村雨
imori_JB
DOODLE仲良いしいな先輩と花ちゃんに夢見てる。あの二人同い年だし同期だったりしないかな。特四女子から見た村雨とにょたしし。にょたししが途中から、村雨は最後にちょろっとでる。ディスってるのは仕様です。
シークレット・ラヴァーズ②「そうそう、聞いてよ花ちゃん~」
カラス銀行本店の最寄り駅前にある百貨店。
セール初日の土曜日がオフに当たり、意気揚々とやって来たカラス銀行特別業務部四課宇佐美班の女王様こと羽柴しいなは連れと共に心行くまでショッピングを楽しみ、そして今小休止の為に百貨店内のカフェに来ていた。あくまで小休止だ、この後まだまだ見たいものはある。
次に回るフロアとルートについて頭の中で算段しつつ、冷たいアイスカフェオレを一気に半分吸い込んでから今日の連れに話を向けた。アイスティーの氷をストローで突いていた連れは顔を上げる。
「何だよしいな」
同じく特別業務部四課、片伯部班の加賀花火。同い年の為入行時期も近く――当初配属された課は全く異なっていたが――、特四自体女性行員が少ない部署とあって、顔を合わせれば立ち話くらいはする仲だ。互いに男社会といっていい特別業務部四課になどいれば愚痴の一つや二つ、三つや四つ出て来るものなのだ。
5241カラス銀行本店の最寄り駅前にある百貨店。
セール初日の土曜日がオフに当たり、意気揚々とやって来たカラス銀行特別業務部四課宇佐美班の女王様こと羽柴しいなは連れと共に心行くまでショッピングを楽しみ、そして今小休止の為に百貨店内のカフェに来ていた。あくまで小休止だ、この後まだまだ見たいものはある。
次に回るフロアとルートについて頭の中で算段しつつ、冷たいアイスカフェオレを一気に半分吸い込んでから今日の連れに話を向けた。アイスティーの氷をストローで突いていた連れは顔を上げる。
「何だよしいな」
同じく特別業務部四課、片伯部班の加賀花火。同い年の為入行時期も近く――当初配属された課は全く異なっていたが――、特四自体女性行員が少ない部署とあって、顔を合わせれば立ち話くらいはする仲だ。互いに男社会といっていい特別業務部四課になどいれば愚痴の一つや二つ、三つや四つ出て来るものなのだ。
imori_JB
DOODLE村雨とにょたししが付き合ってることを知らなかった宇佐美班の面々に、真経津邸に入り浸るせいで自然と知った御手洗がうっかり暴露した話。村雨もにょたししも出てこない。あとほんのり宇佐美→にょたしし。
しいな先輩が滅茶苦茶に村雨をディスりますが仕様です。
シークレット・ラヴァーズ①「以上が当行の創立記念謝恩パーティーの概要になります。何か質問は?」
カラス銀行特別業務部四課、宇佐美班。主任の宇佐美から三週間後に控えるパーティーの概要について説明されていた班員達は手元の書類から顔を上げ、それぞれ顔を見合わせる。
毎年年に一度行われているパーティーであるからして既に数回経験している面々にとっては特段今更疑問を持つような内容では無い。
しかし今回が初めてである御手洗にとっては疑問しかないイベントだ。
「あの……何ですか、この……」
「ギャンブル体験イベント?」
「はい」
普通課が主催するイベントとは異なり特別課が主催するイベントは勿論ギャンブルに関した物だ。
創立記念謝恩パーティーの中でも特別業務部4課と5課が合同で主催する4リンク以上に所属しているギャンブラー達を招き、彼らを相手にVIP達がギャンブルを楽しむという企画はその中のメインイベントとして位置づけられている。
4190カラス銀行特別業務部四課、宇佐美班。主任の宇佐美から三週間後に控えるパーティーの概要について説明されていた班員達は手元の書類から顔を上げ、それぞれ顔を見合わせる。
毎年年に一度行われているパーティーであるからして既に数回経験している面々にとっては特段今更疑問を持つような内容では無い。
しかし今回が初めてである御手洗にとっては疑問しかないイベントだ。
「あの……何ですか、この……」
「ギャンブル体験イベント?」
「はい」
普通課が主催するイベントとは異なり特別課が主催するイベントは勿論ギャンブルに関した物だ。
創立記念謝恩パーティーの中でも特別業務部4課と5課が合同で主催する4リンク以上に所属しているギャンブラー達を招き、彼らを相手にVIP達がギャンブルを楽しむという企画はその中のメインイベントとして位置づけられている。
imori_JB
TRAININGさめしし習作シリーズ。疲れすぎてバグった村雨先生が獅子神の所に居れば三大欲求全部満たされるな?(キュピーン)する話。
または、雄っぱいに癒される話。
三大欲求ワンストップ①「お疲れ様でした」
