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    ときめき

    鍵子@GS4プレイ中

    MENU前回の続きです。パーティーに一紀くんが加わりました。元の世界では後輩の彼がこの世界では一番の先輩です。ちなみにアイテムは捏造です。実際のドラクエの世界には出てこないアイテムもあります。
    目が覚めたらそこは異世界で同級生達と一緒に魔王討伐の旅をすることになりました。(2) 「一紀くん!」
     「イノリ!」
     「氷室君!」
     被ることなくそれぞれの呼び方を口にする。
     一つ年下の後輩は、学校で会うよりもずっと大人びて逞しく見えた。

     「どーも。あの…先輩方に対してとても失礼だとは思うんですけど、リョータ先輩もミノル先輩も馬鹿ですか、一体何をやってるんですか」
     空気がピリッと凍てつくような一紀くんの言葉に、二人が不快感を顕に反論する。
     なんで今日はこんなに揉め事ばっかり起こるんだろ。みんな疲れてるから?突然こんな世界に飛ばされて、モンスターが沢山出てきて、頭も混乱してるから?

     「ずいぶんなご挨拶だな、イノリ」
     「なにそれ、どーゆーツモリ?」
     「今日まで美奈子先輩を守っていただいたことは感謝します。でも無事なのが不思議なくらいです。お二人とも、見たところ、戦士に魔法使い…基本職ですよね、しかもほとんどレベルアップもしていない。今日までろくに戦いもせずのらりくらり過ごしていたって訳ですか?」
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    鍵子@GS4プレイ中

    MENUこの間Twitterで呟いたものを、葉月くんのお話にしてみました。まあ、需要がないのは自分が一番知ってますw 息をするようにだらだら妄想する女ですみません。
    1主子さんの名前はデフォルト:東雲みるくちゃん
    友情出演:姫条さん&鈴鹿さん
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    葉月くんのお話のはずが意外と姫条さんが頑張りをみせました。(私がまどかの女なので)
    葉月→1主子さん←姫条 みたいな話で葉月くんちょいリード中
    君の名は 人影まばらな放課後の教室

     先ほどまで廊下に響いていた笑い声もほとんど聞こえなくなった。
     おそらくほとんどの生徒が下校してしまったのだろう。

     「最近、あの子があいつとばっかり出掛けとるらしーわ、はぁ~凹むわ」
     「なんだよ、らしくねーなー」

     机に突っ伏してくだを巻くのは姫条まどか
     その斜め前の席で、机に腰掛け足をぶらぶらさせながら片手でバスケットボールをもてあそんでいるのが鈴鹿和馬

     定期試験前、放課後の部活動停止期間だからと言って、特段勉強をするわけなどない万年補習組の二人である。

     教室の椅子は低く、そこに背の高い姫条が座ると、その長い手足を持て余しているようにも見える。
     
     「せやかて、あない王子様オーラ出しまくり~の、キラキラ星人~みたいなヤツ相手に、オレがどない対抗できるっちゅうんや」
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    yukarixxx000

    DONE号福&へし燭。
    メインは号福のほうです。どちらのカプもすでにくっついてること前提。
    号さんと福さんの回想を見てときめいた勢いで書きました。
    福さんに優しい号さんに死ぬほどときめきます、というお話です。
    ※号→福は「光忠」呼びです
    ※福さんは焼失設定
    (勢いで書いているので粗がいろいろあるかもしれませんが、お目こぼし頂けると幸いです)
    唯一無二「日本号、明日の出陣の件だが――」
     言いながら日本号の部屋の障子を開けて、そうして長谷部は言葉を失った。部屋には日本号以外に、福島光忠の姿もあったからだ。
     もっとも、ただ福島がいたというだけなら、長谷部もたいして驚かなかった。日本号と福島は、この本丸に刀剣男子として顕現する以前からの知己だ。一時期、共に福島正則のもとにいた。その縁もあってか、福島は顕現当初から日本号に非常に友好的だった。日本号を「号ちゃん」と呼び、しょっちゅう絡んでいた。日本号も、口では「俺の後ばっかりついてくるなよ」と言って呆れた素振りを見せながらも、決して福島を邪険にはせず、何くれと面倒を見てやっていた。少なくとも長谷部の目に映る限りでは、二振りは良き友人同士だった。長谷部以外の男士たちや審神者も、同じような認識をしているのではないかと思う。
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