ファウスト
katsugodon
DOODLEレヴューで弓折られても懐から短剣出てくるタイプの舞台少女ファ ステのブとのラップバトルでいつもロロロ編曲のthe star knows思い出すからさ劇版ではフィと中庭で戦ったあとセットが戦場に変わって最終的に火が燃え盛る感じになるところが胸熱なんだよな フィガロだってファウストがスタァになる未来を見たかったんだなって…
アニメ序盤のアーサーとのレヴューシーンの表情の謎が明ら(文字数) 2
りんごおばけ
PROGRESSずっと書いてる、私の経典ファウスト戦〜の入院中のシーン(字数見てくださいよ…これ超序盤なんだよ…)特に面白くないよ。あの2ヶ月をラブラブと過ごせたらよかったのにね…でもいちゃついた末にまん太にあんなこと言ってたらさすがに笑っちゃうよ😂かわいそす…
書いてるとすげー重くなるから休んでは軌道修正して、えろえろしいので抜いてるの…えっ、息抜きだよ?何抜くの🤗?
seeds_season
DONEミス晶♂風味SS(ミスラ不在)。ファウスト先生による個人面談の巻。個人面談:無自覚な魅力 中庭に集う猫達に癒やされているのは晶だけではない。
リケやミチルが猫と戯れていることもあるし、レノックスの羊が一緒に走り回っている時もある。お茶会に乱入した子猫を追いかけるムルや、猫と話し込んでいるオーエンの姿を見ることさえある。
そして――本人は否定しているが、恐らく晶と同じくらい猫を構っているのは、東の魔法使いファウストだ。
「ファウスト、ネロから食材の余りを分けてもらいました!」
魚や肉の切れ端を持って現れた晶に、ベンチで猫を撫でていたファウストは、少しだけばつが悪い顔をして、それでも猫を膝から下ろそうとはしなかった。
「……君も大概、世話焼きだな」
「ファウストほどじゃないですよ」
用意してきた五枚セットの餌皿に切れ端を盛り付け、等間隔に並べる。するとファウストの膝から飛び降りた三毛猫を筆頭に、あちこちで寛いでいた猫達が一斉に皿へと殺到した。
2765リケやミチルが猫と戯れていることもあるし、レノックスの羊が一緒に走り回っている時もある。お茶会に乱入した子猫を追いかけるムルや、猫と話し込んでいるオーエンの姿を見ることさえある。
そして――本人は否定しているが、恐らく晶と同じくらい猫を構っているのは、東の魔法使いファウストだ。
「ファウスト、ネロから食材の余りを分けてもらいました!」
魚や肉の切れ端を持って現れた晶に、ベンチで猫を撫でていたファウストは、少しだけばつが悪い顔をして、それでも猫を膝から下ろそうとはしなかった。
「……君も大概、世話焼きだな」
「ファウストほどじゃないですよ」
用意してきた五枚セットの餌皿に切れ端を盛り付け、等間隔に並べる。するとファウストの膝から飛び降りた三毛猫を筆頭に、あちこちで寛いでいた猫達が一斉に皿へと殺到した。
chiocioya18
DONE妖異譚時空で好き勝手シリーズ今回でラストです ファウストとフィガロ編
本編こんな穏やかじゃなさそうだったけどすべては妄想なので。妄想なので。
月花前日譚 十「あれ。晩酌中だった? どうしたのそのお酒」
上弦の月を肴に呑んでいたファウストは、後ろからかけられた声にゆっくりと振り向く。フィガロが来たことはわかっていた。庵を訪れる時、彼は気配を隠さないから。
「律儀な盗賊が置いていったんだ」
「盗賊? から貰ったってこと?」
「まあ…。貰うほどのことはしてないんだが」
首領と呼ばれていたあの天狗、彼は昼過ぎにまた姿を現したかと思うと半ば強引に酒瓶を押し付けてまた飛び去っていった。追いかけて返そうかとも考えたが堂々巡りになりかねないし、これで手を引いてくれるなら大人しく頂戴しておくことにした。
「なるほどね。俺も今度から、きみに贈るならそれにしよう」
「は? 一体なにを聞いていたんだ?」
