晋
ochitanbo
DOODLE長晋 データ確認してたら山ほど途中で描くことに飽きてるor諦めてる長晋あって笑ってるんだけど続きが読めなくて絶望しているシリーズ(3種つめこみ)たぶんこんな話だったメモ☞1枚目:現代のお付き合いに挑戦する長晋/2枚目:命日の話だとおもう「お前の死因が何であれ、オレ以外に殺されるのは気に入らいない」/3-4枚目:サイタマ消滅後すぐデアに来ちゃったAIとシャチョを待っているmrくん。 4ii0314
DONE長晋4本目少年時代弓道やってた高杉さんネタ
捏造含みます
ゆるめに弓道やってたけどにわかみたいなものなのでおかしな点は目を瞑って下さい。
角灯はいずれ戸惑いをかき消した 森くんが格好良く見える。
それに気がついたのは先の食堂での出来事。いや、出来事と呼べるほどのことはない。ただ森長可という男を視界の端に捉えただけだ。すでに食堂にきていた坂本と岡田に声をかけ、さて今日はどうするかと思考していた時のことであった。少し離れた場所で織田達と共にいる彼。戦場での彼からは想像がつかないほど綺麗な所作で白米を口に運ぶ。その手つきに、いや森長可の存在に目を奪われてしまった。
「どうしゆう」
そんな一秒にも満たない高杉の異変に目敏くも岡田が気づいてしまった。飯を口に運びながら、食事中の雑談範囲を超えない声色であったことが救いであった。
「・・・・・・用事を思い出した」
すっと迷うことなく立ち上がる。岡田たちを適当に誤魔化してここを去ることは簡単だ。それをしなかったのは顔に集まる熱をコントロールできる自信が無かったから。
3554それに気がついたのは先の食堂での出来事。いや、出来事と呼べるほどのことはない。ただ森長可という男を視界の端に捉えただけだ。すでに食堂にきていた坂本と岡田に声をかけ、さて今日はどうするかと思考していた時のことであった。少し離れた場所で織田達と共にいる彼。戦場での彼からは想像がつかないほど綺麗な所作で白米を口に運ぶ。その手つきに、いや森長可の存在に目を奪われてしまった。
「どうしゆう」
そんな一秒にも満たない高杉の異変に目敏くも岡田が気づいてしまった。飯を口に運びながら、食事中の雑談範囲を超えない声色であったことが救いであった。
「・・・・・・用事を思い出した」
すっと迷うことなく立ち上がる。岡田たちを適当に誤魔化してここを去ることは簡単だ。それをしなかったのは顔に集まる熱をコントロールできる自信が無かったから。
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DONE見知らぬ簪/高雅(Fate)生前おうのに贈られた簪を雅がつけていて気になって嫉妬してしまうお話
見知らぬ簪 「おや」
朝の支度をしている雅。そんな雅の髪に刺された簪は僕が現在も生前も含めて贈った覚えのないものだった。
「雅、その簪…」
金魚の簪だった。硝子細工でつくられた金魚が彼女の髪で楽しそうに泳いでいる。僕に指摘された彼女は無邪気に少女のような笑顔を向けた。
「ふふ、似合いますか?」
「ああ…似合う、似合うとも。君は赤もよく似合う」
「あら、ありがとうございます。」
「ただ…その、それは…誰かからの贈り物かい?」
勇気を振り絞って問えばおかしそうにくすくすと雅は笑った。
「そうですけれど嫉妬ですか?」
「そうだよ!?悪いかい!?」
「悪いなんて言ってないじゃありませんか」
そう言いながらくすくすとまた雅は笑った。
「…僕の死後?」
1382朝の支度をしている雅。そんな雅の髪に刺された簪は僕が現在も生前も含めて贈った覚えのないものだった。
「雅、その簪…」
金魚の簪だった。硝子細工でつくられた金魚が彼女の髪で楽しそうに泳いでいる。僕に指摘された彼女は無邪気に少女のような笑顔を向けた。
「ふふ、似合いますか?」
「ああ…似合う、似合うとも。君は赤もよく似合う」
「あら、ありがとうございます。」
「ただ…その、それは…誰かからの贈り物かい?」
