ラブレター
tontorotoror0
DOODLEお題 愛するもの ラブレター 何度でもL視点現パロです、Aと再会します。この一連の話は3人にひどいことが起きているのではなく、3人それぞれに奇跡を科していてマタイの福音書4章の悪魔の要求をいいだけ皮肉ったものです。たとえばAは石をパンに変えろというのを科してまして、原作軸で土の中でメシになり、現パロで無償で肉まんやら豚汁やらばらまくしチーズケーキ買いかけるし酒を配りました。素直に叶えてます。
嘘つき 公園に戻るとホームレスたちが手押し車に群がって暴言を浴びせていた。
手押し車を押してるひとをよく見ると昔エースとボロアパートに住んでた時にチーズケーキ売りにきた男と女だ、宗教の勧誘の。
そいつらに群がるホームレスたちは、カートに手を突っ込んでチーズケーキの箱を服の下にいれたり、高すぎるって暴言吐いたり、天使と市議会議員が描いてある冊子をやぶいたり踏みつけたり唾はいたり。
そういや選挙カーの音がうるせえな…おれは選挙ポスターが貼ってある壁際のベンチに座ってその一部始終をぼーっと眺めていた。
夕方になりカートの中のものを段ボールハウスまで運び終わったホームレスたちは公衆トイレ付近の拠点に戻っていった。
2517手押し車を押してるひとをよく見ると昔エースとボロアパートに住んでた時にチーズケーキ売りにきた男と女だ、宗教の勧誘の。
そいつらに群がるホームレスたちは、カートに手を突っ込んでチーズケーキの箱を服の下にいれたり、高すぎるって暴言吐いたり、天使と市議会議員が描いてある冊子をやぶいたり踏みつけたり唾はいたり。
そういや選挙カーの音がうるせえな…おれは選挙ポスターが貼ってある壁際のベンチに座ってその一部始終をぼーっと眺めていた。
夕方になりカートの中のものを段ボールハウスまで運び終わったホームレスたちは公衆トイレ付近の拠点に戻っていった。
pukarond
PAST #千奏版深夜の60分一本勝負千奏ワンライ『ラブレター』
※ラブレターをしたためる奏汰と同室組+藍良の話
※千秋の出番は名前だけですすみません
ラブレター「やあやあ!僕が帰ってきたよ!」
「ただいまかえりました~」
昼過ぎの星奏館。
シャッフルユニットでの活動が一区切りし、合宿生活を終えた日和と奏汰は元々の寮の部屋に戻ってきた。
「おお、お疲れさん」
「お疲れ様です、お邪魔してます……」
部屋の中に入ると、そこには住人である燐音と、彼と一緒にテレビを見ている藍良がいた。
奏汰と日和と燐音と、三人ともそこそこ顔が広く賑やかな場所を好むため、この部屋に来るゲストは多いのだが、藍良が一人で訪れているのは初めてだった。
物珍しそうなものを見る奏汰と日和の視線に気がついた彼は「燐音先輩に引きずり込まれたんですう」と訴える。
「『くんしゅ』さん、ゆうかいはだめですよ?」
3097「ただいまかえりました~」
昼過ぎの星奏館。
シャッフルユニットでの活動が一区切りし、合宿生活を終えた日和と奏汰は元々の寮の部屋に戻ってきた。
「おお、お疲れさん」
「お疲れ様です、お邪魔してます……」
部屋の中に入ると、そこには住人である燐音と、彼と一緒にテレビを見ている藍良がいた。
奏汰と日和と燐音と、三人ともそこそこ顔が広く賑やかな場所を好むため、この部屋に来るゲストは多いのだが、藍良が一人で訪れているのは初めてだった。
物珍しそうなものを見る奏汰と日和の視線に気がついた彼は「燐音先輩に引きずり込まれたんですう」と訴える。
「『くんしゅ』さん、ゆうかいはだめですよ?」
たまごやき@推し活
PASTカルデアアンぐだ♀前略 キスの日でありラブレターの日記念
〜2019.11
前略、相変わらず雪景色のカルデアですが「アンデルセン」
「なんだ? マスター。……仕事の依頼なら願い下げだぞ」
「今日はレイシフトじゃないよ! あのね……」
そわそわとしながら黙り込む、見慣れない仕草を横目で見る。彼女が言い淀むことは珍しい。
「これ! ……受け取ってほしくて」
「なんだ、これは」
どこにでもあるありふれた封筒、中心にはあまり使い慣れていないであろう赤い封蝋に、押されたスタンプはハート型。――どこからどう見てもスタンダードな類の手紙だ。
