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DONEシルムさんからのリクエストによるはぴはぴイチャイチャすけべたいみつ出来上がりました。オナデザ軸で女装にスパンキングにアナルプラグにアナルハーネスと嗜好全開。シルムさんとっても楽しいリクをありがとうございました。パスワードはたいじゅくんのお誕生日を4桁で。 8329dorotkrb
TRAINING【たいみつ】女装した三ツ谷くんが、片思いしている太寿くんと再会してしまうお話。いろいろ地雷あると思いますので、注意。モブも出ます。人魚の恋デザインが好きだ。
何かをこの何も無い手から作り出す喜びは何ものにも代えがたい。
天職だ…なんておこがましいから、せめて『好きこそものの上手なれ…故の職業』位は言い張りたい。
懸命に、誠実に、仕事をこなしていく。
いつかアトリエを持って、自立してブランドを立ち上げるのが夢。
三ツ谷孝の毎日はめまぐるしく走り続ける事で前へ、前へと進む。
努力して手に入るものならば、努力を惜しんでどうする?
それこそ呆れるほど。山のようにある。
だからデザインの専門学校のツテで雇って貰ったデザイナーのアシスタントとして懸命に働く毎日を送っていた。
毎日が死ぬほど充実して、死ぬほど忙しかった。
どう足掻いたって、背伸びしたって、手に入らないものはこの世の中に沢山ある。
8655何かをこの何も無い手から作り出す喜びは何ものにも代えがたい。
天職だ…なんておこがましいから、せめて『好きこそものの上手なれ…故の職業』位は言い張りたい。
懸命に、誠実に、仕事をこなしていく。
いつかアトリエを持って、自立してブランドを立ち上げるのが夢。
三ツ谷孝の毎日はめまぐるしく走り続ける事で前へ、前へと進む。
努力して手に入るものならば、努力を惜しんでどうする?
それこそ呆れるほど。山のようにある。
だからデザインの専門学校のツテで雇って貰ったデザイナーのアシスタントとして懸命に働く毎日を送っていた。
毎日が死ぬほど充実して、死ぬほど忙しかった。
どう足掻いたって、背伸びしたって、手に入らないものはこの世の中に沢山ある。
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PROGRESShttps://poipiku.com/3049945/6431759.html の続きです謎パロオメガバースたいみつ② 事業は順調に進んでいる。大寿は街と国の首都、ときには周辺国へと行き来し、現地の政治家や企業との商談を重ねていた。滞在は年末までの約三ヶ月の予定だ。今は成績優良者の特例という建前で、父のコネのもと、登校せずに課題提出のみで高校の単位をもらっているが、年が明ければ卒業と大学進学に向けた準備も加速する。特に大学進学については───たとえそれが秘密裏に内定しているのものであったとしても───さすがに入学試験を受けないわけにはいかない。大寿が経営者として輝かしい一歩を踏み出す───父に認めてもらうためには、年内にあらゆる交渉事をまとめ上げ、この場所に大寿がいなくても事業が進む状態に整えてから母国に帰る必要がある。反社会的勢力の掃討は、その礎となるほんの一歩目にすぎない。
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SPUR ME最悪軸たいみつ⑥ 六月十一日の夜更け、三ツ谷は大寿を自分のセーフハウスのひとつに招いた。一軒家と単身者向けの低層マンション、アパートが入り混じる、都心を少しだけ外れた穏やかな住宅街にひそむ一室だ。三ツ谷にあらかじめ渡されていた合鍵で解錠し、静かに部屋に立ち入った大寿を、三ツ谷は玄関まで出てきて歓迎した。恋人の体温とキスを受け止め、大寿はゆっくりと部屋を見渡す。
「良いところがあったもんだな」
周辺の雰囲気も、マンションの気高い慎み深さも、「あの東京卍會の幹部」と聞いて大方の人間が思い浮かべるであろう普遍的で象徴的なイメージとは結びつきづらい。
