七夕
とーい
DONE七夕サボル。中華風なんだか和風なんだかいろいろふわっとした設定なので、ふわっと読んでもらえたらありがたいです。白鷺に転じて、七夕の逢瀬を見守るサボと、織女に仕える天女ルフィ。
織女と牽牛の一夜の逢瀬の夜にひっそりと逢う二人の時間です。
サラダルフィ誰だこれってなるかもしれないので、何でも許せる方はどうぞ。
煌めく川面から離れて 幾万幾億もの光の粒がつくる、煌めく水面。美しい眺めだが、天(そら)を東と西に隔てるその大河は、恋に溺れた天女への戒めだ。課せられた務めを忘れた娘とその夫への罰として、星屑を集め河と為した天帝は、年に一度であれば、河を渡り共に過ごすことを許した。
ルフィは毎朝、天河(てんが)で星の欠片を汲む。
愛おしい夫を想いながら姫が織る天衣には、雲から紡ぎ、星の欠片で染めた糸が使われる。故に、織女の御殿に仕える天女にとって、星汲みも大事な役目。
それでも星汲みは、機織りに携わる天女の中では最も低い位階の仕事だ。そのため、ルフィと同じ役目を頂く天女たちは、早く紡ぎ手か、せめてひとつ上の、星々を色で選り分ける役目につきたいと毎日のように口にしていた。
4187ルフィは毎朝、天河(てんが)で星の欠片を汲む。
愛おしい夫を想いながら姫が織る天衣には、雲から紡ぎ、星の欠片で染めた糸が使われる。故に、織女の御殿に仕える天女にとって、星汲みも大事な役目。
それでも星汲みは、機織りに携わる天女の中では最も低い位階の仕事だ。そのため、ルフィと同じ役目を頂く天女たちは、早く紡ぎ手か、せめてひとつ上の、星々を色で選り分ける役目につきたいと毎日のように口にしていた。
hbnho210
SPUR MEルクアロ版ワンドロワンライ様よりお題:「銀河」「落書き」をお借りしました。ロマンチック七夕デート!(でもエリントンにもハスマリにも七夕の習慣はナイ設定)お題:「銀河」「落書き」7/10 星が雨のように降る夜に、君とデートがしたい。星屑の水たまりにわざと足をつっこんで星の欠片をとばしながら流れる星を追いかけどこまでもどこまでも走ってゆく。君と手をつないで。月をとびこえ白鳥の舟で銀河をわたり、君とふたりでどこまでもいこう。果てしない宇宙の遥か彼方、いつか、その冒険が終わるとき、たどりつくその場所まで。
「おまわりさんが夜遊びなんて、いいのかよ」
「何故かどうしても君に会いたくなったんだ」
突然の電話。会いたいと、切実な声で言われて何も言えなくなって、そのまま三日後に遠く遥かな異国までやってきた恋人のむちゃくちゃな行動も、空港で出迎えた自分をみつけた瞬間のはじけるような笑顔も、今、満点の星空の下、二人で歩いてることも何もかもが夢のようで、アーロンはそっと、自分の腕のやわらかいところへ爪をたてる。
3188「おまわりさんが夜遊びなんて、いいのかよ」
「何故かどうしても君に会いたくなったんだ」
突然の電話。会いたいと、切実な声で言われて何も言えなくなって、そのまま三日後に遠く遥かな異国までやってきた恋人のむちゃくちゃな行動も、空港で出迎えた自分をみつけた瞬間のはじけるような笑顔も、今、満点の星空の下、二人で歩いてることも何もかもが夢のようで、アーロンはそっと、自分の腕のやわらかいところへ爪をたてる。
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DONE雨クリワンドロライお題「扇風機」「七夕」
折角なので両方使わせていただきました
願いなんてとっくに 午後からプロデューサーと打ち合わせがあり、この日は他に予定も無かったので早めに事務所に着いたのだが、これが間違いだった。プロデューサーからは「大変申し訳ないが前の仕事が押していて到着が遅れる」との連絡があり、クーラーには無慈悲にも「故障中の為使用中止」と書かれた張り紙が貼ってある。気休めにと置かれた扇風機はガコガコとぎこちない首振りをしている始末だ。
外の何処かしらで涼を取ろうにも猛暑日の外界は一歩出ようものならすぐさま溶けてしまいそうだ。不幸中の幸いなのは現在他に誰も居らず、暫くは山村も事務所に帰ってくる用事は無いらしい。やや古びた扇風機をずるずるとソファーの側まで移動させ、首振りを止め一身に風を浴びる。これで少しはマシになった、と一息つくとここまで来るのにさんざん日に当たった疲労なのかじわりと眠気が湧き上がって来た。どうせプロデューサーも遅れるのだし仮眠を取ってしまおうと目を閉じた。
