テキスト
猫谷美甘&98(禁止転載)
DOODLEオリジナル…BL?:シバ先生x2(人化)とトリープス先生。人化の持続で顔魅せるのを照れて隠してるのを横から見てるのとシバ先生お顔BU。てがろぐにテキスト載せたい…( http まだ )。それにしてもかけねえ! 絵の意味深風味のテキストはわざとですのでー。 2natsu3371
DOODLEいつか描けたらいいレノファウの雰囲気突貫切り貼り漫画ですiPadでテキスト打つのが下手すぎて突貫手書きなので読めなくて正解です。
意味が通じないのが正解です。
突貫すぎて過去の自分のデータの切り貼りです。
いつかレノファウに好き勝手喧嘩させたいです。 3
舌根沈下
DONEテジュオクのイラストを描いていて思いついた短文。SS名刺をテキストにしただけです
前奏曲 15番ぽつり、ぽつり、音のない空間であたたかい雫だけが空気を震わす。
その雫は、俺の乾いた髪や皮膚やシャツへと小さく染み込んで、潤していく。
砂漠で死にかけた葉に降る優しい雨のように。
硬い机に軋むからだを突っ伏して落ちていた意識が、小さな雨だれに少しずつ、優しく引き上げられていくと、耳やこめかみに柔らかい熱を感じて薄く目を開ける。
「……」
汚いから、と返そうとしてもまだ身体は言葉を霞ませる。ぎしりと音が鳴りそうな肩と背をゆっくり持ち上げると、しなやかな裸体がするりと入り込み、無遠慮に髪や頬を撫でていく。
湯で濡れた清潔な桃色の肌はまるで食べ物のようで、しかしこちらを見る端正な顔立ちは捕食せんとする獣の目だ。
蜜を溢れさせたように額から雫を垂らし、深い瞼を瞬かせながらお前を食うよと鼻先を齧る。
422その雫は、俺の乾いた髪や皮膚やシャツへと小さく染み込んで、潤していく。
砂漠で死にかけた葉に降る優しい雨のように。
硬い机に軋むからだを突っ伏して落ちていた意識が、小さな雨だれに少しずつ、優しく引き上げられていくと、耳やこめかみに柔らかい熱を感じて薄く目を開ける。
「……」
汚いから、と返そうとしてもまだ身体は言葉を霞ませる。ぎしりと音が鳴りそうな肩と背をゆっくり持ち上げると、しなやかな裸体がするりと入り込み、無遠慮に髪や頬を撫でていく。
湯で濡れた清潔な桃色の肌はまるで食べ物のようで、しかしこちらを見る端正な顔立ちは捕食せんとする獣の目だ。
蜜を溢れさせたように額から雫を垂らし、深い瞼を瞬かせながらお前を食うよと鼻先を齧る。
さきょんのバミ
MOURNING多分マジで使えなくなるなコレ と形になりそうならそうしよう、と塩漬けしてたモクチェズプロットの一部投下
3月19日更新ってある 早いんよ 出した本はあんなのばっかなのに
こういうプロットは実は結構あるんよ
ちなみにこのテキストのファイル名は「わからセックス」である
プロット抜粋供養愛撫で高めるのに確信に触れないモさん
「2人になって随分立つのに、オジサンを勘定に入れてないことがあるのが腹が立つ」
お前が一人でなんでもできるのは知ってるし、認めてもいるんだけどね
自分を1人だなんて勘違いさせないから
どうしたってほかに手がない時もあるかもしれない
性分なんです
あなただって未だに不必要な時でさえ私を庇うでしょうに
たしかにそりゃおじさんの中々抜けない悪癖の一つかもしれんけどね
2人でなきゃ庇うこともできない
違うかい?
どんな時でも俺を勘定に入れろ
わ……(軽率に返事しようとして、逡巡
…善処、します…
キチンと考えたみたいだから今日のところは許してあげよう
301「2人になって随分立つのに、オジサンを勘定に入れてないことがあるのが腹が立つ」
お前が一人でなんでもできるのは知ってるし、認めてもいるんだけどね
自分を1人だなんて勘違いさせないから
どうしたってほかに手がない時もあるかもしれない
性分なんです
あなただって未だに不必要な時でさえ私を庇うでしょうに
たしかにそりゃおじさんの中々抜けない悪癖の一つかもしれんけどね
2人でなきゃ庇うこともできない
違うかい?
