タイタン
piyomi391
DOODLE一度描いてみたかったのごめんミストでセシルとはぐれ、ゴルベーザに捕まった時のカイン想像図。
⚠️後ろ手で拘束&タイタン戦のゴタゴタでついたと思われる傷、汚れが顔に少しありますのでご注意下さい。
音速酢飯(うひょ)
DONE2025/02/22(うひょ、音速の酢飯)■悪堕ちスミ×イサについてヒロに語るスミ
■タイタン+ル+上級曹長もいます。プラモとヒロは無事です
■ドアの構造が、分からないタスケテ
■時期ふんわりイサミ本人はいない会話文中心ギャグ
■例のサイト人気ランキングワード9位【悪堕ち】 14
もものかんづめ
CAN’T MAKEお題箱ガチャよりいい感じの雰囲気になった頃、宅急便が来てインターホンがなった。ずっと待っていた物が届いて今すぐにでも取りに行きたいたんこーだがたんふーは離してくれそうに無い
幕間の楓恒㊼口づけを交わすときは目を閉じるべきだという話をしたのは丹楓の方だと言うのに、感じる視線から丹楓が此方をじっと見つめていることがわかる。
それならばと丹恒も目を開けていようとしたことが何回もあったが、唇が触れ合う直前、丹楓の顔や吐息をすぐそこに感じてしまうと恥ずかしさもあり目を閉じてしまう。
今日も丹楓の膝の上に抱きかかえられたと思った瞬間に近づいてきた丹楓の吐息に、ゆっくりと瞼を下ろしながら丹恒は丹楓の服の裾を握りしめてしまった。
だが、そんな二人の耳に届いた扉を叩く音に、丹恒はびくっと体を跳ね上がらせる。
「丹恒様、ご依頼を受けていた書物をお持ちいたしました」
「…ッ! あ、あぁ…」
そういえば、丹楓が部屋へと戻ってくる前に、指南書を探していると屋敷に居た誰かに頼んだかもしれない。
1186それならばと丹恒も目を開けていようとしたことが何回もあったが、唇が触れ合う直前、丹楓の顔や吐息をすぐそこに感じてしまうと恥ずかしさもあり目を閉じてしまう。
今日も丹楓の膝の上に抱きかかえられたと思った瞬間に近づいてきた丹楓の吐息に、ゆっくりと瞼を下ろしながら丹恒は丹楓の服の裾を握りしめてしまった。
だが、そんな二人の耳に届いた扉を叩く音に、丹恒はびくっと体を跳ね上がらせる。
「丹恒様、ご依頼を受けていた書物をお持ちいたしました」
「…ッ! あ、あぁ…」
そういえば、丹楓が部屋へと戻ってくる前に、指南書を探していると屋敷に居た誰かに頼んだかもしれない。
prototypekayan
DONE連載のおまけに書こうとしたけど入れなかった部分。タイタンの面子が出ます。
巨人たちの夜会 日付が変わったころ、広すぎるマンションのリビングでスミスは一人でソファーに腰掛けていた。ガラスのテーブルには買ったばかりのヒーローグッズが無造作に散らばっている。まだ水滴が滴る髪をタオルで乱暴に拭きながら鼻歌混じりで片手でスマホを操作する。
「イサミはもう寝てしまったかな」
おやすみのメッセージは既読がつく気配はない。今日は流石に疲れてしまったのだろうか。彼の安らかな寝顔を想像して頬が緩む。
ピピピピ……
ペットボトルの蓋を捻ったその時、テーブルの上に放置していたスマホが着信音と共に震える。まさかイサミ?と一瞬高鳴った心は画面の表示を見て急降下で沈んでいく。これから起きる面倒を想像するとこのまま放置でもいいのだが、着信音で子ども部屋のお姫様が起きてしまってはいけない。スミスは面倒くさいと溜め息を吐きながら電話に出た。
2605「イサミはもう寝てしまったかな」
おやすみのメッセージは既読がつく気配はない。今日は流石に疲れてしまったのだろうか。彼の安らかな寝顔を想像して頬が緩む。
ピピピピ……
ペットボトルの蓋を捻ったその時、テーブルの上に放置していたスマホが着信音と共に震える。まさかイサミ?と一瞬高鳴った心は画面の表示を見て急降下で沈んでいく。これから起きる面倒を想像するとこのまま放置でもいいのだが、着信音で子ども部屋のお姫様が起きてしまってはいけない。スミスは面倒くさいと溜め息を吐きながら電話に出た。
NASU_1759
DONEオーガタイタンとパイロットハッピージャンキー・サンセット デリックは幸せだった。
己の人生のほとんどは平穏という場所からかけ離れた場所に存在してはいたが、美味い食事に三食ありつけて、好みの顔の女を抱いて、とびきり極上のヤクをキメて、銃弾の雨を避けながら、時々ほんの少し命の危険がある仕事をこなして、全長およそ二三フィートの悪友がいるだけでデリックの人生は満ち足りていた。