「うん、我ながら運が良くって……。あんまり自慢することじゃねぇけど、架空名義用意して実際にマンションの契約までこぎつけるのってそれなりに大変だろ。だけどここのときは何もかもがトントンで進んでさ。まるでもともとオレのために用意されてたみたいだった」
6886「良いところがあったもんだな」
周辺の雰囲気も、マンションの気高い慎み深さも、「あの東京卍會の幹部」と聞いて大方の人間が思い浮かべるであろう普遍的で象徴的なイメージとは結びつきづらい。
「うん、我ながら運が良くって……。あんまり自慢することじゃねぇけど、架空名義用意して実際にマンションの契約までこぎつけるのってそれなりに大変だろ。だけどここのときは何もかもがトントンで進んでさ。まるでもともとオレのために用意されてたみたいだった」
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DOODLEたいみつ。付き合ってる。同棲を始めたばっかりの2人。
シーツ「今日、天気良くて気持ち良いね。これでも少しあったかくなってくれたら最高なんだけどなぁ。」
三ツ谷が眩しそうに目を細めて空を見上げる。今日は天気は良いが風が強いので、シーツはパタパタと大きくはためき、三ツ谷の少し長め前髪も風に煽られてパタパタと顔に当たっていた。大寿は、風に靡く髪をそっと手で避ける。
「髪、目に入りそうだぞ。」
「ありがと、今日風は強ェもんな。シーツめっちゃ良く乾きそう。」
楽しみだね、と三ツ谷が柔く微笑む。
同棲してから初めての週末は、突き抜けるほど青い空と風にはためく真っ白なシーツの対比で、目が痛いくらいの快晴だった。
――
三ツ谷と一緒に暮らすまで、大寿はベッドシーツを衣服と一緒にクリーニングに出していた。手間と仕上がりを考えれば、圧倒的にそちらの方が合理的であるというのが大寿の考えだった。
2196三ツ谷が眩しそうに目を細めて空を見上げる。今日は天気は良いが風が強いので、シーツはパタパタと大きくはためき、三ツ谷の少し長め前髪も風に煽られてパタパタと顔に当たっていた。大寿は、風に靡く髪をそっと手で避ける。
「髪、目に入りそうだぞ。」
「ありがと、今日風は強ェもんな。シーツめっちゃ良く乾きそう。」
楽しみだね、と三ツ谷が柔く微笑む。
同棲してから初めての週末は、突き抜けるほど青い空と風にはためく真っ白なシーツの対比で、目が痛いくらいの快晴だった。
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三ツ谷と一緒に暮らすまで、大寿はベッドシーツを衣服と一緒にクリーニングに出していた。手間と仕上がりを考えれば、圧倒的にそちらの方が合理的であるというのが大寿の考えだった。
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INFO2022/02/20 東京罹破維武3 たいみつプチ「君としたい密事」参加致します!新刊サンプル半分くらい載せますので参考にしてください〜☺️
B5/38P/500円
表紙の絵のポストカードが強制的に付いてきます笑
フォロワーさんはお取置きもしますのでお声かけください✨
よろしくお願いします! 17
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SPUR ME① https://poipiku.com/3049945/5681198.html② https://poipiku.com/3049945/5687669.html
③ https://poipiku.com/3049945/6177469.html
最悪軸たいみつ④ 来月仕事で広島に行くことを三ツ谷に伝えたのは、広島市内にシャガールを数点コレクションしている美術館があることを知っていたからだ。三ツ谷は案の定その申告がデートの誘いであることに気づき、心底嬉しそうに口角を上げたのが電話越しでもわかった。