どんな時でも俺を勘定に入れろ
わ……(軽率に返事しようとして、逡巡
…善処、します…
キチンと考えたみたいだから今日のところは許してあげよう
futakiso
MOURNING絆礼装貰ってからなんか描きたくてだらだら描いてた幣デアネタやつ。途中繋がってない(わざと)しおもっきしラフ。※オルジュナのマテリアル、再臨、マイルーム、バレンタイン、絆礼装あらゆるボイスとテキストに関するネタバレ有 22natsubi_gbf
MOURNINGショウ→エルが前提にあるテキスト、モブが出てきます。悪人顔ネタがあるから、どこがいいんだろうってきっと言われるよな…って思って。※ラクガキなので途中までしかないです。
小ネタ--
騎空団で受けた簡単な依頼を、エルモートがひとりでこなした帰り道だった。
ふと視線の先に石畳を歩む男の足が映る。このまま進むとぶつかってしまう。郊外でひとけが少ないとはいえ、往来でのことだったので、エルモートは違和感を覚えることなく歩みを横にずらした。しかし、すぐにまた別の男とぶつかりそうになり、ようやくエルモートは顔を上げた。明らかなチョッカイに、「面倒くせェな」と口の中で呟く。
いかにも風体の悪い男が三人、こちらを囲むように寄ってくる。
「よう、兄ちゃん」
金品を巻き上げるカツ上げの類が脳裏を過る。男の一人が暗い路地を顎で示す。
「ちょっとお話いいかい?」
「よかねェよ」
エルモートはするりと三人の間をすり抜けた。悪漢たちはあっと驚いた顔をする。たいした輩ではなさそうだと踏んで、エルモートはこのまま走れば逃げきれそうだと考えた。しかし、その瞬間、まったく気配のなかったところから男の手が伸びてきてエルモートの腕を掴んだ。同時に行く先を遮るように逞しい身体が立ち塞がった。
1201騎空団で受けた簡単な依頼を、エルモートがひとりでこなした帰り道だった。
ふと視線の先に石畳を歩む男の足が映る。このまま進むとぶつかってしまう。郊外でひとけが少ないとはいえ、往来でのことだったので、エルモートは違和感を覚えることなく歩みを横にずらした。しかし、すぐにまた別の男とぶつかりそうになり、ようやくエルモートは顔を上げた。明らかなチョッカイに、「面倒くせェな」と口の中で呟く。
いかにも風体の悪い男が三人、こちらを囲むように寄ってくる。
「よう、兄ちゃん」
金品を巻き上げるカツ上げの類が脳裏を過る。男の一人が暗い路地を顎で示す。
「ちょっとお話いいかい?」
「よかねェよ」
エルモートはするりと三人の間をすり抜けた。悪漢たちはあっと驚いた顔をする。たいした輩ではなさそうだと踏んで、エルモートはこのまま走れば逃げきれそうだと考えた。しかし、その瞬間、まったく気配のなかったところから男の手が伸びてきてエルモートの腕を掴んだ。同時に行く先を遮るように逞しい身体が立ち塞がった。
はまおぎ
MEMO【五歌】イメソン2831五歌には、まほろば○△してほしいんですよね。
ただ、テキスト化するなら濡れ場必須で、技量がない私では荷が勝るというもの。もう3ヵ月は頭の中でぐるぐるしてるんで、もう思考だけでもアウトプットしてしまおうと思う。
「そういう自虐的な趣味なの?」って五条先生から庵先生に言ってほしくない? 庵先生に五条先生から言われててほしくない?
私は言ってほしいし言われててほしい。
曲がワンナイトの話だってのは分かってんだけど。「今宵生まれては今宵消え行くままの恋じゃない」ってところに、この2人が完全に今夜初対面ってことはない気もしていて。女性が自暴自棄な恋愛をしているのを、恋人に立候補もできず(しても相手にされないかはぐらかされるか冗談扱いされるかしてるのかもしれん)他人の距離から「あーあ」って手をこまぬいて見てる男性、という図式も成り立つんじゃないかってずっと思っている。そして今夜の彼はついに手を伸ばしてしまったのだ。
1772私は言ってほしいし言われててほしい。
曲がワンナイトの話だってのは分かってんだけど。「今宵生まれては今宵消え行くままの恋じゃない」ってところに、この2人が完全に今夜初対面ってことはない気もしていて。女性が自暴自棄な恋愛をしているのを、恋人に立候補もできず(しても相手にされないかはぐらかされるか冗談扱いされるかしてるのかもしれん)他人の距離から「あーあ」って手をこまぬいて見てる男性、という図式も成り立つんじゃないかってずっと思っている。そして今夜の彼はついに手を伸ばしてしまったのだ。
yuyu
DOODLE角弓の節 20の日日本語テキストだとジェラルトの日記で9月20日より前には生まれてたっぽい文面ですが、英語テキストだと9月20日に生まれたと記されてる…🤔明確な誕生日があるなら知りたい…設定資料集早く…!
rio_bmb
MOURNINGプチオンリーのペーパーラリーに参加させていただきました!字が細かすぎるのでテキスト版。モクチェズ前提のオールキャラ、アナザーエンド後のSSです。(モクチェズ以外は全て非恋愛関係として書いてます)Catch Me If You Can【B】
「クソ詐欺師の居場所なんざ知るわけねえだろ」
『だよなあ。僕もそう思ったんだけど、チェズレイのことだから、逆に裏をかいて君のところにいるって可能性も捨てきれなくて』
タブレット越しのルークが照れたように言う。
まったく、相変わらず妙なところで冴えてやがる。刑事の勘ってやつか?
アーロンはその推理がそう的外れもないことを相棒に教えてやることにした。あの詐欺師に義理立てする必要もないからだ。
「惜しかったな。つい昨日まで確かにあいつはハスマリーにいたぜ」
ほんと!? と叫んだのはルークではなくモクマだった。血相を変えてルークとタブレットの間に割り込む。部屋にいるのはわかっていたが、気配を隠そうとしていたようなので無視していた。慌て方からして、チェズレイを探しているのはルークではなくモクマなのだろう。
4700「クソ詐欺師の居場所なんざ知るわけねえだろ」
『だよなあ。僕もそう思ったんだけど、チェズレイのことだから、逆に裏をかいて君のところにいるって可能性も捨てきれなくて』
タブレット越しのルークが照れたように言う。
まったく、相変わらず妙なところで冴えてやがる。刑事の勘ってやつか?
