game_waru
INFOひとごかしさんの本来掲載するはずだった、描き下ろしイラストです!ページの折の問題もあり、収録できなかったのですが、こちらにて神の絵を見たってくれい…🙏パスワードは私制作部分の漫画の最後のページ「〇〇〇〇、イライ」のセリフの〇〇部分の英訳をお願いします(小文字9文字)
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MOURNINGモグ月🧲🔮没上げてなかったと思うので
むかしむかしの話。まだ神さまが人間の近くにいた時代。月の女神さまはたいそう嫉妬深く、怒りっぽいお方だった。彼女は自分のものは大切に、花よ蝶よと扱うが、こと大切なものに手を出されたときには烈火のごとき怒りをみせたらしい。
そんな月女神にはお気に入りの従者がいた。柔らかな亜麻色の髪に宝石のような青い瞳。人のことを想いやれる無性のその子を月女神は贔屓し、可愛がった。しかし、その従者は女神さまを裏切って、人間と駆け落ちした。怒った女神さまは従者に呪いをかけた。
女神が愛した美しい姿で永遠をむかえる呪い。
いまもその呪いは従者の子孫を蝕んだ。
♢♢♢
この世界は不思議なものに溢れている。
夜行フクロウと呼ばれる長命な獣人、血族と呼ばれる吸血鬼たち、人間になった熊。甘やかな味のする妖精。
15561そんな月女神にはお気に入りの従者がいた。柔らかな亜麻色の髪に宝石のような青い瞳。人のことを想いやれる無性のその子を月女神は贔屓し、可愛がった。しかし、その従者は女神さまを裏切って、人間と駆け落ちした。怒った女神さまは従者に呪いをかけた。
女神が愛した美しい姿で永遠をむかえる呪い。
いまもその呪いは従者の子孫を蝕んだ。
♢♢♢
この世界は不思議なものに溢れている。
夜行フクロウと呼ばれる長命な獣人、血族と呼ばれる吸血鬼たち、人間になった熊。甘やかな味のする妖精。
moruswa
DOODLE2020のててご🔞まとめ 順番は適当 あなたはなにが出ても構わん18↑ですか?納占(女体化や攻めの女装やショタ化)/傭占(女体化)/VAL👯♀️/モブ墓食ザー+失禁/🐄コス/モブ探/納占(エロマッサージ+眠姦)/モブと探+占丼/モブ傭(ハード🔞)/占/囚墓/カウ航(匂わせ程度)/エドリパ(受け優位)/モグ月/るろ占/バツ墓(溶チー) 44
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PROGRESS探占/雀春主従足…キになる予定の話
雀舌、十四歳の春。
勤める遊郭の庭先、桜の花が咲き乱れるそこで、彼はひとりの子どもの世話を命じられた。
面倒だという思いが強く、嫌だと言ってしまいたいのを雀舌は必死に我慢した。遊郭の中庭の中央とそびえる大きな桜の木の影に隠れる子どもに近づけば、彼女はふくふくとした丸い頬を大きなぬいぐるみに押し付け、不安そうに立っていた。
薄桃色に染まった血色のよい頬、ぷるりと潤いに満ちたさくらんぼのような唇。飢えを知らない子どもの様子に雀舌の胸がぎしりと軋む。これは雀舌の生まれからくる醜い嫉妬であったのだが、彼女の被ったフードから覗く亜麻色の髪がまたたおやかで、コシがある様に内心舌打ちをする。
目元を布で隠した彼女は雀舌の足音に驚き、肩をびくりと揺らして、両の手を伸ばし空をさ迷わせながら、たどたどしい歩みを見せた。
5412勤める遊郭の庭先、桜の花が咲き乱れるそこで、彼はひとりの子どもの世話を命じられた。
面倒だという思いが強く、嫌だと言ってしまいたいのを雀舌は必死に我慢した。遊郭の中庭の中央とそびえる大きな桜の木の影に隠れる子どもに近づけば、彼女はふくふくとした丸い頬を大きなぬいぐるみに押し付け、不安そうに立っていた。
薄桃色に染まった血色のよい頬、ぷるりと潤いに満ちたさくらんぼのような唇。飢えを知らない子どもの様子に雀舌の胸がぎしりと軋む。これは雀舌の生まれからくる醜い嫉妬であったのだが、彼女の被ったフードから覗く亜麻色の髪がまたたおやかで、コシがある様に内心舌打ちをする。
目元を布で隠した彼女は雀舌の足音に驚き、肩をびくりと揺らして、両の手を伸ばし空をさ迷わせながら、たどたどしい歩みを見せた。