公衆電話ボックスに巨体を押し込んで長電話をする大寿はかえって目立つような気もするが、大寿は律儀に三ツ谷との約束を守って発信に携帯電話を使っていない。公衆電話の決して鮮明ではない音声で、三ツ谷が広島行きの具体的な日付を問うてくる。三ツ谷の方は室内にひとりでいるようで、騒音や雑音がその声を遮ることはなかった。
「2月の……あ、その日はだめだ……1日うしろからなら丸2日空いてるんだけど、」
4513公衆電話ボックスに巨体を押し込んで長電話をする大寿はかえって目立つような気もするが、大寿は律儀に三ツ谷との約束を守って発信に携帯電話を使っていない。公衆電話の決して鮮明ではない音声で、三ツ谷が広島行きの具体的な日付を問うてくる。三ツ谷の方は室内にひとりでいるようで、騒音や雑音がその声を遮ることはなかった。
「2月の……あ、その日はだめだ……1日うしろからなら丸2日空いてるんだけど、」
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SPUR ME① https://poipiku.com/3049945/5681198.html② https://poipiku.com/3049945/5687669.html
最悪軸たいみつ③ 12月15日は、先日大寿と三ツ谷が行き合った美術展を再訪することで意見が一致した。あの展示室での抱擁のあと、終盤の作品をまともに見れていなかったからだ。帰り際、仕事の処理に少し手間取り、待ち合わせ時間ちょうどの到着になった大寿を、三ツ谷は入口につながる中庭で寒さに肩をすくめて待っていた。マフラーに埋まった口元と薄く色づいた鼻先は7年前と変わらないあどけなさをたたえている。大寿は待たせたことを詫び、そのまま手の甲で冷えた三ツ谷の頬を撫でた。「ここ外だよ」。咎める声に表情を変えないまま「関係ねえよ」と返すと、三ツ谷は呆れと愛おしさが入り混じったような表情で大寿を見てほほえんだ。
「……おまえ、いつから絵なんか見るようになった」
6905「……おまえ、いつから絵なんか見るようになった」
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DOODLEたいみつ。付き合ってる。同棲してるオナデザ軸。タイジュくんが酔っ払いクソガキ甘えんボーイで若干みつたいっぽいです。節分 真っ暗な玄関の電気をパチリと付けた。
「ただいまー。」
返事はないと分かりつつ、習慣になった挨拶は考える間も無く口から出てしまう。
今日、大寿くんは会食があるから夕飯はいらないし帰りも遅い。1人分だけ飯作るのも面倒なので、オレの夕飯は夕方過ぎて安売りされていた恵方巻き。海鮮美味そうだし、一本で腹いっぱいになるし我ながら良いチョイスだと思う。それにルナマナがいなくなってからこういう季節行事はめっきりしなくなったので、ちょっとわくわくしている。
手洗いうがいと着替えを済ませたら、ダイニングテーブルに恵方巻きとインスタント味噌汁、忘れちゃいけない缶ビール(500ml)をセット。
「いただきます。」
プルタブを引いてプシュッという良い音を聞いてから、缶のままぐっと煽る。大寿くんはいつもグラスに注いだ方が美味いっていうけど、今日の夕飯の雑多さはなんか缶から飲みたかったんだよな。
2338「ただいまー。」
返事はないと分かりつつ、習慣になった挨拶は考える間も無く口から出てしまう。
今日、大寿くんは会食があるから夕飯はいらないし帰りも遅い。1人分だけ飯作るのも面倒なので、オレの夕飯は夕方過ぎて安売りされていた恵方巻き。海鮮美味そうだし、一本で腹いっぱいになるし我ながら良いチョイスだと思う。それにルナマナがいなくなってからこういう季節行事はめっきりしなくなったので、ちょっとわくわくしている。
手洗いうがいと着替えを済ませたら、ダイニングテーブルに恵方巻きとインスタント味噌汁、忘れちゃいけない缶ビール(500ml)をセット。
「いただきます。」
プルタブを引いてプシュッという良い音を聞いてから、缶のままぐっと煽る。大寿くんはいつもグラスに注いだ方が美味いっていうけど、今日の夕飯の雑多さはなんか缶から飲みたかったんだよな。