1291上弦の月を肴に呑んでいたファウストは、後ろからかけられた声にゆっくりと振り向く。フィガロが来たことはわかっていた。庵を訪れる時、彼は気配を隠さないから。
「律儀な盗賊が置いていったんだ」
「盗賊? から貰ったってこと?」
「まあ…。貰うほどのことはしてないんだが」
首領と呼ばれていたあの天狗、彼は昼過ぎにまた姿を現したかと思うと半ば強引に酒瓶を押し付けてまた飛び去っていった。追いかけて返そうかとも考えたが堂々巡りになりかねないし、これで手を引いてくれるなら大人しく頂戴しておくことにした。
「なるほどね。俺も今度から、きみに贈るならそれにしよう」
「は? 一体なにを聞いていたんだ?」
mgnk_hoya
MOURNING【いていな2新作】食事ができなくなったファウストとそれに付き添うネロの終末期のやり取りについて
(死ネタ。なんでも許してくれる人向け)
リビング・ウィルファウストは食事が出来ない。
魔法使いの最期は特別に人間と変わらなかった。
病に冒されるだけの人と違って、その魔力が尽きる事も死と捉えるなら人間よりももっと死へのリスクは高い。
ファウストは食道を病に侵されていた。
魔力を持ってしても日に日にファウストの身体を蝕む病は彼から生命力としての魔力をも失う。
少しでも病を和らげられる様にと最近は彼を愛する精霊が住まう嵐の谷で過ごしていた。
たまにフィガロが訪れてもかつての様にそれを拒む事もせずただ素直に治療を受け入れている。
死期を悟れる程には魔力の強いファウストはそれを十分にわかっていたのだろう。
フィガロを拒まない理由がそこにはあった。
そして治療と言ってもファウストに施せる治療はもう実は無いに等しい。
4774魔法使いの最期は特別に人間と変わらなかった。
病に冒されるだけの人と違って、その魔力が尽きる事も死と捉えるなら人間よりももっと死へのリスクは高い。
ファウストは食道を病に侵されていた。
魔力を持ってしても日に日にファウストの身体を蝕む病は彼から生命力としての魔力をも失う。
少しでも病を和らげられる様にと最近は彼を愛する精霊が住まう嵐の谷で過ごしていた。
たまにフィガロが訪れてもかつての様にそれを拒む事もせずただ素直に治療を受け入れている。
死期を悟れる程には魔力の強いファウストはそれを十分にわかっていたのだろう。
フィガロを拒まない理由がそこにはあった。
そして治療と言ってもファウストに施せる治療はもう実は無いに等しい。
てんてんです
DONEネロファウ未満くらいの短編。休日に二人で遊ぶ予定だったのにファウストが体調を崩しちゃった話です。【いていな展示】秋の風邪とホットワイン その日の嵐の谷は名前に似合わず快晴で、柔らかい秋の日差しが窓から差し込む、心地の良い昼下がりだった。
こんなに気持ちが良く涼しい休日に、静かな場所で居心地の良い友人と二人。のんびりとつまみでも作りながら昼から酒を開けてしまいたい絶好の日だが、いや、元々そのつもりだったのだが、今日はそれどころでは無かった。
「先生、熱測れた」
「うん」
家主は寝巻きになりベッドの中で上半身を起こし、緩慢に体温系を脇から取り出すとネロに渡した。既に結構熱が出ているが、毛布をぎゅっと引き寄せて寒そうにしているのでまだもう少し上がるかもしれない。
「その……何か欲しいものとかある」
つい数刻前まで何事もなく元気そうにしていたのに、突然体調を崩してしまったファウストに、ネロはどうしていいのか分かりかねていた。何か食べたいと言われれば作ってやることはできるけれど、他に何をしたら良いのか分からない。辛そうにしている友人にしてやれることがあればいいのだが、こんな時に何かしてもらった覚えが記憶の中に無いネロは、何をするのが正解なのか分かりかねていた。