「……マスターがペンを持っているところなど微塵も見たことがなかったが、珍しいこともあるものだな」
「たしかに手紙なんてほとんど書いたことないよ。でも手紙なら……」
受け取ってもらえるかもしれないと思って。
1570「なんだ? マスター。……仕事の依頼なら願い下げだぞ」
「今日はレイシフトじゃないよ! あのね……」
そわそわとしながら黙り込む、見慣れない仕草を横目で見る。彼女が言い淀むことは珍しい。
「これ! ……受け取ってほしくて」
「なんだ、これは」
どこにでもあるありふれた封筒、中心にはあまり使い慣れていないであろう赤い封蝋に、押されたスタンプはハート型。――どこからどう見てもスタンダードな類の手紙だ。
「……マスターがペンを持っているところなど微塵も見たことがなかったが、珍しいこともあるものだな」
「たしかに手紙なんてほとんど書いたことないよ。でも手紙なら……」
受け取ってもらえるかもしれないと思って。
途綺*
DONE🐑🔮//君に届けたい言葉🔮のポストへ差出人不明のラブレターが届く話。
ポストの中に、見慣れない手紙を見つけた。
中身を読まずともゴミ箱行きと分かるような見慣れた紙や封筒に混じって、濃い紫色の封筒がポストの中でひときわ強く存在を主張している。誰かに手紙を送ると言われた覚えもなく、浮奇は首を傾げつつ封筒を取り上げた。
住所と宛名はシールに印字されているため筆跡で判断することは難しく、裏側へひっくり返してみても差出人の名前はない。けれど、切手に押されたスタンプの住所には見覚えがあるし、隅っこに小さく特徴的なタトゥーを模したサインが書かれている。加えてサインの横に、これまた特徴的な筆跡で「Love Letter」と綴ってあり、浮奇はもう吹き出さずにはいられなかった。
ラブレターとは大体の場合は見た目では分からないようにするのが一般的であり、実際に今まで何度か受け取ったものはそうだろうなと予感させる渡し方はされても何の変哲もない封筒だった。つまり浮奇は人生で初めて、ラブレターと名付けられたラブレターを受け取ったことになる。
1596中身を読まずともゴミ箱行きと分かるような見慣れた紙や封筒に混じって、濃い紫色の封筒がポストの中でひときわ強く存在を主張している。誰かに手紙を送ると言われた覚えもなく、浮奇は首を傾げつつ封筒を取り上げた。
住所と宛名はシールに印字されているため筆跡で判断することは難しく、裏側へひっくり返してみても差出人の名前はない。けれど、切手に押されたスタンプの住所には見覚えがあるし、隅っこに小さく特徴的なタトゥーを模したサインが書かれている。加えてサインの横に、これまた特徴的な筆跡で「Love Letter」と綴ってあり、浮奇はもう吹き出さずにはいられなかった。
ラブレターとは大体の場合は見た目では分からないようにするのが一般的であり、実際に今まで何度か受け取ったものはそうだろうなと予感させる渡し方はされても何の変哲もない封筒だった。つまり浮奇は人生で初めて、ラブレターと名付けられたラブレターを受け取ったことになる。
shiruko3
PAST支部に載せてた漫画。🗻で初めて描いた漫画。おそろしくガッタガタで汚いんですけども。四六時中🗻を考えていた時代のです。韓英さんを幸せにしたかったので、当時から仲良くしてもらっていたLiさんとらっかさんらも巻き込んで一斉にアップした。この漫画で初めて海外の方からラブレターなど頂き、とても嬉しかったおもひでもあります。 2AtoriA@HPHM
DONE・モブ女子視点のバナ主。・手助けされたことがきっかけでバーナビーにラブレターを書いたかなりお調子者のモブ女子ちゃんの一人称の話。うるさい。
・意図的に、地の文にかなり緩めの口語を混ぜているので、そういうことが気になる人はご注意をば。なんでも許せる人向けのゆるーい話。 15
ゆきな
MEMOジュリエにラブレター💌くださった方ありがとうございます~!非ログインだとシステムで返信できないようなのでここでお返事とさせてください。
たくさんの愛を受け取り致しました(・大・)✌
ジュリエ様はわたしもお気に入りなのでいっぱい描きたいです。
あとヒスイの者は現代の者と絡まないのをいいことに好き勝手しています(?)