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DOODLEたいみつ。付き合ってない。三ツ谷くんと席が隣の同級生が、ひっそりこっそりたいみつデート(未満)を目撃する話。※モブの高校生視点※隣の大人 三ツ谷隆くん。人当たりが良くて誰とも分け隔てなく接するから、クラスの皆に好かれている、私の隣の席の人。くじ引きで席が決まった時は周りの子達からかなり羨ましがられた。三ツ谷くんは優しいうえに顔も良いのでそりゃあモテる。そんな彼が大きな暴走族の隊長だったなんて、最初に聞いた時はなんの冗談かと思ったけど、いつか校門の前に頭に刺青が入ってる人やゴツいバイクに乗った人達が三ツ谷くんを迎えに来たのを見て本当なんだとびっくりした。人は見かけによらない。
そんな彼は、ホームルームが終わるとすぐに帰る日がある。お母さんが一人で働いていて、小さい妹達の面倒は三ツ谷くんが見ているらしいと、彼と同じ中学だった子から聞いたことがあった。
3123そんな彼は、ホームルームが終わるとすぐに帰る日がある。お母さんが一人で働いていて、小さい妹達の面倒は三ツ谷くんが見ているらしいと、彼と同じ中学だった子から聞いたことがあった。
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DOODLE1/30 たいみつワンライ嫉妬アトリエに泊まって朝帰りしてきた三ツ谷は、帰宅早々爽やかな朝に似つかわしくない台詞を吐いた。
「大寿くん、浮気しただろ。」
「?」
「オレが昨日アトリエ泊まってる間に、浮気しただろ。」
「なに言ってやがんだてめェ。」
「しらばっくれる気?証拠は上がってんだよ。」
「…ッ!」
「…オレだけだって誓った、あの日のことは嘘だったんだね…。」
「嘘じゃねぇ。」
「じゃあなんで…!」
「…テメェがいなくて、どうしても我慢できなかったんだ。」
「…。」
「今回は魔が差したが、お前だけだと誓ったことは嘘じゃねぇ。本当だ。」
「…ます。」
「三ツ谷?」
「実家に帰らせていただきます!」
「おい、待て!」
出て行こうとする腕を掴んで振り向かせると、逃さないように空いてる手で腰を掴んで引き寄せた。
1897「大寿くん、浮気しただろ。」
「?」
「オレが昨日アトリエ泊まってる間に、浮気しただろ。」
「なに言ってやがんだてめェ。」
「しらばっくれる気?証拠は上がってんだよ。」
「…ッ!」
「…オレだけだって誓った、あの日のことは嘘だったんだね…。」
「嘘じゃねぇ。」
「じゃあなんで…!」
「…テメェがいなくて、どうしても我慢できなかったんだ。」
「…。」
「今回は魔が差したが、お前だけだと誓ったことは嘘じゃねぇ。本当だ。」
「…ます。」
「三ツ谷?」
「実家に帰らせていただきます!」
「おい、待て!」
出て行こうとする腕を掴んで振り向かせると、逃さないように空いてる手で腰を掴んで引き寄せた。
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DOODLEたいみつ。付き合ってる。大寿くんに○ンタマクラを強請る🍯くんの話。
夢の○枕 後に三ツ谷は、先の出来事をこう語った。
「人間、限界まで寝ないと本当に恐ろしい。あれは自分であって自分じゃなかった。」
「何カッコつけてんだ。馬鹿が極限の状態で更に馬鹿になっただけだろうが。」
「付き合ってからこんなに悪口言われたの初めてなんだけど。」
――
三ツ谷が、このままでは間に合わないとアトリエに篭って1週間。メッセージに既読が付かなくなった頃合いで、大寿はアトリエに突撃した。
三ツ谷は物事や人に対して思慮深く、決して自分のペースを超える無茶はしないが、服についてはそのタガが外れてしまう。最低限の食事と睡眠だけを取り何日も机に齧り付いて、一心不乱に服と向き合う。
案の定、今回も大寿がアトリエに着くと、見事なドレスを纏ったトルソーを前に三ツ谷が満足そうに最後の仕上げをしていた。