アーロンはその推理がそう的外れもないことを相棒に教えてやることにした。あの詐欺師に義理立てする必要もないからだ。
「惜しかったな。つい昨日まで確かにあいつはハスマリーにいたぜ」
ほんと!? と叫んだのはルークではなくモクマだった。血相を変えてルークとタブレットの間に割り込む。部屋にいるのはわかっていたが、気配を隠そうとしていたようなので無視していた。慌て方からして、チェズレイを探しているのはルークではなくモクマなのだろう。
茜空@お絵描き修行中
DOODLEヴィンセント。現時点ではこのあたりが落としどころかな~っていう。違うということは!わかってるんだ!でもまぁこんだけ描ければ自分的には合格点をあげたい。生誕祭であげられるレベルには程遠いけども。なんだろうなぁ、もっと目つき悪いはずなんですけど、どうしたらいいんだ。
ま、生誕祭はおとなしくテキストあげよう。ちょっといま他ので手一杯なので、10月入ったら考えるるる。下書きなしで迷走しつつ一時間ちょい。
okeano413
DONE操一 アイボリーカンバスお誕生日おめでとうテキスト
2021.09.14
「一騎の好物を教えてよ」
「俺の?」
知ってなにか得をするんだろうか。ロゴを貼り付けた窓のそばに座った来主が俺の動きを追う。首と顔をこちらに向けながら、不思議な感触を知りたいと言うので用意したメロンソーダの表面を指で撫で、なにかの道を作っている。
「そう。君達の情報は皆城総士に与えてもらったけれど、一騎はなにを気に入っているかを彼は知らなかったから。だったら俺が聞いてもいいんじゃないかと思ってさ」
「食べ物でないといけないのか」
「うーん。一騎カレーをもらったから、せっかくなら同系統の好奇心を満たしてみたいじゃない?」
そういうものか。頷きで閉じた瞼を開くと、片肘を付いた来主の前に移動していた。ちょうど、総士と話した時と逆の格好になっている。
1091「一騎の好物を教えてよ」
「俺の?」
知ってなにか得をするんだろうか。ロゴを貼り付けた窓のそばに座った来主が俺の動きを追う。首と顔をこちらに向けながら、不思議な感触を知りたいと言うので用意したメロンソーダの表面を指で撫で、なにかの道を作っている。
「そう。君達の情報は皆城総士に与えてもらったけれど、一騎はなにを気に入っているかを彼は知らなかったから。だったら俺が聞いてもいいんじゃないかと思ってさ」
「食べ物でないといけないのか」
「うーん。一騎カレーをもらったから、せっかくなら同系統の好奇心を満たしてみたいじゃない?」
そういうものか。頷きで閉じた瞼を開くと、片肘を付いた来主の前に移動していた。ちょうど、総士と話した時と逆の格好になっている。
アガルタの島
MEMO好感度システム/個別イベント/恋愛結婚イベント系おぼえがき前にもプロトタイプ的なのを上げたけど、テキストでいつでも編集できるようにもしておこうかなって。
※20210921加筆。先頭の四角が◇が追加分。
好感度システム/個別イベント/恋愛結婚イベント系おぼえがき◇個別イベントについて🤍0or1(出会い/個別イベント①)
💙2(知己/個別イベント②)
💙3…差し入れイベント①
💚4(友情/個別イベント③)
💚5…差し入れイベント②
💚6(信頼/個別イベント④)
🧡7…風邪イベント発生するように(主人公がお見舞い行くパターン)
🧡8(愛情/個別イベント⑤)
💓9(激愛)…看病or遭難イベント(後述)
💓10…告白イベント(相手からor自分からのパターン有)
💗1(デート)
💗3(家デート)
💗5(プロポーズ)
🔔1(イベント)
🔔3(喧嘩)
🔔5(プレゼント)
~個別イベント補足~
・看病or遭難イベント:嫁候補はまだ考え中だけど、何らかの事故に巻き込まれて3日間くらい面倒を見てもらうイベント作りたいなぁと考えてます。
2678💙2(知己/個別イベント②)
💙3…差し入れイベント①
💚4(友情/個別イベント③)
💚5…差し入れイベント②
💚6(信頼/個別イベント④)
🧡7…風邪イベント発生するように(主人公がお見舞い行くパターン)
🧡8(愛情/個別イベント⑤)
💓9(激愛)…看病or遭難イベント(後述)
💓10…告白イベント(相手からor自分からのパターン有)
💗1(デート)
💗3(家デート)
💗5(プロポーズ)
🔔1(イベント)
🔔3(喧嘩)
🔔5(プレゼント)
~個別イベント補足~
・看病or遭難イベント:嫁候補はまだ考え中だけど、何らかの事故に巻き込まれて3日間くらい面倒を見てもらうイベント作りたいなぁと考えてます。
760namuo
MEMO【なむお的kmt概念香水/CP概念ver】フリートでひそっと連載した、独断と偏見のkmt概念香水のまとめです。個人的主観入りまくりの超自己満セレクトです。イメージ違う事もあるかと思いますが生ぬるい眼で見てください
⚠️絵はないです、画像テキストです 8
760namuo
MEMO【なむお的kmt概念香水/柱ver.】以前フリートでひそっと連載した、なむお的kmt概念香水をまとめたものです。個人的主観入りまくりの超自己満セレクトです。
