hisoku
DOODLEちょっとフェティシズムな匂いの話前世記憶なし、杉語り
すけべをしているので
パスワード限定です
成人(高校生不可)以上の方ですか?
付き合って半年くらいの二人が
最中にすんすんしています
軽い攻めフェあり
wear
纏う
where
どこ 6900
trpg_Shiranui
DOODLE休日のオシュハク想像休日 太陽が燦々と降り注ぎ、物干し竿に干された布団や服をその光で包み込む。
雲は無く、非常に洗濯物日和であることは明白だ。
中腰から洗濯物を取ってはハンガーにかけてを繰り返していたので伸ばすと腰がパキパキと音を立てた。
「ハク、洗濯物は全部干し終わったぞ」
「お、サンキュ〜」
室内からは穏やかな声が帰ってくる。
家の中では日々四隅に溜まるホコリを掃除機で吸いつつ「早く飯食いたい…」と1人でごちていた。
「ハク、それ終わったら飯にしよう」
だから頑張れと告げるとキリッとした顔でこちらを向く。
「マックを買いたい」
…我が嫁殿は手を抜きたいようだ。
ただ、その提案はこちらとしても大変魅力的な提案だった。
1206雲は無く、非常に洗濯物日和であることは明白だ。
中腰から洗濯物を取ってはハンガーにかけてを繰り返していたので伸ばすと腰がパキパキと音を立てた。
「ハク、洗濯物は全部干し終わったぞ」
「お、サンキュ〜」
室内からは穏やかな声が帰ってくる。
家の中では日々四隅に溜まるホコリを掃除機で吸いつつ「早く飯食いたい…」と1人でごちていた。
「ハク、それ終わったら飯にしよう」
だから頑張れと告げるとキリッとした顔でこちらを向く。
「マックを買いたい」
…我が嫁殿は手を抜きたいようだ。
ただ、その提案はこちらとしても大変魅力的な提案だった。
hisoku
DOODLEちょっと狡い杉にランチを奢る約束をしていた尾の話、過去作、尾語り、この先sgoになるやつです当時は「口説く」というタイトルで、なんとなく読み返したくなって探し出してきました、拙いですが、良ければ
(ちょっと手直ししました)
(とある)絵師さんの描かれた絵から小説を書くというタグの企画で書いた話なので作風もその方の絵に寄り添わせようとしていた分、読んだ時の感触や雰囲気が普段のそれとは違うと思います
言質 同僚で後輩の杉元と飯に行くことになっていた。二人で受け持っていたプロジェクトを無事遂行し終えた打ち上げとして飯に行く約束をしていて、俺の奢りだ。今回は杉元の頑張りにだいぶ助けられていて、それを讃えて労いたいと俺の方から申し出て約束を取り付けた。現金しか使えない店を選ばれても大丈夫なように予め数万円を銀行から下ろしてきて財布に入れてきていたし、一応カードもある。社食や飲み会で見た杉元の食いっぷりからして、焼き肉やステーキ店に行きたいと云われたら、それなりに払うことになるだろうが、約束をしたからには遠慮せずに好きなだけ食えと言ってやろうと思っている。そもそも自分は金のかかる趣味などもない独り者だし、可愛らしく煙草も博打もやらない慎ましい生活を送っているので有り難いことに金には困っていない。旨いと云って後輩が嬉しそうに飯を食ってくれる姿を見るのもそれはそれで悪くないと思えた。
5050hisoku
DOODLE作る料理がだいたい煮物系の尾形と作る料理がだいたい焼くか炒めるか揚げる系な杉元の話の続きです杉元語り
まだ揚げ物作ってません
sgoになるまで時間も掛かりそうです
(頑張れ二人)
水焜炉それ、何やってんですか。