ぱりぱりと指先でゆで卵の殻を剥けば、つるりとした白身の表面が現れた。綺麗に剥けたことに満足しながらも、パンがあればサンドイッチにできるのに、と時間外だからとゆで卵を投げて寄こした職務怠慢の食堂の婆さんを呪いながらデリックは薄い唇で銜えたままの煙草を一吸いした。ウエスタン・コーストのシガー・ケースのパッケージにはカルフォルニアの海岸にヤシの木が立ち並び、それを沈みかけの夕陽が空や海、砂浜を赤く染めあげていた。フロンティアのどの保養地であろうとも、地球の西海岸の自然に勝るものはないだろう、とデリックはいつも思っていた。といっても、もちろんデリックは地球に行ったことはなく、芸術というものには無縁の世界に生きているデリックだったが、風情あふれるこのパッケージのイラストだけはデリックのお気に入りだった。
15418己の人生のほとんどは平穏という場所からかけ離れた場所に存在してはいたが、美味い食事に三食ありつけて、好みの顔の女を抱いて、とびきり極上のヤクをキメて、銃弾の雨を避けながら、時々ほんの少し命の危険がある仕事をこなして、全長およそ二三フィートの悪友がいるだけでデリックの人生は満ち足りていた。
ぱりぱりと指先でゆで卵の殻を剥けば、つるりとした白身の表面が現れた。綺麗に剥けたことに満足しながらも、パンがあればサンドイッチにできるのに、と時間外だからとゆで卵を投げて寄こした職務怠慢の食堂の婆さんを呪いながらデリックは薄い唇で銜えたままの煙草を一吸いした。ウエスタン・コーストのシガー・ケースのパッケージにはカルフォルニアの海岸にヤシの木が立ち並び、それを沈みかけの夕陽が空や海、砂浜を赤く染めあげていた。フロンティアのどの保養地であろうとも、地球の西海岸の自然に勝るものはないだろう、とデリックはいつも思っていた。といっても、もちろんデリックは地球に行ったことはなく、芸術というものには無縁の世界に生きているデリックだったが、風情あふれるこのパッケージのイラストだけはデリックのお気に入りだった。
NASU_1759
DONEヴァンガードタイタンとパイロットニュートン・ラバーズ ミリシアのSRS艦隊のタイタンドッグ、第五倉庫にはスペア・ボディとして一機の物言わぬバンガード級タイタンがいる。SRSの誰もが知っているが、誰も彼について口にしようとしないタイタン。ライフルマン時代にも彼の存在についてまことしやかに噂されていたものの、関係者以外立ち入り禁止エリアのため確かめようが無かったし、ライフルマン仲間にはわざわざ整備班長の怒りを買いクレーンアームで一日中宙吊りにされる勇気ある愚か者は居なかった。ゆえに、真実を知る者はほとんど居なかった。
識別番号〈ALN─1862〉通称ニュートン。ロールアウト直後のオリーブカラーではなく、林檎のようにまばゆい赤いシャーシは圧巻だった。
タイフォンの大規模な戦闘では多くのバンガード級が出撃し、傷つきながらも帰還した。無論、帰らぬ者もいた。
11074識別番号〈ALN─1862〉通称ニュートン。ロールアウト直後のオリーブカラーではなく、林檎のようにまばゆい赤いシャーシは圧巻だった。
タイフォンの大規模な戦闘では多くのバンガード級が出撃し、傷つきながらも帰還した。無論、帰らぬ者もいた。
みしま
DONE匿名の方よりエアスケブ「TF2でフェーズシフトとタイタンで、タイタン優勢の淫靡テイストなお話。ニューラルリンクにフェーズが侵食されるような…」を書かせていただきました。リクエストありがとうございます!そしてすみません大変お待たせいたしました!ハート・ミー! シオンはドロップシップを降り、艦内ドックを見渡した。スタッフや整備ロボットが各々の役割のためにあわただしく行き交っている。任務を共にした同僚パイロットたちと労をねぎらい合っていると、隣のパッドへ医療ドロップシップが降り立った。医療班が中から担架を運び出す。担架の上にいるのはシオンと既知の仲である戦闘機パイロットだ。彼は今回の任務中機体に被弾した。イジェクト機能の故障というさらなる不運に見舞われたものの、不時着には成功した。だが降りた場所は激戦区のど真ん中。そこをシオンが救い出したのだ。迫る敵を相棒が牽制し、大破した機体から上がる火の手に機械の体をさらしながら。
担架の上の彼もシオンに気づいたようで、手を振っている。シオンはすぐに駆け寄り、その手を義体の両手で握り返した。
5468担架の上の彼もシオンに気づいたようで、手を振っている。シオンはすぐに駆け寄り、その手を義体の両手で握り返した。
kumori_8
PASTねむのはざまについったで書いてたヤツをぺいぺい・自機(エレゼン・フォレスター)がいる
・新生タイタン戦後ネタバレあり