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MOURNING雀春ボツ賭場の脇、少し入った薄暗い路地のごみ溜めの近くを通りかかった時、くいっと足元の裾を引かれた。弱い弱い、か弱いそれは大の大人なら気付かないぐらいの力で、その時ノートンがそれに気が付いたのはたまたまだった。転ぶじゃないかと、傾いた身体を起こし、少し腹を立てながら、何処の浮浪者だと振り返る。この中華街では賭け事に興じて、事業に失敗して、理由は多々あれど、いつの間にか転落していく愚か者達が多々居た。
どんな馬鹿だと鼻で笑ってやろうと見下ろした、そこには薄汚れた子供が立っていた。泥に、汚れに、ごみが付いた真っ赤な衣。痩けた頬に、細い指、非道な人間に蹴り飛ばされたのだろう頬には裂傷が出来ていた。
「ごめんください……。占いできます。何でもします。だから、はたらかせてください」
舌っ足らずな口を動かして、必死にノートンに縋り、仕事を下さいと言う。くぅぅと話している間にもその子どもの腹が鳴り、かぁっと顔を赤くしたその子どもは俯いて、もじもじと腹あたりの布を弄り出した。
捨てられた子どもかなにかだろう。良くもまぁ、売り飛ばされずに路地にいれたものだと変にノートンは感心してしまった。
黙 2904
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MAIKING暴 🧲×狐🔮のプロローグの冒頭の冒頭完成がいつになるかわからないので供養…ただこの身が朽ちて消えるその日を待っていた。
***
身に余る大儀を任されて幾百年。
人々の願いにより神として祭り上げられたその存在は、今はもう薄れていくばかりであった。
神と成ったばかりの頃は真白であったはずの装束は、力の衰えとともに黒く染まっていき、以前は人里まで降りる事も出来ていた身は今では社のある森の中でしか行動することが出来ない程に弱まっていた。
消えかけの落ちぶれた神。それが今の己がおかれた立場だ。
元々は神ですらなければ、その使いでもない。神格など備わっていないただの野狐だった身だ。役目を果たし、人々から必要とされなくなれば消えゆくのは当然のことだろう。
その自分の末路に、不満はなかった。
そもそもの身分を考えれば、神として在ることが出来たこと自体が既に奇跡なのだ。
そしてそのまま神として往くことが出来るのなら、これ以上の名誉はないだろう。
「私の最期は君が見届けてくれないか」
身の内にある力が衰えはじめ、いずれ自分が消える定めにあるとわかった時、古くからの友である鬼にそう言うと、彼はその美しいかんばせを歪ませてしばらく姿を見せてはくれ 1847
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MEMO子育て現パロ探占♀赤ちゃんと触れ合う機会なんてなかったから、極力赤ちゃんに触らないようにしてる🧲に🔮が「トイレ行きたいから」って赤ちゃん抱っこさせてトイレ行くと🧲が「🔮〜!🔮〜!!」って小さい声で必死に呼びながら、直立不動になる。授乳してる🔮を見るのが好きな🧲。
ずっと隣で授乳してる姿見ながら、
🧲「僕も飲みたいんだけど…」って言って、🔮に小突かれる。
でも、夜にいっぱい飲ませて貰えるけど赤ちゃんが夜泣きして中断するし、トイレで抜いてくる。
赤ちゃんとの接し方が分からないから基本🧲は子育てを少し離れたとこで見てるし、手伝おうとしても役立たずだから、家事をやる。
掃除するし、ゴミ出しするし、朝食も作る。🔮は子供慣れしてるので割と家事をしてくれるだけで満足してる。🧲よりフィや🤕のが子育ては役に立つ。
朝の知育番組を見てる娘ちゃん(4歳ぐらい)に休みだからパパと遊ぼ?って話しかけて、「ぱぱ、うるさい!」って怒られる🧲
あーあー、ってしながら朝食の準備してる🔮に泣きつく。
「パパと結婚する!」と言う娘ちゃんに🧲が頬にチューしながら喜んでると、🔮が「じゃあ、ママとパパが 5209
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MEMOるろ月/探占……痛い、痛い熱い、痛いいだい!地面にのた打ち回りながら🧲は変質していく身体、激痛の走る身体を抱きしめる。
力の入りすぎた指が腕の肉を抉る。
ただ、欲しかった。金になると思ったのだ。誰もいないであろう廃墟は理不尽の化身のような血族の住処だった。