3913こんなに気持ちが良く涼しい休日に、静かな場所で居心地の良い友人と二人。のんびりとつまみでも作りながら昼から酒を開けてしまいたい絶好の日だが、いや、元々そのつもりだったのだが、今日はそれどころでは無かった。
「先生、熱測れた」
「うん」
家主は寝巻きになりベッドの中で上半身を起こし、緩慢に体温系を脇から取り出すとネロに渡した。既に結構熱が出ているが、毛布をぎゅっと引き寄せて寒そうにしているのでまだもう少し上がるかもしれない。
「その……何か欲しいものとかある」
つい数刻前まで何事もなく元気そうにしていたのに、突然体調を崩してしまったファウストに、ネロはどうしていいのか分かりかねていた。何か食べたいと言われれば作ってやることはできるけれど、他に何をしたら良いのか分からない。辛そうにしている友人にしてやれることがあればいいのだが、こんな時に何かしてもらった覚えが記憶の中に無いネロは、何をするのが正解なのか分かりかねていた。
kome_bread029
PROGRESSネロのことをかわいいと言いたいファウストの話の導入です。この後、ネロのかわいい場面をファウストが色々プレゼンしてくれるそうです。(水彩イラストになる予定です。がんばります。)
皆さんの魔法舎のネロの可愛いエピソードも募集中です。イベントの時間は残り少ないですが、ボードなどでお気軽に教えていただけたら嬉しいです…!
いていな2開催、おめでとうございます! 2
tono_bd
DOODLEフィガロと交際しているファウストが投獄されていた頃の夢を見る話。二人の関係は良好です。※事後の描写が大好きなので、うっかり激しめなプレイを想起させる程度に入れました。問題無い方は、yesとお答えください。
ワードパレット『36kinds of time』から「黎明」で書かせて頂きました。
リクエストくださった方、ありがとうございます! 4586
shirasu_ponpon
DONEネロとファウストが同居している話。現パロで、ファウストが女子です。
描いてる本人はブラ←ネロ、フィガファウを
前提としてますが、そこまで全然たどり着いていません。
シノヒスシノの要素もあります。 5
mozuku_0829
PROGRESSいていな2開催おめでとうございます!!大遅刻本当にすみません!!
現パロでくつ下を裏返しに洗濯してしまうネロに怒るファウストのはなしです。
本当はこのあとも少し続くのですがとりいそぎ出来た所だけ……
けんかしてもいいけど仲直りちゃんとしてね……の気持ちで書きました。
くつ下のはなし 冬のある日、ネロはくつ下を片手に内心とても焦っていた。
――どうしよう。ファウストを怒らせちまった。
理由は分かっている。本当に、些細なことだった。
ネロがファウストの家で生活をするようになったのは半年ほど前からで、今ではほぼ半同棲しているような状態が続いている。
それこそはじめの方はキッチンを使わせてもらうのもなんだか気恥ずかしくてどこか遠慮がちだったのに、今ではネロの買い集めた珍しいスパイスや調味料が一角を占めていた。
それはキッチンに限った話ではなく、ファウストのクローゼットにはネロのための棚が用意されているし、洗面所には二本の歯ブラシが仲良く並んでいる。
少しずつ順調に前に進んでいると思っていた。それなのに。
11048――どうしよう。ファウストを怒らせちまった。
理由は分かっている。本当に、些細なことだった。
ネロがファウストの家で生活をするようになったのは半年ほど前からで、今ではほぼ半同棲しているような状態が続いている。
それこそはじめの方はキッチンを使わせてもらうのもなんだか気恥ずかしくてどこか遠慮がちだったのに、今ではネロの買い集めた珍しいスパイスや調味料が一角を占めていた。
それはキッチンに限った話ではなく、ファウストのクローゼットにはネロのための棚が用意されているし、洗面所には二本の歯ブラシが仲良く並んでいる。
