さなか
REHABILIちょっと賢者タイムになる石の石乙石乙散文 乙骨は背も高いし、どんな状況でも落ち着いて淡々としているから、単に顔が童顔なだけなのだと思っていた。だから、好きだと気持ちを伝えてから唇を狙ってみたり、身体に意図を籠めて触れたりしたのだけれど、乙骨がどうにも察しが悪くほんの少し違和感を覚えていた。
死滅廻游が平定し、受肉体である自分が現代の呪術機関で管理されることになり、そこでやっと、乙骨がその機関という名の学校に所属する学生であり、まだ10代のガキなのだと知った。
待て待て待て待て俺は17年しか生きてないガキに呪術師として負けた上に惚れちまったってことか???
その事実にちょっとしばらく頭を抱えてしまった。いや、才能があれば呪術師に年齢なんて関係ない、乙骨が自分にとって魅力的で最高なデザートだったことには変わりないのだ。
919死滅廻游が平定し、受肉体である自分が現代の呪術機関で管理されることになり、そこでやっと、乙骨がその機関という名の学校に所属する学生であり、まだ10代のガキなのだと知った。
待て待て待て待て俺は17年しか生きてないガキに呪術師として負けた上に惚れちまったってことか???
その事実にちょっとしばらく頭を抱えてしまった。いや、才能があれば呪術師に年齢なんて関係ない、乙骨が自分にとって魅力的で最高なデザートだったことには変わりないのだ。
さなか
REHABILI石←←←乙な石乙石乙散文 あの人の手が好き。逞しくて力強くて、抱き締められるとドキドキして、その手で身体中を触られるとそわそわして、太股をぎゅって掴まれたらその先を期待してしまって。
手元が見えていないのに器用にこちらの服を脱がしてきたり、身体に這わせながら焦らすくせにこちらの気持ちいいところに辿り着いたら思いっきり弄ってくれる。その手に翻弄されて戸惑うけれど、そうなることも嫌じゃない。もっと、知らない自分を暴いて欲しい。
自分の指より太くて節張った手が好き。たまらず口づけたら何してるんだって言われて、でもやめろって言われなかったから、そのまま指先から手の甲、掌まで口づけて、我慢できずに指先にしゃぶりついた。
それはさすがに戸惑われたけれど、指をちゅぱちゅぱ咥えて舐めて、唇で撫でれば、あの人がごくりと喉を鳴らすのが分かった。
679手元が見えていないのに器用にこちらの服を脱がしてきたり、身体に這わせながら焦らすくせにこちらの気持ちいいところに辿り着いたら思いっきり弄ってくれる。その手に翻弄されて戸惑うけれど、そうなることも嫌じゃない。もっと、知らない自分を暴いて欲しい。
自分の指より太くて節張った手が好き。たまらず口づけたら何してるんだって言われて、でもやめろって言われなかったから、そのまま指先から手の甲、掌まで口づけて、我慢できずに指先にしゃぶりついた。
それはさすがに戸惑われたけれど、指をちゅぱちゅぱ咥えて舐めて、唇で撫でれば、あの人がごくりと喉を鳴らすのが分かった。
さなか
REHABILI手を出したくない時に限って甘えてくる石乙石乙散文「乙骨、大丈夫か~?」
「うー…はい……」
ベッドの上でぐったりと倒れ込んでいる乙骨は石流の呼び掛けに対して、全然大丈夫ではない声でそう返してきた。目隠し教師だかにしごかれたらしい乙骨は反転術式の使いすぎて呪力が目に見えて少なかった。まぁどうしてもの時はデカブツことリカを呼び出して呪力の供給は受けられるようだが、リカちゃんに渡してる呪力を無駄遣いしたくないということで、乙骨はあくまで自然回復を待っているようだった。
仮にも自分は乙骨の監視対象なのだが、そんな自分の前でこんな姿さらしていいのかよ、と石流は内心思わないでもないのだが、今更すぎるし、こんな状態の乙骨に色々な意味でどうこうするつもりはなかった。
1668「うー…はい……」
ベッドの上でぐったりと倒れ込んでいる乙骨は石流の呼び掛けに対して、全然大丈夫ではない声でそう返してきた。目隠し教師だかにしごかれたらしい乙骨は反転術式の使いすぎて呪力が目に見えて少なかった。まぁどうしてもの時はデカブツことリカを呼び出して呪力の供給は受けられるようだが、リカちゃんに渡してる呪力を無駄遣いしたくないということで、乙骨はあくまで自然回復を待っているようだった。