誰のものでもないと思った金品は🧲の物になることはなく、今受けている暴力的な痛みの原因となった。
自己のものに手を出された血族は怒りに狂い、🧲を痛ぶり、中途半端に血を与えた。
血族へと変貌を遂げようとしている🧲の身体は筋肉が断裂し、血が溢れ、無理やり繋がり、修復されてく。人間の身体から化け物に成る。
血反吐を吐きながら理不尽を恨む。
暴力的で、圧倒的で、理不尽で、不条理で、不平等で、優しさの欠片もなく指先1つで自分の体を屠っていった。
化け物だと言うことが、人間という声明の弱さが身に染みる。
誰でもいい、なんでもいいから殺してくれ!この痛みから解放してくれと、異常に明るく身を照らしてくる月明かりに祈りを捧げる。
わがままで、高圧的で人間らしい身勝手な願いに人影が差し込む。
🔮「……生きているかい?あぁ、生きてはいるね。血族の仕業か…… 1145
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MEMOこいぬちゃんぐさんの月蝕の元ネタだったやつ血族に売り飛ばされた🔮のるろ月(探占)売られてなどいない。自分で来たのだと言い聞かせる。
愛しいあの子よりも自分が犠牲になる方がマシだと脳の中で繰り返す。
🔮の住む集落の近くには血族の住まう森があった。不干渉。互いに見て見ぬふりをすることで薄氷の上を歩くような危うい均衡を保っていた。
しかし、それは血族の気まぐれによってあっさりと瓦解した。
血族の要求は簡単だった。村の中から誰でもいい。男でも女でも構わない。ただ、若者の方が良いが、生贄を出せ。
身体を作り替えて、餌として飼う。
もし出さないようであれば、ここに住まうものを皆殺す。
理不尽な要求に村人は頭を抱え、村で1番美人な娘という意見が出たが、その女は村で1番の権力をもつ者の娘だった。
娘を出す訳には行かない父親は、娘の恋人に白羽を立てた。
親族のいない🔮は都合が良かったのだ。誰もが同意し、🔮は着たことのないほど豪奢な、まるで花嫁衣装のような白い服を着せられ、追い出された。
血族の餌になる恐怖と見捨てられた悲しみ。🔮は震える手を祈るように握りしめて、古く草臥れた館の中に入る。
🔮「…ご、めん下さい。要求の通り、参りました。」
震える声で呼びかけるが、しんっと 1738
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MAIKING🧲ハピバ終わらない無理「ねぇ、今日泊まってもいいかい?」平日の木曜日。
突然訪ねてきたこの男はこう言い出した。
シャーっと流れる水の音。カチャカチャと食器のぶつかる音。手に持っていた平皿から目を離し、炬燵で丸まる恋人を一瞬見る。
不思議なアザが浮いた顔には宝石のように美しい青空の瞳。その瞳がきらきらと宝物を見つけた子どものように輝いている。
テーブルの上にはテキストとノートが広がっており今の今まで勉強していたのが分かった。食事が終わってからすぐに広げだした課題たちは今終わったのか、はたまた飽きがきてほおり出されたのか……。
ダメ? ともう一度こちらに目を向けてくる恋人に可愛らしいなと庇護欲が湧く。
「課題終わったの?」
「うん、終わったよ」
「明日大学あるよね、イライ」
彼の目がメガネの下で一瞬揺らいだ。
きょろりと泳いで、虚空をさまよったまま、彼は自分の耳たぶを軽く握る。
イライが嘘をつく時の合図。周りからもよく言われてるのか握った後にバツの悪そうな顔をして、イライはへらりと笑った。
「午後からだよ」
「うそ。前、金曜は丸一日だって言っていたでしょう」
「うぅ……」 2251
kawauso_gtgt
PROGRESSモグ束(おか束+モグ月前提&おか、月は故人)モグに惹かれてる事実とおかのことを自分だけは忘れちゃいけない罪悪感に苛まれて限界な束が爆発する話を書きたかった。拗らせすれ違い両片想いが好きすぎた。
あとおかが死んだと頑なに認めない束に事実を突きつける土竜が書きたかったなどと供述しており…真っ暗な部屋が好きだった。
此処にいれば誰にも痛いことをされたりしないし、理不尽に怒りをぶつけてくるような人もいない。点々と、少しだけ空いた隙間から差し込む光はまるで、いつか絵本の中で見たオホシサマのようで。閉ざされた世界を照らしてくれるそこは、いつだってイライの心の拠り所だった。