⚠️絵はないです、画像テキストです 10
natsubi_gbf
DONEショウエルワンドロテキスト/お題「怪談」怖いこと--
蒸し暑い夜が続いていた。そんななか、食堂でのなにげない会話から、調理場でよく見かける男の「夏は怪談っしょ!」の一言で、怪談大会の開催が決まった。どうやら東のほうの島では夏の風物詩らしい。この騎空団には東の出身者も多い。
要するに背筋の凍るような「怖い話」をして暑い夜を過ごそうというものだ。
その企画を聞いたとき、ショウは思わず渋い顔をしてしまった。ツバサが笑う。
「んだよ、もしかして怖ぇの苦手かぁ?」
ショウは舌打ちをする。
「……怖いっつうか、驚かせるのあんだろ。あれは苦手だ」
「あ~、あるな。分かるぜ。怖かったわけじゃねえよってな」
ツバサは同意を示した。
「でも、まったく動じねえ人達もいるからな。けっきょく胆力の違いなんかなあ」
3376蒸し暑い夜が続いていた。そんななか、食堂でのなにげない会話から、調理場でよく見かける男の「夏は怪談っしょ!」の一言で、怪談大会の開催が決まった。どうやら東のほうの島では夏の風物詩らしい。この騎空団には東の出身者も多い。
要するに背筋の凍るような「怖い話」をして暑い夜を過ごそうというものだ。
その企画を聞いたとき、ショウは思わず渋い顔をしてしまった。ツバサが笑う。
「んだよ、もしかして怖ぇの苦手かぁ?」
ショウは舌打ちをする。
「……怖いっつうか、驚かせるのあんだろ。あれは苦手だ」
「あ~、あるな。分かるぜ。怖かったわけじゃねえよってな」
ツバサは同意を示した。
「でも、まったく動じねえ人達もいるからな。けっきょく胆力の違いなんかなあ」
めろんぱん
DOODLEクロロレヒルの現パロ。暑がる高校生の3人。扇ぐものとアイスに個性が出そうだなと。ロレは香木のいい匂いのする扇子、ヒルダは推しのアーティストかアイドルの公式グッズ、クロードは下敷きすら持ってないんでテキトーに取り出したテキスト使うタイプかと。アイスは暑がる3人を描きながら思いついた絵。せっかくなんで字書いてない版もup 3natsubi_gbf
DONEショウエルワンドロテキスト/お題「木陰」日差しの下--
この灼熱の陽光がバカンスの地、アウギュステのものであれば、それも醍醐味だと笑えたのかもしれない。
ショウはぎらつく太陽を睨みつけた。
騎空団は依頼を受け、とある島を訪れていた。よくある魔物退治の依頼だったが、島は日差しの厳しい時期であり、なかなか受けてくれる騎空団がいなかったらしい。アウギュステもバルツも慣れたもののこの騎空団は、依頼を二つ返事で受けたのだった――例え慣れていなくても、この騎空団なら引き受けただろうとショウは思う。
騎空艇の留守を預かる団員を港町に残し、数人で目的地を目指すことになった。荒野を走る交易路は魔物が出るため、人の往来が途絶えている。ろくなしるべもない荒れた土地を進むなか、木陰を見つけ、休憩しようという話になった。複数の木が寄り添うように立ち並ぶ木陰に、二、三人ずつに分かれ、息をついたところだった。乾いた大地は地平線がゆらゆらと揺れて見える。
3420この灼熱の陽光がバカンスの地、アウギュステのものであれば、それも醍醐味だと笑えたのかもしれない。
ショウはぎらつく太陽を睨みつけた。
騎空団は依頼を受け、とある島を訪れていた。よくある魔物退治の依頼だったが、島は日差しの厳しい時期であり、なかなか受けてくれる騎空団がいなかったらしい。アウギュステもバルツも慣れたもののこの騎空団は、依頼を二つ返事で受けたのだった――例え慣れていなくても、この騎空団なら引き受けただろうとショウは思う。
騎空艇の留守を預かる団員を港町に残し、数人で目的地を目指すことになった。荒野を走る交易路は魔物が出るため、人の往来が途絶えている。ろくなしるべもない荒れた土地を進むなか、木陰を見つけ、休憩しようという話になった。複数の木が寄り添うように立ち並ぶ木陰に、二、三人ずつに分かれ、息をついたところだった。乾いた大地は地平線がゆらゆらと揺れて見える。
たらpoipiku
DOODLEダイ大の本編終了後の魔界のポップと冥竜王。ツイッタであげたやつの再掲+微修正リュウヤさんが描かれたメラゾーマを使う大魔道士からの連想
https://twitter.com/ryuya_dp/status/1398747005820702724
蒼い竜は勇者だし、蒼い炎は一等星の熱量だ!すごい!とテンションあがってキーボード打鍵して数年ぶりにテキストをまとめることができたんです
多謝です。
大魔道士の蒼い竜 冥竜王を前にして、その少年は己が竜の騎士の名代であると告げた。地上の死の大地に似た荒涼とした風景の中、その少年に臆した様子は一切なく、いっそ陽気に冥竜王に言葉を投げかけた。
人界の何もかもを奪おうとするならば容赦はしない。だが和平に応じるならば、魔界が望むものを差し出す用意がある、と。
人の身で魔界の最奥に訪れることができるその力量。脆そうな外見には似合わぬ力の持ち主であろうことは想像に難くない。とはいえ、望むものを用意できるという物言いは不遜の極みであった。冥竜王は目をすがめ、この少年をどのように引き裂けば竜の騎士へのよい返礼になるかと考えた。