kipponLH
MAIKINGラブレター第三弾です。戦後です。 こんにちは。最後にお会いしたのはいつだったでしょう。ああ、そうだ。式典の時でしたね。連合国から第三次和平派遣大使を招いた時の、それを記念した式での席でした。港での開催でしたから天気が心配でしたが、終日晴れで本当によかった。
あの日は賑やかでした。マーレからいつもやって来るアルミンやジャン、コニーたちだけじゃなく、兵長も来ていました。兵長はあの時、天と地の戦い以来初めてこの島に戻って来たんでしたね。そうそう、それでコニーなんかえらくはしゃいじまって......コニーはマーレで兵長と仕事してるんでしょう?それなのにあんなに喜んで......兵長がこの島に戻って来られたことがよっぽど嬉しかったんでしょうね。
6543あの日は賑やかでした。マーレからいつもやって来るアルミンやジャン、コニーたちだけじゃなく、兵長も来ていました。兵長はあの時、天と地の戦い以来初めてこの島に戻って来たんでしたね。そうそう、それでコニーなんかえらくはしゃいじまって......コニーはマーレで兵長と仕事してるんでしょう?それなのにあんなに喜んで......兵長がこの島に戻って来られたことがよっぽど嬉しかったんでしょうね。
kipponLH
MAIKINGラブレター第二弾です。132後の話です。ご注意ください。 お久しぶりです。いつぐらいぶりかな。煙草、吸っていいですか?近頃これがなきゃやってらんなくて......親父は酒も煙草もでしたが、俺はもっぱらこれです。まあ多少酒を減らしても、こんだけ吸ってりゃ大差ねぇ気もしますけどね。煙草吸ってりゃ偉そうに見えません?酒よりは頭働くし......俺が親父みたいになるためにはぼおっとはしてられないってことです。まあ頑張りますよ。
仕事のほうですか?ええ、お陰様で順調ですよ。兵士たちは羽振りがいい。常に今が稼ぎどきと思ってやってます。
はいはい、それで今回はハンジさんのことが聞きたいんですよね?なんかこうやって改まって聞かれると緊張するなぁ......うーん、そうだなぁ。
6581仕事のほうですか?ええ、お陰様で順調ですよ。兵士たちは羽振りがいい。常に今が稼ぎどきと思ってやってます。
はいはい、それで今回はハンジさんのことが聞きたいんですよね?なんかこうやって改まって聞かれると緊張するなぁ......うーん、そうだなぁ。
oburuta14
DONEカイアサすごろく会で話していた、アーサー宛てのラブレターを燃やすカインの話。オズ様視点のカイアサです。
ラブレターを燃やす話精霊が喜んでいるのをオズは感じていた。
目に見えているわけではないが、肌に纏わりつくように精霊が喜び踊っている。
中央の国の精霊らしく、中央の町の復興を手伝った魔法使いたちに喜んで力を貸し与え、もっと使役して欲しいと騒いでいるのだ。
「――――………ん」
瓦礫にしたことは幾千あれど、壊れたものを復元することなどかつての私にはなかったが、アーサーに魔法を教えるようになってからは幾度となく使用した。
箒の練習で部屋のあらゆる所に飛んで行き、窓が閉まっていることなどお構いなしに外に飛び出す。治癒を魔法を人に使うのもアーサーが初めてなようにも思える。
「―――すみません!!」
声に反応してオズはゆったりと目線を下げた。
2621目に見えているわけではないが、肌に纏わりつくように精霊が喜び踊っている。
中央の国の精霊らしく、中央の町の復興を手伝った魔法使いたちに喜んで力を貸し与え、もっと使役して欲しいと騒いでいるのだ。
「――――………ん」
瓦礫にしたことは幾千あれど、壊れたものを復元することなどかつての私にはなかったが、アーサーに魔法を教えるようになってからは幾度となく使用した。
箒の練習で部屋のあらゆる所に飛んで行き、窓が閉まっていることなどお構いなしに外に飛び出す。治癒を魔法を人に使うのもアーサーが初めてなようにも思える。
「―――すみません!!」
声に反応してオズはゆったりと目線を下げた。
nb_dvs
DOODLE怪盗123(1412的には123にしたいけど456もイイ)急に青山先生の絵柄でおさななが見たくて描いたらくがき。ホストと怪盗やってる(?)最近1番欲しいのは独歩のハートで暗号を送りまくってる。でも迷探偵独歩くんは迷推理するので5割くらいしか解けてない。解けたところで中身はラブレターなので「なんだこれ」「キザなやつ…」になり進展しない。🥂「元に戻れなかったら俺っちが育てるから安心して!」まち👻
DOODLEフォロワーさんとの会話からプレゼントにもらった用紙にもらった万年筆で内緒のラブレターを書いてたら風で飛ばされちゃったレくん(メイドの姿)
まさか本人が受け取ってしまうとは!ヤバい!逃げるか!?(無理)
0Yut110
SPOILER⚠️ばらばらラブレター置き去り事件ネタバレ?