冷たい床に転がって、暗い夜の海に意識を遊ばせていると、フードに覆い隠された耳がよく聞き慣れた足音を捉える。軽やかな足音は一歩、一歩と近づいてくると、イライのいる部屋の前でぴたりと止まった。かちゃりと開いた扉へと視線を投げると、何事もなかったかのようにイライはもう一度天井を眺める。
扉が閉まると同時、近づいてきた影が上からイライを覗き込んで、それから数秒。地面に横になったイライの隣に、影が蹲み込む。鼓膜を震わせる声は、すっかり聞き慣れたあの子の声だった。
「やっぱり此処にいた」
「……どうして分かったの?」
イライが首を傾げるのも当然のことだ。だって此処は院内の誰も知らない筈の場所。否、もしかすると気付いている人間もいるのかもしれないが少なくともイライが自らこの場所を誰かに明かしたことはない。誰も知らない、自 3152
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MEMOモデル🧲と🔮♀の立ち…ック婚姻届探占昨日まで付き合っていた彼女に「いい加減いつ結婚してくれるの?」とキレられ、結婚情報雑誌で頬を殴られた。丸められた雑誌は凶器に近い。仕事道具の顔を赤く染め、旅行カバンひとつで追い出された。馴染みのバーで飲んでいれば、場違いな女がずっと1人で窓の外を見ている。🧲がバメに「何あの子?」と聞けば、「好みかい?」と返ってくる。
胸のデカさとお願いすれば簡単にヤラせてくれそうなおぼこい雰囲気は好みだが、服装があまりにも身の丈にあっていない。
素朴な雰囲気の長い茶髪を揺らして、憂いに満ちた顔には淡い色のワンピース等が似合うのに、態とらしい黒のレースを使った大人な衣装は不相応さを演出する以外の意味をなさない。
🧲「好みか好みでないなら抱けるかな…」
バメ「はは、正直だね。あの子はダメだよ。婚約者がいるからね」
🧲「こんな場所で1人なのに?」
バメ「いつもは婚約者と来てるよ。まぁ、いい男かって言うと分からないけど」
ふーんと背筋の伸びた彼女の姿を見ていれば、鳴り出した電話に答えている。場に合わせて潜めた声は🧲の元まで届かないが、別れ話なのはわかった。
ボロボロと涙を流して、怒るでもなくた 1745
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MEMOケーキバース探占フォークが🧲でケーキが🔮🧲は🔮がケーキって気がついてるからじわじわ近寄っていって、食べ残しとか貰って飢えをしのぐ。
試合で🔮が失血死するとその死体を少し齧るし持ち帰ってる。
それを知らない🔮は多すぎて食べれないご飯食べてくれるし、試合では助けてくれるから、お腹すいてるんだなーとか優しいなーぐらいにしか思ってない。
ある日男性鯖で酒盛りしていたら🔮が酔って眠り出すから🧲が部屋まで連れていくと立候補する。
部屋まで連れていけば、🔮の部屋中から美味しそうな香りがする。
溢れる唾液を飲み込みながら、🔮をベッドに寝かせる。
無防備に哀れなぐらいに警戒をしていない被食者に笑みがこぼれる。
気遣いと称して寝づらいだろうとローブを外し、目隠しを外していけば、晒される白い首に舌を這わせる。
甘い味のする首を舐めても、未だに目を覚まさない。
薄く開く唇を食めば唾液が蜂蜜のように甘い、貪るように舌を入れ分泌される唾液を啜る。
息苦しさからか身動ぎする🔮に動揺し、身を離せば再び深い眠りにつく。🧲はほっとため息をつき、自室へと戻る。
だが、1度味わった甘露が忘れられない。きっと肉を食む 1149
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MEMOしょ〜えん探占いつも手袋をしている🧲が珍しく手袋をせずにいた。🔮「珍しいね、手袋してないの…」
🧲「全部汚れて全滅したから、洗濯中」
醜い火傷傷を晒すことになり、不機嫌な🧲は肘をつき、左手で顎を支えながら不貞腐れたように言う。
🔮「そう……、災難だったね。明るいところで君の手を見るなんて滅多にないから新鮮でいいね」
馬鹿みたいなことを言いながら、テーブルを挟み向かいに腰掛けた🔮を🧲は目を見開きながら見る。
脳天気な様にはぁと溜息をつき、🧲は空いた右手を🔮の元へと伸ばす。
手袋をしている🔮の左手を掴み、器用に片手だけで手袋を外す。日に当たらないイライの手は白く温かい。手袋を横によけ、指の間や手のひらを指で撫でる。短く切りそろえた🧲のつま先で柔らかい肉をひっかけば🔮の肩が揺れた。