しかしその少年は飄々と言葉を続ける。
「欲しいだろ、太陽」
1003人界の何もかもを奪おうとするならば容赦はしない。だが和平に応じるならば、魔界が望むものを差し出す用意がある、と。
人の身で魔界の最奥に訪れることができるその力量。脆そうな外見には似合わぬ力の持ち主であろうことは想像に難くない。とはいえ、望むものを用意できるという物言いは不遜の極みであった。冥竜王は目をすがめ、この少年をどのように引き裂けば竜の騎士へのよい返礼になるかと考えた。
しかしその少年は飄々と言葉を続ける。
「欲しいだろ、太陽」
natsubi_gbf
DOODLEショウエル(ショウ→エル)。先生を心配する話。テキスト。心配--
月のない夜は大小の星々が天を埋め尽くすようだった。それでいて明るさは足りず、深い闇が騎空艇の周りを覆っていた。真の闇に光は届かない――そう嘯いていた己を思い出す。
ショウが夜風に吹かれながら騎空艇の外に面した通路を歩んでいると、ふと視界に赤い光が揺れた。杖の先にぶらさげられたランタンだ。通路の先、手すりに両手を乗せてエルモートが外を眺めていた。フードは外され、赤い髪が風と遊んでいる。ショウはそっと近づいた。
騎空団が受けた依頼のため訪れた島で、火事があった。消火と片付けを終え、依頼も済ませ、騎空艇は帰路についたところだ。
その火事の騒動から、かつてエルモートがグランと出会った経緯について聞くこととなった。
3684月のない夜は大小の星々が天を埋め尽くすようだった。それでいて明るさは足りず、深い闇が騎空艇の周りを覆っていた。真の闇に光は届かない――そう嘯いていた己を思い出す。
ショウが夜風に吹かれながら騎空艇の外に面した通路を歩んでいると、ふと視界に赤い光が揺れた。杖の先にぶらさげられたランタンだ。通路の先、手すりに両手を乗せてエルモートが外を眺めていた。フードは外され、赤い髪が風と遊んでいる。ショウはそっと近づいた。
騎空団が受けた依頼のため訪れた島で、火事があった。消火と片付けを終え、依頼も済ませ、騎空艇は帰路についたところだ。
その火事の騒動から、かつてエルモートがグランと出会った経緯について聞くこととなった。
emotokei
DONEじれったいお題ったーより『こんなにも、触れたい』
わざわざてきすとらいぶに年齢制限かけたのに
えっちなとこまで辿り着けなかった。無念。
そのうち続きかきたいですね~。
――ずっと、会っていない。
店に来ない日がこんなに続くのは久しぶりのことだ。元々、取り立ててお互い連絡を取りあうようなことはしないから、皮肉げな声もしばらく聴いてない。
常連、と言っていい頻度で店へ通い詰める薫が、数日顔を見せないことはよくある。けれど、もう一カ月だ。こんなに長い間足を運ばないことはほとんどなかった。例えば内地で個展を開くとか、そういった何か特別な時でもなければ考えられない。その程度には、胃袋を掴んでいると自負している。
そういった事柄があれば、しばらく会えないことを告げる代わりにさりげなく会話に織り交ぜられるはずで、それさえないことが気になった。
――もし、今日も来なければ。
2230店に来ない日がこんなに続くのは久しぶりのことだ。元々、取り立ててお互い連絡を取りあうようなことはしないから、皮肉げな声もしばらく聴いてない。
常連、と言っていい頻度で店へ通い詰める薫が、数日顔を見せないことはよくある。けれど、もう一カ月だ。こんなに長い間足を運ばないことはほとんどなかった。例えば内地で個展を開くとか、そういった何か特別な時でもなければ考えられない。その程度には、胃袋を掴んでいると自負している。
そういった事柄があれば、しばらく会えないことを告げる代わりにさりげなく会話に織り交ぜられるはずで、それさえないことが気になった。
――もし、今日も来なければ。
かいと
TRAINING4回目の鍾タルワンドロ・ワンライ お題「両片思い」「寂しがり」に投稿してたssです。画像で投稿してたのでこちらにはテキストでうpしときます。一応ハッピーエンドのつもりですがキャラ死ネタも含むので注意
元ツイート→https://twitter.com/kaito_012/status/1416398462430564355?s=20
寂しがりの神様へ スネージナヤでは珍しく吹雪が止んでいる日だった。人里離れた場所で灯りは無いが今は雪を降らすぶ厚い雲も無く、夜空に瞬く満天の星とその光を溶ける事の無い雪が反射して辺りは明るいぐらい筈だったけれど、どんどん薄暗くなってくる。自分の視界が閉ざされてきていたからだった。濁音交じりの呼吸が煩わしい。手足の感覚が鈍い…と言うか、“無い”のかもしれない。
「(珍しく、暫くはスネージナヤに居れそうだったのに…)」
本当に珍しく本国での任務を与えられていた。執行官になってからは女皇様への報告のついでか、休暇を作ってやっと数日間家に顔を出せるぐらいだったから、毎日では無いものの週末とかに気軽に顔を出せるのでテウセルが凄く喜んでくれた。トーニャが母さんと一緒に作ってくれた手料理も頻繁に食べれるし、やっぱり家族と側に居れるのは良いなと思った。だからと言って油断していたつもりは無かったのだけれど。