勇気を振り絞って問えばおかしそうにくすくすと雅は笑った。
「そうですけれど嫉妬ですか?」
「そうだよ!?悪いかい!?」
「悪いなんて言ってないじゃありませんか」
そう言いながらくすくすとまた雅は笑った。
「…僕の死後?」
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DONE映える赤/高雅(Fate)再臨したばかりの高杉さんと雅さんのお話。最後若干不埒かも
映える赤 初めての再臨を終え衣替えをした僕は愛おしい背中を見つけそのまま抱きついた。
「きゃっ!?」
「雅!」
ぐりぐりと肩に頭を押し付けようとするが何故か怯えたように雅は及び腰になりつつ僕から逃げようとする。
「ま、雅?」
「あ、あなた…だ、誰ですか!私には夫も息子もおります!見知らぬあなたに抱きつかれる理由などないはずです!」
僕の腕をすり抜けた雅はきっと強く僕を睨め付けた。
「雅?僕!僕だよ!分からない?」
「詐欺は間に合っております」
「詐欺じゃなくて!」
「赤い髪の知人などおりません」
「赤い髪…、」
はたと思いつく。第二臨の姿は生前していなかった赤い髪をしていて髪自体も伸びている。だから雅が気づかないのも仕方がない、仕方がない…がショックなのも当然ですぐさま姿を一臨へと戻した。
1264「きゃっ!?」
「雅!」
ぐりぐりと肩に頭を押し付けようとするが何故か怯えたように雅は及び腰になりつつ僕から逃げようとする。
「ま、雅?」
「あ、あなた…だ、誰ですか!私には夫も息子もおります!見知らぬあなたに抱きつかれる理由などないはずです!」
僕の腕をすり抜けた雅はきっと強く僕を睨め付けた。
「雅?僕!僕だよ!分からない?」
「詐欺は間に合っております」
「詐欺じゃなくて!」
「赤い髪の知人などおりません」
「赤い髪…、」
はたと思いつく。第二臨の姿は生前していなかった赤い髪をしていて髪自体も伸びている。だから雅が気づかないのも仕方がない、仕方がない…がショックなのも当然ですぐさま姿を一臨へと戻した。
no_notL
MOURNING晋松♀ 現パロ大学生×大学教授の書き出し供養 残りは気が向いたら 同棲中だけど周囲には秘密♡なテンプレです「晋作、後で話があります。今晩は空けておいてくださいね」
え、と高杉が声に出す間もなく先生―吉田松陰は去っていった。衝撃をそこそこに米粒を口元に残したまま、呆ける姿を誰も見ていなくてよかったと高杉は持ち上げたままの茶碗を殊更ゆっくりと食卓に降ろした。
先生はふしだらである、これは高杉の持論だ。言葉通りの邪な意味でなく、己が総合的にこうだと勝手に思っているところが強い。だって生活力は壊滅しているし、研究の為に研究室に何日も寝泊まりしてしまう。主たる意味合いとして何がいけないのか、と問われればその―豊満な肢体だろうか。
頭一つ小さい体躯におよそ見合わない大ぶりの―西瓜の如き乳房。安産型めいた骨盤の豊かな臀部。いっそ口に出せば社会的に抹殺されそうな女性的魅力に満ち満ちている。
577え、と高杉が声に出す間もなく先生―吉田松陰は去っていった。衝撃をそこそこに米粒を口元に残したまま、呆ける姿を誰も見ていなくてよかったと高杉は持ち上げたままの茶碗を殊更ゆっくりと食卓に降ろした。
先生はふしだらである、これは高杉の持論だ。言葉通りの邪な意味でなく、己が総合的にこうだと勝手に思っているところが強い。だって生活力は壊滅しているし、研究の為に研究室に何日も寝泊まりしてしまう。主たる意味合いとして何がいけないのか、と問われればその―豊満な肢体だろうか。
頭一つ小さい体躯におよそ見合わない大ぶりの―西瓜の如き乳房。安産型めいた骨盤の豊かな臀部。いっそ口に出せば社会的に抹殺されそうな女性的魅力に満ち満ちている。
NaclcaN
DONE⚠️松晋松→→←←←←←←←晋
晋からの猛烈なアプローチを受けつつも教え子に手を出すわけにいかないので、なんとか言いくるめて帰そうとする先生だけど、晋の舌足らずな「せんせぇ…」に不意打ちを喰らって動揺しちゃうところは1億回見たいので描きました
