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    敬語

    しののま

    SPUR ME夏に間に合わなかったシルレス。
    支援S後のシルヴァンくんは、先生に敬語抜いてしゃべるときってあるのかな。
    なんしか文字を追いかけたいとき向け。
    壁ドン(柱ドン?)が書きたくて書いた アリルほどではないが、その年のガルグ=マクはあまりにも太陽の恩恵を受けすぎていた。シルヴァンは、額を手で拭って、恨めしい思いで空を見上げた。陽はまだ中天にあり、強い光を地上に降り注いでいる。
    「さぼるようなひとじゃねえんだけどな」
    頼まれていた書類を持って執務室に行ったが、渡す相手の姿はなく、「大司教をどこにやったんだ……」と後ろに白きけものを背負ってセテスが言うものだから、ベレスを探し始めたのが十五分も前。シルヴァンは訓練場を出て、最近再開したばかりの士官学校の教室の方に歩を進めた。彼女はもう、教壇に立つことはないけれど気にはかけているようで、ときどきふらりと教室を覗いている。いつも魚釣りをしているため池、よく犬や猫と戯れている階段、ドゥドゥーからもらったダスカーの花を育てている温室、何も言わないでいてもいつも大盛にしてくれる食堂、……ガルグ=マクで彼女がよくいる場所をは大体まわりつくした。ひょいと、彼女がしているように扉から教室を覗いてみる。中では、生徒たちが活発に議論を行っているようだったが、ベレスの姿はなかった。
    2503

    清(せい)

    DONE美容師タル設定お借りしました。

    現パロ。


    現パロにするとタルと鍾先生の口調がよくわからん難しい。
    敬語タリヤがタメ口になるタイミングを考えている。いつ?
    美容師タルは付き合い始めてもしばらく敬語抜けなくてしょ先生によそよそしく感じるからいい加減やめろって怒られるんですかね。

    お客さんとプライベートで関わりを持っちゃいけないとかで好きになってしまってモヤるタ(文字数
    19:24


    都心から少し離れた郊外の駅。



    冷たい空気に長時間さらされたせいか
    少しだけ身体の感覚が鈍い。




    ちらりと時計を確認して、出口へ向かって歩き出す。


    閉店作業の時間だ。


    今日も何人かに声をかけてみたけれど、
    実際に店に来てくれそうな人は居なかった。



    手応えのなさに沈んだ気持ちのまま
    はぁ、と小さくため息をついて
    ふと顔を上げると
    さらさらと揺れる長髪が目に入る。


    ロータリーと道路を跨ぐようにかかるデッキを
    冷たい夜風が通り抜ける。

    風が黒い髪を撫でる度に
    フットライトのオレンジ色を反射して、
    キラキラと輝いて見える。



    綺麗な髪だな、そう思ったと同時に追いかけていた。




    すみません、少しいいですか?



    声をかけてから進行方向に回り込む。



    きょとん、とした顔をするその男の双眸も
    キラキラとオレンジ色に輝いていた。



    綺麗な人だ。じわじわと顔が熱くなっていく。



    「あっ、 えーっと、ぼく、こういうもので」


    しどろもどろになりながら
    トートバッグからビラと名刺をセットで取り出して渡す。


    「近くの美容室のスタッフで 1751