少しずつ順調に前に進んでいると思っていた。それなのに。
mana
DONE11/5 隣にいてもいなくても2 展示作品カプなし漫画16p
西の魔道具により400歳若返ったネロとファウストがそれぞれフィガロとブラッドリーに懐いたり、お互い相容れなくてケンカする話
色々と設定捏造ありますご注意
タイムリミットにつき真っ白ですごめんなさい…… 16
かも@ねふぁ
DONE*いていな2展示*ネロとファウストが晩酌中に本についておしゃべりする短いお話。
左右不定、恋愛感情はうっすらある……かも?くらい。うっすらイチャイチャします。
作中に引用した詩はウィリアム・コリンズの「夕べの賦」です。
「ネロ、君はどんな本を読むの?」
(唐突だなあ。さては相当酔ってるな、先生)
「えぇ……?どうしたの先生、急にさ」
「いや、ネロはけっこう本を読むだろう。それでだよ」
小さなダイニングテーブルの向かいに座るファウストは、ほとんど水平に近い角度で頬杖をついてこちらを見つめている。いつもシャキッと伸びた背中は見る影もない。
(嵐に靡く南天の木みてえ。)
今日みたいに深い時間まで晩酌しないとお目にかかれない姿だけど、いまはそんな事よりも気になることがある。
「俺、ファウストにその話したっけ?」
たしかにネロは、時間が空いたときに本を読むのが好きだ。だが、そのことはほとんど誰にも話した記憶はない。
訝しむ気持ちが声に滲み過ぎないように、軽い調子で訊いてみると、ファウストはこともなげに答えた。
5449(唐突だなあ。さては相当酔ってるな、先生)
「えぇ……?どうしたの先生、急にさ」
「いや、ネロはけっこう本を読むだろう。それでだよ」
小さなダイニングテーブルの向かいに座るファウストは、ほとんど水平に近い角度で頬杖をついてこちらを見つめている。いつもシャキッと伸びた背中は見る影もない。
(嵐に靡く南天の木みてえ。)
今日みたいに深い時間まで晩酌しないとお目にかかれない姿だけど、いまはそんな事よりも気になることがある。
「俺、ファウストにその話したっけ?」
たしかにネロは、時間が空いたときに本を読むのが好きだ。だが、そのことはほとんど誰にも話した記憶はない。
訝しむ気持ちが声に滲み過ぎないように、軽い調子で訊いてみると、ファウストはこともなげに答えた。
rotten_Mame
DONE2022/11/05 いていな2展示作品人間の家族ができたネロが、家族の死後にファウストの元を訪れて居候する話。
ネロとファウストの間に恋愛感情はありません。ネロ×モブ人間の描写が中心です。
パスワードはお品書きに記載してあるので、そちらをご参照ください。
長い展示品になってしまいましたが、メッセージボードに書き込みなどしてくださると励みになります。
花が枯れたら会いに来て 洗濯物が溜まった日の朝は早く起きる。そうでなければ昼過ぎに起床して、朝昼兼用の食事を取る。洗濯物があったとしても天気が悪ければやっぱり昼過ぎに起床する。それがファウストの、嵐の谷での生活だった。ここ東の国は、晴れの日が他国と比べて少ない。それに加えて谷での生活は天気に左右されやすいので、晴天の朝を逃すと着るものに困ってしまう。
昨晩、ファウストは寝る前に戸締りをしながら、次の日が快晴になると察した。何百年も生きているからか、はたまた彼が魔法使いだからなのか、その因果関係は不明だけれど、ファウストは150歳を超えたあたりから、次の日の天候を空気中の水分量や風の動き、その土地の精霊のざわめきによって予測できるようになった。同じことを言う魔法使いもいれば、何百年も生きていてもその感覚自体がわからないという者もいる。