この後の展開、壁になって観察したい
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DONE長晋ワンライ過去お題使用させていただきました。
第60回「朝寝」 うっすらとしたまどろみの中、微かに視界に映る紅色を捉える。煩わしさにそれを避けて目の前の白い布に顔を埋める。頭を逸らして避けたはずのそれは再度垂れ下がり、再度頭を振ってぐりぐりと白い布に顔を押しつけた。ふと、柔らかさを感じると想定していた眼前の布が随分と骨身あることに気がついた。その違和感に無精にも閉じかけていた瞼を上げる。視界には想像通りの白い布、と赤い髪。想像と違ったのは、白い布が枕や布団と思うには角張っていることと、赤髪の濃さだ。自身の髪だと思っていたそれが隣で横になっている男のものであると認識するのに数秒かかった。
「・・・・・・」
朝が弱い自覚はない。けれど昨夜の記憶から飲み込みきれない状況に、寝そべったまま右手で自身の前髪を掴む。並べて見比べるとはっきりと色が違う。見紛うたのは寝ぼけ眼であったことと戸の隙間から入る朝日に照らされた故だろう。
1757「・・・・・・」
朝が弱い自覚はない。けれど昨夜の記憶から飲み込みきれない状況に、寝そべったまま右手で自身の前髪を掴む。並べて見比べるとはっきりと色が違う。見紛うたのは寝ぼけ眼であったことと戸の隙間から入る朝日に照らされた故だろう。
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PROGRESS晋松。間に合えば5月にうっすい本で出るかも?首への執着の話
「先生。僕、先生の首が欲しかったんです」
寝室に潜り込んできては、私の寝首を掻こうとする晋作を殴り飛ばす事数十回。
英霊になったとは言えども、そろそろ手が痛くなってきた事を理由に晋作の私の首への執着する理由を探す事にした。
私の首を欲しがる晋作は、例えるなら無い物をねだる子供の様な感情と言える。
飴を買って貰えない子供が、あれが欲しいとねだっている。
そんな感情だと言えるのかもしれない。
生前の晋作はまともとは言えなかったが、人の首を欲しがる事はなかったと思う。
ただ武士である以上は、首が欲しい気持ちがあるのは仕方がない事なのかもしれない。
だが私の首への執着は、武士のそれからは大きく外れていた。
「確か晋作は彼の地を拓く前に、戊辰聖杯に参加していたな」
952寝室に潜り込んできては、私の寝首を掻こうとする晋作を殴り飛ばす事数十回。
英霊になったとは言えども、そろそろ手が痛くなってきた事を理由に晋作の私の首への執着する理由を探す事にした。
私の首を欲しがる晋作は、例えるなら無い物をねだる子供の様な感情と言える。
飴を買って貰えない子供が、あれが欲しいとねだっている。
そんな感情だと言えるのかもしれない。
生前の晋作はまともとは言えなかったが、人の首を欲しがる事はなかったと思う。
ただ武士である以上は、首が欲しい気持ちがあるのは仕方がない事なのかもしれない。
だが私の首への執着は、武士のそれからは大きく外れていた。
「確か晋作は彼の地を拓く前に、戊辰聖杯に参加していたな」
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DONE長晋3本目特異点SAITAMA以来の遭遇をカルデアで果たした二人が、最終的に二人で深夜にラーメン食べる話。
二度目のラーメンも優しさの味がした。「うわっ」
カルデア内の曲がり角、何か面白いことでも思いつかないかと当てもなく歩いていた昼下がり。角から現れた大男とぶつかる寸前で一歩足を引いた。カルデア内はもっと巨体の、人だかそうじゃないんだかなものも多いが高杉の知っている基準では十分大男に入る人物が角から顔を出した。
反射的に出た声は何もぶつかりそうになったからだけではない。真っ赤な髪との境目がわからなくなるほど血濡れた顔や鎧。その装いに少なからず驚きを得たからだった。