段々と🔮の顔が赤くなる。その様子見を見て、恋人が手を握るように指を絡める。
ぎゅぎゅっと柔らかく握りながら、「何想像したの?」と🧲が🔮に尋ねれば、🔮の顔が真っ赤に染る。
🔮「なッ、にもっ!!」
🧲「顔真っ赤だよ、スケベ」
情事の時の🧲の指の動きを思い出してしまった🔮は慌てたように手を外 585
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MEMO採掘🧲×アテ🔮の探占採掘現場から帰宅中の🧲は路地裏に人が倒れているのを見かける。面倒であることは理解出来たため無視しようとも考えたが、外面だけは良くするように努めていた🧲は周りの目を気にして、思わず声をかけてしまう。近寄ってみれば、それは人ではなかった。機械人形。オートマタ。神の作り出した偉業と言われる自立思考型の人形だ。動力源はネジだと言われているが、動く原理は分からず、人間と同じように立ち振る舞うことができるその人形は高値で取引される。
それと同時に保護の為の法律も存在した。
『人形が認めた主人は人形を破棄、放置することを禁ず。無断での転売も同様する。契約破棄を申し出る場合はしかるべき場所へ届出をすること』
簡略すればこの通り。放置されているのであれば、通報しなければいけない。面倒に思いつつ、ぐったりと物陰に倒れた青いフードの人形の傍により、目隠し布を剥ぎ取る。
睡眠の必要が無い人形が倒れているのは故障かなにかだ。軽率に触れた人形はパチリと目を開け、青い瞳に🧲を映す。
「認証確認。照合開始します」
淡い光を放つ人形の目がチカチカと点滅しながら、機械的なアナウンスが流れる。
は?と急に動き出した 2966
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MEMO記憶喪失🔮の探占なんやかんやあって記憶を失った(試合中と頭部強打)🔮。目を覚ますと荘園の事もそれ以前のことも忘れてしまっていた。しばらくの間試合は免除されることになり、困ったように眉を下げる🔮の面倒を🧲が買ってでた。居館での暮らしや試合でのことを丁寧に教える🧲に感謝しつつ何かあると🧲に頼るようになる🔮。
そんな🔮の左手の薬指には指輪が嵌っていない。鯖たちも🔮に💍のことを言うか悩んだ。
詳しく🔮から聞いてはいないが、大切な人が外で待っている。しかし、外に出る方法もなければ、💍が🔮を待っている保証もない。
記憶を失っている間ぐらいは💍のことを待たせていることを忘れてもいいのではないかと誰もが伝えなかった。もちろん、何かあれば世話をかってでた🧲が言うだろうという考えもあった。
治療時に邪魔であると💉が外した指輪はベッドサイドのチェストに仕舞われている。
記憶が戻らないまま、🔮は荘園での暮らしになれた。試合にも出るようになり、引率のようについてくる🧲にフォローを貰いながらもそれなりの立ち回りができるようになってきた。その結果か四六時中一緒にいた🧲は少しずつ🔮へと甲斐甲斐 1873
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MEMOしょ〜えん探占なんやかんやあって付き合うことになった🧲🔮キスをしても抱きしめあっても、夜を共にしても🧲は決して💍について触れてこない。
裸になることも手袋を外した姿も見せているため、🔮の左薬指に輝く指輪のことを知らない訳では無いが、🧲は絶対にそれを視界にうつさない。
まるで、🔮の指にはなにも嵌っていないかのように🧲は🔮の手に触れる。あまりにもそれが自然で、🔮は自分の手にはなにもないのではないかと不安になるが、🤕や🤖には指輪が見えていた。
少しずつ何も問題もなく穏やかな日々が続く。🔮は掃除の時、洗い物の時、お風呂の時、🧲と夜を共にする時と、少しずつ指輪を外すことが増えてきた。
テーブルの上や棚の上、洗面台に置かれた指輪を時折🧲は見かけるがそれに少し触れては(安物だな)と考え、そのままにする。
そんなある日🧲と🔮がベッドの上でキスをしながら互いの服を脱がせ合いっこしていれば、🔮の手袋の下に指輪がない。
🧲「指輪してないの?」
🔮「あれ?いつはずしたんだっけ?」
🔮は自分が指輪をどこで外したかも、どこに置いたかも思い出せない。いつ外したのかと考えていれば、🧲が 677