・解釈違いと口調のあやふやさに注意
などを承知の上、全部読んだるぜ……という猛者のみお通りくださいまし 1333
rettannprpr
SPOILERサブクエ夜明けの階調ネタバレセティーが言ってた
「明日に怯えながら暮らす惨めさ、明日に希望が持てない苦しみ」
は、タイタン族に思いを馳せただけではなく、自身のことも言ってるのかなー…と解釈した末に出来た何か
でもハーディーが必死にセティーを取り戻すって言ってたのはこういうのを心配してのことだよね……?
セティーが周囲を騙してることに良心の呵責を感じない人間ならああも必死にならないのでは…… 4
REM
PAST今年の2月後半からちびちび放流してきたこれまでのスペクター絵の詰め合わせ。らくがきから割とガチで描いたやつまで様々。最後の方ちょっといかがわしい。スペクターは素体が素晴らしすぎてまだ描き足りない。 10
REM
PROGRESS洋ゲフェスで展示したいなと考えているタイタンフォールの漫画(のようなもの)ですが、なかなか進まないです。しかもお話プロットはあるもののここに上げたものはほんの始まり…
こつこつやっていきます。 7
REM
MEMOOC.オリバー・ハウンスフィールド
ゾーン18 技師長代理
ゾーン18というのはタイタンフォールDLCに出てくるIMCのスペクター研究開発部
オリバーさんは残留艦隊により再稼働された生産ラインの管理のために前任技師長と二人で施設にやってきた職員
ロボット大好きで、スペクターと安全に戯れるためにデータナイフを常備している。
彼の後ろにいる2体のスペクターにはちょっと悲しい背景がある、またいずれ
貴城🌿
MEMOとてもイイSSが撮れたーオルシュファン 癖は強いが イイ男 顔はイイのに 声もイイのに
3枚目スクショマーク入っちゃったや…下手……
最近語彙がオルシュファン化してる。なんでもイイ!って言っちゃう😂
真タイタン終わればイシュガルド行けるのかな?まだまだ新生だー
アイエス、エスアイ命の選択どっちかな。会うの楽しみです。(不敬) 3
貴城🌿
MEMOタイタン討伐戦……攻略見ずに本当の本当に初見で連れていってもらいました。結果ツイートの通り死にました……(蘇生ありがとうです)
範囲攻撃だ!円の外!逃げろ!!と思って逃げたら地面崩れて南無阿弥陀仏…落ちて行く時の絶望感たるや……😇😇
その次は動けなくなって?ってなってたら岩になってたり🪨
先輩方のおかげで無事クリアできて感謝感謝🙏
おつかい進めますー待ってて竜騎士さん
みしま
DONEマシュマロリクエストより。TF2で「モナークとパイロットの話」。いつもどおり独自設定&解釈過多。リクエストありがとうございました!ソングバーズ・オーバード コクピット内の敵パイロットを掌握し、ハッチを貫通した手をノーススタータイタンから引き抜く。敵パイロットはブーツから血を滴らせているが、私のせいではない。白兵戦の最中に負傷したのだ。
現在地は、IMC傘下の某企業が運営するロボット工場。戦場と化してなお、生産ラインは稼働し続けている。おそらくは人間の管理者が、あらゆる緊急時プロトコルを無視して逃げ出したのであろう。残された機械を作る機械たちは粛々と動き、ライン上で何らかの障害が発生しても、別のラインと合流させて機械歩兵を組み上げている。その優れた制御プログラムには感心するところだ。そして幸いなことに、完成品は搬出倉庫へ送られるばかりで、起動してこちらを攻撃してくることはない。
10144現在地は、IMC傘下の某企業が運営するロボット工場。戦場と化してなお、生産ラインは稼働し続けている。おそらくは人間の管理者が、あらゆる緊急時プロトコルを無視して逃げ出したのであろう。残された機械を作る機械たちは粛々と動き、ライン上で何らかの障害が発生しても、別のラインと合流させて機械歩兵を組み上げている。その優れた制御プログラムには感心するところだ。そして幸いなことに、完成品は搬出倉庫へ送られるばかりで、起動してこちらを攻撃してくることはない。
みしま
DONEiさん(@220_i_284 )のスコーチ&パルスさんを元に書かせていただきました。いつも通り独自設定&解釈多々。『残り火の膚に』https://poipiku.com/4433645/7767604.htmlは前日譚的なものとなります。シグナルレッドの装いを 息を吸う。息を吐く。熱が気道を炙り、何かが焦げるようなきつい臭いが鼻を突く。
死体。揺らめく炎。その炎に、炎よりも鮮烈な赤が照り返す。
聴覚が不明瞭な音を拾う。いや、音じゃない。声か?