仮にも自分は乙骨の監視対象なのだが、そんな自分の前でこんな姿さらしていいのかよ、と石流は内心思わないでもないのだが、今更すぎるし、こんな状態の乙骨に色々な意味でどうこうするつもりはなかった。
さなか
REHABILI味見する石乙石乙散文 乙骨が石流と一緒に寝泊まりしている寮は、他の学生寮とは少し離れた場所にある。受肉体である石流の監視を兼ねていることが理由の1つであるが、おかげで建物の中の設備はあまり整備されておらず、食事も風呂も他の学生が使う寮に向かわなければならなかった。
しかし、乙骨はともかく石流に学生寮の出入りを自由にさせるわけにも行かず、水回りだけは多少整備されていて、シャワー室と簡単な料理が作れる給仕室は使えるようになっていた。
乙骨が任務から戻れば、部屋には石流の姿がなかったので、シャワー室を経由して給仕室を覗けば、石流が鼻歌交じりに、コンロの火に掛けた鍋をかき混ぜていた。部屋に香る匂いに、乙骨がすんと鼻を鳴らした。
886しかし、乙骨はともかく石流に学生寮の出入りを自由にさせるわけにも行かず、水回りだけは多少整備されていて、シャワー室と簡単な料理が作れる給仕室は使えるようになっていた。
乙骨が任務から戻れば、部屋には石流の姿がなかったので、シャワー室を経由して給仕室を覗けば、石流が鼻歌交じりに、コンロの火に掛けた鍋をかき混ぜていた。部屋に香る匂いに、乙骨がすんと鼻を鳴らした。
さなか
REHABILI乙骨くんに手を出したいけどぴゅあすぎて出せない石流の石乙 その3石乙散文 その日も乙骨と深いキスをした。そのキスに、最近は乙骨も慣れてきて、自分から石流の舌を受け入れるようになったし、乙骨の方からも触れてくるようになった。
「ふぁ、は、ぁ……」
それでもキスをした後の顔は赤いし、目はとろんと蕩けてる。そろそろキスだけでなく身体も触っていいだろうかと思い始めていれば、乙骨が「あの…」と口を開いた。
「今日は…僕からも、していいですか?」
「あん…?」
「その……いつも、石流さんの方からしてくれるけど、僕からもしていいですかって…」
キス……と小さい声で続ける乙骨に、石流は瞬きをした後、フッと笑った。
「いいに決まってんだろ」
そのままぎゅっと抱き締めてやれば、乙骨がうわっと、こちらに身体を傾けてくる。一度は石流の胸に身体を落としてから、顔をあげてこちらを見上げてくる。その角度も既にクルが、乙骨はそこから、自分からのキスをご所望だ。
2625「ふぁ、は、ぁ……」
それでもキスをした後の顔は赤いし、目はとろんと蕩けてる。そろそろキスだけでなく身体も触っていいだろうかと思い始めていれば、乙骨が「あの…」と口を開いた。
「今日は…僕からも、していいですか?」
「あん…?」
「その……いつも、石流さんの方からしてくれるけど、僕からもしていいですかって…」
キス……と小さい声で続ける乙骨に、石流は瞬きをした後、フッと笑った。
「いいに決まってんだろ」
そのままぎゅっと抱き締めてやれば、乙骨がうわっと、こちらに身体を傾けてくる。一度は石流の胸に身体を落としてから、顔をあげてこちらを見上げてくる。その角度も既にクルが、乙骨はそこから、自分からのキスをご所望だ。
さなか
REHABILIヤることヤってるのになんかピュアな石乙石乙散文 人の多く集まる場所には負の感情が溜まって呪霊が生まれる。今まさにその場所はその危険性を孕んでいた。
目の前は人人人人で溢れていて、各々様々な格好をしていた。別に今日この場所で何か催し物があるわけではなく、この時間帯は大体これくらい人混みで溢れるのだという、乙骨自身は正直げっそりした。
「どの辺ですかね」
「相変わらず弱ぇ呪力の感知はヘタクソだな。あの辺が怪しいぜ?」
そう言って乙骨の隣で周りを見回しながら奥まった方を指し示したのは、乙骨が監視役を務めている受肉体の石流だ。訳あって今は一緒に任務にあたり、まずは呪霊の発生場所を特定していた。
「あんなところに?」
「ああ、急いだ方がよさそうだぜ、この人混みに紛れて、人間を攫おうとしてるだろうし」