6373「(珍しく、暫くはスネージナヤに居れそうだったのに…)」
本当に珍しく本国での任務を与えられていた。執行官になってからは女皇様への報告のついでか、休暇を作ってやっと数日間家に顔を出せるぐらいだったから、毎日では無いものの週末とかに気軽に顔を出せるのでテウセルが凄く喜んでくれた。トーニャが母さんと一緒に作ってくれた手料理も頻繁に食べれるし、やっぱり家族と側に居れるのは良いなと思った。だからと言って油断していたつもりは無かったのだけれど。
serendipity_gf
MOURNING捨てられた村雲江を拾う話、一日目~六日目。雲さに。女審神者。
Twitterで上げたところまとめ。
新書メーカーの仕様が好きなので画像で。テキスト形式は支部にあげてます。 46
natsubi_gbf
DOODLE小ネタ。パーエル未満のテキスト。夜に--
「また外に出ていたのか」
エルモートが騎空艇の搭乗口から昇ってきたところに鉢合わせて、パーシヴァルは顔をしかめた。エルモートは薄く笑みを浮かべてみせる。それは構うなという威嚇なのかもしれない。
「俺の勝手だろ」
彼はそう告げると、ゆらりと廊下の向こうへ去っていく。薄暗い通路にランタンの灯りの軌跡が見えるようだった。
夜の散歩はいつものこと。気づけばふらりと姿を消している。焚火を見つめて過ごし、気が済んだら戻ってくるのだ。エルモートも子供ではない。ことさらに心配するのはお節介だろう。ただ、彼はどうしても炎に惹かれずにはいられないのだと、時折それが気に掛かる。
騎空艇が夜も航行を続けているときは、当然ながらエルモートは外に出られない。だが、その間に炎への欲求は強まるばかりだろう。
631「また外に出ていたのか」
エルモートが騎空艇の搭乗口から昇ってきたところに鉢合わせて、パーシヴァルは顔をしかめた。エルモートは薄く笑みを浮かべてみせる。それは構うなという威嚇なのかもしれない。
「俺の勝手だろ」
彼はそう告げると、ゆらりと廊下の向こうへ去っていく。薄暗い通路にランタンの灯りの軌跡が見えるようだった。
夜の散歩はいつものこと。気づけばふらりと姿を消している。焚火を見つめて過ごし、気が済んだら戻ってくるのだ。エルモートも子供ではない。ことさらに心配するのはお節介だろう。ただ、彼はどうしても炎に惹かれずにはいられないのだと、時折それが気に掛かる。
騎空艇が夜も航行を続けているときは、当然ながらエルモートは外に出られない。だが、その間に炎への欲求は強まるばかりだろう。
pakupakumogmog
DONEボタン色とテキスト色はカラーコードを変えれば変えられます。ボタンのシャドウだけはrgbコードで変更可能です。
rgba(130, 4, 56, 1) ←この部分 一番右の1は透明度
enterキーの改行入れると<br>タグが自動で入っちゃうので改行なしで書くほうがおすすめです
コピペこちらから↓
https://codepen.io/googoogoofy/pen/MWmajPw
ぴくすくのhtml<p style="font-size: 1.5rem;">ここに解説などを書く<br>改行するときはbrタグを入れる<span style="font-size:90%;color:#d21c70;">注意事項など文字の色変えしたいときはここに書く</span></p>
<div style="margin-top:20px;"><a target="_blank" rel="noopener noreferrer" href="リンク先のURLをここに記入" style="display:block;width:100%;padding:10px;text-align:center;background: #d21c70;color: #fff;font-size: 2rem;border-radius: 5px;box-shadow: 0px 6px 0px 0px rgba(130, 4, 56, 1);">リンク</a></div>
427<div style="margin-top:20px;"><a target="_blank" rel="noopener noreferrer" href="リンク先のURLをここに記入" style="display:block;width:100%;padding:10px;text-align:center;background: #d21c70;color: #fff;font-size: 2rem;border-radius: 5px;box-shadow: 0px 6px 0px 0px rgba(130, 4, 56, 1);">リンク</a></div>
-ごま-
DOODLEぽいぴくのテキスト投稿、すき仕様が変わって「ア!!これ小説とかコンテンツ寄りのものを投稿する機能なのね!」と思いつつも、明確に非推奨されるまではこのゆるゆる個室ついった〜〜の使い方しちゃお〜〜などと思っている