不意に、漂っていた意識が引っ張られるように急浮上した。白い光が目の前で明滅している。次第に声がはっきりとしてきて、意味の理解できる言葉だと気づく。
「パイロット・エンバー、聞こえますか?」
光がそれると、陽性残像のちらつく人物を視覚が捉えた。IMCのロゴマークがついた白衣を着ている。名札に記されているのは『Dr.ジャンセン』。
周囲にあるのはコンピュータ端末の置かれたデスクと金属製の棚、隅のパーティション、そして自身が寝ているストレッチャー。少ない要素で構成された飾り気のない小部屋だ。四方を囲む白い壁の一片はガラスになっており、ブラインドカーテンの隙間から白衣や作業着姿の人々、作業用ロボットが行き来しているのが垣間見える。
18446死体。揺らめく炎。その炎に、炎よりも鮮烈な赤が照り返す。
聴覚が不明瞭な音を拾う。いや、音じゃない。声か?
不意に、漂っていた意識が引っ張られるように急浮上した。白い光が目の前で明滅している。次第に声がはっきりとしてきて、意味の理解できる言葉だと気づく。
「パイロット・エンバー、聞こえますか?」
光がそれると、陽性残像のちらつく人物を視覚が捉えた。IMCのロゴマークがついた白衣を着ている。名札に記されているのは『Dr.ジャンセン』。
周囲にあるのはコンピュータ端末の置かれたデスクと金属製の棚、隅のパーティション、そして自身が寝ているストレッチャー。少ない要素で構成された飾り気のない小部屋だ。四方を囲む白い壁の一片はガラスになっており、ブラインドカーテンの隙間から白衣や作業着姿の人々、作業用ロボットが行き来しているのが垣間見える。
みしま
DONEiさん(@220_i_284 )のスコーチ&パルスさんを元に書かせていただきました。『シグナルレッドの装いを』https://poipiku.com/4433645/7767619.htmlの前日譚的なものとなります。残り火の膚に 自分は、いつも判断を[[rb:違 > たが]]えてきた。
側胸部の傷を押さえる手の下から、湧き水のように血が流れ続けている。指の間をすり抜けてゆく熱を感じながら、彼は思った。あの時もそうだ。慢心せず、部下の忠告を聞き入れて撤退していたなら。そうすれば部隊の壊滅を未然に防ぎ、作戦も失敗に終わることはなかったかもしれない、と。
今回も、きっとどこかで別の選択肢があったのだろう。チームメイトも死なず、自分も死なずにいられた選択肢が。
しかしながら、この結末に対して心は穏やかだった。殿軍部隊としての役割をこなし、主力部隊の撤退を完了させることができたからだ。もっとも、任務完遂のためには、施設の自爆装置を作動させなければならない。しかし、こうなってはもう無理だろう。ミリシア軍もまた、大打撃を被った。この施設を占領できるほどの戦力も、それに釣り合う価値があるのかも疑問だ。
1636側胸部の傷を押さえる手の下から、湧き水のように血が流れ続けている。指の間をすり抜けてゆく熱を感じながら、彼は思った。あの時もそうだ。慢心せず、部下の忠告を聞き入れて撤退していたなら。そうすれば部隊の壊滅を未然に防ぎ、作戦も失敗に終わることはなかったかもしれない、と。
今回も、きっとどこかで別の選択肢があったのだろう。チームメイトも死なず、自分も死なずにいられた選択肢が。
しかしながら、この結末に対して心は穏やかだった。殿軍部隊としての役割をこなし、主力部隊の撤退を完了させることができたからだ。もっとも、任務完遂のためには、施設の自爆装置を作動させなければならない。しかし、こうなってはもう無理だろう。ミリシア軍もまた、大打撃を被った。この施設を占領できるほどの戦力も、それに釣り合う価値があるのかも疑問だ。
tana6_12
DOODLEメガガブまとめ裏に載せてたやつなのでCP表現強めです。
(R18のものは無しです。別ページにまとめてるので気になる方はどうぞ)
まとめたらただイチャついてるだけの絵ばっかりになっちゃったんですが
本来(本編?)の二人はここまでベタベタしてない友人関係です。
タイタンちゃんがやたら暴走してる世界線だと思って見ていただければ幸い! 10
