hisoku
DOODLE「色のない寫眞」の杉尾掌篇です前世記憶なし営業写真館を営む尾形と
前世記憶あり小学校教師をしている杉元で
尾形語り
コロナ禍の二人です
尾形が杉元のことを先生と呼んでいます
ディスタンス週末に先生と、杉元とデートをした。
散策して気になったものを写真に撮って歩くあれをした。
カメラは一台、ハーフカメラを持っていった。
それを使って交互に撮るので俺の撮った写真の隣に杉元の撮った写真が並ぶ。
マスクをしてディスタンスを取って歩き、離れているから会話もあまりせず、カメラを使いたい時にだけお互いに名前を呼んで引き留め合い、カメラを相手に手渡す時にだけ近付いて、被写体をフィルムに焼き付けている相手の姿を見つめた。
人通りの少ない路地裏では少しだけ手を繋いだ。
フィルムがなくなったら、俺の店に帰って自室のマットレスの上でセックスをする。
夜遅くまで何回か交わって寄り添いあって眠り、朝早くに杉元は自分の住むアパートへと帰っていく。
499散策して気になったものを写真に撮って歩くあれをした。
カメラは一台、ハーフカメラを持っていった。
それを使って交互に撮るので俺の撮った写真の隣に杉元の撮った写真が並ぶ。
マスクをしてディスタンスを取って歩き、離れているから会話もあまりせず、カメラを使いたい時にだけお互いに名前を呼んで引き留め合い、カメラを相手に手渡す時にだけ近付いて、被写体をフィルムに焼き付けている相手の姿を見つめた。
人通りの少ない路地裏では少しだけ手を繋いだ。
フィルムがなくなったら、俺の店に帰って自室のマットレスの上でセックスをする。
夜遅くまで何回か交わって寄り添いあって眠り、朝早くに杉元は自分の住むアパートへと帰っていく。
parvus_yuu
TRAINING風邪をひいたボシさんと、看病するォロの現パロなウォロシマ。今回も平和に健全な話。
ボシさんは仕事休むのめちゃくちゃ渋りそうだけど、ォロは躊躇いなく休みそう。
重ねた手のぬくもりピピピッ……ピピピッ……
ウォロは布団の中から腕を伸ばし、枕元にあったスマホを探り当ててアラームを止める。
「……シマボシさん、おはようございます……」
自分の身体にくっついて眠るシマボシに声をかけて起こすのが日課なのだが、今日の彼女はいつもと様子が違った。
「……ケホッ」
「……シマボシさん?」
いつもより頬が赤く、目はとろんとしておぼつかない。そしてその身体は普段よりも熱を帯びていた。
「シマボシさん⁉」
「う……」
彼女の異変に気づいたウォロはがばりと跳ね起きて、リビングの隅にある救急箱から体温計を持ってきた。
シマボシの脇にそれを差し込み、数分後。
「三十七度五分」
「……」
ウォロはふぅとため息を一つつくと、不安そうな表情のシマボシにきっぱりと宣言する。
2008ウォロは布団の中から腕を伸ばし、枕元にあったスマホを探り当ててアラームを止める。
「……シマボシさん、おはようございます……」
自分の身体にくっついて眠るシマボシに声をかけて起こすのが日課なのだが、今日の彼女はいつもと様子が違った。
「……ケホッ」
「……シマボシさん?」
いつもより頬が赤く、目はとろんとしておぼつかない。そしてその身体は普段よりも熱を帯びていた。
「シマボシさん⁉」
「う……」
彼女の異変に気づいたウォロはがばりと跳ね起きて、リビングの隅にある救急箱から体温計を持ってきた。
シマボシの脇にそれを差し込み、数分後。
「三十七度五分」
「……」
ウォロはふぅとため息を一つつくと、不安そうな表情のシマボシにきっぱりと宣言する。
らいし
MOURNINGまだ付き合ってない現パロのモリ若モリとりいそぎ今日中にポッキーゲームの話を書いてしまいたかった
あとで推敲で変わるかもですがひとまずUPです
◆プリッツも忘れないで◆「今日はなんと、11月11日だよ」
「うん、そうだネ」
日付を目にして、今日が何の日か思い出してすぐ、モリアーティ教授はそんな状況になることを想像していた。
その通り、朝からそわそわしていた養子の若いモリアーティが朝食後に少し姿を消し、赤いポッキーの箱を持って突撃してきた。