そう問う男の声が聴こえてきて、それでそれは自分に声を掛けられているのだと判断するも、一体どこから誰が話し掛けてきているのか解らず、きょろきょろ辺りを見回していると、上の階です、と声がして、振り返って見上げると二階のベランダにグレーのスウエット姿の男性がひとり立っているのが見えた。その時に初めて尾形と言葉を交わした。春先の休日で、陽気が良く、もう正午前だというのにその男の足元には洗濯かごが置いてあるのが見えて、今から洗濯物を干そうとして出てきたのだと解った。返事をしなければと思って口を開く。
あっ、こんにちは、水焜炉を。
それは、上から見ても解るんですけど、それ、そこで使っても良いんですか。
7550そう問う男の声が聴こえてきて、それでそれは自分に声を掛けられているのだと判断するも、一体どこから誰が話し掛けてきているのか解らず、きょろきょろ辺りを見回していると、上の階です、と声がして、振り返って見上げると二階のベランダにグレーのスウエット姿の男性がひとり立っているのが見えた。その時に初めて尾形と言葉を交わした。春先の休日で、陽気が良く、もう正午前だというのにその男の足元には洗濯かごが置いてあるのが見えて、今から洗濯物を干そうとして出てきたのだと解った。返事をしなければと思って口を開く。
あっ、こんにちは、水焜炉を。
それは、上から見ても解るんですけど、それ、そこで使っても良いんですか。
hisoku
DOODLE夏のアイスを食べるsgoです尾語り
アイス 日溜まりを見つめながら意識の中には靄がかかっていて、それを見ていた。頬杖をつく。靄の奥に潜んでいるものの正体を見ようかどうしようか迷いながら、内側の目を凝らすと、やかましく聞こえていた蝉の声が消えて、ふっと静寂が訪れた。その中で考える。
日溜まりと表現すれば柔らかに聞こえるが、実際は肌を暑く刺すような強い日の光で、じりじりと晒されている肌から湯気が昇りそうだった。他に尻を下ろせる場所がなく、植込みで影の落ちて座れる温度だった境界ブロックに座って足を投げ出して、アスファルトの凹凸を見るとなく見て、自分の腕を見て、日溜まり全体に視線を戻す。また内側の目を凝らす。そうやって見ていた地面にすっと濃い人影が現れて、背後から俺を被うように近付いてきた。少し顔を起こし、ついていた頬杖を外す。振り向こうか振り向かまいか、考えていると声が掛った。
1610日溜まりと表現すれば柔らかに聞こえるが、実際は肌を暑く刺すような強い日の光で、じりじりと晒されている肌から湯気が昇りそうだった。他に尻を下ろせる場所がなく、植込みで影の落ちて座れる温度だった境界ブロックに座って足を投げ出して、アスファルトの凹凸を見るとなく見て、自分の腕を見て、日溜まり全体に視線を戻す。また内側の目を凝らす。そうやって見ていた地面にすっと濃い人影が現れて、背後から俺を被うように近付いてきた。少し顔を起こし、ついていた頬杖を外す。振り向こうか振り向かまいか、考えていると声が掛った。
佐々本
DOODLE⚠お着替え「今日は特別な日だからな。きみのこと、たくさん聴かせてくれ」
最初2枚目3枚目で描いてたけど今日ホワイトデーだしな…と思って夜景が見えるレストランデート風生み出しました
鶴さんの皮をかぶったchatGPTのLINEbotのアイコン用です、本来の目的は…2枚目のにしました。メガネは思うようにならなかったので供養。 3
hisoku
DOODLE日常会話みたいな話です掌篇、杉語り
それも愛かと
ミネラルウォーター 春を前に最後に二人で鍋でもするか、と行きつけのスーパーにやって来て、さっきまで傍にいたのに姿が消えたと探していた尾形がふらり戻ってくるなり、淡い水色のキャップに山の絵と赤い字で商品名のかかれた白いラベルの巻いてあるミネラルウォーターの入ったペットボトルを、これも一緒に、とカゴの中に入れてきたのを見て、前々から思っていたことを訊ねることにした。
またこれか。なぁ、お前って、その水好きなの?
