。
「はぁ? お前これガラル地方の……貴重品じゃねぇの?」
「そうなんスけど、それバトルじゃ使えないすなおミントなんスカら! バトルツリーの人達がいらねぇって捨ててくんス!」
「じゃあ俺に渡すんじゃなくてゴミ箱に捨てろよ……」
スカル団は交番をゴミ箱と勘違いしてんのか? 呆れて突っ返そうとすると下っ端はニヤニヤ笑いながらチッチッチ、と小癪に指を振った。
「それ、人間にも効くんスよ!」
「は?」
「葉っぱを鼻に近付けて、深呼吸みたいにスゥーって吸うと性格変わりまスカら! 人間だと大体半日くらいで効果切れまスけど」
884酔っ払っているのか何なのかやけにハイなスカル団の下っ端が、開口一番にそう言うや俺の手にミントを握らせた。
「はぁ? お前これガラル地方の……貴重品じゃねぇの?」
「そうなんスけど、それバトルじゃ使えないすなおミントなんスカら! バトルツリーの人達がいらねぇって捨ててくんス!」
「じゃあ俺に渡すんじゃなくてゴミ箱に捨てろよ……」
スカル団は交番をゴミ箱と勘違いしてんのか? 呆れて突っ返そうとすると下っ端はニヤニヤ笑いながらチッチッチ、と小癪に指を振った。
「それ、人間にも効くんスよ!」
「は?」
「葉っぱを鼻に近付けて、深呼吸みたいにスゥーって吸うと性格変わりまスカら! 人間だと大体半日くらいで効果切れまスけど」