私立渦ノ森学園女子高等学校生徒会
の、ゆーたろが見ている幻覚。
ちょっとどう塗ったらいいかわかんなくなって力尽きちゃった…
未完の名作より形にした駄作の方が偉い、と信じて上げちゃお〜〜
あおい〜〜〜……どうしても構図的に1人になってしまって泣きました。えーん…
CaHipopo
DONE付き合ってるオー晶♂のラブレターの話(捏造多め)追記:バグって表示されなくなったので別途上げ直ししてます→
https://poipiku.com/2050016/8054923.html 6
trpg_yk
MEMOぎこ同シリーズKP裏話(ネタバレは無いです!!)【BGMについて】
ぎこ同シリーズ(4作目/ラブレターは特に)はPCの動きや感情により適しているBGMが変わるので、このようなアナログメモを手元に置いて、その場でチョイスしてます
(塗りつぶしてるところはネタバレ防止のシーン名)
ぎこ同を始めた頃の2021年5月の私、モチベ馬鹿高かったんだな〜…。当時の自分のおかげで、今楽してます。 2
1nunu1_pachi
INFO君って最高!展示物その2。⚠️ラブレターと言う名の吐き出し
⚠️ゲーム中のセリフネタバレがございます
【ご注意】個人の思想に準じております。戯言として読んでください。
Love Letter from hellってすごく秀逸なタイトルだと思ったのでお借りしています。
パスワードは君最開催日の日付を4桁 0821 です。 5
yo_lu26
MENUアズジェイwebオンリー『深海のステラート』2022年8月6日(土) 22:30~翌日22:00
展示品です。
2022/7/23のアズジェイオンリー「契約にゴールデンドロップ」の無配SSに加筆修正したものです。7月のイベントで頒布したラブレター小説セットに付随する小噺です。
水溶性のラブレターにまつわる後日談 深海にまで熱が届きそうな熱帯夜の午前2時。ピュア・ノワールの封筒の中身は、まだ僕だけしか知らない。
※※※
拝啓 アズール
このような形で僕たちが今までやりとりをすることは滅多にありませんでしたね。でも、今回はどうしても手紙という形で貴方にお伝えしたいことがありまして、筆をとりました。この手紙で、最近の僕の態度についての釈明をさせてください。僕が貴方を避けたり、ミスが増えてきたことを、さぞや訝しく思っていることでしょう。絶対に僕が出るようにと言われていたアズールとの打ち合わせも、代わりにフロイドに行ってもらいましたし、数ヶ月前から約束していた市場調査の約束も僕は当日になって、キャンセルしてしまいました。貴方は、それはもう怒っていましたね。無理もありません。約束を違えることは、信用を失うことですから。結局、市場調査はリドルさんと行かれたのでしたっけ。リドルさんの勉強時間をなんとか少しでも削ろうとする貴方の涙ぐましい努力が伺えて、僕は感服いたしました。行かれたカフェやレストラン、雑貨屋はいかがでしたか?リドルさんとの時間が貴方にとって有意義な時間になっていることを願います。
6019※※※
拝啓 アズール
このような形で僕たちが今までやりとりをすることは滅多にありませんでしたね。でも、今回はどうしても手紙という形で貴方にお伝えしたいことがありまして、筆をとりました。この手紙で、最近の僕の態度についての釈明をさせてください。僕が貴方を避けたり、ミスが増えてきたことを、さぞや訝しく思っていることでしょう。絶対に僕が出るようにと言われていたアズールとの打ち合わせも、代わりにフロイドに行ってもらいましたし、数ヶ月前から約束していた市場調査の約束も僕は当日になって、キャンセルしてしまいました。貴方は、それはもう怒っていましたね。無理もありません。約束を違えることは、信用を失うことですから。結局、市場調査はリドルさんと行かれたのでしたっけ。リドルさんの勉強時間をなんとか少しでも削ろうとする貴方の涙ぐましい努力が伺えて、僕は感服いたしました。行かれたカフェやレストラン、雑貨屋はいかがでしたか?リドルさんとの時間が貴方にとって有意義な時間になっていることを願います。