背中に掛かる看護師の声が妙に遠く聞こえる。
グラグラと揺れる頭を持て余しながら、村雨は病院の自動ドアをのろのろと潜り抜けた。
日勤で外来、夜は当直という名の夜勤、そのまま再び当直明けで日勤、帰ろうと思った所に緊急搬送の受け入れ、落ち着いた頃合に今度こそと思った所に容体急変で緊急オペ。
一切の睡眠を取らないまま六十時間働き続けた所で村雨は数えるのを止めた。数えなくても村雨の優秀な感覚は正確に、秒刻みで時刻を把握できているのだが考えたくも無かったのだ。
今までの医師となってからの最高連続勤務時間は七十二時間、それを超えたとだけ認識している。
そして睡眠を取らせないという極めて原始的で古典的な拷問が如何に有用であるかその身をもって実感したのだった。
4205背中に掛かる看護師の声が妙に遠く聞こえる。
グラグラと揺れる頭を持て余しながら、村雨は病院の自動ドアをのろのろと潜り抜けた。
日勤で外来、夜は当直という名の夜勤、そのまま再び当直明けで日勤、帰ろうと思った所に緊急搬送の受け入れ、落ち着いた頃合に今度こそと思った所に容体急変で緊急オペ。
一切の睡眠を取らないまま六十時間働き続けた所で村雨は数えるのを止めた。数えなくても村雨の優秀な感覚は正確に、秒刻みで時刻を把握できているのだが考えたくも無かったのだ。
今までの医師となってからの最高連続勤務時間は七十二時間、それを超えたとだけ認識している。
そして睡眠を取らせないという極めて原始的で古典的な拷問が如何に有用であるかその身をもって実感したのだった。
夏月@kzntki0629
PAST村雨さんお誕生日の時のししさめを再掲幸福と言う名のあなたただ一つ歳を重ね、家族から連絡が入る日。
私にとって一月六日はただそれだけの日だった。確かに幼少期は家族に祝って貰うことが喜ばしかったし、今か今かと待ち遠しい気持ちになったこともある。しかしそんな気持ちにはもう何年もなっていない。医者になり、社会に出て、そして兄の腹の中を見たあの日から。
この世はイカれている。
それを知って、受け入れられなくて、気が付いたらいつの間にか、もしかしたらもう少し、もっと前のいつかから。
それからこの日は、家族から連絡が入る日、それだけとなった。
それだけのはずだった。
ピロン。ピロン。ピロン。ピロン。
「真経津も叶もしつけーな」
先程から鳴り止まない携帯の画面を覗き込む男は、私の肩を抱いて頭を寄せる。多少狭苦しいが、不快ではない。
1088私にとって一月六日はただそれだけの日だった。確かに幼少期は家族に祝って貰うことが喜ばしかったし、今か今かと待ち遠しい気持ちになったこともある。しかしそんな気持ちにはもう何年もなっていない。医者になり、社会に出て、そして兄の腹の中を見たあの日から。
この世はイカれている。
それを知って、受け入れられなくて、気が付いたらいつの間にか、もしかしたらもう少し、もっと前のいつかから。
それからこの日は、家族から連絡が入る日、それだけとなった。
それだけのはずだった。
ピロン。ピロン。ピロン。ピロン。
「真経津も叶もしつけーな」
先程から鳴り止まない携帯の画面を覗き込む男は、私の肩を抱いて頭を寄せる。多少狭苦しいが、不快ではない。
夏月@kzntki0629
DONEあなたを好きだという事はただの事実、くらいの村雨さんが好きです。理由はいらない「獅子神」
名前を呼ばれて、次の瞬間、俺の唇が奪われた。突然のことで思考が一瞬止まり、キスをされたと理解したのは一瞬遅れてからだった。
「な、んだよ、いきなり」
「なんだ、とはどういう意味だ?」
「どういう意味って……急にオレにキスした理由に決まってんだろ」
そう尋ねると、村雨はこちらをからかうようにニヤリと笑った。
「あなたは見た目に似合わず純情だな。キスくらいで動揺するのか」
「純情じゃねぇわ! 普通にビビっただけだっつの!」
今まで、村雨からキスをされたことなんてなかった。初めてキスをした時だって、村雨は小さくこんなものか、と呟いて二回目を要求したほどだ。
それから何回かキスをして、その度に村雨は二度目、三度目を要求するからキス自体が嫌ではないとは知っているが、だからと言って村雨からキスをしてくるなんて想像もしていなかった。だから、少し……結構、かなり、ビックリしただけだ。
1308名前を呼ばれて、次の瞬間、俺の唇が奪われた。突然のことで思考が一瞬止まり、キスをされたと理解したのは一瞬遅れてからだった。
「な、んだよ、いきなり」
「なんだ、とはどういう意味だ?」
「どういう意味って……急にオレにキスした理由に決まってんだろ」
そう尋ねると、村雨はこちらをからかうようにニヤリと笑った。