1089目の前は人人人人で溢れていて、各々様々な格好をしていた。別に今日この場所で何か催し物があるわけではなく、この時間帯は大体これくらい人混みで溢れるのだという、乙骨自身は正直げっそりした。
「どの辺ですかね」
「相変わらず弱ぇ呪力の感知はヘタクソだな。あの辺が怪しいぜ?」
そう言って乙骨の隣で周りを見回しながら奥まった方を指し示したのは、乙骨が監視役を務めている受肉体の石流だ。訳あって今は一緒に任務にあたり、まずは呪霊の発生場所を特定していた。
「あんなところに?」
「ああ、急いだ方がよさそうだぜ、この人混みに紛れて、人間を攫おうとしてるだろうし」
さなか
REHABILI乙骨くんに手を出したいけどぴゅあすぎて出せない石流の石乙 その2石乙散文 乙骨が経験豊富かと思ったら想定外に初だった。しかも一度「セックスしたい」と明かしてから、妙に警戒されてしまってちょっとしたスキンシップにも身を引かれるようになってしまった。
(これじゃあ、あのままさっさと手を出しておくのが正解だった気すらするぞ…)
石流を避けるように去って行く乙骨の背中を見ながら、石流は追い掛けることも出来ずに打ちひしがれていた。
結局あの日は、顔を真っ赤にして無理だと言い張る乙骨を無理矢理どうこうする気にはなれずに、自分の欲を引っ込めた。石流だって、自分の欲望を一方的にぶつけるのはいかがなものかと思うし、出来るならお互いに気持ち良くなりたいと思うし。
だが、その考え方が甘かったようで、翌日の乙骨は石流に指1本触れさせてくれなくなってしまった。でもよくよく考えたらそうだよな、隣にオオカミがいたことに気付いてしまったのだから。
3069(これじゃあ、あのままさっさと手を出しておくのが正解だった気すらするぞ…)
石流を避けるように去って行く乙骨の背中を見ながら、石流は追い掛けることも出来ずに打ちひしがれていた。
結局あの日は、顔を真っ赤にして無理だと言い張る乙骨を無理矢理どうこうする気にはなれずに、自分の欲を引っ込めた。石流だって、自分の欲望を一方的にぶつけるのはいかがなものかと思うし、出来るならお互いに気持ち良くなりたいと思うし。
だが、その考え方が甘かったようで、翌日の乙骨は石流に指1本触れさせてくれなくなってしまった。でもよくよく考えたらそうだよな、隣にオオカミがいたことに気付いてしまったのだから。
さなか
REHABILI乙骨くんに手を出したいけど想定外にぴゅあすぎて出せない石流の石乙石乙散文 乙骨はまだ10代のガキだが、何処となく言動に色気があるし、細い下半身にフィットした服は誘ってんのか?レベルだ。そんなんじゃ、不埒な輩に狙われたり相手をしてたこともあるんじゃねぇかと思って、そういう経験も豊富なんだろうなと勝手に思っていた。その身体に既に手垢が付いているのは癪だが、経験があるならあるでスムーズにそういう行為に及べるだろうと思っていた。だから、風呂上がりにラフな格好でベッドの隣に座った乙骨の身体に触れながら、覆い被さったその時。
「えっと……なんですか?」
ものすごい純粋な目でそう問いかけてくるものだから、自分の方が戸惑ってしまった。
「……なにって、そりゃ、オマエ…」
「僕の腰になんかついてます?」
1902「えっと……なんですか?」
ものすごい純粋な目でそう問いかけてくるものだから、自分の方が戸惑ってしまった。
「……なにって、そりゃ、オマエ…」
「僕の腰になんかついてます?」
さなか
REHABILI無自覚の石乙石乙散文 石流さんとのキスは気持ちいい。触れ合う唇の感触や、絡め合う舌の熱さ、夢中になって思考がぼやけるのも、クセになる。彼の首に腕を絡めて、必死に唇を押し付けて、彼も身体を抱き締めてくれて、身体を密着させて、蕩け合うみたいに。
「ン、ふぁ、あ……」
名残惜しげに唇を離せば、ペロリとその舌で唾液に塗れた唇を舐められた。うひ、っと目を閉じている間にちゅっと触れるだけのキスをされた。
「…っ、いしごおり、さ…」
ゆっくりと目を開ければ、石流さんもじっとこちらを見ていて、しばらく見つめ合った。こうしているのもいいけど、もっとキスしたいなと思っていれば、石流さんがクスリと苦笑した。