41642昨晩、ファウストは寝る前に戸締りをしながら、次の日が快晴になると察した。何百年も生きているからか、はたまた彼が魔法使いだからなのか、その因果関係は不明だけれど、ファウストは150歳を超えたあたりから、次の日の天候を空気中の水分量や風の動き、その土地の精霊のざわめきによって予測できるようになった。同じことを言う魔法使いもいれば、何百年も生きていてもその感覚自体がわからないという者もいる。
はなお
DOODLE【いていな2展示】毒を飲んだファウストに葛藤しながらネロが頑張る話(体調不良表現が含まれます)
続きます!今後R18になります!絶賛書いてます! 最終更新 2/11
追記 6/18
部数アンケhttps://docs.google.com/forms/d/1OQwSoTgl22oYMjAUcSS4kpirHuCECFQMB8pV8VxuQks/edit 11351
てんてんです
DONEファウストがネロの飯屋を成り行きで手伝うことになる話。全年齢です。後編は12月目処でまとめて上げるか本にできたら……できたらいいなぁ
【!注意!】
・キャラの死(ネロ、ファウスト意外)に関する表現があります
【いていな展示】五線譜の上、旅は続く (前編) 長い人生の中でひとつひとつの別れにいちいち心を傾けて擦り減っていては生きていけないことくらい、分かっているつもりだった。
どのみち、あと十年も経たないうちに離れるつもりの場所だった。流れた時間に対して変わらない見た目に不信感を抱かれる前にその土地を一度離れる必要があるのだから。世界の変化には良い風が吹いていたけれど、こんな東の辺境の地で凝り固まった価値観はたったの十数年で変わるものでもない。あと数十年経って、古い考えの人間達がこの世から去ってしまうまでは、悲しいことに。
十数年で離れるつもりの土地だったとはいえ、分かっていた別れと、突然突きつけられる別れではダメージが違う。あれは昨日の出来事で、店を畳むことになった原因は自分の不注意としか言いようがない。夜明け頃、だれもいないだろうと慢心して店の裏口に箒で降り立った時、がしゃんと皿が割れる音がした。裏口に呆然と立っていたのは常連客の、よく一人で店にくる純朴で明るい青年だった。しばらく病気で臥せっている妹のために、ネロの店のミネストローネが好きだからと店に来る度に持ち帰りで頼み、律儀にお礼のメモを付けた皿を夜のうちに返しに来ている子だった。
10771どのみち、あと十年も経たないうちに離れるつもりの場所だった。流れた時間に対して変わらない見た目に不信感を抱かれる前にその土地を一度離れる必要があるのだから。世界の変化には良い風が吹いていたけれど、こんな東の辺境の地で凝り固まった価値観はたったの十数年で変わるものでもない。あと数十年経って、古い考えの人間達がこの世から去ってしまうまでは、悲しいことに。
十数年で離れるつもりの土地だったとはいえ、分かっていた別れと、突然突きつけられる別れではダメージが違う。あれは昨日の出来事で、店を畳むことになった原因は自分の不注意としか言いようがない。夜明け頃、だれもいないだろうと慢心して店の裏口に箒で降り立った時、がしゃんと皿が割れる音がした。裏口に呆然と立っていたのは常連客の、よく一人で店にくる純朴で明るい青年だった。しばらく病気で臥せっている妹のために、ネロの店のミネストローネが好きだからと店に来る度に持ち帰りで頼み、律儀にお礼のメモを付けた皿を夜のうちに返しに来ている子だった。
chacco
DONE11/5いていな2新作展示漫画「雪だけが知っている」CPなし
盗賊時代ネロ+修行中ファウストが出会っていた話。現在の2人は覚えていません。
色々捏造なので目をつぶっていただけたらと思います。 14
くろみつ
DOODLEファウスト&ネロ全関係性内包WEBオンリー「隣にいてもいなくても2」展示作品ねこみみとしっぽ生えたネロとファウストがいちゃいちゃしてる。描きたいシーンだけかいてます。
