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    palalanpa

    SPUR ME儀受けの少年組小話、さわり部分(ギャグベース)を公開して尻叩きにします。
    自衛してくださいね。
    本編読み返したら齟齬爆盛だったので修正中。本編は年齢制限もの予定です。
    縦書きにしたら句読点上にきちゃうので読みづらいとこ多いかも。
    異常事態(序)『異常事態』


     藍思追と藍景儀は、大体いつも一緒にいる。
     それは周知の事実で、近しいものならば彼らがより親密な仲であることを知っている。
     まあそれをよしとしない者もいるのは当然のことなのだが、ただその中に金氏の若き宗主が名を連ねているというのは、知る人ぞ知るところである。けれどそれを知ったところで、よく藍景儀とやり合っているのを見ている皆の中に、とくに疑問を持つ者はいなかった。
     二人の関係をよしとせぬ理由を知っているのは、ただ一人、藍思追だけである。



     ある、夜のことである。
     合同夜狩りといえば知ってのとおりだが、姑蘇藍氏と蘭陵金氏が同じ狩り場になる場合、決まって金凌と藍景儀の口喧嘩が起きている。
     個人の問題ではあるのだが、あまりに毎度のことになるので、両氏の間では、顔を合わせればケンカするが、ケンカするほど仲が良い、ということで常識となっていた。
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    ななみ

    DONE・ゼロくんの日常
    ・pixivにあげていたものを再喝、エリオス初作品でした。
    ・4/1よりゲームを始めましたので、それ以前のイベストは把握できていません。そことの齟齬がある可能性がございます。
    ・ディノ・アルバーニの話ではありますが、洗脳状態の彼を中心に書いておりますので彼らしさはほぼありません。
    ・栄養バーやゼリーを無表情でもくもくと食べルバーニ見たい人生でした。
    夜明けは遠い ――とにかく、頭が痛い。今のディノの思考は3割がそれで埋まっている。1割でそれ以外の雑然としたものを処理して、残りは機能せずただ空白としてそこにあるだけだった。


     綺麗に揃えられた近未来的な白いコートと黒いヘルメット。それらを身に纏う人間が何人もいる光景は、他人から見ればどこか機械じみて不気味に見えているだろう。実際このうちのどれだけが人間なのか文字通り機械なのか、はたまた機械のような人間かなんて地上の人間には全く関係がないのだから、どう思われたところでどうってことない。身内や親友がいるわけでもあるまいし。そもそもディノ自身この組織がどういう者たちによって構成されているのか知らないし、この不気味な集団の中で自分がどれにあたるのか考えたこともなかった。これから考える予定もない。
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    genko_gorilla

    MAIKING雑伊で現パロ(作家と編集)。
    長文や会話練習、体力づくりを目的に、毎週更新→ある程度まとまったら整えて支部にアップを予定しています。毎金曜目安。秋までに書ききりたい。ファイト自分。

    ・支部にアップする際に大幅加筆・修正の可能性があります
    ・誤字脱字因果関係の齟齬もその段階で直しますので見逃してください
    ・週刊漫画誌のネーム連載とか許せない方には向いてないです
    ・これは雑伊なのか?
    タイトル未定(作家と編集)★8/22追記 Pixivにて完成版を掲載しました!★
    みなさんからのリアクション(絵文字)を消すのが忍びないので、
    こちらのポイピク版はこのまま残させてもらいます〜




     編集長に声をかけられたのは、あるうららかな春の昼下がりだった。
    「善法寺、お前そろそろ担当つくか」
     薄汚れた社内の廊下。切れかかった蛍光灯が、ぢりぢりと小さな音を立てている。企画書のコピーとゲラの束を抱え、会議室に走っていた伊作は、すれ違い様の唐突な申し出につんのめりそうになった。
    「担当……ですか?」
    「うん。文芸編集部に入ったからには、やっぱり作家の一人や二人担当してなんぼだろ。お前、今月で二年目に入ったよな?」
    「はい」
    「じゃ、そろそろいいだろ。いい加減雑用だけで給料もらうにも飽きた頃だろうし」
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    dozzzay

    MEMO師子王くんが人間の女の子に恋しちゃう話
    ※審神者はただの見守る人であって刀さにではないです。

    小説ではなくプロット的なもの。過去のツイート貼り直しただけなので文章おかしいですがフィーリングで読んでください。
    (考えたの2016年なので設定とか2021年現在と齟齬があってもでも気にしないでください)
    師子王くんが歌仙くんの育ててる花にお水あげたり育てる手伝いをするようになって、

    「なあなあ この花が咲いたら一輪だけでいいからもらってもいい?」って言うから
    「ああ それは君が育ててくれたようなものだしね でもどうするんだい?」って聞いたら
    「あげたいヤツがいるんだ!」ってすっごく嬉しそうな顔をするから、
    歌仙くんは野暮だなって思って誰にあげるのかは聞かずに
    「僕は部屋に活ける分があればいい 好きなだけ持って行くといいよ」って言うと
    「えっ いーの!?やったぜ!ありがとな!!!」ってますます笑顔になって、

    「あいつ喜ぶかな」
    ってつぶやく。


    清光あたりがこっそり歌仙に「主のおつかいで行った店の近くに住んでる子ね なんか困ってるところを師子王が助けてあげて仲良くなったらしいよ」って耳打ちしてきて、平安おじいちゃんたちが「はっはっは 春だな」「大包平あたりは喜んで冷かすだろうな」って微笑ましそうにしてる
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