「あなたは見た目に似合わず純情だな。キスくらいで動揺するのか」
「純情じゃねぇわ! 普通にビビっただけだっつの!」
今まで、村雨からキスをされたことなんてなかった。初めてキスをした時だって、村雨は小さくこんなものか、と呟いて二回目を要求したほどだ。
それから何回かキスをして、その度に村雨は二度目、三度目を要求するからキス自体が嫌ではないとは知っているが、だからと言って村雨からキスをしてくるなんて想像もしていなかった。だから、少し……結構、かなり、ビックリしただけだ。
夏月@kzntki0629
DONE頑張り屋でひたむきな獅子神さんのことが可愛くて愛おしい村雨さんのお話お医者様の見たIFの先で「んん……く、そぉ……」
机に突っ伏した金髪は眉間に皺を寄せてブツブツと呟きながらも眠りについている。手元には数字の代わりにアルファベットが書かれている複数のダイスと、それをすっぽりと覆い隠すことができるような大きさの箱が一つ。
それは私と獅子神が初めて出会った「タンブリング・エース」を彷彿とさせるもので、懐かしさに机に転がるダイスを一つ手に取る。
恐らく獅子神が狙った目はあのゲームの勝敗を決めた「A」の目だろう。しかし机の上に散らばるダイスの目はバラバラで、何一つ揃っているものはない。一つだけ「A」の盤面が上に来ているダイスはあるが、恐らく偶然だろう。
「まさかあれからずっと練習しているのか」
それとも、今まで練習はしていなかったが不意に思い出して試してみたか。
1553机に突っ伏した金髪は眉間に皺を寄せてブツブツと呟きながらも眠りについている。手元には数字の代わりにアルファベットが書かれている複数のダイスと、それをすっぽりと覆い隠すことができるような大きさの箱が一つ。
それは私と獅子神が初めて出会った「タンブリング・エース」を彷彿とさせるもので、懐かしさに机に転がるダイスを一つ手に取る。
恐らく獅子神が狙った目はあのゲームの勝敗を決めた「A」の目だろう。しかし机の上に散らばるダイスの目はバラバラで、何一つ揃っているものはない。一つだけ「A」の盤面が上に来ているダイスはあるが、恐らく偶然だろう。
「まさかあれからずっと練習しているのか」
それとも、今まで練習はしていなかったが不意に思い出して試してみたか。
y_u_m_i_i
DONEPLBおつかれさまでした&ありがとうございました!展示していた小話になります✨『Help me shooting star!!』
(まふ→しし前提)むら+まふ
片想いしている真経津くんが、村雨くんに恋バナする話です💕
!獅子神くんは話題にしか出てきません! 5
夏月@kzntki0629
PAST書きたいところだけを書いた誘い受けな村雨さんと(素人)童貞な獅子神さん。えっちなお姉さんな村雨さんが書きたかった。
誘う男 「……お前、なにしてんの」
風呂から上がると、オレのベッドに腰掛けている村雨がいた。オレが貸したパジャマを着ていたが、下は履いていない……と思う。流石にパンツは履いてると思いたいが、チラッと見えた感じ履いてない気がする。
オレの視線に気付いたのか、脚を少し広げてきやがるから反射で手に持っていたタオルをぶん投げた。思いの外勢いのついたタオルは村雨の顔面に真っ直ぐ飛んでいった。
「……おい、何をする。死にたいのか」
「わ、悪い、つい」
ずるりと落ちたタオルからは瞳孔を開きながらこちらを睨む顔が見えて、考えるより先に謝罪が口から滑り出た。
俺の謝罪にひとまずは機嫌が直ったのだろうが、村雨はそれ以上何も言わずにすらりとした白い脚を組んだ。元々あまり外に出ないのだろう、村雨の身体は日に焼けるなんてものとは無縁なようで、体毛が薄いのもそれを顕著にしていた。いっそ不健康なほど白い生脚は、オレにとっては目の毒だ。タチが悪いのは、この男はそれを知りながらこうしているということだ。
1182風呂から上がると、オレのベッドに腰掛けている村雨がいた。オレが貸したパジャマを着ていたが、下は履いていない……と思う。流石にパンツは履いてると思いたいが、チラッと見えた感じ履いてない気がする。
オレの視線に気付いたのか、脚を少し広げてきやがるから反射で手に持っていたタオルをぶん投げた。思いの外勢いのついたタオルは村雨の顔面に真っ直ぐ飛んでいった。
「……おい、何をする。死にたいのか」
「わ、悪い、つい」
ずるりと落ちたタオルからは瞳孔を開きながらこちらを睨む顔が見えて、考えるより先に謝罪が口から滑り出た。
俺の謝罪にひとまずは機嫌が直ったのだろうが、村雨はそれ以上何も言わずにすらりとした白い脚を組んだ。元々あまり外に出ないのだろう、村雨の身体は日に焼けるなんてものとは無縁なようで、体毛が薄いのもそれを顕著にしていた。いっそ不健康なほど白い生脚は、オレにとっては目の毒だ。タチが悪いのは、この男はそれを知りながらこうしているということだ。