絵もタイトルもキャプションも中身テキストもみんな一覧で20件くらい一気に目に入るのが嬉しいんですよね、ブログサービスだと5件くらいまでしか視界に入らないイメージ………(多く表示させようとするとタイトルだけで中身は見えなかったりとか)
ついったーみたいにワーーーッていっぱい見えつつも、あとから編集できるところがとてもありがたいし好きです(言い回しとか語順とかよく後悔するので)
281絵もタイトルもキャプションも中身テキストもみんな一覧で20件くらい一気に目に入るのが嬉しいんですよね、ブログサービスだと5件くらいまでしか視界に入らないイメージ………(多く表示させようとするとタイトルだけで中身は見えなかったりとか)
ついったーみたいにワーーーッていっぱい見えつつも、あとから編集できるところがとてもありがたいし好きです(言い回しとか語順とかよく後悔するので)
sguri00002
MEMOポイピクのテキスト投稿テストも兼ねたアダケイの話取引先からの要望で、泊まりがけで出張することになったアダムス
出張先で一仕事終えて連絡すると、「わざわざ出向かなくとも、あの程度の商談くらい通信で済ませればいいじゃないか」と不機嫌なケイン(留守番)
「直接顔を合わせて話した方がスムーズに進むこともあるからね」と嗜めながら、そうやって君が拗ねていることが『直接顔を合わせた方がいい』ことの何よりの証明なのになあ…と一人で悦に入るアダムス
という話をマンガにしたらよいのでは
(私が文章にするとただの状況説明にしかならないんだよな)
242出張先で一仕事終えて連絡すると、「わざわざ出向かなくとも、あの程度の商談くらい通信で済ませればいいじゃないか」と不機嫌なケイン(留守番)
「直接顔を合わせて話した方がスムーズに進むこともあるからね」と嗜めながら、そうやって君が拗ねていることが『直接顔を合わせた方がいい』ことの何よりの証明なのになあ…と一人で悦に入るアダムス
という話をマンガにしたらよいのでは
(私が文章にするとただの状況説明にしかならないんだよな)
tokinoura488
DONE【解くの者は誰ぞ】①緊縛リンク【縄痕―じょうこん―】の続話
その後、リンクが再び縛られても、姫様が縛られても美味しいよな……という気持ちから派生した続編です。途中までできたので投げておきます。
先日テキストライブで書いてたやつです。全部書いたら手直しして支部にアップ予定
こちらは緊縛リンクバージョン★
その痕に気づいたのは、野盗が築いた半地下の根城から脱出した直後のことだった。
これはなんだ? 縄痕?
肘に近い部分に赤黒い渦。巻き貝の形に似たその痕は他の傷とは違う痛みを肌に走らせている。いや、今は自分の些事に気を取られている場合ではない。稲光が走る雲居の下、リンクはゼルダの手を取り走っていた。長い下草がやけに足に絡む。グンと後方に引かれる感覚に振り向く。
「すみません。急ぎすぎましたか」
ゼルダは首を横に振る。しかしその大きく上下する肩と赤らんだ頬が限界であることを告げている。バリバリと空気を裂く稲妻。雨が降るのも時間の問題。リンクは周囲に目を走らせた。
「こちらへ」
岩壁に黒々とした洞が開いている。ゼルダの背を支えるようにして、リンクはそこへと走り込んだ。廃坑道だろうか、奥へと深く続く洞。駆け込んだ途端、雨が一気に地面を叩いた。
2816これはなんだ? 縄痕?
肘に近い部分に赤黒い渦。巻き貝の形に似たその痕は他の傷とは違う痛みを肌に走らせている。いや、今は自分の些事に気を取られている場合ではない。稲光が走る雲居の下、リンクはゼルダの手を取り走っていた。長い下草がやけに足に絡む。グンと後方に引かれる感覚に振り向く。
「すみません。急ぎすぎましたか」
ゼルダは首を横に振る。しかしその大きく上下する肩と赤らんだ頬が限界であることを告げている。バリバリと空気を裂く稲妻。雨が降るのも時間の問題。リンクは周囲に目を走らせた。
「こちらへ」
岩壁に黒々とした洞が開いている。ゼルダの背を支えるようにして、リンクはそこへと走り込んだ。廃坑道だろうか、奥へと深く続く洞。駆け込んだ途端、雨が一気に地面を叩いた。
田中ゼット
MOURNING【185】twitterにUPした絵の捕捉https://twitter.com/tanakazeto/status/1399333327635501066
1背景がほぼ消えてしまったので供養(何週間もかかったの…(*'▽
2.2枚目の別バージョン。成し遂げた大団円ののち手を繋いでいる事に気づいて離れる…だったですが、礼装のフレーバーテキストと何回かにらめっこして、こっちではないなと思い没☆ 2
shoniku07
REHABILI無印/南涼/テキストテストロストボーイ お医者が言った。
「さあもう大丈夫、一緒に回復を目指していきましょう」
一通りの診察は終わったらしい。一切の名残もみせない規則的な足音が遠のいてく。
静かになった病室、隣のベッドから溜息が零れた。
「酷いね、」
微かに笑いを含んだ声で風介が呟く。
「なにが、」