nbsk_pk
DOODLEヴィク博の銀博。あなた宛てのラブレターの話。風雪で可能性が消えたので没ったけどもったいなかったので供養。今はもうその名前を銀灰さんしかおぼえていないという情景は美しいなぁというだけの話。
ラスト・ラブ・レター「他人宛てのラブレターを大事に保管し続ける理由って何だろうね?」
「誤配ですか? 正しい宛先がわかるなら、僕が届けてきますけれど」
「あ、ごめん。トランスポーター的にはそうなっちゃうよね」
執務室に立ちのぼるのはあたたかな紅茶の香りとバターと香辛料の優しい甘さ。書類の山を端へと――このひと時だけでも視界から外したかったのだ――押しやりながら、ドクターはふと本日の秘書役へと雑談を振った。
「もう全部開封されてて、多分正しく届けられた後だと思うんだ。だからもう手紙としての役割は終わってる」
「ですがご自身宛てのものではない、と。安直ですが偽名を使った秘密のお手紙でしょうか」
カップを片手にイトラ特有の細い耳を揺らす彼もまた、機密の輸送に携わる身だ。こういう反応が返ってくるとわかっていてしかるべきだったというのに、本日の自分はどうもぼんやりしてしまっているらしい。
2099「誤配ですか? 正しい宛先がわかるなら、僕が届けてきますけれど」
「あ、ごめん。トランスポーター的にはそうなっちゃうよね」
執務室に立ちのぼるのはあたたかな紅茶の香りとバターと香辛料の優しい甘さ。書類の山を端へと――このひと時だけでも視界から外したかったのだ――押しやりながら、ドクターはふと本日の秘書役へと雑談を振った。
「もう全部開封されてて、多分正しく届けられた後だと思うんだ。だからもう手紙としての役割は終わってる」
「ですがご自身宛てのものではない、と。安直ですが偽名を使った秘密のお手紙でしょうか」
カップを片手にイトラ特有の細い耳を揺らす彼もまた、機密の輸送に携わる身だ。こういう反応が返ってくるとわかっていてしかるべきだったというのに、本日の自分はどうもぼんやりしてしまっているらしい。
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DONEティカクロ ※フォ学軸 春の屋上とラブレター 被り物をしたうさぎのキャラクターがついた可愛らしい便箋を、ラスティカが俺にも見えるようにふたりのちょうど真ん中で開く。あ、一緒に見てもいいんだと、なにか許されたような気になって、少し遅れてドドド、いけないことをしてるんじゃないの、と罪悪感が追いかけてきた。思わず息をのむと、ズゴ、と咥えていたストローが鳴る。
「どれどれ。『あなたを目玉焼きにして食べちゃいたいな』……ふふ! 面白いね。とても素敵だ」
気に入ったようで、ラスティカは続くフレーズに合わせてメロディを乗せた。『そしたらあたしはベーコンちゃん』♪
ラスティカは作曲家だ。そして運命の作詞家を探している。それに引っ掛けてか、ラスティカに恋心を寄せる者は皆、詞を綴ったラブレターをラスティカに贈った。誇り高い正統派文芸部の生徒もいれば、面白半分の新鋭コピーライティング部の生徒もいたし、果たし状みたいな趣でラブを表現するヤンキー書道部の生徒もいた。
1949「どれどれ。『あなたを目玉焼きにして食べちゃいたいな』……ふふ! 面白いね。とても素敵だ」
気に入ったようで、ラスティカは続くフレーズに合わせてメロディを乗せた。『そしたらあたしはベーコンちゃん』♪
ラスティカは作曲家だ。そして運命の作詞家を探している。それに引っ掛けてか、ラスティカに恋心を寄せる者は皆、詞を綴ったラブレターをラスティカに贈った。誇り高い正統派文芸部の生徒もいれば、面白半分の新鋭コピーライティング部の生徒もいたし、果たし状みたいな趣でラブを表現するヤンキー書道部の生徒もいた。