Chi_Me_Sa_CoC
MEMOシナリオ:虚箱(マリコロ様)KP:ささみ(かしわぐみ)
SKP:疒(音声でのサポート)
PL1:イイクラ⇒PC1:村雨
(キャラシ本名:ニセサメレイジ)
PL2:すずしろ⇒PC2:叶
(キャラシ本名:不叶黎明)
PL3:NZN⇒PC3:獅子神
(キャラシ本名:乳神敬一)
・初心者向けゆる甘め進行
・シナリオやマップなどはマリコロ様のHPにてどうぞ
(虚箱 シナリオ で検索できます)
セッションログKP : 音声聞いてますのでお好きに喋ってくださいね
ではまいります
KP : あなたたちがふと目を覚ますと、見知らぬ部屋にいました
なぜここにいるかもわかりませんし、前後の記憶もあやふやです
思い出せるのはガオガオ組でとある電気街に買い物にいっていたことだけ。
持ち物もなにもなく、囚人服のような服装です
KP : さて、どうしましょう。目をさますとこからRPしましょうか
叶 : 1d100 (1D100) > 40
村雨 : 1d100 (1D100) > 54
獅子神 : 1d100 (1D100) > 36
獅子神 : ……何だ、ここ
叶 : うーん、おはよう
18412ではまいります
KP : あなたたちがふと目を覚ますと、見知らぬ部屋にいました
なぜここにいるかもわかりませんし、前後の記憶もあやふやです
思い出せるのはガオガオ組でとある電気街に買い物にいっていたことだけ。
持ち物もなにもなく、囚人服のような服装です
KP : さて、どうしましょう。目をさますとこからRPしましょうか
叶 : 1d100 (1D100) > 40
村雨 : 1d100 (1D100) > 54
獅子神 : 1d100 (1D100) > 36
獅子神 : ……何だ、ここ
叶 : うーん、おはよう
konekonepie
DONE荊棘(おどろ)さまのおやしろシリーズ(異種婚姻譚さめしし) 土砂崩れ、人死に、先生が完全に邪神。贄しょたししくんが神様の村雨先生のところに来てから数年後のシーンを書きたくなったので書いた。
しょたししくんがなんで金髪碧眼なのか、って言うのがちょっと関わってますが雰囲気で読んでおくれ。
消失 静まり返った村を歩く。小さいながらも活気に溢れていた様子も今は何処にも無く、流行り病に侵された人間の嘆く声だけが細く聞こえてくるだけだ。そして、この村は消える。病を齎した長雨が、彼等に最期を運んでくるのだ。
村の中心にあたる道を歩いていると、一軒の家の前で男が一人蹲っていた。側に水桶があるのを見るに、何度か動く体に鞭打って病人の為に水を汲みに行こうとした、と言ったところだろうか。どうやら家を出た時点で彼自身も力尽きてしまったらしく、か細い息をしながらなんとか生きている。
「誰、だ……」
男がゆっくりと顔を上げて私を見たが、私は答えない。答える義理がそもそも無い。それでも男は見慣れぬ私の風体に旅人だと思ったのか、距離を取るように家の壁にもたれ掛かった。
2486村の中心にあたる道を歩いていると、一軒の家の前で男が一人蹲っていた。側に水桶があるのを見るに、何度か動く体に鞭打って病人の為に水を汲みに行こうとした、と言ったところだろうか。どうやら家を出た時点で彼自身も力尽きてしまったらしく、か細い息をしながらなんとか生きている。
「誰、だ……」
男がゆっくりと顔を上げて私を見たが、私は答えない。答える義理がそもそも無い。それでも男は見慣れぬ私の風体に旅人だと思ったのか、距離を取るように家の壁にもたれ掛かった。
villagerain02
DONE⚠️タグマ前の2022年3月ごろに描いたのですべてを気にしない方向けです『狐の弟子入り』
獅子神さんが村雨さんに弟子入りしたらいいのにな〜という先日の幻覚をようやくまとめました。当時見守ってくださったみなさまありがとうございました🙇♀️ 25
福寿家の過去絵倉庫
PASTアイクラ!(創作人狼「狂愛者と人形屋の娘」の元ネタ)の過去落書き1,2上半分:葡萄酒 緒鼓(ブドウザケ チョコ)
3:笹音 中華(ササネ チャイナ)
4:一応 狂咲 みかん(クルイザキ ミカン)
5,7左下:木苺 マカロン(キイチゴ マカロン)
6:GM先輩(※名無し)
2-下から2番目:村雨 零(ムラサメ レイ)
2-最下:チャコ
7右上:綾野 十吾(アヤノ トオゴ) 7
百合菜
DONE有馬さん、誕生日おめでとうございます。6(無印)の有馬ルートにある夜会。
もしそこでふたりの道が別れたら……?