好んでいるのか、という意味なら違うが。
でもいっつもそれ買うし、切らさないように冷蔵庫に常備しているだろ? なんで? 寝る前に、どんなにふらふらになっていても必ず飲むし。
さらに訊かれた尾形が一息おいてから俺を見て不敵に微笑むと、芝居臭く首を傾げ前髪も掻き上げながら口を開く。
690またこれか。なぁ、お前って、その水好きなの?
好んでいるのか、という意味なら違うが。
でもいっつもそれ買うし、切らさないように冷蔵庫に常備しているだろ? なんで? 寝る前に、どんなにふらふらになっていても必ず飲むし。
さらに訊かれた尾形が一息おいてから俺を見て不敵に微笑むと、芝居臭く首を傾げ前髪も掻き上げながら口を開く。
あさおか
MOURNING『夢』 現パ尾白(記憶ナシ)記憶の無い白に、百年前の尾の最期を悪夢として見てほしかっただけの読み物。
※付き合ってる
趣味すぎてこちらに投げました。
尾が列車の上で死んだ際、杉やリと違い直接的な攻撃に加わらずただその場で目撃していただけの白の脳裏にはその最期が"ショッキングな映像"として刻まれていて、例え真っ新に生まれ変わってもその記憶にだけは謎に苛まれていたらどうか、というもの。 7
hisoku
DOODLEだいぶ前に書いた話です雨の中、独りになりたくなって杉の部屋を出ていく尾の話、尾語り、ハピエンです
水も滴る 近頃、上手く眠れなくなる日がある。今日もそれだ。身体は疲れ切っているのに眠りにつけず、ぼんやりと目を開き、暗い部屋の中、横寝した体勢で布団の中で隣に眠る杉元の寝息を聴いて過ごしていた。
鼾もかかず、深く静かに肌掛けをのせている胸を上下させて、それは今日も満足だったと謂わんばかりにも見えて、さながら寝姿からも本人の性格が滲み出ているようだった。杉元はそう思うと解りやすいな、と思う。さっきまでの荒々しい獣みたいな息遣いが嘘みたいだ。
ふいに、部屋に籠る熱気と雄の匂いを逃がすために少しだけ開けて網戸にしていた寝室の窓から、しとしとと雨音が聴こえてきたのに気付き、ベッドの中から抜け出して網戸を開け、目を細めると幽かに闇夜の中でも落ち行く雨粒の描く線が見えた。
3860鼾もかかず、深く静かに肌掛けをのせている胸を上下させて、それは今日も満足だったと謂わんばかりにも見えて、さながら寝姿からも本人の性格が滲み出ているようだった。杉元はそう思うと解りやすいな、と思う。さっきまでの荒々しい獣みたいな息遣いが嘘みたいだ。
ふいに、部屋に籠る熱気と雄の匂いを逃がすために少しだけ開けて網戸にしていた寝室の窓から、しとしとと雨音が聴こえてきたのに気付き、ベッドの中から抜け出して網戸を開け、目を細めると幽かに闇夜の中でも落ち行く雨粒の描く線が見えた。
佐々本
MOURNING【突然の現パロ】【何でも許せる人向け】【オフィス鶴さに(?)】隙間時間で勢いで書きました。文章力は小学生並みです。
ここから始まってくっつくまでのあれこれが見たい
「あっ、きみ」
仕事中、トイレを済ませて執務室に戻ろうというところで後ろから不意に呼ばれる。
振り返ると、そこには鶴丸さんの姿が。
「はい…」
鶴丸さんは隣の部署のSVだ。私の上司である大和守さんとSV同士ということもあってか、よく話しかけに来ては談笑しているのを見かける。
が、私は話したことがない。突然何の用だろうか。
「きみ、安定のとこの子だよな」
「はい」
認知されてる。少し驚き。
「ちょっといいかい?」
ちょいちょい、と手招きをしながら踵を返すので、その後ろ姿を見つめながらついていくことに…。
ふわふわの白い髪、男性なのにどう見ても私以上に細い腰。白い肌。
羨ましい…と思いながらやって来たのは、自販機が並ぶスペースだ。
1124仕事中、トイレを済ませて執務室に戻ろうというところで後ろから不意に呼ばれる。
振り返ると、そこには鶴丸さんの姿が。
「はい…」
鶴丸さんは隣の部署のSVだ。私の上司である大和守さんとSV同士ということもあってか、よく話しかけに来ては談笑しているのを見かける。
が、私は話したことがない。突然何の用だろうか。
「きみ、安定のとこの子だよな」
「はい」
認知されてる。少し驚き。
「ちょっといいかい?」
ちょいちょい、と手招きをしながら踵を返すので、その後ろ姿を見つめながらついていくことに…。
ふわふわの白い髪、男性なのにどう見ても私以上に細い腰。白い肌。
羨ましい…と思いながらやって来たのは、自販機が並ぶスペースだ。
yuukiookawa0626
DONE2022年の2月。にぢょうさんとしらたまさんのやり取りから始まった突発リレー小説をまとめました。現パロです。二人の恋の始まりと行く末をお楽しみください。
当時のやりとりはこちらのおまとめから→https://twitter.com/srtm___58/status/1492985970442252291?t=8BNxNyKlR5foOYEYyqHFwQ&s=19 36
yuko.