「一応聞くがそれは全て返り血か?」
一体どこまでが返り血でどこからが彼の血なのかまるで判別がつかない装いの彼に声をかける。彼の逸話を聞く限りでは全て返り血でも不思議ではない。ましてやマスターとのシミュレーション帰りであるならば治療もせずに廊下を闊歩しているわけもなかろうことは予想ついていた。気に留めるほどでもないと思いつつ、それでも声をかけてしまったのは、認識した手前無視するのもどうなのかという気持ちと、幾ばくかの興味。SAITAMAで初めて出会った彼のことを少しばかり気にかけていた。あわよくばもう少し話してみたいとも思っていたのだ。
5075カルデア内の曲がり角、何か面白いことでも思いつかないかと当てもなく歩いていた昼下がり。角から現れた大男とぶつかる寸前で一歩足を引いた。カルデア内はもっと巨体の、人だかそうじゃないんだかなものも多いが高杉の知っている基準では十分大男に入る人物が角から顔を出した。
反射的に出た声は何もぶつかりそうになったからだけではない。真っ赤な髪との境目がわからなくなるほど血濡れた顔や鎧。その装いに少なからず驚きを得たからだった。
「一応聞くがそれは全て返り血か?」
一体どこまでが返り血でどこからが彼の血なのかまるで判別がつかない装いの彼に声をかける。彼の逸話を聞く限りでは全て返り血でも不思議ではない。ましてやマスターとのシミュレーション帰りであるならば治療もせずに廊下を闊歩しているわけもなかろうことは予想ついていた。気に留めるほどでもないと思いつつ、それでも声をかけてしまったのは、認識した手前無視するのもどうなのかという気持ちと、幾ばくかの興味。SAITAMAで初めて出会った彼のことを少しばかり気にかけていた。あわよくばもう少し話してみたいとも思っていたのだ。
Cherry_7396
DOODLEベッタベタに甘いのが書きたかった。SSです。デア軸の長晋
思っていたのと違った場合の対処法 高杉晋作という人間は、恋人ができたらベタベタにいちゃつきたいタイプである。構いたいし構ってほしい。二人きりになるとくっついていたい。手を繋ぎたいし抱きつきたい。すぐに別れるカップルみたいなことをしたい。
しかし、ここで問題が一点。高杉が恋をして惚れてしまった相手はまさかの森長可であった。森長可である。バーサーカーらしく戦闘大好き森長可である。恋だの愛だのより血だの首だのの森長可である。
高杉はそれならばと片想いを楽しむことにした。したのだが。この森長可、ちゃんと人の心があったらしい。具体的には愛だの恋だのという情緒があったらしい。
何故ならば。何の奇跡か高杉は森長可と恋人になっているからだ。
まさに青天の霹靂。明日は土砂降りかな。なんて失礼なことを思ってしまうのは許してほしい。そのくらい森長可と恋人というのは対極に位置していると高杉は思っていた。
2011しかし、ここで問題が一点。高杉が恋をして惚れてしまった相手はまさかの森長可であった。森長可である。バーサーカーらしく戦闘大好き森長可である。恋だの愛だのより血だの首だのの森長可である。
高杉はそれならばと片想いを楽しむことにした。したのだが。この森長可、ちゃんと人の心があったらしい。具体的には愛だの恋だのという情緒があったらしい。
何故ならば。何の奇跡か高杉は森長可と恋人になっているからだ。
まさに青天の霹靂。明日は土砂降りかな。なんて失礼なことを思ってしまうのは許してほしい。そのくらい森長可と恋人というのは対極に位置していると高杉は思っていた。
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DONE【現パロ】待ち合わせは学校で/高雅(Fate)高杉の学校へ雅さんが迎えにくる話。おうのさんだったり、龍馬さんお竜さん以蔵さんや阿国さんも出てきますがお竜さんと阿国さんはセリフなしです
【現パロ】待ち合わせは学校で『本日はお迎えに上がります』