「…オマエ、今、自分がどんな顔してるか分かってんのか?」
1019「ン、ふぁ、あ……」
名残惜しげに唇を離せば、ペロリとその舌で唾液に塗れた唇を舐められた。うひ、っと目を閉じている間にちゅっと触れるだけのキスをされた。
「…っ、いしごおり、さ…」
ゆっくりと目を開ければ、石流さんもじっとこちらを見ていて、しばらく見つめ合った。こうしているのもいいけど、もっとキスしたいなと思っていれば、石流さんがクスリと苦笑した。
「…オマエ、今、自分がどんな顔してるか分かってんのか?」
さなか
REHABILIいいおっぱいの日、延長戦で、石乙♀ネタ石乙♀散文 初めて乙骨と出会った時は、ぺったんこの胸だと思っていた。全裸で術式により局部を隠していた烏鷺がそこそこいい胸をしていたから尚のことそう思ったのかもしれない。とはいえ乙骨は性別関係なく自分を圧倒してみせた。それだけで自分は好感を持ったし、SWEETなやつだと気に入った。
だから、乙骨が自分の監視役として常に一緒にいるようになってから、実は乙骨は自身の胸にサラシをぐるぐるに巻いて抑えていて、それを解くとぽにゅんとかなり豊満な胸を持っていることを知った。
初めてシャツ一枚の私服姿を見た時は、目玉が飛び出るかと思った。そんなぽよぽよのおっぱいを晒したまま、ベッドでごろんと横になるのである。これはあれか?襲っていいってことなのか?と何度自問したことか。
1733だから、乙骨が自分の監視役として常に一緒にいるようになってから、実は乙骨は自身の胸にサラシをぐるぐるに巻いて抑えていて、それを解くとぽにゅんとかなり豊満な胸を持っていることを知った。
初めてシャツ一枚の私服姿を見た時は、目玉が飛び出るかと思った。そんなぽよぽよのおっぱいを晒したまま、ベッドでごろんと横になるのである。これはあれか?襲っていいってことなのか?と何度自問したことか。
さなか
REHABILIいいおっぱいの日、石乙。でもtkb要素の方が強いかも。
石乙散文 掌で触れれば柔らかくてでもしっかりとした弾力もある。その谷間に顔を押し付けながら、その感触を味わっていた。
「…………おい」
そんな乙骨の頭上から、そんな低い声が聞こえて、でも顔を押し付けたまま視線を向ければ、眉を寄せて、不機嫌と言うよりは戸惑ってる表情が見えた。
「オマエ……何やってんだよ…」
ベッドの上に横たわり、首だけあげてこちらを見ている。ちなみに乙骨はそんな彼の上に乗っかって、彼の胸筋もとい雄っぱいの感触を手と顔で味わっていた。
「…石流さんの、おっぱいを味わってます…?」
だからそのままそう言えば、「おっぱいってなぁ~~」と呆れたように言った。
「そこはむしろ筋肉だろ?」
「そうですけど……胸だからおっぱいじゃないですか」
1335「…………おい」
そんな乙骨の頭上から、そんな低い声が聞こえて、でも顔を押し付けたまま視線を向ければ、眉を寄せて、不機嫌と言うよりは戸惑ってる表情が見えた。
「オマエ……何やってんだよ…」
ベッドの上に横たわり、首だけあげてこちらを見ている。ちなみに乙骨はそんな彼の上に乗っかって、彼の胸筋もとい雄っぱいの感触を手と顔で味わっていた。
「…石流さんの、おっぱいを味わってます…?」
だからそのままそう言えば、「おっぱいってなぁ~~」と呆れたように言った。
「そこはむしろ筋肉だろ?」
「そうですけど……胸だからおっぱいじゃないですか」
さなか
REHABILI噛み癖がある石流の石乙石乙散文 石流さんに後ろから抱き締められると、十中八九項から首筋の辺りを噛まれる。痛いと思うほどではないけれど、後からくっきり歯形が残っているとうわーと思う。
その日も後ろから抱き締められて、耳の後ろ辺りをちゅっちゅと口づけられたと思ったら、首筋にカプリと噛み付かれて身動いだ。
「……あの」
「んー?」
「あんまり、噛まないでくれませんか?痕が残ると困るんで」
僕がそう言えば、石流さんは聞いているのかいないのか、ペロリと噛んだ箇所を舐めた。
「う、ひぃ…」
「なんで困るんだよ?この辺は服を着りゃ隠れるだろ?」
「寮の大浴場とか、行けないじゃないですか…」
「シャワー室は個室だろ」