スーパーが開く時間になるのも待てず、近くのコンビニで買ってきたらしい。
「ポッキーゲームをしようじゃないか!」
言いながら早速紙箱を開け、中の袋を破りチョコレートでコーティングされた固焼きビスケットの棒を取り出そうとしている。
11月11日。縦の棒が日付の桁が許す最大数並ぶその形から『ポッキープリッツの日』とされている。
そして、それを理由にポッキーゲームといわれるゲームをやりたがるカップルが大量発生する日でもある。
1643「うん、そうだネ」
日付を目にして、今日が何の日か思い出してすぐ、モリアーティ教授はそんな状況になることを想像していた。
その通り、朝からそわそわしていた養子の若いモリアーティが朝食後に少し姿を消し、赤いポッキーの箱を持って突撃してきた。
スーパーが開く時間になるのも待てず、近くのコンビニで買ってきたらしい。
「ポッキーゲームをしようじゃないか!」
言いながら早速紙箱を開け、中の袋を破りチョコレートでコーティングされた固焼きビスケットの棒を取り出そうとしている。
11月11日。縦の棒が日付の桁が許す最大数並ぶその形から『ポッキープリッツの日』とされている。
そして、それを理由にポッキーゲームといわれるゲームをやりたがるカップルが大量発生する日でもある。
parvus_yuu
TRAINING現パロで休日のウォロシマ。お家でのんびり団らんしているだけの話。
ティータイム「洗濯物、干し終わった」
シマボシがベランダから洗濯かごを抱えて戻ってくると、キッチンにいたウォロがヒョコリと顔を出した。
「こちらも洗い物終わりました。休憩にしましょうか」
「うむ」
シマボシは洗濯かごを洗濯機の側に置いて、リビングに戻る。
エプロンを外したウォロは、彼女をぎゅっと抱き締めた。
「外、寒かったでしょう」
「日が当たっている所は暖かかった」
「そうですか」
言いながら、彼はほんのりと赤く染まったシマボシの指先を包み込む。
「でも指先が冷えちゃってますから、温まるもの用意しますね」
「……感謝する」
冷えた指先を温めるように優しく触れられると、なんとなく気恥ずかしくて、彼女の頬が熱くなった。
ローテーブルには、すでに小皿に乗せられた四角いボックスクッキーが用意されていた。
1057シマボシがベランダから洗濯かごを抱えて戻ってくると、キッチンにいたウォロがヒョコリと顔を出した。
「こちらも洗い物終わりました。休憩にしましょうか」
「うむ」
シマボシは洗濯かごを洗濯機の側に置いて、リビングに戻る。
エプロンを外したウォロは、彼女をぎゅっと抱き締めた。
「外、寒かったでしょう」
「日が当たっている所は暖かかった」
「そうですか」
言いながら、彼はほんのりと赤く染まったシマボシの指先を包み込む。
「でも指先が冷えちゃってますから、温まるもの用意しますね」
「……感謝する」
冷えた指先を温めるように優しく触れられると、なんとなく気恥ずかしくて、彼女の頬が熱くなった。
ローテーブルには、すでに小皿に乗せられた四角いボックスクッキーが用意されていた。
月海 故
DONE1106#エアブーSPECIAL 展示用短編。期間中、遊びに来てくださった方には愛を😉💕
ありがとうございました!!
★★★
特殊工作員の縁壱と、彼の愛してやまない男の話。
⚠️暴力、薬物使用の表現があります。フィクションとしてご理解ください。
⚠️ふわっとした設定で書いているのでさらっと読み飛ばすのが正解。 8302
rkrn1025doikiri
MEMO土井利のらくがきネタ。取材と称して、色々なシチュに挑戦するふたりって良いじゃないですか…⁈っていうことで。(先程のはページ順間違えてたので上げ直し)
いつか最後までちゃんと描きたいな〜。 6
minamidori71
DONE現パロビョルアシェ、第二話。失業中の元ティールーム従業員のビョルンは、ポートベロー・マーケットで古物露天商をするティールームの常連客ルカ(アシェラッド)と再会する。ルカに言いくるめられ、店番をしながら会話を重ねてゆくうちに、ビョルンはルカからある提案を受ける。Unknown Legend(2)「それにしてもビョルン、こいつは大した奇遇だ。グレゴリーの店が潰れちまったって聞いて、心配してたんだよ。しかしまさかこの長大なポートベロー・マーケットで、君がオレの店で足を止めるとはね」