1994外の何処かしらで涼を取ろうにも猛暑日の外界は一歩出ようものならすぐさま溶けてしまいそうだ。不幸中の幸いなのは現在他に誰も居らず、暫くは山村も事務所に帰ってくる用事は無いらしい。やや古びた扇風機をずるずるとソファーの側まで移動させ、首振りを止め一身に風を浴びる。これで少しはマシになった、と一息つくとここまで来るのにさんざん日に当たった疲労なのかじわりと眠気が湧き上がって来た。どうせプロデューサーも遅れるのだし仮眠を取ってしまおうと目を閉じた。
Cherry_7396
DONE #長晋ワンドロライ お題「七夕」現パロ長晋 rnmrちゃんが幼児ですので注意。
社会人×園長先生
確実に叶う幼子の願い事「じゃあみんな、好きな色の紙を選んで願い事を書こうね」
パチパチと大きな目を瞬かせ、ふくふくとした頬を引き締めながら蘭丸は保育園の先生の言葉にしっかりと頷いた。
鮮やかな色紙が並ぶ机の前で蘭丸はむむっと真剣な顔をする。
これは重大なミッションである。年に一度の七夕の日。長方形に切られた色紙に願い事を書いて笹に吊るすのだ。
きゃっきゃと楽しそうな友達の輪から抜け出した蘭丸は黄色の短冊を選び、赤いクレヨンを握りしめる。
真剣な願い事なのだ。誰にも邪魔されず、蘭丸一人で書くべきだと思ったのだ。
だから蘭丸はポツンと隅っこで赤いクレヨンを握りしめて深呼吸をする。そして慎重に丁寧に、ゆっくりと字を書き出した。
2308パチパチと大きな目を瞬かせ、ふくふくとした頬を引き締めながら蘭丸は保育園の先生の言葉にしっかりと頷いた。
鮮やかな色紙が並ぶ机の前で蘭丸はむむっと真剣な顔をする。
これは重大なミッションである。年に一度の七夕の日。長方形に切られた色紙に願い事を書いて笹に吊るすのだ。
きゃっきゃと楽しそうな友達の輪から抜け出した蘭丸は黄色の短冊を選び、赤いクレヨンを握りしめる。
真剣な願い事なのだ。誰にも邪魔されず、蘭丸一人で書くべきだと思ったのだ。
だから蘭丸はポツンと隅っこで赤いクレヨンを握りしめて深呼吸をする。そして慎重に丁寧に、ゆっくりと字を書き出した。
even
DONE遅刻の七夕のお話。北斎と玲央の、会いたいひと。幸の降り注がんことを* ┄ ┄· ┄
┄ ┄*・゜
今夜も星なんて降りっこない。まあ流星なんてたぶん生きている間に一度観れるかどうかだし、そもそも期待していない。なら、流れなくてもいいからせめてもっと眩しいくらいに光ってくれたら良いのにと思う。深すぎる青の空はもう濁っているようにすら見えて、小さく点々とした星粒は写真映えもしない。不満たらたらで空を見上げた。顔を包みにくる熱気を追い払おうと目を細める玲央の頬に、ひたりと何かが落ちる。
「あ」
思い出す。それは過去に一度だけ、こうして降った。
あの日、今日みたいに北斎の隣で。
商店街に立てられた笹がアーケードの出入り口を潜り抜けてやって来たぬるい風にあやされている。さらさ、なんて囁き声はまさかしないが。背の高いそれが一際大きく揺れて北斎の頭を撫でた時には、どこかファンタジーな効果音が玲央の頭を過ぎった。北斎といるとたまにとぽんと夢幻に突き落とされるような心地になる。
4201┄ ┄*・゜
今夜も星なんて降りっこない。まあ流星なんてたぶん生きている間に一度観れるかどうかだし、そもそも期待していない。なら、流れなくてもいいからせめてもっと眩しいくらいに光ってくれたら良いのにと思う。深すぎる青の空はもう濁っているようにすら見えて、小さく点々とした星粒は写真映えもしない。不満たらたらで空を見上げた。顔を包みにくる熱気を追い払おうと目を細める玲央の頬に、ひたりと何かが落ちる。
「あ」
思い出す。それは過去に一度だけ、こうして降った。
あの日、今日みたいに北斎の隣で。
商店街に立てられた笹がアーケードの出入り口を潜り抜けてやって来たぬるい風にあやされている。さらさ、なんて囁き声はまさかしないが。背の高いそれが一際大きく揺れて北斎の頭を撫でた時には、どこかファンタジーな効果音が玲央の頭を過ぎった。北斎といるとたまにとぽんと夢幻に突き落とされるような心地になる。
なふたはし
DOODLEくろ/そら 七夕羊羹「それで、七夕祭りはどうでしたか?」
僕がお土産を渡すと、九郎先生は言った。
「楽しかったよー」
スマホを操作して、会場の写真を数枚見せてあげる。一枚めくるたび、彼はほうほうと感心した。
「これだけの量の短冊は、さぞや壮観だったでしょう。北村さんは何をお願いしたのですか?」
「んー、まあ、色々とー」
どう書こうかと悩んだものの、結局短冊には川柳を書いた。だって、他人任せにするような願いごとじゃないしねー。
「……あの、羊羹一緒にいただきませんか? お茶をお点てしますよ」
気がつけば、九郎先生は分かりやすく眉をひそめている。「貴方のことが心配です」とでも言いたげに。