そんな雅からのメッセージに僕は情けないことに椅子から転げ落ちるのだった。
***
「本当に悪い!今日ばかりは寄り道していられないんだ!」
そう言って校則だとか気にしている暇もなく廊下も走って急いで外靴に履き替え校門へと向かう。予想通り、雅は好奇の目に晒されていた。女子校の制服を着た可憐な美女なんてそりゃもう気になってしまうというものだったが雅が僕のものだと示すためにも雅の元へと駆け出す。
「雅!」
「晋ちゃん遅い!」
そう僕に言うのはおうのだ。雅の腕に自身の腕を組ませていてそれに雅は困ったように笑っている。どうやらおうのが側についていたからこそみんなは見ているだけに努めているように見えた。
1453そんな雅からのメッセージに僕は情けないことに椅子から転げ落ちるのだった。
***
「本当に悪い!今日ばかりは寄り道していられないんだ!」
そう言って校則だとか気にしている暇もなく廊下も走って急いで外靴に履き替え校門へと向かう。予想通り、雅は好奇の目に晒されていた。女子校の制服を着た可憐な美女なんてそりゃもう気になってしまうというものだったが雅が僕のものだと示すためにも雅の元へと駆け出す。
「雅!」
「晋ちゃん遅い!」
そう僕に言うのはおうのだ。雅の腕に自身の腕を組ませていてそれに雅は困ったように笑っている。どうやらおうのが側についていたからこそみんなは見ているだけに努めているように見えた。
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MOURNINGたぶん、晋松。首に執着を見せる高杉と全く気付いてない先生の話。短いけど和鯖は、隠れクラス全員バーサーカーと思ってる。例えばの話をしよう。
もし、僕が先生の斬首場に居たとしよう。
転がり落ちる先生の首が、大衆の目に晒される前にそのまま持ち帰ったとしたら。
「そうしたら、僕の宝具になったのかな」
足下に倒れている蘭丸君を見下ろしながら、彼が大事に抱えていた信長公の首が入った桐箱に手を伸ばす。
まだ抵抗するのか、桐箱から離れない手を無理矢理剥がした。
気持ちは良く分かるから、これ以上君を傷付ける事はしないさ。
「か、えせ、らんまる、の、たいせつな」
「君も疲れただろうし、もう休みなよ」
首だけは取らないでおこうと思ったけど、こればかりは仕方ない。
刀を振り下ろして、彼の首を斬り落とす。
薄い皮膚から薄い肉、そして血管、気管、骨を切り裂いていく感覚にすっと目を細めた。
777もし、僕が先生の斬首場に居たとしよう。
転がり落ちる先生の首が、大衆の目に晒される前にそのまま持ち帰ったとしたら。
「そうしたら、僕の宝具になったのかな」
足下に倒れている蘭丸君を見下ろしながら、彼が大事に抱えていた信長公の首が入った桐箱に手を伸ばす。
まだ抵抗するのか、桐箱から離れない手を無理矢理剥がした。
気持ちは良く分かるから、これ以上君を傷付ける事はしないさ。
「か、えせ、らんまる、の、たいせつな」
「君も疲れただろうし、もう休みなよ」
首だけは取らないでおこうと思ったけど、こればかりは仕方ない。
刀を振り下ろして、彼の首を斬り落とす。
薄い皮膚から薄い肉、そして血管、気管、骨を切り裂いていく感覚にすっと目を細めた。
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DONE基本的にぐだを気にかけてる社長とぐだの話。長晋はおまけ程度だけど社長の思惑としては別におまけではない。二兎追って結果だけ残った。
また会える日を待ち続ける。「ここって写真機があるのか?」
第一声。身支度を終えた藤丸がさぁ食堂へとドアを向いたタイミング。ノックも無しに扉を開いたサーヴァントからの問いだった。
「おはようございます・・・・・・? どうしたんですか朝から」
扉を開けたサーヴァント、高杉晋作は無遠慮にマイルームへ足を踏み入れる。長く垂れた白い袖と梅色の髪が揺れた。
「ああ、おはよう。さっき首から携帯型写真機を下げている長髪の男を見かけたんだが」