それに先週や先々週では会えなかったと、彼は言う。なぜ、と問う代わりに眉根を寄せたビョルンを認めて、彼はなめらかに続けた。
「先週は、学会でクラクフに行ってた。その前も発表の準備だの何だので、しばらく出店休んでたからな。今日は二ヶ月ぶりの出店だ」
「……」
「まァ何だ、これも巡り合わせってやつさ」
あっけにとられているうちに流されて、ビョルンはすでに露店の内側に招き入れられている。すすめられるままにパイプ椅子に腰掛け、手渡された名刺に視線を落とした。
7127それに先週や先々週では会えなかったと、彼は言う。なぜ、と問う代わりに眉根を寄せたビョルンを認めて、彼はなめらかに続けた。
「先週は、学会でクラクフに行ってた。その前も発表の準備だの何だので、しばらく出店休んでたからな。今日は二ヶ月ぶりの出店だ」
「……」
「まァ何だ、これも巡り合わせってやつさ」
あっけにとられているうちに流されて、ビョルンはすでに露店の内側に招き入れられている。すすめられるままにパイプ椅子に腰掛け、手渡された名刺に視線を落とした。
parvus_yuu
TRAINING寒くなると、イチャラブはかどりますね!寒くてクタクタで帰ってきた日の、現パロなウォロシマのお話。
ただいま と おかえりその日の夜は、年末年始並みに冷え込んだ。
地面からの冷気は容赦なくシマボシの足腰を冷やし、北風はその指先と耳から体温を奪う。
「……寒い…」
ようやくマンションにたどり着き、残った気力を総動員して自分の家まで駆け足で進んだ。
「……カギ…」
かじかんだ指先がうまく動かせず、苦労しながら鍵を取り出して鍵穴に入れて雑に回す。
「……ただいま…」
普段以上に抑揚のない声で、シマボシは帰宅を告げた。
「……疲れた…」
シマボシが珍しくぐったりしているのは、寒さのせいだけではない。
今日は仕事のトラブルが相次ぎ、その対応に苦慮し、帰宅する頃には心身ともにヨレヨレになっていた。
もう、このまま寝てしまいたい──…。
「……」
パタパタ…
1664地面からの冷気は容赦なくシマボシの足腰を冷やし、北風はその指先と耳から体温を奪う。
「……寒い…」
ようやくマンションにたどり着き、残った気力を総動員して自分の家まで駆け足で進んだ。
「……カギ…」
かじかんだ指先がうまく動かせず、苦労しながら鍵を取り出して鍵穴に入れて雑に回す。
「……ただいま…」
普段以上に抑揚のない声で、シマボシは帰宅を告げた。
「……疲れた…」
シマボシが珍しくぐったりしているのは、寒さのせいだけではない。
今日は仕事のトラブルが相次ぎ、その対応に苦慮し、帰宅する頃には心身ともにヨレヨレになっていた。
もう、このまま寝てしまいたい──…。
「……」
パタパタ…
tom_y_2
MAIKING牛山さんの初めての話聞きたぁい……って気持ちで書き始めた。形になるといいな。あたたかな呪い「おにーさんいい体してんね」
と言いながら左腕に絡まってきた女からは化粧と香水の匂いがした。町の中心から一本入ったホテル街で女と男が接触すれば、みなまで言わずともワンナイトか援交の誘いである。
「生憎お兄さんなんて年じゃなくてね」
「リップサービスだよぉ」
膝上二十㎝は固いジーンズからは白い脚がぬるりと伸びている。靴は自分の三分の二ほどしかない。
「花は花屋でしか買わない主義でね」
「えー残念」
じゃあバイバイ、と女はするりと腕をほどいて闇に消えていった。牛山は押し付けられた感触の残る腕をさすって反応しかけた息子を宥める。しかし頭に浮かんでくるのは先ほどまで触れていた女の生々しい感触ばかりで逆効果だった。
800と言いながら左腕に絡まってきた女からは化粧と香水の匂いがした。町の中心から一本入ったホテル街で女と男が接触すれば、みなまで言わずともワンナイトか援交の誘いである。