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MEMOしょ〜えん探占荘園の終わりの最後の試合で、🔮が死んでしまう。🔮だけ出れない中で、他の鯖たちは荘園から脱出に成功する。その際に🔮は自分の死を予知してか否かは分からないが、💍への手紙を残す。その手紙を💍へと届けて欲しいと言われた🧲(付き合ってる)が🔮💍の故郷へと行くと、道中にしゃがんで泣いている子供がいる。無視していくにはあまりにも哀れで、🧲が思わず話しかけるとその子供は🔮にそっくりだった。隠していない両の眼は鮮やかな真空色で、丸い頬をした顔には🔮の面影がある。喉がピリつくのを感じながら、🧲が子供に話しかければ子供は「母が遠くへ行ってしまった」と泣きわめく。
名を聞けば、「🔮」と名乗った。
この子供は幼い頃の🔮なのだと理解した🧲はここでこの子供を攫い、💍と会わせなければ死なないのではないかと考える。
🧲「お母さんいなくなっちゃったの?」
🔮「ずっと起きてくれないんだ」
🧲「悪いことした?」
🔮「……わかんない」
ぐずぐずと鼻をすする子供を抱いて、🧲が「僕と一緒に行く?」と言えば、子供は🧲の服を強く握った。了承だと受け取った🧲は子供に🔮が残した目隠し布をつ 1123
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MEMOモグ虎/探占人間、獣人、動物がいる世界で、子供のもぐ🧲が金目当てに森の中に入って、希少価値の高い植物とかを乱獲して売りさばいていたら、子供の虎🔮(獣)に会って、やばい……食べられる……ってなる。死ぬなら痛くない方がいいなとか思いながら覚悟を決めてると🔮は🧲のこと食べない。頬を舐めた後に遊ぼうと言うように🧲の周りを回り出す。ポカンっとした🧲は逃げようかと考えるが、あまりにも🔮の顔が能天気でどうせ言葉など分からないだろうと愚痴を含む話をしながら時折🔮と遊ぶようになる。獣人は通常の人間よりも下に見られるため賃金の高い仕事はなく、生活も苦しい。
家族も働いているが10歳ほどの🧲も手伝わないと食べる物がない。仕事の合間をぬっては🔮に会いに来ていた🧲だったが、段々とずっと一緒にいたいと思うようになって、少しでも金を稼ぐ方法を探すようになる。
虎の一日の食事料ぐらい簡単に賄えるようになってやると勉強し、奉公するうちに森へと通う時間が無くなっていく。
あと少しすれば金が貯まる。そうすれば🔮と一緒にいれると思っていた矢先に、🔮は密猟者に追われて森を離れてしまう。怪我をした🔮を治療したの 1105
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MEMOモグ🧲と結晶になる🌙🔮のモグ月/探占何かしらのタイミングで予知能力があり、一定年齢に達すると肉体が結晶化する🔮を見つけた🧲全身が結晶化する直前の予知は100%当たると言われているため、予知のパフォーマンス後結晶化した肉体を売ろうと囲いこみ、最低限の暮らしをさせるつもりが「そんなでは綺麗な結晶になれない」と言われて、渋々🔮を丁寧に扱うことになる。
🔮自身は結晶化するのは運命なので、結晶化した後、売られることもあまり気にしてはいないが、ずっと人里離れた山奥で暮らしていたため🧲を利用して色んな景色が見たいと行動する。
仕事!金!のみで生きてきた🧲は🔮に付き合って無駄な時間と人間らしい生活を取り戻していく。
朝起きれば「おはよう」といわれ、食事が用意され、陽の光の元を歩き、見ても金にならない景色を眺める。
そうやって半年程暮らせば情もわく。
🧲がたまたま🤹♂️にサーカスのチケットを貰ったため、きっと🔮なら喜ぶだろうと誘えば、珍しく🔮は断った。
どうかしたの?と問えば、良かったねと返ってくる。
🔮「結晶化が始まったみたいだよ、オークションの準備をしなきゃね?」
🔮の指先が氷のように冷たく、硬くなってい 1844
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MEMO騎🧲のために観🔮になった騎観/探占🧲と付き合っていて同棲もしてる🔮🧲のループを天眼によって理解したが、解決方法が分からない。🧲のレースが始まってから思い出すため、事前に忠告も出来なかった。そんな時に、「あなたの天眼があれば、この奇っ怪な現象をどうにかできる」「あなたが私たちの組織に入ってくれれば、彼を救える」と翻弄⚰️に言われ、組織に入ることに決める🔮