「……僕に湯船浸かるなって言ってます?」
1033その日も後ろから抱き締められて、耳の後ろ辺りをちゅっちゅと口づけられたと思ったら、首筋にカプリと噛み付かれて身動いだ。
「……あの」
「んー?」
「あんまり、噛まないでくれませんか?痕が残ると困るんで」
僕がそう言えば、石流さんは聞いているのかいないのか、ペロリと噛んだ箇所を舐めた。
「う、ひぃ…」
「なんで困るんだよ?この辺は服を着りゃ隠れるだろ?」
「寮の大浴場とか、行けないじゃないですか…」
「シャワー室は個室だろ」
「……僕に湯船浸かるなって言ってます?」
さなか
REHABILI乙骨くんが作る料理を食べる石流の石乙石乙散文 乙骨は油断すると飯を抜くぐらい小食だが、意外と料理は出来る。なんでも一時期だーい好きな同級生たちと料理にハマって、その時に必要な技術も身につけたらしい。
中華包丁って刃がデカいから怖いって人も多いですけど、使い慣れるとその重さで切れるから楽なんですよ、なんて言ってそのドデカい中華包丁で野菜をざっくざっく切っていく乙骨はとても目をキラキラさせていて、刀を持って呪霊をざっくざっく切っていく時の目とは全然違う。
とはいえ、先述したとおり、乙骨自身はかなりの小食なのだ。だから必然的に乙骨が作った料理は自分の目の前に出される。
「石流さんがいるオカゲで、思いっきり料理出来て嬉しいです。アフリカを旅していた時に食べた料理の再現とかも試してみたくて、落ち着いたら料理したいなって思っていたので」
1159中華包丁って刃がデカいから怖いって人も多いですけど、使い慣れるとその重さで切れるから楽なんですよ、なんて言ってそのドデカい中華包丁で野菜をざっくざっく切っていく乙骨はとても目をキラキラさせていて、刀を持って呪霊をざっくざっく切っていく時の目とは全然違う。
とはいえ、先述したとおり、乙骨自身はかなりの小食なのだ。だから必然的に乙骨が作った料理は自分の目の前に出される。
「石流さんがいるオカゲで、思いっきり料理出来て嬉しいです。アフリカを旅していた時に食べた料理の再現とかも試してみたくて、落ち着いたら料理したいなって思っていたので」
さなか
REHABILI何となく書いた石乙。書いた本人が嫌煙家なので、おかしなところがあるかもしらん。
石乙散文 ふぅと息を吐き出せば、紫煙が外にふわりと舞った。指先にじりじりと感じる熱にそろそろ潮時かと思って、吸い殻をケースに捻じ込んだ。
「……あの」
するとそのタイミングを見計らったかのようにそう声を掛けられ、窓の桟に腰掛けていた石流は「あん?」と言って顔を向けた。声を掛けてきたのは、この部屋の主である乙骨だ。
「…石流さんの吸ってるタバコって最後に甘いんですよね?」
そういやそんな話を前にしたなと思ったから「そうだな」と頷けば、乙骨がこてりと首を傾げてくる。
「…じゃあ、今キスをしたら、甘いんですか?」
「は?」
何を言い出すんだと思ったが、乙骨は純粋に気になるようで「どうなんですか?」と言ってくる。石流は眉を寄せて「どうだろうな」と返した。
951「……あの」
するとそのタイミングを見計らったかのようにそう声を掛けられ、窓の桟に腰掛けていた石流は「あん?」と言って顔を向けた。声を掛けてきたのは、この部屋の主である乙骨だ。
「…石流さんの吸ってるタバコって最後に甘いんですよね?」
そういやそんな話を前にしたなと思ったから「そうだな」と頷けば、乙骨がこてりと首を傾げてくる。
「…じゃあ、今キスをしたら、甘いんですか?」
「は?」
何を言い出すんだと思ったが、乙骨は純粋に気になるようで「どうなんですか?」と言ってくる。石流は眉を寄せて「どうだろうな」と返した。
さなか
REHABILIいいおしりの日、石乙。じゃっかん下ネタ注意。
石乙散文 正面から抱き合いながら、ちゅっと唇を合わせる。薄く唇を開けば相手の舌が入ってきて、口付けは更に深くなった。
「ん、ふぁ、ぁ…あ、ン…ぅ…」
何度も舌を絡めながら深いキスを重ねていく。すると自分の背中に回された手が、するりと背筋を下って、尻のあたりを撫でた。
「ン…ふぅ、んん…はぁ、ぁ…」
