ShimoTsuki_Knm2
DONEお題:降谷さんに手料理をふるまう風見お題:降谷さんに手料理をふるまう風見「うわ」
思わず風見の口をついて出た声に、降谷がムスリと顔をしかめた。
「何だ、その反応。僕だってたまにはミスもする」
「いや、むしろそれだけで済んだのが奇跡です」
そう言いながら、風見は降谷の前に、買ってきた飲み物や鎮痛剤を置く。
「折れてはいないんですよね?」
「ああ。ヒビが入っただけだから二、三週間で動かせるようになる」
そう答えた降谷は右腕を三角巾で吊っている。とある事件のさなか、巻き込まれた……否、首を突っ込んできて見事に解決した、眼鏡の少年を崩れた瓦礫から庇った結果の、名誉の負傷だ。
「失敗したよ。まさか利き手をやってしまうなんて」
「ポアロに連絡は?」
「今回の事件には最初から『探偵安室透』として関わったからな。安室が負傷したことは、ポアロ周辺の人たちは知っている」
2215思わず風見の口をついて出た声に、降谷がムスリと顔をしかめた。
「何だ、その反応。僕だってたまにはミスもする」
「いや、むしろそれだけで済んだのが奇跡です」
そう言いながら、風見は降谷の前に、買ってきた飲み物や鎮痛剤を置く。
「折れてはいないんですよね?」
「ああ。ヒビが入っただけだから二、三週間で動かせるようになる」
そう答えた降谷は右腕を三角巾で吊っている。とある事件のさなか、巻き込まれた……否、首を突っ込んできて見事に解決した、眼鏡の少年を崩れた瓦礫から庇った結果の、名誉の負傷だ。
「失敗したよ。まさか利き手をやってしまうなんて」
「ポアロに連絡は?」
「今回の事件には最初から『探偵安室透』として関わったからな。安室が負傷したことは、ポアロ周辺の人たちは知っている」
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DONEお題:イベントお題:イベント ついに来た。
人が溢れ返る会場で、風見は万感の思いに浸っていた。
今日は待ちに待った、怪コレの周年記念フェスである。ゲームのリアルイベントに参加するのは初めてで、この日の為に仕事を必死にこなし非番の日程を合わせ、当日に向けて体調を整えた。
そうして、無事に会場に到着したが、アイドルフェスの時はヨーコさんの出番直前に降谷に呼び出されるという憂き目に遭った。今日はそんなことはないと祈りたい。
「さて、どう回ろうかな……」
グッズ列に並ぶか、人が増えてくる前に展示を見るか……と掲示されている会場内マップに近寄る。
と。
「……………ん?」
マップを見上げる人影に、風見は目を細めた。
すらりとした立ち姿。キャップをかぶっていても、そのモデル並みの顔立ちとスタイルは到底隠しようがなく、周囲の客がひそひそと「公式レイヤーさん?」だの「取材に来たタレントじゃない?」とチラチラ気にしている。
1171人が溢れ返る会場で、風見は万感の思いに浸っていた。
今日は待ちに待った、怪コレの周年記念フェスである。ゲームのリアルイベントに参加するのは初めてで、この日の為に仕事を必死にこなし非番の日程を合わせ、当日に向けて体調を整えた。
そうして、無事に会場に到着したが、アイドルフェスの時はヨーコさんの出番直前に降谷に呼び出されるという憂き目に遭った。今日はそんなことはないと祈りたい。
「さて、どう回ろうかな……」
グッズ列に並ぶか、人が増えてくる前に展示を見るか……と掲示されている会場内マップに近寄る。
と。
「……………ん?」
マップを見上げる人影に、風見は目を細めた。
すらりとした立ち姿。キャップをかぶっていても、そのモデル並みの顔立ちとスタイルは到底隠しようがなく、周囲の客がひそひそと「公式レイヤーさん?」だの「取材に来たタレントじゃない?」とチラチラ気にしている。
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DONEお題:指切りをする降風お題:指切りをする降風「指切りげんまん、嘘ついたら針千本飲ます!」
遠くから聞こえた明るい子供の声に、風見はスマートフォンをいじるふりをしながら、視線を送る。
まだ小学校に上がったばかりだろうか。小柄な子供が小指を絡めていた。
「嘘の罰が針千本って厳しくないですかね」