🔮達の陰ながらの活躍もあり、🧲が久しく帰っていなかった家に帰ると違和感があった。
一人暮らしにしては広い家、使ってもいないのに埃のかぶっていない部屋、自分しか写っていないのに飾られている写真。食器の足りない食器棚。
一人で暮らしていたはずの家は何か足りなかった。謎の空白が自分の横に寄り添っている。それが大切なものだったことは分かるのに、それが何かも思い出せない。
大切なものを忘れてしまった恐怖が背筋を過ぎる。何を忘れたのか思い出そうにもモヤがかかって鮮明にならない。
それから、🧲は失った何かを求めて街を徘徊するようになる。レースが休みになるシーズンになれば隣町、さらにその隣町まで出向き、空白を求めた。
宛先もなく、それがどんなものかも分からないまま🧲 2007
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MEMO探占♀/モグ月あるてみす神の加護を受けている🔮ちゃん無知🌙🔮ちゃん、モグに拾われて「商品として売ります。必要最低限の教養を身につけてください」って言われて花よ蝶よと文字教えてもらったり、掃除の仕方学んだりするんだけど、段々モグが絆されて売らなくていっか〜ってなるのね。
嗜好品程度にしか食事も与えなくていいし、見目はいいから客の目は引くし、売るより利益あるって思い始める。
隣に浮いてるのが当たり前になるし、明るくて暖かい部屋でおかえりって言われるのが日常になった頃。
モグが溜まりに溜まっていた仕事終えて、ヘロヘロになりながら帰宅する。
性欲も溜まってるし、女抱きに行くのも面倒で、出迎えてくれた🔮のこと抱こうとベッドまで連れ込んで、キスまでして、トロットロに蕩けきってる🔮みて抱けるな〜って思う。
白い服の足元から手を滑り込ませて、太もも撫でて、足の付け根に触れようとしたら🔮が慌てたようにモグを突き飛ばす。
抱ける直前まで行ってたし、抵抗されると思ってなかったし、🔮に抵抗されてムカつくし、性欲溜まってるしで腹が立ったモグが🔮の両手一纏めにして無理やり抱こうとするんだけど、🔮は両脚をバタ 766
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MEMO現パロオチ探占♀(🤕🔮、🔮💍有)現パロで、💍と🤕と幼なじみな🔮♀ちゃん💍とは親が従兄弟同士で度々遊んでおり、🤕は小学校の時に隣の家に越してきた。
小学校はみんな同じ学校で、中学に上がってから💍だけ女子校の中高一貫の私立に通うようになる。
それでも、三人で遊ぶことは多かった。
💍と🤕は恋愛感情で🔮の事が好きだったけど、🔮は幼なじみとして三人で仲良く過ごすことの方が大事で、二人はその🔮の考えを汲んだ。
それでも、互いに🔮に見えないところで🔮を取り合っていたし、💍はずっと🔮の隣に入れて結婚とできる🤕が羨ましかった。同様に🤕は一番最初に🔮から相談や報告など話をされ、付き合ってもいないのに腕を組め共に寝れる💍がうらやましい。互いにないものねだりをしているとは分かっていた。
そんなある日、三人で映画を見に行くことになり🤕🔮💍で街を歩いていると🔮が忘れ物をしてしまう。
「取りに行くから」と二人から一度離れてみると周囲が二人はお似合いねと笑っている声が聞こえた。二人で笑い合うその顔は🔮は見たことがなくて、疎外感と自分はもしかしたら邪魔者だったのかもしれないとモヤモヤしてくる。
楽しい 1644
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MEMO現パロ探占♀姉が2人妹1人いる女家系の🧲が🔮をでろでろに甘やかして欲しい姉たちのワガママに振り回され、言うこと聞かないと怒られるから従っていた🧲
あれ買ってきてこれ買ってきても我慢すればお釣りが貰えるし、機嫌の良い姉たちはブランドの服などを買ってくれた。
それに慣れた🧲は🔮と付き合うと無意識に🔮の小さな要求を全部答え始めるし、女の子が口に出しにくいけどして欲しいことを全部してくる。
メイクを変えれば褒め、長い買い物をしても待ってくれ、具合が悪ければ看病してくれる。
甘やかされてるな〜と🔮が思っていれば、ある日のデート後🔮の家に泊まっている時に、🧲が風呂上がりの🔮をベットに促す。