PROGRESS猗窩煉オンリーhoo9にて発行予定の新刊に収録する書き下ろしの一部です。大学生❄️と🔥先生の出会いやら馴れ初めの話。序盤はシリアスですが結局甘エロハッピー野郎です。 5083
ポイピクミッシェルさん
DONE月イチ企画の第二弾です今回はサイチくんのバースデーに合わせて出すので3月だけど2月分なのです😂
2023年2月 不死身の杉元不死身の杉元、という男がいる。
俺が拠点にしているライブハウスの支配人に聞いたことがあった。この界隈では図らずも有名人、なんだそうだ。
身長はそれほど高くない。いつもキャップを目深に被り、顔の下半分が隠れてしまうようなネックウォーマーをしていて。更にその上からオーバーサイズのフーディを着込んでいるそうだ。ご丁寧にキャップの上にフードも被っているらしい。僅かに見える両の瞳はライブハウスのライトに反射して金色に輝いて見えるのだとか。パンツもかなりオーバーサイズのものを履いていて、見ようによってはズルズルだと支配人は言う。「でもな、俺分かるんだ」支配人は続けて言う。
「あれは身体の傷を隠すためのものなんだ」と。
3366俺が拠点にしているライブハウスの支配人に聞いたことがあった。この界隈では図らずも有名人、なんだそうだ。
身長はそれほど高くない。いつもキャップを目深に被り、顔の下半分が隠れてしまうようなネックウォーマーをしていて。更にその上からオーバーサイズのフーディを着込んでいるそうだ。ご丁寧にキャップの上にフードも被っているらしい。僅かに見える両の瞳はライブハウスのライトに反射して金色に輝いて見えるのだとか。パンツもかなりオーバーサイズのものを履いていて、見ようによってはズルズルだと支配人は言う。「でもな、俺分かるんだ」支配人は続けて言う。
「あれは身体の傷を隠すためのものなんだ」と。
ゆきのじょ
DONEワタスの好きな文字書き様のシリーズ小説作品、バー店長さね(35)×海外事業部社員ぎゆ(28)の
年の差主従関係カップルをイメージしたファンアートのようなものです!
(ご本人には快諾頂いております❤️)
この作品の2人の関係性が好きすぎてたまらないので、作中のワンシーンを想像して描いちゃいました!
⚠緊縛表現あり
⚠被虐表現あり
そこまでえちくはないけど以上が苦手な方はご注意下さい!