風見がスマートフォンを見たまま、ぽつりと呟くと、背後から声が返った。
「あれは元々、遊女が客と約束を交わした時のものとされている。『愛しているのはあなただけ』と小指を切り落として送ったそうだ」
「小指……」
ひく、と口元をひきつらせ、思わず額を押さえた。
美しい女が白くしなやかな指に自ら包丁を振り下ろす姿を想像して身震いする。
と。
「実際は、作り物の小指が多かったらしいがな。要するに、営業用だ」
686遠くから聞こえた明るい子供の声に、風見はスマートフォンをいじるふりをしながら、視線を送る。
まだ小学校に上がったばかりだろうか。小柄な子供が小指を絡めていた。
「嘘の罰が針千本って厳しくないですかね」
風見がスマートフォンを見たまま、ぽつりと呟くと、背後から声が返った。
「あれは元々、遊女が客と約束を交わした時のものとされている。『愛しているのはあなただけ』と小指を切り落として送ったそうだ」
「小指……」
ひく、と口元をひきつらせ、思わず額を押さえた。
美しい女が白くしなやかな指に自ら包丁を振り下ろす姿を想像して身震いする。
と。
「実際は、作り物の小指が多かったらしいがな。要するに、営業用だ」
8M388
DOODLE🎉7/29〜30🎉降風webオンリー 展示用
パスワードはスペースのお品書きで見れます。
スペースは い4です。よろしくお願いします!
まんがが本当に下手すぎなのですが、なんとか楽しく描ききれました😇💦 16
8M388
MOURNING※降風 2枚目に、仮眠室に入りかけてやめた部下くんのひとりごとを入れたので見てやってください☀️2人とも周りに悟らせないように隠すタイプだと思ってて、お弁当渡したり休日一緒に居たりはろてゃのお世話させたりって普通の(?)仲良しは見せたり聞かせたりしても、絶対誰かに分かる場所にキスマークはつけないし自宅以外で致さないのは勿論、どう緩むかわからないから指が触れるのも気をつけてるかなと思ってます。 2
えきゅ@kx__xy
DOODLEこじらせた降風https://twitter.com/kx__xy/status/1531641524160962562
恋こじらせると変になる自分の上司はとてもすごい人だ。
容姿や頭脳は人並外れており、潜入捜査官としてのスキルはもちろん、料理までプロ級の腕前だ。
何よりすごいのはその正義感だ。
この国を守る彼の右腕として働いていることを自分は誇りに思っている。
ただ、困ったことがある…
そんな彼に自分は恋をしてしまったのである!
仕事の面では厳しい彼が説教しつつもお弁当を差し入れてくれたり、潜入先に呼び出して助手として紹介されたり…あれは業務上の都合なのに、とんだ勘違いしてしまったのものだ。
問題は恋をしてしまったことではないのだ。
恋にうつつをぬかして使えないやつだと思われるのが駄目なのだ。
あの容姿だけに他人に恋情を向けられるのは慣れているだろうし、勘のいい彼のことだからこちらの感情に薄々気付いてはいると予想する。
994容姿や頭脳は人並外れており、潜入捜査官としてのスキルはもちろん、料理までプロ級の腕前だ。
何よりすごいのはその正義感だ。
この国を守る彼の右腕として働いていることを自分は誇りに思っている。
ただ、困ったことがある…
そんな彼に自分は恋をしてしまったのである!
仕事の面では厳しい彼が説教しつつもお弁当を差し入れてくれたり、潜入先に呼び出して助手として紹介されたり…あれは業務上の都合なのに、とんだ勘違いしてしまったのものだ。
問題は恋をしてしまったことではないのだ。
恋にうつつをぬかして使えないやつだと思われるのが駄目なのだ。
あの容姿だけに他人に恋情を向けられるのは慣れているだろうし、勘のいい彼のことだからこちらの感情に薄々気付いてはいると予想する。
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MOURNING※降風 続き ⚠︎肌色(念のため)まとめました☀️
ずっといちゃいちゃしててくれ
暑くなってきた季節の、晴れた日の夜わりと暑さが残ってるときに、外食でご飯済ませてモクバに帰って、はろたんのごはんや散歩を終わらせてから、2人でささっとシャワー済ませていちゃつきながら後は寝るだけ〜みたいな時を延々摂取したいです。 3