「実は自分用にも買ってたりしてー。彩のみんなで食べなよー」
493僕がお土産を渡すと、九郎先生は言った。
「楽しかったよー」
スマホを操作して、会場の写真を数枚見せてあげる。一枚めくるたび、彼はほうほうと感心した。
「これだけの量の短冊は、さぞや壮観だったでしょう。北村さんは何をお願いしたのですか?」
「んー、まあ、色々とー」
どう書こうかと悩んだものの、結局短冊には川柳を書いた。だって、他人任せにするような願いごとじゃないしねー。
「……あの、羊羹一緒にいただきませんか? お茶をお点てしますよ」
気がつけば、九郎先生は分かりやすく眉をひそめている。「貴方のことが心配です」とでも言いたげに。
「実は自分用にも買ってたりしてー。彩のみんなで食べなよー」
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DONE雨クリワンドロ7/9お題:七夕普通に時間をガン無視しました。七夕イベント後の雨クリ。
七夕祭りのライブを無事に終えた夜。会場近くのホテルで一息ついていたクリスは、スマートフォンがメッセージの受信を知らせる音に気づき手を伸ばした。
待ち受け画面に表示されていたのは、雨彦の名前。メッセージアプリを開くと、そこに書かれていたのは、まだ起きているかという端的な問いかけのみだった。それに肯定で答えると、程なくしてコンコンと控えめなノック音が響く。
「雨彦」
「こんな時間に悪いな」
ドアを開けると、そこには雨彦がラフな服装で佇んでいた。部屋に招き入れようとしてみたが、雨彦は動き出す気配がない。
「もう寝るところだったかい?」
「いえ、まだもう少し起きているつもりでしたよ」
「……それなら、少し俺に付き合ってくれないか?」
1927待ち受け画面に表示されていたのは、雨彦の名前。メッセージアプリを開くと、そこに書かれていたのは、まだ起きているかという端的な問いかけのみだった。それに肯定で答えると、程なくしてコンコンと控えめなノック音が響く。
「雨彦」
「こんな時間に悪いな」
ドアを開けると、そこには雨彦がラフな服装で佇んでいた。部屋に招き入れようとしてみたが、雨彦は動き出す気配がない。
「もう寝るところだったかい?」
「いえ、まだもう少し起きているつもりでしたよ」
「……それなら、少し俺に付き合ってくれないか?」
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TRAINING7/9ワンライお題【七夕・ファッション】
雨の日の七夕と、そんな七夕についての朝鮮の伝承について喋る狡噛さんのお話。再会した日のことも考えたり、征陸さんのことを考えたりする宜野座さんがいます。
星祭りの日の涙 今日は七夕だというのに、明朝から雨が降っていた。今年は珍しく梅雨が早く開けた分戻り梅雨があり、織姫と彦星は不幸にもそれに見舞われてしまったのだ。
正直なところ、別にもう歳だから昔話の二人が会えなくたって残念にも思わない。それに一年間会えないからといって、心が変わらないことを俺は知っているからというのもある。狡噛と離れていたのは何年間だっただろうか? 彼が執行官になってからも心は離れていたから、海外を放浪していた最中に感じた孤独を長いこと俺は痛みも感じずに抱えていた気がする。けれど当時感じなかっただけで痛みはあり、再会した今でも、長い間会っていなかった気がするのだった。
「どうしたんだ、浮かない顔をして」
2696正直なところ、別にもう歳だから昔話の二人が会えなくたって残念にも思わない。それに一年間会えないからといって、心が変わらないことを俺は知っているからというのもある。狡噛と離れていたのは何年間だっただろうか? 彼が執行官になってからも心は離れていたから、海外を放浪していた最中に感じた孤独を長いこと俺は痛みも感じずに抱えていた気がする。けれど当時感じなかっただけで痛みはあり、再会した今でも、長い間会っていなかった気がするのだった。
「どうしたんだ、浮かない顔をして」
まろんみるく。
DONE七夕に描いた絵になります。間に合わなかったので、仕上げは後日(7/8)にしました。
予想以上に田代くんの反応が凄かったので💦まぁ、仕上げも失敗したし…全く、相手にされなかったぁ〜wW(R4.7.7) 3
yuconoyume
DONE七夕ネタジェイ監です。
ツイッターにあげた作品の全文を載せています。
ツイステ界に七夕がないという設定でございます。
なんでも大丈夫という方のみお願いします。そこに互いに愛はあります!