その手はキスをしながらも、もみもみもみもみもみもみもみもみと自分の尻を撫でてきていて、なんだかもぞもぞとしてしまう。というか、なんというか。
「……あの……」
唇が離れて、軽く息を乱しながらも、乙骨は濃厚なキスをしていた相手、石流にそう声を掛けた。
「……なんでそんなに、おしり、さわるんですか?」
「ん?」
石流は思ってもみなかったことを言われたみたいに、目をパチクリとさせた。
1188「ん、ふぁ、ぁ…あ、ン…ぅ…」
何度も舌を絡めながら深いキスを重ねていく。すると自分の背中に回された手が、するりと背筋を下って、尻のあたりを撫でた。
「ン…ふぅ、んん…はぁ、ぁ…」
その手はキスをしながらも、もみもみもみもみもみもみもみもみと自分の尻を撫でてきていて、なんだかもぞもぞとしてしまう。というか、なんというか。
「……あの……」
唇が離れて、軽く息を乱しながらも、乙骨は濃厚なキスをしていた相手、石流にそう声を掛けた。
「……なんでそんなに、おしり、さわるんですか?」
「ん?」
石流は思ってもみなかったことを言われたみたいに、目をパチクリとさせた。
さなか
REHABILI石流ぬいと乙骨くんの話(石乙)石乙散文「憂太、これあげる」
僕の顔を見るなり、五条先生がひとつのぬいぐるみをポスンと渡してきた、それは。
「……何ですかこれ」
「ん?ぬいぐるみ」
「いや、それは分かるんですけど……誰かに似てません?」
サイズは30センチくらいで抱えるくらいの大きさだ。そして頭身を二頭身でデフォルメされているが、素肌に白のファーが付いた黒いジャケットを着ていたり、頭頂部からにゅっと伸びてる髪といい、目元にちょんちょんと付いた睫毛といい。
その特徴は明らかに、石流さんを模していると思った。
それに気付いているのかいないのか五条先生は「さぁ~~誰だろうね」なんて笑って言ってくる。
「これはちょっとした呪骸のテストなんだ」
「呪骸の?つまりこれはただのぬいぐるみではないってことですか?」
1939僕の顔を見るなり、五条先生がひとつのぬいぐるみをポスンと渡してきた、それは。
「……何ですかこれ」
「ん?ぬいぐるみ」
「いや、それは分かるんですけど……誰かに似てません?」
サイズは30センチくらいで抱えるくらいの大きさだ。そして頭身を二頭身でデフォルメされているが、素肌に白のファーが付いた黒いジャケットを着ていたり、頭頂部からにゅっと伸びてる髪といい、目元にちょんちょんと付いた睫毛といい。
その特徴は明らかに、石流さんを模していると思った。
それに気付いているのかいないのか五条先生は「さぁ~~誰だろうね」なんて笑って言ってくる。
「これはちょっとした呪骸のテストなんだ」
「呪骸の?つまりこれはただのぬいぐるみではないってことですか?」
さなか
REHABILI自分からは簡単に手を出すくせに、手を出されると戸惑う石流の石乙石乙散文 部屋に入ってすぐ、首に腕を回してきて、唇を押し付けられた。ようするにキスをされたのだが、突然すぎて思わず瞬きをした。
「……どうした?」
思わず唇が離れてすぐそういえば、相手は「いえ」と言ってほんのり頬を染めて照れくさそうな顔をした。
「いつも先にされちゃうから、今日は僕からしたいなって思って」
そしてそんなことを言うものだから、胸にぐさりとときめきと言う名の矢が刺さった。
「オマエ…」
それはお誘いとみていいのかと口に出そうとしたら、逆に乙骨の方からこちらの胸に抱きついてきて、唇を寄せてきた。
「お、い……」
「ん……石流さんの筋肉、好きです…触っても気持ちいいし、匂いもアナタのものを強く感じる…」
すんすんと鼻を鳴らし、腰回りをペタペタ触り、終いには鎖骨の辺りをペロリと舐めてきた。
1062「……どうした?」
思わず唇が離れてすぐそういえば、相手は「いえ」と言ってほんのり頬を染めて照れくさそうな顔をした。
「いつも先にされちゃうから、今日は僕からしたいなって思って」
そしてそんなことを言うものだから、胸にぐさりとときめきと言う名の矢が刺さった。
「オマエ…」
それはお誘いとみていいのかと口に出そうとしたら、逆に乙骨の方からこちらの胸に抱きついてきて、唇を寄せてきた。
「お、い……」
