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    ストーカー

    kadekaru_kaname

    완료半にストーカーをさせているロナの半ロナです。
    未必の故意となれ人に見られる、ということを意識したのは退治人見習いになってからだった。だが、ショットやサテツには「ロナルドってそういうの慣れてる感じがしてる」と言われ、ひとり心の中で「ああ」と思い起こす。その時はまだロナ戦もブログでしか執筆していなかったし、ロナルド吸血鬼退治事務所にやってくる人も少なかった。
    「慣れてるっていうか、見られるにはコツが居るんだよ」
    「でもそれって結局ロナルドの見た目が派手だからじゃねえのか」
    「退治人の見た目なんて派手しかねえだろ、なあサテツ」
    「え、あ、うん……まあ、個性的だよね」
    会話の合間に温かいミルクを飲んで喉を潤す。カウンターではなく、窓の近い大通りが見渡せる場所を位置どって。こういうことなんだよ、と二人には告げないけれど内心職務を終えたであろう友を思う。今も見てるんだろ。窓の外は見ない、あくまでもバレないようにしてる友──半田にバレないように動く。今日の常夜町は平和だった。特に何も急ぎの依頼がないと思ったのでミルクの代金を払って、マスターとサテツとショットとあと途中で来たヴァモネさんに挨拶をして夜の道を歩く。外は静かな空気が流れていて、鼻腔を擽った。まだ、春にもなれない後を引く冷たさに息を吐けば、白く靄となる。家に帰って暖を取るか、それともヴァミマに寄って雑誌の立ち読みでもするか。やることを頭の中に描きながら、信号待ちをするように十字路に立つ。ただ、行き場は決めていない。彷徨う脚が、何方へ向かうか惑っていると、業を煮やしたのか後ろから声が掛かる。
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