パスワードは今日の日付、数字4つ! 7752
あかさん
CAN’T MAKE七夕をお題に、大包平が顕現1年目の付き合ってねぇ大鶯。七夕から大遅刻しましたヘヘッ。秘め箱「七夕は、中国の話が元となったらしいな。恋仲の二人が年に一度しか会えなくなる……。そして、日本ではその年に一度の記念日を七夕として祝うようになったとか、何とか。」
七夕の説明を俺にしながら茶をすする鶯丸を見る。
「ふむ、年に一度とは心苦しいだろうな。その恋仲の二人は。」
「まぁアツアツすぎて仕事を休み、遊び呆けていたから……というのが原因らしいが。」
「ただの自業自得ではないか!!」
「急に大声をだすな、鼓膜がなくなるかと思ったぞ。」
耳をふさぐ動作をして、怪訝な顔をする。
「だが、本丸の七夕はどちらかといえば笹飾りや短冊を書く方が皆興味があるようだがな。お前も書くといい、ほら」
そういうと鶯丸はいくつか無地の短冊を俺へと渡して来た。
4608七夕の説明を俺にしながら茶をすする鶯丸を見る。
「ふむ、年に一度とは心苦しいだろうな。その恋仲の二人は。」
「まぁアツアツすぎて仕事を休み、遊び呆けていたから……というのが原因らしいが。」
「ただの自業自得ではないか!!」
「急に大声をだすな、鼓膜がなくなるかと思ったぞ。」
耳をふさぐ動作をして、怪訝な顔をする。
「だが、本丸の七夕はどちらかといえば笹飾りや短冊を書く方が皆興味があるようだがな。お前も書くといい、ほら」
そういうと鶯丸はいくつか無地の短冊を俺へと渡して来た。
komomodesu_desu
DOODLE💎🔥七夕kiジョーイが描きたくなって頑張りましたが駄目でした…難し過ぎる😭これハマってませんし対面ざいや…まぁ🔥さんのスリット描けたからいいや…18歳以上ですか?y/n
ArtemisSN0210
DONE西くんと南さんで七夕漂白後の話です。ちょっと自己解釈あり
CP要素はないつもりですが普段カプを書いてるのでそう見えるかも
ウエ+サウで七夕七月七日。
今日はラビリンスでは初めての、七夕祭りの日だ。
星空の元、人々は自分の願いを書いた短冊を笹に飾ったり星を象ったお菓子を食べたりと思い思いに新しい文化を楽しんでいる。その様子を、サウラーは少し高い場所から見つめていた。
「サウラー!願い事は書けたか?」
祭りの会場から戻ってきたらしいウエスターに声をかけられ、サウラーはそちらへ顔を向ける。
「……ううん、まだ」
手元の短冊には、まだ何も書かれていなかった。
「お前のことだから、難しく考えすぎているんじゃないか?願い事と言っても、そんなに大層なものじゃなくて良いんだぞ。美味いドーナツをいっぱい食べたいとか、もっと筋肉をつけたいとか」
「……それ、キミの願いでしょ?」
2331今日はラビリンスでは初めての、七夕祭りの日だ。
星空の元、人々は自分の願いを書いた短冊を笹に飾ったり星を象ったお菓子を食べたりと思い思いに新しい文化を楽しんでいる。その様子を、サウラーは少し高い場所から見つめていた。
「サウラー!願い事は書けたか?」
祭りの会場から戻ってきたらしいウエスターに声をかけられ、サウラーはそちらへ顔を向ける。
「……ううん、まだ」
手元の短冊には、まだ何も書かれていなかった。
「お前のことだから、難しく考えすぎているんじゃないか?願い事と言っても、そんなに大層なものじゃなくて良いんだぞ。美味いドーナツをいっぱい食べたいとか、もっと筋肉をつけたいとか」
「……それ、キミの願いでしょ?」
うしひこ