「ゲオルギウス先生のことです?」
カメラを持ち歩いているサーヴァントで真っ先に思い浮かぶのは一人だ。長髪であるのなら十中八九ゲオルギウスのことだろう。
「うーん、他にもあったかな」
ゲオルギウスの持つカメラは過去に藤丸が渡した物だ。元はカルデアの備品であるそれの在庫状況は把握していない。
3522第一声。身支度を終えた藤丸がさぁ食堂へとドアを向いたタイミング。ノックも無しに扉を開いたサーヴァントからの問いだった。
「おはようございます・・・・・・? どうしたんですか朝から」
扉を開けたサーヴァント、高杉晋作は無遠慮にマイルームへ足を踏み入れる。長く垂れた白い袖と梅色の髪が揺れた。
「ああ、おはよう。さっき首から携帯型写真機を下げている長髪の男を見かけたんだが」
「ゲオルギウス先生のことです?」
カメラを持ち歩いているサーヴァントで真っ先に思い浮かぶのは一人だ。長髪であるのなら十中八九ゲオルギウスのことだろう。
「うーん、他にもあったかな」
ゲオルギウスの持つカメラは過去に藤丸が渡した物だ。元はカルデアの備品であるそれの在庫状況は把握していない。
せんや
DONE晋りょ。「誤解されるんだぞ」とは言わない男。
『自分はわかっている』事にまだ浸ってる
2枚目は色々付け足す前のシンプルなの
※実装前(プロフィール公開前)にペン入れしていたので社長小さめです
※生前は史実通りの身長だったという事で何卒🙇♀️ 2
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DONE結婚しよう、雅。/高雅(Fate)ウェディングドレスを着ることになる雅さんとそんな雅さんに求婚する高杉さんのお話!もっかい求婚とかくっついてるのに告白するみたいなシチュ好きなんです…
結婚しよう、雅。 「クリームヒルトさんはお綺麗ですよね…お召し物もよく似合っていますし」
「あらそう?ありがとう、雅子」
雅子の唐突な言葉にそうクリームヒルトは返す。そしてクリームヒルトは笑みを浮かべた。
「…この服、気になる?」
「えっ、あ、いえ…いや、違わないといえば違わないんですけど!その、西洋の服に興味があって……っ」
そう言って雅子は顔を赤く染めた。
「それならミスクレーンのとこに行きましょう。前から雅子に服を着せたいと言っていたし初回はサービス無料らしいし」
「え、あのっ…!」
「ほら、行くわよ!」
ぐいぐいと手を引かれ私はクリームヒルトさんと共にミスクレーンさんの工房へお邪魔することになったのだったーー。
***
あれ?と首を傾げる。当たり前と思っているわけではないが大抵雅が出迎えてくれない時は何かある。そう思った僕は足を進め雅を探し出す。
1776「あらそう?ありがとう、雅子」
雅子の唐突な言葉にそうクリームヒルトは返す。そしてクリームヒルトは笑みを浮かべた。
「…この服、気になる?」
「えっ、あ、いえ…いや、違わないといえば違わないんですけど!その、西洋の服に興味があって……っ」
そう言って雅子は顔を赤く染めた。
「それならミスクレーンのとこに行きましょう。前から雅子に服を着せたいと言っていたし初回はサービス無料らしいし」
「え、あのっ…!」
「ほら、行くわよ!」
ぐいぐいと手を引かれ私はクリームヒルトさんと共にミスクレーンさんの工房へお邪魔することになったのだったーー。
***
あれ?と首を傾げる。当たり前と思っているわけではないが大抵雅が出迎えてくれない時は何かある。そう思った僕は足を進め雅を探し出す。
rinrinringo211
DOODLE長晋|心持ち幾許か。(https://poipiku.com/1197214/8549679.html の別日)3枚目はアイラブユーとアイキルユーについての蛇足 3
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DONE【現パロ】線香花火/高雅(Fate)学パロ高校生他校で付き合ってる高雅です!