「生憎お兄さんなんて年じゃなくてね」
「リップサービスだよぉ」
膝上二十㎝は固いジーンズからは白い脚がぬるりと伸びている。靴は自分の三分の二ほどしかない。
「花は花屋でしか買わない主義でね」
「えー残念」
じゃあバイバイ、と女はするりと腕をほどいて闇に消えていった。牛山は押し付けられた感触の残る腕をさすって反応しかけた息子を宥める。しかし頭に浮かんでくるのは先ほどまで触れていた女の生々しい感触ばかりで逆効果だった。
parvus_yuu
TRAININGまた待ち合わせネタ(書きやすいんだもの)モブ女に迫られたウォロさんと、その現場を目撃したボシさんの、現パロなウォロシマのお話。
悋気トトト……
仕事が終わり、シマボシの職場最寄り駅で彼女を待っていたウォロは、自分に近づいてくる気配を察知し顔を上げる。
「ウォロさん、こんばんは」
しかしそこにいたのは、待ち人ではなかった。
「……こんばんは」
ウォロは、なんでアナタがと言う言葉を必死に飲み込み、営業用の薄っぺらい笑みを顔に貼り付けて答える。
声をかけてきたのは、先日職場に来た派遣の女性だった。
部署が違うので接点は無く、彼女の挨拶周りの時に顔を合わせた程度の間柄である。
ウォロがいたのはこの近辺で一番栄えているターミナル駅だから、職場の人間が買い物等でいても不自然ではないのだが。
「何してるんですか?」
一昔前のアニメヒロインのような甲高い声で、彼女は尋ねる。
3673仕事が終わり、シマボシの職場最寄り駅で彼女を待っていたウォロは、自分に近づいてくる気配を察知し顔を上げる。
「ウォロさん、こんばんは」
しかしそこにいたのは、待ち人ではなかった。
「……こんばんは」
ウォロは、なんでアナタがと言う言葉を必死に飲み込み、営業用の薄っぺらい笑みを顔に貼り付けて答える。
声をかけてきたのは、先日職場に来た派遣の女性だった。
部署が違うので接点は無く、彼女の挨拶周りの時に顔を合わせた程度の間柄である。
ウォロがいたのはこの近辺で一番栄えているターミナル駅だから、職場の人間が買い物等でいても不自然ではないのだが。
「何してるんですか?」
一昔前のアニメヒロインのような甲高い声で、彼女は尋ねる。
parvus_yuu
TRAINING現パロのウォロシマ。先週の金曜がめっっちゃくちゃ寒かった時に思いついたものの、その日に完成できんかった…。
遅れたけど、完成できたからヨシ!(ポジティブ)
寒い日の待ち合わせぼんやりと遠くを見つめていたシマボシは、目的の人物を見つけるとほんの少しだけ表情が柔らかくなった。
「お待たせしました!」
おそらく会社から駆け足で来たのであろう、少しだけ息を弾ませたウォロが到着すると、彼女はお疲れさまと労いの声をかける。
「こんな外じゃなくて、中に入って待ってていいんですよ?」
シマボシが立っていたのは、駅ビルから外に三メートル程出た所だった。
今晩は気温が急激に下がって、生半可な防寒着では用をなさないくらいである。寒さに弱い彼女がわざわざ外で立っていた事に、ウォロは違和感を感じていた。
「今日は、人が多くて…」
ウォロは彼女の後方、改札と一体化している駅ビルの方に視線を移動させる。
「ふむ」
1363「お待たせしました!」
おそらく会社から駆け足で来たのであろう、少しだけ息を弾ませたウォロが到着すると、彼女はお疲れさまと労いの声をかける。
「こんな外じゃなくて、中に入って待ってていいんですよ?」
シマボシが立っていたのは、駅ビルから外に三メートル程出た所だった。
今晩は気温が急激に下がって、生半可な防寒着では用をなさないくらいである。寒さに弱い彼女がわざわざ外で立っていた事に、ウォロは違和感を感じていた。
「今日は、人が多くて…」
ウォロは彼女の後方、改札と一体化している駅ビルの方に視線を移動させる。
「ふむ」
pagupagu14
DONEリアルを愛して/マティセレ平和時空の現パロ&学パロ。
セレス高2マティス高1の付き合ってる設定のマティセレです。年下がおせおせなの好き。マティスが思いの外刺さってしまって書いた次第
リアルを愛して(あ、いた…!)