※人間の耳に猫耳生えてるので耳が4つある状態のなんちゃってけもみみなのでご注意ください
18:40追加しました!1枚目も2枚目も繋がってないです、2枚目は多分この野外で…ネッという願望
※すこしすけべかも 2
zzkkzz01
DONEファウスト&ネロ全関係性内包Webオンリー『隣にいてもいなくても2』開催おめでとうございます!!展示のネロ+ファウスト漫画です
パスはイベントページから(ヒント:日付)
ネロファウ: き3 乾眠クマムシ 13
ねむのき
DONE石になったネロと生きてるファウストの話朝、目が覚めた時の、今日は良い日になりそうだ、というくらいのささやかな予感で、生前整理を始めたことは正しかったらしい。
伝えたいことを書き残し、荷物を少しずつ減らし……そうして、もしもの時の後始末について頼む手紙を出したその日の夜、ネロの寿命は尽きたのだった。我ながら完璧なタイミングだと思う。力の強い魔法使いは自分の死期が分かるそうだが、わずかな予感くらいは弱い者にもあるのかもしれない。
それにしても、誤算だったのは石になっても意識が続いていることである。
よく考えれば亡霊に出会ったこともある以上、自分がそうならない保証はどこにもなかったのだ。死んだ後のことは自分には分からないだなんて、ある意味では気楽に考えていたのに、こんなことになるとは。
3222伝えたいことを書き残し、荷物を少しずつ減らし……そうして、もしもの時の後始末について頼む手紙を出したその日の夜、ネロの寿命は尽きたのだった。我ながら完璧なタイミングだと思う。力の強い魔法使いは自分の死期が分かるそうだが、わずかな予感くらいは弱い者にもあるのかもしれない。
それにしても、誤算だったのは石になっても意識が続いていることである。
よく考えれば亡霊に出会ったこともある以上、自分がそうならない保証はどこにもなかったのだ。死んだ後のことは自分には分からないだなんて、ある意味では気楽に考えていたのに、こんなことになるとは。
あいぐさ
TRAINING師弟時代、フィガロの服をこっそり着るファウストまわる 屋外での修行中、不自然な風がフィガロの長いケープを揺らす。
「……フィガロ様?」
淡い紫に発光する魔法で描かれた陣は、ファウストの気が緩んだ隙に寒い空気へ溶けていく。あっ、と困ったような顔をした彼に、フィガロはゆるりと笑った。
「あぁ、ごめんね。全く、いつも急だな……」
フィガロ様は偉大な魔法使い。だから、ときどきこうして思いもよらぬところから呼び出しがかかる。
「いえ、お帰りをお待ちしています」
ファウストが手を差し出すと、フィガロはありがとうと礼を言う。そして、その両手にずっしりと重いケープを置いた。
「夜までには帰ってくるからね」
「分かりました!」
上等な生地に皺がつかないように、長い裾が地面につかないように。ファウストはしっかりと抱き上げ、丁寧に頭を下げる。
1006「……フィガロ様?」
淡い紫に発光する魔法で描かれた陣は、ファウストの気が緩んだ隙に寒い空気へ溶けていく。あっ、と困ったような顔をした彼に、フィガロはゆるりと笑った。
「あぁ、ごめんね。全く、いつも急だな……」
フィガロ様は偉大な魔法使い。だから、ときどきこうして思いもよらぬところから呼び出しがかかる。
「いえ、お帰りをお待ちしています」
ファウストが手を差し出すと、フィガロはありがとうと礼を言う。そして、その両手にずっしりと重いケープを置いた。
「夜までには帰ってくるからね」
「分かりました!」
上等な生地に皺がつかないように、長い裾が地面につかないように。ファウストはしっかりと抱き上げ、丁寧に頭を下げる。
もりやま
DONE①【いていな11/5展示】ひまわりのエチュードの後〜くらいの距離感のネロとファウスト。たまに一緒に飲んだりし始めたくらいのイメージです。