【現パロ】線香花火 『線香花火をしよう』
部屋の隅で忘れられたように残っていた線香花火。僕はそれを夏休み最後の逢瀬の口実として使い雅は可愛いらしい純白のワンピースと薄手のカーディガンを羽織って現れた。僕じゃなかったらそのまま襲ってしまっていたところだと思いながら本能を押し殺して片手を上げて雅を招いた。
「前に学校の男連中でやったんだが男でやると線香花火に手をつけることはなくてね」
「そういうものですか?」
「そういうものだよ。でも、残っているの見つけてさ雅とやれたらな〜って思ってたから来てくれてよかったよ」
肩がくっつくほどの距離で雅は線香花火の先の火を見つめている。嬉しそうな幸せそうな顔だった。
「私、線香花火って好きなんです」
1520部屋の隅で忘れられたように残っていた線香花火。僕はそれを夏休み最後の逢瀬の口実として使い雅は可愛いらしい純白のワンピースと薄手のカーディガンを羽織って現れた。僕じゃなかったらそのまま襲ってしまっていたところだと思いながら本能を押し殺して片手を上げて雅を招いた。
「前に学校の男連中でやったんだが男でやると線香花火に手をつけることはなくてね」
「そういうものですか?」
「そういうものだよ。でも、残っているの見つけてさ雅とやれたらな〜って思ってたから来てくれてよかったよ」
肩がくっつくほどの距離で雅は線香花火の先の火を見つめている。嬉しそうな幸せそうな顔だった。
「私、線香花火って好きなんです」
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DONE火打ち石/高雅(Fate)👹滅だったり大河だったりでおなじみの火打ち石を雅子さんが高杉さんに対してやってほしい~~~~~!!!!という願望の話
火打ち石 「晋作様!」
そろそろレイシフトしようかと言う時に僕の元に雅がやってくる。
「そろそろご出立ですか?」
「まあね」
「マスター様から今日初めて前線に立つとお聞きしました。」
「ああ、そう!そうなんだよ!まあ、僕も?レベルも上がったし強くもなったし君が心配するようなことは起こらないさ」
「でも…古風なやり方ではありますが、見送りたくて。」
そういって雅は懐から火打ち石を取り出しカッカッ、と音を鳴らせた。
「ご武運を。お帰りを心よりお待ちしています」
そう言って深々と雅は頭を下げる。
「ああ、言ってくる」
そう言いながらも懐かしさを感じていた。生前、長く家を空ける僕だったが家を空けるたびにこうして雅は見送りに来てくれたものだ。雅がこうやって火打ち石を鳴らして見送ってくれるのがいつも嬉しく思っていたものだ。凛とした眼差し。あの瞳が僕を射抜いて離さず、そんな瞳が閨では僕との夜では激しさを増す。それが嬉しくて好きだったことをお思い出した。
1015そろそろレイシフトしようかと言う時に僕の元に雅がやってくる。
「そろそろご出立ですか?」
「まあね」
「マスター様から今日初めて前線に立つとお聞きしました。」
「ああ、そう!そうなんだよ!まあ、僕も?レベルも上がったし強くもなったし君が心配するようなことは起こらないさ」
「でも…古風なやり方ではありますが、見送りたくて。」
そういって雅は懐から火打ち石を取り出しカッカッ、と音を鳴らせた。
「ご武運を。お帰りを心よりお待ちしています」
そう言って深々と雅は頭を下げる。
「ああ、言ってくる」
そう言いながらも懐かしさを感じていた。生前、長く家を空ける僕だったが家を空けるたびにこうして雅は見送りに来てくれたものだ。雅がこうやって火打ち石を鳴らして見送ってくれるのがいつも嬉しく思っていたものだ。凛とした眼差し。あの瞳が僕を射抜いて離さず、そんな瞳が閨では僕との夜では激しさを増す。それが嬉しくて好きだったことをお思い出した。
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DONE僕だけの音/高雅(Fate)雅子さんが勝手に琴や三味線や舞ができる設定にしてます。書きたくて!つい!許せってことで
僕だけの音 「おや、雅子さん。お一人ですか?社長は?」
「晋作様はマスター様と共にレイシフトを…」
「ああ!」
合点が言ったように阿国さんは手を叩くとじっと私を見る。
「雅子さん、今…お暇ですか?」
「え、ええ…」
「でしたらその時間、この阿国さんにくださいな」
そう言って私は手を引かれるままどこかへと連れて行かれてしまうのだった。
***
「マスターくん、これで終わりか?今日のノルマは」
「うん、ありがとう!」
「なにいいってことさ」