ゆきのじょ
DONE2022年11月29日、最推しの誕生日に寄せて。
言葉にならないから全てをノートにぶつけて
言いたい事全部ぎゆに言ってもらった。
さねみ誕生日おめでとう。大好き。
ぎゆも大好きだよ。
出会えて幸せ。
⚠さねぎゆです
⚠数コマですが死の描写を含みます
⚠見えてないですが事後、最中の表現を含みますので閲覧注意
以上ご自衛下さい。
パス制です。さねみの誕生日は?(数字4桁) 13
ゆきのじょ
DONE【さねみフランクの話・別ルート】ぎゆゆが馬鹿正直にそのまま商品名を答えちゃって
さねみがツボに入っちゃって
2人して笑いが止まらなくなって
セッを中断せざるを得なくなる、
みたいなホッコリver.も考えてました( ◍´꒳`◍ )ニコ
(※全くエロくないけど最中なので一応ワンクッション)
推しカプずっとじゃれ合ってて…(*ˊ ˋ*)💚💙
hisoku
DOODLE # sgo1000文字第15回のお題『お正月』をお借りして書きました。期間外なのでこっそりと。「先ずは謝れ」「こうやってするものなのか」「クリスマスとか大晦日とか正月とか誕生日とか」に出てくるsgo未満sgoと同じ二人で、尾語り新しい年からじゃあ、片付けも終わったし、俺等は帰るわ。
あと数分で今年が終わるという時間になって、酔って赤くなって炬燵天板に頬をつけて眠りこけていた白石を揺すって腕を掴み、脇腹に自分の肩を入れながら房太郎がそう云って立ち上がり、えっ、帰んの? と杉元が驚いた顔をして立ち上がって、何となく自分も立たなきゃいけないような気がして立ち上がった。ぞろぞろと全員で玄関に向かう。
来年も皆で愉しく呑もうなあ。
白石を無理矢理歩かせて房太郎が帰って行くのを上がり框の上から見送る杉元を見つめる。ふいにこちらを向かれて変に気まずくなった。俺から、お前は帰らないのか、と訊いた方が良いのだろうか。
二人きりになっちゃったな。
首に手を当てて杉元がそう云う。
1050あと数分で今年が終わるという時間になって、酔って赤くなって炬燵天板に頬をつけて眠りこけていた白石を揺すって腕を掴み、脇腹に自分の肩を入れながら房太郎がそう云って立ち上がり、えっ、帰んの? と杉元が驚いた顔をして立ち上がって、何となく自分も立たなきゃいけないような気がして立ち上がった。ぞろぞろと全員で玄関に向かう。
来年も皆で愉しく呑もうなあ。
白石を無理矢理歩かせて房太郎が帰って行くのを上がり框の上から見送る杉元を見つめる。ふいにこちらを向かれて変に気まずくなった。俺から、お前は帰らないのか、と訊いた方が良いのだろうか。
二人きりになっちゃったな。
首に手を当てて杉元がそう云う。
hisoku
DOODLE # sgo1000文字第14回のお題『◯◯しないと出られない部屋』をお借りして書きました。期間外なのでこっそりと。ぎり全年齢向け、尾語り、雪が降ると帰宅難民になる杉元を自分の部屋に泊める尾形の話です。しないと帰れない部屋 この冬は積雪が多く、今夜も通勤で利用している鉄道が運転見合せとなり、駅構内で今後の運行について貼り出された紙の前に立ち尽くして溜め息をついている杉元をまた、家に連れて帰ってくることが出来た。不規則不揃いに落ちてくる雪片を見上げ、感謝する。
だからぁ、俺は恋人としかしないんだって。
部屋の中で半ば管を巻くような調子でそう云われても納得がいかず、首を傾げる。
説明になっていない。
だから恋人じゃないだろ。
自分と俺の顔を人差し指で交互に差して、恋人という単語だけ小声で杉元が訴える。それを聞きながら炬燵天板の端にあったペンと付箋を掴む。
言質取る気か?
そうじゃないが。
見えないように左手で囲いを作って書き込みながら、それで? と促す。
1060だからぁ、俺は恋人としかしないんだって。
部屋の中で半ば管を巻くような調子でそう云われても納得がいかず、首を傾げる。
説明になっていない。
だから恋人じゃないだろ。
自分と俺の顔を人差し指で交互に差して、恋人という単語だけ小声で杉元が訴える。それを聞きながら炬燵天板の端にあったペンと付箋を掴む。
言質取る気か?