学園内の図書室にてペンを走らせる【彼】の姿を見つけてゆっくりと近づく。隣か正面か迷って正面に音を立てないように座る。真剣な表情がよく見えて思わず見入ってしまう。
「ひだまりの……かみ……」
「ん?」
ふと、マティスくんの顔が上げられ私と視線が交錯する。
「……せ、セレス、さん…?」
「うん、こんにちはマティスくん」
「こ、こんにちは……」
へへ、と照れ笑うマティスくんの笑顔が可愛くてきゅう、と胸が締め付けられるようだった。
「執筆作業は順調?」
「う、うん…でも、まだ…キリがよくないから…」
「キリがよくなったら読ませてくれますか?」
「う、うん…というか、僕から…お願いしたい、です」
「はい!私はマティスくんの物語の大ファンなのですごく嬉しいですす!」
1341学園内の図書室にてペンを走らせる【彼】の姿を見つけてゆっくりと近づく。隣か正面か迷って正面に音を立てないように座る。真剣な表情がよく見えて思わず見入ってしまう。
「ひだまりの……かみ……」
「ん?」
ふと、マティスくんの顔が上げられ私と視線が交錯する。
「……せ、セレス、さん…?」
「うん、こんにちはマティスくん」
「こ、こんにちは……」
へへ、と照れ笑うマティスくんの笑顔が可愛くてきゅう、と胸が締め付けられるようだった。
「執筆作業は順調?」
「う、うん…でも、まだ…キリがよくないから…」
「キリがよくなったら読ませてくれますか?」
「う、うん…というか、僕から…お願いしたい、です」
「はい!私はマティスくんの物語の大ファンなのですごく嬉しいですす!」
kana
DOODLE現パロさみくもが海を見に行った帰りにカーセックスしてる話。書きたいところだけ書きました。※先日掲載していたものに、R18部分を足してます。リスインについては個別にお声がけいただくか、弊アカウントのツイートをご確認ください。 15
parvus_yuu
MEMOウォロシマの現パロ再会編その3。ボシさん中学2年生。
ボシさんは転生前の記憶持ちとはいっても子供なので、原作より考えが甘かったり強引だったりしてもいいんじゃないかな…と個人的に思ってる。
今度こそ、再会シマボシは夕飯と風呂を手早く済ませると、宿題をするからと自室に戻った。
「さて」
途中まで綴っていた手紙を最後まで書ききると、飾り気のない白い封筒に入れてケーシィに渡す。
「これを頼む」
表にはヒスイの文字で『ウォロ殿』と。裏には『シマボシより』と明記してあった。
「ケェ!」
元気に返事をしたケーシィの周りの空間がぐにゃりと歪み、その姿が見えなくなる。
ヴォン…
そして一分も経たないうちにケーシィは戻り、その手には淡いブルーの封筒が握られていた。
表には『シマボシ殿』、裏には『ウォロより』と明記してある。
「ケェ」
「ありがとう、ケーシィ」
お礼に手作りのコトブキマフィンを渡すと、ケーシィは嬉しそうに食べ始めた。
その様子を微笑ましく見守りながら、シマボシは封筒を丁寧に開封する。
7845「さて」
途中まで綴っていた手紙を最後まで書ききると、飾り気のない白い封筒に入れてケーシィに渡す。
「これを頼む」
表にはヒスイの文字で『ウォロ殿』と。裏には『シマボシより』と明記してあった。
「ケェ!」
元気に返事をしたケーシィの周りの空間がぐにゃりと歪み、その姿が見えなくなる。
ヴォン…
そして一分も経たないうちにケーシィは戻り、その手には淡いブルーの封筒が握られていた。
表には『シマボシ殿』、裏には『ウォロより』と明記してある。
「ケェ」
「ありがとう、ケーシィ」
お礼に手作りのコトブキマフィンを渡すと、ケーシィは嬉しそうに食べ始めた。
その様子を微笑ましく見守りながら、シマボシは封筒を丁寧に開封する。
ksg000ksg
DONE以前のカイオエwebオンリーにて途中まで展示していた現代配信者パロのカイオエ♀小説です。配信界隈については無知なのでゆるふわ設定でやっておりますのでご容赦ください・・
大急ぎで仕上げたので後日修正してpixivに掲載する予定です。
センシティブな彼女(カイオエ♀)『カイン君の新曲最高でした!』
『フル配信楽しみ・・!』
『声良すぎ・・!』
「みんな、いつも聴いてくれてありがとうな!今年は作曲に力を入れたいと思っているから、また早く次の曲を出せるように頑張るよ!」
画面を流れていく文字の羅列を見送りながら、カインは配信終了のアイコンをタップした。
カイン・ナイトレイ、現役大学生であり、今若者たちを中心に注目を浴び始めている音楽配信者だ。