2周年とかみたいに仲良くなる前に、こういう幕間があったかもなあ〜、あったんじゃないかなあ〜
酒と魚・・・
「あ、卵」
自分の前を飛んでいたネロがいきなりそう言って箒のスピードをゆるめたので、ファウストはびゅん、とネロを思いっきり追い越してしまった。
「何?」
一旦止まってネロのほうを振り返ったファウストは大きな声で聞き返す。ネロはふわりとすぐに追いついてきて、眼下の街を指さす。
「悪い、昨日卵切らしちまったんだった」
ぽり、と頭を掻いてネロはファウストの顔を伺った。
「市場寄って帰りたいんだけど……」
彼らが上空を飛んでいる街ではちょうど大きな市が催されていた。ネロは市の様子を見て、魔法舎のキッチンのことを思い出したらしかった。
別にいいけど、とファウストが頷くとネロはにかりと笑う。
「なんか他にも良さそうなもんがあったら買って帰ろうぜ」
5963「あ、卵」
自分の前を飛んでいたネロがいきなりそう言って箒のスピードをゆるめたので、ファウストはびゅん、とネロを思いっきり追い越してしまった。
「何?」
一旦止まってネロのほうを振り返ったファウストは大きな声で聞き返す。ネロはふわりとすぐに追いついてきて、眼下の街を指さす。
「悪い、昨日卵切らしちまったんだった」
ぽり、と頭を掻いてネロはファウストの顔を伺った。
「市場寄って帰りたいんだけど……」
彼らが上空を飛んでいる街ではちょうど大きな市が催されていた。ネロは市の様子を見て、魔法舎のキッチンのことを思い出したらしかった。
別にいいけど、とファウストが頷くとネロはにかりと笑う。
「なんか他にも良さそうなもんがあったら買って帰ろうぜ」
もりやま
DONE②【いていな11/5展示】現パロ大学生ネロとファウストの夏休みの朝。
無糖と間違えて微糖コーヒーを買ってしまうネロと、一緒に朝ごはんを食べるファウスト。
ネロの喫煙あり、2人が偶然同じアパート(部屋は別)に住んでいる設定です。仲良し。
微糖コーヒーと夏休み・・・
大学の夏休みも半ばの朝。
ネロは半分寝ぼけたまま冷蔵庫から1リットルのペットボトルのコーヒーを取り出した。つけっぱなしの古いクーラーの音が静かな部屋に響いているが、もう慣れていて気にならない。シンクの横に出したグラスに半分ほど氷を入れる。未開封のフタを開けてコーヒーを注ぎ、食パンを袋から取り出す。温めておいたトースターに食パンを入れる。オレンジ色のトースターの中をぼんやり眺めながら、シンクにもたれてアイスコーヒーを一口飲む、が。
「え、甘あ……」
部屋に一人なのに思わず声が出た。
ネロはコーヒーにシロップや砂糖は入れない。昨日の夜、バイト帰りにコンビニで買ったのも、ブラックコーヒーのはずだ。けれどネロの口の中には甘すぎるコーヒーの味が広がっている。
3607大学の夏休みも半ばの朝。
ネロは半分寝ぼけたまま冷蔵庫から1リットルのペットボトルのコーヒーを取り出した。つけっぱなしの古いクーラーの音が静かな部屋に響いているが、もう慣れていて気にならない。シンクの横に出したグラスに半分ほど氷を入れる。未開封のフタを開けてコーヒーを注ぎ、食パンを袋から取り出す。温めておいたトースターに食パンを入れる。オレンジ色のトースターの中をぼんやり眺めながら、シンクにもたれてアイスコーヒーを一口飲む、が。
「え、甘あ……」
部屋に一人なのに思わず声が出た。
ネロはコーヒーにシロップや砂糖は入れない。昨日の夜、バイト帰りにコンビニで買ったのも、ブラックコーヒーのはずだ。けれどネロの口の中には甘すぎるコーヒーの味が広がっている。
HATOJIMA_MEMO
DONEファウストを探し始めた頃のレノックスと、一人の魔法使いの出会いから別れのお話(パスワードはお品書きに記載しています)
魔法使いの約束過去WEBオンリー「月下、我らの歩みなり」開催おめでとうございます!