NASU_1759
DONE6-4部隊とデイビスとパイロット時々タイタンの話久しぶりの執筆のリハビリと息抜きに書いたので誤字脱字等あるかもです。
Laugh on the battlefield 惑星カラスト。ミリシア軍のバンガード級タイタンの配備が大きく進んだこともあり、この惑星でも戦線を有利に推し進めていた。だが、拠点制圧間近というところでIMCの激しい抵抗を受け、戦況が膠着してしまったその支援として6-4部隊が派遣された。
わたしは戦線よりやや後方で味方歩兵部隊と共に敵残存部隊の掃討を行っていたが、その最中に生き残っていた敵パイロットの銃撃を受けた。既に戦況は移り変わり、最前線では本格的なタイタンでのぶつかり合いになっていたから、まさか自分以外のパイロットが単体で、しかもほぼ掌握しかけていた戦場を駆け抜けているとは思わず完全に油断していた。
弾丸がまだ体内に残っているのか、撃たれた腹部が燃えるように熱く、右腕の感覚が無い。痛みだけが意識を繋ぎ止めていたが、それも血とともに失われつつある。
4390わたしは戦線よりやや後方で味方歩兵部隊と共に敵残存部隊の掃討を行っていたが、その最中に生き残っていた敵パイロットの銃撃を受けた。既に戦況は移り変わり、最前線では本格的なタイタンでのぶつかり合いになっていたから、まさか自分以外のパイロットが単体で、しかもほぼ掌握しかけていた戦場を駆け抜けているとは思わず完全に油断していた。
弾丸がまだ体内に残っているのか、撃たれた腹部が燃えるように熱く、右腕の感覚が無い。痛みだけが意識を繋ぎ止めていたが、それも血とともに失われつつある。
⍁⍁⍁
SPOILER #大怪獣キテドチン最初から最後まで面白くてずっと笑ってた
JB絶対シン・ウルトラマン見てきたな???
ずっと外星人メフィラスで笑ってしまった。
抱腹絶倒、私の好きな言葉です。
タイタンソードも楽しみね^^(私はクウガ見てない) 3
みしま
DONEいつかどこかの話。老兵と老整備士と孫。1hクオリティなので誤字脱字とかあります。いつかの夏 鳴り続けていた蝉の音も蛙の合唱もぴたりと止み、晴れ渡った空には黒々とした船が浮かんでいた。ニュースなんかで見たことのある、いわゆる戦艦ってやつだと思う。
こんなド田舎の、農地しかないような星に何の用だろう。そう思っていると、じいちゃんがもの凄い形相で駆け寄ってきた。
「じいちゃん、あの船何しに来たの?」
「いいから、ばあちゃん呼んで来い!」
「え、なんで?」
「話はあとだ、早く行け!」
じいちゃんの剣幕に押されて、おれはすぐさま駆けだした。後ろからスピーカーか何かで『この開拓地はインターステラー・マニファクチュアリング・コーポレーションの管轄地となる。管理担当者の指示に従うのであれば……』とかナントカ言っているが、よくわからない。
1855こんなド田舎の、農地しかないような星に何の用だろう。そう思っていると、じいちゃんがもの凄い形相で駆け寄ってきた。
「じいちゃん、あの船何しに来たの?」
「いいから、ばあちゃん呼んで来い!」
「え、なんで?」
「話はあとだ、早く行け!」
じいちゃんの剣幕に押されて、おれはすぐさま駆けだした。後ろからスピーカーか何かで『この開拓地はインターステラー・マニファクチュアリング・コーポレーションの管轄地となる。管理担当者の指示に従うのであれば……』とかナントカ言っているが、よくわからない。
みしま
DONEとあるタイタンの話。勢いで書いたので誤字脱字注意。行く先を パイロットが振り返り、口角を持ち上げまなじりを下げる。笑顔――コピーされた笑顔。
「どうした、相棒?」
ごく自然な、おそらく自然と思われるような問いかけ。私が答えずにいると、パイロットは再び同じ問いを投げかけた。全く同じ口調で。あと何回繰り返したら次の段階に行くのか、私は知っている。予測したままに。
シミュラクラム用義体に、当機パイロットの情報、性質、戦闘効率評価、ニューラルリンク情報、その他私が持ちうるデータを詰め込んだ。出会ってから×年×ヶ月間の記録、そのすべてを。