3505「人間、限界まで寝ないと本当に恐ろしい。あれは自分であって自分じゃなかった。」
「何カッコつけてんだ。馬鹿が極限の状態で更に馬鹿になっただけだろうが。」
「付き合ってからこんなに悪口言われたの初めてなんだけど。」
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三ツ谷が、このままでは間に合わないとアトリエに篭って1週間。メッセージに既読が付かなくなった頃合いで、大寿はアトリエに突撃した。
三ツ谷は物事や人に対して思慮深く、決して自分のペースを超える無茶はしないが、服についてはそのタガが外れてしまう。最低限の食事と睡眠だけを取り何日も机に齧り付いて、一心不乱に服と向き合う。
案の定、今回も大寿がアトリエに着くと、見事なドレスを纏ったトルソーを前に三ツ谷が満足そうに最後の仕上げをしていた。
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DOODLEたいみつワンドロライ。同棲してるたいみつ。副題「目指せ、スパダリ全振りしばたいじゅ」
手料理 隣で眠る恋人を起こさないように、そっとベッドから抜け出す。顔を覗くと、恋人は健やかな寝息を立てて気持ち良さそうに眠っていた。今日はお互い休みだからと昨日は大変盛り上がってしまったので、起きるまではまだ時間がかかるだろう。剥き出しの肩にそっと布団をかけ直し、まろい頬をひと撫でしてからキッチンへ向かった。
『このベッドで朝飯食うってやつ。向こうで本当にやってんのかな。』
『"breaksfast in bed"か。日常的な習慣じゃなくて、ちょっとした記念日なんかにやるらしいな。』
『ヘェ、流石。』
『興味あんのか。』
『いや、オレ歯磨いてから食いたいし。でも朝起きた瞬間から今日はちょっと特別なんだって分かるの、なんか良いなって思って。』
1006『このベッドで朝飯食うってやつ。向こうで本当にやってんのかな。』
『"breaksfast in bed"か。日常的な習慣じゃなくて、ちょっとした記念日なんかにやるらしいな。』
『ヘェ、流石。』
『興味あんのか。』
『いや、オレ歯磨いてから食いたいし。でも朝起きた瞬間から今日はちょっと特別なんだって分かるの、なんか良いなって思って。』
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MAIKINGたいみつ。付き合ってる。ぬい使って遠隔でいちゃつく2人。
書きたいところだけ詰めました。
ぬいも食わない「再来週から、久しぶりに長期の海外出張が入った。」
三ツ谷がアトリエから帰宅した時、出迎えた大寿が何か言いたげだったので何かあるなとは思っていた。
(浮気の報告だったりして。)
あり得ないとわかっているからこそ、三ツ谷はそんな馬鹿な想像をして笑ってしまう。支度がひと段落ついて2人でリビングのソファに沈むと、大寿は重い口を開いて冒頭の台詞を発したのだった。
「お、本当に久しぶりだね。どこ行くの?」
「イタリア。新店舗用の家具やカトラリーなんかを買い付けに行ってくる。あとは貴重なイタリアワインを輸入するための人脈作りとかか。」
「こないだ話してくれたやつか。イタリア良いなァ。グッ○とか○ラダの本店とかいつか行ってみてェ。」
6051三ツ谷がアトリエから帰宅した時、出迎えた大寿が何か言いたげだったので何かあるなとは思っていた。
(浮気の報告だったりして。)
あり得ないとわかっているからこそ、三ツ谷はそんな馬鹿な想像をして笑ってしまう。支度がひと段落ついて2人でリビングのソファに沈むと、大寿は重い口を開いて冒頭の台詞を発したのだった。
「お、本当に久しぶりだね。どこ行くの?」
「イタリア。新店舗用の家具やカトラリーなんかを買い付けに行ってくる。あとは貴重なイタリアワインを輸入するための人脈作りとかか。」
「こないだ話してくれたやつか。イタリア良いなァ。グッ○とか○ラダの本店とかいつか行ってみてェ。」
カンパ
DONEお題箱よりありがとうございました!