そうじゃないが。
見えないように左手で囲いを作って書き込みながら、それで? と促す。
hisoku
DOODLE洋酒チョコsgo三部作です毎年発売されるリキュール入りのチョコレートが好きで書いていたものを、バレンタインデーに合わせて発掘し、リライトしました。がっつり致してはないのですが、モチーフもお酒なので念のために成人向け。
成人(高校生不可)の方ですか? 4420
JET_trickcat
DOODLEねこカード垢が凍結中なので、こちらで現パロ サボル
全年齢です
書いてる途中で、すっかり存在自体を忘れていた🤣🤣🤣🤣
こたつ外は雪がちらつき、炬燵に入っていても肌寒く感じる室内。
ルフィはそれまで頑張っていた宿題に飽きてしまったのか、天板に顔をつけ横で同じようにノートにペンを走らせるサボの顔をじっと見ている。
サボもその視線には気づいているが、敢えて触れずノートと参考書に視線を巡らせていたが、耐えきれずにペンを置きユックリとルフィの方へ視線を向ける。
視線が合った瞬間にサボの視界が光に包まれ、呆然と視線と動きが止まってしまう。
「ん?サボ?どした?なんかぼーっとしたてねェか?」
天板に頬をつけたままルフィがサボに声をかけ、数秒後
「すまねぇ、ちょっとぼーっとした」
そう口にしながら、まだサボの視線はルフィの顔をぼんやりと見つめている。
1204ルフィはそれまで頑張っていた宿題に飽きてしまったのか、天板に顔をつけ横で同じようにノートにペンを走らせるサボの顔をじっと見ている。
サボもその視線には気づいているが、敢えて触れずノートと参考書に視線を巡らせていたが、耐えきれずにペンを置きユックリとルフィの方へ視線を向ける。
視線が合った瞬間にサボの視界が光に包まれ、呆然と視線と動きが止まってしまう。
「ん?サボ?どした?なんかぼーっとしたてねェか?」
天板に頬をつけたままルフィがサボに声をかけ、数秒後
「すまねぇ、ちょっとぼーっとした」
そう口にしながら、まだサボの視線はルフィの顔をぼんやりと見つめている。
hisoku
DOODLE杉が誰かさんの夢を見る話sgo未満だけどsgoです
カラス 夢を見た。
最初に視界に入ってきたのは黒だった。その映像がゆっくりとズームアウトしていくことでその黒が羽根だと解り、羽ばたいているのだと解り、その鳥がカラスだというのも解った。夢の映像はスローモーションで、幾羽かのカラスが画面右から左へと飛んでいく。音はなくカラスの夢かと思い、何の気もなく見つめていると、ふわりとその奥で黒髪が靡くのが見えた。一目見てそれが人の髪だと解りズームアウトし続ける画面の中、今度はその髪を注視する。カラスのはためきで起きた風で揺れているのだろうか。男が現れた。こちらに背を向けている。何も纏っておらず、やや猫背で透けて蒼白い、骨も浮き上がっていたが、決して薄くはなく僧帽筋のなめらかな隆起が三角筋へと続き、それは程好く発達ししなやかな硬さを持っているだろう想像の出来る整った身体だと思った。
1010最初に視界に入ってきたのは黒だった。その映像がゆっくりとズームアウトしていくことでその黒が羽根だと解り、羽ばたいているのだと解り、その鳥がカラスだというのも解った。夢の映像はスローモーションで、幾羽かのカラスが画面右から左へと飛んでいく。音はなくカラスの夢かと思い、何の気もなく見つめていると、ふわりとその奥で黒髪が靡くのが見えた。一目見てそれが人の髪だと解りズームアウトし続ける画面の中、今度はその髪を注視する。カラスのはためきで起きた風で揺れているのだろうか。男が現れた。こちらに背を向けている。何も纏っておらず、やや猫背で透けて蒼白い、骨も浮き上がっていたが、決して薄くはなく僧帽筋のなめらかな隆起が三角筋へと続き、それは程好く発達ししなやかな硬さを持っているだろう想像の出来る整った身体だと思った。