ぽてぽてとついて行けば、「ヒールで歩いて疲れたでしょ」と足のマッサージをしてくれる🧲
いつの間に買ったのかマッサージ用のオイルをまぶし、ふくらはぎを揉みほぐしてリンパを流していく。足の甲も指の間まで触れる太くて長い男性の手に🔮はだんだんといかがわしい気持ちになる。
善意での行動なのに……と思いながらも、ベッドの上に座った🔮の下に傅くように座る🧲にも、触れる手にも、そのまま手の位置が上に上がれば 681
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MEMO現パロ探占♀両親と疎遠な🧲。5歳ぐらい離れた姉とだけは連絡取り合ってて欲しいのだけど、ある日🔮を部屋に泊めてたら姉が来て、🔮は🧲の別の彼女だと泣きそうになる。
姉は部屋にまで女の子連れてくるなんて🧲の本命じゃん!って大喜びする。
🧲は姉に🔮を見られたら絶対に弄られると隠したがるんだけど、そうすると🔮が卑屈を発揮し始めてこじれ出す。
結果、誤解は解けるんだけど、姉と🔮が時折会ってはカフェに行ったり、お洋服買いに行ったりするから楽しくない🧲。
遊ぶ予定はしてなかったが、休みがあったから今日は一緒に過ごすと思っていたら朝から🔮が居ない。
帰ってきた🔮に「何してたの?」と聞けば、「君のお姉さんとあっていたよ」と楽しそうな笑みで返答が来る。
🧲「迷惑なら断ってもいいんだよ」
🔮「迷惑じゃないよ。一人っ子だったから姉ができたみたいで楽しいんだ」
🧲「ふーん……。今日は何してきたの?」
🔮「お買い物して、可愛い服をお姉さんとお揃いで買ったんだ。あとね、君の昔の写真見せてもらったよ。ふふ、転んで泣いてる写真なんてすっごく可愛かったね」
自分だってお揃いで服なんて着てないのにと機嫌 719
sangatu_tt5
MEMO魂🧲×月🔮月の精霊🔮が満月の夜に水浴びをしていると🔮の神聖力が欲しい🧲にれーぷされてしまう。泣きながら、許しを乞う🔮の具合の良さを気に入った🧲が冥府に連れて帰る。月の加護の届かない冥府では🔮はただの人間以下で、🧲に一切の抵抗ができない。
どうにか逃げ出そうとするが、その度に🧲に見つかり、犯される。
食事を必要としなかった🔮だったが、数ヶ月冥府で過ごすうちに腹が減るようになってしまう。
🧲はそんな🔮に食事を用意するが、🔮はそれを断り続ける。
🧲「月女神の加護が届いていないんだ。食べないと死んでしまうよ?」
🔮「………いりません。食べればここを出れないことを私は知っているよ。君の思惑通りになるつもりはない」
🧲はそっぽを向く🔮に小さく舌打ちを漏らす。
どれだけ抱けども、🔮はこの部屋さえ出ることが出来れば🧲の元を去れる。
逃がす気の無い🧲はペルセポネーのように🔮を冥府に閉じ込めたい。
断固拒否する🔮にこの後せっせしながら食事を口に無理やりいれ、咀嚼させるプレイをする🧲と冥府の食べ物を食べてしまって🧲が飽きると死んでしまうと絶望する🔮の話。
🧲が飽きる 505
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MEMOしょ〜えん探占ある日の試合で、🔮と仲良くダウン放置させられていた🧲血が抜けていくにつれてだんだんと意識が遠のく。その中で走馬灯のようなものなのだろう。🧲は夢を見た。
荘園から出た後の夢。
支給されたお金を使って、今までしたことが無いくらいに遊ぶ。働きもせず、海を見て、美味しいものを食べる。その自分の隣には🔮が居て、幸せそうに笑っている。
🔮と身体は繋げていた。それでもそれは気持ちが良いからで情などない。そう思っていたのに、自分の抱いた未来には🔮が居て、そう暮らしたいと思った。目を覚ませば隣で倒れている🔮は目を閉じ、こくりと力が抜け落ちている。正しく死体。
その様子に🧲は恐怖する。
死なないで欲しい、置いてかないで欲しいと思いながら、🔮に手を伸ばすが、自分の身体も既に動かない。
指先が🔮を少し掠めたがそのまま力が抜け、目の前が真っ暗になる。
再び目を覚ませば、自分はベッドの上にいた。真っ白い布団に消毒の匂い。
試合が終われば自室に戻されるのに珍しいと傷が修復されず残った身体を無理やり起こす。
荘園で時折起こる不具合かなにかか……と考えながら、横を向けば、青白い顔で眠る🔮がいた。 1054