MAIKINGこれまた七夕要素皆無ボネキとヴェルゼイが話すだけの話
ーー暇潰しに付けたテレビを見て初めて気が付いた。そうか、今日は七夕か。
願いを文章化して飾る事によってその願いをより具現化しやすくなる…というワケか、上手く出来たモンだ。
僕には願いなんてこれっぽっちもない。
僕には[[rb:金 > チカラ]]がある、金があればなんだって叶う、短冊よりも札の方が割に合う。
「俺の前で金持ちアピールとか嫌がらせか?これだから最近の若者サンはよ、二十歳とか信じられねえな」
闇商人のヴェルゼイがいやみったらしく呟いた。
「鯖読み元王子くん、君だって実際は17じゃないか、もっと子供らしく出来ないの?」
「トナリーノで生きる為にはなんだってするさ、この名前だって、サイショー城兵士の肩書きも全て裏で手に入れたんだ。子供らしさなんて忘れちまったさ」
705願いを文章化して飾る事によってその願いをより具現化しやすくなる…というワケか、上手く出来たモンだ。
僕には願いなんてこれっぽっちもない。
僕には[[rb:金 > チカラ]]がある、金があればなんだって叶う、短冊よりも札の方が割に合う。
「俺の前で金持ちアピールとか嫌がらせか?これだから最近の若者サンはよ、二十歳とか信じられねえな」
闇商人のヴェルゼイがいやみったらしく呟いた。
「鯖読み元王子くん、君だって実際は17じゃないか、もっと子供らしく出来ないの?」
「トナリーノで生きる為にはなんだってするさ、この名前だって、サイショー城兵士の肩書きも全て裏で手に入れたんだ。子供らしさなんて忘れちまったさ」
satomint09
DOODLE※背後注意※七夕🎋
浴衣でえっちな雰囲気なみゃーちゃんです
(ちょっとはだけてます⚠️)
画像タップで綺麗なお目めが見えます
背後に誰もいなければ「yes」と入力してください
※背後注意※ 2
shirokonatake
TRAININGK暁です。ほぼ会話です。イチャついてます。短いです。急に終わる感じです。
七夕要素が薄くなりました。
目を通して下さるようでしたら
どうか生暖かい目で…。
永久を願う『暁人、昨日は短冊書いたか?』
「短冊?…あぁ、七夕ね、書いてないよ。」
『なんだ書かなかったのか、』
「でもお願い事はしたよ。」
『へぇ、どんな願い事だ?』
「…教えたら叶えてくれる?」
『俺が叶えられるものなのか?』
「うん。というか、KKにしか叶えられない。」
『 一なるほど、あんま高い願いは叶えてやれ
ないぞ』
「値段はかからないけど、安くはないかな」
暁人に続く言葉を促す。
「一僕のお願い事はね、"KKが僕から離れて行きませんように"だよ。聞いたからには叶えてくれるよね?KK。」
願い事を聞いて口角が上がるのを感じた。
暁人は無言でいるこちらを不安げに見つめている。
愛しさからくる熱を抑えながら話す。
1087「短冊?…あぁ、七夕ね、書いてないよ。」
『なんだ書かなかったのか、』
「でもお願い事はしたよ。」
『へぇ、どんな願い事だ?』
「…教えたら叶えてくれる?」
『俺が叶えられるものなのか?』
「うん。というか、KKにしか叶えられない。」
『 一なるほど、あんま高い願いは叶えてやれ
ないぞ』
「値段はかからないけど、安くはないかな」
暁人に続く言葉を促す。
「一僕のお願い事はね、"KKが僕から離れて行きませんように"だよ。聞いたからには叶えてくれるよね?KK。」
願い事を聞いて口角が上がるのを感じた。
暁人は無言でいるこちらを不安げに見つめている。
愛しさからくる熱を抑えながら話す。