そう問いかけながら軽く身を乗り出し隣を覗くと、半開きのカーテン越しに風介と目が合った。
「私たちはまた大人の言いなりだ、ゆっくり絶望もさせてくれない」
疲れた、と耳をそばだててないと聞き取れないくらい小さく続ける風介に晴矢は、見てはいけないものを見てしまった気がして居心地悪そうに目を伏せた。
「らしくねえぞ」
咄嗟に口にした言葉はいくらか棘を内包しているようだった。そんなつもりはなかったのに風介を責め、晴矢自身すらもチクチクと苛む。
1373「さあもう大丈夫、一緒に回復を目指していきましょう」
一通りの診察は終わったらしい。一切の名残もみせない規則的な足音が遠のいてく。
静かになった病室、隣のベッドから溜息が零れた。
「酷いね、」
微かに笑いを含んだ声で風介が呟く。
「なにが、」
そう問いかけながら軽く身を乗り出し隣を覗くと、半開きのカーテン越しに風介と目が合った。
「私たちはまた大人の言いなりだ、ゆっくり絶望もさせてくれない」
疲れた、と耳をそばだててないと聞き取れないくらい小さく続ける風介に晴矢は、見てはいけないものを見てしまった気がして居心地悪そうに目を伏せた。
「らしくねえぞ」
咄嗟に口にした言葉はいくらか棘を内包しているようだった。そんなつもりはなかったのに風介を責め、晴矢自身すらもチクチクと苛む。
閑那(かんな)
DOODLE『燃える…燃える…私の心が…。漆黒に揺らめく闇の炎によって…。
そうだ、焼き尽くせ。屈辱にまみれた刻を。
あてどなく彷徨い続けた日々を…。』
紅蓮が最初に発現したのは黒い炎だと良いなという話。
LoVのテキスト見ると、魔法を得た時の紅蓮チャンの心境を感じとれて苦しくなりますね。
(図録upしてくださった方、ありがとうございます)
最後はいつものラフ重ね。最初は外套ある予定だった。 4
toma_d2hp
DONEポイピクさん、テキストも投稿できることにはじめて気づきました…。平和になった世界でのヒュンポプ。ヒュンケルがパプニカを去る日、ポップがヒュンケルに渡したものは…(同人誌からの再録です)水と石の歌絶えまなく落下しつづける水の音が、次第に近づいてくる。
密に茂った樹々の枝をかきわけながら、急な斜面を慎重にくだる。
やがて目前に、つややかに黒い岩の上を幾重にも分かれて流れ落ちる滝が、姿をあらわした。
両岸から投げかけられた大きな腕のような梢に守られ、鬱蒼と暗いなかに、水だけは光のように白く流れ落ちていた。
水面からは、飛沫が霧のようにたちのぼる。
近づくほどに、落下する水の轟きだけが、身体中を満たす。
響きにひかれるままに、ここまで来てしまった。
幼い頃も、遠くこの音を聴いていた。
石の床に横たわり、見えない水の音を聞きながら眠った。
触れると滲みだした地下水が冷たく指をぬらした、地底の城の壁の感触がふいに甦る。
ヒュンケルは、流れに踏み込んだ。水面に突き出した岩を渡り、全ての思考を吹き飛ばすような轟音のなか、豊かに流れ落ちる水に手をのばした。
水は、激しくヒュンケルの手のひらを打つ。決してとどまることなく。
ああ、そうだ。こんな場所がいいかもしれない。
暗い滝を過ぎ、光あるほうへ走り出す水が歌う場所。
ヒュンケルは水に濡れた手で、首か 4483
gerry_bearxxx
MEMOテキスト機能のテストしょーもない長文呟きとか萌え叫び表じゃ呟けないからここで叫ぶけど、シンアブちゃんヤバ過ぎて吐きそうだし、日夜ニチャァコポォ🤤してるから、どこかに壁打ちしたくて試しにここに書いてみる。
もーねー、毎日シンアブ描ける幸せ噛み締めて原稿してるし、自分で描きながらシンアブ愛おしくて苦しいしぬ。 129
(*ΦωΦ*)
DOODLEテキストお試し(今更ァ)、文字数オーバーで壁になり損ねたもの。小学生のみつひかちゃん。ユニクロのパジャマ着て寝た時、なんか毛布の感触を身近に感じられるー(?)と思ったと同時に妄想したやつ。どうしてもキスさせたい芸人 椅子の高さが異なる二つの勉強机。それぞれの机に置かれた同色のランドセルの時間割は既に合わせてある。「電気消すぞ」
「うん、お願い」
入ったばかりのベッドは冷たく、光は縮こまって答えた。電気を消した充もすぐにベッドに潜り込んだ。
並べた枕に頭を乗せて仰向けに寝転がり、静かに布団が温まるのを待つ。しかし、一星兄弟を包み込む布団はなかなか温まってくれない。
「ねえ、兄ちゃん」
光は腕をさすりながら、隣に居る充の方に体を向ける。布団の中で姿勢を変えた意図が、話さずとも分かったらしい。充も光と向き合うかたちに姿勢を変え、何も言わずに光を抱きしめた。
寒い時抱き合うのはいつものことだ。しかし、いつにも増して温もりを求めていたせいか。しっとりとした肌触りの寝間着、その下の肌を強く意識した瞬間、光は心臓が跳ねた。
「ん? どうしたんだ、光」
不思議そうな、少し心配の響きを含んだ充の言葉で、早くなった鼓動が伝わっていたことを知り、今度は耳がじわじわと熱くなる。
このまま誤魔化していては、頬や額を触られて熱があるのではと心配されるのも時間の問題であろう。
「えっと、ね? パジャマで抱き合う 1621