SNSのフォロワーは10万人を超え、動画サイトの登録数も数万人単位で増え続けている。
今日は新曲のお披露目を兼ねたライブ配信を行っていたところだった。
「・・・・うん、いい感じだな。」
タブレットを手に取り、配信中には追いきれなかったリスナーからのコメントを読み、新曲への反応の確かな手ごたえを感じ頬を緩めた。
21568『フル配信楽しみ・・!』
『声良すぎ・・!』
「みんな、いつも聴いてくれてありがとうな!今年は作曲に力を入れたいと思っているから、また早く次の曲を出せるように頑張るよ!」
画面を流れていく文字の羅列を見送りながら、カインは配信終了のアイコンをタップした。
カイン・ナイトレイ、現役大学生であり、今若者たちを中心に注目を浴び始めている音楽配信者だ。
SNSのフォロワーは10万人を超え、動画サイトの登録数も数万人単位で増え続けている。
今日は新曲のお披露目を兼ねたライブ配信を行っていたところだった。
「・・・・うん、いい感じだな。」
タブレットを手に取り、配信中には追いきれなかったリスナーからのコメントを読み、新曲への反応の確かな手ごたえを感じ頬を緩めた。
Faba_ceae
MEMO記憶なし転生現パロ勇尾/今世も異母兄弟/付き合ってて同棲してる尾って二◯三高地で抱き締められた時、本当は心の奥底が満たされるような心地になったのでは?→現パロで抱き締められるのが好きな尾が書きたい→でも前世の記憶を思い出したらどうなるだろう…と妄想した時のメモ 1529
harutamu
DONEキ学軸現パロ義炭21年夏のろ〜そんコラボのたんじろの衣装の可愛さを再確認したので、また描きたくなってしまった。
午前中の明るいうちからすけべなことをしてほしい。
そのあと二人で同棲する部屋をキャッキャしながら探してくれ… 6
鈴花みゆ
DONE神羅総合医療センター24時②研修医イリーナの憂鬱
「消化器の先生呼んでこい」という指導医レノの指示に従い、消化器当直医をコールした研修医イリーナ。腹痛に悶えるクラウド少年を救うべく現れたのは…!? 6
parvus_yuu
TRAINING久しぶりに現パロで同棲ウォロシマ。王道の『彼女の膝枕で耳かきして欲しい』ネタ。
久しぶりに健全です()
膝枕で耳かきを「なんだこれは」
夜遅くに仕事から帰ってきたウォロが、満面の笑顔でシマボシの目の前に出してきた物。それは──…。
「耳かきです!」
「知っている」
竹で出来ていて白い梵天のついている、ヘラ型のオーソドックスな耳かきだった。
「シマボシさんに、耳掃除してほしくて!」
ウォロはふわふわの白い梵天を指でそっとなでながら、購入した理由を教えてくれる。
「……唐突だな。自分でやらない理由は?」
「好きな人の膝枕で耳かきをしてもらう……男のロマンですよ‼」
たまたまそのネタを知ったのか、虎視眈々と狙っていたのかは不明だが、膝枕で耳かきというシチュエーションを体験してみたいという好奇心が原動力なのはよく分かった。
「耳の健康を考えると、むしろ耳かきはしないほうが良いのだが」
2500夜遅くに仕事から帰ってきたウォロが、満面の笑顔でシマボシの目の前に出してきた物。それは──…。
「耳かきです!」
「知っている」
竹で出来ていて白い梵天のついている、ヘラ型のオーソドックスな耳かきだった。
「シマボシさんに、耳掃除してほしくて!」
ウォロはふわふわの白い梵天を指でそっとなでながら、購入した理由を教えてくれる。
「……唐突だな。自分でやらない理由は?」
「好きな人の膝枕で耳かきをしてもらう……男のロマンですよ‼」
たまたまそのネタを知ったのか、虎視眈々と狙っていたのかは不明だが、膝枕で耳かきというシチュエーションを体験してみたいという好奇心が原動力なのはよく分かった。
「耳の健康を考えると、むしろ耳かきはしないほうが良いのだが」
hurai_yashikigo
TRAININGぶぜこて人気俳優であるぶぜと小さなケーキ屋のパティシエこての始まりの話
来年あたり発刊したい本のプロットのようなものです
ぶぜ視点で書いたのですが、本文は三人称で書きます 4
parvus_yuu
MEMOウォロシマ現パロ再会編その2。前回のお宮参り編の続き。三歳の幼ボシさんと長寿ォロの、一瞬の再会。
叩き台なので続かないかもしれないけど、せっかくかけたからポイする。
やっぱりケーシィパパ出すの楽しいわね…
束の間の、再会夏の暑さも落ち着き、昼間でも心地よい気温となった秋のある晴れた日。
ウォロは、ホウエンのとある公園にいた。
「久しぶりにこちらへ来ましたが、元気そうで何よりですね」