私は知っている。パイロットを。パイロットのことならば、私はありとあらゆることを知っている。どう考え、どう行動するのか。
平均よりわずかに高い体温を。明るく、熱しやすく冷めやすい性格を。中~近距離射撃を得意とし、狙撃は苦手とすることを。酒保のダーツゲームのスコアボードはいつも上位にランク入りしていることを誇り、しかし一位にはなれないことを。チームメイトと犬と私とで写した記念写真を手放さないことを。そのバイタルが失われる直前、シートに頭部をこすりつけたことを。私は知っている。私は知っていた。
2456「どうした、相棒?」
ごく自然な、おそらく自然と思われるような問いかけ。私が答えずにいると、パイロットは再び同じ問いを投げかけた。全く同じ口調で。あと何回繰り返したら次の段階に行くのか、私は知っている。予測したままに。
シミュラクラム用義体に、当機パイロットの情報、性質、戦闘効率評価、ニューラルリンク情報、その他私が持ちうるデータを詰め込んだ。出会ってから×年×ヶ月間の記録、そのすべてを。
私は知っている。パイロットを。パイロットのことならば、私はありとあらゆることを知っている。どう考え、どう行動するのか。
平均よりわずかに高い体温を。明るく、熱しやすく冷めやすい性格を。中~近距離射撃を得意とし、狙撃は苦手とすることを。酒保のダーツゲームのスコアボードはいつも上位にランク入りしていることを誇り、しかし一位にはなれないことを。チームメイトと犬と私とで写した記念写真を手放さないことを。そのバイタルが失われる直前、シートに頭部をこすりつけたことを。私は知っている。私は知っていた。
みしま
DONEリクエストまとめその12。TF2で「過保護なリージョンとパイロットのお話」。いつも通り独自設定&解釈過多。きみに捧ぐ杯 ビャルネ・ヨーランソンはパイロットだった。それは彼がまだ生身の体を有していて、上官を殴り飛ばす前で、相棒たるタイタンがいたころの話だ。
惑星モルモーに存在するIMCの調査研究施設、その防衛部門タイタン部隊にはとある一体のリージョンが所属している。コールサインを〈スコール〉という。スコールは問題を抱えていた。タイタン自身にというよりも、そのパイロットに。
《パイロット、起きてください》
コクピットのシートにどうにかずり落ちない姿勢で座り、口を開けて眠るパイロット。その様子を内部カメラで観察しつつ、スコールは目覚ましのアラームを鳴らし続けていた。これで五回目のスヌーズになる。整備担当のロボット〈[[rb:MRVN > マーヴィン]]〉に何度かつついたり肩をゆすったりさせてみたものの、やはり効果はなかった。
8050惑星モルモーに存在するIMCの調査研究施設、その防衛部門タイタン部隊にはとある一体のリージョンが所属している。コールサインを〈スコール〉という。スコールは問題を抱えていた。タイタン自身にというよりも、そのパイロットに。
《パイロット、起きてください》
コクピットのシートにどうにかずり落ちない姿勢で座り、口を開けて眠るパイロット。その様子を内部カメラで観察しつつ、スコールは目覚ましのアラームを鳴らし続けていた。これで五回目のスヌーズになる。整備担当のロボット〈[[rb:MRVN > マーヴィン]]〉に何度かつついたり肩をゆすったりさせてみたものの、やはり効果はなかった。
みしま
DONEリクエストまとめその11。TF2で「ツンデレの無意識独占欲強めローニン君とパイロットの話」いつも通り独自解釈&設定過分。
オンリーマイアイズ タイタンの中でも、ローニンはピーキーな機体だ、とよく言われる。実際その通りだ。
身の丈の三分の二以上の長さがあるブロードソード、一度に八発の散弾を放つショットガン、そして軽量化されたシャーシにフェーズダッシュ機能。いずれもヒットアンドランの近接戦に特化した兵装だ。中・遠距離による銃撃戦が主となる近代戦において、強力ながらもリスキーな戦法と言える。
だがわたしにはその方が合っていた。いや、合うようになった、という方が正しい。自身も同様に、最前線へ飛び出して短射程の銃器とCQCを駆使するようになったのは、目が潰れてからの話だから。