そう言いながらいつもは出迎えに現れる雅の姿がないことに首を傾げる。そうしてカルデアの中を歩いていると何やら音が聞こえ音のする方ーー、食堂へと向かう。するとそこでは阿国くんが舞い踊りそして雅が真剣といった様子で琴を弾いていた。
1680「晋作様はマスター様と共にレイシフトを…」
「ああ!」
合点が言ったように阿国さんは手を叩くとじっと私を見る。
「雅子さん、今…お暇ですか?」
「え、ええ…」
「でしたらその時間、この阿国さんにくださいな」
そう言って私は手を引かれるままどこかへと連れて行かれてしまうのだった。
***
「マスターくん、これで終わりか?今日のノルマは」
「うん、ありがとう!」
「なにいいってことさ」
そう言いながらいつもは出迎えに現れる雅の姿がないことに首を傾げる。そうしてカルデアの中を歩いていると何やら音が聞こえ音のする方ーー、食堂へと向かう。するとそこでは阿国くんが舞い踊りそして雅が真剣といった様子で琴を弾いていた。
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DOODLE※TS 巷で噂の塾の先生♀と邂逅する晋作少年捏造 親友の久坂くんに誘われたらしい?という記述から妄想 ショタの初恋奪うタイプの先生♀が見たかったんだ…お察しの通り史実ネタから乖離してます注意pagupagu14
DONEあなたが守って/高雅(Fate)支部に上げた【https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19624273】
の続き的なお話です。高杉さんがなよなよというか弱ってます
あなたが守って 夜も更け、交わす愛が深みを増した頃私は思っていたことを口に出した。
「晋様…なぜ、お腹ばかり撫でられるのですか?」
「うん?いやあ、傷が残らなくてよかったなって」
そう言ってまた証をつける。いつも跡は多くの場所につけられているけれど今日はお腹の辺りにつけ、そしてくすぐったく思うほど優しく撫でていた。
「君ってば変なところで思い切りがいいんだもんなあ、困ったよ。僕の気持ちも知りもしないで」
そう言って泣きそうな顔をする。その涙を掬い頬を撫でた。
「私は今、ここにいます。晋様のそばに」
「ああ、うん…そうだね」
それでも不安は解消されないのか私を強く強く抱きしめる。だから私は抱きしめ返しその髪を撫でることしかできない。
973「晋様…なぜ、お腹ばかり撫でられるのですか?」
「うん?いやあ、傷が残らなくてよかったなって」
そう言ってまた証をつける。いつも跡は多くの場所につけられているけれど今日はお腹の辺りにつけ、そしてくすぐったく思うほど優しく撫でていた。
「君ってば変なところで思い切りがいいんだもんなあ、困ったよ。僕の気持ちも知りもしないで」
そう言って泣きそうな顔をする。その涙を掬い頬を撫でた。
「私は今、ここにいます。晋様のそばに」
「ああ、うん…そうだね」
それでも不安は解消されないのか私を強く強く抱きしめる。だから私は抱きしめ返しその髪を撫でることしかできない。
pagupagu14
DONE【現パロ】放課後デート/高雅(Fate)現パロ高雅の放課後デートです。高杉学ランで雅子さんはセーラーなイメージ。高杉はついついクソデカ感情というか嫉妬深くしちゃうわね…まあ史実もそれっぽいしいいか
【現パロ】放課後デート 晋様との待ち合わせ。制服を着たまま待ち合わせ場所の広場で晋様を待つ。手鏡で髪型はおかしくないかと触っていたりそわそわと今か今かと晋様の登場を待ちわびていた。
そして――、
「雅!」
同じく晋様も制服姿のまま片手をあげて私の前に現れる。
「晋様!」
「悪かったね、遅れて」
「いえ、待っていません」
「…ふうん?まあ、そういうことにしておこうか」
きっと晋様は私がかなり前から待っていたことに気づいていたのだろう。そういって含みのある笑い方をする。そして私の手を引いた。
(わ…、)
内心驚きながら少し高い晋様の顔を盗み見る。
「誰かに声はかけられたりはしなかった?」
「していません。…こんな私に声をかける物好きなんていないでしょう」
1011そして――、
「雅!」
同じく晋様も制服姿のまま片手をあげて私の前に現れる。
「晋様!」
「悪かったね、遅れて」
「いえ、待っていません」
「…ふうん?まあ、そういうことにしておこうか」
きっと晋様は私がかなり前から待っていたことに気づいていたのだろう。そういって含みのある笑い方をする。そして私の手を引いた。
(わ…、)
内心驚きながら少し高い晋様の顔を盗み見る。
「誰かに声はかけられたりはしなかった?」
「していません。…こんな私に声をかける物好きなんていないでしょう」