「ん……石流さんの筋肉、好きです…触っても気持ちいいし、匂いもアナタのものを強く感じる…」
すんすんと鼻を鳴らし、腰回りをペタペタ触り、終いには鎖骨の辺りをペロリと舐めてきた。
さなか
REHABILIなんとなく書いた石乙石乙散文 「好きだ」と言われて抱き締められてキスをされて、身体を押し倒されて触れられた。
なんでこんなことするんだろうとぼんやり思っていたら、嫌じゃねぇのか?と意外そうな顔で言われて、嫌じゃないというかなんというか。
「……さぁ?よく分かんないです」
「なんだそりゃ」
「よく分かんないけど、アナタが僕にそうしたいなら、好きにして下さい」
そう言ったら、何故か不機嫌そうな顔になって、触れてくる手を離してきた。
「そんなこと言われて、好きに出来るかよ」
「?なんでですか?」
「俺はなぁ、お前を抱きたいんじゃねぇ、抱き合いたいんだ」
そう言って、身体を起こしおもむろに着ていたシャツを脱いできた。そしてこちらの腕を引いて身体を起こさせて、触りたきゃ触っていいぞと言って来た。
1062なんでこんなことするんだろうとぼんやり思っていたら、嫌じゃねぇのか?と意外そうな顔で言われて、嫌じゃないというかなんというか。
「……さぁ?よく分かんないです」
「なんだそりゃ」
「よく分かんないけど、アナタが僕にそうしたいなら、好きにして下さい」
そう言ったら、何故か不機嫌そうな顔になって、触れてくる手を離してきた。
「そんなこと言われて、好きに出来るかよ」
「?なんでですか?」
「俺はなぁ、お前を抱きたいんじゃねぇ、抱き合いたいんだ」
そう言って、身体を起こしおもむろに着ていたシャツを脱いできた。そしてこちらの腕を引いて身体を起こさせて、触りたきゃ触っていいぞと言って来た。
さなか
REHABILIこたつと石乙本アカでフォロワーさんと前に話してたやつ
石乙散文 寮の部屋にいたら、乙骨からメッセージが来て、「ここに来て下さい」と呪術高専の一角を指定して呼び出してきた。
監視対象の自分をひとりでふらふらさせていいのかよ、なんて思いながら、指定された場所に向かった。それは校舎の一番端の宿直室だった。
明かりが見えたので引き戸を開ければ、中は暖房が効いているのか暖かかった。昼間の気温はまだ高いが、日が落ちれば肌寒くなってきていたので、石流は中の暖かい空気が外に逃げないようにすぐに戸を閉めた。
「……………で?」
そして改めて部屋の中を見る。引き戸を入ってすぐは土間になっていて、段差をあがった先は畳の敷かれて和室になっていた。そこに自分を呼び出した主はいたのだが、部屋の真ん中にあるこたつに両足を突っ込んで丸くなっていた。
1219監視対象の自分をひとりでふらふらさせていいのかよ、なんて思いながら、指定された場所に向かった。それは校舎の一番端の宿直室だった。
明かりが見えたので引き戸を開ければ、中は暖房が効いているのか暖かかった。昼間の気温はまだ高いが、日が落ちれば肌寒くなってきていたので、石流は中の暖かい空気が外に逃げないようにすぐに戸を閉めた。
「……………で?」
そして改めて部屋の中を見る。引き戸を入ってすぐは土間になっていて、段差をあがった先は畳の敷かれて和室になっていた。そこに自分を呼び出した主はいたのだが、部屋の真ん中にあるこたつに両足を突っ込んで丸くなっていた。
さなか
MEMO時代劇俳優×若手俳優の芸能パロ石乙芸能パロ石乙 ジャンルがジャンルなだけに、今までの共演者は比較的年上が多かった。それでもひとたび違うジャンルのドラマに参加すれば、自分が意外と中堅の役者であったことに気付かされる。出演作見てますと、代表作を口にしてくれ、それだけでもありがたいのに、最近若い子の間で流行っていることなんかも教えてくれる。
「え、龍さんって、インスタもやってないんですか?」
最近参加した刑事ドラマで共演した彼、乙骨憂太もその1人だ。まだ若干二十歳の売り出し中の若手俳優で、演技はかなりの体当たりだがその一生懸命さに好感を抱いた。