とらふゆから見たたいみつ「そうですよ。三ツ谷くんの交際相手も男性です。言ってませんでしたっけ?」
話の流れはこうだ。まず、全国の自治体で同性パートナーシップ制度の整備が進んでいるというニュースを月曜夕方に千冬と一緒に見た(ペットショップは月曜定休だ)。ちなみに俺は、結婚や、それらに近しい意味合いを持つ制度にたいして良い印象を持っていなかったが、それらの制度に救われる人々もいるだろうし、それらの制度にときめきを覚える人々がいることも知っていた。なお、ときめき、なんて柄にもない言葉がポンと頭に浮かんだのは、何をどう考えても千冬に無理矢理読まされた少女漫画の影響でしかない。
さて、話を元に戻すと、月曜夕方の情報番組で流れた同棲パートナーシップ制度のニュースに、千冬はほんのちょっとうっとりした顔をして、しかしすぐにかぶりを振ってから「三ツ谷くんたちもパートナーシップのやつやってたりすんのかなあ」と漏らしたのであった。ここでようやく冒頭の台詞に戻るというわけ。
4141話の流れはこうだ。まず、全国の自治体で同性パートナーシップ制度の整備が進んでいるというニュースを月曜夕方に千冬と一緒に見た(ペットショップは月曜定休だ)。ちなみに俺は、結婚や、それらに近しい意味合いを持つ制度にたいして良い印象を持っていなかったが、それらの制度に救われる人々もいるだろうし、それらの制度にときめきを覚える人々がいることも知っていた。なお、ときめき、なんて柄にもない言葉がポンと頭に浮かんだのは、何をどう考えても千冬に無理矢理読まされた少女漫画の影響でしかない。
さて、話を元に戻すと、月曜夕方の情報番組で流れた同棲パートナーシップ制度のニュースに、千冬はほんのちょっとうっとりした顔をして、しかしすぐにかぶりを振ってから「三ツ谷くんたちもパートナーシップのやつやってたりすんのかなあ」と漏らしたのであった。ここでようやく冒頭の台詞に戻るというわけ。
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MOURNING聖夜決戦でBD側が勝利し、落とし前として三ツ谷がBDに加入していたら......というタイプのBDifです。殺伐としていて大寿くんが三ツ谷をめちゃめちゃ殴ります。自分との解釈違いを起こして途中で諦めました。読む人を選ぶ内容です。閲覧は自己責任でお願いします。 3422846_MHA
DOODLEたいみつワンライ。付き合ってない。↓ 下の2人の同じですが、読まなくてもいけます↓
https://poipiku.com/463853/5777588.html
看病 朝から本調子ではないとは思っていた。まず、起きた瞬間の身体の重さがいつもと違った。それを気のせいだと言い聞かせて、いつも通り家事をこなし、着々と今日の準備をしていく。時間が経つにつれて身体もどんどん熱くなってきたけれど、興奮してるんだと頭に刷りませた。だって、今日は
(絶対ェ大寿くんと餃子パーティーする...!)
ーー
ピンポーンというチャイムが鳴って、妹達が黄色い声を上げて玄関へ走っていく。三ツ谷も後を追って玄関へ向かった。
「よぉ、いらっしゃい。」
「邪魔する。」
「たいじゅきた!」
「たいじゅ〜!手洗ったらかたぐるまして!」
「おい、今日は餃子パーティーするんだろ。」
大寿が来た瞬間寄っていく妹達を目にして、三ツ谷は自然と頬が緩んだ。
3961(絶対ェ大寿くんと餃子パーティーする...!)
ーー
ピンポーンというチャイムが鳴って、妹達が黄色い声を上げて玄関へ走っていく。三ツ谷も後を追って玄関へ向かった。
「よぉ、いらっしゃい。」
「邪魔する。」
「たいじゅきた!」
「たいじゅ〜!手洗ったらかたぐるまして!」
「おい、今日は餃子パーティーするんだろ。」
大寿が来た瞬間寄っていく妹達を目にして、三ツ谷は自然と頬が緩んだ。