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    ライチ

    ろまん

    DONE【まりすず】20歳になったまりあちゃんに「大人」と「子ども」の壁を感じて焦っている19歳のすずちゃん。お互いを大切に想うあまり、ちょっとしたトラブルが起きてしまいます。
    リングマリィの2人とラビリィがこれからも共に生きていく決意や覚悟の話です。お酒に超つよいみらいちゃんが出てきます。
    pixivにも同じものを載せてます。
    ビタースウィートに溶ける すずがまりあと出会ってから、片手の指じゃ数え足りない年数が経過した。どんどんかわいくかっこよくなっていくまりあを、すずはいつも一番近くで眺めていた。
     そんな穏やかな日々を積み重ねた先で迎えた、半年前のアイスクリームの日。
     その日、まりあはとうとう二十歳になった。

     ……そう、まりあは一足先に「大人」になってしまったのだ。一つ年下のすずを残して。





     先日ブロードウェイでのミュージカルが休演期間に入り、リングマリィは久々に帰国していた。
     二人がキラ宿にいることは配信でも伝えており、みらい先輩から「食事でもいかない?」とメッセージがきたのが三日前のこと。すずとまりあは喜んで「いきたいです!」と返信し、トントン拍子でリングマリィとミラクルキラッツの食事会が決まった。
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    しの☆

    DONE酔っ払って可愛くなっちゃった四男のお話。からいちです。ルキラン1位頂いた作品なので思い入れがひとしお。
    酔った四男は破壊力が凄まじい。その日、松野家は珍事の連続だった。
    その一、両親が商店街の福引で当てた温泉旅行に二泊三日で出掛けてしまい、家には六つ子だけが残された。
    その二、これはいつも通りだが勝率の低い合コンに出掛けた末っ子トド松。普段どんなに遅くなっても帰って来るのに、合コン仲間のアツシくんと言う友人の家に泊まってくると先程連絡があった。
    その三、夕方からデカパン博士の所へ遊びに行っていた五男の十四松も、博士の研究の手伝いするから今日は帰らない!と電話を寄越した。
    その四、これが実は一番驚いた事だけれど。四男の一松が友達とご飯食べる、と連絡して来た。家にいた兄三人の脳裏に過ぎったのは、路地裏で猫と一緒に猫缶を食べる一松の姿。恐る恐る聞くと、ちゃんと人間の友達だと言う。何でもいつぞやのクリスマスに絡んだ挙句、家を出た時にはご飯をご馳走になったカップルの彼氏の方とばったり再会したらしい。一緒にご飯でも、と誘われてお断りスキルを発動出来なかったと戸惑い気味に告げる一松の声は、それでもどことなく嬉しそうだった…とは、電話に出たチョロ松談。
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    ああや

    DONEほのぼのダラダラいちゃいちゃささろ




    一番活動的だった2007年の同人サイト時代から全くもってアプデ出来てない自覚はあったのですが、もう小説のタイトルを曲名から取るのもお気持ち表明される時代だと最近知り勝手にショックを受けました。
    なのでこれで最後、最近ずっと聞いてたウタダから。めちゃ良…。
    タイトル考えるの苦手なので次回からお題サイト様フル活用で行こうかなと思います(結局2007…)。
    BADモード「嫌じゃボケ。」
    と、簓がそう、ぽそ、とボヤいた時、『光栄やろうが』とか『言われるうちが華やろ』とか、そんな言葉が盧笙の脳裏を過ぎり、実際言おうかと、すっ、と口を開き酸素を吸った。が、結局盧笙は言葉を掛けるのを止めた。そのままなんとなしに右手を口に当て、向かい、テレビを見てる簓を見た。……なぜだかじんわり〝嬉しい〟という気持ちが盧笙を包んでいた。
    一方簓はぱっ、と反応が無いことに気づき慌てて盧笙の方を見た。
    簓としては、怒られるかもしれん〜ハハ、みたいな、そんなつもりで言ったのであった。なのに盧笙から何も返ってこなかったので慌てた。喜怒哀楽のうち、哀だけは盧笙にさせたくない簓である。引き当ててもうたか哀、と焦ったのであった。
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