目的は、転生したかつての伴侶──シマボシの様子の確認だ。
この辺りの地主である一族の分家の長子として誕生したシマボシは、現在三歳。
信頼出来る伝手からの情報では、両親からは厳しくも愛情を持って育てられているという。
シマボシがこの地に転生した事を突き止め、彼女のお宮参りに確認した後、ウォロはこの辺りから離れていた。出来る事なら彼女のすぐ側に居続けたかったが、それには自身の長寿という特性が仇になる。
ただでさえ見目が良く目立つウォロは、他人の記憶に残りやすい。
2805ウォロは、ホウエンのとある公園にいた。
「久しぶりにこちらへ来ましたが、元気そうで何よりですね」
目的は、転生したかつての伴侶──シマボシの様子の確認だ。
この辺りの地主である一族の分家の長子として誕生したシマボシは、現在三歳。
信頼出来る伝手からの情報では、両親からは厳しくも愛情を持って育てられているという。
シマボシがこの地に転生した事を突き止め、彼女のお宮参りに確認した後、ウォロはこの辺りから離れていた。出来る事なら彼女のすぐ側に居続けたかったが、それには自身の長寿という特性が仇になる。
ただでさえ見目が良く目立つウォロは、他人の記憶に残りやすい。
ゆきこ
DOODLEランロイで、しばらく前からちょこちょこ書いてる現パロと同じ設定でお題を引いて書いた話。ちょっとだけ手直ししました。最初がロイド視点、次がランディ視点で最後が三人称です。キーアちゃんのなりたいものに無理があるな~と思うけど他にうまく落ちがつけられなかった!無念!しかしほんとにシーツとか布団にくるまってるロイド君が好きだね私(^_^;) 2925
parvus_yuu
MEMOポイポイしてる現パロのウォロシマ、出会いどうするか悩み中なので、とりあえず叩き台を作ってみた。不器用な進捗の二人の現パロ版。
ォロはシンオウ人(長寿)でずっと生き続け、ボシは転生(過去記憶有り)
叩き台なので、続くかは分からない()
邂逅「落としましたよ」
ぼんやりと明るい世界に、その声は突然響き渡った。
「感謝する」
淡々とした低い声は父。
「すみません、ありがとうございます」
少し控えめな、落ち着いた母の声。
「いえ、気づいて良かったです」
そして『知らないけれど、知っている』男の声。
私は、彼を知っている。
遥か昔。
ここではない、寒さの厳しい過酷な…美しいヒスイの大地。
私達は出逢って、新しい命を育み、そして朽ちた。
そう、私の最期の時──キミと約束をしたのだ。必ず、何百年かかっても、また逢おうと。
「今日は、お宮参りですか?」
「そうなんです。この子、今日が初めてのお出かけで…」
昔と変わらない声で彼が話しかけ、母が返答しているようだ。
悔しいかな。生まれて一ヶ月程度の目では、周りが明るいか暗いかしか判断できない。
1675ぼんやりと明るい世界に、その声は突然響き渡った。
「感謝する」
淡々とした低い声は父。
「すみません、ありがとうございます」
少し控えめな、落ち着いた母の声。
「いえ、気づいて良かったです」
そして『知らないけれど、知っている』男の声。
私は、彼を知っている。
遥か昔。
ここではない、寒さの厳しい過酷な…美しいヒスイの大地。
私達は出逢って、新しい命を育み、そして朽ちた。
そう、私の最期の時──キミと約束をしたのだ。必ず、何百年かかっても、また逢おうと。
「今日は、お宮参りですか?」
「そうなんです。この子、今日が初めてのお出かけで…」
昔と変わらない声で彼が話しかけ、母が返答しているようだ。
悔しいかな。生まれて一ヶ月程度の目では、周りが明るいか暗いかしか判断できない。
らいし
DONE現パロモリ若モリ時系列的に後にくる話が先にできちゃったのでとりあえず先にここに置いておきます
後ほど加筆修正などするかも
暴走しだす高2若モリと押され気味のモリ教授
◆呼び名はお互いの関係を決める◆「で、さっきのアレの話なんだけど」
レストランでの食事会も終わり、藤丸君を最寄りの駅まで送って行った後。家に着くまでのドライブの間、いつもならよく話す彼が黙って何事かを考え込んでいるとは思っていたが。
屋敷に戻ると、鞄も持ったままリビングまで私の後を付いて来て言いすがった。
「アレとは?」
「英語で僕にmy boyって言っただろう? あと、メッセージで藤丸くん宛てだろうけどジェームズって」
「あ、ああ……」
「いい加減、僕に対する呼び方、ハッキリしてほしいんだよネ! いつも曖昧に『君』とか主語ごまかして話すだろう? あれ、本当はモヤっとしてた」