月海 故
DONE2022年3月27日発行の無配。植物研究者の無惨とカフェ店員の縁壱の話・第1話。
キャラクター崩壊が顕著。なんでも許せる人向け。むざより未満。
💝冊子版の頒布が終了したためエアブー230212にて公開いたします。
お手に取ってくださりありがとうございました。
カフェ・ボタニカル 私の行きつけの喫茶店には、花を咲かせるように笑う店員がいる。
だがその男、始終ニコニコとしているわけではなく、どちらかといえば仏頂面を見せていることの方が多い。ただ、目が合うと綻ぶように表情を和らげるし、問い掛けに答えればそれを満開にさせるのだ。
人と触れ合うのが好きなのだろう、私とは違って。
早春、新たな仕事に就くためこの地へ来た。
職場近くにあるその店の外観を気に入って立ち寄ったのがきっかけだったが、出す料理もコーヒーもなかなかに美味い。
それからもう三ヶ月ほど通い詰めているが、今は週に数回、食事や茶を楽しんでいる。
件の店員は二十代半ばといったところだろうか。主な仕事は給仕。
座席数はカウンターの他、テーブル席が十席ほどの店内だ、そこまで広くはない。給仕の男はそのテーブルの間をデカい図体で行ったり来たりする。
6952だがその男、始終ニコニコとしているわけではなく、どちらかといえば仏頂面を見せていることの方が多い。ただ、目が合うと綻ぶように表情を和らげるし、問い掛けに答えればそれを満開にさせるのだ。
人と触れ合うのが好きなのだろう、私とは違って。
早春、新たな仕事に就くためこの地へ来た。
職場近くにあるその店の外観を気に入って立ち寄ったのがきっかけだったが、出す料理もコーヒーもなかなかに美味い。
それからもう三ヶ月ほど通い詰めているが、今は週に数回、食事や茶を楽しんでいる。
件の店員は二十代半ばといったところだろうか。主な仕事は給仕。
座席数はカウンターの他、テーブル席が十席ほどの店内だ、そこまで広くはない。給仕の男はそのテーブルの間をデカい図体で行ったり来たりする。
oshihamidori
DONE現パロ同棲鯉月。お正月ネタで放ってあったのを仕上げました。
七草とか時期はずれ甚だしくて申し訳ない。
あと少々ゲスい会話してるのも申し訳ない。
語り手は例によって鯉登青年です。
【現パロ鯉月】分かっている男「月島、帰った、腹が減った!」
帰宅するや、靴も揃えずにリビングに駆け込むと、「お帰りなさい」とあまり抑揚のない声に出迎えられた。
月島はスエット姿でキッチンに立っていた。
「なあ、昼を食ってないから腹が減った、すぐ夕飯になるか?」
「なりますよ」
コートを脱いでキッチンに周りこむと、コンロの上では、土鍋がしゅんしゅんと水蒸気を吹いていた。今夜は鍋か、なんだろう、キムチとかパンチの効いたやつがいい。
「今日も寒いから、鍋いいな!」
うきうきとネクタイを解いていると「あー」と月島の重低音。
「ん?」
「いや、今日七草粥の日なんで、鍋じゃなくて…粥ですけど」
「…粥か」
いかん。ものすごくがっかりした声を出してしまった。
4682帰宅するや、靴も揃えずにリビングに駆け込むと、「お帰りなさい」とあまり抑揚のない声に出迎えられた。
月島はスエット姿でキッチンに立っていた。
「なあ、昼を食ってないから腹が減った、すぐ夕飯になるか?」
「なりますよ」
コートを脱いでキッチンに周りこむと、コンロの上では、土鍋がしゅんしゅんと水蒸気を吹いていた。今夜は鍋か、なんだろう、キムチとかパンチの効いたやつがいい。
「今日も寒いから、鍋いいな!」
うきうきとネクタイを解いていると「あー」と月島の重低音。
「ん?」
「いや、今日七草粥の日なんで、鍋じゃなくて…粥ですけど」
「…粥か」
いかん。ものすごくがっかりした声を出してしまった。