そんなことから思いついたネタです。
ふたりが待ち受ける意外な展開をどうぞ。
※村雨先生が登場していますが、特にストーリーに絡まないです💦
別れた時空の先には意識を戻したときに見えたのは青空だった。
雲は多少あるものの、梅雨の合間に見せた青い空。
そして手にしているのは花束。入院中のおばあちゃんに渡そうと持ってきたもの。
-帰ってきたんだ。
梓はそのことを実感する。
体感的には数ヶ月前に何者かに呼ばれたような気がし、そして次に目を覚ましたときにいたのは異世界。怨霊がうごめく世界でさまざまな人と出会い、そして……恋をした。
だけど、その恋の結末は悲しいもの。
途中想いが通じたと感じたのは気のせいだったのかもしれない。
初めて恋をした相手は何よりも帝都の未来を考え行動する者。その姿勢に惹かれたが、相手にとってはやはり自分の存在はそこまでのものではなかったらしい。
「幸せに」。その言葉が示していたのは別れ。
6804雲は多少あるものの、梅雨の合間に見せた青い空。
そして手にしているのは花束。入院中のおばあちゃんに渡そうと持ってきたもの。
-帰ってきたんだ。
梓はそのことを実感する。
体感的には数ヶ月前に何者かに呼ばれたような気がし、そして次に目を覚ましたときにいたのは異世界。怨霊がうごめく世界でさまざまな人と出会い、そして……恋をした。
だけど、その恋の結末は悲しいもの。
途中想いが通じたと感じたのは気のせいだったのかもしれない。
初めて恋をした相手は何よりも帝都の未来を考え行動する者。その姿勢に惹かれたが、相手にとってはやはり自分の存在はそこまでのものではなかったらしい。
「幸せに」。その言葉が示していたのは別れ。
お姉さん
DONEおねむの村雨さんが、真経津さんに心を開いていることを自覚して、セックスの真似事をします。まふ(リバ寄り受)× さめ(受)
→れめ・しし(攻)× まふ・さめ(受)
にいつか発展していく流れです。
まどろみながら 気怠い午後だった。室温25℃・湿度50%、手術室と同様の設定にした空調は正常に働いている。マヨネーズの油のにおいがゴミ箱に捨てた今も漂っているのを村雨の鋭敏な鼻が感じ取った。真経津の持ち寄ったハムサンドは安っぽさに反して美味だった。また買ってきたのなら食べてもいいと思った。最近味覚が低俗なものに慣れていくのを自覚している。
テーブル越しに医療器具をいじっている真経津を見ると、自分の服をめくり腹にペタペタ当てている。使い方を知らない道具は幼児にとってはおもちゃになるようだ。咎める気力も起きない。ここに叶がいたなら真経津と一緒に無遠慮に騒いだだろうし、獅子神がいたなら興味をもって器具の用途を村雨に尋ねたかもしれない。
6190テーブル越しに医療器具をいじっている真経津を見ると、自分の服をめくり腹にペタペタ当てている。使い方を知らない道具は幼児にとってはおもちゃになるようだ。咎める気力も起きない。ここに叶がいたなら真経津と一緒に無遠慮に騒いだだろうし、獅子神がいたなら興味をもって器具の用途を村雨に尋ねたかもしれない。