「ああ……いや、すまない」
ずっと先送りにして、なあなあのままにしてきた問題だった。
2306レストランでの食事会も終わり、藤丸君を最寄りの駅まで送って行った後。家に着くまでのドライブの間、いつもならよく話す彼が黙って何事かを考え込んでいるとは思っていたが。
屋敷に戻ると、鞄も持ったままリビングまで私の後を付いて来て言いすがった。
「アレとは?」
「英語で僕にmy boyって言っただろう? あと、メッセージで藤丸くん宛てだろうけどジェームズって」
「あ、ああ……」
「いい加減、僕に対する呼び方、ハッキリしてほしいんだよネ! いつも曖昧に『君』とか主語ごまかして話すだろう? あれ、本当はモヤっとしてた」
「ああ……いや、すまない」
ずっと先送りにして、なあなあのままにしてきた問題だった。
sW98xt3Shvrxe93
MOURNING素敵な企画があったんだけど、チキって載せれんかったやつ私、企画参加無理だわ(笑)
短い
現パロ
先生と生徒
悲恋
赤と緑、合わせて茶色。苦く甘い恋の色。緑色が好き。
新葉の柔らかい緑色も好きだし、緑が深まった夏の山の緑も好き。
キャベツやレタスの爽やかな緑色も好きだし、スイカやライムの目の覚める緑色も好き。
私は緑色が好き。
学校の黒板、綺麗に掃除された深い深い緑色の時も好きだし、チョークで汚れて白く濁った緑色も好き。
でも一番好きなのは、歴史の時間。黄色の髪の毛先、あの真っ赤な赤が黒板にかかるとき…より一層緑色が映えるのだ。
その瞬間を目で追うのが好き。
真っ赤なネクタイを好む先生。あのネクタイが黒板に重なる時、緑色が締まって見えて好き。
先生の織り成す赤が、緑色を美しくさせる瞬間が好き。
だから私は緑色が好き。
そんなある日、先生の指に鈍く光る銀色の指輪があった。
1144新葉の柔らかい緑色も好きだし、緑が深まった夏の山の緑も好き。
キャベツやレタスの爽やかな緑色も好きだし、スイカやライムの目の覚める緑色も好き。
私は緑色が好き。
学校の黒板、綺麗に掃除された深い深い緑色の時も好きだし、チョークで汚れて白く濁った緑色も好き。
でも一番好きなのは、歴史の時間。黄色の髪の毛先、あの真っ赤な赤が黒板にかかるとき…より一層緑色が映えるのだ。
その瞬間を目で追うのが好き。
真っ赤なネクタイを好む先生。あのネクタイが黒板に重なる時、緑色が締まって見えて好き。
先生の織り成す赤が、緑色を美しくさせる瞬間が好き。
だから私は緑色が好き。
そんなある日、先生の指に鈍く光る銀色の指輪があった。
LOVE_ROSE_MEE
INFO・現パロ・強い千寿郎
・兄上が複数の女性と付き合った表現あり
・宇髄さんが語り部で、宇髄さんと千くんしか出ません
・前世の記憶あり
二回くらいしか読み返してないので、変な文書だったらすみません。 3535
ysk_ota
DONE右杉webオンリー「好きスギッ!motto!」開催おめでとうございます。以前書いた尾杉の再掲です。
※全年齢
一、
「ちゅーなんかただ口と口くっつけるだけだ。全然大したことない。だって家族とするじゃん。飼ってる猫とか犬とかさぁ。ほっぺたとかオデコから少しズレただけで何が変わるんだよ」
昼休みに教室の一番前の方で谷垣とそういう話をしてたら通りかかった花沢が突っかかってきた。
「家族とキスなんかしない」
「えっそうなのか」
「するよ!谷垣だってするよなぁ?」
「……い、妹のほっぺにしたことある」
「ほらぁ。鯉登だってしょっちゅう兄貴にチュッチュされてんじゃん」
「……お前らが変なんだ」
花沢はぎゅっと顔をしかめて口を尖らせた。
「勇作としねーの?」
「しない」
「してやれよ、喜ぶぜ」
俺がふざけて肩を掴んでチュッチュ〜と音を立てたら急に怒った。
10000「ちゅーなんかただ口と口くっつけるだけだ。全然大したことない。だって家族とするじゃん。飼ってる猫とか犬とかさぁ。ほっぺたとかオデコから少しズレただけで何が変わるんだよ」
昼休みに教室の一番前の方で谷垣とそういう話をしてたら通りかかった花沢が突っかかってきた。
「家族とキスなんかしない」
「えっそうなのか」
「するよ!谷垣だってするよなぁ?」
「……い、妹のほっぺにしたことある」
「ほらぁ。鯉登だってしょっちゅう兄貴にチュッチュされてんじゃん」
「……お前らが変なんだ」
花沢はぎゅっと顔をしかめて口を尖らせた。
「勇作としねーの?」
「しない」
「してやれよ、喜ぶぜ」
俺がふざけて肩を掴んでチュッチュ〜と音を立てたら急に怒った。