過客 それは、ネロに頼まれた買い出しの最中の事だった。
自分の買い物ついでに誰かの分を買ってくるのはいつもの事だが、ネロの頼むものはひいては魔法舎の皆の食事に直結してくる。結果なかなかのボリュームになったそれは晶一人では物理的に荷が重く、偶々通りがかったレノックスと共に向かう流れになった。
晶だけでは持ちきれなかった荷を抱え、遅れる事なく歩んでくれていたレノックス。そんな彼が、ふと雑踏の中で歩みを止めた。
はっと何かに気付いて、それを探すように周囲を見回す。
「レノックス? どうかしましたか?」
「……いえ、すみません。少し……」
そこで言葉を切って、戻りましょうと続けた彼に「はいそうですか」と頷ける晶ではなかった。少なくとも、僅かに落胆の色が見えた彼を放って買い出しに戻れる程太い神経はしていない。
14239自分の買い物ついでに誰かの分を買ってくるのはいつもの事だが、ネロの頼むものはひいては魔法舎の皆の食事に直結してくる。結果なかなかのボリュームになったそれは晶一人では物理的に荷が重く、偶々通りがかったレノックスと共に向かう流れになった。
晶だけでは持ちきれなかった荷を抱え、遅れる事なく歩んでくれていたレノックス。そんな彼が、ふと雑踏の中で歩みを止めた。
はっと何かに気付いて、それを探すように周囲を見回す。
「レノックス? どうかしましたか?」
「……いえ、すみません。少し……」
そこで言葉を切って、戻りましょうと続けた彼に「はいそうですか」と頷ける晶ではなかった。少なくとも、僅かに落胆の色が見えた彼を放って買い出しに戻れる程太い神経はしていない。
あいぐさ
TRAINING師弟時代、フィガロからあったかいシュガーをもらうファウストの話栄養素 足先がかじかむ冷え切った夜、眠れないファウストは温かなガウンと共に部屋を後にする。フィガロの屋敷にきてしばらく。生活には徐々に慣れてきたものの、薄暗い廊下は夜更けはまた違う景色を見せていた。
手元で明々と光る灯りだけを頼りに、ゆっくりと階段を降っていく。目指す場所はキッチンだ。
「……寒い」
空いた片手を首筋に当てると、刺すような冷たさが広がる。まるで氷を素手で掴んだみたいだ。今は履き物で隠れた足先も、きっと同じぐらい冷え切っているだろう。
今日は、外での訓練だった。フィガロの教えは分かりやすくもあるが、それと比例するぐらいに厳しいことも多い。身体中の穴という穴から体液が出たこともある。あれは、本当に死ぬかと思った。
1481手元で明々と光る灯りだけを頼りに、ゆっくりと階段を降っていく。目指す場所はキッチンだ。
「……寒い」
空いた片手を首筋に当てると、刺すような冷たさが広がる。まるで氷を素手で掴んだみたいだ。今は履き物で隠れた足先も、きっと同じぐらい冷え切っているだろう。
今日は、外での訓練だった。フィガロの教えは分かりやすくもあるが、それと比例するぐらいに厳しいことも多い。身体中の穴という穴から体液が出たこともある。あれは、本当に死ぬかと思った。
mgnk_hoya
REHABILI一緒にご飯を食べて笑ってくれるファウストに対しての独白ネロのネファのようななにかさよならを教えないでそれは遠い、遠い過去の記憶
忘れていた、忘れかけていた、忘れようとした記憶
ぼんやりと曖昧でまどろっこしい記憶
暖かい様な、肌寒い様な、手の届かない、記憶
金色の麦畑の中で微睡むとその記憶が形を帯びて自分の心を包み込んで溶け込んで行く感覚
心地がいいのに飲まれるのが怖い感覚
思い出して認識すると壊れてしまいそうになる感覚
1人を自覚してしまう記憶と感覚
恐ろしくて頭を振って現実に戻る
そうだったのに
その記憶を、母に頭を撫でられて、数少ない手作りの食べ物を一緒に食べた曖昧な優しい記憶を
思い出してしまう程の、神聖な存在
「ネロ」
名前を呼ばれて顔を上げればその神聖な存在に頭を撫でられて抱きしめられる
「泣いてるの?」
頬を伝う雫は悲しいからではなくて
488忘れていた、忘れかけていた、忘れようとした記憶
ぼんやりと曖昧でまどろっこしい記憶
暖かい様な、肌寒い様な、手の届かない、記憶
金色の麦畑の中で微睡むとその記憶が形を帯びて自分の心を包み込んで溶け込んで行く感覚
心地がいいのに飲まれるのが怖い感覚
思い出して認識すると壊れてしまいそうになる感覚
1人を自覚してしまう記憶と感覚
恐ろしくて頭を振って現実に戻る
そうだったのに
その記憶を、母に頭を撫でられて、数少ない手作りの食べ物を一緒に食べた曖昧な優しい記憶を
思い出してしまう程の、神聖な存在
「ネロ」
名前を呼ばれて顔を上げればその神聖な存在に頭を撫でられて抱きしめられる
「泣いてるの?」
頬を伝う雫は悲しいからではなくて