タイフォンでの作戦行動中、目を焼かれた。記憶が曖昧だが、酷く眩しかったことは覚えている。おそらくテルミットの火だったのだろう。一命はとりとめたものの、軍医からは「視力を取り戻すにはインプラントを入れるか、シミュラクラムで義体化するかだ」と宣告された(三つ目に「軍を辞める」という選択肢をよこさなかった軍医殿はさすがだと思う)。
6486身の丈の三分の二以上の長さがあるブロードソード、一度に八発の散弾を放つショットガン、そして軽量化されたシャーシにフェーズダッシュ機能。いずれもヒットアンドランの近接戦に特化した兵装だ。中・遠距離による銃撃戦が主となる近代戦において、強力ながらもリスキーな戦法と言える。
だがわたしにはその方が合っていた。いや、合うようになった、という方が正しい。自身も同様に、最前線へ飛び出して短射程の銃器とCQCを駆使するようになったのは、目が潰れてからの話だから。
タイフォンでの作戦行動中、目を焼かれた。記憶が曖昧だが、酷く眩しかったことは覚えている。おそらくテルミットの火だったのだろう。一命はとりとめたものの、軍医からは「視力を取り戻すにはインプラントを入れるか、シミュラクラムで義体化するかだ」と宣告された(三つ目に「軍を辞める」という選択肢をよこさなかった軍医殿はさすがだと思う)。
みしま
DONEリクエストまとめ⑧。TF2で「BTがミリシアのメンバーにクーパーのことをベタ褒めする話」キャンペーン後の一幕。いつも以上に独自設定&解釈過多。
アンインプリンテッド・メモリーズ 通常、バンガード級タイタンのメモリーはパイロット変更の際に一度リセットされる。もちろん、全てのメモリーデータが、と言うわけではない。変更前のパイロットに関するものが対象だ。
前パイロットが誰で、戦績や戦闘効率評価はどうだったか、という記録は残される。消されるのはミリシアの公式記録としては残らないような、タイタンが“自己判断で”保存した活動記録や個人データだ。それらはお互いを繋いでいたニューラルリンクを含めて消去される。なぜならそれを残しておくことは、変更後の新規パイロットへ悪影響を及ぼしかねないからだ。
「だからね、きみたちはすごいなって思うんだ」
そう言って、〈虎大インダストリーズ〉に所属する研究者は我が子も同然の機体、バンガード級タイタンBT−7274を見上げた。メンテナンスドックに収まる全長約七メートルの機械の巨人は全長約168センチの、同人種の平均身長と比較していささか小ぶりの人間を見下ろした。
6845前パイロットが誰で、戦績や戦闘効率評価はどうだったか、という記録は残される。消されるのはミリシアの公式記録としては残らないような、タイタンが“自己判断で”保存した活動記録や個人データだ。それらはお互いを繋いでいたニューラルリンクを含めて消去される。なぜならそれを残しておくことは、変更後の新規パイロットへ悪影響を及ぼしかねないからだ。
「だからね、きみたちはすごいなって思うんだ」
そう言って、〈虎大インダストリーズ〉に所属する研究者は我が子も同然の機体、バンガード級タイタンBT−7274を見上げた。メンテナンスドックに収まる全長約七メートルの機械の巨人は全長約168センチの、同人種の平均身長と比較していささか小ぶりの人間を見下ろした。
みしま
DONEリクエストまとめ⑥TF2で「デイビスとドロズのおちゃらけ日常風景」
おちゃらけ感薄めになってしまいました。ラストリゾートのロゴによせて。※いつもどおり独自設定&解釈過多。独立に至るまでの話。デイビスは元IMC、ドロズは元ミリシアの過去を捏造しています。
D「今日のメニュー変更だって」
「えっ、"仲良し部屋"? 誰がやらかしたんだ」
「にぎやかしコンビ。デイビスがドロズを殴ったって」
「どっちの手で?」
「そりゃ折れてない方の……」
「違うよ、腕やったのはドロズ。デイビスは脚」
「やだ、何してんのよ。でドロズは? やり返したの?」
「おれはドロズが先に手を出したって聞いたぞ。あれ、逆だっけ?」
「何にせよ、ボスはカンカンだろうな」
「まあ、今回の件はなあ……」