HokaHoka404
MOURNING読まれないラブレター話の途中まで書いた文章の供養です。 きぃ、とそろそろくたびれ始めてきたイスが少しだけ軋んだ音を立てる。
専らロナ戦の執筆用として使っている机も椅子もノートパソコンも、それなりの巻数を重ねてきただけあって随分と年季が入ってきたように思う。
バックライトに浮かぶ文字は臨場感に溢れた文字が騒がしく踊っていて、冷静な目でみると少しばかりおかしくなる。
その躍りの中心にいる、自分に良く似ているような男がいかにも格好良く華麗な活躍をもって街に平和をもたらしていて更におかしいような気持ちになる。
言葉というのは便利だ。おおよそはこれと同じことをしていた筈なのに、表現の仕方一つでトンチキ捕物帖から鮮やかなる吸血鬼退治物語へと変わるのだから。
しかしこれはある程度は自分と切り離しているからこそそれなりに書けるのであって、自分の気持ちを言葉で表そうとすればそれは酷く難しい。
1577専らロナ戦の執筆用として使っている机も椅子もノートパソコンも、それなりの巻数を重ねてきただけあって随分と年季が入ってきたように思う。
バックライトに浮かぶ文字は臨場感に溢れた文字が騒がしく踊っていて、冷静な目でみると少しばかりおかしくなる。
その躍りの中心にいる、自分に良く似ているような男がいかにも格好良く華麗な活躍をもって街に平和をもたらしていて更におかしいような気持ちになる。
言葉というのは便利だ。おおよそはこれと同じことをしていた筈なのに、表現の仕方一つでトンチキ捕物帖から鮮やかなる吸血鬼退治物語へと変わるのだから。
しかしこれはある程度は自分と切り離しているからこそそれなりに書けるのであって、自分の気持ちを言葉で表そうとすればそれは酷く難しい。
yukonb0426
INFO「旭、貴澄と飲み会の後、遙の家に泊まる真琴。テーブルにはファンレターともラブレターとも思える手紙が…。大学に行って世界が広がる遙に戸惑う真琴、そんな真琴が面白くない遙、二人の気持ちの行き先は…」完成しました!通販↓
https://ecs.toranoana.jp/joshi/ec/item/040030972224/ 7
七海こいと
DONEシンプルにラブレター恋文 月並みな表現ではありますが、身を焦がすような恋を致しました。
だけど、それは〝恋〟と呼ぶには、あまりに甘く蕩かされるようであり、同時に苦く、心を苦しめるもので。
時に暗闇を照らす一筋の光のようであり
時に真っ白なキャンバスに一滴の汚れを落とすようであり
時に冷たい地の底まで突き落とし、また引き上げるようなものでありました。
その感情の揺れに、己の醜い感情も露にされていくようで、それを恋と自覚すればするほど、〝恋〟が〝愛〟に形を変えていくほど、身の内を食い荒らす獣のような、どろどろとして黒く澱んだものに、心を蝕まれて、私が私でなくなっていく、時々そんな心地が致します。
恋とはこのようなものでしょうか、これは愛でしょうか、ただの執着でしょうか。
748だけど、それは〝恋〟と呼ぶには、あまりに甘く蕩かされるようであり、同時に苦く、心を苦しめるもので。
時に暗闇を照らす一筋の光のようであり
時に真っ白なキャンバスに一滴の汚れを落とすようであり
時に冷たい地の底まで突き落とし、また引き上げるようなものでありました。
その感情の揺れに、己の醜い感情も露にされていくようで、それを恋と自覚すればするほど、〝恋〟が〝愛〟に形を変えていくほど、身の内を食い荒らす獣のような、どろどろとして黒く澱んだものに、心を蝕まれて、私が私でなくなっていく、時々そんな心地が致します。
恋とはこのようなものでしょうか、これは愛でしょうか、ただの執着でしょうか。