ドラマの中ではバチバチにぶつかり合った役柄だったが、そういう役ほどオフショットで仲良しなところを見せるといいよ、なんてスタッフにいわれて、乙骨とツーショットを撮ったのがすべての始まり。最初は自分を前にガチガチに緊張していたのだが、機械音痴で上手くスマホのカメラを扱えない自分に、僕がやります!って率先して撮影したのを皮切りに、打ち解けた。後からもっと怖い人かと思ったら意外と優しいしお茶目なところもあって全然怖くなくなりました、なんて笑って言われた。まぁ仲が悪いよりはいいよな、なんてその時は思ったけれど。
1636「え、龍さんって、インスタもやってないんですか?」
最近参加した刑事ドラマで共演した彼、乙骨憂太もその1人だ。まだ若干二十歳の売り出し中の若手俳優で、演技はかなりの体当たりだがその一生懸命さに好感を抱いた。
ドラマの中ではバチバチにぶつかり合った役柄だったが、そういう役ほどオフショットで仲良しなところを見せるといいよ、なんてスタッフにいわれて、乙骨とツーショットを撮ったのがすべての始まり。最初は自分を前にガチガチに緊張していたのだが、機械音痴で上手くスマホのカメラを扱えない自分に、僕がやります!って率先して撮影したのを皮切りに、打ち解けた。後からもっと怖い人かと思ったら意外と優しいしお茶目なところもあって全然怖くなくなりました、なんて笑って言われた。まぁ仲が悪いよりはいいよな、なんてその時は思ったけれど。
さなか
REHABILI石流に熱の籠もった瞳で告白されたら流されてしまいそうな押しに弱い乙骨くんの石乙石乙散文 ぎゅっと身体を抱き締められて、耳元で「好きだ」とハッキリ言われた。抱き締めてくる逞しい腕は少し震えていて、力強いのに何故か不安定で、耳元で囁かれた告白の言葉も、ハッキリ聞こえるのに何処か必死で。
いつも何事もなんでもない風に受け流して堂々としているこの人が、こんな姿を見せることがあるだなんて驚いてしまって。
そして何より自分への好意を示す言葉が信じられなくて、上手く飲み込めなくて。
その好きはどういう好きなのだろう。仲間とか友達とか、そう言う好きであるはずはない、そういう好きをこんな必死に抱き締めながら伝えるなんてありえない。
だったら、恋とか愛しているの好きだろうか。そう考えたら、そんな気持ちをこの人から向けられるなんて有り得ないって思って。
1070いつも何事もなんでもない風に受け流して堂々としているこの人が、こんな姿を見せることがあるだなんて驚いてしまって。
そして何より自分への好意を示す言葉が信じられなくて、上手く飲み込めなくて。
その好きはどういう好きなのだろう。仲間とか友達とか、そう言う好きであるはずはない、そういう好きをこんな必死に抱き締めながら伝えるなんてありえない。
だったら、恋とか愛しているの好きだろうか。そう考えたら、そんな気持ちをこの人から向けられるなんて有り得ないって思って。
さなか
REHABILI石乙がちゅっちゅしてるだけの話散文 ふっと目を覚ますと、目の前に石流の寝顔があって、乙骨はぼんやりとその顔を眺めた。下睫毛の伸びた目は閉じられていて、薄く開いた口が僅かに呼吸を刻んでいた。
(……寝てる)
その状態は明らかで、乙骨もほんの一瞬前まで寝ていたのだから当然だ。
(いつも僕よりさっさと先に起きてるから、こんなにしっかり寝顔を見るのは珍しいかも)
そんな風にまじまじと石流の顔を見つめていれば「んー」と唸りながら、石流が身動いだ。
「……おっこつぅ~~…」
そしてその口が思ったより気の抜けた声で自分のことを呼ぶものだから、乙骨は目をパチクリとさせたあと、フフッと笑みを零した。
(僕の夢でも見てるのかな)
そんな風に思ったら、なんかかわいいなぁと思って、じんわりと愛しさが溢れてきた。
1533(……寝てる)
その状態は明らかで、乙骨もほんの一瞬前まで寝ていたのだから当然だ。
(いつも僕よりさっさと先に起きてるから、こんなにしっかり寝顔を見るのは珍しいかも)
そんな風にまじまじと石流の顔を見つめていれば「んー」と唸りながら、石流が身動いだ。
「……おっこつぅ~~…」
そしてその口が思ったより気の抜けた声で自分のことを呼ぶものだから、乙骨は目をパチクリとさせたあと、フフッと笑みを零した。
(僕の夢でも見てるのかな)
そんな風に思ったら、なんかかわいいなぁと思って、じんわりと愛しさが溢れてきた。