そんな話が、6−4の仲間内で交わされていた。
6−4は傭兵部隊であり、フリーランスのパイロットから成る民間組織だ。組織として最低限の規則を別とすれば、軍規というものはない。従って営倉もない。しかし我の強い傭兵たちのことだ、手狭な艦内で、しかも腕っぷしも強い連中が集まっているとくれば小競り合いはしょっちゅうだった。そこで営倉代わりに使われているのが冷凍室だ。マイナス十八度の密室に、騒ぎを起こした者はそろって放り込まれる。感情的になっているとはいえ、中で暴れようものなら食材を無駄にしたペナルティを――文字通りの意味で――食らうのは自分たちになるとわかっている。そのため始めは悪態をつきながらうろうろと歩き回り、程なくして頭を冷やすどころか体の芯から凍え、やがていがみ合っていたはずの相手と寄り添ってどうにか暖を取ることになるのだ。こうしたことから、冷凍室は〈仲良し部屋〉とも呼ばれていた。
6703「えっ、"仲良し部屋"? 誰がやらかしたんだ」
「にぎやかしコンビ。デイビスがドロズを殴ったって」
「どっちの手で?」
「そりゃ折れてない方の……」
「違うよ、腕やったのはドロズ。デイビスは脚」
「やだ、何してんのよ。でドロズは? やり返したの?」
「おれはドロズが先に手を出したって聞いたぞ。あれ、逆だっけ?」
「何にせよ、ボスはカンカンだろうな」
「まあ、今回の件はなあ……」
そんな話が、6−4の仲間内で交わされていた。
6−4は傭兵部隊であり、フリーランスのパイロットから成る民間組織だ。組織として最低限の規則を別とすれば、軍規というものはない。従って営倉もない。しかし我の強い傭兵たちのことだ、手狭な艦内で、しかも腕っぷしも強い連中が集まっているとくれば小競り合いはしょっちゅうだった。そこで営倉代わりに使われているのが冷凍室だ。マイナス十八度の密室に、騒ぎを起こした者はそろって放り込まれる。感情的になっているとはいえ、中で暴れようものなら食材を無駄にしたペナルティを――文字通りの意味で――食らうのは自分たちになるとわかっている。そのため始めは悪態をつきながらうろうろと歩き回り、程なくして頭を冷やすどころか体の芯から凍え、やがていがみ合っていたはずの相手と寄り添ってどうにか暖を取ることになるのだ。こうしたことから、冷凍室は〈仲良し部屋〉とも呼ばれていた。
みしま
DONEリクエストまとめ②「リゲルとオックスの話」(当方の『オートマトンは金毛羊と夢を見る』https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8048474より)
==HAVEN コックピットでパイロットが身じろぎし、鼻をすすり上げた。断熱素材の毛布にくるまっていても底冷えが厳しく、体表温度は普段より一・三度も低下している。それを検知したバンガード級タイタンOO-2785、通称[[rb:O2 > オーツー]]は空調温度を一度上げた。
外気温は摂氏マイナス二十二度。昨日までは五十度近くを記録していたというのに。そうした極端な寒暖差を生んでいるのは、この惑星を取り巻く磁気や重力の影響で発生している巨大なドーナツ状の台風だ。輪の外側では熱風が上昇気流を作り、上空で冷やされ、中心部へと雪崩れ込む。それが惑星のあちらこちらで発生してはゆっくりと移動しながら消えてゆくのだ。遥か高みの宇宙から眺めると、さながら灰色の虹彩が不揃いな水玉模様を描く、いささかグロテスクな見た目の惑星だ。そしていま二人がいるのは、まさに台風の目の中であった。
4447外気温は摂氏マイナス二十二度。昨日までは五十度近くを記録していたというのに。そうした極端な寒暖差を生んでいるのは、この惑星を取り巻く磁気や重力の影響で発生している巨大なドーナツ状の台風だ。輪の外側では熱風が上昇気流を作り、上空で冷やされ、中心部へと雪崩れ込む。それが惑星のあちらこちらで発生してはゆっくりと移動しながら消えてゆくのだ。遥か高みの宇宙から眺めると、さながら灰色の虹彩が不揃いな水玉模様を描く、いささかグロテスクな見た目の惑星だ。そしていま二人がいるのは、まさに台風の目の中であった。